JPH0416911B2 - - Google Patents

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JPH0416911B2
JPH0416911B2 JP58243237A JP24323783A JPH0416911B2 JP H0416911 B2 JPH0416911 B2 JP H0416911B2 JP 58243237 A JP58243237 A JP 58243237A JP 24323783 A JP24323783 A JP 24323783A JP H0416911 B2 JPH0416911 B2 JP H0416911B2
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JP
Japan
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terminal
cutting
wire rod
conical
wire
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JP58243237A
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JPS60133683A (ja
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Michio Osada
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  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はケーブルコネクタープラグにおける
ピン状端子の製造方法に関するものである。
(従来技術とその問題点) ケーブルコネクタープラグにおける端子は、主
として、比較的細い線材を所要長さに切断したピ
ン状のものが用いられている。
この端子は、プラグ組立後および被接続側とな
る差込穴に対して容易に挿入嵌着させ得るよう
に、その先端を、例えば、円錐状の突部形状に形
成する必要がある。このため、従来は、線材を所
要長さに切断した後に、その両端部に上記した円
錐突部を形成するための特別の後処理工程が必要
であつた。
また、上記ピン状端子は個々に形成されるもの
であるから、例えば、該端子をプラスチツク等の
プラグ本体にインサート成形する場合は、プラグ
本体を成形するプラスチツク成形用金型の所定位
置に所要数の端子を夫々インサートする必要があ
るが、このインサート工程は、従来、人為的に行
なわれていることとも相俟つて、この種のプラグ
の全体的生産能率を低下させるものであつた。
また、上記の問題点を解決するために提案され
た、この種の端子を連続的に製造する先行技術と
しては、例えば、特開昭58−108680号公報及び特
開昭58−209877号公報に開示されたものが知られ
ている。
然るに、そのうちの前者は、線材の周面に円錐
状の切削部を形成する際に、加工刃を備えたダイ
スに線材を挿通し、このダイスを自転させながら
公転させるといつた二種の回転操作を必要とする
ものであり、又、後者は、二枚の対向刃板に対称
円錐形状の二つの刃孔部を対設し、該刃孔部に線
材を挿通した状態において、この二枚の対向刃板
をエキセントロツドを介して公転させる操作を必
要とするものである。
したがつて、両者共に複雑な公転機構と操作を
必要とする問題があり、この種の端子を高能率的
に製造するといつた要求には必ずしも充分には対
応し得ていない。
(発明の目的) この発明は、線材の所定長さ毎の周面に端子の
先端部を構成する円錐状切削個所容易に連続的に
形成すると共に、その線材の所要間隔位置に形成
される上記円錐状切削個所を切断して所要長さの
連続端子を形成することにより、上述した円錐状
突部を形成するための特別の後処理工程を省略す
ると共に、上述したピン状端子のインサート工程
の自動容易化を図ることにより、この種端子と、
これを用いるプラグの品質及び生産能率を向上さ
せることを目的とするものである。
(本発明の方法) 本発明の端子製造方法は、線材を所定長さ毎に
順次送出供給する工程と、送出供給された上記線
材における所定の周面を切削して、該切削部に端
子の先端部を構成する円錐状切削個所を形成する
工程とから成るケーブルコネクタープラグにおけ
る端子製造方法であつて、上記円錐状切削個所を
形成する工程は、送出供給された線材をチヤツク
機構により非回転状態に掴持する工程と、この掴
持した状態において、左右対称のテーパー面を有
する刃先端部を、線材に対して進退可能に対向配
置した少なくとも1対の切削加工用バイトを線材
の周方向へ回転させると共に、この対向させた各
バイトの刃先端部を線材に向つて移動させる工程
とから成ることを特徴とするケーブルコネクター
プラグにおける端子製造方法に係るものである。
(実施例) 以下、本発明方法を実施例図に基づいて説明す
る。
第1図及び第2図は、ピン状端子の素材となる
所要太さの線材Aと、該線材の加工機Bを示して
いる。この加工機Bは、線材Aを伸線しながら所
定長さL毎に順次送り出すように設けられた伸線
送出供給B1と、送出供給された線材A1における
所定の周面を切削して、該切削部に端子1の先端
部となる円錐状切削個所11…11を形成するよう
に設けられた切削加工部B2とから構成されてい
る。また、上記切削加工部B2は、送出供給され
た線材A1を掴持するチヤツク機構2と、上記線
材A1の切削加工用バイト3と、該バイトの刃先
端31を線材A1の軸心方向へ進退させるバイト作
動機構4と、上記バイト3を線材A1の周方向へ
回転させる回転機構5とから構成されている(な
お、バイト3とその作動機構4とは少なくとも一
組が設けられているものでもよいが、複数組の放
射方向へ等間隔として配設した構成のものを用い
ることが望ましい)。
なお、バイトの刃先端31は、第4図のに示
すように、左右対称のテーパー面6,6を形成し
た突型形状であつてもよく、また、同図のに示
すように、左右対称のテーパー面6,6の先端部
に水平面7を連続形成した突型形状であつてもよ
く、また、同図に示すように、左右対称の凹曲
テーパー面8,8の先端部に水平面7を連続形成
した突型形状であつてもよい。
次に本発明方法による端子形成作用を説明す
る。
まず、線材Aの一端側を伸線送出供給部B1
よつて伸線しながら所定長さL毎に順次送出供給
するのであるが、この送出作用は次の切削加工作
用と交互に行なわれる。
即ち、送出供給された線材A1はチヤツク機構
2によつて非回転状態に掴持されると共に、バイ
ト3は回転機構5を介して線材A1の周方向へ回
転されるから、この状態でバイト3をその作動機
構4によつて線材A1の軸心方向へ移動させると、
該バイトの刃先端31は線材A1の周面を切削加工
するのである。従つて、この刃先端31が、第4
図のに示す形状のものであるときは、該線材の
切削個所11にはその刃先端31の形状に対応し
て、左右対称の円錐状テーパー面12,12と中間
部の稜線13とが夫々切削加工されることになり、
また、同図に示す形状のものであときは、左右
対称の円錐状テーパー面12,12と中間部の軸線
4とが夫々切削加工されることになり、また、
同図に示す形状のものであるときは、左右対称
の凸曲テーパー面面15,15と中間部の細軸14
とが夫々切削加工されることになる。
なお、第4図に示すように、端子の円錐状切削
個所11…11はいずれも連続形成するものである
が、線材A1の所要間隔位置、例えば100mm間隔、
或は端子1を30本連続させた長さ等の位置に形成
される円錐状切削個所11′を切断して所要長さの
連続端子(第3図)を形成する場合は、該切削個
所においてバイトの刃先端31を線材A1の軸心に
まで移動させればよいのである。
また、上記した連続端子1…1は所要の長さに
形成されることからその保管・取扱いが簡便容易
となる利点があり、更に、該連続端子を用いる
と、プラスチツク等のプラグ本体にこれをインサ
ート成形する場合、即ち、プラスチツク成形用金
型側へのインサート工程の容易化と、プラスチツ
ク等による端子1のインサート成形工程の自動連
続成形を効率良く行なうことができる。例えば、
第5図に示すように、連続端子1…1を上型Cと
下型DとのパーテイングラインP,Lに供給する
自動送込装置Eを備えると共に、下型D側には連
続端子1…1における前述した稜線13、細軸14
部を切断するカツタD1を備えておけばよい。従
つて、この場合は、同図に示すように、上下両
型C,Dのパーテイングラインの所要位置に一工
程分の端子1aを供給して型締めを行なうと共に
両型のキヤビテイ部C1,D2内に溶融樹脂を注入
して上記端子1aのインサート成形を行ない、次
に、同図に示すように、型開きをして上記端子
1aが一体化された樹脂成形体Fを取り出すと、
第6図に示すようなプラグGが成形されるのであ
る。
なお、連続端子1…1の切断分離は前述したイ
ンサート工程を自動的に行なう場合は、第5図
に示すように、一工程分の端子1aを両型C,D
側に供給して型締めをした際に、下型D側に備え
たカツタD1により自動的に切断分離できるもの
であるが、該インサート工程を人為的に行なうと
きは、上記した稜線13或は細軸14部を適宜折り
曲げて切断分離すればよいのである。
(本発明の作用・効果) 本発明方法によるときは、線材の所定長さ毎の
周面に端子の先端部を構成する円錐状切削個所を
形成することができ、更に、その線材の所要間隔
位置に形成される上記円錐状切削個所を切断して
所要長さの連続端子を形成することができるの
で、従来のように、端子の先端部に円錐状突部を
形成するための特別の後処理工程を省略し得ると
共に、ピン状端子のインサート工程の自動容易化
が可能となり、従つて、この種端子の品質及び生
産能率を著しく向上させることができると共に、
これを用いるプラグの品質及び生産能率を著しく
向上させることができるといつた優れた実用的効
果を奏するものである。
また、既述した従来の、この種の端子の連続製
造方法のように、円錐状の切断部を形成するため
に、切断刃を公転させるための複雑な公転機構及
び煩雑な公転操作を必要とすることなく、1対の
対向バイトの刃先端部を線材の周方向へ正回転さ
せると共に、線材に向つて移動させるといつた簡
単な正回転運動と、直線運動によつて容易且つ能
率的にこの種の端子を連続製造できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は線材とその加工機を示す概略正面図で
あり、第2図はその要部拡大正面図、第3図は連
続端子の一部切欠正面図である。第4図の,
,はいずれも本発明方法に使用されるバイト
の刃先端の形状例とこれにより線材の周面に形成
される円錐状切削加工例を示すものである。第5
図の,は連続端子を用いたインサート成形例
の説明図であり、第6図は端子をインサート成形
したプラグを示す斜視図である。 A…線材、B…加工機、G…プラグ、L…所定
長さ、1…端子、11…円錐状切削個所、2…チ
ヤツク機構、3…切削加工用バイト、31…バイ
トの刃先端、4…バイト作動機構、5…バイト回
転機構、6,6・8,8…左右対称のテーパー
面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 線材を所定長さ毎に順次送出供給する工程
    と、送出供給された上記線材における所定の周面
    を切削して該切削部に端子の先端部を構成する円
    錐状切削個所を形成する工程とから成るケーブル
    コネクタープラグにおける端子製造方法であつ
    て、上記円錐状切削個所を形成する工程は、送出
    供給された線材をチヤツク機構により非回転状態
    に掴持する工程と、この掴持した状態において、
    左右対称のテーパー面を有する刃先端部を、線材
    に対して進退可能に対向配置した少なくとも1対
    の切削加工用バイトを線材の周方向へ回転させる
    と共に、この対向させた各バイトの刃先端部を線
    材に向つて移動させる工程とから成ることを特徴
    とするケーブルコネクタープラグにおける端子製
    造方法。 2 線材の所要間隔位置に形成される円錐状切削
    個所を切断して所要長さの端子を形成することを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のケーブ
    ルコネクタープラグにおける端子製造方法。
JP24323783A 1983-12-22 1983-12-22 ケ−ブルコネクタ−プラグにおける端子製造方法 Granted JPS60133683A (ja)

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JP24323783A JPS60133683A (ja) 1983-12-22 1983-12-22 ケ−ブルコネクタ−プラグにおける端子製造方法

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Publication Number Publication Date
JPS60133683A JPS60133683A (ja) 1985-07-16
JPH0416911B2 true JPH0416911B2 (ja) 1992-03-25

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5824201A (ja) * 1981-08-06 1983-02-14 Fujitsu Ltd ヘリカルフイルタ
JPS58108680A (ja) * 1981-12-21 1983-06-28 有限会社ティ・アンド・ケイ・インターナショナル研究所 ケ−ブルコネクタ−プラグにおける端子製造方法
JPS58209877A (ja) * 1982-05-31 1983-12-06 坂東 一雄 多芯コネクタ−プラグの連続製造方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5824201A (ja) * 1981-08-06 1983-02-14 Fujitsu Ltd ヘリカルフイルタ
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JPS58209877A (ja) * 1982-05-31 1983-12-06 坂東 一雄 多芯コネクタ−プラグの連続製造方法

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