JPH04171252A - 過給機付希薄燃焼ガス機関の過負荷検出装置 - Google Patents
過給機付希薄燃焼ガス機関の過負荷検出装置Info
- Publication number
- JPH04171252A JPH04171252A JP2296612A JP29661290A JPH04171252A JP H04171252 A JPH04171252 A JP H04171252A JP 2296612 A JP2296612 A JP 2296612A JP 29661290 A JP29661290 A JP 29661290A JP H04171252 A JPH04171252 A JP H04171252A
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- JP
- Japan
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- pressure
- overload
- throttle valve
- engine
- supercharger
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- Pending
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- 239000000567 combustion gas Substances 0.000 title 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims abstract description 13
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 18
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
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- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この発明は、過給機付希薄燃焼ガス機関において過負荷
を検出して警報を発し、あるいは機関を停止させるため
の過負荷検出装置に関する。
を検出して警報を発し、あるいは機関を停止させるため
の過負荷検出装置に関する。
〈従来の技術〉
過給機を備えて希薄燃焼状態で定速運転されるように構
成されたガス機関は周知であり、一般にこのようなガス
機関における過負荷の検出は過給機によるブースト圧力
を利用して行っている。すなわち、ブースト圧力があら
かじめ設定された基準値を超えると過負荷と判定してい
る。
成されたガス機関は周知であり、一般にこのようなガス
機関における過負荷の検出は過給機によるブースト圧力
を利用して行っている。すなわち、ブースト圧力があら
かじめ設定された基準値を超えると過負荷と判定してい
る。
〈発明が解決しようとする課題〉
しかしながら、この種の機関においては過負荷のために
機関回転数が低下してブースト圧力があまり上昇しない
場合があるため、過負荷を検出できないことがあり、そ
の状態で長時間運転しているとガバナが破損するなどの
トラブルを招く可能性もあった。
機関回転数が低下してブースト圧力があまり上昇しない
場合があるため、過負荷を検出できないことがあり、そ
の状態で長時間運転しているとガバナが破損するなどの
トラブルを招く可能性もあった。
この発明はこのような点に着目し、より的確に過負荷を
検出できる装置を提供することを目的としてなされたも
のである。
検出できる装置を提供することを目的としてなされたも
のである。
〈課厘を解決するための手段〉
上記の目的を達成するために、この発明の過負荷検出装
置は、過給機を経た後のスロットル弁上流における吸気
管路の圧力を検出する第1の圧力検出手段と、スロット
ル弁の下流における吸気管路の圧力を検出する第2の圧
力検出手段と、機関回転数を検出する回転数検出手段と
、検出された機関回転数及びスロットル弁の上流と下流
の圧力差があらかじめ設定されたそれぞれの基準値以下
である状態があらかじめ設定された基準時間継続した場
合に、過負荷信号を出力する演算手段、とを備えている
。
置は、過給機を経た後のスロットル弁上流における吸気
管路の圧力を検出する第1の圧力検出手段と、スロット
ル弁の下流における吸気管路の圧力を検出する第2の圧
力検出手段と、機関回転数を検出する回転数検出手段と
、検出された機関回転数及びスロットル弁の上流と下流
の圧力差があらかじめ設定されたそれぞれの基準値以下
である状態があらかじめ設定された基準時間継続した場
合に、過負荷信号を出力する演算手段、とを備えている
。
第1図はこの発明の構成を示す図であり、Aは過給機、
Bはスロットル弁、Cは機関、Dは第1の圧力検出手段
、Eは第2の圧力検出手段、Fは回転数検出手段、Gは
演算手段、Hは過負荷信号である。なお、aは空気、g
はガス燃料、■はインタークーラ、Mはミキサーを示し
ている。
Bはスロットル弁、Cは機関、Dは第1の圧力検出手段
、Eは第2の圧力検出手段、Fは回転数検出手段、Gは
演算手段、Hは過負荷信号である。なお、aは空気、g
はガス燃料、■はインタークーラ、Mはミキサーを示し
ている。
く作用〉
過負荷の場合にはスロットル弁は全開、あるいはそれに
近い状態となっており、第1及び第2の圧力検出手段で
検出される圧力差は小さくなるので、この圧力差を過負
荷検出の要素として利用できる。また機関出力が不足す
ると機関回転数が低下するのでこれも過負荷検出の要素
として利用できる。そこでこれらの状態がある時間継続
する場合には、−時的な現象てたまたまそのような状態
になったのではなくて過負荷であると判断することがで
き、ブースト圧力があまり上昇しない場合でも的確に過
負荷を検出できるのである。
近い状態となっており、第1及び第2の圧力検出手段で
検出される圧力差は小さくなるので、この圧力差を過負
荷検出の要素として利用できる。また機関出力が不足す
ると機関回転数が低下するのでこれも過負荷検出の要素
として利用できる。そこでこれらの状態がある時間継続
する場合には、−時的な現象てたまたまそのような状態
になったのではなくて過負荷であると判断することがで
き、ブースト圧力があまり上昇しない場合でも的確に過
負荷を検出できるのである。
〈実施例〉
次に、図示の一実施例について説明する。
第2図のブロック図において、1は機関、2はガスレギ
ュレータ、3はステップモータによって開度を調整する
構造のガス調量弁、4はミキサー、5は過給機、6はイ
ンタークーラ、7はスロットル弁、8はガバナ、9はガ
ス遮断弁、10は制御部である。燃料のガス11はガス
レギュレータ2で所定の圧力に調整され、ガス調量弁3
を経てミキサー4で空気12と混合された後、過給機5
゜インタークーラ6、スロットル弁7を経て機関1に供
給され、燃焼後の排気ガス13は過給機5を経て排出さ
れる。
ュレータ、3はステップモータによって開度を調整する
構造のガス調量弁、4はミキサー、5は過給機、6はイ
ンタークーラ、7はスロットル弁、8はガバナ、9はガ
ス遮断弁、10は制御部である。燃料のガス11はガス
レギュレータ2で所定の圧力に調整され、ガス調量弁3
を経てミキサー4で空気12と混合された後、過給機5
゜インタークーラ6、スロットル弁7を経て機関1に供
給され、燃焼後の排気ガス13は過給機5を経て排出さ
れる。
15はスロットル弁7の上流に設けられて過給機5を経
た後のスロットル弁上流における吸気管路の圧力を検出
する第1の圧力センサ、16はスロットル弁7の下流に
設けられてスロットル弁下流における吸気管路の圧力を
検出する第2の圧力センサ、17は機関回転数を検出す
る回転センサであり、これらの出力信号はいずれも制御
部10に入力されている。
た後のスロットル弁上流における吸気管路の圧力を検出
する第1の圧力センサ、16はスロットル弁7の下流に
設けられてスロットル弁下流における吸気管路の圧力を
検出する第2の圧力センサ、17は機関回転数を検出す
る回転センサであり、これらの出力信号はいずれも制御
部10に入力されている。
制御部10は主要部がCPU1.Oaやメモリ10bを
備えたマイクロコンピュータで構成されており、以下に
述べるこの発明に係る過負荷の検出のほかに、図示しな
い各種センサの検出信号等によりガス調量弁3の開度を
制御するなど、機関の運転全般を制御するように構成さ
れている。
備えたマイクロコンピュータで構成されており、以下に
述べるこの発明に係る過負荷の検出のほかに、図示しな
い各種センサの検出信号等によりガス調量弁3の開度を
制御するなど、機関の運転全般を制御するように構成さ
れている。
この実施例は上述のような構成であり、その動作を第3
図のタイムチャートと第4図のフローチャートによって
説明する。
図のタイムチャートと第4図のフローチャートによって
説明する。
第3図において、負荷りが定格負荷L1゜。を超えて過
負荷状態になるとガバナ8の作用でスロットル弁7が開
き、更に過負荷の程度が大きいと機関回転数Nが低下し
始める。この時スロットル弁7の下流側の吸気圧力P2
は上昇するが、回転数が低下し、ているためブースト圧
力、すなわち上流側の圧力P1はほとんど上昇せず、両
者の差P、2が小さくなる。やがて機関回転数Nがあら
かじめ設定されたしきい値N。以下になり、また圧力差
P1.があらかじめ設定されたしきい値P。以下になる
とカウントを開始し、この状態があらかじめ設定された
基準時間1.以上続くと一時的な変動ではなく過負荷で
あると判定され、過負荷信号Hが制御部10から出力さ
れる。この基準時間T。
負荷状態になるとガバナ8の作用でスロットル弁7が開
き、更に過負荷の程度が大きいと機関回転数Nが低下し
始める。この時スロットル弁7の下流側の吸気圧力P2
は上昇するが、回転数が低下し、ているためブースト圧
力、すなわち上流側の圧力P1はほとんど上昇せず、両
者の差P、2が小さくなる。やがて機関回転数Nがあら
かじめ設定されたしきい値N。以下になり、また圧力差
P1.があらかじめ設定されたしきい値P。以下になる
とカウントを開始し、この状態があらかじめ設定された
基準時間1.以上続くと一時的な変動ではなく過負荷で
あると判定され、過負荷信号Hが制御部10から出力さ
れる。この基準時間T。
とじては例えば5秒程度に選定される。
第4図は以上の手順を示しており、まずステップS1で
機関回転数Nを読み込み、ステップS2でしきい値N。
機関回転数Nを読み込み、ステップS2でしきい値N。
と比較する。そしてNUN。であれば次のステップS3
に進んでスロットル弁7の上流側の圧力P1と下流側の
圧力P、を読み込み、ステップS4で両者の差P、−P
、(=P、、)をしきい値P。と比較する。ここでp、
−p、<p。てあれば、次のステップS5に進んで制御
部10の内部タイマをスタートさせ、基準時[T。を経
過するとステップS6で過負荷信号が出力されるのであ
る。
に進んでスロットル弁7の上流側の圧力P1と下流側の
圧力P、を読み込み、ステップS4で両者の差P、−P
、(=P、、)をしきい値P。と比較する。ここでp、
−p、<p。てあれば、次のステップS5に進んで制御
部10の内部タイマをスタートさせ、基準時[T。を経
過するとステップS6で過負荷信号が出力されるのであ
る。
この過負荷信号は警報の発生や機関停止などに適宜利用
されるものであり、この実施例では過負荷が検出される
と直ちにガス遮断弁9を駆動してガス]1の供給が遮断
され、機関1を停止させるようにしている(ステップS
7)。
されるものであり、この実施例では過負荷が検出される
と直ちにガス遮断弁9を駆動してガス]1の供給が遮断
され、機関1を停止させるようにしている(ステップS
7)。
〈発明の効果〉
以上の説明から明らかなように、この発明は、機関回転
数及びスロットル弁の上流と下流の圧力差を検出し、こ
れらがそれぞれの基準値以下である状態が基準時間継続
した場合に、過負荷であると判定して過負荷信号を出力
するようにしたものである。
数及びスロットル弁の上流と下流の圧力差を検出し、こ
れらがそれぞれの基準値以下である状態が基準時間継続
した場合に、過負荷であると判定して過負荷信号を出力
するようにしたものである。
従って、ブースト圧力を利用して過負荷を検出していた
従来の方式のように、過負荷のために機関回転数が低下
しているのにこれを検出できないということはなく、過
負荷の検出がより的確に行われて、過負荷のままで運転
を継続することによるガバナの破損などのトラブルを未
然に防止することが容易となるのである。
従来の方式のように、過負荷のために機関回転数が低下
しているのにこれを検出できないということはなく、過
負荷の検出がより的確に行われて、過負荷のままで運転
を継続することによるガバナの破損などのトラブルを未
然に防止することが容易となるのである。
第1図はこの発明の構成を示す図、第2図は一実施例の
ブロック図、第3図は動作のタイムチャート、第4図は
制御手順のフローチャートである。 1・・・機関、4・・くキサ−15・・過給機、7・・
・スロットル弁、8・・・ガバナ、9・・ガス遮断弁、
10・・・制御部、10a・・・CPU、15−第1の
圧力センサ、16・・・第2の圧力センサ、17・・回
転センサ。 特許出願人 ヤンマーディーゼル株式会社代 理 人
弁理士 篠 1) 實第1図 第3図 第2図
ブロック図、第3図は動作のタイムチャート、第4図は
制御手順のフローチャートである。 1・・・機関、4・・くキサ−15・・過給機、7・・
・スロットル弁、8・・・ガバナ、9・・ガス遮断弁、
10・・・制御部、10a・・・CPU、15−第1の
圧力センサ、16・・・第2の圧力センサ、17・・回
転センサ。 特許出願人 ヤンマーディーゼル株式会社代 理 人
弁理士 篠 1) 實第1図 第3図 第2図
Claims (1)
- (1)過給機を経た後のスロットル弁上流における吸気
管路の圧力を検出する第1の圧力検出手段と、 スロットル弁の下流における吸気管路の圧力を検出する
第2の圧力検出手段と、 機関回転数を検出する回転数検出手段と、 検出された機関回転数及びスロットル弁の上流と下流の
圧力差があらかじめ設定されたそれぞれの基準値以下で
ある状態があらかじめ設定された基準時間継続した場合
に、過負荷信号を出力する演算手段、 とを備えたことを特徴とする過給機付希薄燃焼ガス機関
の過負荷検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2296612A JPH04171252A (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | 過給機付希薄燃焼ガス機関の過負荷検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2296612A JPH04171252A (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | 過給機付希薄燃焼ガス機関の過負荷検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04171252A true JPH04171252A (ja) | 1992-06-18 |
Family
ID=17835811
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2296612A Pending JPH04171252A (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | 過給機付希薄燃焼ガス機関の過負荷検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04171252A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016141285A (ja) * | 2015-02-03 | 2016-08-08 | 三井造船株式会社 | ハイブリッドガスエンジン船 |
JP2020159566A (ja) * | 2019-03-25 | 2020-10-01 | 矢崎エナジーシステム株式会社 | 監視システム |
-
1990
- 1990-10-31 JP JP2296612A patent/JPH04171252A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016141285A (ja) * | 2015-02-03 | 2016-08-08 | 三井造船株式会社 | ハイブリッドガスエンジン船 |
JP2020159566A (ja) * | 2019-03-25 | 2020-10-01 | 矢崎エナジーシステム株式会社 | 監視システム |
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