JPH04178178A - 超音波モータ - Google Patents

超音波モータ

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JPH04178178A
JPH04178178A JP2303728A JP30372890A JPH04178178A JP H04178178 A JPH04178178 A JP H04178178A JP 2303728 A JP2303728 A JP 2303728A JP 30372890 A JP30372890 A JP 30372890A JP H04178178 A JPH04178178 A JP H04178178A
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JP
Japan
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piezoelectric
vibrating
piezoelectric elements
base
elements
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Pending
Application number
JP2303728A
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English (en)
Inventor
Kazuma Suzuki
数馬 鈴木
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、超音波モータに関し、特に真空容器内で微
細な位置制御を行う試料台〆移動用の−軸アクチュエー
タとして用いる超音波モータに関するものである。
[従来の技術] 第19図、第20図は、本発明者の提案(特願平2−9
969号)になる超音波モータであり、金属などの弾性
体でなる円板上の基体(31)の上面に駆動子(35a
)、  (35b)  が突設されている。まだ、基体
(31)の片面には、基体(31)を励振させるための
圧電素子(32a)、(32す、(32りと(33a)
、(33b)、(33G)の2つのグループがそれぞれ
固着されている。(31a)は取付固定用の貫通孔であ
るっ以上の構成により、超音波領域の電気信号を圧電素
子(32a) 〜(32C)または(33a) 〜(3
3c)に加えると、基体(31)は径方向伸縮モードと
、逆相屈曲モードの両方の周波数に共振する寸法にしで
あるので、両者の複合振動を発生する。
駆動子(3sa)、(35b)にはスライダが圧接され
ており、圧電素子の2つのグループのどちらで励振する
かにより、逆相屈曲モードだけが反転することになるの
で、被移動体であるスライダに左右方向の直線移動を与
えることができる。
[発明が解決しようとする課題] 以上のような従来の超音波モータは、径方向伸縮モード
と逆相屈曲モードの両方の振動を1個の同一の基体で発
生させているため、スライダの移動量に関与する径方向
伸縮モードだけを小さく絞り込むことが困難であり、1
ミクロン以下の微細な制御がむづかしいなどの問題点が
あった。
この発明は、上記の問題点を解決しようとするもので、
微細制御および高精度位置決めが可能な超音波モータを
得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係る超音波モータは、スライダの移動を可能
にするための2つの振動成分を2つの振動子に別々に受
持たせ、かつ、移動量を決定する駆動子部分の寸法を任
意に設定する。
[作用] この発明においては、駆動子に圧接される第2の振動体
が、即ち被移動体(スライダ)とな9、両者の共振周波
数を近接併振させることによシ、被移動体は駆動子の振
動方向に直線移動される。
[実施例] 第1図〜第6図はこの発明の一実施例を示し、図におい
て、(1)は駆動用基体、(2)は接触用基体でそれぞ
れ角板状弾性体でなり、両者は第1、第2の振動子とし
て常に圧接された状態に保持組立てられている。
駆動用基体(1)には、長手方向の第2高調波の屈曲振
動を発生させるだめの圧電素子(3a)、(3b)と(
4a)、(4b)が取着されており、また、屈曲振動の
節部の軸心C1、C5に4個の駆動子(5a)〜(5d
)が設けられている。表裏の圧電素子は同極−ドを発生
させる圧電素子(7)が取着されており、かつ、両端に
は接触片(8a)、(8b)が設けられている。
なお、両基体(1)、(2)の組立機構、および、各圧
電素子に設けた電極へのリード線は煩雑を避けるために
図示を省略した。
次に動作について説明する。
基体(1)は−群の圧電素子(3a)、(3b)、また
は他の一群の圧電素子(4a)、(4b)による励振で
、第4図に示すような長手方向の第2高調波の屈曲振動
を発生する。cl、C2、C3は振動節部N上の回転中
心位置を示す。
また、接触用基体(2)は、圧電素子(7)により幅方
向の屈曲モードで励振されて、第6図の動作を行うので
、端部に設けた接触片(8a)、(8b)は基体(1)
に設けた駆動子(5a)〜(5d)に振動の都度突き当
たることになる。
いま、圧電素子(3a)、(3b)と圧電素子(7)と
を並列駆動したとき、それぞれの動作線図が第4図と第
6図のようになる分極方向にしておくと、相互に正の半
サイクルにおいては、実線同志を重ね合せて考えればよ
い。即ち、駆動子(5a)〜(5d)はC1、C3左回
転の動作中であり、このとき接触片(8a) 、 (s
b)は、第6図の実線のように、さらに当接せんとして
いるため、基体(2)は、θ1、θ、の矢印方向に突き
出されて左方へと移動することになる。
また、負の半サイクルにおいては、第6図の点線になる
ので、接触片(8a)、(8b)が上側に離れ、移動力
は発生しない。  ・ このようにして1サイクルで1回の駆動力を受けること
になる。
次に、右方への移動は、圧電素子を第2グループ(4a
)、(4b)側に切換えて圧電素子(7)との並列給電
にすればよい。このときは、基体に)の圧電素子の分極
は全部同じであるため第4図の動作線図は実線と点線が
入れ替わるので、右方への移動が達成される。
以上のように、基体相互の移動は圧電素子への給電切換
えによるため、発振回路はきわめて簡単になる。そのた
め、一般的には共振点でのインピーダンス変化を検知し
て発振させる自励回路や、2つの圧電素子グループの片
方からの発生電圧をフィードバック信号として利用する
自励回路が採用される。
なお、上記実施例では、移動方向の切換えを基体(1)
側の圧電素子グループで行ったが、これを基体(2)側
の表裏の2個の圧電素子で行っても全く同じである。
なお、接触用基体側の接触片は、第7図のように、基体
(9)の振動のノード(節)に近いところに接触片(l
la)、(ub)を設定してもよい。
また、駆動子(5a)〜(5d)の直径を犬きくしてい
くと、同一電圧での駆動スピードは増してゆく。
さらに、駆動子の設置場所は、駆動側基体のノード位置
の面上に設けてもよい。この場合の接触片は第8図のよ
うに、接触側基体(10)の幅中央部に接触片(12)
をセットすることができる。
また、ストロークを大きくとりたいときには、駆動子を
数多くするため、駆動側基体を長くして高次の振動を行
わせればよい。
一般的に、微細制御は、圧電素子への給電を断続的に行
うことと、電圧を加減することとを併用して行う。
第9図〜第14図は別の実施例を示し、第1の振動子で
ある駆動側基体(13)と第2の振動子となる接触側基
体(14)を共に円板状にして回転するようにしている
。第10図のように、駆動側基体(13)の上下面に圧
電素子円板を固着し、それぞれの電極を6等分割してい
る。(15)は分割線で上下面の位置を一致させる。
いま、1つ置きに3個の圧電素子を並列励振すると、第
11図の動作線図を示す放射状の屈曲振動を発生する。
このとき、裏面の電極も1つずらして同様に1つ置きに
3個をさらに並列にして6個とすると、振動強度は倍加
する。(16a)、(16b) 、(16c)は放射状
の屈曲モードのノード上に設けた駆動子である。(13
a)は取付孔である。
第12図、第13図は、接触側の基体(14)の上面図
で、円板状の圧電素子(17)を取着し、さらにその上
側にリング状の接触片(18)を設置している。第14
図は動作線図で、円板屈曲モードの第2高調波を示して
いる。(14a)は組立時のガイド孔である。
次に、動作を説明する。
まず、駆動側基体(13)に設けた3箇所の駆動子(1
6a)、(16b)、(16C)は、放射状屈曲振動の
ノード上に設置されているために、振動に伴って駆動子
は一斉に同一方向に首を振る。
一方、接触側基体(14)は、第14図のように、円板
屈曲モードの第2高調波で励振されるので、リング状の
接触片(18)は、相手の駆動子(16a)〜(16C
)に当接と離反を繰シ返す。
いま、上記両者の共振周波数を近づけて並列励振すると
、第一の実施例の場合と同じく、接触片(18)と駆動
子(16a)〜(16c)が当接したとき、そのときの
駆動子の首振り方向に移動する力を受ける。したがって
1サイクルで1回宛この動作が繰り返されるので接触側
基体(14)は回転するのである。
反対方向への回転は、第10図の別のグループの圧電素
子へ切換えればよい。
方向切換えは、接触側の圧電素子で行っても同じである
駆動側振動子の圧電素子の分割数は2グループに同数に
なれば、いくつでもよいので、8分割、10分割として
増やして行けば駆動子の数も多く設置することができる
と共に基体の厚みもうすくすることが出来る。
回転タイプで、さらに微細な制御を行わせるためには、
駆動側の回転半径を小さくして第15図、第16図に示
すように、駆動側基体(20)の放射状屈曲モードのノ
ード軸心部分に駆動子(19a)、(19b)、(19
C)を設けるようにしてもよい。
このときの接触側の基体は、第17図に示すように円板
屈曲モードの高調波を利用して、基体(21)の外周部
分にリング状の接触片(22)を設けたもので、同時に
これで芯出しのガイドを兼ねるようにする。この場合の
動作は、第一の実施例と同じく直線が回転に変っただけ
で、接触片(22)が駆動子(19a)〜(19c)に
当接したときに回転が発生すればよいことになる。第1
8図は組立て当接状態を示す。
接触側基体の振動モードは、円板のラジアルモード等い
ろいろと考えられる。例えば長さ共振を使ってもよく、
この場合はテコ比で縮小してゆけばさらに微細な制御が
可能になる。
[発明の効果コ 以上の説明から明らかなように、この発明は独立した第
1、第2の振動子を互いに圧接して併振することで駆動
力を得るようにしているので、電気入力もそれぞれに増
減することが可能になり、かつ、駆動子の機械的寸法も
任意に小さくできるため、微小な制御が容易になり、O
,tミクロン前後の制御が可能な高精度−軸アクチュエ
ータを達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図はこの発明の一実施例を示し、第1図は
正面図、第2図は一部平面図、第3図は同じく側面図、
第4図は動作説明線図、第5図は一部正面図、第6図は
動作説明線図、第7図、第8図はそれぞれ一部の変形の
正面図である。 第9図〜第14図は他の実施例を示し、第9図は側面図
、第10図は一部平面図、第11図は動作説明線図、第
12図は一部下面図、第13図は同じく側面図、第14
図は動作説明線図である。 第15図〜第18図はさらに他の実施例を示し、第15
図は一部平面図、第16図は同じく側面図、第17図は
一部側面図、第18図は組立状態の側面図である。 第19図は従来の超音波モータの要部平面図、第20図
は同じく要部側断面図である。 (1)、(13)、(20)・・・駆動側基体、(2)
、(14)、(21)・・・接触側基体、(3a)、(
3b)、(4a)、(4b)、(7)、(17)−・・
圧電素子、(5a) 〜(5d)、(16a) 〜(1
6c)、(19a)〜(19c)−・・駆動子、(8a
)、(8b)、(18)、(22)・・・接触片。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 圧電素子が固着されて屈曲振動を行わせる板状弾性体で
    なり、振動節部に駆動子が設けられている第1の振動子
    と、 別の圧電素子が固着されて屈曲振動を行わせる板状弾性
    体でなり、振動部に前記駆動子に接離する接触片が設け
    られている第2の振動子と、を備え、前記第1、第2の
    振動子を圧接併振することにより、任意方向に移動力を
    生ぜしめる超音波モータ。
JP2303728A 1990-11-08 1990-11-08 超音波モータ Pending JPH04178178A (ja)

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JP2303728A JPH04178178A (ja) 1990-11-08 1990-11-08 超音波モータ

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JP2303728A JPH04178178A (ja) 1990-11-08 1990-11-08 超音波モータ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106030108A (zh) * 2014-02-21 2016-10-12 株式会社村田制作所 流体控制装置以及泵

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106030108A (zh) * 2014-02-21 2016-10-12 株式会社村田制作所 流体控制装置以及泵
CN106030108B (zh) * 2014-02-21 2018-02-23 株式会社村田制作所 流体控制装置以及泵

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