JPH0416898A - エンベロープ発生器 - Google Patents

エンベロープ発生器

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JPH0416898A
JPH0416898A JP2118767A JP11876790A JPH0416898A JP H0416898 A JPH0416898 A JP H0416898A JP 2118767 A JP2118767 A JP 2118767A JP 11876790 A JP11876790 A JP 11876790A JP H0416898 A JPH0416898 A JP H0416898A
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Takashi Suzuki
隆志 鈴木
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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/02Means for controlling the tone frequencies, e.g. attack or decay; Means for producing special musical effects, e.g. vibratos or glissandos
    • G10H1/04Means for controlling the tone frequencies, e.g. attack or decay; Means for producing special musical effects, e.g. vibratos or glissandos by additional modulation
    • G10H1/053Means for controlling the tone frequencies, e.g. attack or decay; Means for producing special musical effects, e.g. vibratos or glissandos by additional modulation during execution only
    • G10H1/057Means for controlling the tone frequencies, e.g. attack or decay; Means for producing special musical effects, e.g. vibratos or glissandos by additional modulation during execution only by envelope-forming circuits
    • G10H1/0575Means for controlling the tone frequencies, e.g. attack or decay; Means for producing special musical effects, e.g. vibratos or glissandos by additional modulation during execution only by envelope-forming circuits using a data store from which the envelope is synthesized

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野〉 本発明は、例えば電子キーボード、電子ピアノ、シンセ
サイザー等に用いられる楽音発生装置のエンベロープ発
生器に関し、特に複雑なエンベロープを発生するエンベ
ロープ発生器に関する。
(従来の技術) 従来、強弱を有する楽音を得るには、波形メモリから読
出した楽音波形データにエンベロープを付加することに
より実現している。すなわち、到達目標値(レベル)を
指定するパラメータである「目標レベルLV、と、目標
値に到達するまでの時間を指定するパラメータである「
エンベロープ速度パラメータSPJとの指定に応じてエ
ンベロープ信号を生成し、この生成されたエンベロープ
信号と波形メモリから読出した楽音波形データとを乗算
することによりエンベロープが付加された楽音を発生す
るようになっている。
このようなエンベロープ発生器においては、例えば発生
すべきエンベロープの現在値を保持しておき、目標レベ
ルLVと現在値との差分にエンベロープ速度パラメータ
SPを乗算し、その結果を現在値に加算するという操作
を縁り返して行うことによりエンベロープ信号を発生し
ている。例えば、第9図に示すように、エンベロープを
アタック部、デイゲイ部及びリリース部の3つのフェー
ズに分け、各フェーズについて目標レベルLV及びエン
ベロープ速度パラメータSPからなるパラメータを記憶
しておき、エンベロープ信号の発生要求があった際に上
記パラメータを用いて上述した操作を繰り返し実行する
ことによりエンベロープ信号を生成している。
したがって、上記従来の方法では多数のフェーズを有す
る複雑なエンベロープ信号を発生できないという欠点が
あった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、上記したようにエンベロープをアタック部、
デイケイ部及びリリース部の3つのフェーズに分け、各
フェーズについて目標レベルLV及びエンベロープ速度
パラメータSPからなるパラメータを記憶しておき、エ
ンベロープ信号の発生要求があった際に上記パラメータ
を用いてエンベロープ信号を生成するものは多数のフェ
ーズを有する複雑なエンベロープ信号を発生できないと
いう欠点を解消するためになされたもので、簡単な精成
で複数のフェーズを有する複雑なエンベロープ信号を発
生できるエンベロープ発生器を提供することを目的とす
る。
[発明の精成] (課題を解決するための手段) 本発明のエンベロープ発生器は、発生すべきエンベロー
プの所定フェーズの制御パラメータを記憶する第1の記
憶手段と、前記所定フェーズに続く次フェーズの制御パ
ラメータを記憶する第2の記憶手段と、前記第1の記憶
手段に記憶された制御パラメータに基づきエンベロープ
を発生するエンベロープ発生手段と、このエンベロープ
発生手段で前記第1の記憶手段に記憶された制御パラメ
ータによる前記所定フェーズのエンベロープの発生が終
了した際、前記第2の記憶手段の内容を前記第1の記憶
手段に移す移動手段と、前記エンベロープ発生手段で前
記第1の記憶手段に記憶された制御パラメータによるエ
ンベロープの発生が終了した際、終了信号を発生する終
了信号発生手段と、この終了信号発生手段で発生された
終了信号に応じて前記第2の記憶手段の内容を変更する
制御手段とを具備したことを特徴とする。
(作用) 本発明においては、第1の記憶手段に記憶された制御パ
ラメータに基づいて所定フェーズのエンベロープを発生
するとともに、該所定フェーズのエンベロープ発生が終
了したら第2の記憶手段に記憶している制御パラメータ
を第1の記憶手段に移動せしめて次のフェーズのエンベ
ロープ発生に備え、この際、終了信号発生手段で終了信
号を発生して制御パラメータの書込要求を発することに
より上記第2の記憶手段にはさらに次のフェーズの制御
パラメータを書き込むようにしたものである。これによ
り、簡単な精成であるにも拘わらず、フェーズ数を可変
にできるとともにフェーズ数の制限も撤廃され、複雑な
エンベロープを発生できるものとなっている。
(実施例) 第1図は本発明に係るエンベロープ発生器を適用した電
子楽器の該略精成を示すブロック図である。
図において、中央処理装置(以下、rcpuJと略す)
1は、読出専用メモリ(以下、FROM。
と略す)2のプログラムメモリ部に記憶されたプログラ
ムに応じて電子楽器の各部を制御するものである。
上記ROM2は、CPUIを動作させるプログラムの他
、音色データ、本発明の特徴に関係する各発音チャネル
毎のパラメータ(目標レベルLV、エンベロープ速度パ
ラメータSP)、その他の種々の固定データを記憶して
いる。
キースイッチ3は、演奏者の押鍵又は離鍵操作を伝える
鍵盤スイッチ群である。このキースイッチ3からの情報
はタッチセンサ4に送られるようになっている。
タッチセンサ4は、押鍵又は離鍵された鍵を示すキーコ
ードと、押鍵の強さを示すタッチデータを周知のタッチ
検出回路(図示しない)で検出してCPUIに送出する
ものである。
パネルスイッチ5は、電源スィッチ、モード指定スイッ
チ、音色選択スイッチ、リズム選択スイッチ、各種効果
スイッチ等により構成されるスイッチ群である。このパ
ネルスイッチ5の設定状態はパネルスキャン回路(図示
しない)により検出され、パネルスイッチコードとして
CPLJIに送出されるようになっている。
トーンジェネレータ6は、CPUIの制御に応じて楽音
信号を生成するための制御を行うものである。つまり、
パネルスイッチ5で指定された音色及びキースイッチ3
の押鍵又は離鍵された鍵のキーコードに対応した波形デ
ータを波形メモリ9から読出すべく、波形メモリ7に与
えるアドレスを生成するものである。
波形メモリ7は、音色や音高等に対応した複数種類の波
形データを記憶するものであり、トーンジェネレータ6
からのアドレスデータに応じて1種類の波形データが選
択され、音高に応じた速度で順次読出されるようになっ
ている。この波形メモリ7から読出された波形データは
楽音波形信号として乗算器8に供給されるようになって
いる。
エンベロープジェネレータ9は、CP、Ulから送られ
てくるパラメータに従って楽音波形信号の振幅を制御す
るエンベロープ信号を発生するものである。このエンベ
ロープジェネレータ9で発生されたエンベロープ信号も
乗算器8に供給されるようになっている。このエンベロ
ープジェネレータ9については後に詳述する。
乗算器8は、上記波形メモリ7からの楽音波形信号とエ
ンベロープジェネレータ9からのエンベロープ信号とを
乗算し、エンベロープが付加された楽音信号を生成する
ものである。これにより音の強弱が制御された楽音の放
音が可能になっている。このエンベロープが付加された
楽音信号は累算器10に供給されるようになっている。
累算器10は、乗算器8が出力する楽音信号を累積して
加算するもので、時分割で生成される複数の楽音信号を
累算することにより1つの楽音信号として出力するもの
である。この累算器10の出力はD/A変換器11に供
給されるようになっている。なお、この累算器10まで
の信号処理はディジタル的に行われるようになっている
D/A変換器11は、累X器10が出力するディジタル
楽音信号をアナログ楽音信号に変換するものである。こ
のD/A変換器11の出力はサウンドシステム12に供
給されるようになっている。
サウンドシステム12は、アンプ12a及びスピーカ又
はヘッドホン12bにより構成され、D/A変換器11
から供給された電気信号としてのアナログ楽音信号を音
響信号に変換して放音するものである。
第2図は上記エンベロープジェネレータ9の構成を示す
ブロック図である。
エンベロー1ジエネレータ9は、パラメータメモリ20
、エンベロープデータメモリ21、エンベロープ演算部
22及び終了信号発生回路23により構成されている。
パラメータメモリ20は、例えば第3図に示すような形
式でパラメータ(目標レベルLV及びエンベロープ速度
パラメータSP)を記憶するしのである。すなわち、n
個の発音チャネルOch〜n−1chのそれぞれに対応
して、バッファ(B’)及びワーク(W)の2セツトの
パラメータが記憶されるようになっている。
エンベロープデータメモリ21は、例えば第4図に示す
ような形式でエンベロープ値の現在値Σe(エンベロー
プ累算値)を記憶するものである。すなわち、n個の発
音チャネルOc: b〜n −1c hのそれぞれに対
し、エンベロープ値の現在値Σeが記憶できるようにな
っている。
第5図は上記エンベロープ演算部22を中心としたエン
ベロープジェネレータ9をさらに詳細に示すブロックで
ある0図において、加算器30は、パラメータメモ22
0のワーク(W)に記憶された目標レベルLVを一方の
入力とし、エンベロープデータメモリ21に記憶された
現在値Σeを他方の入力として演算(減算)を行うもの
である。
乗算器31は、加算器30の出力を一方の入力とし、パ
ラメータメモリ20のワーク(W>に記憶されたエンベ
ロープ速度パラメータSPを他方の入力として乗算を行
うものである。さらに加算器32は、エンベロー1デー
タメモリ21に記憶された現在値Σeを一方の入力とし
、上記乗算器31の出力を他方の入力として演算(減算
)を行うものである。この加算器32の出力がエンベロ
ープ出力として乗算器8(第1図参照)に供給されるよ
うになっている。また、比較器33はパラメータメモリ
20のワーク(W)に記憶された目標レベルLVを一方
の入力とし、エンベロープデータメモリ21からの現在
値Σeを他方の入力として比較を行うものである。そし
て比較の結果、現在値Σeが目標レベルLVのある割合
に到達したら、その旨の到達信号を終了信号発生回路2
3に送出するようになっている。レジスタ34はパラメ
ータメモリ20のバッファ(B)の目標レベルLVとエ
ンベロープ速度パラメータSP、及びワーク(W>の目
標レベルLVとエンベロープ速度パラメータSPを記憶
するものである。このレジスタ34の内容はセレクタ3
5及び36に供給されるようになっている。セレクタ3
5は、比較器33からの到達信号に応じてレジスタ34
に記憶されているバッファ(B)部又はワーク(W)部
の目標レベルLV及びエンベロープ速度パラメータSP
を選択して出力するものである。このセレクタ35の出
力は、レジスタ34に記憶されているバッファ(B)部
の目標レベルLV及びエンベロープ速度パラメータSP
と連結されてセレクタ36に供給されるようになってい
る。セレクタ36は、パラメータメモリ20に書き込む
データを選択するもので、CPUIからのデータ又はレ
ジスタ34及びセレクタ35からのデータのいずれかを
選択するようになっている。セレクタ37は、エンベロ
ープデータメモリ21に書き込むデータを選択するもの
で、CPUIからのデータ又は加算器32からのデータ
のいずれかを選択するようになっている。
終了信号発生回路23は、エンベロープ演算部22の比
較器33からの到達信号を受けてCPU1に対する終了
信号EDを発生するものである。
この終了信号発生回路23にはマスク回路(図示しない
)が設けられており、CPU 1からのマスク信号によ
り終了信号EDの発生を抑止できるようになっている。
この終了信号EDのマスク/アンマスクは、CPUIが
パラメータをパラメータメモリ20に書き込む際に指定
するようになっている。これは、例えばデイケイフェー
ズの場合には目標点に到達してもパラメータを書き換え
る必要がないから、マスクしてCPIJ 1に対する終
了信号EDの発生を抑止する制御に用いられる。
次に、上記構成において、第6図のフローチャートを参
照しながらエンベロープジェネレータ9の動作を主体に
説明する。
演奏者によってキースイッチ3が押下されることにより
タッチセンサ4で検出されたキーコード及びタッチデー
タがCPLIIに送出されると、CPUIは発音処理を
開始する。すなわち、n OM2からパネルスイッチ5
で選択された音色に応じた音色データを読出してトーン
ジェネレータ6に送出するとともに、キーコードに応じ
た周波数ナンバ(波形メモリ7からの読出し速度を規定
するデータ〉をトーンジェネレータ6に送出する。トー
ンジェネレータ6は、音色コードに対応する波形データ
が記憶されている波形メモリ7のアドレスを生成し、周
波数ナンバに応じた速度で波形メモリ7に供給する。こ
れにより、発音すべき音色の波形データがキーコードに
応じた速度で波形メモリ7から順次読出され、乗算器8
に供給される。
一方、上記動作と並行して、CPUIはROM2から該
当チャネルのパラメータ(目標レベルLV、エンベロー
プ速度パラメータSP)を読出してエンベロープジェネ
レータ9のパラメータメモリ20に書き込む。すなわち
、セレクタ36がcpulからのデータを通過させるよ
うに選択され、パラメータの書込動作が行われる。この
際、パラメータメモリ20のワーク(W>には生成すべ
きエンベロープの最初のフェーズのパラメータが書き込
まれ、バッファ(B)には次のフェーズのパラメータが
書き込まれるようになっている。
また、エンベロープデータメモリ21の該当チャネル領
域の現在値Σeを初期化する。すなわち、セレクタ37
がCPUIからのデータを通過させるように選択され、
初期値の書込動作が行われる。
さらに、終了信号発生回路23のマスクが解除され、終
了信号発生可能状態にされる。以上の初期動作が終了す
るとエンベロープジェネレータ9が駆動されて動作をr
M始する。
まず、パラメータメモリ20のワーク(W)の該当チャ
ネル領域から目標レヘルLVを読出すとともに、エンベ
ロープデータメモリ21の該当チャネル領域から現在値
Σeを読出す(ステップSl)。
これら目標レベルLV及び現在値Σeは加算器30に供
給され、下式により差分値Δeが求められる(ステップ
S2) Δe=Σe−LV・・・・・(1) 次いで、乗算器31において、パラメータメモリ20の
ワーク(W>の該当チャネル領域から読出されたエンベ
ロープ速度パラメータSPと加算器30の出力とを用い
て次の計算を行う(ステップS3)。
Δe′=Δ6 x S P−(2) さらに、加算器32において、先に読出した該当チャネ
ルの現在値Σeと乗算器31の出力とを用いて次の計算
を行うことにより現在値Σeを更新し、エンベロー1累
算値を求める(ステップS4)。
Σe−Σe−Δe′・(3) この更新された現在値Σe、つまりエンベロープ累算値
がエンベロープ出力として乗算器8(第1図参照)に供
給される。この際、Δe′〉0であれば減少方向、Δe
’<0であれば増加方向である。
次いで、先に読出した目標レベルLVと加算器32が出
力する更新された現在値Σeとを比較器33で比較する
ことにより現在値Σeが目標値にシ1達したか否かが判
断される(ステップS5)。
そして、比較器33が到達信号を出力しなければ現在値
Σeが目標値に到達していない旨が判断され、更新され
た現在値Σeをエンベロープデータメモリ21の該当チ
ャネル領域に書き込む(ステップS9)。
一方、上記ステップS5で比較器33が到達信号を出力
すれば目標値に到達し、1つのフェーズに対するエンベ
ロープ生成が終了した旨が判断さ。
れ、パラメータメモリ20のバッファ(B)の内容をワ
ーク<W)に書き込む(ステップS6)。
すなわち、比較器33の出力がセレクタ35に供給され
ることにより、セレクタ35はレジスタ34に記憶され
ているバッファ(B)部の目標レベル値LV及びエンベ
ロープ速度パラメータSPを通過させるように選択され
る。この際、レジスタ34には現在のバッファ(B)及
びワーク(W)の内容が記憶されているので、この状態
で書き込みが行われることにより、該当チャネル領域の
バッファ(B>及びワーク(W)の双方に元のバッファ
(B)の内容が書き込まれ、バッファ(B)の内容をワ
ーク(W)に移すという機能が実現されている。これに
より、新たなパラメータで次の目標値に向かってエンベ
ロープの計算が開始され、次のフェーズのエンベロープ
が出力されることになる。
また、上記比較器33の出力は終了信号発生回路23に
供給され、CPU 1に対する終了信号EDを発生する
か否かの制御が行われる。すなわち、まず、終了信号E
Dの発生がマスクされているか否かが判断され(ステッ
プS7)、マスクされていなければ終了信号EDを発生
し、CPUIに対してパラメータ書込要求を出力する(
ステップS8)。これによりCPUIは、新たなパラメ
ータをパラメータメモリ20のバッファ(B)に書き込
み、次のフェーズのエンベロープ生成に備える0次いで
、上述したと同様に更新された現在値Σeをエンベロー
プデータメモリ21の該当チャネル領域に書き込む(ス
テップS9)。そして、ステップS1へ戻り、以下同様
にしてエンベロープ信号の生成を継続する。
一方、マスクされていればステップS9へ分岐して上述
したと同様に更新された現在値Σeをエンベロープデー
タメモリ21の該当チャネル領域に書き込む。そして、
ステップS1へ戻り、以下同様にしてエンベロープ信号
の生成を継続する。
この場合、終了信号発生回路23がらの終了信号ED、
つまりパラメータ書込要求は発生されないのでパラメー
タメモリ20のバッファ(B)は変更されずに元のデー
タを保持したままである。したがって、これ以降はパラ
メータメモリ20ヘパラメータ書込が行われることによ
りマスクが解除されるまで同一のパラメータでエンベロ
ープ生成が行われることになる。このマスク状態でのエ
ンベロープ生成は、例えばデイケイフェーズのエンベロ
ープを生成する場合のように、同一状態を長時間継続す
る場合に用いられる。
以上のようにして生成されたエンベロープ信号は、乗算
器8において、波形メモリ7から読出された波形データ
と乗算されることによりエンベロープが付加された楽音
信号が得られる。このエンベロープが付加された楽音信
号は、累算器10で累算されてD/A変換器11に送ら
れ、このD/A変換器11でアナログ信号に変換されて
サウンドシステム12により放音される。
以上のように、パラメータメモリ20のワーク(W>に
記憶された制御パラメータとしての目標レベルLVとエ
ンベロープ速度パラメータSPに基づいて所定フェーズ
のエンベロープを発生するとともに、該所定フェーズの
エンベロープ発生が終了したらパラメータメモリ20の
バッファ(B)に記憶している制御パラメータとしての
目標レベルLVとエンベロープ速度パラメータSPをワ
ーク(W)に移動せしめて次のフェーズのエンベロープ
発生に備え、この際、終了信号発生回路23で終了信号
EDを発生して制御パラメータの書込要求を発すること
により上記バッファ<B)にはさらに次のフェーズの制
御パラメータを書き込むようにしたので、簡単な構成で
あるにも拘わらず、フェーズ数の制限が撤廃されてフェ
ーズ数を可変にできるとともに、アタック、デイケイ、
あるいはリリースといったフェーズにとられれることな
く、例えば第7図に示すような任意の形状の複雑なエン
ベロープを発生できるものとなっている。
また、デイケイフェーズのように同一状態のエンベロー
プを継続する場きは、終了信号発生回路23からの終了
信号EDをマスクしてパラメータメモリ20の内容を維
持しつつエンベロープを発生するようにしたのでCPU
Iの負荷が軽減され、CPUIを他の処理に振り向ける
ことがてき、より高速かつ多様な処理を行うことができ
るものとなっている。
さらに、従来のように各フェーズ毎にパラメータをパラ
メータメモリに用意しておく必要がないので、パラメー
タメモリの容量を小さくできるという効果もある。
なお、パラメータは、あらかじめROM 2に記憶して
いるが、発音チャネル毎にフェーズ数を変えることもて
゛き、また、ワーク(W>の内容をCPU1から直接変
更することにより目標値に到達する以前にエンベロープ
を湾曲させることもてき、エンベロープ付加の自由度が
増大する。
第8図は、本発明のエンベロープ発生器をデジタルフィ
ルタのカットオフ制御に応用した例を示すものである。
すなわち、CPU40の制御のもとに音源回路41から
発生される楽音信号はデジタルフィルタ42でフィルタ
リングされ、サウンドシステムに供給されて放音される
。上記デジタルフィルタ42のフィルタ係数は係数RO
M43から供給され、この係数ROM43内の係数を選
択する情報は係数ROMアドレス発生器44で発生され
るようになっている。そして、係数ROMアドレス発生
器44には、エンベロープジェネレータ45から所定の
パラメータが供給されるようになっている。このエンベ
ロープジェネレータ45は、上記した実施例のエンベロ
ープジェネレータ9とほぼ同様の構成であるので説明は
省略するが、上記実施例の目標レベルLVに相当するデ
ータとして目標カットオフ値を、エンベロープ速度パラ
メータSPに相当するデータとしてステップデータを割
り当てる。そして、上述したと同様の動作で任意の形状
の信号を生成し、この信号に応じて係数ROMアドレス
発生回路44によりアドレスを発生し、このアドレスに
基づいて係数ROM43を読出すことにより所望のフィ
ルタ係数を得てデジタルフィルタ42に供給する。これ
により音色等が時間経過にともなって変化する楽音を得
ることができる。
また、本発明のエンベロープ発生器は、同様の構成及び
動作により、任意関数発生器としても利用することがで
きる。
なお、上記実施例において、終了信号EDをCPU1に
対する割り込み信号として構成することは勿論可能であ
る。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明によれば簡単な構成で複数
のフェーズを有する複雑なエンベローブ信号を発生でき
るエンベロープ発生器を提供てきる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図はこの発明の一実施例を示すもので
、第1図は電子楽器の該略構成を示すブロック図、第2
図はエンベロープジェネレータの構成を示すブロック図
、第3図はパラメータメモリの記憶形式を示す図、第4
図はエンベロープデータメモリの記憶形式を示す図、第
5図はエンベロープジェネレータの詳細な構成を示すブ
ロック図、第6図は動作を説明するためのフローチャー
ト、第7図は発生されたエンベロープの一例を示す図で
あり、第8図は本発明のエンベロープ発生器をデジタル
フィルタのカットオフ制御に応用した例を示す図であり
、第9図は従来のエンベロープ発生動作を説明するため
の図である。 1−CPLI(制御手段)、2・・・ROM、6・・・
トーンジェネレータ、7・・・波形メモリ、9・・・エ
ンベロープジェネレータ(エンベロープ発生手段)、2
0・パラメータメモリ(第1、第2の記憶手段〉、21
・・・エンベロープデータメモリ、22・・・エンベロ
ープ演算部(移動手段)、23・・・終了信号発生回路
(終了信号発生手段)。 第3図 出願人 株式会社 河合楽器製作所

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 発生すべきエンベロープの所定フェーズの制御パラメー
    タを記憶する第1の記憶手段と、前記所定フェーズに続
    く次フェーズの制御パラメータを記憶する第2の記憶手
    段と、 前記第1の記憶手段に記憶された制御パラメータに基づ
    きエンベロープを発生するエンベロープ発生手段と、 このエンベロープ発生手段で前記第1の記憶手段に記憶
    された制御パラメータによる前記所定フェーズのエンベ
    ロープの発生が終了した際、前記第2の記憶手段の内容
    を前記第1の記憶手段に移す移動手段と、 前記エンベロープ発生手段で前記第1の記憶手段に記憶
    された制御パラメータによるエンベロープの発生が終了
    した際、終了信号を発生する終了信号発生手段と、 この終了信号発生手段で発生された終了信号に応じて前
    記第2の記憶手段の内容を変更する制御手段と を具備したことを特徴とするエンベロープ発生器。
JP2118767A 1990-05-10 1990-05-10 エンベロープ発生器 Expired - Fee Related JP2947525B2 (ja)

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