JPH04178182A - 振動アクチュエータのための制御装置 - Google Patents

振動アクチュエータのための制御装置

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JPH04178182A
JPH04178182A JP2306399A JP30639990A JPH04178182A JP H04178182 A JPH04178182 A JP H04178182A JP 2306399 A JP2306399 A JP 2306399A JP 30639990 A JP30639990 A JP 30639990A JP H04178182 A JPH04178182 A JP H04178182A
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Kenichi Kataoka
健一 片岡
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は振動アクチュエータの制御装置に関する。 [従来の技術] 従来、振動アクチュエータの位置制御は、エンコーダか
らの位置検出信号をコンピュータに読み込み、それに応
じて振動周波数や振動振幅又は外部ブレーキの力を変化
させて位置を制御している。 [発明が解決しようとする課!i] しかしながら、上記従来例では振動アクチュエータの振
動周波数成分の振動が位置検知用センサの出力に重畳さ
れるため、実際のアクチュエータの位置を中心にしであ
る変動幅を持つ位置データを検知することになり、位置
制御が不安定になってします欠点があった。 本発明の目的は、前述の欠点を有しない新規な位置制御
装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
本発明では、ロータリーエンコーダの出力を所定周期で
サンプリングすることにより前記欠点を排除するように
した。 〔作   用] 本発明では、ロータリーエンコーダの出力から振動成分
が除去されるので従来よりも高精度の制御を行うことが
できる。 [実  施  例] 実施例1 以下に図を参照しつつ本発明の詳細な説明する。 第1図は、リング型振動体上に進行性振動波を発生させ
、摩擦力によってロータを回転させるタイプの振動アク
チュエータを用いて高精度位置決めを行うθステージの
位置制御回路のブロック図である。 1は振動体、2は圧電素子、3はロータ、4は回転軸、
である。圧電素子2は振動体1に波数の等しい2つの定
在波を発生させ、その合成によって進行波を発生させて
いる。又、圧電素子2には振動検出用電極が設けられて
おり、振動体1の振動に対応するS相信号を発生してい
る。又、振動体lの図中上面にはロータ3が加圧接触さ
れており、摩擦力によって回転運動させている。5はロ
ータリーエンコーダ、6はθステージ、である。7は振
動アクチュエータの振動体lの振動振幅をA相とB相の
電圧振幅又は周波数変化でコントロールするための振動
振幅制御回路、8はロータリーエンコーダのRA相とR
B相の位置的に90°位相のずれた2相のパルスをカウ
ントして回転角度を検出するカウンタ、9はコンパレー
タ、10はパルスエツジ検出回路、である。振動体1の
振動に対応する、はぼ正弦波信号であるS相信号をコン
パレータ9でほぼデユーティ50%の方形波に変換し、
パルスエツジ検出回路10でその方形波の立ち上がりと
立ち下がりエツジに同期してその方形波のパルス幅に対
して十分短いパルスを発生している。ここで、R1<R
2でVcは正の電圧であるため、振動停止時にはS相信
号はO[V]となりコンパレータ9の出力も0[■]と
なる。 11は公知のラッチ、13は公知のディジタル加算器(
以下加算器と言う)、14は公知の論理和素子、15は
CPU、12はタイマ、である、第2図にCPU15の
動作をフローチャートで示す、以下にはこれを用いて詳
細な説明をする。まず、振動に同期して位置を検出する
ことでどのような効果があるのかを簡単に説明しておく
、ここで、振動体1の振動振幅が、ロータ3が回転しな
い程度に小さい振幅であったとする。すると、ロータリ
ーエンコーダ5の出力信号をカウントするカウンタ8の
出力は、あるカウント値を中心に振動体1の振動周波数
で振動しはじめる。このカウンタ8の出力をもし任意の
タイミングでCPU15に読み込んだとすると、カウン
トの中心値を知ることは難しい。しかし、ここで振動体
1の振動の立ち上がりと立ち下がりに同期してカウント
値を2回読み込んでその平均をとればカウントの中心値
から+Δと一Δずれた値の平均をとることになるためカ
ウントの中心値を知ることが可能となる。このため、位
置制御時に真の位置にきわめて近い位置の検出が可能と
なり、停止位置精度が向上する。 一方、最初はCPU15が振動振幅指令を0としている
ため、振動振幅制御回路7のA相、B相の交流電圧出力
はOとなっており、振動体1は振動せず、ロータ3は停
止しており、カウンタ8の出力は前回の停止位置を示し
ている。 また、ラッチ11−1、ラッチ11−2の出力はラッチ
指令パルスによってカウンタ8の出力値と同じ値を示し
、加算器13の出力はカウンタ8の出力値の倍の値を出
力している。 ここで次の位置指令が不図示の位置指令装置から入力さ
れると、現在位置の倍の値を示す加算器13の出力(以
下現在位置と言う)を半分にする枚わりに位置指令を倍
にして変数PSに入れる。(以下「変数」は省略する)
。 次にPθに現在位置を入れ、PSとPθの差から適当な
移動時間(TS)及び振幅制御定数(△S)をあらかじ
め決められたデータテーブル等を参照して決定し、回転
方向に応じてHに1か−1を入れ、ΔPに単位時間に回
転する角度を入力する。 次に時刻1=0のPθから時刻t=TSのPSまでの各
時刻での目標位置をp to)からP(TS)までの配
列に入れる。次にtにOを入れ、位置制御動作が開始さ
れる。Hはカウントが正方向とすると+1であるから、
P fil・Pθとなり、tは1加えて1となり、P(
Tsl>Pθであるのでタイマ12からの一定時間ごと
の割り込みがあるまで待つ。割り込みが入力されると次
はPI>Pθであるから、振動振幅指令がΔS増加され
る。この様に振動振幅指令はP (tl より現在位置
が手前ならばΔS増加されてロータ3の回転速度が増速
し、P (tlのほうが現在位置より手前ならばΔS減
少して回転速度が減速し、位置指令に達するまで速度制
御がされる。 また、タイマ16からの割り込みを待つ間、現在位置と
位置指令を比較し続け、回転位置が位置指令に達すると
、振動振幅指令を0にして停止する。もし、停止位置が
位置指令とずれていたならば、再度移動時間、回転方向
、振幅制御定数、を最適化して同様に位置制御を(り返
し、最終的に位置指令で示される回転位置に制御される
。 本実施例では、ハードウェアによるサンプリング及び加
算をしたがCPU15でパルスエツジを検出してカウン
タ8の出力値を読み込み、加算してもよい。又、ロータ
リーエンコーダ5の出力パルス周波数に比べて振動体1
の振動周波数が5倍程度以上高ければ、RA相、RB相
の信号をローパスフィルタに通して振動周波数を除去し
ても良い。又、本実施例では、リング型の振動体を用い
た回転型のモータの例を示したが、リニア、回転を問わ
ず、又、他方式の公知の振動波(超音波)モータ(アク
チニエータ)に於いても同様に振動に影響されずに位置
検出が可能である。又、本実施例では、S相に同期して
位置の検出を行ったが、駆動電圧に同期するように構成
しても良い。 実施例2 第3図は第2の実施例を示すブロック図である。 第1実施例との違いはラッチ11の数が増えたことと、
パルスエツジ検出回路10の代りにN倍の周波数逓倍器
がラッチ11のラッチ信号を発生していることである。 これは、振動のN倍の周波数でカウンタ8の出力値をN
回すンプリングして加算平均することで振動体lの振動
1周期分のカウント値を平均することになるため、カウ
ント値の振動中心を検出することが出来る。本実施例の
CPU15の動作のフローチャートを第4図に示す。 第1実施例がラッチ指令パルスが2回であるのに対して
本実施例ではN回、位置指令を2倍にしたのに対してN
倍となっている。この様な方法をとることにより、さら
に高速な位置検出が可能となる。また、この様に振動を
利用することでパルス数の少ないエンコーダを用いた場
合に於いても、指令位置に近づくと、振動中心が指令位
置に達する前に指令位置に近づいたことを知ることが出
来、カウント値が指令位置を示す場合と1力ウント手前
の位置を示す場合の割合が50%となる位置で振動体1
の振動を停止させれば指令位置と1力ウント手前の位置
のちょうど境界の位置に停止することになる。但し、本
実施例に於いて、この様なカウントの境界で停止させる
には0.5力ウント指令位置を手前にずらす必要があり
、さらにNが奇数の場合は、CPL115で指令位置を
N倍した時に0.5カウント余ってしまうので、その時
はN倍した指令位置を回転方向側に丸める必要がある。 実施例3 実施例1及び2の様に振動の1周期分の位置データを加
算平均すれば、振動の影響を最少におさえることが出来
るが、実際にどの様な値を検出出来るかを式に示す。検
出位置Sは、S = v o−t +So+ Sm−c
os (ωs−t+ψ0)で表わされる。 又、振動の一周期をN等分し、各位置をそれに対応して
S fO)、S (1)・・・・・・S fN)とし、
−周期をTsとすると一周期分の位置の平均Sとなり、
SとSを比較すると、Sは、Sから振動成分の除去は出
来ているが、最後に入力したN−1番目のデータの時刻 過去のデータとなる。 したがって、速度v0が十分遅い場合には、□・Tsの
時間ではほとんど移動しないため2・N 問題は無いが、速度v0が速い場合や高精度の位置決め
を必要とする場合には誤差が生じてしまう。そこで微小
時間で速度変化が無いと仮定し、□・Tsで移動する移
動量を求め、Sに2・N 加算して現在位置を推定すればこの誤差を少な(するこ
とが出来る。すなわち、時刻tのSをS (t)とすれ
ば、 となり、時間遅れなく検出することが可能となる。 第5図に、第2実施例に本実施例を適用するための付加
回路を示す、17はラッチ、18は論理和素子14の出
力パルスを遅延させる遅延回路、19はラッチ17−1
の出力を2倍にする2倍回路、20は入力Aから入力B
の値を減算して出力する減算器、である。これにより、
Sに相当する加算器13の出力をラッチ群17に時系列
にラッチし、現在の値であるラッチ17−1の出力を2
倍回路19で2倍した値Aから、振動周期の半分の時間
だけ過去のデータであるラッチ17−N4)出力Bを減
算器で減算し、現在位置をCPU15に入力してる。こ
こで、遅延回路18は、加算器13の入力に対する出力
の遅延時間を考慮して加算が完全に終ってからラッチ1
7にラッチさせるためのものである。 本実施例はラッチ、加算、減算、等の演算をすべてハー
ドウェアで行ったが、CPU l 5が論理和素子14
の出力に同期してカウンタ8の出力を読み込んで、すべ
ての演算をCPU15内でソフト的に行っても良い、又
、あらかじめ振動周波数がわかっている場合は、周波数
逓倍器16の代わりにただの発振器を使用したり、CP
U15から一定時間ごとにパルスを発生させても良い。 [発明の効果] 以上に説明したように、本発明ではロータリーエンコー
ダの出力を振動体駆動電圧の2倍以上の周波数に周期し
てサンプリングするように構成したので振動アクチュエ
ータの圧接部材(移動体)の位置を正確に検出すること
ができ、従って振動アクチュエータの位置制御を高精度
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の位置制御装置の概略図、
第2図は第1図に示したCPU l 5の制御動作のフ
ローチャート、第3図は本発明の第2実施例の位置制御
装置の概略図、第4図は第3図に示したCPU15の制
御動作のフローチャート、第5図は本発明の他の実施例
の特徴的な構成を示した図、である。 l−・・振動体      2・・・圧電素子3・・・
ロータ      4・・・回転軸5・・・ロータリー
エンコーダ 7・・・振動振幅制御回路 8・・・カウンタ9・・・
コンパレータ lO・・・パルスエツジ検出回路 11.17・・・ラッチ    12・・・タイマ13
・・・加算器      15・・・CPU16・・・
周波数週倍器 第2図 第4

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 振動体に圧接部材を圧接し、該振動体の振動エネル
    ギーを摩擦力を介して該圧接部材に伝達し、該圧接部材
    を該振動体に対して相対的に移動させる各種振動アクチ
    ュエータに於て、 該圧接部材の位置を検出するセンサと、該振動体を振動
    させるための交流信号の2倍以上の周波数に同期して該
    センサの出力をサンプリングするサンプリング手段と、
    サンプリングした信号の該交流信号の一周期毎の平均値
    に応じて振動周波数や振動振幅又は外部に接続されたブ
    レーキ機構のブレーキ力等を変化させる位置制御部から
    成る振動アクチュ エータの位置制御装置。
JP2306399A 1990-10-25 1990-11-13 振動アクチュエータのための制御装置 Expired - Fee Related JP2874797B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008252959A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Taiheiyo Cement Corp 位置決め制御装置および位置決め制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008252959A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Taiheiyo Cement Corp 位置決め制御装置および位置決め制御方法

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