JPH04173011A - 苗植付爪 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、機械植え用の苗、特にペーパーポット苗にお
いて植付は対象苗を切り出して圃場に植付けるための苗
植付爪に関する。

Ｃ従来の技術〕 上記苗植付爪において、従来ては、例えば特開平１−２
６５８１０号公報に示されているように、左右一対の縦
向き板爪の上端部に内向きの折返し部を形成するととも
に、先端刃縁は上端部から苗に切り込み突入するように
設けられていた。

〔発明か解決しようとする課題〕

ところか、上記従来構造による植付爪によってペーパー
ポット苗を植付ける場合には、板爪の上端部か植付対象
ポット苗の上端部に突入してペーパーポットを分離し始
め、次いで、横倒部分を下方に向けて順次切り離しして
行くのであるか、左右板爪による当該ポット苗の挟み込
み保持が為される前に、前記折返し部により上部を押し
なから側部の切り込み作用か行われるので、このときに
当該ポット苗のポット形状か崩れることかある。そうす
ると、左右板爪による植付圃場箇所に至るまでの苗保持
作用の際の苗保持力か充分でなく、円滑な植付作業か行
えなくなるおそれが大となる欠点があった。

本発明は、上記不具合点を解消することを目的としてい
る。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の特徴構成は、植付は対象苗を切り取って植付け
る左右一対の縦向き板爪を備え、前記各板爪の切り取り
移動方向先端の刃縁を、その下端側ほど上端側よりも先
行して切り取り作用するよう傾斜状に構成するとともに
、前記刃縁の上下両端部に内方側に向かう折返し部を形
成してある点にある。

〔作　用〕

左右の板爪の先端刃縁か下端側から順次植付は対象苗の
横側部を切断分離して行きながら、漸時、当該苗を保持
して行き、最後に左右の上端側折返し部によって上側部
を切断分離することになる。そして、分離された後は、
苗か左右板爪によって左右両側か保持され、かつ、苗の
下端側が下端側折返し部によって確実に保持されること
になる。

〔発明の効果〕

その結果、合理的な構造改良によって、植付対象苗の形
状か崩れるのを防止できて、しかも、確実に植付箇所に
至るまで苗を保持することかできることとなり、ペーパ
ーポット苗等の形状の崩れにより保持力か低下し易い苗
であっても、円滑な植付作業を行えるものを提供できる
に至った。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面に基ついて説明する。

第４図に本発明に係る苗植付爪（１）を備えた苗植付装
置（２）を示している。この苗植付装置（２）は、ペー
パーポット（３）により縦横に区画された状態で成育さ
れたペーパーポット苗（Ｗ）を載置して一定ストローク
で左右往復移動する苗のせ台（４）、苗のせ台（４）を
摺動支持するレール（５）の下端部に切欠き形成した苗
取出し口（６）から植付は対象ポット苗部分を切り出し
て圃場に植付ける植付機構（７）等をフレーム兼用の植
付伝動ケース（８）に支持させて構成してある。

前記苗のせ台（４）には、横移動ストロークエンドニオ
いて、ペーパーポット苗（Ｗ）を下方に向けて植付は幅
相当分縦送りする無端回動ヘルド式の縦送り装置（９）
を備えるとともに、横移動中にはペーパーポット苗（Ｗ
）を上方側から押え付けて崩れを防止し、かつ、ストロ
ークエンドにおいて前記縦送り作動を許容するへく上方
側に一時退避する面押えステー（１０）を設けである。

つまり、第１図に示すように、ストロークエンドにおい
て、植付伝動ケース（８）側に備えられる回転カム（１
１）が駆動アーム（１２）を接当揺動駆動して、苗ステ
ー（ｌＯ）を連結固定支持する横軸（１３）を−時的に
上方に押上げ駆動するよう構成してある。又、前記横軸
（１３）には、ペーパーポット苗（Ｗ）の植付は対象苗
の上段側のポット苗部分（Ｗａ）の下端側に入り込みず
れ落ちを阻止する支持部材（１４）を一体的に連設して
ある。

この支持部材（１４）は苗のせ台（４）のストロークエ
ンドにおいて一時的に上方に退避して順次次回画部分を
支持するよう構成してある。尚、この支持部材（１４）
の下端先端部は尖鋭に形成してあり、植付機構（７）に
よる切り出し作用に先立って予め破断のための切り込み
を行えるよう構成してある。

次に、植付機構（７）について説明する。植付機構（７
）は横軸周りて回転駆動される回転ケース（１５）の両
端部に植付ケース（１６）、　（１６）を支承するとと
もに、各植付ケース（１６）、　（１６）に植付爪（１
）、　（１）を備えである。第１図ないし第３図に示す
ように、植付爪（１）は、植付は対象苗を切り取って植
付ける左右一対の縦向き板爪（＋７）。

（＋７）を備え、前記各板爪（＋７）、　（１７）の切
り取り移動方向先端の刃縁（＋８）を、その下端側はど
上端側よりも先行して切り取り作用するよう傾斜状に構
成するとともに、前記刃縁（１８）の上下両端部に内方
側に向かう折返し部（１９）、　（２０）を形成してあ
る。このように構成しておくと、苗切出し時には、板爪
（１７）の先端刃縁（１８）によって植付は用ポット苗
（Ｗｂ）の両側縁部分か下端側から順次切断されて行き
、最後で上部折返し部（１９）によって植付は用ポット
苗（Ｗｂ）の上端縁部分か切断されて分離し、左右板爪
（１７）及び下部折返し部（２０）によって切り出し苗
の下部を支持して、笛部れの生しる二とかな・（、充分
な保持状懸を維持しながら円滑にポット苗（Ｗｂ）か圃
場面まで案内されることになる。

筒、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すか、該記入により本発明は添付図面の構成
に限定されるものではない。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係る苗植付爪の実施例を示し、第１図は
苗のせ白下端側の側面図、第２図は苗切り出し箇所の平
面図、第３図は植付爪の断面図、第４図は苗植付装置の
側面図である。 （１７）、　（１７）・・・・・・板爪、（１８）・・
・・・・刃縁、（１９）、　（２０）・・・・・・折返
し部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 植付け対象苗を切り取って植付ける左右一対の縦向き板
   爪（１７）、（１７）を備え、前記各板爪（１７）、（
   １７）の切り取り移動方向先端の刃縁（１８）を、その
   下端側ほど上端側よりも先行して切り取り作用するよう
   傾斜状に構成するとともに、前記刃縁（１８）の上下両
   端部に内方側に向かう折返し部（１９）、（２０）を形
   成してある苗植付爪。