JPH041781B2 - - Google Patents
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- JPH041781B2 JPH041781B2 JP58248360A JP24836083A JPH041781B2 JP H041781 B2 JPH041781 B2 JP H041781B2 JP 58248360 A JP58248360 A JP 58248360A JP 24836083 A JP24836083 A JP 24836083A JP H041781 B2 JPH041781 B2 JP H041781B2
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Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
本発明は、グラスフアイバー含有ポリプロピレ
ン組成物に関するものである。 グラスフアイバー入りポリプロピレンは、一般
のポリプロピレンに比べて強度が高いこと、熱変
形温度が高いことを、剛性が高いことなどすぐれ
た性質を有するため特に高温にされされる機能部
品の用途に用いられることが多い。しかしなが
ら、表面状態が悪く表面光沢のないこと、平板状
の成形品などで反り、ひねりの変形の起こること
が多いこと、落球衝撃強度が低いことなどから使
用される用途にはかなり制限があるのが欠点であ
つた。 本発明はこれらの問題点を解決するものであ
る。すなわちグラスフアイバー入りポリプロピレ
ンにおいて、耐熱変形温度を保持され、従来の欠
点である落球衝撃強度が実用性のある強度とな
り、表面光沢とひねり変形が改良された組成物を
得ることを目的とするものである。 本発明の組成物は、エチレン1.5〜6%又はエ
チレン1.5〜6%とブテン3〜5%を含み、
MFR20〜250g/10分であるランダム共重合ポリ
プロピレン90〜50重量%、ゴム状物質5〜20重量
%、およびグラスフアイバー5〜30重量%を含有
することを特徴とする。 本発明に使用するランダム共重合ポリプロピレ
ンは、該共重合体中にエチレン1.5〜6%または
エチレン1.5〜6%、ブテン3〜5%を含むプロ
ピレンとのランダム共重合体である、MFRが20
〜250g/10分のものである。このものは一般に
そのままの状態で用いられるが、必要に応じてグ
ラフト共重合処理して用いることもできる。グラ
フト化剤としては、例えば無水マレイン酸等を示
すことができる。グラフト共重合体処理は、ラン
ダム共重合ポリプロピレンに対し光沢度、反り変
形、落球衝撃などの改良効果はないが、引張強
度、耐熱変形強度の改良に効果がある。 本発明に使用するゴム状物質は、ゴム状物質で
あれば特に制限はなく、例えば、エチレン−α−
オレフイン共重合体ゴム(α−オレフインとして
例えばプロピレン,1−ブテン,1−ヘキセンな
どをあげることができる)、エチレン−プロピレ
ンの系に第3成分として非共役ジエン類を共重合
させた三元共重合体ゴム(非共役ジエンとして、
例えばエチリデンノルボルネン、シクロペンタジ
エン等をあげることができる)1,2−ポリブタ
ジエン、1,4−ポリブタジエン、ポリイソブレ
ン、ポリクロロプレン、スチレン−ブタジエン共
重合体、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体
などを用いることができる。その使用量は5〜20
重量%である。この使用は反り変形が少くなり、
寸法安定性がよくなる。また、落球衝撃強度が改
善される効果がある。5重量%未満の配合では寸
法安定性、落球衝撃強度に関する改善効果が少
く、また、20重量%をこえると表面状態、表面光
沢度が悪くなる。 本発明に使用するグラスフアイバーは、通常樹
脂強化用に使用されているガラスロービング、ガ
ラスチヨツプドストランド、あるいはガラスミル
ドフアイバーなどであつて、シラン系化合物で表
面処理を施したものである。グラスフアイバーの
配合量は、5〜30重量%である。30重量%をこえ
ると表面光沢度、落球衝撃度が悪化するので好ま
しくない。 本発明の組成物の特徴は、従来のグラスフアイ
バー含有ポリプロピレンの成形物の欠点を改良で
きることである。第1に表面状態がよくなること
すなわち光沢度がよくなることである。第2に反
り、ひねり変形が防止でき、落球衝撃強度とバラ
ンスのとれた成形物が得られることである。 以下、実施例、比較例にて本発明を説明する。 実施例、比較例の組成物に使用する物質は、下
記のものである。 (1) 重合体とランダム共重合体 安定剤として、テトラキス〔メチレン(3,
5−ジ−t−ブチル−4−ハイドロオキシ−ハ
イドロシンナメート〕メタン0.05%、ジ−ステ
アリル−ββ′−チオ−ジ−プロピオネート0.05
%、2,6−ジ−t−ブチル−パラクレゾール
0.05%、カルシウムステアレート0.1%が含ま
れている、下記のもの。(MFRはg/10分 Γホモポリプロピレン (MFR=8) Γエチレン−プロピレンランダム共重合体
(エチレン2%、MFR=20) Γエチレン−プロピレンランダム共重合体
(エチレン50%、MFR=50) Γエチレン−プロピレンランダム共重合体
(エチレン2.5%、MFR=8) Γエチレン−ブテン−プロピレンランダム共重
合体
(エチレン4%、ブテン3%、MFR=100) Γエチレン−ブテン−プロピレンランダム共重
合体
(エチレン6%、ブテン5%、MFR=250) (2) グラフト共重合処理ランダム共重合ポリプロ
ピレン エチレン−プロピレンランダム共重合体粉末
(エチレン4%、MFR=10)に1,3−ビス
(t−ブチルパ−オキシイソプロピル)ベンゼ
ンを0.1%と酸化防止剤の少量を加え、無水マ
レイン酸0.5%を加え、ヘンシエルミキサーで
3分間混合した後、径43mmの二軸押出機にて
200℃の温度で溶融混練を行い、無水マレイン
酸をグラフトしたものであり、無水マレイン酸
グラフト率0.2%、MFR=50のもの、 (3) ゴム物質 Γエチレン・プロピレンゴム(プロピレン26
%)、ジエン含有、MFR=3.5、ムーニー粘
度*24.4、日本合成ゴム製EP−02P) Γエチレン・プロピレンゴム(プロピレン27
%、MFR=0.7、ムーニー粘度*24、三井石
油化学製P−0680) Γエチレン・プロピレンゴム(プロピレン含有
26%、MFR=0.4、ムーニー粘度*82.4、日本
合成ゴム製EP57P) (註* ML1+4,100℃) (4) グラスフアイバー チヨツプドストランド(径13μ、長さ3mm、
日本電気硝子(株)製 ECSO3T461) 組成物は、つぎの方法で試験片を作成し、物
性を測定した。 Γメルトフローレート(MFR)(g/10分)
JISK−6758 Γ引張強度(Kg/cm2) JISK−6758 Γ曲げ弾性率(Kg/cm2) JISK−6758 Γ熱変形温度(℃) K−7207 Γ光沢度(%) K−6758 Γ落球衝撃強度(Kg−cm) デユポン衝撃試験機(衝芯先端1/4インチR、
衝芯受台内径11/2インチφ、荷重100〜5000
g、荷重落下高さ1m)を用い50×50×2mmの
平板20枚を所定の方法で測定して算出した。 Γひねり量(mm) 15cm×15cm×2mmの試験板を射出成形(成形
温度250℃、金型50℃)し、7日間放置後、試
験板の一辺の両端を500gの分銅で水平の定盤
上に固定し、反対側の辺の定盤上からの反の量
を測定した。 実施例1〜2、比較例1〜3 エチレン2%含有し、MFR20.0g/10分のラ
ンダム共重合ポリプロピレンと、ゴム物質として
エチレン・プロピレンゴム(プロピレン含有量26
%、MFR=3.5、ムーニー粘度24.4)の所定量
(表1)をV型タンブラーで5分間混合し、造粒
機(スクリユー43mmφ2軸押出機)(温度250℃、
スクリユー回転150rpm)の第1のホツパーの入
れて押出し、溶融状態となつたところに、グラス
フアイバーとしてチヨツプストランドの所定量を
第2のホツパーより投入し、混練後ペレツト化
し、グラスフアイバー含有ポリプロピレン組成物
を得た。 得られた組成物を所定の方法で試験片を作成し
て物性の測定を行つた。その結果を表1に示す。
ン組成物に関するものである。 グラスフアイバー入りポリプロピレンは、一般
のポリプロピレンに比べて強度が高いこと、熱変
形温度が高いことを、剛性が高いことなどすぐれ
た性質を有するため特に高温にされされる機能部
品の用途に用いられることが多い。しかしなが
ら、表面状態が悪く表面光沢のないこと、平板状
の成形品などで反り、ひねりの変形の起こること
が多いこと、落球衝撃強度が低いことなどから使
用される用途にはかなり制限があるのが欠点であ
つた。 本発明はこれらの問題点を解決するものであ
る。すなわちグラスフアイバー入りポリプロピレ
ンにおいて、耐熱変形温度を保持され、従来の欠
点である落球衝撃強度が実用性のある強度とな
り、表面光沢とひねり変形が改良された組成物を
得ることを目的とするものである。 本発明の組成物は、エチレン1.5〜6%又はエ
チレン1.5〜6%とブテン3〜5%を含み、
MFR20〜250g/10分であるランダム共重合ポリ
プロピレン90〜50重量%、ゴム状物質5〜20重量
%、およびグラスフアイバー5〜30重量%を含有
することを特徴とする。 本発明に使用するランダム共重合ポリプロピレ
ンは、該共重合体中にエチレン1.5〜6%または
エチレン1.5〜6%、ブテン3〜5%を含むプロ
ピレンとのランダム共重合体である、MFRが20
〜250g/10分のものである。このものは一般に
そのままの状態で用いられるが、必要に応じてグ
ラフト共重合処理して用いることもできる。グラ
フト化剤としては、例えば無水マレイン酸等を示
すことができる。グラフト共重合体処理は、ラン
ダム共重合ポリプロピレンに対し光沢度、反り変
形、落球衝撃などの改良効果はないが、引張強
度、耐熱変形強度の改良に効果がある。 本発明に使用するゴム状物質は、ゴム状物質で
あれば特に制限はなく、例えば、エチレン−α−
オレフイン共重合体ゴム(α−オレフインとして
例えばプロピレン,1−ブテン,1−ヘキセンな
どをあげることができる)、エチレン−プロピレ
ンの系に第3成分として非共役ジエン類を共重合
させた三元共重合体ゴム(非共役ジエンとして、
例えばエチリデンノルボルネン、シクロペンタジ
エン等をあげることができる)1,2−ポリブタ
ジエン、1,4−ポリブタジエン、ポリイソブレ
ン、ポリクロロプレン、スチレン−ブタジエン共
重合体、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体
などを用いることができる。その使用量は5〜20
重量%である。この使用は反り変形が少くなり、
寸法安定性がよくなる。また、落球衝撃強度が改
善される効果がある。5重量%未満の配合では寸
法安定性、落球衝撃強度に関する改善効果が少
く、また、20重量%をこえると表面状態、表面光
沢度が悪くなる。 本発明に使用するグラスフアイバーは、通常樹
脂強化用に使用されているガラスロービング、ガ
ラスチヨツプドストランド、あるいはガラスミル
ドフアイバーなどであつて、シラン系化合物で表
面処理を施したものである。グラスフアイバーの
配合量は、5〜30重量%である。30重量%をこえ
ると表面光沢度、落球衝撃度が悪化するので好ま
しくない。 本発明の組成物の特徴は、従来のグラスフアイ
バー含有ポリプロピレンの成形物の欠点を改良で
きることである。第1に表面状態がよくなること
すなわち光沢度がよくなることである。第2に反
り、ひねり変形が防止でき、落球衝撃強度とバラ
ンスのとれた成形物が得られることである。 以下、実施例、比較例にて本発明を説明する。 実施例、比較例の組成物に使用する物質は、下
記のものである。 (1) 重合体とランダム共重合体 安定剤として、テトラキス〔メチレン(3,
5−ジ−t−ブチル−4−ハイドロオキシ−ハ
イドロシンナメート〕メタン0.05%、ジ−ステ
アリル−ββ′−チオ−ジ−プロピオネート0.05
%、2,6−ジ−t−ブチル−パラクレゾール
0.05%、カルシウムステアレート0.1%が含ま
れている、下記のもの。(MFRはg/10分 Γホモポリプロピレン (MFR=8) Γエチレン−プロピレンランダム共重合体
(エチレン2%、MFR=20) Γエチレン−プロピレンランダム共重合体
(エチレン50%、MFR=50) Γエチレン−プロピレンランダム共重合体
(エチレン2.5%、MFR=8) Γエチレン−ブテン−プロピレンランダム共重
合体
(エチレン4%、ブテン3%、MFR=100) Γエチレン−ブテン−プロピレンランダム共重
合体
(エチレン6%、ブテン5%、MFR=250) (2) グラフト共重合処理ランダム共重合ポリプロ
ピレン エチレン−プロピレンランダム共重合体粉末
(エチレン4%、MFR=10)に1,3−ビス
(t−ブチルパ−オキシイソプロピル)ベンゼ
ンを0.1%と酸化防止剤の少量を加え、無水マ
レイン酸0.5%を加え、ヘンシエルミキサーで
3分間混合した後、径43mmの二軸押出機にて
200℃の温度で溶融混練を行い、無水マレイン
酸をグラフトしたものであり、無水マレイン酸
グラフト率0.2%、MFR=50のもの、 (3) ゴム物質 Γエチレン・プロピレンゴム(プロピレン26
%)、ジエン含有、MFR=3.5、ムーニー粘
度*24.4、日本合成ゴム製EP−02P) Γエチレン・プロピレンゴム(プロピレン27
%、MFR=0.7、ムーニー粘度*24、三井石
油化学製P−0680) Γエチレン・プロピレンゴム(プロピレン含有
26%、MFR=0.4、ムーニー粘度*82.4、日本
合成ゴム製EP57P) (註* ML1+4,100℃) (4) グラスフアイバー チヨツプドストランド(径13μ、長さ3mm、
日本電気硝子(株)製 ECSO3T461) 組成物は、つぎの方法で試験片を作成し、物
性を測定した。 Γメルトフローレート(MFR)(g/10分)
JISK−6758 Γ引張強度(Kg/cm2) JISK−6758 Γ曲げ弾性率(Kg/cm2) JISK−6758 Γ熱変形温度(℃) K−7207 Γ光沢度(%) K−6758 Γ落球衝撃強度(Kg−cm) デユポン衝撃試験機(衝芯先端1/4インチR、
衝芯受台内径11/2インチφ、荷重100〜5000
g、荷重落下高さ1m)を用い50×50×2mmの
平板20枚を所定の方法で測定して算出した。 Γひねり量(mm) 15cm×15cm×2mmの試験板を射出成形(成形
温度250℃、金型50℃)し、7日間放置後、試
験板の一辺の両端を500gの分銅で水平の定盤
上に固定し、反対側の辺の定盤上からの反の量
を測定した。 実施例1〜2、比較例1〜3 エチレン2%含有し、MFR20.0g/10分のラ
ンダム共重合ポリプロピレンと、ゴム物質として
エチレン・プロピレンゴム(プロピレン含有量26
%、MFR=3.5、ムーニー粘度24.4)の所定量
(表1)をV型タンブラーで5分間混合し、造粒
機(スクリユー43mmφ2軸押出機)(温度250℃、
スクリユー回転150rpm)の第1のホツパーの入
れて押出し、溶融状態となつたところに、グラス
フアイバーとしてチヨツプストランドの所定量を
第2のホツパーより投入し、混練後ペレツト化
し、グラスフアイバー含有ポリプロピレン組成物
を得た。 得られた組成物を所定の方法で試験片を作成し
て物性の測定を行つた。その結果を表1に示す。
【表】
【表】
比較例 5、6
実施例7において、共重合体をかえて、他は同
様に行つた。結果を表1に示す。 比較例 8 実施例6において、共重合体をかえて、他は同
様に行つた。結果を表1に示す。 比較例 4、7 比較例2において、共重合体をかえて他は同様
に行つた。結果を表1に示す。 実施例 3〜8 ランダム共重合ポリプロピレンをエチレン5
%、MFR=20のものを使用する以外は、実施例
1と同様に行つた。結果を表1に示す。 実施例 9〜13 ランダム共重合ポリプロピレンとしてエチレン
4%、ブテン3%、MFR=100のものを使用する
以外は実施例3〜7と同様に行つた。結果を表2
に示す。 実施例 14〜17 ランダム共重合ポリプロピレンとしてエチレン
6%、ブテン5%、MFR=250のものを使用する
以外は実施例10〜13と同様に行つた。結果を表2
に示す。
様に行つた。結果を表1に示す。 比較例 8 実施例6において、共重合体をかえて、他は同
様に行つた。結果を表1に示す。 比較例 4、7 比較例2において、共重合体をかえて他は同様
に行つた。結果を表1に示す。 実施例 3〜8 ランダム共重合ポリプロピレンをエチレン5
%、MFR=20のものを使用する以外は、実施例
1と同様に行つた。結果を表1に示す。 実施例 9〜13 ランダム共重合ポリプロピレンとしてエチレン
4%、ブテン3%、MFR=100のものを使用する
以外は実施例3〜7と同様に行つた。結果を表2
に示す。 実施例 14〜17 ランダム共重合ポリプロピレンとしてエチレン
6%、ブテン5%、MFR=250のものを使用する
以外は実施例10〜13と同様に行つた。結果を表2
に示す。
【表】
実施例 18
実施例2におけるランダム共重合体をグラフト
共重合処理したランダム共重合ポリプロピレンに
かえて他は同様に行つた。結果を表3に示す。 実施例 19〜21 実施例2におけるランダム共重合体をエチレン
−プロピレンブテンランダム共重合体(MFR=
100、エチレン4%、ブテン3%)と該共重合体
のグラフト化物との混合物にかえて他は同様に行
つた。結果を表3に示す。 実施例 22 実施例19〜21において、エチレン−プロピレン
−ブテンランダム共重合体をMFR=250エチレン
6%、ブテン5%のものにかえて、他は同様に行
つた。結果を表3に示す。 比較例 9〜11 実施例21〜22の重合体をかえて、他は同様に行
つた。結果を表3に示す。
共重合処理したランダム共重合ポリプロピレンに
かえて他は同様に行つた。結果を表3に示す。 実施例 19〜21 実施例2におけるランダム共重合体をエチレン
−プロピレンブテンランダム共重合体(MFR=
100、エチレン4%、ブテン3%)と該共重合体
のグラフト化物との混合物にかえて他は同様に行
つた。結果を表3に示す。 実施例 22 実施例19〜21において、エチレン−プロピレン
−ブテンランダム共重合体をMFR=250エチレン
6%、ブテン5%のものにかえて、他は同様に行
つた。結果を表3に示す。 比較例 9〜11 実施例21〜22の重合体をかえて、他は同様に行
つた。結果を表3に示す。
【表】
【表】
実施例 23〜25
実施例21または22のゴム状物質をかえて他は同
様に行つた。結果を表4に示す。 比較例 12〜14 ホモポリプロピレン(MFR=8)とグラスフ
アイバーのみ用いて他は実施例1と同様に行つ
た。結果を表5に示す。 比較例 15〜16 比較例13のポリプロピレンの一部をグラフト共
重合ポリプロピレンまたは、グラフト共重合ポリ
プロピレンとゴム状物質にかえて他は同様に行つ
た。結果を表5に示す。 比較例 17 ランダム共重合ポリプロピレンに代えMFR50
のホモポリプロピレンを用いる以外は実施例2と
同様に行つた。結果を後記比較例18と合せ表6に
示す。 比較例 18 MFR50が300に代わる以外は同様組成のランダ
ム共重合ポリプロピレンを用いる以外は実施例7
と同様に行つた。
様に行つた。結果を表4に示す。 比較例 12〜14 ホモポリプロピレン(MFR=8)とグラスフ
アイバーのみ用いて他は実施例1と同様に行つ
た。結果を表5に示す。 比較例 15〜16 比較例13のポリプロピレンの一部をグラフト共
重合ポリプロピレンまたは、グラフト共重合ポリ
プロピレンとゴム状物質にかえて他は同様に行つ
た。結果を表5に示す。 比較例 17 ランダム共重合ポリプロピレンに代えMFR50
のホモポリプロピレンを用いる以外は実施例2と
同様に行つた。結果を後記比較例18と合せ表6に
示す。 比較例 18 MFR50が300に代わる以外は同様組成のランダ
ム共重合ポリプロピレンを用いる以外は実施例7
と同様に行つた。
【表】
【表】
【表】
【表】
Claims (1)
- 1 エチレン1.5〜6%又はエチレン1.5〜6%と
ブテン3〜5%を含み、MFR20〜250g/10分で
あるランダム共重合ポリプロピレン90〜50重量
%、ゴム状物質5〜20重量%、およびグラスフア
イバー5〜30重量%を含有することを特徴とする
反り変形が改善され、表面光沢と落球衝撃強度と
のバランスのとれたグラスフアイバー含有ポリプ
ロピレン組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58248360A JPS60135442A (ja) | 1983-12-24 | 1983-12-24 | グラスフアイバ−含有ポリプロピレン組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58248360A JPS60135442A (ja) | 1983-12-24 | 1983-12-24 | グラスフアイバ−含有ポリプロピレン組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60135442A JPS60135442A (ja) | 1985-07-18 |
JPH041781B2 true JPH041781B2 (ja) | 1992-01-14 |
Family
ID=17176936
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58248360A Granted JPS60135442A (ja) | 1983-12-24 | 1983-12-24 | グラスフアイバ−含有ポリプロピレン組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60135442A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6715640B2 (ja) * | 2016-03-29 | 2020-07-01 | 帝人株式会社 | 雨水貯留槽用のブロック部材 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS528054A (en) * | 1975-07-10 | 1977-01-21 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | Glass-fiber reinforced polyolefin composition |
JPS5493038A (en) * | 1977-11-18 | 1979-07-23 | Rhone Poulenc Ind | Composition based on polypropylene and glass fiber |
-
1983
- 1983-12-24 JP JP58248360A patent/JPS60135442A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS528054A (en) * | 1975-07-10 | 1977-01-21 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | Glass-fiber reinforced polyolefin composition |
JPS5493038A (en) * | 1977-11-18 | 1979-07-23 | Rhone Poulenc Ind | Composition based on polypropylene and glass fiber |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60135442A (ja) | 1985-07-18 |
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