JPH04171001A - 有機酸含有液から有機酸を分離する方法 - Google Patents

有機酸含有液から有機酸を分離する方法

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JPH04171001A
JPH04171001A JP29542790A JP29542790A JPH04171001A JP H04171001 A JPH04171001 A JP H04171001A JP 29542790 A JP29542790 A JP 29542790A JP 29542790 A JP29542790 A JP 29542790A JP H04171001 A JPH04171001 A JP H04171001A
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acid
organic
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cation exchange
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Toshihiro Maeda
前田 敏弘
Isao Nakazawa
功 中沢
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Mitsubishi Kasei Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は有機酸含有液から有機酸を分離する方法に間す
るものである。詳しくは、グルコン酸発酵液、乳酸発酵
液、クエン酸発酵液、酒石酸発酵液等の有機酸発酵液や
、ブドウ酒製造過程で副生ずる酒石(酒石酸水素カリウ
ム)水溶液等の有機酸含有液から有機酸を効率よく分離
する方法に関するものである。
(従来の技術) 従来、ブドウ糖やモラセス(molasses)を原料
として発酵法により、グルコン酸、乳酸、グリコール酸
、酒石酸、クエン酸等の有機酸を生産する場合、発酵の
進行とともに生成した有機酸によるplの低下を防ぐた
め、中和剤として炭酸カルシウムが使用されるが、これ
等有機酸のカルシウム塩は溶解度が低く析出して培養液
の粘度が上昇する。
また、グルコン酸、クエン酸、酒石酸等の好気的雰囲気
下で生成する有機酸の場合、カルシウム塩の析出により
培地と空気の攪拌混合が困難となる。
更に、生成した有機酸カルシウム塩は、培地から濾別等
により分取し、硫酸を加えて有機酸と硫酸カルシウムに
分解され、多量の硫酸カルシウムは固体廃棄物として処
理される。一方、有機酸は濃縮し、晶析して結晶有機酸
として分離されるが、濃縮液中に多量の硫酸カルシウム
が溶存しているので、濃縮時に缶石として析出する等の
問題を生じる。
培養工程での中和剤として、炭酸カルシウムの代9に苛
性ソーダを用いれば、有機酸カルシウム塩の析出による
培地粘度の上昇は防止し得るが、この場合にも、培養終
了後菌体を分離した培養土清液に塩化カルシウム、水酸
化カルシウム等を添加して有機酸をカルシウム塩として
沈澱させて分離するため、炭酸カルシウムを用いた場合
と同様に、副生硫酸カルシウムの廃棄処理や、濃縮時の
缶石発生等の問題を生じる。
苛性ソーダを用いることにより生成した有機酸ナトリウ
ム塩から有機酸を分離するもう一つの方法として、有機
酸ナトリウム塩を含む上清液をI型強酸性陽イオン交換
樹脂と接触させ、ナトリウムイオンを除去する方法があ
るが、この方法では、水素型強酸性陽イオン交換樹脂及
びその再生剤としての塩酸や硫酸等の所要量が多く、工
業的規模における実用化は困難であった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、上記従来の技術における問題点を解決し、有
機酸含有液、例えば発酵法により得られる有機酸を含み
、更に糖類、無機塩、着色成分等を含有する水溶液から
有機酸を効率よく分離する方法を提供することを目的と
するものである。
(!!層を解決するための手段) 本発明者等は上記の目的を解決するため、有機酸含有液
を陽イオン交換樹脂充填床に流通して有機酸を樹脂に吸
着させ、次いで吸着樹脂充填床に溶離液を流通して有機
酸を脱着させ、流出液から有機酸を含む両分を分離する
方法について検討を行った。
有機酸含有液中に含まれる糖類、漸機塩類、着色物等の
成分は有機酸よりも陽イオン交換樹脂に対する吸着性が
小さいため、溶離液の流通により容易に脱着されて有機
酸よりも著しく速く流出するので、主として有機酸を含
む画分を分離することが可能である。ところが、この方
法を実施すると、有機酸の一部が有機酸塩に変化し、こ
の有機酸塩の樹脂に対する吸着性は無機塩と同様に小さ
いので、無機塩と共に速やかに流出し、効率よく有機酸
を得ることができないことが判明した9以上の欠遣を解
決するため更に検討を重ねた結果、陽イオン交換樹脂に
よる吸着過程で有機酸の一部が有機酸塩に変化するのは
、吸着処理時の有機酸含有液のpHに起因すること、及
び吸着処理時の有機酸含有液のpl(を特定の値より小
さく保持することにより、有**が有機酸塩に変化する
ことを阻止できることを解明し、この知見に基づいて更
に検討を重ねた結果本発明を達成した。即ち、本発明の
要旨は、有機酸含有液を陽イオン交換樹脂と接触させて
有機酸を陽イオン交換樹脂に吸着させ、次いで該陽イオ
ン交換樹脂を溶離液と接触させて有機酸を脱着させた後
、溶離液から有機酸を含む液を分離する方法であ)て、
有機酸含有液のpHを、有機酸のイオン化定数(多塩基
酸の場合には第一イオン化定数)をKaとしたときのρ
Kaよりも低いpHに保持した状態で有機酸含有液と陽
イオン交換樹脂とを接触させることを特徴とする有機酸
含有液から有機酸を分離する方法に存する。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明方法の対象とする有機酸含有液としては、例えば
発酵法により製造される乳酸、クエン酸、酒石酸、グル
コン酸、グリコール酸を含む水溶液;合成法によるリン
ゴ酸や脩酸を含む水溶液;ブドウ酒発酵の際に副生ずる
酒石からの酒石酸:その他酢酸、プロピオン酸、酪酸、
吉草酸等を含む水溶液が挙げられる。これらの有機酸含
有液中には有機酸以外に種々の成分が含有されている。
例えば発酵法による有機酸含有液中には、有機酸の外に
、有機酸産生菌の作用で生成する多糖類やオリゴ糖、無
機塩類、並びに着色成分等が含有されている。
本発明の方法に用いられる陽イオン交換樹脂としては、
周知の強酸性陽イオン交換樹脂又は弱酸性陽イオン交換
樹脂の何れも使用できるが、通常はジビニルベンゼン架
橋ポリスチレンスルホン酸型の強酸性陽イオン交換樹脂
が使用される。ジビニルベンゼン架橋度は、通常樹脂の
物理的強度の面から4%以上であり、また樹脂粒子の微
細孔径の点から10%以下のものが用いられる。樹脂粒
子は分離性能を高めるには、粒径が小さく、粒径分布が
シャープであるのが望ましいが、粒径が過小の場合は通
液時の樹脂充填層の圧損失が増大するため、一般的には
、平均粒径として100〜800μ鴎、好ましくは15
0〜400μmのものが使用される。陽イオン交換樹脂
の具体例としては、例えばダイヤイオ■ 化成社製品);レバチット 5100、同5109、同
SPI+2、同STν40、同MS[1I368(以上
バイエル社製品);ダウニック−P HCR−S <以
上ダウ社製品)等が挙げられ、中でもクロマトグラフ分
離用として市販されているダイヤイオンUBに530、
同FRKOIなどの粒径分布の狭いものが好ましい。こ
れらの陽イオン交換樹脂は、水素型、アルカリ金属型、
アルカリ土類金属型もしくはこれらの混合型として使用
される。有機酸と無機塩の分離には、H型よりNa型が
優れており、また糖と有機酸の分離からはアルカリ土類
金属型よりNa型が優れている。
本発明の方法は、上記の有機酸含有液を陽イオン交換樹
脂と接触させて有機酸を陽イオン交換樹脂に吸着させ、
次いで該陽イオン交換樹脂を溶離液と接触させて有機酸
を脱着させた後、溶離液から有機酸を含む画分を分離す
るものであるが、本発明においては、有機酸含有液のp
Hを、有機酸のイオン化定数(多塩基酸の場合には第一
イオン化定数)をKaとしたときのpKaよりも低いp
Hに保持した状態で有機酸含有液と陽イオン交換樹脂と
を接触させることを必須の要件とするものである。
即ち、有機酸含有液を通常の方法により陽イオン交換樹
脂(以下分離剤という)を充填したカラムに流通して分
離剤に吸着させる場合、前述のように、有機酸の一部が
有機酸塩に変化し、この有機酸塩は、分離剤に対する吸
着性が無機塩と同様に小さいので、無機塩と共に速やか
に流出し効率よく有機酸を得ることができない、しかし
吸着処理時の有機酸含有液のpHを、有機酸のイオン化
定数(多塩基酸の場合は第一イオン化定数)をKaとし
たときのpKa(以下有機酸のpKaと略記する)より
も低く保持すると、有機酸が有機酸塩へ変化せず、効率
よく有機酸を分離することができる。なお、有機酸含有
液が2種以上の有機酸を含む場合は、吸着処理時の有機
酸含有液のpHを、最もpKaの低い有機酸のpKaよ
りも低く保持すればよい。
分離剤による吸着処理時の有機酸含有液のp)Iを、有
機酸のpKaよりも低く保持するには、先ず有機酸含有
液に例えば無機酸を添加して、そのplを有機酸のpe
aより低い値とする。また、無機酸を添加する代りに、
有機酸含有液の一部を水素型の強酸性陽イオン交換樹脂
を充填したカラムに流通し、得−られた、液を残余の有
機酸含有液と混合することによって有機酸のpKaより
も低いpHとすることもできる。このような処理により
、有機酸含有液中に含有される有機酸塩は全て遊離の有
機酸と無機塩に変えられる。有機酸のpKaよりも小さ
いpHとした有機酸含有液の濃度は、なるべく高い方が
望ましいが、高過ぎると粘度の上昇により分離剤カラム
に流通した際に、分離剤充填層の圧損失が増大するので
、通常20〜70重量%の濃度が用いられる。なお、硬
度成分の含有量が多い有機酸含有液の場合)は、常法に
より−H苛性ソーダで中和した後、Na型の架橋ポリメ
タクリル酸のような弱酸性陽イオン交換樹脂と接触させ
て硬度成分を除去してから無機酸を添加して、その11
)1を有機酸のρKaより低い値とするのが望ましい。
以上の方法により、有機酸のpKaよりも低いpHとし
た有機酸含有液を、通常の分離剤を充填したカラムに流
通した場合には、カラム内の液のpHは有機酸のρKa
より高いので、有機酸含有液のpHが再び有機酸のpに
3以上となり有機酸塩の副生を招くことになる。このた
め、本発明においては、有機酸含有液を流通する前に、
予めカラムに、例えば無機酸水溶液を流通してカラム内
の液のpHを、好ましくは有機酸のpKaよりも低い値
まで低下させておくことが必要であり、こうすることに
よって、吸着処理時の有機酸含有液のpHを有機酸のp
Kaよりも低く保持することができる。なお、有機酸含
有液及び分離剤充填カラム内液のρ■調整用の無機酸と
しては、硫酸、塩酸、硝酸、リン酸等が用いられるが、
装置の腐食性や晶析工程への影響を考慮すると硫酸が特
に望ましい。
本発明の方法に従って、pH[有機酸のpKaよりも低
い値とした有機酸含有液を、分離剤を充填し、かつカラ
ム内の液のp)1mを予め低下させたカラム中に流通す
ることにより、有機酸を選択的に分離剤に吸着させ、次
いでカラムに溶離液を流通することにより分離剤に吸着
した有機酸を脱着させる。
そうすると、有機酸含有液中に含まれる無機塩、糖類、
着色成分等の分離剤に対する吸着性は、有機酸に比較し
て小さいので、先ず憲機塩類、着色成分及び分子量の大
きい多糖類が流出し、引き続いて発酵原料の糖質中に含
まれるオリゴ糖及び発酵過程で副生ずるオリゴ糖等が流
出し、更にブドウ糖が流出する。そしてその後に、遊離
の有機酸が分離剤に対する選択的吸着性が小さい順に流
出してくる。それ故、流出液を有機酸の流出が開始する
時点の前後2つの両分に分離すれば、無機塩類、着色成
分、多糖類、オリゴ糖及びブドウ糖等を含む前段の両分
と、目的とする遊離の有機酸を含む後段の両分とに容易
に分離することができる。
溶離液としては、前記無機酸例えば硫酸の水溶液が使用
され、その濃度は通常l0−4当量/10100O〜1
当量/ 1000 ml、好ましくは1O−3当量/ 
10100O〜0.5当量/io00mlである。また
温度は、充填された分離剤が凍結しない0℃以上から、
分離剤及び有機酸の熱劣化を生じない100℃以下の温
度、特に10〜80℃が望ましい。
このようにして得られた遊離の有機酸を主として含む両
分は、無機塩1、着色成分及び糖類等が実質的に除かれ
ているので、そのまま濃縮して有機酸を晶析することが
できる。また、更に高品位の有機酸が必要な場合は、上
記の両分を例えば水素型強酸性陽イオン交換樹脂で微量
の金属イオン等を除去し、次いで活性炭により脱色後、
濃縮晶析することにより、−層純度の高い有機酸を得る
ことができる。
以上の説明及び後記実施例では、クロマトグラフ操作法
として回分式分離法について記載したが、本発明はこの
方式に限られるものでなく、例えば、特開昭45−24
807号公報、特開昭53−149870号公報及び特
開昭55−61903号公報等に記載されている回分式
分離法や、米国特許第2985589号に記載の擬似移
動床方式による連続式分離法を採用することができる。
(実施例) 次に本発明を実施例により、更に詳細に説明するが、本
発明はその要旨を超えない限り、以下の実施例に限定さ
れるものではない、なお、実施例及び参考例におけるr
%」は、特に規定しない限り「重量%」を示すものとす
る。
実施例1 食塩1.9%、マルトース1.5%、グルコン酸(pK
a:3.60)7.5%、酒石酸(pKa:2.98)
47.5%及びグリコール酸(pKa:3.83)41
.6%の混合物を水に溶解して濃度46.7%の水溶液
とした後、濃硫酸を添加してpHを0.71とした有機
酸含有液を1li1シた。
一方、分離カラム(内径18−■X長さ600 ++u
*)に分離剤として強酸性陽イオン交換樹脂ダイヤイオ
ンUSに530(Na型)150 +slを充填し、カ
ラムの頂部から0.1%希硫酸水溶液(pH:1.7)
150 mlを流通して底部からの流出液のpHが上記
3種類の有機酸のpKaのうち最も小さい酒石酸のpK
a(2,98)よりも小さくした。
次いで、分離剤の容量の10容量%(15ml)の上記
有機酸含有液を、カラム頂部から35℃の温度において
84+*I/hrの流速で流通し、引き続き溶離液とし
て0.1%硫酸水溶液を同一の温度及び流速で流通して
カラム底部からの流出液の組成及びpHを測定し、その
結果を第1図に示した。
第1図において、左縦軸は流出液中の各成分の濃度(重
量%)を示し、右縦軸は流出液のpHを示し、横軸は分
離剤の容量(VR)に対する流出液の容量(V)の比(
V/ VR)を示す。なお、以下の説明において、この
容量の比を床容量(V/ VR)と称する。また曲線1
及び曲線2は、それぞれ流出液中の無機塩(食塩)及び
糖(マルトース)の濃度を示し、曲線3、曲線4及び曲
線5は、それぞれ流出液中のグルコン酸、酒石酸及びグ
リコール酸の濃度を示し、曲線6はpHを示す。
第1図に示すように、流出液のpHは常に酒石酸の第一
イオン化定数(pKa:2.98)以下に保持されてい
た。また、床容量(V/ VR)が0.7のところで、
流出液を前段の両分と後段の画分の2つの両分に分ける
ことにより、前段画分として無機塩(食塩)、オリゴ糖
(マルトース)及び一部のグルコン酸を主として含む画
分と、後段画分として酒石酸とグリコール酸を主成分と
して含む有機酸画分とに容易に分離することができた。
実施例2 食塩2.1%、マルトース1.7%、グルコン酸(pK
a:3.60)7.9%、酒石酸(pKa:2.98)
45.5%及びグリコール酸(pKa:3.83)42
.8%の混合物を水に溶解して濃度51.7%の水溶液
とした後、濃′f&酸を添加してpHを0.73とした
有機酸含有液を調製した。  一方、実施例1と同一の
分離カラムにダイヤイオンUBK530(Na/H型比
ニア0/ 30)150 mlを充填し、カラム頂部か
ら0.1%硫酸水溶液(pH:1.7)150■1を流
通して底部からの流出液のpHを酒石酸のpKa(2,
98)よりも小さくした0次いで、15■1の上記有機
酸含有液をカラム頂゛部から35℃の温度において76
.5 ml/hrの流速で流通し、引き続いて溶離液と
して0.1%硫酸水溶液を同一の温度及び流速で流通し
てカラム底部からの流出液の組成を測定し、その結果を
第2図に示した。なお、流出液のpHは実施例1と同様
に酒石酸のpKa(2,98)以下に保持された。第2
図における左縦軸、横軸、曲線l、曲線2、曲線3、曲
線4及び曲線5は、夫々第1図における夫々の記号・と
同一のものを指示する。
第2図から明らかなように、床容量(V/ VR)が0
.65のところで流出液を前後2つの両分に分けること
によって、無機塩(食塩)とオリゴ糖(マルトース)を
主とする両分と、酒石酸とグリコール酸を主とする有機
酸画分とに容易に分離することができた。
実施例3 食塩2.2%、マルトース1.8%、グルコン酸(ρK
a:3.60)7.5%、酒石酸(pKa:2.9B)
44.9%及びグリコール酸(pKa:3.83)43
.6%の混合物を水に溶解して濃度50%の水溶液とし
た後、濃硫酸を添加してpHを0.69とした有機酸含
有液をi*at、た。
一方、実施例1と同一の分離カラムに、ダイヤイオンu
Bに530(Na/ Il型比:3(1/ TO)15
0 mlを充填し、カラム頂部から0.1%硫酸水溶液
(p)I:1.7)150 w+Iを流通して底部から
の流出液のpHを酒石酸のpKa(2,98)よりも小
さくした。次いで151の上記有機酸含有液をカラム頂
部から35℃の温度にて84■I/hrの流速で流通し
、引き続き溶離液として0.1%硫酸水溶液を同一の温
度及び流速で流通してカラム底部からの流出液の組成を
測定し、その結果を第3図に示した。なお、流出液のp
Hは実施例1と同様に酒石酸のpKa(2,98)以下
に保持された。第3図における左縦軸、横軸、曲線l、
曲線2、曲線3、曲線4及び曲線5は、夫々第1図にお
ける夫々の記号と同一のものを指示する。
第3図から明らかなように、床容量(V/ VR)が0
.60のところで流出液を前後2つの両分に分けること
により、食塩とマルトースを主とする画分と、酒石酸と
グリコール酸を主とする有機酸画分とに容易に分離する
ことができた。
実施例4 食塩1.9%、マルトース6.6%、グルコン酸(pK
a:3.60)5.7%、酒石酸(pKa:2.98)
42.9%及びグリコールW!11(pKa:3.83
)42.9%の混合物ヲ水ニ溶解シテ濃度50%の水溶
液とした後、濃硫酸を添加してp)lを0668とした
有機酸含有液をiJi!シた。
一方、分離カラム(内径1811mX長さ657 m+
g)にダイヤイオンIJBに530(H型)167 m
lを充填し、カラム頂部から2%硫酸水溶液(pH:0
.79)167 w+Iを流通し、底部からの流出液の
pHを酒石酸のpKa(2,98)よりも小さくした。
次いで15−1の上記有機酸含有液をカラム頂部から3
5℃の温度において80m1/hrの流速で流通し、引
き続き溶離液として2%硫酸水溶液を同一の温度及び流
速で流通してカラム底部からの流出液の組成を測定し、
その結果を第4図に示した。なお、流出液のpHは酒石
酸のpKa(2,98)以下に保持された。第4図にお
ける左縦軸、横軸、曲線2、曲線3、曲線4及び曲線5
は、夫々第1図における夫々の記号と同一のものを指示
する。
第4図から明らかなように、線容量(V/ VR)が0
.575のところで流出液を前後2つの画分に分けるこ
とにより、主としてマルトースを含む画分と、主として
酒石酸とグリコール酸を含む有機酸画分とに容易に分離
することができた。
実施例5 グリコール酸、酒石酸、グルコン酸及びそれらの塩、硫
酸ナトリウム及びマルトースを含む水溶液に硫酸を加え
てpnを1.68とした有機酸含有液を分析した結果、
その組成は硫酸ナトリウム24.4%、マルトース6.
2%、グルコン*5.3%、酒石酸34.4%及びグリ
コール@30.0%であり、その濃度は42%であった
一方、実施例1と同一の分離カラムにダイヤイオン[8
に530(Na型)130■1を充填し、カラム頂部か
ら0.1%硫酸水溶液(pH:1.7)130 mlを
流通し、次いで13■1の上記有機酸含有液をカラム頂
部から35℃の温度において65■1/h「の流速で流
通し、引き続き溶離液として0.1%硫酸水溶液をカラ
ム頂部から同一の温度及び流速で流通してカラム底部か
らの流出液の組成及びpHを測定し、その結果を′1s
5図に示した。第5図における左縦軸、右縦軸、横軸、
曲線l、曲線2、曲線3、曲線4、曲線5及び曲線6は
、夫々第1因における夫々の記号と同一のものを指示す
る。
第5図に示すように、流出液のpHは酒石酸のpKa(
2,98)以下に保持されていた。また、線容量(V/
 VR)が0.75のところで流出液を前後2つの画分
に分けることにより、無機塩(硫酸ナトリウム)、オリ
ゴ糖(マルトース)及び一部のグルコン酸を主として含
む前段の画分と、酒石酸とグリコール酸を主として含む
後段の有機酸画分とに容易に分離することができた。
実施例6 グリコール酸、酒石酸、グルコン酸及びそれらの塩、硫
酸ナトリウム及びマルトースを含む水溶液に硫酸を加え
てpHを1.70とした有機酸含有液を分析した結果、
その組成は硫酸ナトリウム23.1%、マ/I、)−ス
フ、7%、クル:1 ン酸4.1%、酒石rIIt34
.7%及びグリコール酸30.4%であり、その濃度は
47.5%であった。
一方、実施例1と同一の分離カラムにダイヤイオ:/ 
lJ8に530(Mg型)130 solを充填し、カ
ラム頂部から0.1%硫酸水溶液(pH:1.7)13
0 mlを流通し、次いで上記有機酸含有液131をカ
ラム頂部から35℃の温度において65m1/hrの流
速で流通し、引き続き溶離液として0.1%硫酸水溶液
をカラム頂部から同一の温度及び流速で流通してカラム
底部からの流出液の組成及びpHを測定し、その結果を
第6図に示した。第6図における左縦軸、右縦軸、横軸
、曲線l、曲線2、曲線3、曲線4、曲線5及び曲線6
は、夫々第1図における夫々の記号と同一のものを指示
する。
第6図に示すように、流出液のpHは酒石酸のpKa(
2,98)以下に保持されていた。また、Mg型分離剤
を使用したことにより、Na型分離剤を使用した実施例
5に比し有機酸が速く流出し始めるため、有機酸の分離
性は良好でないが、線容量(V/ VR)が0.675
のところで流出液を前後2つの画分に分けることにより
、無機塩(硫酸ナトリウム)及びオリゴ糖(マルトース
)及び一部のグルコン酸を主として含む前段の両分と、
酒石酸とグリコール酸を主として含む後段の有機酸画分
とに容易に分離することができた。
実施例7 食塩1.9%、マルトース1.9%、グルコン酸(pk
a:3.60)6=8%、酒石酸(pKa:2.98)
49.6%及びグリコール酸(pKa:3.83)39
.8%の混合物を水に溶解して1度22.6%の水溶液
とした後、濃硫酸を添加してρ■を0.89とした有機
酸含有液を調製した。  一方、実施例1と同一の分離
カラムにダイヤイオンFRK31(Na型)130 m
lを充填し、カラム頂部から0.1%硫酸水溶液(pH
:1.7)400■1を流通して底部からの流出液のp
H4iEを酒石酸のpKa(2,98)よりも小さくし
た。
次いで、上記有機酸含有液13■1をカラム頂部から3
5℃の温度において?On+l/hrの流速で流通し、
引き続き溶離液として0.1%硫酸水溶液を同一の温度
及び流速で流通してカラム底部からの流出液の組成を測
定し、その結果を第71!Iに示した。なお、流出液の
pHは、実施例1と同様に酒石酸のpKa以下に保持さ
れた。第7図における左縦軸、横軸、曲線15 曲線2
、曲線3、曲線4及び曲線5は、夫々第1図における夫
々の記号と同一のものを指示する。
第7図から明らかなように、床容量(V/ VR)が0
.75のところで流出液を前後2つの画分に分けること
によって、無機塩(食塩)とオリゴ糖(マルトース)を
主とする画分と、酒石酸とグリコール酸を主とする有機
酸画分とに容易に分離することができた。
実施例8 クエン@ (pKa:3.09)及びその塩、硫酸ナト
リウム及びマルトースを含む水溶液に硫酸を加えてpH
を1.56とした有機酸含有液を分析した結果、その組
成は硫酸ナトリウム49.3%、マルトース2.9%及
びクエン酸47.8%であり、その濃度は50.4%で
あった。
一方、実施例1と同一の分離カラムにダイヤイオンus
xs3o(Na型)130 mlを充填し、カラム頂部
から0.1%硫酸水溶液(pH:1.7)130 ml
を流通し、次いで上記有機酸含有液13−1をカラム頂
部から35℃の温度において65■1/h「の流速で流
通し、引き続き溶離液として0.1%硫酸水溶液をカラ
ム頂部から同一の温度及び流速で流通してカラム底部か
らの流出液の組成及びpHを測定し、その結果を?!8
図に示した。第8図における左縦軸、右縦軸、横軸、曲
線1、曲線2及び曲線6は、夫々第1図における夫々の
記号と同一のものを指示し、曲線3は流出液中のクエン
酸の濃度を示す。
第8図に示すように、流出液のpHはクエン酸のρKa
(3,09)以下に保持されていた。また、床容量(V
/ VR)が0.7のところで流出液を前後2つの画分
に分けることにより、無機塩及びマルトースを主として
含む前段の画分と、クエン酸を主として含む後段の有機
酸画分とに容易に分離することができた。
実施例9 乳酸(pKa:3.87)及び乳酸ナトリウム及び硫酸
ナトリウムを含む水溶液に硫酸を加えてpH1t1.6
0とした有機酸含有液を分析した結果、その組成は硫酸
ナトリウム25.1%及び乳酸74.9%であり、その
濃度は38%であった。
一方、実施例1と同一の分離カラムにダイヤイオンUB
K530(Na型)130 mlを充填し、カラム頂部
から0.1%硫酸水溶液(pH:1.7)130 ml
を流通し、次いで上記有機酸含有液13 mlをカラム
頂部から35℃の温度において66m1/hrの流速で
流通し、引き続き溶離液として0.1%硫酸水溶液をカ
ラム頂部から同一の温度及び流速で流通してカラム底部
からの流出液の組成及びpHを測定し、その結果を第9
図に示した。第9図における左縦軸、右縦軸、横軸及び
曲線6は、夫々第1図における夫々の記号と同一のもの
を指示し、曲線3は流出液中の乳酸の濃−度を示、す。
第9図に示すように、流出液のpHは乳酸のpKa(3
,87)以下に保持されていた。また、床容量(V/V
R)が0.725のところで流出液を前後2つの画分に
分けることにより、無機塩(tE酸ナトJ〜瞥ウつ)を
含む前段の両分と、乳酸を含む後段の有機酸画分とに容
易に分離することができた。
参考例1 食塩1.9%、ぶどう糖1.8%、グルコン酸(pKa
:3.60)5.8%、酒石酸(pKa:2.98)4
5.5%及びグリコール111 (pKa:3.83)
45.0%の混合物を水に溶解シテ濃度50.3%の水
溶液とした後、濃硫酸を添加してpHを0.69とした
有機酸含有液を調製した。
一方、分離カラム(内径18 mmX長さ660 ar
m)にダイヤイオンUBK530(Na型)167 m
lを充填し、次いで水を流通して充分に洗浄した。この
方ラムに上記有機酸含有液17−1を、カラム頂部から
35℃の温度において84m1/hrの流速で流通し、
引き続き溶離液として0.1%WR酸水溶液を同一の温
度及び流速で流通してカラム底部からの流出液の組成を
測定し、その結果を第10図に示した。第10図におけ
る左縦軸、横軸、曲線1、曲線2、曲線3、曲線4、曲
線5及び曲線6は、夫々第1図における夫々の記号と同
一のものを指示する。
参考例1では、分離剤を充填したカラムへ予め0.1%
硫酸水溶液を流通する予備処理を行うことなく水洗処理
のみを行い、次いでこの方ラムに上記の有機酸含有液を
流通している。このため、有機酸含有液のpH(0,6
9)は酒石酸のpKa(2,98)よりも小さいに拘ら
ず、カラム流出液のplは、第10図の曲線6に示すよ
うに、酒石酸のpKa(2,98)よりも大きくなり、
有機酸含有液中の酒石酸の一部が酒石酸塩に変化し、こ
の酒石酸塩と食塩とは床容量(V/VR)約0.4のと
ころで、はぼ同時に流出を開始しするため両者の分離は
困難である。一方、酒石酸よりもpKaが大きいグルコ
ン酸やグリコール酸は有機酸塩となる割合が小さいため
大きな影響は受けない。しかし、主として有11酸類を
含む画分と、無機塩及び糖類を含む画分とを分離する目
的からすると、有機酸含有液を分離カラムに流通する際
に、予め分離カラム内液のpHを有機酸含有液中の最も
pKaの小さい有機Iff(酒石酸)よりも低く保持し
ておくことが重要であることを示している。
(発明の効果) 本発明の方法は、有機酸含有液を陽イオン交換樹脂と接
触させて有**を吸着させ、次いで溶離液で有機酸を脱
着させることにより有機酸含有液から有機酸を分離する
際に、有機酸含有液のpHを有機酸のpKaよりも低く
保持した状態で吸着処理を行うことにより、有機酸を他
の成分から効率よく分離し得るもので、有機酸の工業的
製造に寄与するところは大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第1O図は、陽イオン交換樹脂を充填したカラ
ムからの流出液中に含まれる成分の濃度を表わし、各図
の左縦軸は流出液中の成分の濃度を示し、横軸はカラム
中の陽イオン交換樹脂の容量(VR)に対する流出液の
容量(V)の比(V/ VR)を示し、右縦軸は流出液
のpHを示す、また、曲線1は流出液中の無機塩の濃度
を示し、曲線2は流出液中の糖類の濃度を示し、曲線3
、曲線4及び曲線5は流出液中の有機酸の濃度を示し、
曲線6は流出液のpHを示す。 濃 度 (を量Z) 濃度 (V量%) 濃度 (11%) 濃度(!17) 濃度(重量y、) 〜   1ソ   舅 pi−1 オ度 (tf%) N  〜  ”PH

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)有機酸含有液を陽イオン交換樹脂と接触させて有
    機酸を陽イオン交換樹脂に吸着させ、次いで該陽イオン
    交換樹脂を溶離液と接触させて有機酸を脱着させた後、
    溶離液から有機酸を含む液を分離する方法であって、有
    機酸含有液のpHを、有機酸のイオン化定数(多塩基酸
    の場合には第一イオン化定数)をKaとしたときのpK
    aよりも低いpHに保持した状態で有機酸含有液と陽イ
    オン交換樹脂とを接触させることを特徴とする有機酸含
    有液から有機酸を分離する方法。 (2)有機酸含有液に無機酸を加えることにより、その
    液のpHを有機酸のpKaよりも低い値とした有機酸含
    有液を使用することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の方法。 (3)溶離液が無機酸水溶液であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の方法。(4)無機酸水溶液の
    濃度が1当量/1000ml以下の希硫酸水溶液である
    特許請求の範囲第3項記載の方法。 (5)有機酸含有液が発酵法により得られる液であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 (6)有機酸がクエン酸、酒石酸、乳酸、グルコン酸又
    はグリコール酸であることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の方法。
JP29542790A 1990-11-02 1990-11-02 有機酸含有液から有機酸を分離する方法 Pending JPH04171001A (ja)

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DE69112770T DE69112770T2 (de) 1990-11-02 1991-10-30 Verfahren zur Abscheidung der organischen Säure oder Säuren aus einer organische Säuren enthaltenden Lösung.
EP91118568A EP0483831B1 (en) 1990-11-02 1991-10-30 Process for separating an organic acid or acids from an organic acid-containing solution
AT91118568T ATE127443T1 (de) 1990-11-02 1991-10-30 Verfahren zur abscheidung der organischen säure oder säuren aus einer organische säuren enthaltenden lösung.
US07/786,883 US5245078A (en) 1990-11-02 1991-11-01 Process for separating an organic acid or acids from an organic acid-containing solution

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0739368A (ja) * 1993-07-28 1995-02-10 Tokuyama Corp 透析発酵法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0739368A (ja) * 1993-07-28 1995-02-10 Tokuyama Corp 透析発酵法

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