JP2779989B2 - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JP2779989B2
JP2779989B2 JP4188959A JP18895992A JP2779989B2 JP 2779989 B2 JP2779989 B2 JP 2779989B2 JP 4188959 A JP4188959 A JP 4188959A JP 18895992 A JP18895992 A JP 18895992A JP 2779989 B2 JP2779989 B2 JP 2779989B2
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    • G10H2210/265Acoustic effect simulation, i.e. volume, spatial, resonance or reverberation effects added to a musical sound, usually by appropriate filtering or delays
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、出力する楽音の音像定
位を制御し得るように構成された電子楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、電子楽器においては、少なく
とも2系列の楽音信号出力を用い、当該2系列の楽音信
号出力のレベル、例えば右側出力及び左側出力(以下夫
々をR出力及びL出力という)の各音量の大きさによっ
て、表現すべき楽音の音像定位を規定することが知られ
ている。
【0003】従来の電子楽器においては、図1に示すよ
うに、楽音信号発生手段1から発生された楽音信号の音
像定位に関する情報、即ち定位情報に基づいて、定位情
報音量データ変換部2により少なくとも2系列の音量デ
ータa及び音量データbの夫々を作成する。
【0004】そして、各音量データa及び音量データb
を、楽音信号出力レベル規定手段3を構成する少なくと
も2つの乗算器3Ma及び乗算器3Mbに夫々入力す
る。一方、楽音信号発生手段1で発生された楽音信号
も、これら2つの乗算器3Ma及び乗算器3Mbに供給
され、乗算が行われることにより、上記楽音信号発生手
段1から発生される楽音信号の各出力のレベルが規定さ
れる。
【0005】更に当該乗算器3Ma及び3Mbに対応す
る少なくとも2系列の、例えばR出力及びL出力の夫々
を作成するための、ディジタル/アナログ変換器(以
下、D/A変換器という)4Ca及び増幅器4Aa、並
びにD/A変換器4Cb及び増幅器4Abを有する楽音
信号出力手段4によって最終的にレベルが規定された楽
音信号が出力され、夫々スピーカから出力される。
【0006】以上の動作により、当該レベルの状態、即
ちR出力及びL出力の夫々の音量差によって、前記楽音
信号の音像定位を規定するようになっている。
【0007】このような、R出力及びL出力の夫々の音
量差によって、電子楽器の楽音信号の音像定位を規定す
るような構成は、一例として、実開昭61−49397
号公報に記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図1に示したような上
述のごとき従来の電子楽器においては、楽音の音像定位
を規定するために、音像の定位情報から少なくとも2つ
の音量データを導出し、これらの音量データを楽音信号
に個々に乗算することにより、2系列の楽音信号出力を
得ている。
【0009】このことは、従来の電子楽器においては、
少なくとも2つの乗算器が必要であることを、あるいは
少なくとも2回の乗算動作を繰返すことが必要であるこ
とを意味している。
【0010】一般的に、乗算器は比較的回路の規模が大
きく、そのため比較的高価であり、当該乗算器の数を増
加させることは、製造コストの面から不利である。
【0011】更に、比較的高価な乗算器の数を抑制する
ために、例えば時分割等により、1つの乗算器を用いて
乗算動作を繰返し行なわせようとする場合には、乗算器
の動作速度が比較的遅いため、楽音の定位を規定する2
系列の出力のレベルを確定するのに比較的時間がかかっ
てしまうという難点があった。
【0012】また、当該乗算動作を早くしようとする場
合には回路の構成が複雑になりがちで、そのために電子
楽器の設計が困難になってしまうという難点もあった。
【0013】本発明は、前記諸点に鑑み成されたもので
あって、比較的シンプルな回路構成であって、楽音の音
像定位を比較的迅速に規定し得るとともに、製造コスト
を抑制し得る電子楽器を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の電子楽器は、上
記目的を達成するために、少なくとも2系列の楽音信号
出力手段を備え、当該楽音信号出力手段に入力される少
なくとも2系列の楽音信号のレベルの変化を制御するこ
とにより当該楽音の音像定位を制御するように構成され
た電子楽器であって、楽音信号を発生するための楽音信
号発生手段と、前記楽音信号の定位情報に基づいて出力
制御情報を作成する出力制御情報作成手段と、該出力制
御情報作成手段からの出力制御情報に基づいて前記2系
列の楽音信号出力手段のうちの一方に入力するための楽
音信号の出力のレベルを規定するとともに当該2系列の
楽音信号出力手段のうちの他方に入力するための楽音信
号の出力のレベルを前記出力制御情報作成手段からの出
力制御情報に基づかないで規定するように構成された楽
音信号出力レベル規定手段とを備えて構成される。
【0015】
【作用】本発明による電子楽器は、楽音の音像定位を制
御するために少なくとも2系列の楽音信号のレベルの変
化を制御する場合において、一方の系列の楽音信号のレ
ベルを出力制御情報作成手段からの出力制御情報に基づ
いて規定するととも、他方の系列の楽音信号のレベルを
当該出力制御情報作成手段からの出力制御情報に基づか
ないで規定している。
【0016】
【実施例】以下に、本発明による電子楽器の好ましい実
施例を図面を参照しながら説明する。
【0017】図2は、本発明による電子楽器に適用され
る、楽音信号の音像定位を規定する手段の要部の構成を
概略的に示すブロック図である。
【0018】図2に示すように、本発明における楽音信
号の音像定位を規定する手段は、図1に示されたものと
基本的に類似の構成を有している。
【0019】即ち、楽音信号発生手段1と、楽音信号発
生手段1に接続された楽音信号出力レベル規定手段3
と、楽音信号の音像定位に関する定位情報に基づいて、
楽音信号出力レベル規定手段3に対して、音量データv
及び出力選択信号sの夫々を作成して供給すべく当該楽
音信号出力レベル規定手段3に接続された出力制御情報
作成手段としての定位情報音量データ変換部2と、楽音
信号出力レベル規定手段3により規定された少なくとも
2系列のレベルの楽音信号出力を受けるべく当該楽音信
号出力レベル規定手段3に接続された楽音信号出力手段
4とを有している。
【0020】楽音信号出力レベル規定手段3は、楽音信
号発生手段1からの信号を受信すべく当該楽音信号発生
手段1に接続された乗算器3Mと、この乗算器3Mを介
して楽音信号発生手段1からの出力信号を受信し、且つ
当該出力信号を乗算器3Mを介さずに直接的に受信すべ
く当該乗算器3M及び楽音信号発生手段1の夫々に接続
されたセレクタ3Sa及びセレクタ3Sbの夫々と、セ
レクタ3Saに入力される定位情報音量データ変換部2
からの出力選択信号sを反転させるべく当該セレクタ3
Saと定位情報音量データ変換部2との間に配置され接
続された信号反転手段3Rとを備えている。
【0021】このように構成された本発明における楽音
信号の音像定位を規定する手段においては、楽音信号発
生手段1から発生された楽音信号は、楽音信号出力レベ
ル規定手段3の乗算器3Mを介して、換言すると乗算器
3Mによって乗算された後にセレクタ3Sa及びセレク
タ3Sbの夫々に入力される一方、他方では乗算器3M
を介さずに直接的にセレクタ3Sa及びセレクタ3Sb
の夫々に入力され得る。
【0022】定位情報音量データ変換部2は、楽音信号
の音像定位に関する情報、即ち定位情報に基づいて、音
量データv及び出力選択信号sの夫々を作成する。
【0023】尚、音量データvは、「0」から「1」の
範囲の数値として表現され得る。
【0024】また、出力選択信号sは、セレクタ3Sa
及びセレクタ3Sbの夫々に入力されることにより、楽
音信号出力レベル規定手段3の乗算器3Mによって乗算
された後の楽音信号発生手段1からの楽音信号を楽音信
号出力手段4に供給するか、あるいは乗算器3Mを介さ
ずに直接的に楽音信号発生手段1からの楽音信号を楽音
信号出力手段4に供給するか、を当該セレクタ3Sa及
びセレクタ3Sbの夫々に対して指示・選択するための
信号である。
【0025】定位情報音量データ変換部2のより具体的
な構成としては、一例として図3に示すようなものがあ
る。図3に示された一具体例においては、定位情報が8
ビットの数値として表現されている。
【0026】この8ビットの数値のうち、MSBである
1ビットは出力選択信号sとして使用されており、下位
7ビットは音量データvとして使用されている。
【0027】図3に示すように、定位情報音量データ変
換部2は補数回路2Hと及びセレクタ2Sの夫々を有し
ている。
【0028】補数回路2Hには前述の8ビットの数値の
うちの下位7ビット、即ち音量データvが入力されてお
り、セレクタ2Sには補数回路2Hと同様に前述の8ビ
ットの数値のうちの下位7ビットが、及び補数回路2H
を介した下位7ビットの信号、即ち当該下位7ビットの
補数が夫々入力されている。
【0029】更にセレクタ2Sには出力選択信号sであ
るMSBが入力されている。
【0030】このように構成される定位情報音量データ
変換部2においては、MSBが「0」の場合には、セレ
クタ2Sが8ビットの数値のうちの下位7ビットを音量
データvとして選択して出力するように、且つMSBが
「1」の場合には、セレクタ2Sが当該下位7ビットの
補数を音量データvとして選択して出力するように構成
されている。
【0031】次に、図2に示した本発明における楽音信
号の音像定位を規定する手段の動作について説明する。
【0032】8ビットの定位情報のMSBが「0」の場
合を考える。
【0033】8ビットのMSBが「0」の場合には、出
力選択信号sが「0」にセットされ、定位情報音量デー
タ変換部2のセレクタ2Sは8ビットの数値のうちの下
位7ビットを音量データvとして選択して出力する。
【0034】楽音信号出力レベル規定手段3のセレクタ
3Saは、信号反転手段3Rによって反転された出力選
択信号s、即ちこの場合は「1」にセットされた出力選
択信号sに基づいて、楽音信号発生手段1によって発生
された楽音信号を、乗算器3Mを介さずに、楽音信号出
力手段4のD/A変換器4Caに直接的に出力する。
【0035】楽音信号出力レベル規定手段3のセレクタ
3Sbは、「0」にセットされた出力選択信号sに基づ
いて、乗算器3Mによって乗算された後の楽音信号発生
手段1によって発生された楽音信号を、楽音信号出力手
段4のD/A変換器4Cbに出力する。
【0036】そして、楽音信号出力手段4の増幅器4A
a及び増幅器4Abの夫々を介して、最終的に各レベル
を規定してR出力及びL出力の夫々の音量差として楽音
信号の音像定位を規定する。
【0037】次に、8ビットの定位情報のMSBが
「1」の場合を考える。
【0038】8ビットのMSBが「1」の場合には、出
力選択信号sが「1」にセットされ、定位情報音量デー
タ変換部2のセレクタ2Sは、8ビットの数値のうちの
下位7ビットの補数をとったものを音量データvとして
選択して出力する。
【0039】楽音信号出力レベル規定手段3のセレクタ
3Saが、信号反転手段3Rによって反転された出力選
択信号s、即ちこの場合は「0」にセットされた出力選
択信号sに基づいて、楽音信号発生手段1によって発生
された楽音信号を、乗算器3Mを介して、即ち乗算器3
Mによって乗算された後の楽音信号を、楽音信号出力手
段4のD/A変換器4Caに出力する。
【0040】楽音信号出力レベル規定手段3のセレクタ
3Sbは、「1」にセットされた出力選択信号sに基づ
いて、乗算器3Mを介さずに、楽音信号発生手段1によ
って発生された楽音信号を、楽音信号出力手段4のD/
A変換器4Cbに直接的に出力する。
【0041】そして、楽音信号出力手段4の増幅器4A
a及び増幅器4Abの夫々を介して、最終的に各レベル
を規定してR出力及びL出力の夫々の音量差として楽音
信号の音像定位を規定する。
【0042】このように制御動作を行なうことにより得
られるR出力及びL出力の夫々の変化の状態及び相互の
関係を図4に示す。
【0043】図4に示すように、R出力は、x軸で表わ
した定位情報が増大方向に変化するにしたがって出力レ
ベルが徐々に直線的に増加し、当該定位情報がx軸のP
点に達すると一定のレベルCになる。
【0044】これに対して、L出力は、図4に示すよう
に、x軸のP点に達するまでの最初のうちは一定のレベ
ルCにあり、x軸のP点を過ぎて定位情報が増大方向に
変化するにしたがって出力レベルが徐々に直線的に減少
する。
【0045】このことは、定位情報がx軸の0点にある
ときにはL出力>R出力であるため、楽音信号は左方
向、即ちL方向に存在するように認識することができる
ことを意味している。
【0046】また定位情報がx軸の0点から増大方向に
変化するにしたがってR出力が徐々に増加することは、
これにより楽音信号は左方向から中央方向に向かって右
方向に、即ちR方向に徐々に移動するように認識するこ
とができることを意味している。
【0047】更に、定位情報がx軸のP点に存在するこ
とは、L出力=R出力であるため、楽音信号は中央の位
置に存在するように認識することができることを意味し
ている。
【0048】更にまた、定位情報がx軸のP点から増大
方向に変化するにしたがってL出力が徐々に減少するこ
とは、これにより楽音信号は中央方向から離れて右方
向、即ちR方向に向かって徐々に移動するように認識す
ることができることを意味している。
【0049】上述したように、本発明による電子楽器の
好ましい実施例においては、1つの乗算器3Mによって
定位情報に基づいてL出力及びR出力のレベルを制御す
ることができ、動作速度、即ち応答速度の低下を生じさ
せることなく比較的簡単な回路構成をとることができ
る。
【0050】また、上述したような好ましい実施例にお
いては、図4に示すように、L出力及びR出力のレベル
の変化の状態を比例的、即ち直線的になるように構成し
ているが、これに限らず定位の変化の状態を聴感上違和
感のない自然な状態にすべく、図5に示すように、L出
力及びR出力のレベルの変化の状態が曲線的になるよう
に構成しても良い。
【0051】L出力及びR出力のレベルの変化の状態
を、図5に示すように、曲線的にするためには、例えば
図6に示すように、図3において説明した定位情報音量
データ変換部2のセレクタ2Sに対して、図7に示すよ
うに特性テーブルを有したリードオンリーメモリ(以
下、ROMという)を接続するようにしてもよい。
【0052】これにより、セレクタ2Sから出力され
る、定位情報の8ビットの数値のうちの下位7ビットで
ある音量データvは、ROMによって補正されて図5に
示すような出力特性を有するようになる。
【0053】更に、本発明による電子楽器の実施例とし
て、図8に示すような構成を有するようにしてもよい。
【0054】操作パネルには各種切替スイッチ、例えば
音色切替スイッチ、楽器選択切替スイッチ等が設けられ
ており、これらの切替によって、中央処理装置(CP
U)はランダムアクセスメモリ(RAM)に予め設定・
記憶されているデータを読み出して当該データの内容に
応じて前述の好ましい実施例を用いて電子楽器の動作を
制御することができるようになる。
【0055】
【発明の効果】以上のように、本発明による電子楽器
は、従来の電子楽器に比較して、楽音の音像定位を規定
するために、音像の定位情報から少なくとも2つの音量
データを導出して個々に処理する必要がなく、そのため
回路の構成を比較的シンプルに構成することができて設
計が容易であり、更に、動作速度を低下させることがな
く、楽音の音像定位を比較的迅速に規定し得るととも
に、製造コストを抑制することも可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の電子楽器の音像定位を規定する手段の要
部のブロック図である。
【図2】本発明による電子楽器の、楽音信号の音像定位
を規定する手段の要部の構成を概略的に示すブロック図
である。
【図3】本発明による電子楽器の定位情報音量データ変
換部の具体的な構成を説明するためのブロック図であ
る。
【図4】本発明による電子楽器の、楽音信号の音像定位
を規定する手段によって得られる出力特性の説明図であ
る。
【図5】本発明による電子楽器の、楽音信号の音像定位
を規定する手段によって得られる別の出力特性の説明図
である。
【図6】本発明による電子楽器の定位情報音量データ変
換部の別の具体的な構成を説明するためのブロック図で
ある。
【図7】本発明による電子楽器の定位情報音量データ変
換部の図6に示した別の具体的な構成に適用されるRO
Mの特性テーブルを説明するための図である。
【図8】本発明による電子楽器の全体を変形して応用し
た構成を説明するためのブロック図である。
【符号の説明】
1 楽音信号発生手段 2 出力制御情報作成手段(定位情報音量データ変
換部) 2H 補数回路 2S セレクタ 3 楽音信号出力レベル規定手段 3M 乗算器 3Sa セレクタ 3Sb セレクタ 3R 信号反転手段 4 楽音信号出力手段 4Ca D/A変換器 4Cb D/A変換器 4Aa 増幅器 4Ab 増幅器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−40808(JP,A) 特開 昭59−102292(JP,A) 特開 平3−291005(JP,A) 実開 昭60−70893(JP,U) 実開 昭49−36904(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G10H 1/00 H04S 7/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2系列の楽音信号出力手段を
    備え、当該楽音信号出力手段に入力される少なくとも2
    系列の楽音信号のレベルの変化を制御することにより当
    該楽音の音像定位を制御するように構成された電子楽器
    であって、 楽音信号を発生するための楽音信号発生手段と、 前記楽音信号の定位情報に基づいて出力制御情報を作成
    する出力制御情報作成手段と、 該出力制御情報作成手段からの出力制御情報に基づいて
    前記2系列の楽音信号出力手段のうちの一方に入力する
    ための楽音信号の出力のレベルを規定するとともに当該
    2系列の楽音信号出力手段のうちの他方に入力するため
    の楽音信号の出力のレベルを前記出力制御情報作成手段
    からの出力制御情報に基づかないで規定するように構成
    された楽音信号出力レベル規定手段とを備えたことを特
    徴とする電子楽器。
  2. 【請求項2】 前記出力制御情報作成手段は、前記楽音
    信号の定位情報に基づいて、当該楽音信号のレベルに対
    応する音量データを作成するように構成されており、前
    記楽音信号出力レベル規定手段は、前記出力制御情報作
    成手段からの音量データを乗算することにより当該楽音
    信号の出力のレベルを規定するように構成された乗算器
    を有していることを特徴とする請求項1に記載の電子楽
    器。
  3. 【請求項3】 前記楽音信号出力レベル規定手段は、前
    記出力制御情報作成手段からの音量データを乗算するこ
    とにより当該楽音信号の出力のレベルを規定するように
    構成された乗算器と、この乗算器によってレベルが規定
    された楽音信号の出力の供給先を前記2系列の楽音信号
    出力手段のうちの一方に選択するとともに、当該乗算器
    によってレベルが規定されない楽音信号の出力の供給先
    を前記2系列の楽音信号出力手段のうちの他方に選択す
    るように構成されたセレクタ手段とを有しており、 前記出力制御情報作成手段は、前記楽音信号の定位情報
    に基づいて、当該楽音信号のレベルに対応する音量デー
    タと、前記楽音信号出力レベル規定手段のセレクタ手段
    における前記選択を制御するための出力選択信号とを作
    成して出力することにより当該楽音の音像定位を制御す
    るように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の
    電子楽器。
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US5313014A (en) 1994-05-17
JPH0612065A (ja) 1994-01-21

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