JPH04124309U - 板金部材の位置決め構造 - Google Patents

板金部材の位置決め構造

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JPH04124309U
JPH04124309U JP2951691U JP2951691U JPH04124309U JP H04124309 U JPH04124309 U JP H04124309U JP 2951691 U JP2951691 U JP 2951691U JP 2951691 U JP2951691 U JP 2951691U JP H04124309 U JPH04124309 U JP H04124309U
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JP
Japan
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sheet metal
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guide rail
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metal base
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Pending
Application number
JP2951691U
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English (en)
Inventor
哲夫 渡辺
Original Assignee
株式会社明電舎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 位置決めピンを用いることなく、板金部材の
板金母材に対する位置決めを行う。 【構成】 板金母材に複数の円錐台形状突出部（又は凹
部）を適宜離間して設けるとともに、板金部材に前記複
数の突出部（又は凹部）と嵌合する円錐台形状の凹部
（又は突出部）を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は板金母材に板金部材を取付ける際の位置決め構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
板金母材に板金部材を位置精度良く取付けるには、一般に位置決めピンが用い られる。以下閉鎖配電盤における遮断器用案内レールの例について述べる。
【０００３】 図２は閉鎖配電盤の側断面図で、閉鎖配電盤１の内部には自動連結式遮断器２ が収納されている。遮断器２には車輪３が設けられていて、底板４上に取付けら れた案内レール５に沿って移動することができ、閉鎖配電盤１の外に引き出し、 または盤外から盤内に押し込むことができる。
【０００４】 図３（Ａ）は、図２における案内レール５を拡大して示した図で、図３（Ｂ） は案内レール５の栓溶接部（プラグ溶接部）と位置決めピン部を更に拡大して示 す断面図である。案内レール５を底板４に取付けるには、栓溶接用の孔６を設け た案内レール５に位置決めピン用孔７ｂの位置を罫書いて孔明け加工をし、底板 ４にも同様に位置決めピン用孔７ａの位置を罫書いて孔明け加工をする。そして 、底板４と案内レール５の位置決めピン用孔７ａと７ｂの位置を合わせて位置決 めピン８を挿入し、底板４に対する案内レール５の位置を固定した後栓溶接用孔 ６において栓溶接９を行う。栓溶接後位置決めピン８を抜き取って案内レール５ の取付作業は終了するが、ＪＥＭ−１２６７「配電盤・制御盤の保護構造の種別 」の適用により、位置決めピン８を抜き取った後の孔は、１ｍｍ程度の厚さの金 属板を底板４の裏面側に接着して塞いでいる。
【０００５】
【考案が解決しようとする課題】
位置決めピンを用いて、板金母材に対する板金部材の位置決めをするには、板 金母材と板金部材のそれぞれに位置決めピンの位置を罫書いて孔を明けなければ ならないが、此等の作業は手作業となるために生産性の低下を招く。位置決めピ ンの位置決めと孔明け加工を自動化したとしても、板金部材を板金母材に取付け た後位置決めピンを抜き取ると位置決めピン用の孔が残り、防水，防滴，又は適 用される規格によってはその孔を何等かの方法によって塞がなければならない。
【０００６】 本考案は、位置決めピンを用いることなく、板金部材の板金母材に対する位置 決めができる板金部材の位置決め構造を提供するものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
板金母材には適宜離間して板金部材側に複数の円錐台形状の突出部（又は凹部 ）を設け、板金部材には前記突出部（又は凹部）に嵌合する円錐台形状の凹部（ 又は突出部）を設ける。
【０００８】
【作用】
板金母材の突出部（又は凹部）に対して板金部材の凹部（又は突出部）を嵌合 すると板金母材と板金部材の位置が自動的に定まる。
【０００９】
【実施例】
本考案の一実施例を示す図１（Ａ），（Ｂ）において、板金母材である底板４ の適宜離間した所定位置に円錐台形状の突出部１０を２個所設け、板金部材であ る案内レール５の所定位置に前記突出部１０と嵌合する円錐台形状の凹部１１を 設けるとともに栓溶接用の孔１２を設ける。そして、前記２個所の突出部１０に 、前記２個所の凹部を重ねて嵌入すると底板４に対する案内レール５の位置は定 まり、孔１２を栓溶接１３とすることにより、案内レール５の取付作業は完了す る。
【００１０】 円錐台形状の突出部１０や凹部１１，栓溶接用孔１２の成形孔明け加工はすべ てプレス機械により自動的に行われるので、罫書き孔明け加工等の手作業は全く 無く、また、位置決めピンを使用しないから案内レール５を取付けた後の位置決 めピン用孔の塞ぎ作業等は不要となり生産性が著しく向上する。
【００１１】 なお、上記の実施例は板金母材４側に突出部１０を、板金部材５側に凹を設け た場合について説明したが、その逆でも良いことは勿論である。
【００１２】
【考案の効果】
本考案に係る板金部材の位置決め構造は板金母材に設けた複数の円錐台形状の 突出部に、板金部材に設けた前記複数の円錐台形状の突出部に嵌合する円錐台形 状の凹部を嵌入することにより、位置決めピンを使用することなく、板金母材に 対する板金部材の位置決めをすることができて、生産性を著しく向上するという 実用的効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の一実施例を示す説明図図１（Ａ）…閉
鎖配電盤の遮断器用案内レール部の斜視図図１（Ｂ）…
上記案内レール位置決め部の断面図
【図２】閉鎖配電盤の側断面図
【図３】従来例の説明図図３（Ａ）…閉鎖配電盤の遮断
器用案内レール部の斜視図図３（Ｂ）…図３（Ａ）にお
ける案内レール位置決め部の断面図
【符号の説明】
４…板金母材である底板 ５…板金部材である案内レール １０…円錐台形状の突出部 １１…円錐台形状の凹部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 複数の円錐台形状突出部（又は凹部）を
    適宜離間して設けた板金母材と、前記突出部（又は凹
    部）に嵌合する円錐台形状の凹部（又は突出部）を設け
    た板金部材とからなることを特徴とする板金部材の位置
    決め構造。
JP2951691U 1991-04-26 1991-04-26 板金部材の位置決め構造 Pending JPH04124309U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016505744A (ja) * 2012-12-19 2016-02-25 パトコ リミテッド ライアビリティ カンパニーＰａｔｃｏ， Ｌｌｃ トラス構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016505744A (ja) * 2012-12-19 2016-02-25 パトコ リミテッド ライアビリティ カンパニーＰａｔｃｏ， Ｌｌｃ トラス構造

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