JPH041694A - カラービットマップ表示制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はカラービットマツプ表示制御方式に関し、特に
グラフ表示の際に文字データとグラフデータとを表示制
御するカラービットマツプ表示制御装置に関する。

従来技術 この種のグラフ表示方式では、グラフ表示位置に文字デ
ータが存在していれば、グラフデータをグラフ退避エリ
アに転送して一時退避し、文字データを文字退避エリア
に転送して一時退避した後、これ等グラフデータと文字
データ４をＶＩ？ＡＭ　（表示メモリ）に合成して展開
して、このＶＲＡＭに展開した内容を表示部に表示する
ようになっている。

この様な従来のグラフ表示方式の動作処理フローを第５
図に示す。グラフ表示指示に応答して、グラフデータを
グラフ退避エリアに描画しくステップ５１）、グラフ表
示位置に文字が存在するかどうかを判別する（ステップ
５２）。

この判別処理の結果（ステップ５３）、存在すレバ、グ
ラフ退避エリアのデータと文字退避エリアのデータとを
、表示部の文字表示単位であるカラム毎に合成し、ＶＲ
ＡＭの対応位置に展開表示する（ステップ５４）。文字
データが存在していなければ、グラフデータのみがＶＲ
ＡＭに展開して表示される（ステップ５５）。

第６図は第５図のステップ５４の詳細を示す動作フロー
図である。先ず、グラフ表示位置に対応する文字退避エ
リアの位置を文字データ取出し位置とする（ステップ６
１）。そして、ＶＲＡＭのＲ（赤）プレーンに文字デー
タに対応する文字ドツトデータとグラフ退避エリアのデ
ータとを１カラム（文字表示すイズ単位）分合酸して展
開表示する（ステップ６２）。

次に、ＶＲＡＭのＧ（緑）のプレーン及びＢ（青）プレ
ーンの各々に、文字データに対応する文字ドツトデータ
とグラフ退避エリアのデータとを１力ラム分合成して展
開表示する（ステップ６３，６４）。

文字取出し処理が終了すれば（ステップ６５）、次の文
字取出し位置を求めて（ステップ６６）、上記処理を繰
返すことになる。

この様に従来の処理方式では、表示すべきグラフ内に文
字が存在したとき、文字表示色の指定かあっても、全て
のＲ，Ｇ、Ｂプレーンに対して合成して展開表示するよ
うにいなっているので、表示処理が遅いという欠点かあ
る。

実際の文字表示データは全て白色（Ｒ，Ｇ、Ｂの全ての
指定）となることは少なく、とれか１色又は２色の組合
せであることが多いので、文字データの色指定に応じて
プレーン合成を行えば、表示処理は早くなる。

発明の目的 そこで、本発明はこの様な事実に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、文字データの表示指
定色に対応するＶＲＡＭプレーンに対してのみ、グラフ
データを文字データとを合成して展開表示するようにし
、高速な表示処理を可能としたカラービットマツプ表示
制御装置を提供することにある。

発明の構成 本発明によれば、カラー三原色に夫々対応したプレーン
を有し、文字データとグラフデータとをこれ等各プレー
ンに重畳して格納する表示メモリと、前記プレーンの各
々に対応して設けられ対応プレーンのグラフデータを一
時格納しておくグラフ退避エリアと、前記文字データと
しての文字コードと色情報とを一時格納しておく文字退
避エリアとを有するカラービットマツプ表示制御装置で
あって、グラフデータ表示指示に応答してこのグラフデ
ータを前記グラフ退避エリアに格納制御すると共に、前
記文字データが存在する場合には前記文字退避エリアに
この文字データを格納制御する制御手段と、前記グラフ
退避エリアに格納されているグラフデータと対応する前
記文字退避エリアの位置に文字データが格納されている
か否かを判別する判別手段と、この判別結果により文字
ブタが格納されていれば、この文字データの表示指定色
に対応するプレーン単位で前記グラフデータと文字デー
タとを合成して前記表示メモリに展開する手段と、前記
判別結果により文字データが格納されていなければ、前
記グラフデータのみを前記表示メモリに展開する手段と
を含むことを特徴とするカラービットマツプ表示制御装
置が得られる。

実施例 以下、本発明の実施例について図面を用いて詳細に説明
する。

第１図は本発明の実施例のシステムブロック図である。

グラフィックデータはグラフデータと文字データとに選
別部１により選別分離され、グラフデータは三原色に夫
々対応したＲ、Ｇ、Ｂブレ−ンを有するグラフ退避エリ
ア２に一時退避される。

文字データは文字退避エリア３に一時退避されるが、文
字データは文字コード及び表示色を指定する文字色情報
からなっているので、これ等は夫々文字コードエリア３
Ａ及び文字色情報エリア３Ｂに退避される。

表示制御部４は、グラフデータに表示文字が存在するか
とうかを判別する表示文字判別部４１と、文字が存在す
ればその文字の指定色に対応したプレーン単位でグラフ
データと文字データ（文字ドツトデータ）とを合成して
ＶＲＡＭ　６の対応プレーンへ展開表示するプレーン単
位合成表示部４２と、文字が存在しなければ合成処理を
なすことなく、グラフ退避エリア２の各プレーン内のグ
ラフデータを、ＶＲＡＭ　６の各対応プレーンへ展開表
示する転送表示部４３とを含む。

文字ドツトデータ格納エリア５は文字データである文字
コードに対応するＫＣＧ　ドツトデータ（ＪＩＳ第１、
第２の各水準のデータ）を格納しており、表示すべき文
字データの文字コードにより指定されて読出され、プレ
ーン単位合成表示部４２により、ＶＲＡＭ６の対応プレ
ーンへグラフデータと共に展開表示される。

ＶＲＡＭ　６はＲ，ＧＢの３プレーンからなる表示メモ
リであり、表示部７の表示エリアと対応したカラービッ
トマツプメモリとなっている。

第２図は表示文字判別部４１の動作を示すフローチャー
トである。表示すべきグラフデータはグラフ退避エリア
２に格納され、表示文字があるときには、その文字デー
タは文字退避エリア３へ格納される。しかる後に、表示
文字が存在するかどうかの判別が第２図のフローに従っ
て行われる。

先ず、グラフ表示位置に対応したカラム単位の文字表示
位置（すなわち、ライン／カラム位置）を求め（ステッ
プ２０）、その位置に文字が存在するかどうか判別する
（ステップ２１）。存在しなければ、次の判別すべき文
字位置を求め（ステップ２２）、ステップ２１へ戻り、
各文字位置について存在しなければ、存在しないと認識
して（ステップ２３）、処理終了となる。

ある文字位置において文字が存在すれば、存在すると認
識して処理終了となる（ステップ２４）。

第３図はプレーン単位合成表示部４２の動作を示すフロ
ーチャートである。表示文字判別部４１による文字存在
認識結果を受けて、グラフ表示位置に対応する文字コー
ド格納エリアの位置を文字取出し位置とする（ステップ
２５）。

その文字の表示色指定に関して、赤色があれば（ステッ
プ２６）　、ＶＲＡＭのＲプレーンの対応位置に文字ド
ツトデータとグラフ退避エリアのＲプレーンのデータを
１力ラム分合成して展開表示する（ステップ２７）。赤
色がなければ、ＶＲＡＭのＲプレーンの対応位置にグラ
フ退避エリアのＲプレーンデータのみを１力ラム分直接
転送する（ステップ２８）。

また、その文字の表示色指定に関して緑色があれば（ス
テップ２９）、ステップ２７と同様にＧプレーンについ
てグラフデータと文字ドツトデータとを合成表示しくス
テップ３０）、なければステップ２８と同様にＧプレー
ンについてグラフデータのみ直接転送する。

更に、青色に関しても、上記赤及び緑の夫々の処理と同
様な処理を行なう（ステップ３２〜３４）以上の処理が
全てのカラムについて終了するまで行われる（ステップ
３５．３６）。

第４図は以上の処理動作を模式的に判り易く示したもの
であり、この例では、表示グラフが白色（Ｒ，Ｇ、Ｂ全
で指定）の円形であり、また表示文字がアルファベット
のｒＡＪ、ｒＢＪでかつ表示色が赤色（Ｒ）である場合
を示す。

図示する如く、文字が混在している場合には、その文字
の色情報によりＲＧ、Ｂのいずれのプレーン単位に文字
パターンをＶｌ？ＡＭへ展開すべきかを判定し、Ｒプレ
ーンのみの色指定であれば、Ｒプレーンのみ文字ドツト
データとグラフデータとを合成してＶＲＡＭへ展開し、
他のＧ、Ｂプレーンについては、グラフデータのみを直
接ＶＲＡＭへ展開するようにしている。

発明の効果 以上述べた如く、本発明によれば、グラフ表示のとき、
文字データが存在すれば、カラム単位でＲ，Ｇ、Ｂの各
プレーン毎に文字パターンを展開すべきかどうか判定し
、必要なプレーンについてのみ合成展開するようにして
いるので、高速表示が可能となるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例のシステムブロック図、第２図
は表示文字判別部４１の動作フローチャート、第３図は
プレーン単位合成表示部４２の動作フローチャート、第
４図は実施例の動作を模式的に示す図、第５図及び第６
図は従来のカラービットマツプ表示制御装置の動作フロ
ーチャートである。 主要部分の符号の説明 ２・・・・・・グラフ退避エリア ３・・・・・・文字退避エリア ５・・・・・・文字ドツトデータ格納エリア６・・・・
・・ＶＲＡＭ ４１・・・・・・表示文字判別部 ４２・・・・・・プレーン単位合成表示部４３・・・・
・・転送表示部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）カラー三原色に夫々対応したプレーンを有し、文
   字データとグラフデータとをこれ等各プレーンに重畳し
   て格納する表示メモリと、前記プレーンの各々に対応し
   て設けられ対応プレーンのグラフデータを一時格納して
   おくグラフ退避エリアと、前記文字データとしての文字
   コードと色情報とを一時格納しておく文字退避エリアと
   を有するカラービットマップ表示制御装置であって、グ
   ラフデータ表示指示に応答してこのグラフデータを前記
   グラフ退避エリアに格納制御すると共に、前記文字デー
   タが存在する場合には前記文字退避エリアにこの文字デ
   ータを格納制御する制御手段と、前記グラフ退避エリア
   に格納されているグラフデータと対応する前記文字退避
   エリアの位置に文字データが格納されているか否かを判
   別する判別手段と、この判別結果により文字データが格
   納されていれば、この文字データの表示指定色に対応す
   るプレーン単位で前記グラフデータと文字データとを合
   成して前記表示メモリに展開する手段と、前記判別結果
   により文字データが格納されていなければ、前記グラフ
   データのみを前記表示メモリに展開する手段とを含むこ
   とを特徴とするカラービットマップ表示制御装置。