JP4728018B2 - 光反射装置及び該光反射装置を用いた照明装置 - Google Patents

光反射装置及び該光反射装置を用いた照明装置 Download PDF

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Description

本発明は、室内等の照明用として用いられる光反射装置、及び、この光反射装置を用いた照明装置に関する。
照明装置は、室内等の照明に広く用いられているほか、投影装置や表示装置等にも用いられている。これらの照明装置には、一般に、光源が備えられており、この光源の光を効率よく使用するために、光を反射させる反射板等がよく用いられている。この反射板としては、固定されたものや可動可能なもの、或いは、これらの反射板の反射面として、平面状のものから凹面や凸面のもの等、さまざまなタイプが製作され使用されている。これらの中には、光源装置とは別の、独立した反射装置として使用が可能と考えられるものも存在する(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1は、反射ミラーに関するものであり、この反射ミラーは、投影機やレーザーキャビティ等に使用される、焦点距離の可変可能な反射ミラーである。この反射ミラーは、前面が透明で且つ内部に透明な液体を満たした円盤状の容器を備え、この容器の内部に、弾性体で形成された反射板を配設してこの容器の内部を前後に2分し、前室部と後室部とを形成したものである。この反射ミラーは、上記の前室部及び後室部における液体圧力のバランスを変化させることにより、反射板の形状を変化させて、その反射板の焦点距離を変えようとするものである。このような構造を有するこの反射ミラーでは、反射板は、凹面鏡或いは凸面鏡のいずれにも使用可能である。
特開平02−210302号公報
ところで、室内等の照明に用いられる照明装置について考えると、従来の照明装置は、基本的に光源を備えており、この光源の光を直接、照明に用いる直接照明であれ、間接的に照明に用いる間接照明であれ、部屋の天井や壁等に固定して用いられる。又、これらの照明装置は、一般に、一旦据え付けられると、構造上、光源から放射される光の方向が定まってしまい、変更することは容易ではない。又、照明装置の据え付け後は、移動するのはおろか、照明装置の向きさえ変更するのも容易ではない。
ところが、最近、室内の照明に対する関心が高まっており、効率よく照明することもさることながら、照明がもたらす雰囲気を重視する傾向が広がっている。このため、バラエティに富んだ照明装置が求められており、例えば、光の反射を積極的に照明に取り入れると共に、光を反射する反射面の形状を変化させることで照明効果を変化させるような照明装置が求められている。しかも、家庭用にこれらの照明装置が使用可能であるためには、コストや操作性の観点から、シンプルな構造であることが望ましい。
しかし、従来の照明装置では、上述したように、構造的に、光源から放射される光の方向が定まってしまい、これを変更することは容易ではなく、又、照明装置の向きを変えるのも容易ではない。まして、光を反射する反射面の形状を変化させることで照明効果を変化させる等は、望むべくもない状況である。
この点、上述した特許文献1に記載の反射ミラーを、室内等の照明に応用することも考えられる。しかし、特許文献1に記載の反射ミラーは、上述したように、構造が複雑であり、採用するのは躊躇せざるを得ない。
そこで、この発明は、上記のような状況に対処するためになされたものであって、光の反射を積極的に照明に取り入れると共に、光を反射する反射面の形状を変化させることで照明効果を変化させることができ、しかも、コストや操作性の観点から、シンプルな構造の照明用の光反射装置、及び、この光反射装置を用いた照明装置を提供しようとするものである。
本発明の光反射装置は、柔軟性と伸縮性とを有すると共に、前面の表面が光反射性を有する反射膜と、前面に開口面を備え、該開口面を閉塞するように反射膜が該開口面に張設されると共に、該反射膜で密閉された内部空間が形成される容器と、容器の内部空間に、気体又は液体である流体を、その量が増減可能に充填する充填手段と、を備えている。
この光反射装置は、上記の充填手段により、容器の内部空間に充填される流体の量を変化させることにより、反射膜の形状が、前後方向に最も凹んだ状態から平坦な状態を介して最も突出した状態に変化する過程における任意の形状に、可変可能であることを特徴としている。
この光反射装置によれば、前面の表面が光反射性を有する反射膜を備えており、この反射膜に光を照射することにより、反射膜で反射する光を照明に使用することができる。又、反射膜の形状として、前後方向に最も凹んだ状態から平坦な状態を介して最も突出した状態に変化する過程における任意の形状にすることができるので、反射膜の形状を、凸状や、平坦状、或いは、凹状に変化させることができる。従って、反射膜で反射する光を照明に使用する際、光を反射する反射面の形状の変化により、照明効果が変化するのを可能にすることができる。又、この光反射装置は、反射膜を備えた容器の内部の気体又は液体である流体の量の増減のみで、反射膜の形状を変化させることができる構造であり、シンプルな構造であるので、コストや操作性の観点でも優れている。
上記の光反射装置において、反射膜の形状が、前後方向に最も凹んだ状態、又は、最も突出した状態、若しくは、その双方を検知する検知手段を備えると共に、上記の充填手段が、該検知手段の出力信号により、流体の最小量、又は、最大量、若しくは、その双方を制御するようにするのが好ましい。
このようにすることにより、反射膜の形状が、前後方向に最も凹んだ状態から更に凹んだ状態になったり、或いは、最も突出した状態から更に突出した状態になるのを防止することができる。従って、反射膜が最も凹んだ状態から更に凹んだ状態や、最も突出した状態から更に突出した状態になることで生じる反射膜の破損等を、防止することができる。
又、上記の光反射装置において、流体は、空気とするのが好ましい。空気は流体として取り扱いやすいので、容器の内部空間に流体を充填する充填手段の構造をシンプルにすることができ、充填手段の製作や操作を容易にすることができる。
又、上記の光反射装置において、反射膜が向く方向が変化するように、容器の向きを変化させる容器姿勢可変手段を備えるようにしてもよい。このようにすることにより、光反射装置の向きを自由に変更することができ、反射膜の形状を変化させるのみならず、反射膜の向きを変化させることで、更に、照明効果を多様に変化させることができる。
又、上記の光反射装置において、反射膜として、柔軟性と伸縮性とを有するシートの表面に、粒状物質を付着させたシートを用いるようにしてもよい。或いは、柔軟性と伸縮性とを有する可逆性反射シートで形成された反射膜を用いるようにしてもよい。可逆性反射シートとは、反射シートに照射された光が、この照射された方向と同じ方向に向けて反射するような反射シートをいう。これらのシートを用いることにより、反射効率を向上させることができる。
次に、上記の光反射装置を用いた本発明の照明装置について説明する。本発明の照明装置は、上記の光反射装置の反射膜に光を照射すると共に、該反射膜の反射光が、照明に用いられることを特徴とする照明装置である。
この光反射装置の反射膜に照射される光は、複数の異なる方向から照射されるようにしてもよい。又、光の少なくとも一つは、太陽光、又は、月光とするようにしてもよい。このようにすることにより、バラエティに富んだ照明を実現することができる。
通常、上記の光反射装置の反射膜に照射される光は、人工的に形成された照射用光源により発光される光が用いられる。この光源は、ランプ、又は、LED、若しくは、その組み合わせで構成されるのが一般的である。
又、上記の照射用光源としては、該照射用光源の発光色が可変可能であるものを用いるようにしてもよい。このようにすることにより、バラエティに富んだ照明を実現することができる。
上記の照明装置において、照射用光源以外の独立照明用光源を、光反射装置に備えるようにしてもよい。このようにすることにより、独立照明用光源による放射光と、光反射装置による反射光とを組み合わせて使用することができ、バラエティに富んだ照明を実現することができる。
又、上記の照明装置としては、独立して設置される別個の装置である照射用光源と、光反射装置とを組み合わせて構成するようにしてもよい。或いは、照射用光源と光反射装置とを、独立して設置されるボディに共に備えて構成するようにしてもよい。
本発明によれば、光反射装置は、表面が光反射性を有する反射膜を備えており、この反射膜に光を照射することにより、反射膜で反射する光を照明に使用することができる。又、反射膜の形状として、前後方向に最も凹んだ状態から平坦な状態を介して最も突出した状態に変化する過程における任意の形状にすることができるので、反射膜の形状を、凸状や、平坦状或いは、凹状に変化させることができる。従って、反射膜で反射する光を照明に使用する際、光を反射する反射面の形状の変化により照明効果が変化するのを可能にすることができる。又、この光反射装置は、反射膜を備えた容器の内部の気体又は液体である流体の量の増減のみで、反射膜の形状を変化させることができる構造であり、シンプルな構造であるので、コストや操作性の観点でも優れている。
又、上記の光反射装置を用いた照明装置は、光反射装置の反射膜の形状を、凸状や、平坦状、或いは、凹状に変化させることができ、そのため、光を反射する反射面の形状の変化により照明効果が変化するのを可能にすることができる。又、上記の光反射装置の反射膜が向く方向が変化するように、容器の向きを変化させることができ、光反射装置の全体の向きを自由に変更することができる。従って、反射膜の形状を変化させるのみならず、反射膜の向きを変化させることで、照明効果を多様に変化させることができる。
又、上記の光反射装置を用いた照明装置では、光反射装置の反射膜に照射する光を複数の異なる方向から照射したり、照射する光をランプやLED等の人工的に形成された光源のみならず太陽光や月光としたりすることができる。或いは、人工的に形成された光源の場合に、この光源の発光色を可変可能にしたり、更には、照射用光源以外の独立照明用光源を、光反射装置に備えて、独立照明用光源による放射光と光反射装置による反射光とを組み合わせたりすることができる。従って、これらの種々の態様が可能であることにより、バラエティに富んだ照明を実現することができる。
以下、本実施の形態における照明装置について、図面を参照しながら詳しく説明する。
<実施の形態1>
実施の形態1における照明装置は、光反射装置と照光装置とで構成される。図1は、光反射装置1を下方から見た平面図であり、図2は、図1におけるA―A断面図である。又図3は、光反射装置1及び照光装置2を室内5に設置した状態を示した説明図であり、図4は、光反射装置1の制御回路図である。
光反射装置1は、膜取付容器部11と、本体部12と、回動部13とで構成され、室内5の天井5aに取付て使用される。尚、課題を解決するための手段における前述の説明中の前後方向は、この光反射装置1の説明では、上下方向に相当し、正確には、前方向が下方向に、後方向が上方向に相当する。
本体部12は、上端及び下端が開口しており、中空で下方に窄んだ略円筒形の本体部周側壁12aと、本体部12の内部を上下に水平に仕切る本体部仕切板12cと、この本体部仕切板12cの下方に設けられた円板載置片12bと、本体部12の上端部に設けられた本体部取付鍔片12dとで構成されている。この本体部12の材質には、金属や樹脂等が用いられる。円板載置片12bは、ドーナツ状をしており、本体部周側壁12aの内周壁沿って本体部仕切板12cと平行に設けられており、この内周壁に固着されている。又、上記の光反射装置1は、本体部取付鍔片12dの上面を室内5の天井5aに当接させて、取付ネジ18でこの天井5aに固定して取付られる。
回動部13は、円形で水平な板状の回動円板13aと、この回動円板13aの中心に上方に向けて垂設され垂直に配置された垂直芯棒13cと、この垂直芯棒13cの上端に設けられた回動用平ギア13dと、回動円板13aの下面に設けられた容器支持片13bとで構成されている。この回動部13の材質には、金属や樹脂等が用いられる。容器支持片13bは、下方に突出したU字形の板状で、回動円板13aの下面中央部から下方に向けて垂設されている。この容器支持片13bは、回動部13と後述する膜取付容器部11との連結に用いられる。又、垂直芯棒13cは垂直に配設されており、回動円板13aに固着されると共に、回動用平ギア13dにも固着されている。従って、回動用平ギア13dが回動用平ギア13dの中心、即ち、垂直芯棒13cの軸心を中心にして回動すると、回動円板13aも垂直芯棒13cと共に回動する。
この垂直芯棒13cは、本体部12の本体部仕切板12cの中心部に上下に貫通して設けられた円板芯棒孔12eに、回動自在に挿着されると共に、垂直芯棒13cの先端の回動用平ギア13dは、本体部12の本体部仕切板12cと本体部周側壁12aとで囲まれて形成される本体部上空間12h内に突出して配置される。又、回動円板13aは、本体部12の本体部周側壁12aと本体部仕切板12c及び円板載置片12bで囲まれて形成される本体部中空間12gに、遊動自在に装着されており、本体部12の円板載置片12bの上面上を滑りながら回動する。
本体部12の本体部仕切板12cの上面上には、回動部13の回動円板13aを回動させるための回動用モータ(M2)16が備えられている。この回動用モータ16の回動用モータ芯棒16aの先端には、回動用ウオームギア16bが備えられており、この回動用ウオームギア16bが、回動円板13aの垂直芯棒13cの先端に取付けられた回動用平ギア13dと歯合している。そのため、回動用モータ16を回転させることにより、回動部13の回動円板13aを回動させることができる。この回動円板13aには、容器支持片13bを介して膜取付容器部11が連結されるので、回動用モータ16により、回動部13の垂直芯棒13cを中心にして、膜取付容器部11を水平な状態で回動させることができる。
回動部13の回動円板13aには、その上面上の周端部付近に、限界スイッチ用突起13eが上向きに突出して備えられている。又、本体部12の本体部仕切板12cの下面には、その本体部周側壁12a寄りに、回動円板13aの回動により上記の限界スイッチ用突起13eが進行して押圧することでONされる正方向回動限界スイッチ16cと逆方向回動限界スイッチ16dとが、互いに回動円板13aの中心を挟んで対向する位置に設けられている。これらの正方向回動限界スイッチ16cと逆方向回動限界スイッチ16dは、回動部13の回動円板13aの正方向回動及び逆方向回動を最大180度に規制するためのものである。
膜取付容器部11は、下端が開口しており、この下端の開口面に張設された反射膜11aと、上端に備えられた取付容器天板11cと、取付容器天板11cの上面に設けられた容器取付片11dと、膜取付容器部11の外周面を形成する取付容器周側壁11bとで構成されている。この膜取付容器部11の材質には、反射膜11aを除いて、金属や樹脂等が用いられる。取付容器周側壁11bは、外観が、下方に突出した半円球状の頂部の部分が削り取られたような形状で、下方に窄んだ中空の円筒形をしている。容器取付片11dは、上方に突出したU字形の板状で、取付容器天板11cの上面中央部に固着されると共に、上方に向けて垂設されている。この容器取付片11dは、上述した回動部13の容器支持片13bに連結され、回動部13に対して膜取付容器部11を傾斜させるのに用いられる。
即ち、この容器取付片11dは、水平に配置された水平芯棒11eを介して、回動部13の容器支持片13bと回動自在に連結され、この水平芯棒11eの先端には、傾斜用平ギア11fが備えられている。又、水平芯棒11eは、容器取付片11dに固着されると共に傾斜用平ギア11fにも固着されている。従って、傾斜用平ギア11fが、傾斜用平ギア11fの中心、即ち、水平芯棒11eの軸心を中心にして回動すると、容器取付片11dも回動する。すると、これに伴って、容器取付片11dが固着されている取付容器天板11cも回動するので、容器取付片11dを構成要素の一部とする膜取付容器部11が、水平芯棒11eの軸心を中心に回動する。即ち、膜取付容器部11は、この回動により、水平芯棒11eの軸心を中心にして水平状態から傾斜することになる。
上記の傾斜用平ギア11fは、次のようにして回動される。即ち、回動部13の回動円板13aの下面には、傾斜用モータ(M1)15が備えられている。この傾斜用モータ15の傾斜用モータ芯棒15aの先端には、傾斜用ウオームギア15bが備えられており、この傾斜用ウオームギア15bが、膜取付容器部11の容器取付片11dに固着された水平芯棒11eの先端の傾斜用平ギア11fと歯合している。そのため、傾斜用モータ15を回転させると傾斜用平ギア11fが回動する。この傾斜用平ギア11fが回動すると、上述したように、膜取付容器部11を、水平芯棒11eを中心に回動させることができるので、膜取付容器部11を、水平芯棒11eを中心にして水平状態から傾斜させることができる。
本体部12の本体部周側壁12aの内周壁面上には、上記の傾斜により、取付容器天板11cの上面の端部が進行して押圧することでONされる正方向傾斜限界スイッチ15cと逆方向傾斜限界スイッチ15dとが、互いに水平芯棒11eを挟んで対向する位置に備えられている。この正方向傾斜限界スイッチ15cと逆方向傾斜限界スイッチ15dは、膜取付容器部11の最大傾斜角度を規制するためのものである。
膜取付容器部11は、上記の傾斜用モータ(M1)15により行われる、水平芯棒11eを中心に膜取付容器部11を水平状態から傾斜させる動作と、上述した回動用モータ(M2)16により行われる、垂直芯棒13cを中心に膜取付容器部11を回動させる動作とを組み合わせることとにより、膜取付容器部11の向く方向を自由に制御することができる。
膜取付容器部11の下端の開口には、反射膜11aが張設されているが、この反射膜11aは柔軟性と伸縮性とを有していると共に、反射膜11aの表面、即ち、反射膜11aの下面が光反射性を有している。この反射膜11aの材質としては、シート状のゴム等が用いられる。又、反射膜11aの表面に光反射性を備えるために、例えば、反射膜11aの表面に、光を反射しやすいように、透明な樹脂等で成型された光沢を有する小さな球状の粒状物質を付着する。反射膜11aとしては、このほか、柔軟性と伸縮性とを有する可逆性反射シートを用いてもよい。可逆性反射シートとは、反射シートに照射された光が、この照射された方向と同じ方向に向けて反射するような反射シートをいう。
反射膜11aは、上述したように柔軟性と伸縮性とを有しており、取付容器天板11cと、取付容器周側壁11b、及び、反射膜11aとで囲まれて形成される容器内部空間11g内の空気の量を、増大させたり減少させたりすることで、反射膜11の形状を変化させることができる。即ち、反射膜11aは、膜取付容器部11の下端の開口に張設されているので、反射膜11aは、全周端に渡って、膜取付容器部11の取付容器周側壁11bの前端で固定されている。
この状態で、膜取付容器部11の容器内部空間11g内の空気の量を増大させると、容器内部空間11g内の空気の圧力、即ち、気圧が高くなるので、容器内部空間11g内の空気は、膜取付容器部11の外部の気圧と等しくなるように膨張する。この結果、反射膜11aの最初の形状が凹んだ状態の場合は、反射膜11aが平板状になるまでは、反射膜11aを収縮させ、その後、反射膜11aを外方向に膨張させる。従って、反射膜11aは、最終的には、下方に突出した半球状の凸形状となる。
又、逆に、膜取付容器部11の容器内部空間11g内の空気の量を減少させると、容器内部空間11g内の気圧が低くなるので、容器内部空間11g内の空気は、膜取付容器部11の外部の気圧と等しくなるように収縮する。この結果、反射膜11aの最初の形状が下方に突出した状態の場合は、反射膜11aが平板状になるまでは、反射膜11aを収縮させ、その後、反射膜11aを内方向に膨張させる。従って、反射膜11aは、最終的には、上方に凹んだ半球状の凹形状となる。
即ち、反射膜11が伸び縮みすることで、反射膜11aの形状を、上下方向に最も凹んだ状態から平坦な状態を介して最も突出した状態に変化する過程における、任意の形状にすることができる。
上述したような、膜取付容器部11の容器内部空間11g内における空気の量の増大や減少は、次のようにして行われる。即ち、回動部13の回動円板13aの下面に、ポンプ(P)14が備えられており、このポンプ14と、膜取付容器部11の容器内部空間11gとは、エアーチューブ14aで結合されている。このため、ポンプ14を駆動することにより、容器内部空間11gの空気の量を増減することができる。
膜取付容器部11には、その取付容器天板11cの下面にセンサ部17が備えられている。このセンサ部17は、反射膜11aが最も凹んだ状態から更に凹んだ状態や、最も突出した状態から更に突出した状態になることで生じる反射膜11aの破損を、防止するのに用いられる。図5は、センサ部17の拡大断面図である。
図5において、このセンサ部17は、センサ筐体17aの内部にシリンダー17bが形成され、シリンダー17b内にピストン17cが内挿されている。ピストン17cの取付容器周側壁11b側には、シリンダー17bの取付容器周側壁11b側の内端面に基端が固定されたスプリング17eが直結され、スプリング17eによりピストン17cが引張られている。ピストン17cの取付容器中心側には、ストリング17dの基端が直結され、このストリング17dは、シリンダー17bの取付容器中心側の内端面に設けられたストリング孔17gを通り、取付容器天板11cの下面に備えられたローラ支持片17fに支持されるローラ17hを介して、ストリング17dの先端が、反射膜11aの内面中央部のストリング接着点17jで反射膜11aに結合されている。従って、反射膜11aの形状が変化すると、ピストン17cがシリンダー17bの中を移動する。
又、シリンダー17bの内面壁には、ピストン17cにより押圧されることでONする凹限界スイッチ17mが取付容器周側壁11b寄りに備えられ、凸限界スイッチ17kが取付容器中心寄りに備えられている。そこで、反射膜11aが最も突出した状態になると、凸限界スイッチ17kがONし、最も凹んだ状態になると、凹限界スイッチ17mがONする。これらの凸限界スイッチ17kや凸限界スイッチ17kのONにより、ポンプ14を停止することにより、反射膜11aが最も突出した状態から更に突出した状態になったり、反射膜11aが最も凹んだ状態から更に凹んだ状態になったりするのを防止することができる。
実施の形態1における照明装置は、上記の光反射装置1と2個の照光装置2とで構成され、光反射装置1は、図3に示すように、室内5の天井5aに取付て使用される。又、2個の照光装置2は、室内5の相対面する壁5b、5bの壁面にそれぞれ1個ずつ取付られて使用される。照光装置2は、光源ホルダー2bを備えており、この光源ホルダー2bに光源2aが取付られる。光源2aには、電球や蛍光灯等のランプが一般に用いられるが、発光ダイオード等を用いてもよい。或いは、これらを組み合わせて用いてもよい。
この照光装置2は、室内5の天井5aに取付られた光反射装置1の反射膜11aの表面に、光源2aの光が照射されるように、光源ホルダー2bの向きが設定される。そのため、照光装置2の光源2aが照射する光が、光反射装置1の反射膜11aで反射され、この反射光により室内5の照明が行われる。
上述したように、実施の形態1における照明装置の光反射装置1は、反射膜11aの形状を、上下方向に最も凹んだ状態から平坦な状態を介して最も突出した状態に変化する過程における任意の形状に制御することができる。又、傾斜用モータ(M1)15により行われる、水平芯棒11eを中心に膜取付容器部11を水平状態から傾斜させる動作と、回動用モータ(M2)16により行われる、垂直芯棒13cを中心に膜取付容器部11を回動させる動作とを組み合わせることとにより、反射膜11aの向く方向も自由に制御することができる。即ち、光反射装置1の反射膜11aの形状及びその向きを自由に変えることができる。例えば、反射膜11aの形状を凹形状とすると、反射膜11aを向けた方向に反射光を集中させることができ、反射膜11aを向けた方向をより明るく照らすことができる。又、反射膜11aの形状を凸形状とすると、反射膜11aを向けた方向を中心にしてその周囲に光を散乱させることができるので、反射膜11aを向けた方向を中心に広く照らすことができる。又、反射膜11aの形状を、平面となるようにすることもできる。
実施の形態1における照明装置の光反射装置1における反射膜11aの形状及びその向く方向の制御は、次のようにして行なわれる。この制御を行なうために、実施の形態1における照明装置は、図3に示すように、室内5の壁5bの壁面に取付られて使用される光反射装置制御ボックス1aを備えている。この光反射装置制御ボックス1aには、3個の中点復帰タイプ形シーソースイッチ、SW1、SW2、及び、SW3が備えられている。図4は、この3個のスイッチを含む光反射装置1の制御回路図であり、電源としては商用電源の交流100Vが用いられている。上記の3個のスイッチは、SW1がポンプ14の正逆制御用、SW2が傾斜用モータ(M1)15の正逆制御用、そして、SW3が回動用モータ(M2)16の正逆制御用である。
図4において、SW1をS1a側に押すと、ポンプ14が膜取付容器部11における容器内部空間11g内の空気の量を増大するように働く。この場合、凸限界スイッチ17kがONするとこの動作を停止する。又、SW1をS1b側に押すと、ポンプ14が膜取付容器部11における容器内部空間11g内の空気の量を減少するように働く。この場合、凹限界スイッチ17mがONするとこの動作を停止する。
又、SW2をS2a側に押すと、傾斜用モータ(M1)15が膜取付容器部11を、図2において、右上がりになるように傾斜させる。この場合、正方向傾斜限界スイッチ15cがONするとこの動作を停止する。又、SW2をS2b側に押すと、傾斜用モータ(M1)15が膜取付容器部11を、左上がりになるように傾斜させる。この場合、逆方向傾斜限界スイッチ15dがONするとこの動作を停止する。
又、SW3をS3a側に押すと、回動用モータ(M2)16が回動部13の回動円板13aを光反射装置1の下方から見て右回りに回動させる。この場合、正方向回動限界スイッチ16cがONするとこの動作を停止する。又、SW3をS3b側に押すと、回動用モータ(M2)16が回動部13の回動円板13aを光反射装置1の下方から見て左回りに回動させる。この場合、逆方向回動限界スイッチ16dがONするとこの動作を停止する。
上記の実施の形態1における照明装置によれば、光反射装置1は、表面が光反射性を有する反射膜11aを備えており、この反射膜11aに照光装置2が発光する光を照射することにより、反射膜11aで反射する光を照明に使用することができる。又、反射膜11aの形状として、上下方向に最も凹んだ状態から平坦な状態を介して最も突出した状態に変化する過程における任意の形状にすることができるので、反射膜11aの形状を、凸状や、平坦状或いは、凹状に変化させることができる。従って、光を反射する反射膜11aの形状の変化により照明効果が変化するのを可能にすることができる。又、この光反射装置1は、反射膜を備えた容器の内部の空気の量の増減のみで、反射膜11aの形状を変化させることができる構造であり、シンプルな構造であるので、コストや操作性の観点でも優れている。
又、光反射装置1の反射膜11aが向く方向が変化するように、膜取付容器部11の向きを変化させることができる。従って、反射膜11aの形状を変化させるのみならず、反射膜11aの向く方向を変化させることで、照明効果を多様に変化させることができる。
上記の実施の形態1における照明装置では、照光装置2の光源2aには、一般に、電球や蛍光灯等のランプや発光ダイオード等がそのまま用いられているが、これらの光源2aの発光色を可変できるようにしてもよい。例えば、ランプの前面に異なる色の複数の色付フイルターを差し替え可能に設けて変化させたり、色の異なる複数の発光ダイオードを用いて異なる色の光を発光させたりするのである。このようにすることにより、バラエティに富んだ照明を実現することができる。
又、上記の実施の形態1における照明装置では、光反射装置1の構造は、反射膜11aの形状の制御及びその向く方向の制御の双方共、ポンプやモータにより自動的に行われる構造であるが、反射膜11aの形状の制御のみをポンプにより自動的に行い、反射膜11aの向きは手動で変更するような構造とするようにしてもよい。或いは、反射膜11aの形状を変えるのも、手押しポンプ等を用いて行うようにしてもよい。或いは、光反射装置1の構造として、反射膜11aの向きは固定すると共に、反射膜11aの形状のみ変更可能な構造とするようにしてもよく、この場合、非常にシンプルな構造とすることができる。
又、上記の実施の形態1における照明装置では、ポンプ14は、光反射装置1に内蔵されているが、光反射装置1からは独立させて、光反射装置1の外部に設けるようにしてもよい。
又、上記の実施の形態1における照明装置では、照光装置2を2個使用しているが、3個以上でもよく、或いは、1個でもよい。又、照光装置2は、室内5の壁5bに取付けられているが、照光装置2をスタンドに取付るようにしてもよい。
又、上記の実施の形態1における照明装置では、光反射装置1における膜取付容器部11の容器内部空間11gに充填されるのは、空気であるが、他の気体、或いは水やオイル等の液体を用いるようにすることもできる。
<実施の形態2>
実施の形態2における照明装置は、実施の形態1と同様、光反射装置と照光装置とで構成される。この内、照光装置は、実施の形態1における照明装置の照光装置2と全く同じである。又、光反射装置も、実施の形態1における照明装置の光反射装置1とほとんど同じである。
図6は、実施の形態2における照明装置に使用される光反射装置20の正面図である。実施の形態2における光反射装置20は、図6から分かるように、実施の形態1における照明装置の光反射装置1において、本体部12の本体部周側壁12aの下端部に、補助照明21を付設したものであり、それ以外は、実施の形態1における照明装置の光反射装置1と全く同じである。
補助照明21は、照明ランプホルダー21bを備えており、この照明ランプホルダー21bに補助照明ランプ21aが取付られる。そして、室内5の照明は、光反射装置20の反射膜11aの反射光と、補助照明21の補助照明ランプ21aが発光する直接光により行われる。そのため、これらの光の組み合わせにより、バラエティに富んだ照明を実現することができる。
<実施の形態3>
実施の形態3における照明装置は、実施の形態1における照明装置において、光反射装置1に照射する光として、太陽光を用いたものである。図7は、この実施の形態3における照明装置の使用状況を表した説明図である。
図7において、室内5の天井5aには、実施の形態1における光反射装置1が取付られている。又、室内5の壁5bには窓5cが設けられており、この窓5cには、太陽光反射装置4が備えられている。この太陽光反射装置4は、反射板4aとこの反射板4aを取付る取付板4bとで構成されている。取付板4bは、中央に太陽光3が通過する方形上の太陽光通過孔4cが設けられた板状であり、反射板4aは、太陽光通過孔4cの下端に接する取付板4bの部分に、室内側に突出するように、且つ、太陽光通過孔4cの下端に接する取付板4bの部分を支点として上下方向に回動可能に取付けられている。又、取付板4bは、窓5cに対して上下に移動可能に取付られている。
実施の形態3における照明装置では、窓5cから入射する太陽光3が、反射板4aで反射される。この反射された反射太陽光3aが光反射装置1の反射膜11aへ照射されるように、取付板4bの窓5cに対する位置決めや、反射板4aの取付板4bに対する取付角度が調整される。
この実施の形態3における照明装置では、光反射装置1に照射する光として、太陽光が用いられるので、バラエティに富んだ照明を実現することができる。又、太陽光に代えて、月光を用いることもできる。
<実施の形態4>
実施の形態4における照明装置は、実施の形態1に用いられている光反射装置と照光装置とを、1つの独立したスタンドに取付たものである。但し、実施の形態4における光反射装置では、反射膜の形状の制御は、実施の形態1に用いられている光反射装置1と同じように行われるが、反射膜の向く方向は、手動で操作する。
図8は、実施の形態4における照明装置30の斜視図である。図8において、照明装置30は、円形で水平な板状の台座31の上面に、その中心から偏心した位置に、円筒状のボディ32が垂設され、ボディ32の両側面上端部から、2本のアーム33が、アーム33の基端部を中心に回動可能に延設され、2本のアーム33の先端に、傘34が、2本のアーム33の先端を中心に回動可能に取付けられている。従って、2本のアーム33及び傘34の位置を、手動により自由に移動させることができる。
傘34の下面は開口していると共に、この開口した下面には、実施の形態1における光反射装置1の反射膜11aと同様の反射膜35が張設されている。又、傘34の内部には、反射膜11aと傘34とで囲まれた閉空間が形成されている。
ボディ32の上端部には、光源収納部36が備えられ、光源収納部36内には、発光ダイオード37が取付られている。この光源収納部36は、光源方向変更レバー36aを備えており、この光源方向変更レバー36aを手動で操作することにより、光源である発光ダイオード37の発光する光が、反射膜35の表面に照射されるように、照射方向を可変することができる。
ボディ32の内部には、図示されていないポンプが内蔵されており、このポンプが、傘34の内部に形成されている傘34と反射膜35とで囲まれた閉空間と、アーム33の内部に配設された図示されていないエアーチューブにより、結合されている。
又、ボディ32の内部には、図示されていない上記のポンプを制御するための回路が内蔵されている。この回路は、ボディ32の表面に設置された反射膜制御スイッチ38である凸面制御スイッチ38aと凹面制御スイッチ38bとに接続され、これらの凸面制御スイッチ38aと凹面制御スイッチ38bを操作することにより、実施の形態1におけるのと同様にして、反射膜35の形状を変化させることができる。
又、ボディ32の表面には、電源スイッチ39が設置されており、この電源スイッチ39を操作することにより、発光ダイオード37と図示されていない上記のポンプの電源をON、OFFすることができる。
この実施の形態4における照明装置30は、反射膜の向く方向を手動で動かす以外は、上述した実施の形態1における照明装置と同様の作用、効果を有している。
実施の形態1における光反射装置を下方から見た平面図である。 図1におけるA―A断面図である。 実施の形態1における光反射装置及び照光装置を室内に設置した状態を示した説明図である。 実施の形態1における光反射装置の制御回路図である。 実施の形態1における光反射装置に内蔵されたセンサ部の拡大断面図である。 実施の形態2における光反射装置の正面図である。 実施の形態3における照明装置の使用状況を表した説明図である。 実施の形態4における照明装置の斜視図である。
符号の説明
1 光反射装置
1a 光反射装置制御ボックス
2 照光装置
2a 光源
2b 光源ホルダー
3 太陽光
3a 反射太陽光
4 太陽光反射装置
4a 反射板
4b 取付板
4c 太陽光通過孔
5 室内
5a 天井
5b 壁
5c 窓
11 膜取付容器部
11a 反射膜
11b 取付容器周側壁
11c 取付容器天板
11d 容器取付片
11e 水平芯棒
11f 傾斜用平ギア
11g 容器内部空間
12 本体部
12a 本体部周側壁
12b 円板載置片
12c 本体部仕切板
12d 本体部取付鍔片
12e 円板芯棒孔
12f 本体部下空間
12g 本体部中空間
12h 本体部上空間
13 回動部
13a 回動円板
13b 容器支持片
13c 垂直芯棒
13d 回動用平ギア
13e 限界スイッチ用突起
14 ポンプ
14a エアーチューブ
15 傾斜用モータ(M1)
15a 傾斜用モータ芯棒
15b 傾斜用ウオームギア
15c 正方向傾斜限界スイッチ
15d 逆方向傾斜限界スイッチ
16 回動用モータ(M2)
16a 回動用モータ芯棒
16b 回動用ウオームギア
16c 正方向回動限界スイッチ
16d 逆方向回動限界スイッチ
17 センサ部
17a センサ筐体
17b シリンダー
17c ピストン
17d ストリング
17e スプリング
17f ローラ支持片
17g ストリング孔
17h ローラ
17j ストリング接着点
17k 凸限界スイッチ
17m 凹限界スイッチ
18 取付ネジ
20 光反射装置
21 補助照明
21a 補助照明ランプ
21b 照明ランプホルダー
30 照明装置
31 台座
32 ボディ
33 アーム
33a アーム下端支持部
34 傘
34a 傘支持部
35 反射膜
36 光源収納部
36a 光源方向変更レバー
37 発光ダイオード
38 反射膜制御スイッチ
38a 凸面制御スイッチ
38b 凹面制御スイッチ
39 電源スイッチ

Claims (2)

  1. 柔軟性と伸縮性とを有すると共に、前面の表面が光反射性を有する反射膜と、
    前面に開口面を備え、該開口面を閉塞するように前記反射膜が該開口面に張設されると共に、該反射膜で密閉された内部空間が形成される容器と、
    前記容器の内部空間に、気体又は液体である流体を、その量が増減可能に充填する充填手段と、を備えており、
    前記充填手段により、前記容器の内部空間に充填される流体の量を変化させることにより、前記反射膜の形状が、前後方向に最も凹んだ状態から平坦な状態を介して最も突出した状態に変化する過程における任意の形状に、変形可能であり、
    前記反射膜が向く方向が変化するように、前記容器の向きを変化させる容器姿勢可変手段を備えたことを特徴とする光反射装置。
  2. 請求項1に記載の光反射装置の反射膜に光を照射すると共に、該反射膜の反射光が、照明に用いられることを特徴とする照明装置。
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