JPH04172338A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPH04172338A
JPH04172338A JP29893390A JP29893390A JPH04172338A JP H04172338 A JPH04172338 A JP H04172338A JP 29893390 A JP29893390 A JP 29893390A JP 29893390 A JP29893390 A JP 29893390A JP H04172338 A JPH04172338 A JP H04172338A
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目時 郁
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川勝 哲
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、核酸やタンパク質を、化学発光反応により、
写真フィルム上に検出するための改良されたハロゲン化
銀写真感光材料に関する。
〔従来の技術〕
近年、分子生物学や免疫学の分野で、多種の制限酵素の
発見や各種ベクターの開発、細胞融合技術、細胞培養技
術の発達が著しい。なかでも、核酸中の特定のシーフェ
ンスを持つ断片を、プローブを用いて検出する技術、例
えば、コロニーハイブリダイゼーション法、サイン法、
ノーイン法などは、重要な技術である。また、モノクロ
ーナル抗体を用いたイムノアッセイは、研究上の技法と
してだけでなく゛、医療分野において、疾患の診断のた
めの重要な技術として多用されている。
これらの微量物質の検出には、従来から放射性同位元素
が用いられてきたが、それ自体不安定でかつ安全性の面
から取扱いが厳しく規制されている。更に検出において
、例えばX線フィルムを用いる場合、その露光は1日か
ら数日を要するため、迅速性に著しく欠けるという欠点
をもっている。
この放射性同位元素の代替として、酵素1織法、蛍光標
識法等が開発されているが、放射性同位元素を標識した
ものに比較して、十分な感度を有してりるとは言いがた
い。
一方、発光反応を用いる方法は、感度、安全性、迅速性
の面から、十分、放射性同位元素に代替する方法である
ことが知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
検出に発光反応を用いる場合、例えば、フォトンカウン
ターや、光電子増倍管等を用い光子計測をする方法が知
られている。
これらは、非常に高感度に発光反応を検出することがで
きるが、装置自体が高価であり、また、サザン法のよう
な二次元平面上に展開した物質を計測することは困難で
ある。
一方、二次平面上に展開した物質を二次元平面の情報と
して、取出すのに、写真フィルム例えばX線フィルムを
用いることができる。
写真フィルムは、発光反応の検出具としては、非常に高
感度でかつ、安価、手軽である。しかしながら、写真フ
ィルムを用い、例えば、ニトロセルロースフィルター上
に転写した物質を発光反応で検出する場合、基質、酸化
剤等を含む溶液に上記フィルターを浸漬し暗室内で写真
フィルムとの間に透明なポリマーシート又はガラス板等
を介して密着させ、一定時間露光するという方法がとら
れる。これらは非常に煩雑であることは言うまでもない
本発明の目的は、従来技術のような煩雑な操作を省き、
より簡単に露光することが可能で、かつ高感度の検圧を
行うことができる、ハロゲン化銀写真感光材料を提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明を概説すれば、本発明はハロゲン化銀写真感光材
料に関する発明であって、支持体の少なくとも一方の側
に、感光性ハロゲン化銀乳剤層を少なくとも1層有する
ハロゲン化銀写真感光材料において、その親水性コロイ
ド層の少なくとも1層に、化学発光基質の少なくとも1
種を含有していることを特徴とする。
本発明者らは、以上の理由から写真フィルムを用いる化
学発光の検出において、写真フィルムと化学発光基質を
一体化することにより、煩雑な操作を省き、より簡単に
露光することが可能となると考え、鋭意検討を重ねた結
果本発明を完成するに至った。
本発明に用いられる化学反応系は、少なくとも化学発光
基質、酸化剤、及び触媒から成る。
このうち、化学発光基質は、写真フィルムと一体化され
供される。一体化とは、写真フィルム、すなわち感光性
ハロゲン化銀乳剤を含む層内、あるいは感光性ハロゲン
化銀乳剤を含む層の上に積層された形で、更には、感光
性ハロゲン化銀乳剤層を有する支持体の反対側の面に塗
設された形等を表わす。
化学発光基質の1例としては、下記一般式〔I〕で表わ
されるルミノール誘導体が挙げられる。
口 〔式中R’又はR2の一方は水素であり、他方は式−N
R3R’ (式中R3、R4は、それぞれ独立に水素、
又は炭素数1〜6のアルキル基を示す)で表わされる〕 更に、別の化学発光基質の例としては、特願平2−80
675号明細書に記載の化合物が挙げられる。この化合
物は、下記一般式[11]で示される化合物、及び、芳
香族第一級アミン化合物の組合せが挙げられる。
(式中、Xは活性メチレン基若しくは活性メチン基を有
する化合物の残基、Yは酸素又は硫黄、Arは芳香族基
、Rはアルキル基を示す)更には、テトラビス(ジメチ
ルアミノ)エチレン、ルシゲニンアクリジニウムエステ
ル、塩化オキサリル、ルシフェリン等が挙げられる。
上記発光基質は、水溶性の場合はそのまま溶解し、また
、水に不溶性の場合には、いわゆるオイルプロテクト分
散法、直接分散法等の公知の分散方法を用いて、所望の
層へ含有することができる。
発光基質の含有量としては、lXl0−5モル/ m2
〜1モル/ m 2の範囲で必要により選択される。
触媒としては、ペルオキシダーゼ、ヘモグロビン、ヘミ
ン及びその誘導体、アルカリ性ヘマチン、ポルフィリン
金属錯体及びその誘導体、0−フェナンスロリン金属錯
体及びその誘導体等が挙げられる。
これら触媒の核酸及びタンパク質(抗原、抗体、又はリ
セプター等)への結合は、例えば常法[1982年、コ
ールド スプリング ハーバ−ラボラトリ−発行、T、
マニアステイス(T、 Maniastis)ほか著、
モレキュラー・クローニング、ア・ラボラトリ−・マニ
ュアル(Mo1B−cular Cloning、 A
 Laboratory Manual) 、及び石川
栄治ら編「酵素免疫測定法J  (1978)医学書院
列等〕に従って容易に調整することができる。
酸化剤に関しては、過酸化物、例えば過酸化水素、有機
過酸化物(例えば、クメンヒドロペルオキシド等)が用
いられる。また、別の態様として、過酸化物、特に過酸
化水素は、酸化酵素と該酵素の基質との反応で生成され
るものを用いても良い。
1例を示せば、グルコース酸化酵素とグルコースを用い
、生成する過酸化水素を酸化剤として用いる方法等が挙
げられる。酸化剤濃度は、10mM 〜I X 10−
’mMで用いられる。
前記一般式[I]で表わされるルミノール誘導体の例と
しては下記のものが挙げられる。
(I−1)         (I−2)好ましいのは
(1−1)ルミノール、(1−2)イソルミノールであ
る。
他方、前記一般式[Ir〕におけるXは、活性メチレン
基若しくは活性メチン基を有する化合物の残基であり、
芳香族第一級アミン化合物の酸化体と酸化カップリング
反応する化合物残基である。
これらXは、例えば、以下の一般式(II−a)〜(n
−d)で表わすことができる。
式中R1は置換若しくは非置換の第一級〜第三級アルキ
ル基、置換若しくは非置換のアリール基、複素環基、置
換若しくは非置換のアミノ基、カルボンアミド基、置換
若しくは非置換のスルホンアミド基、置換若しくは非置
換のウレイド基、アルコキシ基、カルボキシル基又はス
ルホ基を示し、R7は水素、置換若しくは非置換のアル
キル基、!f置換若くは非置換のアリール基又は複素環
基を示す。
式(II−a)におけるR1の例としては、メチル、エ
チル、プロピル、n−ブチル、t−ブチル、ヘキシル、
2−ヒドロキシエチル、2−フェニルエチルのような相
当するアルキル基、フェニル、ナフチル、2.4.6−
)ジクロロフェニル、2−90ロー4,6−シメチルフ
エニル、2.6−ジクロロ−4−メトキシフェニル、4
−アルキルアミノフェニル、4−トリフルオロメチルフ
ェニル、3. 5−ジブロモフェニル、4−カルボキシ
フェニル、2−メチルフェニル、4−スルファモイルフ
ェニル、3,5−ジヵルボキシフェニル、4−スルホフ
ェニルのような相当するアリール基、複素原子として窒
素又は酸素を含む5及び6員の複素環基例えばキノリニ
ル、ピリジル、ベンゾフラニル、オキサシリルのような
複素環基、アミノ、メチル了ミノ、ジエチルアミノ、ジ
ブチルアミノ、フェニルアミノ、トリルアミノ、4− 
(3−スルホベンズアミノ)アニリノ、2−クロロ−5
−アシル、アミノアニリノ、2−クロロ−5−アルコキ
シカルボニルアニリノ、2−トリフルオロメチルフェニ
ルアミノ、3.5−ジカルボキシフェニルアミノ、5−
カルボキシ−2−メトキシフェニルアミノ、2−メトキ
シ−5−(N−メチル)スルファモイルフェニルアミノ
、4−スルファモイルフェニルアミノ、3−スルファモ
イルフェニルアミノ、5〜カルボキシ−2−クロロフェ
ニルアミノのような相当するアミノ基、アルキルカルボ
ンアミド、アリールカルボンアミド、ベンゾチアゾリル
カルボンアミドのような相当するカルボンアミド基、ス
ルホンアミド、複素環スルホンアミドのような相当する
スルホンアミド基、アルキルウレイド、アリールウレイ
ド、複素環ウレイドのような相当するウレイド基、メト
キシ、エトキシのような相当するアルコキシ基、カルボ
キシル基又はスルホ基が挙げられる。
R2の例としては、ナフチル、フェニル、2゜4.6−
)リクロロフェニル、2−クロロ−4゜6−シメチルフ
エニル、2.6〜ジクロロ−4=メトキシフエニル、4
−アルキルアミノフェニル、4−トリフルオロメチルフ
ェニル、3゜5−ジブロモフェニル、4−カルボキシフ
ェニル、2−メチルフェニル、4−スルファモイルフェ
ニル、3.5−ジカルボキシフェニル、4−スルホフェ
ニルのような相当するアリール基、複素原子として窒素
又は酸素を含む5及び/又は6員の複素環基、例えばベ
ンゾフラニル、ナフトオキサゾリニル、キノリニルのよ
うな複素環基、エチル、ベンジル、2−シアノプロピル
、2−カルボキシプロピルのような相当するアルキル基
が挙げられる。
一般式(II−a)で表わされる代表的なものとしては
次のようなものを挙げることができる。
 −a−3 II −a−4 II −a−5 I II −a−6 R3C口C)I2CONHR,・ ・ ・    (I
I  −b)式中R3は置換若しくは非置換の第一級〜
第三級アルキル基、置換若しくは非置換のアリール基又
は置換若しくは非置換のアミン基を示し、R4は置換若
しくは非置換のアリール基を示す。
式(n−b)におけるR1の例としては、t−ブチル、
1.1−ジメチルプロピル、1.1−ジメチル−1−エ
チルチオメチル、■、エージメチルー1−(4−メトキ
シフェノキシ)メチルのような相当するアルキル基、3
−メチルフェニル、2−メトキシフェニル、4−メトキ
シフェニル、ハロフェニル、2−ハロー5−フルカッイ
ルアミノフェニル、2−クロロ−5−〔α−(2,4−
ジ−t−アミノフェノキシ)ブチルアミド〕フェニル、
2−メトキシ−5−アルカノイルアミノフェニル、2−
クロロ−5−スルホンアミドフェニル、3−カルボキシ
フェニルのような相当するアリール基、アニリノ、p−
メトキシアニリノ、3.5−ジカルボキシアニリノ、ブ
チルアミノのような相当するアミノ基が挙げられる。
R4の例としては2−クロロフェニル、2−ハロー5−
アルカノイルアミノフェニル、2−クロロ−5−〔α−
(2,4−ジ−t−アミルフェノキシ)アセトアミドフ
ェニル、2−クロロ−5−(4−メチルフェニルスルホ
ンアミド)フェニル、2−クロロ−5−ヘキサテ°カン
スルホンアミドフェニル、2−メトキシ−5−(2゜4
−ジ−t−アミルフェノキシ)アセトアミドフェニル、
2−メトキシフェニル、2−エトキシフェニル、3.5
−ジメトキシ力ルポニルフ工二ル、3.5−ジカルボキ
シフェニル、5−エトキシカルボニル−2−メトキシフ
ェニル、5−カルボキシ−2−メトキシフェニル、5−
メトキシカルボニル−2−クロロフェニル、5−カルボ
キシ−2−クロロフェニル、4−スルホフェニル、3−
カルボキシ−4−ヒドロキシフェニル、3−(N−カル
ボキシメチル)スルファモイルフェニル、5−カルボキ
シ−2−メトキシフェニル、3−カルボキシ−5−メタ
ンスルホニルアミノフェニル、4− (N−(3゜5−
ジカルボキシフェニル))スルファモイルフェニル、5
−カルボキシ−2−ヒドロキシフェニル、3− (N−
(2−カルボキシエチル))スルファモイルフェニル、
3.5−ジスルホフェニルのような相当するアリール基
が挙げられる。
一般式(II−b)で表わされる代表的なものとしては
次のようなものを挙げることができる。
 −b−1 しl It −b−2 −b−3 −b−4 −b−5 式中R3は、水素、ハロゲン、置換若しくは非置換のカ
ルバモイル基、置換若しくは非置換のスルファモイル基
、アルコキシカルボニル基又はアリールオキシカルボニ
ル基を示す。
式(II−c)におけるR3の例としては、N−アルキ
ル力ルバモイル、N、N−ジアルキルカルバモイル、N
−アリールカルバモイル、N−アルキル−N−アリール
カルバモイル、N−ベンゾチアゾリルカルバモイルのよ
うな相当するカルバモイル基、N−アルキルスルファモ
イル、N、N−ジアルキルカルバモイル ールスルファモイル、N−アルキル−N−アリールスル
ファモイルのような相当スるスルファモイル基が挙げら
れる。一般式(II−c)で表わされる代表的なものと
しては、次のようなものを挙げることができる。
II −c−1 1N 式中R6は置換若しくは非置換の第一級〜第三級アルキ
ル基、置換若しくは非置換のアリール基、複素環基、置
換若しくは非置換のアミノ基、アルキルカルボンアミド
基、アリールカルボンアミド基、スルホンアミド基、ア
ルキルスルファモイル基又はアリールスルファモイル基
又はカルバモイル基を示し、Rt、R8及びR3はR6
で定義した基の他に、ハロゲン又はアルコキシ基を示す
。また、R8とR9とでピリジン澁、ピロール環、ピリ
ドン溝、オキサジン環のような複素環を形成してもよい
。式(n−d)におけるR6−R9の例としては、メチ
ル、エチル、プロピル、n−ブチル、t−ブチル、ヘキ
シル、2−ヒドロキシエチル、2−フェニルエチルのよ
うな相当するアルキル基、ナフチル、フェニル、2゜4
.6−)ジクロロフェニル、2−クロロ−4゜6−シメ
チルフエニル、2.6−ジクロロ−4−メトキシフェニ
ル、4−アルキルアミノフェニル、4−トリフルオロメ
チルフェニル、3゜5−ジブロモフェニル、4−カルボ
キシフェニル、2−メチルフェニル、4−スルファモイ
ルフェニル、3,5−ジカルボキシフェニル、4−スル
ホフェニル基のような相当するアリール基、複素原子と
して窒素又は酸素を含む5及び/又は6員の複素環基、
例えば、キノリニル、ピリジル、ベンゾフラニル、オキ
サシリルのよつfLWl素環基、アミノ、アルキルアミ
ノ、アリールアミノのような相当するアミノ基が挙げら
れる。
一般式(I[−d)で表わされる代表的なものとしては
次のようなものを挙げることができる。
 −d−1 H n −d−3 叶 2H5 その他の活性メチレン基含有化合物としてはアセチルア
セトンのような1.3−ジケトンやアシル酢酸エステル
類が挙げられる。
一般式[I[]のA「の例としては置換基を有してもよ
いベンゼン環含有基、若しくはナフタレン環含有基が挙
げられる。置換基としては、上記Xの説明で記載した基
が挙げられる。Rの例としては炭素数1〜8個を有する
、分岐又は置換基を有してもよいアルキル基が挙げられ
る。
次に一般式[II)で表わされる本発明に係る化合物の
代表的具体例を示すが、本発明に用いられる化合物はこ
れらに限定されるものではない。
本発明において使用し得る芳香族第一級アミン化合物と
しては、〇−又はp−アミノフェノール系化合物及び〇
−又はp−フェニレンジアミン系化合物及びそれらの塩
が挙げられる。
好ましくはp−フェニレンジアミン系化合物であり下記
一般式[III]で示されるものである。
   B ゝ・、/ 式中、八及びBは水素又はアルキル基を表わし、AとB
は窒素原子と共に複素環を形成してもよく、DSE、G
及びJは水素、ハロゲン、ヒドロキシ基、アミン基、ア
ルコキシ基、アシルアミド基、アリールスルホンアミド
基、アルキルスルホンアミド基又はアルキル基を表わす
八及びBで表わされるアルキル基としては、炭素数1〜
6のものが好ましく、特に1〜4のものが好ましい。例
えばメチル基、エチル基、ブチル基を挙げることができ
る。これらのアルキル基は置換基を有していてもよく置
換基としては、例えばウレイド基、テトラヒドロフリル
基、カルボキシル基、メタンスルホン了ミド基、スルホ
基、メトキシ基、エトキシ基、メトキシエトキシ基、メ
トキシエトキシエトキシ基、メトキシテトラエトキシ基
が挙げられる。
D、G及びJとしては水素、アルコキシ基及びアルキル
スルホンアミド基、了リールスルホンアミド基が好まし
く、更に好ましくは水素である。Eとしては水素、アル
キル基、アシルアミド基が好ましく、より好ましくは炭
素数1〜3のアルキル基特にメチル基である。また、−
般式CI〕で示される化合物の塩としてはp−トルエン
スルホン酸、スルホン酸、スルフィン酸、硫酸エステル
、スルファミン酸、チオ硫酸S−エステル、カルボン酸
、リン酸エステル、アミドリン酸、リン酸、亜リン酸エ
ステル、有機ホウ素化合物、塩酸及び硫酸等の有機酸又
は無機酸の塩を挙げることができ、特にp−)ルエンス
ルホン酸塩、塩酸塩及び硫酸塩が好ましい。
以下に本発明に係る芳香族第一級アミン化合物の代表的
具体例を示すが、本発明はこれに限定されるものではな
い。
例示化合物 (I−1)N、N−ジエチル−3−メチル−4−アミノ
アニリン (III−2)N、N−ジエチル−4−アミノアニリン (DI−3)N−カルバミドメチル−N−メチル−4−
アミノアニリン (I[l−4)N−カルバミドメチル−N−テトラヒド
ロフルフリル−3−メチル−4−アミノアニリン (I[[−5)N−エチル−N−力ルボキシメチル=3
−メチル−4−アミノアニリン (nI−6)N−カルバミドメチル−N−エチル−3−
メチル−4−アミノアニリン (III−7)N−エチル−N−テトラヒドロフルフリ
ル−3−メチル−4−アミノフェノール(I−8)3−
アセチルアミノ−4−アミノジメチルアニリン (I[[−9)N−エチル−N−β−メタンスルホンア
ミドエチル−4−アミノアニリン (III−10) N−エチル−N−β−メタンスルホ
ンアミドエチル−3−メチル−4−アミノアニリン (II[−11) N−メチル−N−β−スルホエチル
−p−フェニレンジアミン (I[[−12) N−エチル−N−ヒドロキシエチル
−3−メチル−4−アミノアニリン (III−13) N−工+ルーN −[2−(2−メ
)キシエトキシ)エチル〕−3−メチルー4−アミノア
ニリン (III−14) N−エチル−N−[2−[2−(2
−メトキシエトキシ)エトキシ]エチル)−3−メチル
−4−アミノアニリン (III−15) N−エチル−N−[2−(2−[2
−[2−(2−メトキシエトキシエトキシ)エトキシ〕
エトキシ〕エトキシ)エチル〕−3−メチルー4−アミ
ノアニリン (II[−16)N、  N−ジエチル−3−メタンス
ルホンアミドエチル−4−アミノアニリン。
本発明は、メンブランフィルタ−上の特定物質を、触媒
を標識した該物質を特異的結合反応を起こす物質と、特
異的結合反応を起こさせ、酸化剤溶液を供給した後、発
光性基質を含む写真フィルムと重ね合せ、露光し、現像
によって特定物質の存在、及びその量を判定するという
ものである。
酸化剤は、触媒が効率よく反応するため、及び発光性基
質を活性化させるために必要なpHに緩衝することが好
ましい。例えば、pH=7.0〜13.0、好ましくは
8.5〜1265に緩衝することができる。
緩衝剤としては、ホウ酸−水酸化カリウム、トリス−塩
酸、バルビタール緩衝剤等公知のものが用いられる。
更には、発光反応を増強する増感剤を添加することも可
能である。例えば、特開昭59−171839号公報記
載の増感剤は、ペルオキシダーゼ/ルミノールを用いる
化学発光反応に有効である。
また、ポルフィリン金属錯体誘導体/ルミノールを用い
る化学発光反応には、特願平1−212938号明細書
記載の増感剤が有効である。
これらは、上記明細書の記載に従って酸化剤溶液中、又
は必要に応じて、写真フィルムに添加することが可能で
ある。
また、特願平2−80675号明細書記載の化学発光基
質の場合、芳香族第一級アミン化合物は酸化剤溶液に添
加される。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料に用いられる乳剤は
、ヨウ臭化銀、ヨウ塩化銀、ヨウ塩臭化銀などいずれの
ハロゲン化銀であってもよいが特に高感度のものが得ら
れるという点では、ヨウ臭化銀であることが好ましい。
写真乳剤中のハロゲン化銀粒子は、立方体、8面体、1
4面体のようなすべて等方的に成長したもの、あるいは
球形のような多面的な結晶型のもの、面欠陥を有した双
晶から成るものあるいはそれらの混合型又は複合型であ
ってもよい。これらハロゲン化銀粒子の粒径は、0.1
μm以下の微粒子から20μmに至る大粒子であっても
よい。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料に用いられる乳剤は
、公知の方法で製造できる。例えば、リサーチ・ディス
クロージャー(RD)Nα17643(1978年12
月)第22〜23頁の1・乳剤製造法(Bmulsio
n Preparation and types)及
び同(RD)Nα1’8716 (1979年11月)
第648頁に記載の方法で調製することができる。
本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料の乳剤は、例え
ば、T、H,ジェームズ(T、H,James)著、「
写真プロセスの理論J (The theory of
the photographic process)
第4版、マックミラン(Macmillan)社刊(1
977年)、第38〜104頁に記載の方法、G、F、
ダウフィン(G、 F、 Dauf f in)著[写
真乳剤化学J (photogra−phic emu
lsion Chemistry)、フォーカル プレ
ス(Focal press)社刊(1966年)、P
、グラフカイデス(P、 Glafkides)著「写
真の物理と化学J ((:himie et phys
ique photographique)、ポールモ
ンテ(Paul Mantel)社刊(1967年)、
V、L、ゼリクマン(V、 L、Zel ikman)
ほか著「写真乳剤の製造と塗布J (Making a
nd coatingphotographic em
ulsion)、フォーカル プレス社刊(1964年
)などに記載の方法により調製される。
すなわち、中性法、酸性法、アンモニア法などの溶液条
件、順混合法、逆混合法、ダブルジェット法、コンドロ
ールド・ダブルジェット法などの混合条件、コンバージ
ョン法、コア/シェル法などの粒子調製条件及びこれら
の組合せ法を用いて製造することができる。
本発明の好ましい実施態様としては、ヨウ化銀を粒子内
部に局在させた単分散乳剤が挙げられる。
ここでいう単分散剤とは、常法により、例えば平均粒子
直径を測定したとき、粒子数又は重量で少なくとも95
%の粒子が、平均粒子径の140%以内、好ましくは±
30%以内にあるハロゲン化銀粒子である。ハロゲン化
銀の粒径分布は、狭い分布を有した単分散乳剤あるいは
広い分布の多分散乳剤のいずれであってもよい。
ハロゲン化銀の結晶構造は、内部と外部が異なったハロ
ゲン化銀組成からなっていてもよい。
本発明の好ましい態様としての乳剤は、高ヨウ度のコア
部分に低ヨウ度のシェル層からなる明確な二層構造を有
したコア/シェル型単分散乳剤である。
高ヨウ度部のヨウ化銀含量は20〜40モル%で特に好
ましくは20〜30モル%である。
かかる単分散乳剤の製造は公知であり、例えばジャーナ
ル オブ フォトグラフィック サイエンス(J、Ph
ot、Sic、) 、第12巻、第242〜251頁(
1963) 、特開昭48−36890号、同52.−
16364号、同55−142329号、同58−49
938号、英国特許1.413,748号、米国特許3
.574.628号、同3,655,394号などの各
公報に記載されている。
上記の単分散乳剤としては、種晶を用い、この種晶を成
長核として銀イオン及びハライドイオンを供給すること
により、粒子を成長させた乳剤が特に好ましい。なお、
コア/シェル乳剤を得る方法としては、例えば英国特許
1.027゜146号、米国特許3,505,068号
、同4,444.877号、特開昭60−14331号
などの各公報に詳しく述べられている。
本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤は、アスペクト比
が2以上の平板状粒子であってもよい。
かかる平板状粒子の利点は、分光増感効率の向上、画像
の粒状性及び鮮鋭性の改良などが得られるとして例えば
、英国特許2.112.157号、米国特許4,439
,520号、同4,433.048号、同4,414.
310号、同4,434,226号などの各公報に記載
の方法により調製することができる。
上述した乳剤は、粒子表面に潜像を形成する表面潜像型
あるいは粒子内部に潜像を形成する内部潜像型、表面と
内部に潜像を形成する型のいずれの乳剤であってもよい
。これらの乳剤は、物理熟成あるいは粒子調製の段階で
カドミウム塩、鉛塩、亜鉛塩、タリウム塩、イリジウム
塩又はその錯塩、ロジウム塩又はその錯塩、鉄塩又はそ
の錯塩などを用いてもよい。乳剤は可溶性塩類を除去す
るためにヌーデル水洗法、70キユレーシヨン沈降法な
どの水洗方法がなされてよい。好ましい水洗法としては
、例えば特公昭35−16086号公報記載のスルホ基
を含む芳香族炭化水素系アルデヒド樹脂を用いる方法、
又は特開昭63−158644号公報記載の凝集高分子
剤例示G3,08などを用いる方法が特に好ましい脱塩
法として挙げられる。本発明に係る乳剤は、物理熟成又
は化学熟成前後の工程において、各種の写真用添加剤を
用いることができる。
公知の添加剤としては、例えばリサーチ・ディスクロー
ジャー No、 17643 (1978年12月)及
び同N[118716(1979年11月)に記載され
た化合物が挙げられる。これら二つのリサーチ・ディス
クロージャーに示されている化合物種類と記載個所を次
表に掲載した。
添加剤 RD−17643RD−18716頁  分類
   頁  分類 化学増感剤 23   III   648−右上増感
色素 23  rV  648右−649左現像促進剤
 29   XX1 648−右上刃ブリ防止剤  2
4    VI   649−右下安  定  剤  
 〃     〃 色汚染防止剤  25    ■  650左−右画像
安定剤 25   ■ 紫外線吸収剤  25〜26  ■  649右−65
0左フイルター 染料   〃     〃増  白 
 剤   24      V硬  化  剤   2
6     X     651左塗布助剤 26〜2
7 XI  650右界面活性剤 26〜27  XI
   650右可   塑  剤   27     
 Xll     〃ス  ベ  リ  剤    〃 スタチック 防止剤    27       Xll
      ”マ  ッ  ト  剤    28  
    XVI     650右バインダー  26
  1X   651右本発明に係る感光材料に用いる
ことのできる支持体としては、例えば前述のRD−17
643の第28頁及びRD−18716の第647頁左
欄に記載されているものが挙げられる。
適当な支持体としては、プラスチックフィルムなどでこ
れら支持体の表面は一般に、塗布層の接着をよくするた
めに、下塗層を設けたり、コロナ放電、紫外線照射など
を施してもよい。
そして、このように処理された支持体の片面あるいは両
面に本発明に係る乳剤を塗布することができる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により更に具体的に説明するが、
本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
実施例1 〔ルミノールを用いた化学発光検出用フィル
ムの作成〕 1−1.  感光性ハロゲン化銀乳剤の調製法(種晶の
調製) 以下の溶液を準備した。
反応釜にA液を入れて60℃に保温し、他の液は59℃
で添加した。この際、E液及びD液をコントロールダブ
ルジェット法により30分間かけて添加し、その後C液
及びE液をコントロールダブルジェット法により105
分間かけて添加した。かくはんは800 rpmで行っ
た。
流速は粒子の成長に伴いハロゲン化銀粒子の総表面積に
比例して増加せし杓、添加液の流入の際に、新しい核が
発生せず、かついわゆるオストワルド熟成を起こし、粒
径分布が広がらない流速で添加した。銀イオン液及びハ
ライドイオン液の添加時において、pAgはKBr液を
用いて、8.3±0.05に調整し、pHは硫酸を用い
て、2.0±0.1に調整した。得られた粒子はヨウ化
銀含量が2mo1%、粒径0,03μm、σ/ r =
0.11、(1,1,1)面が5%で他は(1,0,0
)面の角がややかけた立方体粒子であった。
種晶の成長後、炭酸す) IJウム液を用いてpHを6
.00±0.3に調整した後、40℃まで温度を下げ、
ナフタレンスルホン酸ホルマリン樹脂液及び硫酸マグネ
シウム溶液を用い、凝集沈降法による脱塩処理を施し、
更にゼラチンを加えpA已−8,5、pH=5.85の
種晶乳剤(T)を16.9 kg得た。得られた種晶は
冷却し、冷暗所中に保管した。
(粒子の成長) 以下の方法で平均粒径1,25μmの粒子を調製した。
はじめに、以下の溶液を調製した。すべての量はハロゲ
ン化銀l mol当り調製する量を示す。
J液:r水      350  ccに仕上げる。
1セラチン   10  g □アンモニア水 60  cc [よff’p?    6  cc K液;[水      87.9 ccに仕上げる。
KBr           5.54gにI    
        3.31gしゼラチン    1.9
g 1ゼラチン    2,9g M液:[水      87.9 ccに仕上げる。
硝酸銀    11.3 g アンモニア水  8.8cc (アンモニア水 115.6 cc 0液°[水      165  °°(0仕上1f7
)・’KBr          94   gゝアン
モニア水  8.5CC 反応釜にJ液を45℃に保温し、800 rpmのかく
はんを行った。j液のpHは酢酸を用いて9.90に調
整し、これに種晶(T)を1.16 g/ AgXモル
採取し添加した。その後、P液を7分間かけて等速で添
加し、更にに液、M液を同時に55分間かけて添加した
。このときのPAgは7.92であった。更に、20分
間かけてKBr溶液及び酢酸を用いてpH=8.83、
ρAg=9.0に調整した後、N液、L液を同時に30
分間かけて添加した。このとき、添加開始時と添加終了
時の流入速度比は1:10であり、時間と共に流速を上
昇せし狛だ。また、流入量に比例して8.83から8.
00まで低下させた。また、L液及びM液が全体の27
3の量まで添加された時に、○液を8分かけて等速で添
加した。この時、pAgは9.0から11.0まで上昇
した。更に、酢酸を加えpHを6.0にした後、種晶と
同様の脱塩処理を行いゼラチンを加え、粒径1.25μ
m1^gl含有量2m01%、pH=5.59、pAg
= 8.7の乳剤を得た。
このようにして得られた乳剤にチオシアン酸アンモニウ
ム、塩化金酸、ハイポを用いて最高感度が得られる条件
で化学増感を施した。その後、4−ヒドロキシ−6−メ
チルL1.3,3a、7−チトラアザインデンを加え、
冷却セットし乳剤を保存した。(乳剤A) 1−2.  化学発光検出用写真フィルムの作成発光反
応検出用写真フィルムの支持体としては、グリシジルメ
タクリレート5Qwt%、メチルアクリレ−)10wt
%、ブチルメタクリレート40wt%の3種の千ツマ−
からなる共重合体をその濃度が10wt%になるように
希釈して得た共重合体水性分散液を下引き液として、1
75μmのポリエチレンテレフタレートベース上に塗布
したものを用いた。
フィルム1 上記乳剤Aにカブリ防止剤、キレート剤、安定剤、延展
剤を加えたほか、以下の発光基質を添加して、乳剤塗布
液(E)を得た。ここで、発光基質はルミノール(化合
物例l−1)を用い、900 mg/ m2となるよう
に、水に溶解し添加した。この塗布液を、通常のマット
剤、塗布助剤、帯電防止剤、硬膜剤を含むゼラチン液(
H)からなる保護層と共に片面均一に塗布乾燥をしてフ
ィルム1を得た。この時、銀量を7g / m 2、乳
剤層のゼラチン量を2.2g/m’、保護層のゼラチン
量を1.0g/m2となるようにした。
フィルム2 上記支持体の片側にフィルム1と同様の乳剤(E)を、
もう一方の側に発光基質を含まない乳剤(E)をそれぞ
れ銀量を3.5g/+n2となるように塗布した。更に
この乳剤層の上層にそれぞれフィルム1と同様のゼラチ
ン液(H)からなる保護層を塗布し、フィルム2を得た
フィルム3 上記支持体の片側に発光基質を含まない乳剤(E)とフ
ィルムlと同様のゼラチン液(H)からなる保護層を銀
量3.5g/m2となるように塗布した。
更に、フィルム1で用いた方法と同様にして発光基質を
水に溶解、又はオイル状に分散し、ゼラチン液(H)中
に添加した。このゼラチン液を支持体のもう一方の側に
塗布した。この時ゼラチン量は、片側当り3.2g/m
2となるように塗布した。このようにして、フィルム3
を得た。
フィルム4 支持体の片側に発光基質を含まない乳剤(E)からなる
乳剤層とその上層にフィルム1と同様の方法で溶解、又
は分散させた発光基質をセラチン液(H)に添加した保
護層を塗布し、フィルム4を得た。
実施例2〔サザン ハイブリダイゼーション法による検
出〕 実施例1で得たフィルム1〜4を用い′、サザン ハイ
ブリダイゼーション法での検出を行った例を示す。
テ°オキシオリゴヌクレオチド5’T、5A3’(オリ
ゴdT)及び5’TA、53’  (オリゴdT)をD
NA合成装置〔アプライド バイオシステム(Appl
ied Biosystem)社製、380A型〕を用
い合成した。
オリゴdTとペルオキシダーゼをグルタルアルデヒドを
用いて結合させ、常法に従い単離精製し、プローブとし
た。
pBR322のEcoR1部位にオリゴdAを常法に従
い組込んだプラスミドを作成し、E coli 803
で増やした。
このプラスミドを制限酵素Pst I及びBamH1で
切断し、0.8%アガロースゲルに、0.1Mg10.
5μg、1.0μgずつ載せ、電気泳動を行った。同時
に、λフアージDNAをHindII[で切断したもの
をマーカーとして用いた。
電気泳動後、アガロースゲルを水酸化す) IJウムー
NaClに浸け、1本鎖DNAとした後、ニトロセルロ
ースフィルターに転写した。このフィルターを常法(既
述のモレキュラー・・クローニング、ア・ラボラトリ−
・マニユアルなど)に従い、焼付け、ヒートシールバッ
クに入れ42℃でプレハイブリダイゼーションについで
ハイブリダイゼーションを行った。
この際、OD、6゜=1.0に調製したプローブ100
μlを2艷のハイブリダイゼーション緩衝液に加えて用
いた。42℃で一晩インキユベートシた後、洗浄風乾し
て、減圧下焼付けをした。
(発光反応による検出) 酸化剤溶液として、0.03%過酸化水素、3、 OX
 10−”Mホウ酸−6,OXlo−2M水酸化カリウ
ム緩衝液を用意した。
上記フィルターを、暗室内で酸化剤溶液に浸した後、発
光基質を含む写真フィルム面と密着し、カセツテに装着
し、20分間露光を行った。
一方、比較としては、フィルム1から、発光基質を除い
たフィルムを用い、酸化剤溶液としては前記溶液にL 
X 10−5Mの濃度でルミノールを添加したものを用
いた。
同様にフィルターを浸した後、透明なポリエチレンバッ
クにフィルターを入れ、写真フィルームと重ね合せ、カ
セツテに装着し、20分間露光を行った。
本発明のフィルム1〜4及び比較フィルムは常法に従い
、現像、定着、水洗を行った。
比較フィルムでは、0.1Mgまで1200塩基のオリ
ゴdTを含むバンドが検出されたのに対し、本発明のフ
ィルムでは0.05μgまで1200塩基のオリゴdT
を含むバンドが検出された。
このように本発明のフィルムは、酸化剤液に浸漬したフ
ィルターと重ね合せるだけの簡単な操作で、目的のDN
Aを感度良く検出することができた。
実施例3〔ドツトプロットにより検出]実施例2と同様
にして、ドツトプロットでの検出を行った例を示す。
2 x 5 cmのニトロセルロースフィルター上に、
熱処理して、−本鎖にしたλフアージDNA(Hind
Illで切断)を、lflg、5pg、1011g。
100pg、  1 ng、  10ng、  100
ngになるようにスポットし、減圧下80℃で2時間焼
付けを行った。
DNAプローブは、λフアージDNA (Hincl■
で切断)を、熱処理し、−本領とした後、グルタルアル
デヒド、α、β、T、δ−テトラキス(4−アミノエチ
ルカルバモイルフェニル)ポルフィナトFe(III)
を加え結合させた。反応物はエタノール沈殿法により精
製し、これをDNAプローブとした。
作成したニトロセルロースフィルターをヒートシールパ
ックに入れ、プレハイブリダイゼーション緩衝液を加え
、42℃でプレハイブリセイセーション、更に上記D 
N Aプローブを加え、更に42℃で一晩ハイブリダイ
ゼーションを行った後、フィルターは蒸留水で洗浄を行
った。
写真フィルムは、実施例1で用いたフィルム1〜4、及
び比較フィルムを酸化剤溶液も同様に用い、同様の操作
で20分間露光を行い、現像定着を行った。
比較フィルムではtopgまで検出可能であったのに対
し、本発明のフィルム1〜4では、5pgまで検圧可能
であった。
実JllI4[アダマンチルジオキセニルアリール誘導
体を用いた化学発光検出用フィ ルムの作成、及び化学発光検出の例〕 化合物例(I[−3)をIg、同様のトリクレジルリン
酸エステルに溶解したのち、トリイソビルナフタレンス
ルホン酸ナトリウムとゼラチン溶液に混合し、高速回転
で分散容器内に徐々に減圧をしながら分散を行い、平均
粒径0.2μmの油滴とした。これを実施例1のルミノ
ールの代りに1g/m2となるように添加した。これに
より、実施例1のフィルム1〜4に相当するフィルム5
〜8を得た。
化合物(IT−3) −O il にトロセルロース膜上での抗原の測定)純水にて洗浄後
、風乾したニトロセルロース膜(バイオラッド社製;厚
み0.45μm)に、リン酸緩衝液(以下PBSと称す
)にて段階希釈したヤギIgGの1μlをスポットした
風乾後1%牛血清アルブミン(BSA) −PBS溶液
により4℃にて一晩プロッキングを行い、次いでペルオ
キシダーゼ標識ウサギ抗ヤギIgG抗体(カッペル社製
;1%BSA−PBS溶液により1500倍希釈したも
の)と4℃2時間反応させた。
0.05%ツイーン(Tween)−20(ポリオキシ
エチレンソルビタンモノラウレ−上;和光純薬社製)−
PBS溶液にて5回洗浄した。
本発明に用いる酸化剤溶液は、5m12の0.05Mト
リス塩酸緩衝液(p)l=8.5.4.200 mMN
aC1含有、以下TBSと称す)に1mgのN−エチル
−N−β−メタンスルホンアミドエチル−3−メチル−
4−アミノアニリン3/2 硫酸1 水塩を加え、更に
3%過酸化水素20μlを加えたものを用いた。
比較のフィルムは、フィルム1から前記発光基質、及び
トリクレジルリン酸エステルを除き、代りに酸化剤溶液
に前記発光基質0.018ミIJモル(11,06mg
)をDMF l−を溶解した液を添加した比較酸化剤溶
液を用いた。
(化学発光による検出) 上記フィルターを本発明に用いる酸化剤溶液に浸漬した
後、暗室で、本発明のフィルム5〜8と重ね合せ、カセ
ツテに装置し、20分間露光を行った。
また、比較フィルムは、フィルターを比較酸化剤溶液に
浸漬した後、暗室で透明なポリエチレンバックにこのフ
ィルターを入れ、比較フィルムと重ね合せ、カセツテに
装着し、同様に20分間露光を行った。
各フィルムは常法に従い、現像、定着を行った。   
 ・ 比較フィルムでは0.5 pgのヤギIgGが銀画像と
して検出可能であったのに対し、本発明のフィルム5〜
8では0.2 pgまでの検出が可能であった。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本発明のハロゲン化銀写真
感光材料を使用すれば、従来より簡単な操作により、更
に高感度の検出を行うことができる点で優れた効果が奏
せられる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、支持体の少なくとも一方の側に、感光性ハロゲン化
    銀乳剤層を少なくとも1層有するハロゲン化銀写真感光
    材料において、その親水性コロイド層の少なくとも1層
    に、化学発光基質の少なくとも1種を含有していること
    を特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。
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