JPS61252844A - 過給機付エンジンの制御装置 - Google Patents

過給機付エンジンの制御装置

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JPS61252844A
JPS61252844A JP60094331A JP9433185A JPS61252844A JP S61252844 A JPS61252844 A JP S61252844A JP 60094331 A JP60094331 A JP 60094331A JP 9433185 A JP9433185 A JP 9433185A JP S61252844 A JPS61252844 A JP S61252844A
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JP
Japan
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engine
intercooler
intake air
air temperature
downstream
Prior art date
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Pending
Application number
JP60094331A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikazu Iwashita
岩下 義和
Yutaka Oizumi
豊 大泉
Shuji Terao
寺尾 秀志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Publication of JPS61252844A publication Critical patent/JPS61252844A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、過給機付エンジンの制御装置に関するもの
である。
〔従来の技術〕
最近、車両用エンジンにおいては、出力増大の観点等か
ら、過給機を搭載する傾向にあるが、この過給機付エン
ジンでは、加圧空気をそのままエンジンに供給するよう
にすると、過給機によって吸入空気を加圧する際に、吸
入空気が断熱圧縮されて高温化され、吸気密度が低下し
ているため、充填効率を十分に向上させることができな
いという不具合がある。
そこで従来の過給機付エンジンでは、例えば実開昭52
−16408号公報に示されるように、エンジンルーム
内にインタークーラを設け、過給機からの加圧空気をイ
ンタークーラで冷却し、加圧空気の吸気密度を低下させ
ることが行なわれている。
しかるに従来の過給機付エンジンでは、何らかの原因で
インタークーラに冷却水が流れ7なくなる等、インター
クーラに異常が発生し、インタークーラの冷却能力が低
下すると、高温の加圧空気が供給され、エンジンの燃焼
圧力が上昇してノッキングが発生し、又燃焼圧力がエン
ジンの最高圧力以上になってエンジンがダメージを受け
るおそれがある。
〔発明の目的〕
この発明は、かかる問題点に鑑み、インタークーラの冷
却能力低下時におけるノンキングの発生及びエンジンダ
メージを防止できる過給機付エンジンの制御装置を提供
せんとするものである。
〔発明の構成〕
上述の過給機付エンジンにおいて、エンジンダメージを
防止する方法としては、インタークーラの冷却能力低下
時にエンジン出力を低下して燃焼圧力を低下させるよう
にすればよいと考えられる。
しかるにこの場合、インタークーラの冷却能力低下をど
のように検出するかはエンジンダメージを確実に防止す
る上で大変重要な問題である。
即ち、例えばインタークーラの冷却能力が低下したとき
にはインタークーラ下流側の吸気温度が高(なることか
ら、このインタークーラ下流側の吸気温度を検出してイ
ンタークーラの異常を検知することが考えられるが、こ
の方法では外気温度が上昇又は低下すると、インターク
ーラ下流側の吸気温度も変動することから、このインタ
ークーラ下流側の吸気温度のみによってインタークーラ
の異常を正確に検知することは困難である。
また過給機上流側の吸気温度自体を検出し、これを基に
インタークーラ下流側の吸気温度からインタークーラの
異常を検知することも考えられる。
この方法では、正確な異常検知が可能であるが、エンジ
ンの全運転域にわたって過給機上流側の各吸気温度に対
するインタークーラ下流側の吸気温度が正常か否かのマ
ツプを作成する必要がある等、演算制御系が複雑になる
という問題が生ずる。
そこでこの発明は、インタークーラの上流と下流との吸
気温度差が設定値を超えたか否かの判断によりインター
クーラの異常を検知し、エンジン出力を低下させるよう
にしたものである。
即ち、この発明は、第1図の機能ブロック図に示される
ように、インタークーラ36及び過給機37を備えたエ
ンジンにおいて、吸気温センサ32.33でインターク
ーラ36の上流及び下流の吸気温度を検出し、この吸気
温センサ32.33の出力を受けて異常時制御手段34
がインタークーラ36上流と下流の吸気温度差が設定値
を超え゛た時、エンジン出力を支配する各種出力制御手
段35を、エンジン出力が低下するよう制御するように
したものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第2図ないし第4図は本発明の一実施例による過給機付
エンジンの制御装置を示す0図において、1はエンジン
で、該エンジン1の吸気通路2の途中にはサージタンク
3が形成され、該サージタンク3の上流側にはスロット
ル弁4が配設され、吸気通路2の上流端側にはエアフロ
ーセンサ5が設けられ、吸気通路2の上流端はエアクリ
ーナ6に至っている。また吸気通路2の下流端近傍には
燃料噴射弁7が配設され、又エンジン1にはその燃焼室
8に対面して点火プラグ9が取付けられている。   
  ・ またエンジン1にはターボ過給機10及びインタークー
ラ24が搭載されている。このターボ過給機10におい
て、吸気通路2にはインタークーラ24上流側にプロワ
11が、排気通路12にはタービン13が配設され、プ
ロワ11とタービン13とは回転軸14によって相互に
連結されており、排気流によってタービン13が回転し
た時にタービン13の駆動力がプロワ11に伝達される
ようになっている。
また排気通路12には過給機10のタービン13をバイ
パスしてバイパス通路15が形成され、該バイパス通路
15にはウェストゲートバルブ16が設けられ、該ウェ
ストゲートパルプ16にはこれを開閉するためのダイヤ
フラム式アクチュエータ17のロンド18が連結されて
いる。このアクチェエータ17の第1室19a及び第2
室19bにはプロア11下流の圧力を導入るすための第
1、第2の圧力導入通路20a、2Qbが接続され、第
1の圧力導入通路20aの途中には絞り21が形成され
、該絞り21と第1室19a間には大気圧導入通路22
が接続され、該大気圧導入通路22にはこれを開閉する
開閉弁23が設けられている。
また図中、25.26はインタークーラ24の上流、下
流の吸気温度を検出する吸気温センサ、27はクランク
シャフトの回転角を検出するクランク角センサ、38と
過給機10の過給圧を検出する過給圧センサ、28はイ
ンターフェイス29゜CPU3 Q及びメモリ31から
なるコントロールユニットで、上記メモリ31にはCP
U30の演算処理のプログラム(第3図参照)や吸気温
度差。
点火進角及び過給圧の各種マツプ(第4図参照)が格納
されている。
そして上記CPU30は、インタークーラ24上流と下
流間の吸気温度差が所定範囲内にある正常時にはエンジ
ン回転数に応じた点火時期でもってエンジンを点火させ
るとともに、ウェストゲートパルプ16を開閉制御して
最大過給圧をエンジン回転数に応じた圧力に制御し、一
方インタークーラ24上流と下流間の吸気温度差が所定
範囲外にある異常時には点火時期を正常時のそれより遅
角させるとともに最大過給圧を正常時のそれより低下さ
せてエンジン出力を低下させるという制御を行なう。ま
たCPU30はエンジン回転数と吸入空気量とに応じた
燃料噴射パルスを作成しこれを燃料噴射弁7に加えてエ
ンジンに燃料を噴射供給させるという燃料噴射量の制御
を行なう。
なお以上のような構成において、上記ターボ過給機10
.ウェストゲートバルブ169点火プラグ9及びCPU
30が第1図に示す各種出力制御手段35となっており
、又上記CPU30が第1図に示す異常時制御手段34
となっている。
次に第3図及び第4図を用いて動作について説明する。
エンジン1が作動すると、該エンジン1からの排気流に
よって過給機10が作動して吸入空気を加圧し、この加
圧空気はインタークーラ24で冷却された後、スロット
ル弁4を経てエンジン1に供給される。その際CPU3
0は、インタークーラ24の上流及び下流の吸気温度を
検出しくステップ40)、上流、下流の吸気温度差ΔT
を演算するとともに吸入空気量Qに応じた吸気温度差Δ
Tの下限ΔT1及び上限ΔT2をメモリ31内のマツプ
(第4図(a)参照)より読み出し、吸気温度差ΔTが
この上限ΔT2と下限ΔT1の範囲内にあるか否かの判
断からインタークーラ24に異常が発生しているか否か
を判定しくステップ41)、異常が発生していない場合
は、メモリ31内の正常時のマツプ(第4図(b) (
C1の特性曲線a、b参照)を用いてエンジン回転数に
応じた点火進角及び最大過給圧を演算し、この点火進角
のタイミングで点火プラグ9を点火させるととに(ステ
ップ42)、過給圧がこの最大過給圧になったときには
ソレノイド弁23に駆動信号を加えて(ステップ43)
、アクチュエータ17の第1室19aの圧力を大気圧と
してウェストゲートパルプ16を開きこれにより排気ガ
ス流をバイパスさせて過給圧を最大過給圧以下に低下さ
せる。
そしてインタークーラ24の上流と下流の吸気温度差Δ
Tが上限ΔT2と下限T1の範囲外の値になると、CP
U30はインタークーラ24の異常発生と判定し、今度
はメモリ31内の異常時マツプ(第4図(bl (C1
の特性曲線c、  d参照)から正常時のそれより遅角
させた点火進角及び正常時より低い最大過給圧を読み出
し、エンジンの点火時期及び過給圧を上記点火進角及び
最大過給圧以下に制御しくステップ44〜46)、これ
によりエンジン出力が低下されることとなる。
以上のような本実施例の装置では、インタークーラの冷
却能力が低下したときには点火時期及び過給圧を制御し
てエンジン出力を°低下させるようにしたので、エンジ
ンの燃焼圧力を低下させてノンキングの発生及びエンジ
ンダメージを防止できる。
また本装置では、インタークーラの上流と下流の吸気温
度差からインタークーラの冷却能力の低下を検出するよ
うにしたので、複雑なマツプ等を用いることなく正確な
検出が可能である。
なお上記実施例ではインタークーラの異常時に点火タイ
ミング及び過給圧を制御するようにしたが、これはいず
れか一方のみを制御するようにしてもよ(、又これら以
外の因子、例えば燃料供給量を制御するようにしてもよ
く、いずれにしても異常発生時にエンジン出力を低下さ
せるようにすればよいものである。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、インタークーラを備えた
過給機付エンジンにおいて、インタークーラの上流と下
流の吸気温度差が設定値を超えた時にはエンジン出力を
強制的に低下させるようにしたので、燃焼圧力上昇によ
るノッキングの発生。
エンジンダメージを確実に防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示す機能ブロック図、第2図は
本発明の一実施例による過給機付エンジンの制御装置の
概略構成図、第3図は上記装置におけるCPU30の演
算処理のフローチャートを示す図、第4図(a)〜(C
)は各々吸気空気量に対する吸気温度差の上、下限、エ
ンジン回転数に対する点火進角及びエンジン回転数に対
する過給圧の各関係を示す図である。 36・・・インタークーラ、37・・・過給機、32゜
33・・・吸気温センサ、34・・・異常時制御手段、
35・・・各種出力制御手段、1・・・エンジン、9・
・・点火プラグ、10・・・過給機、16・・・ウェス
トゲートパルプ、24・・・インタークーラ、25.2
6・・・吸気温センサ、30・・・CPU。 特 許 出 願 人  マツダ株式会社代理人   弁
理士  早 瀬 憲 −第1図 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)インタークーラを備えた過給機付エンジンにおい
    て、エンジンの出力を支配する各種出力制御手段と、イ
    ンタークーラの上流及び下流の吸気温度を検出する吸気
    温センサと、該吸気温センサの出力を受けインタークー
    ラ上流と下流の吸気温差が設定値を超えた時エンジン出
    力が低下するように各種出力制御手段を制御する異常時
    制御手段とを設けたことを特徴とする過給機付エンジン
    の制御装置。
JP60094331A 1985-04-30 1985-04-30 過給機付エンジンの制御装置 Pending JPS61252844A (ja)

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Cited By (3)

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EP1548260A2 (en) * 2003-12-26 2005-06-29 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Abnormality determination device for engine system
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JP2021116770A (ja) * 2020-01-29 2021-08-10 トヨタ自動車株式会社 内燃機関装置の制御装置

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