JPH04175223A - 多成分系複合ペロブスカイト固溶体の製造方法 - Google Patents

多成分系複合ペロブスカイト固溶体の製造方法

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JPH04175223A
JPH04175223A JP2298929A JP29892990A JPH04175223A JP H04175223 A JPH04175223 A JP H04175223A JP 2298929 A JP2298929 A JP 2298929A JP 29892990 A JP29892990 A JP 29892990A JP H04175223 A JPH04175223 A JP H04175223A
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elements
firing
precipitate
oxide
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JP2298929A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Kakegawa
一幸 掛川
Takayuki Abe
能之 阿部
Isao Takada
功 高田
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は多成分系複合ペロプスカイト固溶体の製造方法
に関するものである。
〔従来の技術〕
ペロブスカイト型酸化物は一般にABO,とあられされ
、Aサイトには2価(または1価)をとり得る元素、B
サイトには4価(または5価)をとり得る元素が入る。
更にBサイトについては平均して4価(または5価)で
あればよく、いくつかの元素の組合せが可能である。例
えばAサイトがpbで、BサイトがMgとNbからなる
Pb(Mg+/z Nbzz3)0、とか、NbをTa
で置換したPb(Mg+zi Tazyx)Ox もペ
ロブスカイト型酸化物であり、これを複合ペロブスカイ
ト型酸化物と称する。このような酸化物はAB−Cv(
h(但しx+y=1.x≠O,y≠0)とあられすこと
ができる。さらに近年では、複数の複合ペロブスカイト
酸化物の組合せ、すなわち多成分系複合ペロブスカイト
酸化物の探究もおこなわれ、高特性な材料もいくつか見
いだされている。
多成分複合ペロブスカイト酸化物の一例としては上記P
b(Mg+73Nbzzs)Ox とPb(Mg+zz
 Taz7z)Oxの固溶体があり、一般式としては (1)  A ””) (B 、 L′”ゝ、B2(ゝ
゛)、・・・ B %I++))XCy′c+l○3゜ (2)  A (a−1(B、 (b゛) 、 I32
(be1.・・・ 13q(bel)X(C,+c″)
、C21e″I ・・’+  Cr(C”)y Off
 +(3)(AI’諷・+、 A 2(ma1,  1
,、  A 、(i″・))(33,(b・)。
B2(1++1  、・・・+  BQ ”’)X  
Cy代り03゜(4)(A、(皇・1,A2(i″・’
、”、1 Ap’墨・’)(B、(b・)。
B2(ゝ゛ゝ、・・・、B q ” ” ’ ) ! 
(Cl” ” ’ +02(0°)、・・・ C,(C
4))y○、。
(但しA、A+ 、At 、 ・・・、A1,B、B、
B1, ・、B、3及びC,,Cr・、C,は元素を表
し、いずれもa、b及びCは元素群A、B及びCの価電
子数であり、x+yw1,x≠0.y≠O,a+b×x
+cX)’=6.P≧2.q≦2゜r≦2)の4通りで
ある。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところがこのような系の固溶体を製造する場合、均一な
組成を得ることは難しい。例えば上記pb(Mg+zz
 Nbzzi)OsとPb(Mgtzs Tazzs)
Ozの固溶体系の場合、単純にPbO、MgO、Nbz
Os及びTaxesを混合し焼成するだけでは組成が不
均一になり易い、この傾向は混合する化合物の種類が多
くなるほど顕著になる。
この原因は粒子の形状、粒径、混合状態などによると考
えらえる。いずれにしてもこの様な組成の不均一性は、
得られる固溶体の機械的特性、電気的特性に重大な影響
を及ぼし、好ましくないことは言うまでもない。
本発明の目的は上記欠点を解消し、多成分の系において
も充分均一な組成を得ることが出来る、多成分系複合ペ
ロブスカイト固溶体の製造方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段] 上記目的を解消するために本発明の方法は、(1)一般
式、6.(mo) (13,(be1, B、 (ゝ゛
ゝ、・・・。
BQ(b”))、 Cy(co)Q3型の多成分系複合
ペロブスカイト固溶体の場合には、元素イオン73 、
 (B4)。
B%b″1.・・・ 39(b″ゝを含有する水溶液か
らこれらの元素を所定の割合で含有し焼成後に酸化物と
なる化合物の沈澱物を得、この沈澱物を乾燥ないし加熱
して元素BIIBZ+ ・・・+Bqを含む化合物の混
合微粉末を得、この微粉末と焼成後に酸化物になる元素
Cの化合物粉末とをX:yのモル比で混合し、この混合
物を焼成して(B、””)。
B2(b″1, 、・、  B、 (bel) xC,
<C″’ o 、b、 1,。
X V) /2の固溶体を得、この固溶体を粉砕して得
た粉末と焼成後に酸化物となるA元素化合物粉末とを所
定の割合で混合し、焼成する点に特徴があり、(2)一
般式A(64)  (33,n++、  7321M+
 、・・。
B、(bel) X ((、(cリ (2(co)  
、 00.、  c、 +co1 )yO1型の場合に
は、元素イオンB、n++、B、(B4)。
・・・、B、(ゝ゛)を含有する水溶液からこれらの元
素を所定の割合で含有し焼成後に酸化物となる化合物の
沈澱物を得、この沈澱物を乾燥ないし加熱して元素B+
 、Bz 、・・・、B9を含む化合物の混合微粉末を
得、一方元素イオンC、(co1.  C!(co)。
・・・ (、(C41を含有する水溶液からこれらの元
素を所定の割合で含有し焼成後に酸化物となる化合物の
沈澱物を得、この沈澱物を乾燥ないし加熱して元素C,
,C,、・・・、Crを含む化合物の混合微粉末を得、
これら2種類の混合微粉末をx:yのモル比で混合し、
この混合物を焼成して(B+(be1 、  B、 (
be1.・・・ Bq(b”l)、(C,((+)。
C2′e″’  、+++、  cr (c′l)、 
0tb×x−cxy>zzの固溶体を得、この固溶体を
粉砕して得た粉末と焼成後に酸化物となるA元素の化合
物粉末とを所定の割合で混合し、焼成する点に特徴があ
り、(3)一般式(A1(龜+J%暑゛)、・・・ 7
4. 、 Ta 41 )(B、 (be)、 B、 
(bh)1,1,、  BQ(be))、 c、(co
10、型の場合ハ元素イf 7 B I(b” +  
B ! ”” 1・・・、BQ<ゝ゛)を含有する水溶
液からこれらの元素を所定の割合で含有し焼成後に酸化
物となる化合物の沈澱物を得、この沈澱物を乾燥ないし
加熱して元素Bl + B2 * ・・・t Bqを含
む化合物の混合微粉末を得、この微粉末と焼成後に酸化
物になる元素Cの化合物粉末とをX:yのモル比で混合
し。
この混合物を焼成して(B1 (ゝ41. 132(b
4)、・・・。
B Q””l) XC,(c”+0.、x、。X y)
 /zの固溶体を得、一方元素イオンA+  ””I 
A4 ’易°)、・・・。
A 、 (aりを含有する水溶液よりこれらの元素を所
定の割合で含有する焼成後に酸化物となる化合物の沈澱
物を得、この沈澱物を乾燥ないし加熱して元素A1 、
Az H・・・、A、の化合物の混合微粉末を得、この
混合微粉末と前記(13、(Ml 、  B2(b*1
゜・・・ 13 Q+b*1)xC,(cすO(bXX
+eXsIl/2の固溶体を粉砕して得た粉末とを所定
の割合で混合し、焼成する点に特徴があり、 (4)一般式(A (” ” + A z ” ” +
・・・HA p ” ” )(B、(b*1,  B、
(bリ I−I  B、  ””)) x(C,(C″
ゝ。
Cz(c″ゝ+”・+  cr (c″’)yos型の
場合には、元素イオンB、<ゝ゛ゝ 13%b″ゝ、・
・・  ’ Bq(b、1を含有する水溶液からこれら
の元素を所定の割合で含有し焼成後に酸化物となる化合
物の沈澱物を得、この沈澱物を乾燥ないし加熱して元素
Bl+Bz、・・・、B、を含む化合物の混合微粉末を
得、一方元素イオフ C,Ic″ゝ (2(cal 、
 ・1,、  C,(calを含有する水溶液からこれ
らの元素を所定の割合で含有し焼成後に酸化物となる化
合物の沈澱物を得、この沈澱物を乾燥ないし加熱して元
素CI+C2,・・・、Crを含む化合物の混合微粉末
を得、これら2種類の混合微粉末をX:yのモル比で混
合し、この混合物を焼成して(B、  (b、)、  
132(b、l。
”z  B、(11++)) 、 (c、 +c″)、
  C2(c−1,1,・ C,+c−+)yO02、
。CXV、/□の固溶体を得、さらに元素イオンA 、
  (aリ A2(m*ゝ、・・・ A 、 1841
を含有する水溶液よりこれらの元素を所定の割合で含有
し焼成後に酸化物となる化合物の沈澱物を得、この沈澱
物を乾燥ないし加熱して元素A1,A2 、・・・。
A9の化合物の混合微粉末を得、これと前記(B、(b
−)、 B2(ゝ゛)、・・・、BQ(ゝ”) 、  
(CI’ζ゛)。
C2””、 ・=、C1′e”)y O+bx**c×
y)/zの固溶体を粉砕して得た粉末とを所定の割合で
混合し、焼成する点に特徴がある。
〔作用] 本発明が対象とする多成分複合ペロブスカイト固溶体は
、Aサイトの元素が複数となるか又はBサイト(本発明
ではB、C,と表記)の元素の少なくとも一方の価電子
の方が複数となる。本発明はAサイト、Bサイ)(B及
び/又はC)の同一価電子の元素をそれぞれ一群として
先ず均一な組成の混合粉末を得、次にBサイトを構成す
るこの混合粉末同士を所定の比で混合焼成して固溶体を
得、最後にこの固溶体とAサイトを構成する混合粉末と
を所定の比で混合焼成することにより多成分ペロプスカ
イト酸化物を得る方法である。Bサイトを構成する元素
は化学反応を利用して固溶体にするため、Bサイト構成
イオンが原子レベルで均一分布する。従ってこの固溶体
とAサイトを構成する混合粉末を用いて合成すれば、最
終的に得られる多成分複合ペロブスカイト酸化物の均一
性は極めて高くなる。
本発明において、各サイトとも同一価電子の元素を一群
として湿式法により処理する。湿式処理はまず所望の元
素を含有する水溶液を調製し、この水溶液から各元素を
所定の割合で含有し焼成後に酸化物となる化合物の沈澱
物を得る。この湿式処理において、価電子数の異なる元
素を含有する水溶液から各元素を所定の割合で含有する
沈澱物を安定して得ることは困難な場合がある。価電子
数が相違すると適用し得る沈澱反応が相違することがあ
るからである。このため−群として扱う元素は同−価電
子数の中に限る必要がある。沈澱物は焼成して酸化物と
なる化合物であれば良く、酸化物以外の水和酸化物、水
酸化物、炭酸塩、硝酸塩などでも、またこれらの混合物
でもよい。実用的には水酸化物や水和酸化物が望ましい
。得られた沈澱物は濾別し、適宜洗浄の上乾燥し、所望
により加熱処理する。本発明における中間の固溶体は上
記の方法によって得られた混合粉末のうち、ペロプスカ
イト構造のBサイトを構成する混合微粉末同志あるいは
混合微粉末と化合物粉末とを所定の比に混合焼成して合
成する。この固溶体を具体的に例示すると、(Mg”、
 Ni”、 Co”l+zz(Nb”)z/zot −
、(Mgz′″+ Nl”、 Co”)I/3 (Nb
″’r Ta”)z7xoz、(Cu”、 Zn”>r
yz’Aryzoz、 (Y”、La”。
SC”)I/2 (Nb”、 Ta”)+zzOz  
等がある。
この様に合成した固溶体を粉砕して得た粉末とペロブス
カイト構造のAサイトを構成する混合微粉末あるいは化
合物粉末と混合し焼成した多成分系複合ペロブスカイト
固溶体を合成する。
本特許で使用する化合物粉末(Aの化合物粉末、Bの化
合物粉末そしてCの化合物粉末)は焼成して酸化物にな
る化合物であれば良い。例えば水酸化物、炭酸塩、硝酸
塩の外、アルコキシド等の有機金属化合物も使用できる
〔実施例〕
実施例1−5r ((Cuo、 s Zno、 s) 
+zzW+zz) 03の合成まず純度99.9重量%
のCuOとZnOを2規定HNO。
溶液80mfに溶解して、CuとZnの濃度をそれぞれ
0.06モル/lとした。別に60°Cに加熱した6規
定アンモニア水500a/!にキレート試験オキシンを
0.07モル/1となるように溶解した溶液を用意した
。このアンモニア溶液に上記CuとZnを含む2規定H
NO3溶液をゆっくり加え、沈澱物を生成させた。この
時の最終反応液のpHは9.5であった。沈澱物を反応
液から濾別し、蒸留水で充分洗浄した後、100°Cで
100時間乾燥し、更にアルミナ坩堝を用いて700°
Cで1時間熱分解した。このようにして得られたCuO
とZnOの混合微粉末と、純度99.9重量%の一〇、
を(CLIO,s Zno、 s)、7□−17□0□
の組成になるように調合し、めのう乳鉢にて混合した。
この混合物を2000kg/cmzの圧力で加圧成形し
、この圧粉体をアルミナ坩堝にいれ、800°Cで1時
間焼成した。得られた焼成物を粉砕し、純度が99.9
重量%の5rC(hとSr ((Cuo、 5Zna、
s>I7z’IIryz ) 03の組成になるようニ
fi合し、めのう乳鉢で混合した。この混合物は200
0kg/c+w’の圧力で加圧成形し、直径13■、厚
さ2■の圧粉体を得た。この圧粉体をアルミナ坩堝中、
1200°Cで1時間焼成した。得られた焼成物につい
て粉末X線回折装置にて測定し、試料自体に起因する回
折ピークの半値幅βを求め、(100)、 (110)
(200)回折(黒丸で示す) 、(001)と(00
2)回折(白丸で示す)対してそれぞれβcosθ対s
in θ(θは回折角)をプロットした。この結果を第
1図に示す。このプロットに一致させた直線の勾配はほ
とんどゼロであった。この勾配は格子面間隔変動を表す
。セラミックスでは応力による格子歪はほとんど起こら
ないため、格子面間隔変動は組成変動に起因する。この
ことから上記方法で得られた焼成物は組成変動がほとん
どない、すなわち組成がほぼ均一であると言うことが出
来る。
比較例1 純度が99.9重量%の5rCOs、ZnO、CuO、
WO。
をSr ((Cuo、s Zno、5Lzzl+l+z
z) 03の組成になるように調合し、めのう乳鉢で混
合し、実施例1と同様にして圧粉体を得、実施例1と同
様な操作により焼成体を作製した。この焼成体について
同様に粉末X線回折装置にて測定を行いβcos θ対
sinθ(θは回折角)をプロットした。この結果を第
2図に示す。プロットに一致させた直線がやや勾配を持
つことから、この方法で作製した焼結体は、幾分組成変
動を持つことがわかる。
比較例2 比較例1と同様な出発原料を用い、まず(Cuo、 5
Zno、s) +zJ+7□0□の組成になるように調
合し、めのう乳鉢で混合した。この混合物を2000k
g/cm”の圧力で加圧成形し、この圧粉体をアルミナ
坩堝にいれ、800°Cで1時間焼成した。得られた焼
成物を粉砕し、純度が99.9重量%のSrCO2を5
r((CLI+1.s Zno、s) +yzLzzl
 Osの組成になるように調合し、めのう乳鉢で混合し
た。以後の操作は実施例1と全く同様に行い焼成体を得
た。さらにこの焼結体について同様に粉末X線回折装置
にて測定を行いβcos θ対sinθ(θは回折角)
をプロットした。この結果を第3図に示す、プロットに
一致させた直線がかなりの勾配を持つことから、この方
法で作製した焼結体でも、大きな組成変動を持つことが
わかる。
〔発明の効果〕
本発明により、比較的容易に均一な組成の多成分複合ペ
ロブスカイト固溶体を得ることが可能になった。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1で合成されたSr ((Cue、3 
Zn*、s)I/zHIyz ) Oxのβcos θ
対sinθ(θは回折角)のプロット図であり、 第2図は比較例1で合成されたSr ((Cuo、s 
Zno、s)+1zHI/z ) (hのβcos θ
対sinθ(θは回折角)のプロット図であり、 第3図は比較例2で合成されたSr ((Cu、)、S
 Zn(1,s)l/J+zz ) Oxのβcos 
θ対sinθ(θは回折角)のプロット図である。 特許出願人 住友金属鉱山株式会社 第1図 1ne 0   0.1  0.2  0.3  0.4  0
.51ne sinθ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 一般式A^(^a^+^)(B_1^(^b^
    +^),B_2^(^b^+^),・・・,B_q^(
    ^b^+^))_xC_y^(^c^+^)O_3(但
    しx+y=1,x≠0,y≠0,b≠c,a+b×x+
    c×y=6,q≧2)型の多成分系複合ペロブスカイト
    固溶体を製造するにあたり、元素イオンB_1^(^b
    ^+^),B_2^(^b^+^),・・・,B_q^
    (^b^+^)を含有する水溶液からこれらの元素を所
    定の割合で含有し焼成後に酸化物となる化合物の沈澱物
    を得、この沈澱物を乾燥ないし加熱して元素B_1,B
    _2,・・・,B_qを含む化合物の混合微粉末を得、
    この微粉末と焼成して酸化物になる元素Cの化合物粉末
    とをx:yのモル比で混合し、この混合物を焼成して(
    B_1^(^b^+^),B_2^(^b^+^),・
    ・・,B_q^(^b^+^))_xC_y^(^c^
    +^)O_(_b_×_x_+_c_×_y_)_/_
    zの固溶体を得、この固溶体を粉砕して得た粉末と焼成
    後に酸化物となるA元素化合物粉末とを所定の割合で混
    合し、焼成することを特徴とする多成分系複合ペロブス
    カイト固溶体の製造方法。
  2. (2) 一般式A^(^a^+^)(B_1^(^b^
    +^),B_2^(^b^+^),・・・,B_q^(
    ^b^+^)_x(C_1^(^c^+^),C_2^
    (^c^+^),・・・,C_r^(^c^+^))_
    yO_3(但しx+y=1,x≠0,y≠0,b≠c,
    a+b×x+c×y=6,q≧2,r≧2)型の多成分
    系複合プロブスカイト固溶体を製造するにあたり、元素
    イオンB_1^(^b^+^),B_2^(^b^+^
    ),・・・,B_q^(^b^+^)を含有する水溶液
    からこれらの元素を所定の割合で含有し焼成後に酸化物
    となる化合物の沈澱物を得、この沈澱物を乾燥ないし加
    熱して元素B_1,B_2,・・・,B_qを含む化合
    物の混合微粉末を得、一方、元素イオンC_1^(^c
    ^+^),C_2^(^c^+^),・・・,C_r^
    (^c^+^)を含有する水溶液からこれらの元素を所
    定の割合で含有し焼成後に酸化物となる化合物の沈澱物
    を得、この沈澱物を乾燥ないし加熱して元素C_1,C
    _2,・・・,C_rを含む化合物の混合微粉末を得、
    これら2種類の混合微粉末をx:yのモル比で混合し、
    この混合物を焼成して(B_1^(^b^+^),B_
    2^(^b^+^),...,B_q^(^b^+^)
    )_x(C_1^(^c^+^),C_2^(^c^+
    ^),・・・,C_r^(^C^+^))_yO_(_
    b_×_x_+_c_×_y_)_/_zの固溶体を得
    、この固溶体を粉砕して得た粉末と焼成後に酸化物とな
    るA元素の化合物粉末とを所定の割合で混合し、焼成す
    ることを特徴とする多成分系複合ペロブスカイト固溶体
    の製造方法。
  3. (3) 一般式(A_1^(^a^+^),A_2^(
    ^a^+^),・・・,A_p^(^a^+^))(B
    _1^(^b^+^),B_2^(^b^+^),・・
    ・,B_q^(^b^+^))_xC_y^(^c^+
    ^)O_3(但しx+y=1,x≠0,y≠0,b≠c
    ,a+b×x+c×y=6,p≧2,q≧2)型の多成
    分系複合ペロブスカイト固溶体製造図するにあたり、元
    素イオンB_1^(^b^+^),B_2^(^b^+
    ^),・・・,B_q^(^b^+^)を含有する水溶
    液からこれらの元素を所定の割合で含有し焼成後に酸化
    物となる化合物の沈澱物を得、この沈澱物を乾燥ないし
    加熱して元素B_1,B_2,・・・,B_qを含む化
    合物の混合微粉末を得、この微粉末と焼成後に酸化物に
    なる元素Cの化合物粉末とをx:yのモル比で混合し、
    この混合物を焼成して(B_1^(^b^+^),B_
    2^(^b^+^),・・・,B_q^(^b^+^)
    )_xC_y^(^c^+^)O_(_b_×_x_+
    _c_×_y_)_/_zの固溶体を得、一方元素イオ
    ンA_1^(^a^+^),A_2^(^a^+^),
    ・・・,A_p^(^a^+^)を含有する水溶液より
    これらの元素を所定の割合で含有し焼成後に酸化物とな
    る化合物の沈澱物を得、この沈澱物を乾燥ないし加熱し
    て元素A_1,A_2,・・・,A_pの化合物の混合
    微粉末を得、この混合微粉末と前記(B_1^(^b^
    +^),B_2^(^b^+^),・・・,B_q^(
    ^b^+^))_xC_y^(^c^+^)O_(_b
    _×_x_+_c_×_y_)_/_zの固溶体を粉砕
    して得た粉末とを所定の割合で混合し、焼成することを
    特徴とする多成分系複合ペロブスカイト固溶体の製造方
    法。
  4. (4) 一般式(A_1^(^a^+^),A_2^(
    ^a^+^),・・・,A_p^(^a^+^))(B
    _1^(^b^+^),B_2^(^b^+^),・・
    ・,B_q^(^b^+^))_x(C_1^(^c^
    +^),C_2^(^c^+^),・・・,C_r^(
    ^C^+^)_yO_3(但しx+y=1,x≠0,y
    ≠0,a+b×x+c×y=6,p≧2,q≧2,r≧
    2)型の多成分系複合プロブスカイト固溶体を製造する
    にあたり、元素イオン(B_1^(^b^+^),B_
    2^(^b^+^),・・・,B_q^(^b^+^)
    )を含有する水溶液からこれらの元素を所定の割合で含
    有し焼成後に酸化物となる化合物の沈澱物を得、この沈
    澱物を乾燥ないし加熱して元素B_1,B_2,・・・
    ,B_qを含む化合物の混合微粉末を得、一方元素イオ
    ンC_1^(^c^+^),C_2^(^c^+^),
    ・・・,C_r^(^c^+^)を含有する水溶液から
    これらの元素を所定の割合で含有し焼成後に酸化物とな
    る化合物の沈澱物を得、この沈澱物を乾燥ないし加熱し
    て元素C_1,C_2,・・・,C_rを含む化合物の
    混合微粉末を得、これら2種類の温合微粉末をx:yの
    モル比で混合し、この温合物を焼成して(B_1^(^
    b^+^),B_2^(^b^+^),・・・,B_q
    ^(^b^+^))_x(C_1^(^c^+^),C
    _2^(^c^+^),...,C_r^(^c^+^
    )_yO(b×x+c×y)/zの固溶体を得、さらに
    元素イオンA_1^(^a^+^),A_2^(^a^
    +^),・・・,A_p^(^a^+^)を含有する水
    溶液よりこれらの元素を所定の割合で含有し焼成後に酸
    化物となる化合物の沈澱物を得、この沈澱物を乾燥ない
    し加熱して元素A_1,A2,・・・,A_pの化合物
    の混合微粉末を得、これと前記(B_1^(^b^+^
    ),B_2^(^b^+^),・・・,B_q^(^b
    ^+^))_x(C_1^(^c^+^),C_2^(
    ^c^+^),・・・,C_r^(^c^+^)_yO
    _(_b_×_x_+_c_×_y_)_/_zの固溶
    体を粉砕して得た粉末とを所定の割合で混合し、焼成す
    ることを特徴とする多成分系複合ペロブスカイト面溶体
    の製造方法。
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