JPH04171314A - ダストカバー - Google Patents
ダストカバーInfo
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- JPH04171314A JPH04171314A JP29682790A JP29682790A JPH04171314A JP H04171314 A JPH04171314 A JP H04171314A JP 29682790 A JP29682790 A JP 29682790A JP 29682790 A JP29682790 A JP 29682790A JP H04171314 A JPH04171314 A JP H04171314A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring part
- dust cover
- arm
- ring
- flange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Landscapes
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
- Sealing Devices (AREA)
- Diaphragms And Bellows (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は例えば懸架装置のポールジヨイントに装着され
、同ポールジヨイントに塵芥等が侵入するのを防止する
ためのダストカバーに関するものである。
、同ポールジヨイントに塵芥等が侵入するのを防止する
ためのダストカバーに関するものである。
[従来の技術]
従来、例えば自動車の懸架装置においては、第11図に
示すように、ナックルアーム51と、下部アーム52と
を連結するためにボールジヨイント53が用いられてい
る。ボールジヨイント53は、軸部55と球状部56と
からなるボールスタッド54を備えている。そして、前
記軸部55がナックルアーム51に固定され、球状部5
6が下部アーム52のソケット57内に収容されている
。
示すように、ナックルアーム51と、下部アーム52と
を連結するためにボールジヨイント53が用いられてい
る。ボールジヨイント53は、軸部55と球状部56と
からなるボールスタッド54を備えている。そして、前
記軸部55がナックルアーム51に固定され、球状部5
6が下部アーム52のソケット57内に収容されている
。
ボールジヨイント53は合成樹脂製のダストカバー59
によって被覆されている。このダストカバー59は腹部
60と、その上下両端に設けられた第1及び第2のリン
グ部61.62とから構成されている。そして、第2の
リング部62は前記゛、Iケット57に締付固定されて
いる。
によって被覆されている。このダストカバー59は腹部
60と、その上下両端に設けられた第1及び第2のリン
グ部61.62とから構成されている。そして、第2の
リング部62は前記゛、Iケット57に締付固定されて
いる。
また、第1のリング部61は、軸部55外周のり巧−す
63に外嵌されている。リテーナ63は第1?図に示す
ように、前記軸部55にかしめ固定された筒部64と、
その筒部64の下端に折曲形成されたフランジ65とか
ら構成されている。
63に外嵌されている。リテーナ63は第1?図に示す
ように、前記軸部55にかしめ固定された筒部64と、
その筒部64の下端に折曲形成されたフランジ65とか
ら構成されている。
そして、第1のリング部61と筒部64との間にはゴj
4リング66か介在されている(実開昭56− !’i
915’ 5号公報参照)。
4リング66か介在されている(実開昭56− !’i
915’ 5号公報参照)。
このように、第1のリンク部61を筒部64に外嵌する
だけで固定しないのは、ポールスタット54が揺動した
り回動したりした時に第1のリング部61が共回りする
のを防止するためである。
だけで固定しないのは、ポールスタット54が揺動した
り回動したりした時に第1のリング部61が共回りする
のを防止するためである。
またゴムリング66を介在させているのは、合成樹脂製
のダストカバー59はゴム製のものに比べて永久歪み(
へたり)が大きいためであり、長期間にわたる使用によ
り第1のリング部61のシール性か低下した場合にも、
そのシール性低下を前記ゴムリング66で補うようにし
ているのである。
のダストカバー59はゴム製のものに比べて永久歪み(
へたり)が大きいためであり、長期間にわたる使用によ
り第1のリング部61のシール性か低下した場合にも、
そのシール性低下を前記ゴムリング66で補うようにし
ているのである。
[発明が解決しようとする課題]
ところが、前記従来のダストカバー59では、ゴムリン
グ66とリテーナ63の筒部64との間のシールは行う
ことができるものの、第1のリンク部61とナックルア
ーム51との間や、同第1のリング部61とリテーナ6
3のフランジ65との間を確実にシールすることができ
ない。これは、リテーナ63がプレス成形により製造さ
れるため、その形状の精度があまり高くないことに加え
、第1のリング部61の高さト1か、ナックルアーム5
1とフランジ65の間隔とほぼ同一となるように、ダス
トカバー59が形成されていないからである。
グ66とリテーナ63の筒部64との間のシールは行う
ことができるものの、第1のリンク部61とナックルア
ーム51との間や、同第1のリング部61とリテーナ6
3のフランジ65との間を確実にシールすることができ
ない。これは、リテーナ63がプレス成形により製造さ
れるため、その形状の精度があまり高くないことに加え
、第1のリング部61の高さト1か、ナックルアーム5
1とフランジ65の間隔とほぼ同一となるように、ダス
トカバー59が形成されていないからである。
本発明は上述したような事情に鑑みてなされたものであ
り、その目的はアームと第1のリング部との間、及びリ
テーナのフランジと第1のリング部との間を確実にシー
ルすることが可能なダストカバーを提供することにある
。
り、その目的はアームと第1のリング部との間、及びリ
テーナのフランジと第1のリング部との間を確実にシー
ルすることが可能なダストカバーを提供することにある
。
[課題を解決するための手段]
前記目的を達成するために本発明は、中空状の腹部と、
その腹部の上下両端に形成された第1及び第2のリング
部とを備え、ボールスタッドが固定されたアームと、同
ボールスタッドの軸部に固定されたリテーナのフランジ
との間に前記第1のリング部が介在される合成樹脂製の
ダストカバーにおいて、 前記第1のリング部の上面及び下面のうち少なくとも一
方の面に断面山形状のシール用突起を設けるとともに、
その突起を有する第1のリング部の高さが、前記アーム
とフランジとの間隔とほぼ同一となるように同第1のリ
ング部を形成したダストカバーをその要旨とする。
その腹部の上下両端に形成された第1及び第2のリング
部とを備え、ボールスタッドが固定されたアームと、同
ボールスタッドの軸部に固定されたリテーナのフランジ
との間に前記第1のリング部が介在される合成樹脂製の
ダストカバーにおいて、 前記第1のリング部の上面及び下面のうち少なくとも一
方の面に断面山形状のシール用突起を設けるとともに、
その突起を有する第1のリング部の高さが、前記アーム
とフランジとの間隔とほぼ同一となるように同第1のリ
ング部を形成したダストカバーをその要旨とする。
[作用]
アームとリテーナのフランジとの間に介在された第1の
リング部の上面及び下面のうち、少なくともいずれか一
方の面に突起が設けられ、しかも、その突起を有する第
1のリング部の高さが、前記アームとフランジとの間隔
とほぼ同一であるので、同第1のリング部の上下両面は
アーム及びフランジに確実に当接する。
リング部の上面及び下面のうち、少なくともいずれか一
方の面に突起が設けられ、しかも、その突起を有する第
1のリング部の高さが、前記アームとフランジとの間隔
とほぼ同一であるので、同第1のリング部の上下両面は
アーム及びフランジに確実に当接する。
また、前記突起は断面山形状をなしているので、ダスト
カバー製造時において、突起成形用の型を開く際に、同
突起がアンダーカットとならない。
カバー製造時において、突起成形用の型を開く際に、同
突起がアンダーカットとならない。
[実施例コ
以下、本発明を具体化した一実施例を第1〜7図に従っ
て説明する。
て説明する。
第1図は自動車の懸架装置においてナックルアーム1と
下部アーム2とを連結するポールジヨイント3の断面図
である。ボールジヨイント3は、軸部5と球状部6とか
らなるボールスタッド4を備えている。軸部5はボルト
7によりナックルアームIに固定されている。また、球
状部6は下部アーム2端部のソケット8内に遊嵌されて
いる。
下部アーム2とを連結するポールジヨイント3の断面図
である。ボールジヨイント3は、軸部5と球状部6とか
らなるボールスタッド4を備えている。軸部5はボルト
7によりナックルアームIに固定されている。また、球
状部6は下部アーム2端部のソケット8内に遊嵌されて
いる。
そして、球状部6はソケット8内に収容されたスプリン
グ9によってナックルアーム1側へ付勢されている。
グ9によってナックルアーム1側へ付勢されている。
前記ナックルアーム1とソケット8との間には、ボール
スタッド4の一部を被覆するようにダストカバーIOが
装着され、同ダストカバー10及びソケット8内にグリ
ースが充填されている。ダストカバー10は蛇腹状の腹
部11と、その上端に設けられた第1のリング部12と
、同腹部11の下端に設けられた第2のリング部13と
から構成され、全体が合成樹脂によって一体形成されて
いる。前記第2のリング部13は前記ソケット8上端の
リング溝14に外嵌され、ワイヤー15によって締付固
定されている。
スタッド4の一部を被覆するようにダストカバーIOが
装着され、同ダストカバー10及びソケット8内にグリ
ースが充填されている。ダストカバー10は蛇腹状の腹
部11と、その上端に設けられた第1のリング部12と
、同腹部11の下端に設けられた第2のリング部13と
から構成され、全体が合成樹脂によって一体形成されて
いる。前記第2のリング部13は前記ソケット8上端の
リング溝14に外嵌され、ワイヤー15によって締付固
定されている。
一方、ダストカバー10の第1のリング部12は前記軸
部5に取付けられている。すなわち、前記ナックルアー
ム1直下におけるボールスタッド4の軸部5外周にはリ
テーナ16が取付けられている。リテーナ16は、前記
軸部5にかしめ固定された筒部17と、同筒部17の下
端に折曲形成され、かつナックルアーム1の下面と平行
なフランジ18とから構成されている。そして、筒部1
7外周に第1のリング部12が外嵌されている。
部5に取付けられている。すなわち、前記ナックルアー
ム1直下におけるボールスタッド4の軸部5外周にはリ
テーナ16が取付けられている。リテーナ16は、前記
軸部5にかしめ固定された筒部17と、同筒部17の下
端に折曲形成され、かつナックルアーム1の下面と平行
なフランジ18とから構成されている。そして、筒部1
7外周に第1のリング部12が外嵌されている。
第2図に示すように、第1のリング部12の上面及び下
面には、全周にわたって複数のシール用突起19.20
が一体形成されている。各突起19゜20は先端はど幅
が狭くなるような断面山形状をなしている。このような
突起19.20を有する第1のリング部12の高さHは
、前記ナックルアーム1とフランジ18との間隔りとほ
ぼ同一となっている。そのため、第1のリング部12が
リテーナ16の筒部17に外嵌された状態では、上側の
突起19がナックルアームl下面に、また下側の突起2
0がフランジ18にそれぞれ当接し、ダストカバーlO
内へ水、泥水、塵芥等が侵入するのを阻止している。
面には、全周にわたって複数のシール用突起19.20
が一体形成されている。各突起19゜20は先端はど幅
が狭くなるような断面山形状をなしている。このような
突起19.20を有する第1のリング部12の高さHは
、前記ナックルアーム1とフランジ18との間隔りとほ
ぼ同一となっている。そのため、第1のリング部12が
リテーナ16の筒部17に外嵌された状態では、上側の
突起19がナックルアームl下面に、また下側の突起2
0がフランジ18にそれぞれ当接し、ダストカバーlO
内へ水、泥水、塵芥等が侵入するのを阻止している。
なお、第1のリング部12と腹部11との境界部分下側
には環状溝22が形成されており、この環状溝22によ
り同境界部分が薄くなっている。
には環状溝22が形成されており、この環状溝22によ
り同境界部分が薄くなっている。
このように薄(したのは次の理由による。つまり、ナッ
クルアームlと一体的にボールスタッド4か揺動して腹
部11の一側部が縮み他側部が伸びた場合、境界部分が
厚ければ前記伸縮にともなって第1のリング部12が腹
部11側へ引っ張られてしまう。これにより、前記ボー
ルスタッド4の揺動に対する第1のリング部12の追従
性が悪くなり、同第1のリング部12がリテーナ16の
筒部17から離間する。このため、前記境界部分を薄く
して第1のリング部12の追従性を向上させているので
ある。
クルアームlと一体的にボールスタッド4か揺動して腹
部11の一側部が縮み他側部が伸びた場合、境界部分が
厚ければ前記伸縮にともなって第1のリング部12が腹
部11側へ引っ張られてしまう。これにより、前記ボー
ルスタッド4の揺動に対する第1のリング部12の追従
性が悪くなり、同第1のリング部12がリテーナ16の
筒部17から離間する。このため、前記境界部分を薄く
して第1のリング部12の追従性を向上させているので
ある。
次に、前記ダストカバーIOの製造に用いられる成形装
置について説明する。第3図に示すように、この成形装
置23は一対のブロー型24,25、ダイ26、コア2
7及び中芯型30を備えている。
置について説明する。第3図に示すように、この成形装
置23は一対のブロー型24,25、ダイ26、コア2
7及び中芯型30を備えている。
両ブロー型24.25は左右方向への移動が可能であり
、またダイ26、コア27及び中芯型30は上下方向へ
の移動が可能であり、これらの移動によって型締め及び
型開きが行われるようになっている。
、またダイ26、コア27及び中芯型30は上下方向へ
の移動が可能であり、これらの移動によって型締め及び
型開きが行われるようになっている。
各ブロー型24.25の対向面には、ダストカバー10
の外面形状を形成するための成形凹部31が設けられて
いる。また、ダイ26内に配設されたコア27はコア本
体28と、同コア本体28の下面から突出する係合突起
29とを備えている。
の外面形状を形成するための成形凹部31が設けられて
いる。また、ダイ26内に配設されたコア27はコア本
体28と、同コア本体28の下面から突出する係合突起
29とを備えている。
コア本体28とダイ26との間には、成形材料が通過可
能な流路32が形成されており、同流路32から押し出
されるパリソン33が、前記一対のブロー型24.25
間へ供給される。このときのパリソン33の肉厚は、ダ
イ26に対してコア本体28を上下に相対移動させて流
路面積を変更することにより調整可能である。
能な流路32が形成されており、同流路32から押し出
されるパリソン33が、前記一対のブロー型24.25
間へ供給される。このときのパリソン33の肉厚は、ダ
イ26に対してコア本体28を上下に相対移動させて流
路面積を変更することにより調整可能である。
前記中芯型30は、流路32から押し出されるパリソン
33よりも若干小径の棒状をなしている。
33よりも若干小径の棒状をなしている。
中芯型30上部には垂れ防止用の環状突部34が形成さ
・れており、この環状突部34はコア27の係合突起2
9に嵌合可能である。コア27及び中芯型30内には、
圧縮空気Aが通過可能な通路35゜36が設けられてい
る(第4図参照)。そして、前記係合突起29と環状突
部34とが結合すると、両通路35.36が連通し、圧
縮空気Aがパリソン33へ向けて吹き出されるようにな
っている。
・れており、この環状突部34はコア27の係合突起2
9に嵌合可能である。コア27及び中芯型30内には、
圧縮空気Aが通過可能な通路35゜36が設けられてい
る(第4図参照)。そして、前記係合突起29と環状突
部34とが結合すると、両通路35.36が連通し、圧
縮空気Aがパリソン33へ向けて吹き出されるようにな
っている。
ところで、前記コア本体28下面における係合突起29
の周囲には、前記第1のリング部12上面の突起19を
形成するための成形凹部37が設けられている。同様に
、環状突部34の上面には、前記第1のリング部12下
面の突起20を形成するための成形凹部38と、環状溝
22を形成するための成形突部39とが設けられている
。
の周囲には、前記第1のリング部12上面の突起19を
形成するための成形凹部37が設けられている。同様に
、環状突部34の上面には、前記第1のリング部12下
面の突起20を形成するための成形凹部38と、環状溝
22を形成するための成形突部39とが設けられている
。
次に、前記成形装置23を用いてダストカバー10を製
造する方法について説明する。
造する方法について説明する。
まず、第3図に示すように、中芯型30を下動させ、両
通路35.36への圧縮空気Aの供給を停止しておく。
通路35.36への圧縮空気Aの供給を停止しておく。
そして、一対のブロー型24.25を型開きし、この状
態で流路32からパリソン33を両ブロー型24.25
間へ供給する。
態で流路32からパリソン33を両ブロー型24.25
間へ供給する。
続いて、第4図に示すように両ブロー型24゜25を型
締めする。すると、両ブロー型24.25はダイ26及
びコア本体28の各下面を順に摺動し、前記流路32を
閉塞してパリソン33の供給を遮断する。そして、これ
らのブロー型24.25の摺動により、同ブロー型24
.25と係合突起29との間でパリソン33か挟み込ま
れる。
締めする。すると、両ブロー型24.25はダイ26及
びコア本体28の各下面を順に摺動し、前記流路32を
閉塞してパリソン33の供給を遮断する。そして、これ
らのブロー型24.25の摺動により、同ブロー型24
.25と係合突起29との間でパリソン33か挟み込ま
れる。
両ブロー型24.25の型締め後、中芯型30を上昇さ
せる。本実施例では中芯型30上部に環状突部34を設
け、しかも、コア本体28下面及び同環状突部34上面
に成形凹部37,38及び成形突部39を形成している
。このため、前記のように中芯型30を上昇させると、
コア27の係合突起29下部に環状突部34が結合し、
両通路35.36が連通ずる。そして、前記パリソン3
3は第5図に示すように、コア本体28の成形凹部37
、ブロー型24の内面24a、環状突部34の成形凹部
38、成形突部39、及び係合突起29の外周面29a
との間で圧縮されて、突起19゜20及び環状溝22を
有する第1のリンク部12に賦形される。この際、特に
環状突部34により第1のリング部12底部の垂れが防
止される3、次に、第4図に示すように通路35.36
に圧縮空気Aを供給し、これをパリソン33へ向けて吹
き出させる。これにより、パリソン33が膨張してブロ
ー型24.25の成形四部31に押圧され、前記腹部1
1及び第2のリンク部13に賦形される。
せる。本実施例では中芯型30上部に環状突部34を設
け、しかも、コア本体28下面及び同環状突部34上面
に成形凹部37,38及び成形突部39を形成している
。このため、前記のように中芯型30を上昇させると、
コア27の係合突起29下部に環状突部34が結合し、
両通路35.36が連通ずる。そして、前記パリソン3
3は第5図に示すように、コア本体28の成形凹部37
、ブロー型24の内面24a、環状突部34の成形凹部
38、成形突部39、及び係合突起29の外周面29a
との間で圧縮されて、突起19゜20及び環状溝22を
有する第1のリンク部12に賦形される。この際、特に
環状突部34により第1のリング部12底部の垂れが防
止される3、次に、第4図に示すように通路35.36
に圧縮空気Aを供給し、これをパリソン33へ向けて吹
き出させる。これにより、パリソン33が膨張してブロ
ー型24.25の成形四部31に押圧され、前記腹部1
1及び第2のリンク部13に賦形される。
続いて、圧縮空気Aの供給を停止し、前記第1のリング
部12、腹部11及び第2のリンク部13に賦形された
パリソン33を冷却固化する。すると、第6図に示すよ
うなダストカバー10の中間成形品40が成形される。
部12、腹部11及び第2のリンク部13に賦形された
パリソン33を冷却固化する。すると、第6図に示すよ
うなダストカバー10の中間成形品40が成形される。
中間成形品40か成形されたら、ダイ26及びコア27
を上動させ中芯型30を下動させるとともに、両ブロー
型24゜25を左右に移動させて型開きを行う。このと
き、突起19.20が断面三角形状をなしているため、
同突起19.20がアンダーカットとなることはない。
を上動させ中芯型30を下動させるとともに、両ブロー
型24゜25を左右に移動させて型開きを行う。このと
き、突起19.20が断面三角形状をなしているため、
同突起19.20がアンダーカットとなることはない。
前記の状態では、中芯型30上に中間成形品40が彼っ
ているので、同中芯型30の下方から空気を吹き付けて
、中間成形品40を中芯型30から取り出す。
ているので、同中芯型30の下方から空気を吹き付けて
、中間成形品40を中芯型30から取り出す。
中芯型30から取り出された中間成形品40の下端には
不要部分41が形成されたままなので、第7図に示すよ
うに同不要部分41を切除する。
不要部分41が形成されたままなので、第7図に示すよ
うに同不要部分41を切除する。
すると、目的とするダストカバー10が得られる。
なお、中芯型30に中間成形品40が被ったままの状態
で不要部分41を切除してもよい。
で不要部分41を切除してもよい。
前記製造工程においては、パリソン33を第1のリング
部12に賦形する際に、圧縮により垂れようとするパリ
ソン33を環状突部34が下方から受は止める。このた
め、同パリソン33の垂れに基づく肉だまりの発生が環
状突部34によって阻止される。
部12に賦形する際に、圧縮により垂れようとするパリ
ソン33を環状突部34が下方から受は止める。このた
め、同パリソン33の垂れに基づく肉だまりの発生が環
状突部34によって阻止される。
前記のように製造された本実施例のダストカバー10に
おいては、第1のリング部12が設計通りの形状、つま
り、肉だまりがなく、しかも上面及び下面に断面山形状
の突起19.20を有する形状に形成されている。そし
て、第1のリング部12の高さI−(は、第2図に示す
ようにナックルアームlとリテーナ16のフランジ18
との間隔りとほぼ同一となっている。従って、前記ダス
トカバーIOをボールジヨイント3に装着すると、第1
のリング部12の突起19.20がナックルアームl、
及びリテーナ16のフランジ18に当接し、同ダストカ
バーIOとボールスタッド4とが確実にシールされる。
おいては、第1のリング部12が設計通りの形状、つま
り、肉だまりがなく、しかも上面及び下面に断面山形状
の突起19.20を有する形状に形成されている。そし
て、第1のリング部12の高さI−(は、第2図に示す
ようにナックルアームlとリテーナ16のフランジ18
との間隔りとほぼ同一となっている。従って、前記ダス
トカバーIOをボールジヨイント3に装着すると、第1
のリング部12の突起19.20がナックルアームl、
及びリテーナ16のフランジ18に当接し、同ダストカ
バーIOとボールスタッド4とが確実にシールされる。
また、本実施例では前記のように突起19.20により
シール性が向上することから、従来技術におけるゴムリ
ング66を省略することも可能となる。
シール性が向上することから、従来技術におけるゴムリ
ング66を省略することも可能となる。
なお、本発明は前記実施例の構成に限定されるものでは
なく、例えば以下のように発明の趣旨から逸脱しない範
囲で任意に変更してもよい。
なく、例えば以下のように発明の趣旨から逸脱しない範
囲で任意に変更してもよい。
(1)前記実施例では第1のリング部12の上下両面に
突起19.20を設けたが、第8図に示すように、片方
の面にのみ突起19を設けてもよい。
突起19.20を設けたが、第8図に示すように、片方
の面にのみ突起19を設けてもよい。
(2)前記実施例における第1のリング部12の突起1
9.20の形状を第9,10図に示すように、断面半円
形状に変更してもよい。この突起19゜20の形状は、
ダストカバーlOの製造工程14おいて型開きを行う際
に、突起19.20がアンダーカットとならないような
形状、つまり先端はど幅の狭くなる形状(断面山形状)
であることがフレである。なお、第9図は第1のリング
部12の上下両面に突起19.20を設けた場合を示し
、第1O図は片方の面にのみ突起19を設けた場合を示
している。
9.20の形状を第9,10図に示すように、断面半円
形状に変更してもよい。この突起19゜20の形状は、
ダストカバーlOの製造工程14おいて型開きを行う際
に、突起19.20がアンダーカットとならないような
形状、つまり先端はど幅の狭くなる形状(断面山形状)
であることがフレである。なお、第9図は第1のリング
部12の上下両面に突起19.20を設けた場合を示し
、第1O図は片方の面にのみ突起19を設けた場合を示
している。
(3)前記実施例では腹部11と第1のリング部12と
の境界部分を薄肉とするために、断面半円形の環状溝2
2を形成したが、この環状溝22を断面四角形や、断面
三角形等の形状に適宜変更してもよい。
の境界部分を薄肉とするために、断面半円形の環状溝2
2を形成したが、この環状溝22を断面四角形や、断面
三角形等の形状に適宜変更してもよい。
(4)前記実施例における環状溝22を、腹部11と第
1のリング部12との境界部分上側に設けたり、上下両
側に設けたりしてもよい。
1のリング部12との境界部分上側に設けたり、上下両
側に設けたりしてもよい。
[発明の効果]
以上詳述したように本発明のダストカバーによれば、ア
ームと第1のリング部との間、及びリテーナのフランジ
と第1のリング部との間を確実にシールすることができ
るという優れた効果を奏する。
ームと第1のリング部との間、及びリテーナのフランジ
と第1のリング部との間を確実にシールすることができ
るという優れた効果を奏する。
第1〜7図は本発明を具体化した一実施例を示し、第1
図はボールジヨイントにダストカバーを装着した状態を
示す断面図、第2図は第1図のB部を拡大して示す図で
ある。第3〜7図はダストカバーの製造工程を示す図で
あり、第3図はブロー型を開いてパリソンを供給する状
態の部分断面図、第4図はブロー型を閉じてパリソンを
第1のリング部に賦形する状態の部分断面図、第5図は
第4図の0部を拡大して示す図、第6図はブロー型、ダ
イ、コア及び中芯型を開いた状態の部分断面図、第7図
は中間成形品から不要部分を切除する状態の断面図であ
る。第8〜lO図は第1のリング部の突起の別例を示す
部分断面図、第11゜12図は従来技術を示し、第11
図はボールジヨイントにダストカバーを装着した状態を
示す断面図、第12図は第11図のD部を拡大して示す
図である。 ■・・・ナックルアーム、4・・・ボールスタッド、5
・・・軸部、11・・・腹部、12・・・第1のリング
部、13・・・第2のリング部、16・・・リテーナ、
18・・・フランジ、19.20・・・突起、D・・・
ナックルアームとフランジの間隔、H・・・第1のリン
グ部の高さ。 特許出願人 豊田合成株式会社 代理人 弁理士 恩田博宣(ほか1名)第2図 第8図
図はボールジヨイントにダストカバーを装着した状態を
示す断面図、第2図は第1図のB部を拡大して示す図で
ある。第3〜7図はダストカバーの製造工程を示す図で
あり、第3図はブロー型を開いてパリソンを供給する状
態の部分断面図、第4図はブロー型を閉じてパリソンを
第1のリング部に賦形する状態の部分断面図、第5図は
第4図の0部を拡大して示す図、第6図はブロー型、ダ
イ、コア及び中芯型を開いた状態の部分断面図、第7図
は中間成形品から不要部分を切除する状態の断面図であ
る。第8〜lO図は第1のリング部の突起の別例を示す
部分断面図、第11゜12図は従来技術を示し、第11
図はボールジヨイントにダストカバーを装着した状態を
示す断面図、第12図は第11図のD部を拡大して示す
図である。 ■・・・ナックルアーム、4・・・ボールスタッド、5
・・・軸部、11・・・腹部、12・・・第1のリング
部、13・・・第2のリング部、16・・・リテーナ、
18・・・フランジ、19.20・・・突起、D・・・
ナックルアームとフランジの間隔、H・・・第1のリン
グ部の高さ。 特許出願人 豊田合成株式会社 代理人 弁理士 恩田博宣(ほか1名)第2図 第8図
Claims (1)
- 1、中空状の腹部(11)と、その腹部(11)の上下
両端に形成された第1及び第2のリング部(12、13
)とを備え、ボールスタッド(4)が固定されたアーム
(1)と、同ボールスタッド(4)の軸部(5)に固定
されたリテーナ(16)のフランジ(18)との間に前
記第1のリング部(12)が介在される合成樹脂製のダ
ストカバーにおいて、前記第1のリング部(12)の上
面及び下面のうち少なくとも一方の面に断面山形状のシ
ール用突起(19、20)を設けるとともに、その突起
(19、20)を有する第1のリング部(12)の高さ
(H)が、前記アーム(1)とフランジ(18)との間
隔(D)とほぼ同一となるように同第1のリング部(1
2)を形成したことを特徴とするダストカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29682790A JPH04171314A (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | ダストカバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29682790A JPH04171314A (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | ダストカバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04171314A true JPH04171314A (ja) | 1992-06-18 |
Family
ID=17838675
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29682790A Pending JPH04171314A (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | ダストカバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04171314A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013221551A (ja) * | 2012-04-16 | 2013-10-28 | Nok Corp | ボールジョイント用ダストカバー |
CN104315152A (zh) * | 2014-07-24 | 2015-01-28 | 安徽微威胶件集团有限公司 | 一种车用换挡防尘罩 |
-
1990
- 1990-10-31 JP JP29682790A patent/JPH04171314A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013221551A (ja) * | 2012-04-16 | 2013-10-28 | Nok Corp | ボールジョイント用ダストカバー |
CN103375481A (zh) * | 2012-04-16 | 2013-10-30 | Nok株式会社 | 球窝接头用防尘罩 |
CN104315152A (zh) * | 2014-07-24 | 2015-01-28 | 安徽微威胶件集团有限公司 | 一种车用换挡防尘罩 |
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