JPH0417243A - 平板型陰極線表示装置 - Google Patents

平板型陰極線表示装置

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JPH0417243A
JPH0417243A JP11860890A JP11860890A JPH0417243A JP H0417243 A JPH0417243 A JP H0417243A JP 11860890 A JP11860890 A JP 11860890A JP 11860890 A JP11860890 A JP 11860890A JP H0417243 A JPH0417243 A JP H0417243A
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JP
Japan
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electrodes
cathode
electrode
display device
horizontal
Prior art date
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JP11860890A
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English (en)
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Seishi Takagi
清史 高木
Ichiro Yamamoto
一郎 山本
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は、文字、グラフィック表示を行なうための平板
型陰極線管表示装置に関し、特に複数の線状陰極から放
射される複数の電子ビームを偏向等によって生じるラス
タを繋ぎ合せてスクリーンに一枚の画像を表示する陰極
線管表示装置の改良に関するものである。
〔従来の技術] 本出願人は、先に、陰極線を用いた平面画像表示装置を
提案しているが、この表示装置の構成及び動作原理を説
明すると、この表示装置は、第1図及び第2図に示すよ
うに、所定の間隔を取って互いに平行に配置されてなる
複数本の線状陰極12と、背面板14側に配置されて線
状陰極12に直交するように設けられた水平制御電極1
6と、陰極12の直前に設けられて陰極12とほぼ同様
に水平方向に分割されている電子取出し電極18と、陰
極12を挟むように設けられたl対の垂直偏向電極20
と、複数の陰極12で構成される面に対向して配置され
ガラス等の絶縁基板の上に陽極がメタルバックされた蛍
光体膜22を有する正面板24を備えている0図面では
1対の垂直偏向電極20のうち隣接する偏向電極は一体
に融合された構成となっている。また、第1図において
は説明を明確にするため、各部の電極のみ示し、正面板
、背面板を除いて外囲器、ゲッタ等の部品は省略されて
いる。
次に、上記構成部材及びその機能について説明すると、
陰極12は、例えば、直径数十umのタングステン細線
に(Ba、Sr、Ca)0等の電子放射性物質を直接被
覆した直熱型、またはアルミナ等の耐熱性絶縁材料を被
覆したタングステン細線から成るヒータ線とこのヒータ
線を覆うニッケルスリーブ等に電子放射性物質を被覆し
た傍熱型のいずれかであり、直熱型陰極の場合には直接
通電し、また傍熱型陰極の場合には内蔵されたヒータ線
に通電することによって電子放射温度である600−8
00℃に加熱されている。尚、傍熱型陰極の場合には陰
極への通電は常時行なわれているが、直熱型陰極の場合
には陰極が選択されてその長平方向に亙って等電位にす
ることが行なわれる。第1図では傍熱型陰極12を示し
ており、符号12aがヒータ線であり、また符号12b
がスリーブである。
電子取出し電極18は、電子を通過させるための複数の
透孔18aを有する1枚の金属板状電極または陰極12
毎に対応して水平方向に分割された複数のストリップ状
の電極から成り、電子放射時に陰極12に対して正の電
位を印加することによって、陰極12から電子を集束し
て取出すのに用いられる。
垂直偏向電極20は、陰極12を挟むように配置され、
正面板24のスクリーン面に対してほぼ平行なうンド部
20aと陰極12に向かって傾斜しまたはスクリーン面
にほぼ垂直な偏向部20bを有するか楔形状の1対の金
属電極、もしくは正面板24にほぼ垂直方向に設けられ
た絶縁基板の上に金属板または金属膜を形成して構成さ
れた1対の電極から成り、電子取出し電極18を通して
取出された電子を集束すると共に垂直方向に偏向し正面
板24の上に設けられた蛍光体スクリーンの所定のラス
ク領域を偏向走査するのに用いられる。
水平制御電極16は、陰極12より背面板14寄りに、
陰極12の張架方向に直交して配置される複数の電極か
ら成り、この水平制御電極16は、垂直方向に本装置の
水平解像度とほぼ同等の数に分割されており、陰極12
から取り出されるシート状ビームまたは電子取出し電極
18の複数の透孔18aによって分割され同一方向に偏
向された複数の分割ビームを水平方向に制御するたのに
用いられる。この水平制御電極16は、基本的には背面
板14上に金属あるいは導電性物質を蒸着またはエツチ
ングすることによって形成された電極片から成っている
正面板24は、複数の陰極12で構成される平面に対し
てほぼ平行に対向して設けられたガラス等の透明絶縁性
材料から成り、薄膜アルミニウム等の陽極と一体化され
た蛍光体面22は、この正面板24の上に一面に設けら
れている次に、第1図の装置の駆動方法及び動作を説明
すると、本装置においては陰極12、垂直偏向量fil
 20の組が走査電極として用いられ、また水平制御電
極16がデータ電極として用いられ、この走査電極、デ
ータ電極を用いて線順次走査を行うことによって任意の
画像を表示することができる0例えば、第2図に示され
る(a)、(b)、(c)、(d)の小領域を繋ぎ合せ
てスクリーン面に画像を表示するが、その電子ビーム走
査は、先ず、(a)の領域に対応する水平制御電極16
の電位をほぼ陰極12の電位と等しく、且つ電子取出し
電極18の電位より低くし、一方、残りの(b)から(
d)の領域の水平制御電極16の電位を充分に深い負電
位(カットオ)電位)にすることによって、(a)の陰
極12のみから電子を引き出し、その直後に陰極12を
挟むようにして配置されている1対の垂直偏向電極20
の片側に漸増する側波、階段状、或は三角波状の電圧を
印加し、また、陰極12を挟んで対向する反対側の偏向
電極20に漸減する電圧を印加することによってスクリ
ーン状に(a)の領域を偏向走査する。
次に(b)の領域に対応する陰極12が選択され、同様
に偏向走査され、以下(c)、(d)の領域を順次走査
してlフレームが構成される。また、各領域の走査のタ
イミングに同期して水平制御電極16には映像信号が送
られる。例えば第2図において(b)の領域を6画素行
に対応して6段階に偏向走査する際には、電子ビームが
偏向されて所定の各画素行を電子ビームが走査するタイ
ミングにおいて水平制御電極16、陰極12及び電子取
出し電極18の少なくとも1つが変調されて画像を表示
する。
第1図及び第2図の装置の構成要素は、第3図に示すよ
うに結線され、これに第4図に示すような電圧が印加さ
れる。デジタル化されたテレビジョン映像信号等の画像
信号SPが外部から入力され、l水平走査期間(LH)
の信号が第1のラインメモリM、に順次メモリーされ、
カウンターによって検出され水平解像度を与える信号が
全て入力されると、その信号は第2のラインメモリM富
に転送出力される。
第2のラインメモリM、に転送された信号は1水平走査
期間記憶保持され、D/Aコンバーターやパルス幅変調
機能を有する水平制御電極駆動回路HDで適宜処理、増
幅されて、水平解像度と同数接続されている2n本の水
平制御電極16に変調電圧を印加することでビーム変調
が行われる。
それぞれのタイミングは次のようにして取られる。即ち
、第4図に示すように、陰極12が画面上部から下部に
向かって時分割的に1垂直小領域走査期間(lVa)づ
つ、被選択陰極12の陰極電位を一定電位の電子取出し
電極18の電位に対して負にすることによって順次選択
され、更に所定の各偏向点において第2のラインメモリ
M、から水平制御電極駆動回路HDを経て2n本、線順
次に水平制御電極16に印加される映像信号によって変
調されたビームを垂直走査することによって画像を表示
する。
第5図は他の従来例を示し、この従来例では、水平方向
に互いにほぼ平行に張架された複数の傍熱型線状陰極1
2と、ガラスまたは絶縁被覆された金属等の絶縁性基板
から成る背面板14の上に設けられたアルミ、酸化イン
ジウム等の薄膜通電膜またはエツチングされた金属板等
から成り線状陰極12毎に垂直方向に設けられた背面電
極26と、線状陰極12に対向してその長平方向にスト
ライブ状に線状陰極12の長平方向に並べて設けられた
複数の開孔部18aを有する1枚または複数に分割され
た面状の電子取出し電極18と、電子取出し電極18か
らの電子ビームを垂直方向に集束、偏向する1枚乃至複
数枚の電極から成る垂直集束偏向手段28と、電子取出
し電極18、垂直集束偏向手段28に設けられた開孔部
を通過した電子ビーム量を所定の画像信号に対応して電
圧またはパルス幅制御によって変調制御するために水平
方向に分離され、垂直方向に延びる複数枚の電極がら成
るビーム制御電極30と、電子取出し電極18からの電
子ビームを水平方向に集束偏向するための1乃至複数枚
の電極から成る水平集束偏向手段32と、陽極がメタル
バックされた蛍光体膜から成るスクリーン面を有する正
面板24とを備えている。
この表示装置の動作は、既にのべたように。
通電加熱されて動作状態にある線状陰極12がら電子ビ
ームを取り出すために、背面電極26の電位及び電子取
出し電極18の電位を陰極12の電位に対して制御する
ことによって行なわれる。
即ち、陰極12の電位に対して背面電極26または電子
取出し電極18の電位を深い負電位にすることによって
カットオフに制御すると、電子ビームは陰極12から放
射されなくなり、逆に背面電極26または電子取出し電
極18にカットオフ電位より正の電位を印加することに
よって陰極12から電子ビームが放射されるようになる
。本例においては、背面電極26が水平方向に延伸され
、陰極12毎に分断されているので、すべての背面電極
26の電位をカットオフにした後、画面上部から順次カ
ットオフより高い電位にすることにより順次電子ビーム
が放射され、更にこの電子ビームを所定の段数だけ垂直
あるいは水平方向に偏向させ、各偏向段のタイミングに
同期して、水平方向に分離されたビーム制御電極30に
制御信号を入力することにより任意の画像を得る。
〔発明が解決しようとする課III しかし、この提案による表示装置には次のような問題点
があった。
上記の提案による表示装置は、いずれも水平方向に分離
され、最終的に図示しない外囲器から外部に引き出され
る制御電極(前者の例では水平制御電極、また後者の例
ではビーム制御電極)の端子が多(、また前者の例では
少なくとも水平解像度に対応する数百本の引出し端子。
また後者の例では水平解像度を水平偏向走査する画素で
除した数の引出し端子が必要となり、更にこれらを個別
に駆動するための駆動LSIが必要であり、従って解像
度を向上に伴って駆動コストが高くなり、また多数の引
出し端子の高密度実装が必要であり、水平方向の電極間
の放電確率が増大する等の不都合が生じ易い欠点があっ
た。
本発明の目的は、陰極の張架方向に直交する電子ビー春
制御用の電極端子数を減少せしめることができ、従って
高い解像度でも安価に製造することができ、また電極間
の放電確率の増大による不都合をなくすことができる平
板型陰極線管表示装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段] 本発明は、上記の課題を解決するために、互いにほぼ平
行に張、2J!された複数の線状陰極と、これらの線状
陰極の張架方向に直交する方向に設けられた複数本の制
御電極と、線状陰極の長平方向に沿って配置されて同方
向の電子ビームをオン、オフすることができるように線
状陰極の張架本数とほぼ同数で線状陰極毎に分割された
ビーム制御手段と、電子ビームを偏向する偏向電極手段
と、複数の線状陰極によって構成される面に対向するよ
うに設けられた陽極と一体化された蛍光体層を有する正
面板とを備え、複数本の制御電極が画像信号をメモリし
ホールドする少なくともメモリ回路からの出力で駆動さ
れる平板型陰極線表示装置において、複数本の制御電極
が一定数毎に共通接続され、且つビーム制御手段及びメ
モリ回路がそれぞれこの一定数毎にほぼ分割され、また
ほぼ同数に時分割駆動されることを特徴とする平板型陰
極線表示装置が提供される。
[作用] このようにすると、−水平走査に対応するデータをホー
ルドするラインメモリを複数に分割することができ、且
つこのラインメモリからの出力を増幅、変調する水平方
向の電極を上記分割数とほぼ同数に共通接続し、また線
状陰極の長手方向の電子ビーム取出し電極を上記分割数
とほぼ同数に分割することによって電子取り出し電極の
端子を数分の1にすることができる。
このため、駆動LSIが少なくなる上に高密度実装が不
要となり、従って隣接する電極の間隔が広(なるので放
電確率が大幅に減少することになる。
〔実施例] 本発明を実施例を参考にして詳細に説明すると、第6図
は本発明の一実施例を示し、また第7図は第6図の実施
例の駆動システムの結線状態を示す、この第6図及び第
7図の実施例は、第1図の従来例に相応しており、この
第6図の実施例の表示装置tIOは、第1図の例の表示
装置とは電子取出し電極18が陰極12の長手方向に沿
って2分割されているほかは全く同一であり、従って同
一部分には同一符号を付している。この電子取出し電極
18の左右の分割部分は、第1及び第2の電子取出し電
極部分12A、12Bとし、またその開口部はそれぞれ
符号12a、12bで示されている。
第7図に示すように、2n本の水平制御電極16は、(
1)番と(n+1)番目、(2)番と(n + 2 )
番目、・・・、(n)番と(2n)番目の電極が共通に
接続されている。若し、水平制御電極16の数が2n+
1本で表わされる奇数であれば、任意の一本のみを独立
駆動させ、例えば、(1)番と(n+1)番目、(2)
番と(n+2)番目、・・・、(n)番と2n番目の電
極を共通に接続し、2 n + 1番目だけを独立させ
る等の処理を行なう。このように共通接続された水平制
御電極16のほぼ半数の端子が水平制御電極駆動回路H
Dに接続されていることが解る。また、第2のラインメ
モリM2は、MAD 、MBtで示すように、水平制御
電極16の分割数と同じ数で分割され、このうち第2の
一方のラインメモリMA、には図示しないカウンターに
よりデジタル画像信号(1)から(n)までが入力され
ると、これらのデータをホールドする状態にすると共に
続いて入力される(n+1)から(2n)までの信号を
第2の他方のラインメモリーMB意に転送し、このデー
タをこのラインメモリMB、にホールドさせる。尚、第
7図において符号CDは陰極駆動回路、SWは電子取出
し電極スイッチング回路、5socは同期信号発生回路
である。
次に、本表示装置の動作を説明する。デジタル画像信号
Spが外部から入力され、l水平走査期間(IH)に信
号が第1のラインメモリM1に順次メモリーされ、信号
がすべて入力されると、その信号は第2のラインメモリ
M8に転送出力されることは従来例と全く同様である。
水平制御電極駆動回路HDには一水平走査期間のメモリ
ーホールド期間に、水平制御電極16の分割数、即ちこ
の場合には2回、同期信号発生回路5socから水平制
御電極16に信号が出力されると同時に、この出力信号
に同期して取出し電極スイッチング回路SWから、それ
ぞれ共通接続された第1の取出し電極群16A及び第2
の取出し電極群16Bに印加する電圧をビームオン電圧
、ビームカットオフ電圧としてスイッチングして印加す
る。
第8図は第6図及び第7図の表示装置の動作時のタイミ
ングチャートを示し、同図(A)に示すように、1垂直
小領域走査期間(IVa)に8つの偏向位置をとる場合
に適用され、各陰極12は一本ずつそれぞれIVa期間
毎に、装置を構成する複数の電極に対して相対的に負に
印加され、残りの陰極12は相対的に正に印加され、そ
れによって1本の陰極12のみが選択され、電子取出し
電極18の電位が適切に選択されると2電子ビームの放
出が可能な状態となる。
電子取出し電極18の電位は、第2のラインメモリーM
Atからデータが転送された時に第1の電子取出し電極
部分18Aの電位が陰極電位より正になるように、また
この状態で第2の電子取出し電極部分18Bの電位が陰
極電位より負になるように、且つ第2のラインメモリM
B2からデータが転送され時に第2の電子取出し電極部
分MB、の電位が陰極電位より正に、またこの状態で第
1の電子取出し電極部分18Aの電位が陰極電位より負
になるように取出し電極スイッチング回路SWによって
制御される従って、−水平走査期間内でスクリーン面の
信号のデータ(1)乃至(n)は、水平制御型+116
の電極端子がそれぞれ画面左側と右側が共通接続されて
いるにも拘らず常にいずれかの電子取出し電極電位がカ
ットオフ状態にされているために出力されない。例えば
、左側のデータは第1の電子取出し電極部分18Aがオ
ンで第2の取り出し電極部分18Bの電位がカットオフ
である期間にのみ出力され、右側のデータも同様である
尚、偏向電圧波形は、−水平走査のデータ出力が分割し
て行なわれるので、時間的に偏向距離が変化しないよう
に各偏向位置で偏向電圧が一定となる階段状波形である
のが望ましく、従来のような三角波、鋸歯状の偏向波形
を用いる際には蛍光体ストライプ位置を左画面で第7図
(B)に示す時間差Δtに相当する距離だけずらせるこ
とが好ましい。
本発明の他の実施例が第9図及び第1O図に示され、こ
の実施例では、背面電極26によって電子ビームの形状
を整形し、且つ面状の電子取出し電極18を通して取り
出された電子ビームを垂直、水平両方向に偏向する形態
の表示装置に本発明が適用されている。
この表示装置は、背面電極26が背面板14上に陰極1
2の張架方向である水平方向に3分割して薄膜技術また
はエツチングによって形成された金属から成り、またビ
ーム制御電極30が第1O図に示すように結線されてい
ることを除いて第5図に示す表示装置と同じであり、同
じ部分には同じ符号を付している。
第10図に示すように、3n本のビーム制御電極30が
設けられ、これらのビーム制御電極30の電極番号(1
)番と(n+ 1 )番と(2n+1)番目、(2)番
と(n+2)番と(2n+2)番目、・・・、(n)番
と(2n)番と(3n)番目とn個置きに3本ずつの電
極が共通に接続されている。若し、制御電極数が3n+
1で表わされる整数である場合には一本のみを独立駆動
させる。例えば、(1)番と(n+1)番目と(2n+
1)番目、(2)番と(n+2)番目と(2n+2)番
目、・・・n番と2n番と3n番の電極を共通接続し、
(3n+1)番目の電極だけを独立させ、また制御電極
数が3n−1で表わされる整数である場合には電極番号
(1)番と(n+1)番と(2n+1)番目、 (2)
番と(n+2)番と(2n+2)番目、・・・  (n
−1)番と(2n−1)番と(3n−1)番目、(n)
番と(2n)番と(3n)番目というように3n本の電
極をn個置きに3本ずつ共通に接続し、最後の組だけを
2本接続する等の処理を行う。このように共通接続され
た水平解像度のほぼl/3の端子がビーム制御電極駆動
回路BHDに接続されている。この実施例において第9
図及び第1O図の左側、中央部、右側に対応する背面電
極群をそれぞれ第1、第2及び第3の背面電極群とする
。 また、この実施例で第2のラインメモリM、−が背
面電極に分割数に相応してそれぞれMAt 、MB、、
MC,で示すように分割され、このうち第2のラインメ
モリM A tには図示しないカウンターによりデジタ
ル画像信号(1)から(n)までが入力されると、これ
らのデータ(1)乃至(n)をホールドする状態になり
、更に続いて入力される(n+1)から(2n)までの
信号を第二のラインメモリーMB。
に転送しこのデータを第2のラインメモリMBヨにホー
ルドさせる。更に続いて入力される(2n+1)から(
3n)までの信号を第2のラインメモリMC3に転送し
、このデータを第2のラインメモリーMC,にホールド
させる。
次に、この表示装置の動作をのべると、デジタル画像信
号SPが外部から入力され、l水平走査期間(l H)
の信号が第1のラインメモリM1に順次メモリーされ、
すべての信号が入力されると、その信号は第2のライン
メモリM2に転送出力することは従来例と同様である。
ビーム制御電極駆動回路BHDにはl水平走査期間のメ
モリホールド期間に、背面電極26の分割数に相応する
回数、即ち3回、同期信号発生回路SCからビーム変調
信号が出力されると同時に、この出力信号に同期して背
面電極スイッチング回路SWは、それぞれ共通接続され
た第1の背面電極群26A、第2の背面電極群26B及
び第3の背面電極群26Cに印加する電圧をビームオン
電圧、ビームカットオフ電圧としてスイッチングして印
加する。
次に、この表示装置のタイムングチャートを第11図を
参照してのべると、−垂直小領域走査期間(lVa)に
8個の偏向位置をとり、前の実施例と同様に各情熱型陰
極12の表面電位は−本ずつそれぞれIVa期間づつ、
複数の電極に対して相対的に負に印加され、残りの陰極
12は相対的に正に印加して選択的に一本のみが背面電
極26の電位が適切に選択されると、電子ビーム放出が
可能な状態となる。
背面電極26の電位は、第2のラインメモリMADから
データが転送された時に第1の背面電極群26Aの電位
がビームオンとなり、またこの状態で第2及び第3の背
面電極群26B、26Cの電位が陰極電位より負で且つ
カットオフになるように背面電極スイッチング回路SW
によって制御される。
従って、−水平走査期間内でスクリーン面の左側のデー
タ(1)乃至(n)は、ビーム制御電極30の電極端子
がそれぞれ画面の左側と中央部と右側が共通接続されて
いるにも拘らずビームオン時には3つの背面電極26A
、26B、26Cのうち2つの背面電極の電位がカット
オフ状態にされているために出力されない。例えば、左
側のデータは第1の背面電極群26Aがオンで第2及び
第3の背面電極群26B、26Cの電位がカットオフで
ある期間のみ出力され、中央部及び右側のデータも同様
である。
尚、偏向電圧波形は、−水平走査のデータ出力が時分割
で行われるので時間的に偏向距離が変化しないように各
偏向位置で偏向電圧が一定となる階段状波形であるのが
望ましい。
上記2つの実施例においては、電子ビーム取り出しを制
御する電極として、電子取出し電極18及び背面電極2
6をそれぞれ用い、且つその分割数を2.3としたが、
これに限定されることはない。例えば、前者の場合、線
状陰極12の長平方向の電子ビーム取り出しを陰極12
の長平方向に複数に分割することができれば他の任意の
手段とすることができ、またその分割数も任意とするこ
とができる。
また、電極線の共通接続は、パネル内部の同一平面上に
設けられた多層絶縁配線基板で行なってもよいし、チッ
プインガラス型ICに電極端子を接続して行なってもよ
いし、パネル外で行なってもよい。
[発明の効果] 本発明によれば、上記のように、−水平走査に対応する
データをホールドするラインメモリを複数に分割し、且
つこのラインメモリからの出力を増幅、変調する水平方
向の電極を上記分割数とほぼ同数に共通接続し、またそ
れに相応して線状陰極の長平方向に電子ビームを取り出
す電極手段を上記分割数とほぼ同数に分割することによ
って電子ビーム取り出し用電極手段の電極端子を数分の
1にすることができ、その結果駆動LSIを減少し、高
密度実装が不要となって製造費用を大幅に低減すること
ができ、また実装密度の低下によって隣接する電極の間
隔が広(なり放電確率を大幅に減少することができる実
益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本出願人が先に提案した陰極線表示
装置の分解斜視図及び断面図、第3図は第1図及び第2
図の表示装置の駆動系統を示す結線図、第4図は第1図
及び第2図の表示装置の各部のタイミングチャートを示
す線図。 第5図は本出願人が先に提案した他の陰極線表示装置の
分解斜視図、第6図は本発明に係る平板型陰極線表示装
置の分解斜視図、第7図は第5図の表示装置の駆動系統
を示す結線図、第8図(A)(B)は第6図及び第7図
の表示装置のタイミングチャートを示す線図、第9図は
本発明の他の実施例の要部の平面図、第1O図は第9図
の実施例の駆動系統を示す結線図、第11図は第9図及
び第1O図の表示装置のタイミングチャートを示す線図
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 少なくとも互いにほぼ平行に張架された複数の線状陰極
    と、前記線状陰極の張架方向に直交する方向に設けられ
    た複数本の制御電極と、前記線状陰極の長手方向に沿っ
    て配置されて同方向の電子ビームをオン、オフすること
    ができるように前記線状陰極の張架本数とほぼ同数で前
    記線状陰極毎に分割されたビーム制御手段と、前記電子
    ビームを偏向する偏向電極と、前記複数の線状陰極によ
    って構成される面に対向するように設けられた陽極と一
    体化された蛍光体層を有する正面板とを備え、前記複数
    本の制御電極が少なくとも画像信号をメモリしホールド
    するメモリ回路からの出力で駆動される平板型陰極線表
    示装置において、前記複数本の制御電極が一定数毎に共
    通接続され、且つ前記ビーム制御手段及び前記メモリ回
    路がそれぞれ前記一定数毎にほぼ分割され、またほぼ同
    数に時分割駆動されることを特徴とする平板型陰極線表
    示装置。
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