JPH04173062A - ゼリー菓子及びその製造方法 - Google Patents

ゼリー菓子及びその製造方法

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JPH04173062A
JPH04173062A JP2297108A JP29710890A JPH04173062A JP H04173062 A JPH04173062 A JP H04173062A JP 2297108 A JP2297108 A JP 2297108A JP 29710890 A JP29710890 A JP 29710890A JP H04173062 A JPH04173062 A JP H04173062A
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jelly
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Mitsunori Tojo
東條 光徳
Yuuri Oosawa
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はゼリー菓子及びゼリー菓子の製造方法に関し、
特に所望位置に花を配置収納できるように工夫したもの
である。
〈従来の技術〉 従来、ゼラチンや寒天あるいはペクチンなどの膠質分を
主成分とし、例えばオレンジなどの果肉を入れて固めた
ゼリー菓子は知られており、その製法としてはゼラチン
又は寒天などのゼリーを湯で溶解してゼリー溶液とし、
このゼリー溶液中に所望の果肉などを投入した後凝固さ
せて、果肉入りゼリー菓子を得るようにしている。
〈発明が解法しようとする!!題〉 ところで、従来の果肉入りゼリー菓子は投入する果肉が
多くの水分や糖分を有しているので比重が大きく、また
どの向きに入っていても良いので、ゼリー中に容品に潜
入させ固定可能であったが、ゼリー溶液中に比重の小さ
い例えば花や葉などを潜入させる場合には、表面に浮か
んでしまい、潜入させ難いという問題がある。また、花
は向きによって美しさが異なるので、所望の向きに入れ
る必要があるが、比重が小さく浮いてしまうため、ゼリ
−中の所望の位置に所望の向きで入れ、固定するのは困
難てあった。。
本発明は上記事情に鑑み、花などの比重の小さいものを
所望位置に容易に配置収納でき、工業的に大量生産可能
なゼリー菓子及びゼリー菓子の製造方法を提供すること
を目的とする。
く課題を解法するための手段〉 前記目的を達成する本発明に係るゼリー菓子の構成は、
ゼリー中の所望位置に花を配置収納してあることを特徴
とする。
また、本発明の第一のゼリー菓子の製造方法は、花を比
重調整液に浸漬して比重調整を行った後、ゼリー溶液中
に配し、該ゼリー溶液を凝固させることを特徴とし、一
方、本発明に係る第二のゼリー菓子の製造方法は、ゲル
形成材料で被覆した花をゼリー溶液中に配し、該ゼリー
溶液を凝固させろことを特徴とする。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明に係るゼリー菓子は第1図に示すように、ゼリー
10の中に花11の花弁]1aが開いた状態で上面を向
くように配されており、まるでゼリーの中で花が咲いて
いるかのようなものとなっている。
ここで、上記ゼリー10に入れる花11としては、特に
限定されるものではなく、例えば洋ランなどの観賞尾花
の他、例えばベルパラ、パンジー、ボリジ、マリーゴー
ルド、ラベンダーなどの食用孔を用いるようにすればよ
い。
このゼリー菓子は食に供されるので、この中に入れる花
は、例えばNaCl0 (次亜塩素酸ナトリウム) 、
EtOH(エチルアルコール)などの殺菌剤を用いてあ
らかじめ殺菌しておくか、あるいは無菌室などで発育し
たものを用いるとよい。、 また、この花はゼリー菓子の製造時に、花が所定位置に
なるように比重を調整するため、殺菌した後に、例えば
レア糖などの糖液などの比重調整液に浸漬させておくの
が好ましい。
また、他の花の比j1glff整法としては、ゲル形成
材料を用いて花のまわりをゲルで被覆する方法を挙げる
ことができろ。ここで、上記ゲル形成材料とは、アルギ
ン酸カルシウム、各種のゼリー溶液などの公知の物質を
挙げられる。
このゲルを被覆する方法としては、以下の二通りがある
イ、花をアルギン酸ナトリウム水溶液に浸漬した後、塩
化カルシウムや乳酸カルシウムなどのカルシウム塩水溶
液に浸漬することにより、花のまわりにアルギン酸カル
シウムの層を形成する。
ロ、花がやっとギリギリ収納できる程度の小さな型の中
に花を入れ、ゼリー溶液などのゲル形成材料を注入し、
凝固させる。
尚、上述した殺菌処理に先立って、花を塩化カルシウム
溶液や乳酸カルシウムなどのカルシラL塩水Fl液(こ
浸漬させて、花弁の朝縄を強靭にしておけば、花弁にし
わが寄りにくいものとなり、さらに美しいものとなる。
本発明でゼリーとはゼラチンを用いるゼラチンゼリーの
他、ペクチン、果実酸及び砂糖からなる果実セリ−1寒
天による寒天ゼリー、カラギーナンシとよるカラギーナ
ンゼリー、また、これを組み合わせて食感を調節したゼ
リーなどの公知の凝固食品をいい、特に限定されるもの
で1よないが、透明性からゼラチンゼリーを用いるのが
特に花が美しく見えるため好ましい。
そして、ゼリー溶液中 ペクチン、寒天、カラギーナンなどのゼリー原料の水溶
液、またこれら水溶液の混合物をいい、凝固するとゼリ
ーになるものをいう。
また、ゼリー製造の際に花の匂いのする各科を適宜加え
ることにより、食品gfI値の高い製品とな咬好ましい
。尚、単独で使用すると香りが強すぎる香料を使用する
場合2こけ、例えばバニラエツセンスなどを併用して香
抄の強さをやわらげるようにするとよい。
本発明に係る第一のゼリー菓子の12造方法の一例を下
記に説明する。
■、殺菌工程 NaCl01EtOH溶液などの殺菌液を用い、この液
に花を浸漬するか、花に殺菌液を噴霧して殺菌し、その
検水で洗浄する。
■、比重調整工程 ショ糖、果糖、ブドウ糖などの糖液に、殺菌後の花を浸
漬する。
この際、糖の濃度を数段階に分けたものを用意して濃度
の低い方から順に浸漬させて、糖濃度を上がるようにす
れば、きれいな花弁のものを得る乙とができる。
■、ゼリー形成工程 上記■て得られた花を一個ないし被数個容器中の所望の
位置に配置し、ゼリー溶液(ゼラチン溶液)を注ぎ入れ
、凝固させて脱型し、第1図に示すようなゼリー菓子1
2を得る。
尚、脱型せずに密封包装を行えば長期保存品とすること
ができる。
次に本発明に係る第二のゼ13−菓子の製造方法の一例
を第2図を参照して下記に説明する。
■、殺菌工程 前述したy!造例と同様に行う。
■、比1!lL調整工程 花11をアルギン酸ナトリウム水溶液に浸漬した後、塩
化カルシウムあるいは乳酸カルシウムなどのカルし・ラ
ム塩水溶液に浸漬させて、第2図(alに示すように、
花11のまわり(こアル茗ン酸カッ、シウムの層13を
形成する。
尚1上記アルギン酸カルシウムの層13は熱で溶解する
ことがないのて、加熱しても花の形状を美しいままに保
つことができ、上記■の殺菌工程を省略し、この比重調
整工程の後に加熱殺菌処理を行うことも可能である。
■、ゼリー形成工程 上記■で得られたアルギン酸カルシウムの層13で被覆
された花11を、ゼリー容@s14に倒立状態で入れた
後、第2図(blに示すように、ゼリー溶液15を注ぎ
入れた後該ゼリー液15を凝固させて脱型し、第2図(
C1に示すようなゼリー菓子16を得る。
尚、ゼリー容器14への花11とゼIJ −8液15の
注入の順序は逆であってもよい。
また、第2図(dJに示すように、脱型せずにゼリー容
器14の開口部にfi17を覆い、ヒートシールして密
封包装を行えば、長期保存に供することができるが、こ
れを加熱殺菌すればさらに長期間の常温での保存に耐え
うるものとなる。この場合にも、アルギン酸カルシウム
の層]3は溶解せず、花の形状を美しいままに保つこと
ができる。
次に本発明に係る第二のゼリー菓子の製造方法の他の一
例を第3図を参照して下記に説明する。
■、殺菌工程 前述した製造例と同様に行う。
■、比重調整工程 第3図(a)に示すように、花]1がギリギリやっと収
容できるカップ容N20中に花を入れ、ゼリー溶液15
を注入し、凝固させた後説型して花入りゲル21を得る
■、ゼリー形成工程 乙の花入りゲル21を複数個ゼリー菓子の型の所望位曹
に配置し、ゼリー溶液を注入した後、冷却して凝固させ
、花入りのゼリー菓子22を得る。
す上代表的な製造例を挙げたが、本発明のゼリー菓子の
製法はこれに限定されるものではない。例えば、第一の
製法に係る上記比重!Ii!整法の糖液を用いる場合と
、第二の製法に係るゲル形成法を用いる場合とを併用し
て行うと、花弁が薄(形状の崩れやすい花であっても、
容易に形状の固定が行えるため好ましい。
く作   用〉 花弁が開いた状態で花がゼリー中の所定位置に配されて
いるのて、ゼリー中であたかも花が咲いているように見
える。
また、ゼリーに入れろ花として例えば食用孔を用いれば
、ゼリーと共に食用孔を食することができろ。
さらに、ゼリー中に入れる花のまわりをゲル形成材料を
用いて被覆する際、例えば花の香粉の香料を加えておく
と、花のまわりにだけ花の香りがし、ゼリーを食べたと
きにあたかも花が匂っているかのように感じさせること
ができる。
く実 施 例〉 す下、本発明の好適な実施例を説明する。
実施例] ゼリーに入れる花としてペルバラを用いた。
■ 1%塩化カルシウム水溶液に浸漬する。
■ 95%EiOHに浸漬し、殺菌した後、水洗した。
■ 5%、10%、15%の濃度のシPII液に各々5
時間づつ順に浸漬し、比重調整を行った。
■ 比重調整を行った花を、アルギン酸ナトリウム1.
7%水溶液に浸漬後、塩化カルシウム0.2%水溶液に
浸漬し、花11のまわりにアルギン酸カルシウムの層1
3を形成した(第2図(a)#照)。
尚、上記アルギン酸ナトリウム1.7%水溶液としては
水溶性香料を加えたものを使用した。
■ ゼリー容器14に上記アルギン酸カルシウムの層1
3を形成した花11をゼリー容器の底部中央(所望位置
)に配し、ゼリー溶液15を注入し、JR固しな(第2
図(bl参照)。
■ ゼリー溶液14から取り出しゼリー菓子16を得た
(第2図(cl参照)。
この得られたゼリー菓子はゼリー中の 中央のやや上方(所望位置)に花が開いた状態で上向き
に固定されており、見た目に美しいものであった。この
七′り一菓子を食してみたところ、花のまわりのゼリー
を食べると花の匂いがした。
実施例2 ゼリーに入れる花としてパンジーを用いた。
■ 0.5%塩化カルシウム水溶液に浸漬する。
■ 95%EtOHを噴霧し、殺菌した後、水洗した。
■ 5%、10%、15%の濃度のシ璽糖液に各々5時
間づつ順に浸漬し、比重調整を行った。
■ この比重調整後の花11を花11がギリギリ入るカ
ップ容器20中に、比重調整後の花を入れた。その後、
カラギーナン水溶液を注入し、凝固して花入りゲル21
を得た(第3図(ai参照)。
■ 得られた花入りゲル2〕をリング状のセリ−型の底
部(所望位[)に櫂数個均等に配し、ゼリー溶液を注入
した後凝固させた。
■ 型から取り出しゼリー菓子22を得た(第3図[b
l参照)。
この得られたゼリー菓子22はゼリー中のやや上方(所
望位置)に複数の花が均等に配されており、見た目に美
しいものであった。
〈発明の効果〉 z上、実施例と共に説明したように、本発明によれば花
をゼリー菓子中の所望位置に配することが容易にでき、
工業的に大量生産が可能となると共に、得られるゼリー
菓子はまるでゼリーの中に花が咲いているかのようで見
た目に美しいものとなる。また食用孔を用いえば花にも
食することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はゼリー菓子の斜視図、第2図、第3図は各々ゼ
リー菓子の製造工程概略図である。 図  面  中・ 10;ゴゼリー、 】1は花、 1.2,1.6.22はゼリー菓子、 131!アルギン酸カルシウムの層、 14はゼリー容器、 15はゼリー溶液、 】7は蓋、 20はカップ容部、 21は花入りゲルである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ゼリー中の所望位置に花を配置収納してあることを
    特徴とするゼリー菓子。 2)花を比重調整液に浸漬して比重調整を行った後、ゼ
    リー溶液中に配し、該ゼリー溶液を凝固させることを特
    徴とするゼリー菓子の製造方法。 3)ゲル形成材料で被覆した花をゼリー溶液中に配し、
    該ゼリー溶液を凝固させることを特徴とするゼリー菓子
    の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108771173A (zh) * 2018-05-22 2018-11-09 广州市新程食品有限公司 一种花瓣果冻及制备方法

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