JPH0447343Y2 - - Google Patents

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JPH0447343Y2
JPH0447343Y2 JP1986047036U JP4703686U JPH0447343Y2 JP H0447343 Y2 JPH0447343 Y2 JP H0447343Y2 JP 1986047036 U JP1986047036 U JP 1986047036U JP 4703686 U JP4703686 U JP 4703686U JP H0447343 Y2 JPH0447343 Y2 JP H0447343Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) [産業上の利用文野] 本考案は木造家屋のかもい取付け作業において
使用する、かもい取付治具に関するものである。
(ロ) [従来技術] 一般木造家屋のかもいの取付けにおいて、木材
自体が狂いが多いものであり、通常用いられる真
付背割材の柱等は、かもいをはめこむ柱の平行
度、真直度は、必ずと言うほどに狂つているもの
である。その狂いを正確に計測して、かもい両端
の切断線、又は、目地ほぞ導付線を出す為には、
かもい材を、装着すべき二本の柱の側面に第3図
の如く保持し、第4図に示す様に、柱、12、及
び13、の内法面A,B及びa,bの延長線B,
C及びb,cを加工前のかもい材、14、に画
き、それによつてE,D及びe,dの切断線又
は、導付線を割り出したものである。その時に、
柱側面に直角な、棚受け状のものを柱の側面に装
置して、かもい材をその上へ乗せて前述の切断線
及び導付線を指金等によつて画くもので、そら等
は単に、かもい材に墨つけをする為にのみ、かも
いの支持台として使用していた。しかも、かもい
取付け治具の稜辺を使用して直接仮墨線を墨つけ
するもの及び、ほぞ穴加工用の案内定規孔に関す
るものはなかつた。
(ハ) [本考案が解決する課題] 従来のかもい取付け治具は、かもい柱の墨付け
において単に柱の側面に沿わせて、かもい材を保
持するのみであつた。
一般に木造家屋のかもい取付けにおいて、木材
自体が狂いが多いもので、通常用いられる真付き
背割材の柱等は、かもいをはめこむ柱の平行度、
及び、真直度については必ずと言うほど狂つてい
る。この為に、平行ではない、柱の取付け内法面
に沿つた角度に合わせて、かもいの端部を指金で
寸法を出して切断し、取付け内法面に、ぴつたり
隙間なくはめこむのは、柱に傷をつけない様にす
るために極めて難しく高度な熟練を要するもので
あつた。又、強度を増す為に、かもいに目地ほぞ
をつけた時には、指金で柱に墨付けし、繋でほぞ
穴を穿つという、さらに難しく高度の技術を要す
る作業で、又、多くの時間を費やしていた。
本考案の目地ほぞを穿つ案内定規孔を有する、
かもい取付け治具は、高度の熟練を要せずとも、
ベテランと同じく正確にしかも効率的に、かもい
取付け作業が出来るものを提供するものである。
(ニ) [本考案が解決する手段] 以上説明した課題を解決する為の手段として、
かもい取付治具は次のようなものにした。
第1図、第2図、第3図、第4図、第5図、第
6図、第7図、第8図、及び、第9図、に基づい
て説明する。第1図、第2図、は本考案の斜視図
で、左右対象の一対で使用し、付した数字は、各
部の名称を示す。12、及び13、は、かもいを
取り付ける柱、14は、かもいを表す、すなわ
ち、基板1、の上縁2、と下縁3、に直角に垂設
したバイスの受けあご4、と基板1、の端部に受
けあご4と、同方向に垂設した雌ねじ板7、に螺
合する押しねじ8、に係合する押しあご6と、か
ら成るものである。そして、基板1、に、目地穴
穿ち案内定規孔9、を、上縁2、に平行に形成し
ている。
(ホ) [実施例] 木造家屋の柱と、かもいの関係は、第3図及び
第4図に示すように、必ずしも正確な真直度を持
つとは限らない。柱の内法面にピタリと、かもい
を取り付けるには、高度の技術を要するものであ
る。通常実施される方法は、第1図の右側の、柱
12、の内法面A,Bを延長してB,C、の線
を、かもいに仮墨付けする。同様にして左側に仮
墨付けb,cをした後A,a間の長さを求め、そ
れを基準にして右側の仮墨線B,Cに平行なD,
Eの胴付線を求めるものであり、左側b,cの仮
墨線による胴付線d,eの求め方も同様である。
次に、第1図から第9図によつて本考案の実施
例を説明する。
前述の仮墨線を求めるために本考案、かもい取
付治具を、第3図及び、第5図に示す様に、基板
1、が両側の柱の内法面にピタリと沿うように受
けあご4、と押しあご6で締め付け固定する。そ
して、かもい受け10、の上にこれから墨つけす
る、かもい材14を乗せ、柱の内法面延長線であ
る、かもいの墨付稜11で仮墨付けB,Cをす
る。その時、切欠6、が受けあご4、にあるの
で、柱の際まで仮墨線を画く事が出来る。第6図
の如く、その仮墨線によつて割だした胴付線を、
そのまま切断し、上縁2、の上に乗せれば、例
え、かもいが多少短くてガタついたとしても、木
ねじで締め付けても、釘で打ちつけても、ずれ動
く事がない。電気ドリル15は、木ねじ用下穴を
あけるところを示す。尚、墨つけの際に、かもい
の長さを敷居の長さに合わせれば、建具の立てつ
けも、開け付けも、二本の柱がたとえ垂直でなく
とも、ピタリとつける事が出来る。従来技術で
は、かもいを緊迫に嵌め込まなければ、木ねじ締
め付け、釘打ち付けの時、ズレ動いて正確な取付
けが出来ない、しかも、二本の柱の内法面は、木
材の表面に近い節の無い面を使用するので芯が偏
り外側へ彎曲する事が多く、敷居よりも、かもい
が長くなり勝ちのものであり、建具の開け付けを
合わせる事が難しい。
次に、かもいの取付け強度を増すための目地ほ
ぞ用の穴を柱の内法面に設ける場合は、柱の取付
け位置の下端線に、下縁3、を合致させて、かも
い取付治具を固定させれば、ほぞ穿ち用案内定規
孔9、を利用してトリマー16、又は、ルーター
等の電動工具で、目地ほぞ穴掘りが熟練を要する
ことなく簡単に出来る。
次に本考案の、かもい取付治具を主に、図面に
よつて説明する。第1図、は、本案の、左側治具
の斜視図、第2図、は、右側治具の斜視図、第3
図は、真直度に狂いのある二本の柱12、及び1
3、の内法側面に本案かもい取付治具を設置し、
柱の見付側から、鴨居材14、を上縁4、の延長
である、かもい受10、の上に柱12、及び1
3、に沿わせて乗せ、墨付稜11、でB,C及び
b,cの仮墨線を画く事を示す。
第4図は、仮墨線にもとづいて、指金一つで胴
付線.切断線を、正確、簡単に画く事が出来る事
を示す。
第5図は、墨付稜11と、受けあご欠けこみ
5、によつて筆記具が柱12、及び13、の際ま
で、かもい14、に仮墨線が画ける事を示す。
第6図は、胴付き線によつて、正確に切断され
た、かもい14、であり、本案かもい取付治具の
上縁2、を、かもい取付け下端線に、合わせて設
置する事によつて、正確な位置に取り付け得る事
を示す。
第7図は、本考案の柱側の側面図である。
第8図は、本考案の平面図である。
第9図は、本考案の一実施例図で、案内定規孔
9、を使用して、電動トリマー16、を用いて、
かもいの目地ほぞ穴を柱12、に掘ることを例示
する。
(ヘ) [考案の効果] この考案の、かもい取付治具を使用する時は、
かもい14を、嵌め込む柱12、及び13、の内
法面の平行度や、真直度に狂いがあつても、上縁
2の墨つけ稜11、を利用して容易に仮墨線を画
き、正確な胴付線を割り出す事が出来る。更に、
かもいの目地ほぞ用穴を柱12、に穿つには、目
地ほぞ穿ち案内定規孔9、を利用することによ
り、電動トリマー16、又は、ルーター等で正確
に簡単に出来、作業効率が上ると共に、家屋の出
来上がりが極めて良好になり、且つ、本、かもい
取付治具を使用する事により、建具の建付もよ
く、請負工務点の評判を高くするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の左側、かもい取付治具の斜
視図。第2図は、同、右側、かもい取付治具の斜
視図。第3図は、二本の柱の内法面へ、本考案を
取付け、その上に、かもい材を乗せた実施例図。
第4図は、かもいの胴付線の割り出し図。第5図
は、本考案に、かもい材を乗せた、右側実施例
図。第6図は、胴付線で、切断した、かもいを、
その取付位置である、二本の柱の内法面に取り付
けた左右の本考案の上に嵌め込み、木ねじの下穴
を開ける図。第7図は、左側本考案の側面図。第
8図は、同平面図。第9図は、柱の、かもい取付
け位置に本案を、合わせて取付け、目地穴穿ち案
内定規孔を利用してトリマーを使用する実施例
図。 1……基板、2……上縁、3……下縁、4……
受けあご、5……受けあご切込み、6……、7…
…雌ねじ板、8……押しねじ、9……案内定規
孔、10……かもい受け、11……仮墨付稜、1
2……右柱、13……左柱、14……かもい、1
5……電気ドリル、16……ルーター。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上縁2と、下縁3が平行な面を持つ基板1にお
    いて、上縁2と下縁3に、直角に垂設したバイス
    の受けあご4と、基板1の端部に受けあご4と同
    じ方向に垂設した雌ネジ板7と、雄ネジ板7に螺
    合する押しネジ8に係合する押あご6と、受けあ
    ご4は、上縁2の近くに切欠きを形成したもので
    成り、基板1に、ほぞ穴穿ち案内定規孔9を上縁
    2に、平行に形成したことを特徴とするかもい取
    付け治具。
JP1986047036U 1986-03-29 1986-03-29 Expired JPH0447343Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986047036U JPH0447343Y2 (ja) 1986-03-29 1986-03-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986047036U JPH0447343Y2 (ja) 1986-03-29 1986-03-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62158081U JPS62158081U (ja) 1987-10-07
JPH0447343Y2 true JPH0447343Y2 (ja) 1992-11-09

Family

ID=30867256

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986047036U Expired JPH0447343Y2 (ja) 1986-03-29 1986-03-29

Country Status (1)

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JP (1) JPH0447343Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0514389U (ja) * 1991-08-09 1993-02-23 山本窯業化工株式会社 目地模様形成用部材

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0514389U (ja) * 1991-08-09 1993-02-23 山本窯業化工株式会社 目地模様形成用部材

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62158081U (ja) 1987-10-07

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