JPH0416799B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0416799B2 JPH0416799B2 JP58079258A JP7925883A JPH0416799B2 JP H0416799 B2 JPH0416799 B2 JP H0416799B2 JP 58079258 A JP58079258 A JP 58079258A JP 7925883 A JP7925883 A JP 7925883A JP H0416799 B2 JPH0416799 B2 JP H0416799B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- recorded
- reference signal
- performance
- music synthesizer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 6
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims description 4
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 8
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 4
- 101100497923 Viola odorata Voc1 gene Proteins 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
Landscapes
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、ミユージツクシンセサイザによる
演奏者の多重録音方法に関する。
演奏者の多重録音方法に関する。
先ず、従来のミユージツクシンセサイザの構成
の概要を第1図によつて説明する。
の概要を第1図によつて説明する。
1は電圧制御型の発振器(VOC)であり、鍵
盤部2から押された鍵に対応して発生する制御電
圧CVに応じた音階(高音)の楽音信号Sを発生
する。
盤部2から押された鍵に対応して発生する制御電
圧CVに応じた音階(高音)の楽音信号Sを発生
する。
この楽音信号Sが、鍵盤部2から押鍵信号
KONが入力する度に制御電圧発生回路3によつ
て発生される制御電圧波形によつて制御される電
圧制御型のフイルタ(VCF)4及び増幅器
(VCA)5によつて、音色及びエンベローブが形
成され、アンプ6によつて増幅されてスピーカ7
によつて演奏者として発音される。
KONが入力する度に制御電圧発生回路3によつ
て発生される制御電圧波形によつて制御される電
圧制御型のフイルタ(VCF)4及び増幅器
(VCA)5によつて、音色及びエンベローブが形
成され、アンプ6によつて増幅されてスピーカ7
によつて演奏者として発音される。
このようなミユージツクシンセサイザによる演
奏音をテープレコーダによつて多重録音するに
は、先ず1回目の演奏を録音し、2回目は1回目
に録音した演奏者を再生しながら、それに合せて
演奏する新たな演奏音を再度録音する。多くの場
合、このような操作を繰返して多重録音を行なつ
ている。
奏音をテープレコーダによつて多重録音するに
は、先ず1回目の演奏を録音し、2回目は1回目
に録音した演奏者を再生しながら、それに合せて
演奏する新たな演奏音を再度録音する。多くの場
合、このような操作を繰返して多重録音を行なつ
ている。
ところで、このようにして多重録音を行なう際
に、テープレコーダのテープスピードが常に一定
であれば問題ないが、往々にして、1回目の録音
時と2回目の録音時とでテープスピードが変動す
ることがあり、そうすると、多重録音された複数
回の演奏音のピツチが違つてしまうことになり、
和音の乱れを生じてしまうという問題がある。
に、テープレコーダのテープスピードが常に一定
であれば問題ないが、往々にして、1回目の録音
時と2回目の録音時とでテープスピードが変動す
ることがあり、そうすると、多重録音された複数
回の演奏音のピツチが違つてしまうことになり、
和音の乱れを生じてしまうという問題がある。
この発明は、このような問題を解消するために
なされたものがあり、多重録音した各演奏音のピ
ツチがずれないようにして、和音の乱れを無くす
ことを目的とする。
なされたものがあり、多重録音した各演奏音のピ
ツチがずれないようにして、和音の乱れを無くす
ことを目的とする。
そこでこの発明は、ミユージツクシンセサイザ
による演奏音をテープレコーダによつて録音する
前かあるいは最初に録音するとき同時に、録音テ
ープの演奏音録音用以外のトラツクに一定周波数
の基準信号を録音し、以後の演奏音録音時には、
先に録音した基準信号を再生しながらその再生信
号と基準信号との位相差を検出し、その相違差に
応じてミユージツクシンセサイザり音階発生用発
振器(VCO)の発振周波数を制御して、先に録
音されている演奏音の再生音と新たに演奏する演
奏音のピツチを合せるようにしたミユージツクシ
ンセサイザによる演奏音の多重録音方法を提供す
る。
による演奏音をテープレコーダによつて録音する
前かあるいは最初に録音するとき同時に、録音テ
ープの演奏音録音用以外のトラツクに一定周波数
の基準信号を録音し、以後の演奏音録音時には、
先に録音した基準信号を再生しながらその再生信
号と基準信号との位相差を検出し、その相違差に
応じてミユージツクシンセサイザり音階発生用発
振器(VCO)の発振周波数を制御して、先に録
音されている演奏音の再生音と新たに演奏する演
奏音のピツチを合せるようにしたミユージツクシ
ンセサイザによる演奏音の多重録音方法を提供す
る。
以下、この発明の一実施例として、この発明に
よる多重録音方法を実施するための装置を付加し
たミユージツクシンセサイザを、第2図によつて
説明する。
よる多重録音方法を実施するための装置を付加し
たミユージツクシンセサイザを、第2図によつて
説明する。
第2図において、10は多重録音機能を備えた
テープレコーダであり、破線で囲んだ部分11が
ミユージツクシンセサイザに新たに付加した装置
であつて、それ以外の部分は第1図と同じである
から、その説明は省略する。
テープレコーダであり、破線で囲んだ部分11が
ミユージツクシンセサイザに新たに付加した装置
であつて、それ以外の部分は第1図と同じである
から、その説明は省略する。
12は基準信号発生器で、常に一定周波数の基
準信号aを発振して出力する。13は位相検波回
路で、テープレコーダ10から再生される再生信
号bと基準信号発生器12からの基準信号aとの
位相差を検出して、その位相差に応じた電圧信号
VCを出力する。
準信号aを発振して出力する。13は位相検波回
路で、テープレコーダ10から再生される再生信
号bと基準信号発生器12からの基準信号aとの
位相差を検出して、その位相差に応じた電圧信号
VCを出力する。
この電圧信号VCは脈流であるため、ローパス
フイルタ14によつて交流分を除去してVOC1
にピツチ調整用の制御電圧として印加する。
フイルタ14によつて交流分を除去してVOC1
にピツチ調整用の制御電圧として印加する。
そこで、このミユージツクシンセサイザによる
演奏音をテープレコーダ10によつて多重録音す
るには、先ず、演奏音の録音前かあるいは最初に
演奏音を録音するときに同時に、基準信号発生器
12によつて発生される基準信号aを録音テープ
の演奏音録音用トラツク以外の1つのトラツクに
録音する。
演奏音をテープレコーダ10によつて多重録音す
るには、先ず、演奏音の録音前かあるいは最初に
演奏音を録音するときに同時に、基準信号発生器
12によつて発生される基準信号aを録音テープ
の演奏音録音用トラツク以外の1つのトラツクに
録音する。
その後、ミユージツクシンセサイザによる演奏
音を録音する時には、テープレコーダ10は先に
録音した基準信号を常に再生して、その再生信号
bを位相検波回路13に入力する。
音を録音する時には、テープレコーダ10は先に
録音した基準信号を常に再生して、その再生信号
bを位相検波回路13に入力する。
それによつて、位相検波回路13がこの再生信
号bと基準信号aとの位相差を検出して出力する
電圧信号VCによつて、ローパスフイルタ14を
介してVCO1の発振周波数を制御し、先に録音
されている演奏音の再生音と新たに演奏する演奏
音のピツチを合せるように自動調整する。
号bと基準信号aとの位相差を検出して出力する
電圧信号VCによつて、ローパスフイルタ14を
介してVCO1の発振周波数を制御し、先に録音
されている演奏音の再生音と新たに演奏する演奏
音のピツチを合せるように自動調整する。
このようにすれば、ミユージツクシンセサイザ
による演奏音の多重録音中に、テープレコーダの
テープスピードが多少変動しても、常に前に録音
されている演奏音の再生音のピツチに合せるよう
にVOC1の発振周波数のピツチが調整されるの
で、和音の乱れを生ずるようなことがない。
による演奏音の多重録音中に、テープレコーダの
テープスピードが多少変動しても、常に前に録音
されている演奏音の再生音のピツチに合せるよう
にVOC1の発振周波数のピツチが調整されるの
で、和音の乱れを生ずるようなことがない。
以上説明してきたように、この発明によるミユ
ージツクシンセサイザによる演奏音の多重録音方
法によれば、多重録音中にテープレコーダのテー
プスピードが多少変動しても、再生音と新たな演
奏音とのピツチずれによる和音の乱れを生ずるよ
うなことが無くなる。
ージツクシンセサイザによる演奏音の多重録音方
法によれば、多重録音中にテープレコーダのテー
プスピードが多少変動しても、再生音と新たな演
奏音とのピツチずれによる和音の乱れを生ずるよ
うなことが無くなる。
第1図は従来のミユージツクシンセサイザの構
成の概要を示すブロツク図、第2図はこの考案の
一実施例を示すブロツク図である。 1……電圧制御型の発振器(VCO)、2……鍵
盤部、10……テープレコーダ、12……基準信
号発生器、13……位相検波回路、14……ロー
パスフイルタ。
成の概要を示すブロツク図、第2図はこの考案の
一実施例を示すブロツク図である。 1……電圧制御型の発振器(VCO)、2……鍵
盤部、10……テープレコーダ、12……基準信
号発生器、13……位相検波回路、14……ロー
パスフイルタ。
Claims (1)
- 1 ミユージツクシンセサイザによる演奏者をテ
ープレコーダによつて録音し、その録音した演奏
音を再生しながら新たな演奏音と共に再度録音す
る多重録音方法において、ミユージツクシンセサ
イザによる演奏者をテープレコーダによつて録音
する前かあるいは最初に録音するとき同時に、録
音テープの演奏音録音用以外のトラツクに一定周
波数の基準信号を録音し、以後の演奏音録音時に
は、先に録音した基準信号を再生しながらその再
生信号と上記基準信号との位相差を検出し、その
位相差に応じて上記ミユージツクシンセサイザの
音階発生用発振器の発振周波数を制御して、先に
録音されている演奏者の再生音と新たに演奏する
演奏者のピツチを合せることを特徴とするミユー
ジツクシンセサイザによる演奏音の多重録音方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58079258A JPS59204891A (ja) | 1983-05-09 | 1983-05-09 | ミユ−ジツクシンセサイザによる演奏音の多重録音方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58079258A JPS59204891A (ja) | 1983-05-09 | 1983-05-09 | ミユ−ジツクシンセサイザによる演奏音の多重録音方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59204891A JPS59204891A (ja) | 1984-11-20 |
JPH0416799B2 true JPH0416799B2 (ja) | 1992-03-25 |
Family
ID=13684826
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58079258A Granted JPS59204891A (ja) | 1983-05-09 | 1983-05-09 | ミユ−ジツクシンセサイザによる演奏音の多重録音方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59204891A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0394598U (ja) * | 1990-01-16 | 1991-09-26 | ||
JPH043498U (ja) * | 1990-04-23 | 1992-01-13 | ||
JP5724073B2 (ja) * | 2011-03-04 | 2015-05-27 | 株式会社コルグ | 補償機能付き電圧制御発振器およびこれを用いた電子鍵盤楽器 |
-
1983
- 1983-05-09 JP JP58079258A patent/JPS59204891A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59204891A (ja) | 1984-11-20 |
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