JPH04176066A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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Publication number
JPH04176066A
JPH04176066A JP30447890A JP30447890A JPH04176066A JP H04176066 A JPH04176066 A JP H04176066A JP 30447890 A JP30447890 A JP 30447890A JP 30447890 A JP30447890 A JP 30447890A JP H04176066 A JPH04176066 A JP H04176066A
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JP
Japan
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magnetic disk
head slider
magnetic head
magnetic
surface shape
Prior art date
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Pending
Application number
JP30447890A
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English (en)
Inventor
Takeo Hinobayashi
日野林 武夫
Hiroaki Wakamatsu
若松 弘晃
Masaki Kameyama
正毅 亀山
Yoshiharu Kasamatsu
祥治 笠松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 磁気ディスク装置に係りミ特に回転する磁気ディスクの
表面形状の変動に追従して磁気ヘッドスライダを一定間
隔で安定に浮上させる装置構成に関し、 回転する磁気ディスクの表面がうねるような形状変動が
あっても、浮上する磁気ヘッドスライダの浮上量を該磁
気ディスクの表面の形状変動に追従制御して、磁気ヘッ
ドスライダと磁気ディスクとの衝突を回避し、該磁気ヘ
ッドスライダの低浮上を安定化することを目的とし、 回転する磁気ディスク上に磁気ヘッドスライダを浮上動
作させて、選択したトラック位置に情報の記録・再生を
行う装置構成において、前記磁気ヘッドスライダの一部
に電気的に調整可能な浮上力調節手段を設けると共に、
前記回転する磁気ディスクの表面形状の変動とその位置
をあらかじめ検出してそのデータを記憶させる記憶手段
を有するヘッド浮上量制御回路を備えてなり、そのデー
タに基づいて回転する磁気ディスク上に浮上動作する磁
気ヘッドスライダの浮上力調節手段を駆動して磁気ヘッ
ドスライダの浮上量を磁気ディスクの表面形状に追従し
て制御する構成とする。
また、前記磁気ヘッドスライダの一部に電気的に調整可
能な浮上力調節手段と前記回転する磁気ディスクの表面
形状の変動を静電容量の変化として検出する素子とを設
け、該検出素子により回転する磁気ディスク上に浮上動
作する磁気ヘッドスライダの浮上量の変化を常時観測し
、その観測データにより前記浮上力調節手段を順次駆動
して磁気ヘッドスライダの浮上量を前記磁気ディスクの
表面形状に追従して制御する構成とする。
〔産業上の利用分野〕
本発明は磁気ディスク装置に係り、特に回転する磁気デ
ィスクの表面形状の変動に追従して磁気ヘッドスライダ
を一定間隔で安定に浮上させる装置構成に関するもので
ある。
近来、磁気ディスク装置においては高密度記録化に伴っ
て磁気ディスクにおける磁性膜の薄膜化及び磁気ヘッド
スライダの磁気ディスク面に対する浮上間隙を益々狭く
することが要求されている。
このような磁気ヘッドスライダの低浮上化に伴い浮上中
の磁気ヘッドスライダが磁気ディスク表面に接触、衝突
する確率が増加し、摩耗、損傷が生じ易くなる傾向にあ
る。このため、そのような磁気ヘッドスライダの低浮上
化において浮上間隙を一定に制御して安定な浮上状態を
維持し得る磁気ディスク装置が必要とされている。
〔従来の技術〕
磁気ディスク装置において高密度記録化を図るためには
ヘッド・ディスク間の間隙を狭めることが不可欠である
ことから、磁気ディスク面に対する磁気ヘッドスライダ
の浮上量を小さくすると共に、磁気ディスク表面の磁性
膜や保護膜等の膜厚を極力薄くすることが行われている
しかしながら、磁気ヘッドスライダは低浮上化に伴って
磁気ディスク面に接触し、かつ衝突し易くなり、該磁気
ディスク面を破損して記憶した情報を消失させるという
障害が増加することから、磁気ディスクの表面に潤滑剤
を塗布するか、または潤滑膜を被覆することにより前記
障害を防止することが提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、磁気ディスク面に対する磁気ヘッドスライダ
の浮上量が0.1μ−以下ともなると、従来においては
問題とならなかった回転スピンドルの微小な振れによる
磁気ディスクの横振れや回転時の磁気ディスクのうねり
、或いは回転スピンドルに装着された磁気ディスクの平
行度等が低浮上化を阻害する要因となってくる。
例えば第9図(a)に示すように6000rpmで回転
している5、1/4インチ径の磁気ディスク1における
半径50+ueの記録トラック上に、上下方向にLOu
w程度の起伏状のうねり等からなる表面形状の変動P0
があると仮定すると、その上面に対向して磁気ヘッドス
ライダ2を浮上させた場合、該磁気ヘッドスライダ2は
3 KHzの周波数で10μ−の振幅により振動するこ
とになる。
従って、前記うねり等からなる表面形状の変動P0が記
録トラックを一周するように連続的に生じていれば、該
磁気ヘッドスライダ2はその形状の変動P0に追従して
一定間隙を保った状態で浮上することができるが、第9
図(b)に示すように磁気ディスク2における表面形状
の変動P、が記録トラックの174周上に集中するよう
に急激に生じる場合には、浮上する磁気ヘッドスライダ
2がそのようなディスク形状の変動P、上に必然的に追
従できなくなり、時速110km+でディスク面に衝突
して破損させる問題が起きる。
また、このような条件下では磁気ディスク1の表面を如
何に潤滑化しても上記した表面破損を防止することが困
難であるという欠点があった。
本発明は上記した従来の問題点に鑑み、回転する磁気デ
ィスクの表面がうねるような形状変動があっても、浮上
する磁気ヘッドスライダの浮上量を該磁気ディスクの表
面の形状変動に追従制御して、磁気ヘッドスライダと磁
気ディスクとの衝突を回避し、該磁気ヘッドスライダの
低浮上を安定化した新規な磁気ディスク装置を提供する
ことを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記した目的を達成するため、回転する磁気デ
ィスク上に磁気ヘッドスライダを浮上動作させて、選択
したトラック位置に情報の記録・再生を行う装置構成に
おいて、前記磁気ヘッドスライダの一部に電気的に調整
可能な浮上力調節手段を設けると共に、前記回転する磁
気ディスクの表面形状の変動とその位置をあらかじめ検
出してそのデータを記憶させる記憶手段を有するヘッド
浮上量制御回路を備えてなり、そのデータに基づいて回
転する磁気ディスク上に浮上動作する磁気ヘッドスライ
ダの浮上刃tA節千手段駆動して磁気ヘッドスライダの
浮上量を磁気ディスクの表面形状に追従して制御する構
成とする。
また、前記磁気ヘッドスライダの一部に電気的に調整可
能な浮上力調節手段と前記回転する磁気ディスクの表面
形状の変動を静電容量の変化として検出する素子とを設
け、該検出素子により回転する磁気ディスク上に浮上動
作する磁気ヘッドスライダの浮上量の変化を常時観測し
、その観測データにより前記浮上力調節手段を順次駆動
して磁気ヘッドスライダの浮上量を前記磁気ディスクの
表面形状に追従して制御する構成とする。
C作 用〕 本発明では、回転させた磁気ディスクの表面形状の変動
(うねり等)とその位置を、例えば反射光の強弱により
検出する光フアイバ式変位針、反射光の焦点変位として
検出する光ヘッド、または静電容量の変化として検出す
る静電容量検出手段等によりあらかじめ検出し、その検
出信号を制御用データに変換して記憶させておき、かが
るam用データに基づいて回転する磁気ディスク上に浮
上させた磁気ヘッドスライダの浮上量を、そのスライダ
に付設した前記浮上力調節手段により制御して該磁気デ
ィスクの表面形状の変動に対して一定間隙で追従させる
ことにより、浮上状態を安定に維持することが可能とな
るので、該磁気ヘッドスライダと磁気ディスクとの接触
、衝突が回避され、磁気ディスク面の破損を防止するこ
とができる。
また、前記浮上力調節手段を付設した磁気ヘッドスライ
ダの一部に、更に回転する磁気ディスクの表面形状の変
動を静電容量の変化として検出する静電容量検出素子を
設け、該検出素子により回転する磁気ディスク上に浮上
させた磁気ヘッドスライダの浮上量の変化を常時観測し
、その観測データにより該浮上力調節手段を順次駆動し
て磁気ヘッドスライダの浮上量を前記磁気ディスクの表
面形状の変動に対して一定間隙で追従制御することによ
り、回転時の磁気ディスクの表面の形状変動(うねり等
)が時間的に大きい場合にも、充分に浮上状態を常に安
定に維持することが可能となり、該磁気ヘッドスライダ
と磁気ディスクとの接触、衝突が回避されるので、磁気
ディスク面の破損を防止することができる。
〔実施例〕
以下図面を用いて本発明の実施例について詳細に説明す
る。
第1図は本発明に係る磁気ディスク装置の一実施例を説
明するための要部構成図である。
本実施例では、第1図で示すようにスピンドルllに複
数枚の磁気ディスク12を装着する際に、その各磁気デ
ィスク12を12a、 12b、 12c  ・・・と
順にスピンドル11に取付ける度毎に、これら各磁気デ
ィスク12の表面に対してその表面形状(うねり等)の
変動状態を検出するための光プローブ16と、発光源1
7及び光検出器18を備えた光電変換検出部19とから
なる第2図に示す光フアイバ式変位計15を固定した支
持部材14をヘッドアクチュエータ13に取付けて、例
えば該光プローブ16の先端を磁気ディスク12aの表
面と2−一間隔となるように調整する。
前記光プローブ16は第3図に示すように複数本の投光
用光ファイバ16aと受光用光ファイバ16bとがアッ
トランダムに集束された構成からなり、第4図に示すよ
うにその各投光用光ファイバ16aから出射した光は磁
気ディスクの投光面161aで反射され、隣接する受光
用光ファイバ16bの受光面161bの投光面161a
との重なり合った部分の反射光のみが該受光用光ファイ
バ16bへ受光される。
このような構成により前記磁気ディスク12aを回転さ
せたa″態で第2図に示すように前記光電変換検出部1
9の発光源17からの光を光プローブ16の各投光用光
ファイバ16aを通してその先端より該磁気ディスク1
2aの測定トラックに沿って投光し、その投光面161
aからの反射光をそれぞれ隣接する各受光用光ファイバ
16bにより受光されて、例えば検出感度が0.01m
V/μ麟、最大分解能が0.014μ鋼の特性を有する
肘I FOTONIC5ENSOR(フォトニクス社製
)からなる光検出器18へ伝送されて光電変換される。
即ち、前記光プローブ16の先端と回転する磁気ディス
ク12aとの距離が、該磁気ディスク12aの表面形状
の変動により変化すると前記受光用光ファイバ16bで
受光する反射光の強度が変化することから、かかる反射
光を前記光検出器18で光電変換し、その電気信号を一
旦外部のパーソナルコンピュータ等へ伝送して前記磁気
ディスク!2aのトラックの位置と表面形状の変動値を
算出し、磁気ヘッドスライダ21の浮上量を制御するデ
ータ信号に変換して記憶素子付きヘッド浮上量制御回路
22における記憶素子(ROM)に記憶させておく。
一方、上記したようにスピンドル11に装着しては表面
形状(うねり等)の変動状態をあらかじめ検出した各磁
気ディスク12に対応して第5図に示すように順に、ヘ
ッドアクチュエータ13に取付けられた支持アーム20
により保持されて配設された磁気ヘッドスライダ21と
しては、例えば第6図に媒体対向面を上向きにしで示す
ように気流流出端面に磁気ヘッド素子(図示しない)を
設けたアルミナ・チタンカーバイド(A j! t(h
・TiC)等のセラミックからなる磁気ヘッドスライダ
21の一対浮上レール21aの両側に、電気的に調整可
能な浮上力調節手段、例えば前記浮上量を制御するデー
タ信号により駆動して該浮上レール21aの側面方向に
最大変位量が12μ鱗の範囲で広げたり、また狭めたり
して該磁気ヘッドスライダ21の浮上力発生面21bを
増減するためのPZT積層圧電素子25が該浮上力発生
面21bと同一面となるように付設された構成からなっ
ている。なお、第5図において24は防塵用の密閉容器
である。
従って、このような装置構成においては、回転する前記
複数の磁気ディスク12に対応して各磁気ヘッドスライ
ダ21をそれぞれ浮上させ、がっヘッドアクチュエータ
13の駆動により位置決めする際に、前記ヘッド浮上量
制御回路22に付設した記憶素子(ROM)に記憶され
た各磁気ディスク12の表面形状変動のデータ信号によ
りヘッド位置決め制御回路23を介して前記各磁気ヘッ
ドスライダ21に付設した浮上力調節手段であるPZT
積層圧電素子25を駆動させることにより、各磁気ヘッ
ドスライダ21の浮上量をそれぞれ対応する磁気ディス
ク12の表面形状の変動(うねりゃ、その他スピンドル
の微小な振れによる磁気ディスク12の振れ、磁気ディ
スク12の平行度の歪み等)に対して一定間隙で追従す
るように制御することが可能となる。
このため、磁気ヘッドスライダ21の浮上状態を安定に
維持することができるので、ヘッドクラッシュが回避さ
れ、各磁気ディスク12面の破損等を防止することがで
きる。
なお、以上の実施例では回転する磁気ディスクl2の表
面形状の変動(うねり等)を検出する手段として、光フ
アイバ式変位計15を用いた場合の例について説明した
が、本発明はこの例に限定されるものではなく、例えば
光デイスク装置に用いている光学ヘッド、または磁気デ
ィスクの表面形状の変動を静電容量の変化として検出す
るマイクロセンスを適用することも可能である。
例えば光学ヘッド31を検出手段として用いた場合の一
実施例では第7図に示すように、半導体レーザ32から
の出射光をコリメートレンズ33と偏光ビームスプリッ
タ34を通過させ、ミラー35で90度反射して対物レ
ンズ36を通して回転する磁気ディスク12の表面に集
光し、その集光した光は該磁気ディスク面で反射して再
び前記ミラー35で反射して対物レンズ36を逆に通っ
て前記偏光ビームスプリンタ34で90度曲げられ、レ
ンズ37と大きな非点収差を生じさせるシリンドリカル
レンズ38を通して光検知器39に結像される。
この時、結像されたビーム形状は合焦点状態では円形パ
ターン、非合焦点状態では楕円パターンとなり、回転す
る磁気ディスク12の表面形状の変動(うねり等)を、
あらかじめ前記した結像ビーム形状の合焦点距離と非合
焦点距離との変動距離差によって検出することができる
なお、前記光学ヘッド31は変位量を1/1000の分
解能で測定できる光学ヘッドを用いることにより、磁気
ディスク12のトラック面に20μ−のうねりがあって
も0.02μ霧の精度で測定可能である。
また、マイクロセンスを検出手段として用いた場合には
、第1図に示す光プローブ16の代わりに静電検出電極
プローブを用い、この静電検出電極プローブの先端を支
持部材14の先端部に、磁気ディスク12面と所定間隙
をもって対向するように保持し、該静電検出電極プロー
ブの他端は先覚変換検出部19の代わりに設置されたマ
イクロセンス本体に接続した構成とし、回転する磁気デ
ィスク12の変動する表面形状と静電検出電極プローブ
の先端との間の静電容量の変化により、該磁気ディスク
12の表面形状の変動(うねり等)を検出することがで
きる。
従って、前記光学ヘッド31、或いはマイクロセンスか
らなる検出手段によりあらかじめ検出された検出信号を
電気信号に変換した後、前記光フアイバ式変位計15を
用いた実施例と同様の方法によりその電気信号を一旦外
部のパーソナルコンピュータ等へ伝送して前記磁気ディ
スク12のトラックの位置と表面形状の変動値を算出し
、磁気ディスク12の測定トラック位置と表面形状の変
動を算出した所謂、磁気ヘッドスライダ21の浮上量を
制御するデータ信号に変換して該ヘッド浮上量制御回路
22に付設した記憶素子(ROM)に記憶させておき、
そのデータ信号に基づいて回転する前記磁気ディスク1
2上に浮上動作する前記磁気ヘッドスライダ21に付設
したPZT積層圧電素子25からなる浮上力調節手段を
駆動することにより、前記磁気ディスク12の変動する
表面形状に追従して該磁気ヘッドスライダ21の浮上量
を制御することが可能となるので、該磁気ヘッドスライ
ダ21と磁気ディスク12との接触、衝突が回避され、
磁気ディスク面の破損を防止することができる。
更に、第8図は本発明に係る磁気ディスク装置に用いら
れる磁気ヘッドスライダの他の実施例を示す斜視図であ
り、第6図と同等部分には同一符号を付している。
この図で示す実施例が第6図の例と異なる点は、媒体対
向面を上向きにして図示したA ffi !03・Ti
c等からなる磁気ヘッドスライダ41の一対の浮上レー
ル41aにおける気流流入側の端面に、Ti、 Crな
どの金属膜により形成した静電容量検出素子42を設け
たことである。
そしてかかる構成の磁気ヘッドスライダ41を回転する
磁気ディスク上に浮上させて、前記静電容量検出素子4
2により該磁気ディスクの表面形状の変動を、その表面
形状と前記静電容量検出素子間の静電容量の変化によっ
て検出することができる。
従って、前記磁気ヘッドスライダ41に設けた静電容量
検出素子42からなる検出手段によりあらかじめ検出さ
れた検出信号を電気信号に変換した後、その電気信号を
一旦外部のパーソナルコンピュータ等へ伝送して前記磁
気ディスクのトラックの位置と表面形状の変動値を算出
し、磁気ディスクの測定トラック位置と表面形状の変動
を算出した所謂、磁気ヘッドスライダ41の浮上量を制
御するデータ信号に変換して該ヘッド浮上量制御回路に
付設した記憶素子(ROM)に記憶させておき、そのデ
ータ信号に基づいて回転する前記磁気ディスク上に浮上
動作する前記磁気ヘッドスライダ41に付設したPZT
積層圧電素子25からなる浮上力調節手段を駆動するこ
とにより、該磁気ディスクの変動する表面形状に追従し
て該磁気ヘッドスライダ41の浮上量を制御することが
可能となるので、該磁気ヘッドスライダ41と磁気ディ
スクとの接触、衝突が回避され、磁気ディスク面の破損
を防止することができる。
更に、前記した構成の磁気ヘッドスライダ41を回転す
る磁気ディスク上に浮上させて、前記静電容量検出素子
42により該磁気ディスクの表面形状の変動を、その表
面形状と前記静電容量検出素子間の静電容量の変化によ
り検出することによって該磁気ヘッドスライダ41の浮
上量の変化を常時観測し、その検出信号を直ちに電気信
号に変換し、その電気信号を外部のパーソナルコンピュ
ータ等へ伝送して前記磁気ディスクのトラックの位置と
表面形状の変動値を算出した所謂、磁気ヘッドスライダ
41の浮上量を制御するデータ信号に変換し、そのデー
タ信号に基づいて前記磁気ヘッドスライダ41に付設し
たPZT積層圧電素子25からなる浮上力調節手段を常
時駆動させるようにする。
このようにすることによっても、前記磁気ディスクの変
動する表面形状に追従して常に該磁気ヘッドスライダ4
1の浮上量を制御することができ、回転時の磁気ディス
ク表面の形状変動(うねり等)が時間的に大きい場合に
も、前記浮上状態を常に安定に維持することが可能とな
るので、該磁気ヘッドスライダ41と磁気ディスクとの
接触、衝突が回避され、磁気ディスク面の破損を防止す
ることができる。
なお、以上の実施例において、回転する磁気ディスクの
表面形状の変動による磁気ヘッドスライダ41の浮上安
定性を乱すレベルが、例えば該磁気ディスク表面のトラ
ック方向での1/4周に対して10μ−以上の勾配を有
る形状変化、或いは直径方向(ヘッドシーク方向)の1
0−一の長さにおいて5μ−以上の勾配を有る形状変化
があらかじめ判明している場合には、そのレベル以上に
なる場合のみに磁気ヘッドスライダ41の浮上量を制御
するようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明に係る磁気ディ
スク装置によれば、回転する磁気ディスクの表面形状が
スピンドルの微小な振れやうねり、或いは平行度のゆが
みなどにより変動しても浮上する磁気ヘッドスライダを
その磁気ディスク面に所定間隔で安定に追従させること
ができるので、磁気ディスク面を破損する原因である磁
気ヘッドスライダと磁気ディスクとあ衝突をなくするこ
とができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る磁気ディスク装置の一実施例を説
明するための要部構成図、 第2図は本発明に係る光フアイバ式変位計を用いた検出
系の一実施例を示すブロック 図、 第3図は本発明に係る光プローブの一実施例を説明する
ための斜視図、 第4図は本発明に係る光プローブの投光用光ファイバと
受光用光ファイバとの位置関 係を示す図、 第5図は本発明に係る磁気ディスク装置の動作を説明す
るための要部構成図、 第6図は本発明に係る磁気ヘッドスライダの一実施例を
示す斜視図、 第7図は本発明に係る磁気ディスクの表面形状変動を検
出する光学ヘッドの一実施例 を示す構成図、 第8図は本発明に係る磁気ヘッドスライダの他の実施例
を示す斜視図、 第9図(a)、 (b)は従来の磁気ディスク装置にお
ける問題点を説明するための図である。 第1図〜第8図において、 11はスピンドル、12は磁気ディスク、13はへラド
アクチュエータ、14は支持部材、15は光フアイバ式
変位計、16は光プローブ、17は発光源、18は光検
出器、19は光電変換検出部、20は支持アーム、2L
 41は磁気ヘッドスライダ、22は記憶素子付きヘッ
ド浮上量制御回路、23はヘッド位置決め制御回路、2
4は密閉容器、25はPZT積層圧電素子、31は光学
ヘッド、32は半導体レーザ、33はコリメートレンズ
、34は偏光ビームスプリンタ、35はミラー、36は
対物レンズ、37はレンズ、38はシリンドリカルレン
ズ、39は光検知器、42は静電容量検出素子をそれぞ
れ示す。 第il1 7E 第9図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転する磁気ディスク(12)上に磁気ヘッドス
    ライダ(21)を浮上動作させて、選択したトラック位
    置に情報の記録・再生を行う装置構成において、前記磁
    気ヘッドスライダ(21)の一部に電気的に調整可能な
    浮上力調節手段(25)を設けると共に、前記回転する
    磁気ディスク(12)の表面形状の変動とその位置をあ
    らかじめ検出してそのデータを記憶させる記憶手段を有
    するヘッド浮上量制御回路(22)を備えてなり、その
    データに基づいて回転する磁気ディスク(12)上に浮
    上動作する磁気ヘッドスライダ(21)の浮上力調節手
    段(25)を駆動して磁気ヘッドスライダ(21)の浮
    上量を磁気ディスク(12)の表面形状に追従して制御
    することを特徴とする磁気ディスク装置。
  2. (2)回転する磁気ディスク上に磁気ヘッドスライダ(
    41)を浮上動作させて、選択したトラック位置に情報
    の記録・再生を行う装置構成において、前記磁気ヘッド
    スライダ(41)の一部に電気的に調整可能な浮上力調
    節手段(25)と前記回転する磁気ディスクの表面形状
    の変動を静電容量の変化として検出する素子(42)と
    を設け、該検出素子(42)により回転する磁気ディス
    ク上に浮上動作する磁気ヘッドスライダ(41)の浮上
    量の変化を常時観測し、その観測データにより前記浮上
    力調節手段(25)を順次駆動して磁気ヘッドスライダ
    (41)の浮上量を前記磁気ディスクの表面形状に追従
    して制御することを特徴とする磁気ディスク装置。
JP30447890A 1990-11-08 1990-11-08 磁気ディスク装置 Pending JPH04176066A (ja)

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JP30447890A Pending JPH04176066A (ja) 1990-11-08 1990-11-08 磁気ディスク装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06236641A (ja) * 1992-12-31 1994-08-23 Internatl Business Mach Corp <Ibm> ヘッド浮上量制御装置
US7564649B2 (en) * 2005-04-27 2009-07-21 Seagate Technology Llc Head assembly having a sensing element to provide feedback for head-media instability
US8310779B2 (en) 2005-04-27 2012-11-13 Seagate Technology Llc Head assembly having a sensing element

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US8837075B2 (en) 2005-04-27 2014-09-16 Seagate Technology Llc Head assembly with head-media spacing control

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