JPH0417288Y2 - - Google Patents

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JPH0417288Y2
JPH0417288Y2 JP13223886U JP13223886U JPH0417288Y2 JP H0417288 Y2 JPH0417288 Y2 JP H0417288Y2 JP 13223886 U JP13223886 U JP 13223886U JP 13223886 U JP13223886 U JP 13223886U JP H0417288 Y2 JPH0417288 Y2 JP H0417288Y2
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JP
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drilling
hole
jig
mounting
mounting hole
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JP13223886U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は穿孔治具に係り、特に被取付部材上に
穿孔された既存の取付孔と同心の孔を取付け部材
の側に正確に穿孔できるようにした穿孔治具に関
する。
(従来の技術) 一般に重ね合せた2つの部材を締結する手段と
してピン結合が広く用いられている。ピン結合の
前段階として取付けられる側の部材(被取付部
材)に既に取付孔が開口していて、この上に重ね
合せる取付部材(取付部材)に対してあとから取
付孔を穿孔する場合が多くある。このような場合
には既存の取付孔と同径同ピツチの取付孔を取付
部材の側に穿孔しなければならない。
第5図はT形の取付フレーム1のフランジ2の
上に取付部材としての外板3,4を取付ける場合
を示しており、取付フレーム1のフランジ2には
所要数の既存の取付孔5,5……5が穿孔されて
いる。外板4に対して取付孔を穿孔するために透
明なプラスチツク板6を使つてプラスチツク板6
上に既存の取付孔5,5……5を写し取る方法が
ある。この方法はプラスチツク板6を取付位置に
あてがい、けがき針等を使つて取付孔5,5……
5の相当位置に十字マーク7を刻設する。しかる
のち、第6図に示されたように、プラスチツク板
6を外板4の所定位置にあてがい、十字マーク
7,7……7のセンタにドリル8を使つて取付孔
を穿孔する。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上述した従来技術においては、
プラスチツク板6に孔位置を写し取るときに誤差
が生じ、さらにドリルで穿孔する際に誤差が加重
され、結果として正確な取付孔の穿孔作業を行う
ことができないという問題があつた。
そこで、本考案の目的は、上述した従来技術が
有する問題点を解消し、透明なプラスチツク板に
対するけがき作業を要せずに被取付部材上の既存
の取付孔と整合する取付孔を取付部材の側に穿孔
できるようにした穿孔治具を提供することにあ
る。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するために、本考案はU字状
に折曲げられ、ほヾ等長の脚部を持つ治具本体の
一方の脚部の端部に外方へ突出し被取付部材の既
存の取付孔と嵌合できる位置決めピンを設ける一
方、治具本体の他方の脚部の端部に上記位置決め
ピンと同心であつて、かつ穿孔すべき孔径に等し
いガイド孔をもつ穿孔ブツシユを設けたことを特
徴とするものである。
〔実施例〕
以下本考案による穿孔治具の一実施例を第1図
乃至第4図を参照して説明する。
図中符号10は、U字状に折曲された治具本体
を示し、この治具本体10は、上部脚10aと、
下部脚10bと、それらを連接するベント部10
cとからなり、前記上部脚10aと下部脚10b
の内側面の間に空隙10dが形成されている。
前記上部脚10aの外端近くの上面には、穿孔
ブツシユ11が固着され、この穿孔ブツシユ11
には穿孔すべき孔の等しいガイド孔12が設けら
れており、このガイド孔12内にドリル8が導入
される。また下部脚10bの外端の下面には、位
置決めピン13が突設されている。この位置決め
ピン13の軸線は前記穿孔ブツシユ11のガイド
孔12の中心線と一致するように位置が決められ
ている。
次に第2図乃至第4図を参照して穿孔治具の使
用の態様について説明する。
第2図に示した例における被取付部材14はT
字形であり、ウエブ15とフランジ16とを有し
ている。このフランジ16には既存孔の取付孔1
7が穿孔されている。
第2図に示したように、穿孔治具10の位置決
めピン13を被取付部材14の既存の取付孔17
に対して嵌合させ、穿孔治具10の上部脚10a
と下部脚10bとの間に形成された前記空隙10
d内パネル状の取付部材18を挿入する。
次いで前記穿孔ブツシユ11のガイド孔12内
に穿孔ドリル8を導入して穿孔作業を行なう。こ
のようにして前記既存の取付孔17と同心の取付
孔を取付部材18の側に精度よく穿孔することが
できる。
第3図に示した実施例においては、被取付部材
20のフランジ22a,22bはウエブ21に対
して傾斜して接続されている。
前記フランジ22aの上面にはパネル状の取付
部材23が重ねられ、ピン24を介して結合され
ている。
またフランジ22bには既存の取付孔25が穿
設されており、この既存の取付孔25に対して穿
孔治具10の位置決めピン13が嵌入されてい
る。
前記穿孔治具の空隙10d内には取付部材26
が挿入され、前記実施例と同様にして穿孔ブツシ
ユ11のガイド孔12を通して穿孔作業が行われ
る。このように従来困難であつた傾斜面における
穿孔も容易に行なえ、高精度の穿孔が可能とな
る。
第4図は本考案のさらに他の実施例を示してい
る。この場合被取付部材27はL字状であつてウ
エブ28にフランジ29が接続されている。
このフランジ29には既存の取付孔30が設け
られており、この取付孔30に前記穿設治具10
の位置決めピン13が嵌入され、空隙10dに
は、取付部材31が挿入され、第3図と同様に容
易に穿孔作業がなされる。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ばU字状に折曲げられた穿孔治具の位置決めピン
を既存の取付孔に嵌合し、穿孔ブツシユのガイド
孔を通して穿孔するだけで取付部材に対して被取
付部材の取付孔と同心の孔を容易かつ高精度に穿
孔することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による穿孔治具の一実施例を示
した斜視図、第2図は本考案による穿孔治具を使
つた穿孔作業の要領を示した縦断面図、第3図お
よび第4図は本考案の穿孔治具による穿孔作業の
他の態様を示した縦断面図、第5図は従来の穿孔
位置決め要領を示した説明図、第6図は従来方法
による穿孔作業を示した説明図である。 8……穿孔ドリル、10……穿孔治具、11…
…穿孔ブツシユ、13……位置決めピン、14…
…被取付部材、17……取付孔、18……取付部
材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. U字状に折曲げられ、ほヾ等長の脚部を持つ治
    具本体の一方の脚部の端部に外方へ突出し被取付
    部材の既存の取付孔と嵌合できる位置決めピンを
    設ける一方、治具本体の他方の脚部の端部に上記
    位置決めピンと同心であつて、かつ穿孔すべき孔
    径に等しいガイド孔をもつ穿孔ブツシユを設けた
    ことを特徴とする穿孔治具。
JP13223886U 1986-08-29 1986-08-29 Expired JPH0417288Y2 (ja)

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JP13223886U JPH0417288Y2 (ja) 1986-08-29 1986-08-29

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JPS6338912U JPS6338912U (ja) 1988-03-12
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JPS6338912U (ja) 1988-03-12

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