JPH04172934A - ロータ用磁石の固定方法 - Google Patents
ロータ用磁石の固定方法Info
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- JPH04172934A JPH04172934A JP2296007A JP29600790A JPH04172934A JP H04172934 A JPH04172934 A JP H04172934A JP 2296007 A JP2296007 A JP 2296007A JP 29600790 A JP29600790 A JP 29600790A JP H04172934 A JPH04172934 A JP H04172934A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
磁石材料に樹脂バインダーを用いている樹脂結合磁石を
モーター或いはアクチュエーター用ローターに用いたロ
ーター用磁石の固定方法に関する。
モーター或いはアクチュエーター用ローターに用いたロ
ーター用磁石の固定方法に関する。
[従来の技術]
樹脂結合磁石を支持する継鉄の材質を金属とした場合、
金属製の継鉄と樹脂結合磁石とを圧入固定する方法、或
いは接着剤により接着固定する方法等が考えられていた
。又、継鉄の材質が、樹脂の場合、樹脂製の継鉄と樹脂
結合磁石とを圧入固定する方法、或い樹脂結合磁石をイ
ンサート又はアウトサートにて射出成形し結果として樹
脂性の継鉄を樹脂結合磁石と固定する方法が考えられて
いた。
金属製の継鉄と樹脂結合磁石とを圧入固定する方法、或
いは接着剤により接着固定する方法等が考えられていた
。又、継鉄の材質が、樹脂の場合、樹脂製の継鉄と樹脂
結合磁石とを圧入固定する方法、或い樹脂結合磁石をイ
ンサート又はアウトサートにて射出成形し結果として樹
脂性の継鉄を樹脂結合磁石と固定する方法が考えられて
いた。
[発明が解法しようとする課題及び目的]継鉄の材質が
、金属であれ樹脂であれ、樹脂結合磁石と圧入固定する
場合には、圧入した後の応力により、樹脂結合磁石に、
ヒビ割れ、破壊などの不具合が生じ、継鉄が磁石を支持
をすることが不可能となるという課題を生ずる。又、金
属製の継鉄と樹脂結合磁石を接着剤にて接着固定した場
合は、接着後の温度変化等により、接着固定力が減少し
、ひいては接着部からゆるみ抜は落ちるといった不具合
が生じる。更に、樹脂製の継鉄を射出成形によって得る
場合には、射出成形圧力によって樹脂結合磁石がヒビ割
れ、破壊する不具合が生じた。
、金属であれ樹脂であれ、樹脂結合磁石と圧入固定する
場合には、圧入した後の応力により、樹脂結合磁石に、
ヒビ割れ、破壊などの不具合が生じ、継鉄が磁石を支持
をすることが不可能となるという課題を生ずる。又、金
属製の継鉄と樹脂結合磁石を接着剤にて接着固定した場
合は、接着後の温度変化等により、接着固定力が減少し
、ひいては接着部からゆるみ抜は落ちるといった不具合
が生じる。更に、樹脂製の継鉄を射出成形によって得る
場合には、射出成形圧力によって樹脂結合磁石がヒビ割
れ、破壊する不具合が生じた。
上述の通り、継鉄の材質を、金属或いは樹脂とした場合
、樹脂結合磁石との固定方法は適切なものが無かった。
、樹脂結合磁石との固定方法は適切なものが無かった。
そこで、本発明の目的は、樹脂結合磁石と継鉄を確実に
固定する方法を提案することにある。
固定する方法を提案することにある。
[課題を解決するための手段]
本発明は、上述の課題を解決するために、樹脂結合磁石
を用いたローターにおいて、樹脂材料からなる継鉄と樹
脂結合磁石との固定を、樹脂材料からなる継鉄の一部を
超音波溶着或いは熱カシメ等の方法により熱変形させて
行うことにより確実な固定力及び信頼性を得ることが可
能であるローター用磁石の固定方法を提供するものであ
る。
を用いたローターにおいて、樹脂材料からなる継鉄と樹
脂結合磁石との固定を、樹脂材料からなる継鉄の一部を
超音波溶着或いは熱カシメ等の方法により熱変形させて
行うことにより確実な固定力及び信頼性を得ることが可
能であるローター用磁石の固定方法を提供するものであ
る。
[実施例コ
以下、実施例に沿って、本発明の内容を詳細に説明する
。
。
第1図は、本発明のローターの第1の実施例を示す縦断
面図である。又、第2図a−dは、本発明のローターの
第1の実施例の各構成部品の形状を示す断面図である。
面図である。又、第2図a−dは、本発明のローターの
第1の実施例の各構成部品の形状を示す断面図である。
第3図は本発明の第1の実施例の他の固定方法を示す縦
断面図である。第1図、第2図及び第3図について説明
する。
断面図である。第1図、第2図及び第3図について説明
する。
樹脂結合磁石1の内周部1aと、樹脂材料からなる継鉄
2の外周部2aとは、超音波溶着或いは熱カシメ等の方
法により固着固定する(第1図X印部)、ここで樹脂結
合磁石1を樹脂材料からなる継鉄2の固着固定方法は、
超音波溶着或い熱カシメ等の方法であるが、固着固定す
る接合部を樹脂結合磁石1aの一端面1bと、樹脂材料
からなる継鉄2のフランジ部2bとし、各々を超音波溶
着或いは、熱カシメ等の方法により固着固定する(第3
図X印部)、ここでシャフト4は、継鉄2の内周部2C
に挿入固定され、ローター3の回転中心を構成している
。又、ローター3がモーター等(図示せず)に組込まれ
た後に、シャフト4にピニオンギヤ5を装着すれば、第
1図の様になる。
2の外周部2aとは、超音波溶着或いは熱カシメ等の方
法により固着固定する(第1図X印部)、ここで樹脂結
合磁石1を樹脂材料からなる継鉄2の固着固定方法は、
超音波溶着或い熱カシメ等の方法であるが、固着固定す
る接合部を樹脂結合磁石1aの一端面1bと、樹脂材料
からなる継鉄2のフランジ部2bとし、各々を超音波溶
着或いは、熱カシメ等の方法により固着固定する(第3
図X印部)、ここでシャフト4は、継鉄2の内周部2C
に挿入固定され、ローター3の回転中心を構成している
。又、ローター3がモーター等(図示せず)に組込まれ
た後に、シャフト4にピニオンギヤ5を装着すれば、第
1図の様になる。
(モーター等は図示せず)
第4図は、本発明のローターの第2の実施例を示す縦断
面図である。又、第5図a−Cは、本発明のローターの
第2の実施例の各構成部品の形状を示す断面図である。
面図である。又、第5図a−Cは、本発明のローターの
第2の実施例の各構成部品の形状を示す断面図である。
第6図は、本発明のローターの第2の実施例の他の固定
方法を示す縦断面図である。第4図、第5図及び第6図
について説明する。
方法を示す縦断面図である。第4図、第5図及び第6図
について説明する。
樹脂結合磁石6の内周部6aと樹脂材料からなる継鉄7
の外周部7aとは、超音@溶着或いは熱カシメ等の方法
により固着固定する(第4図X印部)、ここで、樹脂結
合磁石6と樹脂材料からなるN鉄7の固定方法は、超音
波溶着或いは熱カシメ等の方法であるが、固着固定する
接合部を、樹脂結合磁石6の端面6bと、樹脂材料から
なる継鉄7のフランジ部7bとし、各々を、超音波溶着
或いは、熱カシメ等の方法により固着固定する(第6図
x印部)、ここで、本発明第2の実施例においては、継
鉄7の一部にピニオンギヤ部7cを備えており、ロータ
ー8はシャフト9の周りに回転自在に支持される。
の外周部7aとは、超音@溶着或いは熱カシメ等の方法
により固着固定する(第4図X印部)、ここで、樹脂結
合磁石6と樹脂材料からなるN鉄7の固定方法は、超音
波溶着或いは熱カシメ等の方法であるが、固着固定する
接合部を、樹脂結合磁石6の端面6bと、樹脂材料から
なる継鉄7のフランジ部7bとし、各々を、超音波溶着
或いは、熱カシメ等の方法により固着固定する(第6図
x印部)、ここで、本発明第2の実施例においては、継
鉄7の一部にピニオンギヤ部7cを備えており、ロータ
ー8はシャフト9の周りに回転自在に支持される。
第1の実11例及び、第2の実施例においては、各々樹
脂結合磁石1又は6と、継鉄2又は7がそれぞれ固着固
定されているが、その固着される部位は、実施例におい
て述べた、継鉄2又は7のフランジ部2b又は7bと樹
脂結合磁石1又は6の端面1b又は6bであってもかま
わないし、継鉄2又は7の外周部2a又は7aと樹脂結
合磁石1又は6の内周部1a又は6aであってもかまわ
ないし、或いは双方を取り入れた方法であってもかまわ
ないことは言うまでもない、又、固着固定する樹脂結合
磁石1又は6及び継鉄2又は7の横断面形状は、円形で
あっても多角形であっても、又、伯の形状であってもか
まわない。
脂結合磁石1又は6と、継鉄2又は7がそれぞれ固着固
定されているが、その固着される部位は、実施例におい
て述べた、継鉄2又は7のフランジ部2b又は7bと樹
脂結合磁石1又は6の端面1b又は6bであってもかま
わないし、継鉄2又は7の外周部2a又は7aと樹脂結
合磁石1又は6の内周部1a又は6aであってもかまわ
ないし、或いは双方を取り入れた方法であってもかまわ
ないことは言うまでもない、又、固着固定する樹脂結合
磁石1又は6及び継鉄2又は7の横断面形状は、円形で
あっても多角形であっても、又、伯の形状であってもか
まわない。
[究明の効果]
ローター用磁石の固定を本発明の方法によって成せば、
次の様な絶大なる効果を生ずる。
次の様な絶大なる効果を生ずる。
■、樹脂結合磁石と継鉄を超音波溶着等によって固着固
定することにより、樹脂結合磁石又は継鉄にある程度の
真円度、同軸度の不良があった場合でも、寸法修正され
ることになり、ローターの回転に必要なエアーギャップ
を従来より小さくすることが可能になり、ひいてはモー
ターのトルク性能の向上を達成できる。
定することにより、樹脂結合磁石又は継鉄にある程度の
真円度、同軸度の不良があった場合でも、寸法修正され
ることになり、ローターの回転に必要なエアーギャップ
を従来より小さくすることが可能になり、ひいてはモー
ターのトルク性能の向上を達成できる。
■、第2の実施例においては、軸受が不要になり安価で
シンプルな構造が得られる上、軸受部(シャフトと樹脂
継鉄)の摺動部が長いので音の発生が減少できる。
シンプルな構造が得られる上、軸受部(シャフトと樹脂
継鉄)の摺動部が長いので音の発生が減少できる。
第1図は、本発明のローターの第1の実施例を示す縦断
面図である。 第2図(a”1〜(d)は、本発明のローターの第1の
実施例の各構成部品の形状を示す断面図である。 第3図は、本発明のローターの第1の実施例の他の固定
方法を示す縦断面図である。 第4図は、本発明のローターの第20冥施例を示す縦断
面図である。 第5図(a)〜(c)は、本発明のローターの第2の実
施例の各構成部品の形状を示す断面図である。 第6図は、本発明のローターの第2の実施例の他の固定
方法を示す縦断面図である。 1.6−− 樹脂結合磁石 2.7−−N鉄 3.8−一 ローター 4.9−− シャフト 5−− ピニオンギヤ la、6a −一 樹脂結合磁石の内周部lb、
6b −一 樹脂結合磁石の端面2a、7a −一
継鉄の外周部 2b、 7b −一 継鉄のフランジ部2c −
一 継鉄の内周部 7c −−ピニオンギヤ部 以上 第1図 ((L) (b)第2図
面図である。 第2図(a”1〜(d)は、本発明のローターの第1の
実施例の各構成部品の形状を示す断面図である。 第3図は、本発明のローターの第1の実施例の他の固定
方法を示す縦断面図である。 第4図は、本発明のローターの第20冥施例を示す縦断
面図である。 第5図(a)〜(c)は、本発明のローターの第2の実
施例の各構成部品の形状を示す断面図である。 第6図は、本発明のローターの第2の実施例の他の固定
方法を示す縦断面図である。 1.6−− 樹脂結合磁石 2.7−−N鉄 3.8−一 ローター 4.9−− シャフト 5−− ピニオンギヤ la、6a −一 樹脂結合磁石の内周部lb、
6b −一 樹脂結合磁石の端面2a、7a −一
継鉄の外周部 2b、 7b −一 継鉄のフランジ部2c −
一 継鉄の内周部 7c −−ピニオンギヤ部 以上 第1図 ((L) (b)第2図
Claims (1)
- 樹脂結合磁石を用いたローターにおいて、樹脂結合磁石
を支持する樹脂材料からなる継鉄を、超音波溶着或いは
熱カシメ等の方法により熱変形をすることにより樹脂結
合磁石を支持する面において樹脂結合磁石と樹脂材料か
らなる継鉄を固着保持することを特徴とするローター用
磁石の固定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2296007A JPH04172934A (ja) | 1990-11-01 | 1990-11-01 | ロータ用磁石の固定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2296007A JPH04172934A (ja) | 1990-11-01 | 1990-11-01 | ロータ用磁石の固定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04172934A true JPH04172934A (ja) | 1992-06-19 |
Family
ID=17827927
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2296007A Pending JPH04172934A (ja) | 1990-11-01 | 1990-11-01 | ロータ用磁石の固定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04172934A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018502295A (ja) * | 2014-12-30 | 2018-01-25 | エルジー イノテック カンパニー リミテッド | トルクセンサーモジュール及びこれを含む操舵角センシング装置 |
-
1990
- 1990-11-01 JP JP2296007A patent/JPH04172934A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018502295A (ja) * | 2014-12-30 | 2018-01-25 | エルジー イノテック カンパニー リミテッド | トルクセンサーモジュール及びこれを含む操舵角センシング装置 |
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