JPH041683B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH041683B2 JPH041683B2 JP15007683A JP15007683A JPH041683B2 JP H041683 B2 JPH041683 B2 JP H041683B2 JP 15007683 A JP15007683 A JP 15007683A JP 15007683 A JP15007683 A JP 15007683A JP H041683 B2 JPH041683 B2 JP H041683B2
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- Japan
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- top plate
- molding
- mold
- hole
- semi
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- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、主としてキツチン・カウンターな
どに用いられるトツププレートの製法に関し、特
に抜き穴部形成部分の木口面の成形処理手段に工
夫を施すことにより、機械的または熱的作用に対
する強度の低下を防止するようにしたこものであ
る。
どに用いられるトツププレートの製法に関し、特
に抜き穴部形成部分の木口面の成形処理手段に工
夫を施すことにより、機械的または熱的作用に対
する強度の低下を防止するようにしたこものであ
る。
一般に、厨房設備のカウンターを構成するトツ
ププレートは、例えばガスコンロ、ホツトプレー
トあるいはオーブンなどの加熱器具や、流し用の
水槽器具の設備にあたつて熱的または機械的諸条
件に充分耐え得る素材を用いることが要求されて
いる。
ププレートは、例えばガスコンロ、ホツトプレー
トあるいはオーブンなどの加熱器具や、流し用の
水槽器具の設備にあたつて熱的または機械的諸条
件に充分耐え得る素材を用いることが要求されて
いる。
従来、この種のトツププレートとしては、充填
材入りの樹脂成形品からなるものが用いられ、ま
た上記したような各種器具類を設置するにおいて
は、トツププレート本体に器具の外形状に応じた
四角形などの抜き穴部を形成して、該抜き穴部に
各々の器具を嵌め込み保持させるように構成して
なるものが知られている。
材入りの樹脂成形品からなるものが用いられ、ま
た上記したような各種器具類を設置するにおいて
は、トツププレート本体に器具の外形状に応じた
四角形などの抜き穴部を形成して、該抜き穴部に
各々の器具を嵌め込み保持させるように構成して
なるものが知られている。
しかしながら、このような従来構造のトツププ
レート、例えば背面側にバツクガードを一体的に
立上り形成したものなどにあつては、各種器具類
が嵌め込まれる抜き穴部が単に四角形に切り廻す
ことにより切断形成されるのみで、その切断端
面、つまり木口面には何等処理加工が施されてい
ないことから、抜き穴部形成部分の奥行方向に向
う面の断面積が少なくなる分だけ熱的または機械
的に強度が弱くなり、このためトツププレートの
取付けその他の取扱い、輸送時の衝撃あるいは熱
器具の異常加熱(オーバーヒート)などの諸条件
に対して種々の強度的不安があつた。
レート、例えば背面側にバツクガードを一体的に
立上り形成したものなどにあつては、各種器具類
が嵌め込まれる抜き穴部が単に四角形に切り廻す
ことにより切断形成されるのみで、その切断端
面、つまり木口面には何等処理加工が施されてい
ないことから、抜き穴部形成部分の奥行方向に向
う面の断面積が少なくなる分だけ熱的または機械
的に強度が弱くなり、このためトツププレートの
取付けその他の取扱い、輸送時の衝撃あるいは熱
器具の異常加熱(オーバーヒート)などの諸条件
に対して種々の強度的不安があつた。
そこで、上記した従来構造のトツププレートの
欠点を補う手段として、トツププレート本体に形
成した抜き穴部の木口面周囲に、硬化済みの繊維
強化プラスチツクス(以下、これをFRPと略記
する)からなる縁枠体を接着剤により接着固定
し、補強効果を得ることが考えられるが、このよ
うな縁枠体の取付けは、抜き穴部の切断加工にお
いてその木口面となる切断端面がきれいな平坦な
面に仕上げられていないと接着剤に厚味むらがで
き、縁枠体を精度良くきれいに接着することがで
きないばかりか、その接着工程において縁枠体に
木口面側に向け圧力を掛ける必要があり、この圧
力掛け作業は、圧力を掛ける部分が木口面という
場所であるだけに実際の作業としては非常に難か
しいため、接着不良を生じ易く、実用には適さな
いのが現状である。
欠点を補う手段として、トツププレート本体に形
成した抜き穴部の木口面周囲に、硬化済みの繊維
強化プラスチツクス(以下、これをFRPと略記
する)からなる縁枠体を接着剤により接着固定
し、補強効果を得ることが考えられるが、このよ
うな縁枠体の取付けは、抜き穴部の切断加工にお
いてその木口面となる切断端面がきれいな平坦な
面に仕上げられていないと接着剤に厚味むらがで
き、縁枠体を精度良くきれいに接着することがで
きないばかりか、その接着工程において縁枠体に
木口面側に向け圧力を掛ける必要があり、この圧
力掛け作業は、圧力を掛ける部分が木口面という
場所であるだけに実際の作業としては非常に難か
しいため、接着不良を生じ易く、実用には適さな
いのが現状である。
この発明は、上記した種々の問題点に鑑みて発
明されたもので、成形型を用いてガスコンロなど
の加熱器具あるいは水槽などの器具が嵌め込まれ
る抜き穴部を有する充填材入り樹脂製トツププレ
ートを製造するにあたり、該成形型内に未硬化ま
たは半硬化のトツププレート成形用充填入り樹脂
を注入充填する際、予め成形型内の所定位置に配
置される抜き穴部を成形用ダミーの周囲に木口面
を構成する未硬化または半硬化のFRP成形用生
材を添設して常法により一体成形することによ
り、トツププレートの抜き穴部の木口面の補強を
FRPで行ない得るようにしてなることを特徴と
するものである。
明されたもので、成形型を用いてガスコンロなど
の加熱器具あるいは水槽などの器具が嵌め込まれ
る抜き穴部を有する充填材入り樹脂製トツププレ
ートを製造するにあたり、該成形型内に未硬化ま
たは半硬化のトツププレート成形用充填入り樹脂
を注入充填する際、予め成形型内の所定位置に配
置される抜き穴部を成形用ダミーの周囲に木口面
を構成する未硬化または半硬化のFRP成形用生
材を添設して常法により一体成形することによ
り、トツププレートの抜き穴部の木口面の補強を
FRPで行ない得るようにしてなることを特徴と
するものである。
以下、この発明を図示の実施例に基づいて説明
すると、第1図及び第2図に示すように、図中1
は後述する製造手段により得られたキツチン・カ
ウンターを構成する充填材入り樹脂成形品からな
るトツププレート本体である。該トツププレート
本体1はその背面側に一体的に立上り形成された
バツクガード2を有し、かつその略中央部には、
例えばガスコンロあるいはホツトプレートなどの
加熱器具Hが嵌め込まれる四角形の抜き穴部3が
形成されているとともに、該抜き穴部3の木口面
3aは、約4〜5mm程度の厚さでFRP層4で一
体形成されている。
すると、第1図及び第2図に示すように、図中1
は後述する製造手段により得られたキツチン・カ
ウンターを構成する充填材入り樹脂成形品からな
るトツププレート本体である。該トツププレート
本体1はその背面側に一体的に立上り形成された
バツクガード2を有し、かつその略中央部には、
例えばガスコンロあるいはホツトプレートなどの
加熱器具Hが嵌め込まれる四角形の抜き穴部3が
形成されているとともに、該抜き穴部3の木口面
3aは、約4〜5mm程度の厚さでFRP層4で一
体形成されている。
すなわち、上記したこの発明に係る構成を有す
るトツププレートを製造するには、第3図から第
5図に示すよに、上下両合せ型からなる成形型1
0内の所定の位置に、ゴム製の抜き穴部成形用ダ
ミー11を配置するに際し、該ダミー11の周囲
に離型剤を介して未硬化または半硬化状態の
FRP成形用生材12をロール掛け等で脱泡させ
ながら巻回積層することにより予め添設した後に
型締めし(第3図参照)、次いで該成形型10内
に未硬化または半硬化のトツププレート成形用充
填材入り樹脂13を注入充填し(第4図参照)、
硬化成形後、成形品を脱型して(第5図参照)、
ダミー11を抜き取ることにより、第1図及び第
2図に示すようなトツププレート成形品を得るも
のである。
るトツププレートを製造するには、第3図から第
5図に示すよに、上下両合せ型からなる成形型1
0内の所定の位置に、ゴム製の抜き穴部成形用ダ
ミー11を配置するに際し、該ダミー11の周囲
に離型剤を介して未硬化または半硬化状態の
FRP成形用生材12をロール掛け等で脱泡させ
ながら巻回積層することにより予め添設した後に
型締めし(第3図参照)、次いで該成形型10内
に未硬化または半硬化のトツププレート成形用充
填材入り樹脂13を注入充填し(第4図参照)、
硬化成形後、成形品を脱型して(第5図参照)、
ダミー11を抜き取ることにより、第1図及び第
2図に示すようなトツププレート成形品を得るも
のである。
なお、上記実施例において、FRP成形用生材
のマトリツクス用樹脂は、トツププレート成形用
充填材入り樹脂と硬化バランスを予め合せておく
ことが肝要であり、またFRPを成形用生材とし
て半硬化状態のプリプレグを用いる場合には、コ
テなどを用いて多少熱をかけて押え付けるように
し、ボイドをなくしながら抜き穴部成形用ダミー
の周囲に積層する。
のマトリツクス用樹脂は、トツププレート成形用
充填材入り樹脂と硬化バランスを予め合せておく
ことが肝要であり、またFRPを成形用生材とし
て半硬化状態のプリプレグを用いる場合には、コ
テなどを用いて多少熱をかけて押え付けるように
し、ボイドをなくしながら抜き穴部成形用ダミー
の周囲に積層する。
この発明は、以上説明したように、抜き穴部を
有する充填材入り樹脂製トツププレートの成形時
に、該抜き穴部形成用ダミーの周囲に予め木口面
を構成する未硬化また半硬化のFRP素材を添設
して成形と同時に両者を硬化一体化したことか
ら、従来のような接着剤による木口面のFRP補
強手段と比較して接着の信頼性及び強度の向上が
期待でき、これによつて強度不足による破損・亀
裂などの発生を確実に防止でき、熱的にも機械的
にも耐久性にすぐれたトツププレートを得ること
ができるものである。
有する充填材入り樹脂製トツププレートの成形時
に、該抜き穴部形成用ダミーの周囲に予め木口面
を構成する未硬化また半硬化のFRP素材を添設
して成形と同時に両者を硬化一体化したことか
ら、従来のような接着剤による木口面のFRP補
強手段と比較して接着の信頼性及び強度の向上が
期待でき、これによつて強度不足による破損・亀
裂などの発生を確実に防止でき、熱的にも機械的
にも耐久性にすぐれたトツププレートを得ること
ができるものである。
第1図はこの発明に係るトツププレートを備え
たカウンターの要部斜視図、第2図は第1図−
線におけるトツププレートの拡大断面図、第3
図から第5図は製造工程を示す説明図である。 1……トツププレート本体、2……バツクガー
ド、3……抜き穴部、3a……木口面、4……
FRP層、10……成形型、11……ダミー、1
2……FRP成形用生材、13……充填材入り樹
脂。
たカウンターの要部斜視図、第2図は第1図−
線におけるトツププレートの拡大断面図、第3
図から第5図は製造工程を示す説明図である。 1……トツププレート本体、2……バツクガー
ド、3……抜き穴部、3a……木口面、4……
FRP層、10……成形型、11……ダミー、1
2……FRP成形用生材、13……充填材入り樹
脂。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 成形型を用いてガスコンロなどの加熱器具あ
るいは水槽などの器具が嵌め込まれる抜き穴部を
有する充填材入り樹脂製トツププレートを製造す
るにあたり、 該成形型内に、未硬化または半硬化のトツププ
レート成形用充填材入り樹脂の注入充填と共に抜
き穴部の木口面を構成する未硬化または半硬化の
FRP成形用生材を所定の抜き穴部成形位置に添
設配置し、常法により一体成形してなるトツププ
レートの製法。 2 成形型内に予め配置される抜き穴部成形用ダ
ミーの周囲に未硬化または半硬化のFRP成形用
生材を添設することを特徴とする特許請求の範囲
第1項に記載のトツププレートの製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58150076A JPS6042016A (ja) | 1983-08-17 | 1983-08-17 | トッププレ−トの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58150076A JPS6042016A (ja) | 1983-08-17 | 1983-08-17 | トッププレ−トの製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6042016A JPS6042016A (ja) | 1985-03-06 |
JPH041683B2 true JPH041683B2 (ja) | 1992-01-14 |
Family
ID=15488990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58150076A Granted JPS6042016A (ja) | 1983-08-17 | 1983-08-17 | トッププレ−トの製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6042016A (ja) |
-
1983
- 1983-08-17 JP JP58150076A patent/JPS6042016A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6042016A (ja) | 1985-03-06 |
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