JPH04176646A - 無黄変ポリウレタン樹脂シート - Google Patents
無黄変ポリウレタン樹脂シートInfo
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- JPH04176646A JPH04176646A JP30660490A JP30660490A JPH04176646A JP H04176646 A JPH04176646 A JP H04176646A JP 30660490 A JP30660490 A JP 30660490A JP 30660490 A JP30660490 A JP 30660490A JP H04176646 A JPH04176646 A JP H04176646A
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Landscapes
- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は熱可塑性ポリウレタン樹脂層の表面の色か黄色
に変色しないフィルムやシートに関するものである。
に変色しないフィルムやシートに関するものである。
熱可塑性ポリウレタン樹脂は、ゴムとプラスチックスの
両特性を兼備したものであり、引張り物性、耐摩耗性１
機械物性、耐寒姓、耐溶剤性などに優れていることから
、産業資材に広く使用されている。しかしながら、周知
のごと（熱可塑性ポリウレタン樹脂は長期間に亘って使
用すると、光、熱、空気中の酸素等の影響により表面の
色が黄色に変色し、白色および淡色品は商品価値か低下
して使用用途によっては変色が問題になり使用不可能に
なる問題点かあった。
両特性を兼備したものであり、引張り物性、耐摩耗性１
機械物性、耐寒姓、耐溶剤性などに優れていることから
、産業資材に広く使用されている。しかしながら、周知
のごと（熱可塑性ポリウレタン樹脂は長期間に亘って使
用すると、光、熱、空気中の酸素等の影響により表面の
色が黄色に変色し、白色および淡色品は商品価値か低下
して使用用途によっては変色が問題になり使用不可能に
なる問題点かあった。
この黄変は樹脂を構成する主要高分子の分子構造内に二
重結合や遊離ラジカルを生成することによって発現する
と考えられている。
重結合や遊離ラジカルを生成することによって発現する
と考えられている。
したかって、黄変しやすい樹脂には紫外線吸収剤、熱安
定剤、酸化防止剤などの添加剤を少量配合して黄変を防
止するとことが行われており、太陽光線あるいは熱によ
る変色の防止にはかなり有効であっても未だに充分な変
色を防止するまでに至っていないのが現状である。
定剤、酸化防止剤などの添加剤を少量配合して黄変を防
止するとことが行われており、太陽光線あるいは熱によ
る変色の防止にはかなり有効であっても未だに充分な変
色を防止するまでに至っていないのが現状である。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、熱
可塑性ポリウレタン樹脂の優れた特性を損なうことなく
、しかも黄変を防止するポリウレタン樹脂フィルムおよ
びシートを提供するものである。
可塑性ポリウレタン樹脂の優れた特性を損なうことなく
、しかも黄変を防止するポリウレタン樹脂フィルムおよ
びシートを提供するものである。
上記目的を達成するため、本発明のフィルムは、熱可塑
性ポリウレタン樹脂フィルムの片面に、３μ以上の溶液
無黄変ウレタン樹脂塗料被膜層を設けたものである。
性ポリウレタン樹脂フィルムの片面に、３μ以上の溶液
無黄変ウレタン樹脂塗料被膜層を設けたものである。
また、本発明のシートは、繊維性基布や片面に、熱可塑
性ポリウレタン樹脂フィルムを層着するとともに、その
表面に３μ以上の溶液無黄変ウレタン樹脂塗料被膜層を
設けたものである。
性ポリウレタン樹脂フィルムを層着するとともに、その
表面に３μ以上の溶液無黄変ウレタン樹脂塗料被膜層を
設けたものである。
本発明に用いる熱可塑性ポリウレタン樹脂としては、ポ
リエステル系、ポリエーテル系、ポリカーボネート系、
ポリカプロラクタム系等の１種または２種以上重合した
ものを用いる。
リエステル系、ポリエーテル系、ポリカーボネート系、
ポリカプロラクタム系等の１種または２種以上重合した
ものを用いる。
溶液無黄変タイプウレタン樹脂塗料は、有機ポリイソシ
アネートの脂肪族系あるいは脂環族系のポリイソシアネ
ートを用いることかでき、例えはへキサメチレンジイソ
シアネート、イソホロンジイソシアネート、水添シフェ
ニルメタンジイソソアネート、水添キシレンジイソシー
ネート、メタテトラメチルキシレンジイソシアネートな
どが好ましい。
アネートの脂肪族系あるいは脂環族系のポリイソシアネ
ートを用いることかでき、例えはへキサメチレンジイソ
シアネート、イソホロンジイソシアネート、水添シフェ
ニルメタンジイソソアネート、水添キシレンジイソシー
ネート、メタテトラメチルキシレンジイソシアネートな
どが好ましい。
この溶液無黄変タイプウレタン樹脂塗料の被膜厚さは、
３μ以下では薄くて黄変してしまい効果かなく、厚けれ
ば厚い程よいか、液状であるため、厚くするのに何回も
塗着しなければならない手数と高価であることから３μ
以上の厚さてあればよい。
３μ以下では薄くて黄変してしまい効果かなく、厚けれ
ば厚い程よいか、液状であるため、厚くするのに何回も
塗着しなければならない手数と高価であることから３μ
以上の厚さてあればよい。
この層着はラミネーティングでもよいかコーティングが
適している。
適している。
繊維性基布は、天然繊維２合成繊維、無機繊維あるいは
これらの繊維を２種以上使用して織成した織成地、また
は編成した編成地でもよいか、ポリエステル繊維平織物
か最も望ましい。
これらの繊維を２種以上使用して織成した織成地、また
は編成した編成地でもよいか、ポリエステル繊維平織物
か最も望ましい。
本発明のウレタン樹脂フィルムおよびシートは、大気と
接する面に溶液無黄変タイプウレタン樹脂塗料を塗布す
ることにより、黄変を防止でき、商品価値を損なうこと
がない。また、シートの場合には、比較的強度の強さが
要求されるシート、食品搬送ベルトに使用できて便利で
あり、長期間の使用に際しても黄変することかないので
、商品価値の低下かなくなる。
接する面に溶液無黄変タイプウレタン樹脂塗料を塗布す
ることにより、黄変を防止でき、商品価値を損なうこと
がない。また、シートの場合には、比較的強度の強さが
要求されるシート、食品搬送ベルトに使用できて便利で
あり、長期間の使用に際しても黄変することかないので
、商品価値の低下かなくなる。
以下、本発明の具体的実施例を説明する。
（実施例１）
黄変性を有する熱可塑性ポリウレタン樹脂層（１）の表
面に、ヘキサメチレンジイソシーネートよりなるポリウ
レタン樹脂塗料（２）を５μの厚さになるよう塗着した
。
面に、ヘキサメチレンジイソシーネートよりなるポリウ
レタン樹脂塗料（２）を５μの厚さになるよう塗着した
。
（実施例２）
ポリエステル繊維糸状を経緯に配して平織された基布α
υに、接着剤を塗布しておき、この接着剤面に熱可塑性
ポリウレタン樹脂層α２を層着し、該熱可塑性ポリウレ
タン樹脂層α２上に、ヘキサメチレンジイソシーネート
よりなるポリウレタン樹脂塗料α３を５μの厚さに塗着
した。
υに、接着剤を塗布しておき、この接着剤面に熱可塑性
ポリウレタン樹脂層α２を層着し、該熱可塑性ポリウレ
タン樹脂層α２上に、ヘキサメチレンジイソシーネート
よりなるポリウレタン樹脂塗料α３を５μの厚さに塗着
した。
つぎに、本発明の無黄変ポリウレタン樹脂シートと従来
のポリウレタン樹脂シートとを同条件で耐候性試験を行
った結果の変色状態の比較を表１に示す。
のポリウレタン樹脂シートとを同条件で耐候性試験を行
った結果の変色状態の比較を表１に示す。
試料Ｎα１は、ポリエステル糸状で平織された基布に熱
可塑性ポリウレタン樹脂被膜層を施したもの。（従来品
） 試料Ｎ１１２は、Ｎα１のものにさらに熱可塑性ポリウ
レタン樹脂被膜面上に、溶液無黄変タイプウレタン樹脂
よりなる塗料を５μの厚さに塗着したもの。（本発明品
） 以下余白 第１表 汚染用グレースケール（Ｊ ｌ５−Ｌ−８０５）による
判定第１表から明らかなように、グレースケールの判定
数値によって本発明のポリウレタン樹脂シートが著しく
優れてきることか判る。
可塑性ポリウレタン樹脂被膜層を施したもの。（従来品
） 試料Ｎ１１２は、Ｎα１のものにさらに熱可塑性ポリウ
レタン樹脂被膜面上に、溶液無黄変タイプウレタン樹脂
よりなる塗料を５μの厚さに塗着したもの。（本発明品
） 以下余白 第１表 汚染用グレースケール（Ｊ ｌ５−Ｌ−８０５）による
判定第１表から明らかなように、グレースケールの判定
数値によって本発明のポリウレタン樹脂シートが著しく
優れてきることか判る。
なお、汚染用グレースケールの判定は２つの試料を比較
して色差を号数によって行うもので、色差か大きい程、
数値が小さく１号より５号で表わされる。
して色差を号数によって行うもので、色差か大きい程、
数値が小さく１号より５号で表わされる。
すなわち、色差効果としては、５号が良く（フェトメー
ター耐候性試験前との差が少ない）１号か悪い（フェト
メーター耐候性試験前との差が大きい）ということであ
る。
ター耐候性試験前との差が少ない）１号か悪い（フェト
メーター耐候性試験前との差が大きい）ということであ
る。
本発明は熱可塑性ポリウレタン樹脂層の片面に３μ以上
の溶液無黄変ポリウレタン樹脂塗料被膜層を塗着したも
のであるから、熱可塑性ポリウレタン樹脂の表面の色が
黄色に変色するのを防止できる。
の溶液無黄変ポリウレタン樹脂塗料被膜層を塗着したも
のであるから、熱可塑性ポリウレタン樹脂の表面の色が
黄色に変色するのを防止できる。
また、繊維性基布の片面に、熱可塑性ポリウレタン樹脂
層を層着するとともに、その表面に３μ以上の溶液無黄
変ポリウレタン樹脂塗料被膜層を塗着したものであるか
ら、比較的強度の大きさを要求される幌、シート、食品
搬送用ベルトに使用でき、長期間の使用に際しても熱可
塑性ポリウレタン樹脂の表面の色か黄変することかない
のて、商品価値が低下することがない。
層を層着するとともに、その表面に３μ以上の溶液無黄
変ポリウレタン樹脂塗料被膜層を塗着したものであるか
ら、比較的強度の大きさを要求される幌、シート、食品
搬送用ベルトに使用でき、長期間の使用に際しても熱可
塑性ポリウレタン樹脂の表面の色か黄変することかない
のて、商品価値が低下することがない。
図面は本発明の実施例を示すもので、第１図はフィルム
の断面図、第２図はシートの断面図である。 （１）、α２・・・熱可塑性ポリウレタン樹脂層、（２
）、 ０３・・・溶液無黄変ウレタン樹脂塗料被膜層、
αυ・・・基布。 特許出願人 丸山工業株式会社 ’ｆＱざτ
の断面図、第２図はシートの断面図である。 （１）、α２・・・熱可塑性ポリウレタン樹脂層、（２
）、 ０３・・・溶液無黄変ウレタン樹脂塗料被膜層、
αυ・・・基布。 特許出願人 丸山工業株式会社 ’ｆＱざτ
Claims (2)
- （１）熱可塑性ポリウレタン樹脂層の片面に、３μ以上
の溶液無黄変ウレタン樹脂塗料被膜層を塗着したことを
特徴とする無黄変ウレタン樹脂フィルム。 - （２）繊維性基布の片面に、熱可塑性ポリウレタン樹脂
層を層着するとともに、その表面に３μ以上の溶液無黄
変ウレタン樹脂塗料被膜層を塗着したことを特徴とする
無黄変ウレタン樹脂シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2306604A JPH078556B2 (ja) | 1990-11-13 | 1990-11-13 | 無黄変ポリウレタン樹脂シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2306604A JPH078556B2 (ja) | 1990-11-13 | 1990-11-13 | 無黄変ポリウレタン樹脂シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04176646A true JPH04176646A (ja) | 1992-06-24 |
| JPH078556B2 JPH078556B2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=17959076
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2306604A Expired - Lifetime JPH078556B2 (ja) | 1990-11-13 | 1990-11-13 | 無黄変ポリウレタン樹脂シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH078556B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08158319A (ja) * | 1994-12-06 | 1996-06-18 | Nippon Mektron Ltd | 可倒式視線誘導標識柱 |
| JPH08158320A (ja) * | 1994-12-06 | 1996-06-18 | Nippon Mektron Ltd | 可倒式視線誘導標識柱 |
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| JPS57154471A (en) * | 1981-03-16 | 1982-09-24 | Kohkoku Chem Ind | Synthetic leather excellent in durability, high frequency fusibility and heat resistance |
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-
1990
- 1990-11-13 JP JP2306604A patent/JPH078556B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| JP2562566B2 (ja) * | 1994-12-06 | 1996-12-11 | 日本メクトロン株式会社 | 可倒式視線誘導標識柱 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH078556B2 (ja) | 1995-02-01 |
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