JPH04167941A - 長尺物の切断、曲げの連続加工方法および連続曲げ加工装置 - Google Patents

長尺物の切断、曲げの連続加工方法および連続曲げ加工装置

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JPH04167941A
JPH04167941A JP29443290A JP29443290A JPH04167941A JP H04167941 A JPH04167941 A JP H04167941A JP 29443290 A JP29443290 A JP 29443290A JP 29443290 A JP29443290 A JP 29443290A JP H04167941 A JPH04167941 A JP H04167941A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、長尺物の切断1曲げを連続的に行なう連続
加工方法および、切断装置、ベンダーを一体的に組込ん
だ長尺物の連続曲げ加工装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、鉄筋、鉄パイプのような長尺物の曲げ加工は、
ガイドローラのようなセンターローラとセンターローラ
の回りを回動可能な曲げローラとの間に長尺物を置き1
曲げローラをセンターローラの回りで回動(公転)する
ことによって行なわれる。
曲げ加工として、直角曲げ(so ’曲げ)、フック曲
げ(135°曲げ) 、 180°曲げ等があり、長尺
物については、これらの曲げ加工を連続的に行なう連続
曲げ加工が、多くの場合、行なわれている、たとえば、
柱筋用鉄筋においては、長尺物としての鉄筋の両端を同
一方向たとえば上方に135゜曲げてフック状とすると
ともに、直角曲げを3回繰り返し、矩形に折り曲げて、
いわゆるフープ筋を成形している。
このような連続的な曲げ加工を効率よく行なうために、
センターローラ(ガイドローラ)、曲げローラを備えた
ベンダーヘッドを、複数個、通常、3組または5組並設
したベンダーが知られている。3組または5組のベンダ
ーヘッドを並設したベンダーは、スリーヘー、ドまたは
ファイブヘッドのベンダーといわれる。
ベンダーヘッドのセンターローラは、水平なシリンダ内
に収納されて軸線方向に進退自在とされ、曲げローラと
ともに垂直面内に配設される。そして、曲げ加工を行な
うベンダーヘッドのセンターローラをシリンダ内から前
進させ、対応する曲げローラ間に長尺物を挟み、曲げロ
ーラがそのセンターローラの回りを上方に回動すること
により、センターローラ、曲げローラ間の長尺物を上方
に折り曲げる0曲げ加工を行なわないベンダーヘッドの
センターローラは、曲げ加工の障害とならないように、
シリンダ内に留まり、曲げ加工での長尺物の軌跡(長尺
物の曲げ軌跡)に入り込まない。
このように、ベンダーヘッドのセンターローラ、曲げロ
ーラを垂直面に配設し、長尺物を垂直方向(縦方向)へ
折り曲げているため、この種のベンダーは縦型ベンダー
といわれる。
縦型ベンダーによれば、ベンダーヘッドのセンターロー
ラの進退動作、曲げローラの回動動作を適当に制御する
ことによって、長尺物が連続的に曲げられ、効率的な曲
げ加工が行なえる。
〔発明が解決しようとする課題) 曲げ加工する前に、長尺物を所定長に予め切断する必要
があり、切断は切断装置によって、曲げは縦型ベンダー
によってと分けられており、切断、曲げを連続的に行な
う単一の装置(連続曲げ加工装!りは提供されていない
つまり、長尺物は所定の曲げ加工に対応した長さに予め
切断され、所定長の長尺物を縦型ベンダーに供給して曲
げ加工が行なわれている。長尺物の切断は、たとえば、
特開昭57−197415号に開示するような切断装置
によってなされ、通常、切断装置はカッターを挟んで、
送り部(供給部)、落し込み部(受は取り部)を備えて
構成されている、送り部、落し込み部は、長尺物を自動
的に搬送するコンベヤまたは長尺物のスライドを助ける
送りローラを有して形成される。
しかし、送り部、カッター、受は取り部を並設して構成
されるため、切断装置が長くならざるを得す、長手方向
に大きなスペースが必要となる。
また、送り部、受は取り部は、いずれも、長尺物の載置
されるストッカーを手前または背後に持つため、奥行方
向にもスペースが必要となる。このように、長手方向、
奥行方向の双方に大きなスペースが必要であるため、切
断装置の据付は位置が限定され、切断装置、縦型ベンダ
ーを隣接して配設することが難しい、そのため、クレー
ンを用意し、クレーンで長尺物を切断装置から縦型ベン
ダーに搬送する必要があり、従来の方法では、切断装置
で切断加工を担当する作業員、クレーン操作の作業員、
縦型ベンダーで曲げ加工を担当する作業員が必要とされ
、少なくとも3人の作業員の共同作業で連続曲げ加工が
行なわれている。
さらに、縦型ベンダー自体も、ストッカー付の送り部を
搬入サイドに備えて構成されているため、縦型ベンダー
が大型化して、大きな据付はスペースが必要となる。
多数の長尺物がクレーンから下されて縦型ベンダーの送
り部のストッカーに同時に載置され、数本ずつ送り出さ
れて所定の曲げ加工が行なわれる、ここで、スト7カー
は、通常、ベンダーユニットよりかなり高い位置に位置
している。そのため、高所に位置するストッカーからの
長尺物の送り出しに力を要するとともに落下の虞れがあ
り、疲労を招き、危険のため、送り出し作業が作業員に
きられれている。
上記のように、公知の曲げ加工では、切断装置、縦型ベ
ンダー、クレーンを組合せているため、装置全体の大型
化が避けられず、据付けに大きなスペースが必要となり
、加工場所が制約される。
また、クレーンによる搬送が、切断と曲げとの間に介在
するため、切断、曲げが連続的に行な9ず、効率的な曲
げ加工が難しくとともに、島豹のh楽員が必要とされて
いる。
この発明は、長尺物の切断1曲げを連続的に行なう加工
方法の提供を目的としている。
この発明は、切断装置、縦型ベンダーを混然−体止して
長尺物の切断、曲げを連続的に行なえる連続曲げ加工装
置の提供を別の目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するために、縦型ベンダーでは曲げロー
ラ上に長尺物が位置していることに着目し、曲げローラ
に送りローラとしての機能を持たせている。
つまり、長尺物が曲げローラに接しているため、曲げロ
ーラを自転させれば、曲げローラ、長尺輪間の摩擦力に
よって、長尺物が送り込まれる。
そのため、切断装置から縦型ベンダーのストッパに当接
するまでの長い距離長尺物を送り込む必要はなく、切断
装置に近い曲げローラまで長尺物を送り込めば足りる。
このような短い距離の送り込みは、カッターを越えて長
尺物を僅かに前進させればよく、その後、送りローラを
兼ねる曲げローラの回転(自転)によって、長尺物がス
トッパに当接するまで送り込まれる。
この概念によれば、縦型ベンダーのフレーム末端に、落
し込み部を除いた切断装置が直接連結でき、縦型ベンダ
ー、切断装置が混然一体止されて、切断1曲げの連続加
工が可能となる。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながらこの発明の実施例について詳
細に説明する。
この発明の長尺物の連続曲げ加工装置lOは、長尺物を
切断するカッター12と、カッターを挟んで左右に配設
された縦型ベンダー14、送り部16を具備して構成さ
れている。実施例では、被加工物である長尺物18を右
から左に送り込むように、縦覆ベンダー14をカッター
12の左に配設しているが、左から右に長尺物を送り込
む場合は、縦型ベンダーが右サイドに位置することはい
うまでもない。
カッター12は、公知の構成、たとえば、対向する一対
のせん断用ブレード12a、12bを正面に持ち、フッ
トスイッチ等によって、上方の可動ブレード12aを下
降させて、下方の固定ブレード+2bとの間で長尺物1
8を切断(せん断)するように構成されている。
送り部1Bも公知の構成とされ、実施例では、スト7カ
ー16aに載置された多数の長尺物18を数本ずつロー
ラ16bに移し、一連のローラ上をスライドさせて、カ
ッター12に長尺物を送り込みように構成されている。
ス)−/カー16a、ローラ16b間、ローラ、カッタ
ー12間での長尺物の搬送をチェーン、コンベヤ等によ
って自動的に行なってもよい。
縦型ベンダー14はベンダーユニット20をたとえば3
組並設したスリーヘッドとされ、各ペンダーユニツ) 
20−1〜20−3は、水平面内に配設されて軸線方向
に進退可能なセンターローラ(ガイドローラ)22と、
センターローラの回りを上方に回動して長尺物を上方に
曲げる曲げローラ24とを垂直面内にそれぞれ備えて水
平方向に並設されている。
3つのペンダーユニツ) 20−1〜20−3の基本構
造は等しく、曲げローラ24の回動方向が右のペンダー
コニツ) 20−1で反時計方向、中央、左のペンダー
ユニッ) 20−2.20−3で時計方向という点で相
違するにすぎない。
さらに、縦型ベンダー14は、送り込まれた長尺物18
の先端の当接されるストッパ26を左のペンダーコニッ
) 20−3の左に備えるとともに、長尺物18を把持
して縦型ベンダーの軸線方向にスライドするクランプ2
8を備えている。ストッパ26は、さほど頻繁に移動す
る必要もないため、たとえば、カム、ラックを組合せハ
ンドルの回転により手動的に移動される構成とされる。
これに対して、クランプ2Bは長尺物を把持して繰り返
し前進、後退されるため、モータの駆動力で自動的にス
ライドされる構成とされる。たとえば、クランプ28は
、空圧シリンダのピストン先端に押圧ブロックを取付け
、押圧ブロックを昇降させて、対向するブロックとの間
で長尺物を把持するように構成される。
実施例では、クランプ28は中央のベンダーユニット2
0−2の右に置かれているが、左に配置してもよい、こ
の場合、曲げローラの回転方向を逆にする必要がある。
長尺物の上下にローラを設け、上下のローラ間に長尺物
を挟み込み、ローラの回転によって、長尺物を前進、後
退させるようにクランプ28を構成してもよい、このク
ランプ28によれば、クランプの移動がなく、長尺物の
搬送方向でのクランプの輻を小さく設定できるため、短
小辺から長大片まで広範囲のフープ筋、スタラップ筋が
容易に加工できる。複数のローラを長尺物の上下に配設
してもよい。
3つの曲げローラ24のうち少なくとも1つが駆動力に
よって自転可能に構成されている点を除けば、縦型ベン
ダー14の構成、動きは、たとえば。
特開平02−1711332号の構成と基本的に同一と
される0曲げローラ24は長尺物の直径と等しい距離だ
けセンターローラ22から離反されている。そして、曲
げローラ24は、反時計方向に自転することによって、
長尺物を送り込むことができる。実施例では、3つの曲
げローラ24がすべて自転するように構成されているが
、搬入サイド(右)のベンダーユニット20−1の曲げ
ローラ24のみを自転可能としてもよい0曲げローラ2
4を自転させる駆動力は、たとえば、曲げローラ24の
初期位置で曲げローラに接触する駆動ローラ30を介在
して伝達される(第1図(A)参照)、また、曲げロー
ラ24のローラシャフトにクラッチを介在して伝達して
もよく、種々の駆動機構が適宜採用できる。
上記のようにこの発明の連続曲げ加工装置10は、縦型
ベンダー14、カッター12、送り部16を並設してお
り、いいかえると、縦型ベンダーのフレーム末端に、落
し込み部を除いた従来の切断装置を直接連結して、縦型
ベンダー、切断装置の混然−体止をはかっている。その
ため、縦型ベンダー、切断装置を単に並設すれば得られ
る組合せに比較して、この発明では、切断装置の落し込
み部に相当する長さだけ、全長を短縮できる。
カッター12で切断された長尺物IBが縦型ベンダー1
4に直接送り込まれるため、縦型ベンダーの送り部にス
ト7カーを設ける必要がなく、従来から作業員にきられ
れていたストッカーからの長尺物の送り出し作業が不要
となり、作業員が疲労、危険から解放される。
そして、縦型ベンダーのストッカー、クレーンが省略さ
れ、全体的に十分小型化されるため、連続曲げ加工装置
10の据付はスペースが少なくて足りる。そのため、縦
型ベンダー、切断装置を単に並設すれば得られる従来の
組合せが据付は困難な狭いスペースにも、連続曲げ加工
装置lOが据付けられ、加工場所がさほど制約されない
このように、この発明によれば、公知の縦型ベンダー、
切断装置を単に連結したものでなく、混然一体止して不
要な部分を除くことによって小型化、簡略化に成功した
連続曲げ加工装置lOが得られる。そして、従来の構成
において切断と曲げとの間に介在するクレーンによる長
尺物の搬送がなくなるため、切断、曲げの連続加工が可
能となり、効率的な曲げ加工が行なえる。特に、従来の
方法では、切断装置、クレーン、縦型ベンダーを担当す
る少なくとも3人の作業員の共同作業で連続曲げ加工が
行なわれているのに対して、この発明では、クレーンが
不要となり、切断、曲げが連続的に行なえるため、1人
の作業員の単独作業で連続曲げ加工が行なえる。
上記連続曲げ加工装置10による長尺物の切断、曲げは
、たとえば、以下のようにして行なわれるまず、送り部
のストッカー18aから数本の長尺物がローラ18bに
移され、ローラ1lllb上をスライドさせ、カッター
12を過ぎて縦型ベンダーの右のヘンダーユニッ) 2
0−1の曲げローラ24上に至るまで送り込まれる(第
1図(^)、(B)参照)。
同時に送り込まれる長尺物18の本数は、曲げローラ2
4の自転による送り込みおよびクランプ2日による把持
を考慮して、曲げローラ24上に重なることなくのせら
れる数とされる。実施例では、第1図(E)の切り落し
片の数かられかるように、5本の長尺物を同時に加工し
ている。
それから、駆動ローラ30を駆動させて、3つの曲げ口
〜う24を初期位置で反時計方向に自転させると、曲げ
ローラ、長尺物間の摩擦力によって長尺物18は左に送
り込まれる。ここで、ストッパ26が、所定位置に予め
設定されていることはいうまでもない、数本の長尺物は
先端を揃えて送りfileから送り込まれているわけで
はない、しかし1曲げローラ24の自転による送り込み
によって、早い遅いの差はあれ、全ての長尺物18がス
トッパ2Bに当接するまで送り込まれるため、長尺物の
先端がいずれ揃えられる(第1図(C)参照)0曲げロ
ーラ24を適当な時間自転させて長尺物18の先端を並
べた後、駆動ローラ30を停止し、クランプ28で長尺
物18を把持する。
所定の曲げ加工に必要な長さより、当然に長い長尺物1
8が使用されている。そのため、余分な長さ相邑分を切
り落すように、クランプ28は長尺物18を把持したま
ま戻される(第1図(D)参照)。
クランプ28の後退距離は、余分な長さをカッター12
から突き出させる距離となる。そして、可動ブレード1
2&を下降させ、固定ブレード12bとの間で長尺物1
8を切断する(第1図(E)参照)。
長さの統一された長尺物18を把持したまま、クランプ
28を初期位置に戻して、長尺物をストッパ26に再度
当接させれば、曲げ加工の準備が完了する(第1図(F
)参照)、そして、一連の曲げ加工が、所定のプログラ
ムに従って縦型ベンダー14テ連続的に行なわれる。
適当な時期、たとえば、長尺物18の端を切り落した頃
、次工程のための長尺物がストッカーleaからローラ
18bに移されて待機する(第1図(E)参照)。
縦型ベンダー14によって、長尺物18、たとえば鉄筋
でフープ筋を成形する場合について、第1図(G)〜(
K)を参照しながら説明する。
所定位置に置かれた長尺物18に対して、左右のベンダ
ーユニット20−1.20−3の曲げローラ24が、第
1図(G)に示すように、反時計方向または時計方向に
回動されて、長尺物の両端にフック曲げが施される。そ
れから、左のベンダーユニー/ )のセンターローラ2
2を後退させて長尺物の曲げ軌跡から除き、クランプ2
8を所定距離させる。後退させる(第1図()l)参照
)、後退されて長尺物の曲げ軌跡から除かれたセンター
ローラは0で示す。
次に、右および中央のベンダーユニット20−1.20
−2の曲げローラを第1図(1)に示すように、反時計
方向、時計方向に回動させて、直角面げを行なう。
右のベンダーユニット20−1の曲げローラ24を後退
させてから、クランプ28を初期位置に戻しく第1図(
J)参照)、中央のベンダーユニー、 ) 20−2の
曲げローラ24を時計方向に回動させると、所望のフー
プ筋が得られる。
このように、この発明の加工方法によれば、切断の直後
に、曲げが行なえ、効率的な曲げ加工が容易に行なえる
実施例では、ストッパー26を1つとしたが、右のペン
ダーユニツ) 20−1とカッター、正確にはブレード
12a、12bとの距離だけ左右に離反した一組のスト
ッパーを並設してもよい、この構成では、まず、ペンダ
ーユニツ) 20−1の曲げローラ24を回転させて長
尺物を送り、右(手前)のストッパーに長尺物を当接さ
せて、長尺物の先端を揃えてカッター12で長尺物を切
断する。右のストッパーは進退自在に配設されており、
右のストッパーを後退させて長尺物に当接しない位置に
除いた後、ベンダーユニット20−1の曲げローラ24
を回転させ、次のストッパーに長尺物を当接させて長尺
物の先端を揃えれば、長尺物が所定位置に送られたこと
となり、曲げ加工が直ちに行なえる。
この構成では、クランプが不要となり構成的に簡単化さ
れるとともに、長尺物を戻す工程が省略でき、連続的な
送り工程のみで長尺物の切断、送りが行なえるため、曲
げ加工の準備工程(前工程)が迅速に行なえる。
左右に離反した一組のストッパーの代りに、単一のスト
ー/バーをベンダーユニット20−!、カッター12間
の距離だけスライド可能に構成してもよい上述した実施
例は、この発明を説明するためのものであり、この発明
を何等限定するものでなく、この発明の技術範囲内で変
形、改造等の施されたものも全てこの発明に包含される
ことはいうまでもない。
〔発明の効果〕
上記のように、この発明では、曲げローラに送りローラ
の機能を加えることにより、落し込み部を除いた従来の
切断装置を縦型ベンダーに直接連結することが可能とな
り、縦型ベンダー、切断装置の混然一体止がはかられて
いる。そのため、縦型ベンダー、切断装置を単に並設す
れば得られる組合せに比較して、この発明では、切断装
置の落し込み部に相当する長さだけ、全長を短縮できる
切断と曲げとの間でのクレ−ンによる長尺物の搬送がな
くなるため、切断1曲げの連続加工が可能となり、効率
的な曲げ加工が行なえる。加えて、カッターから縦型ベ
ンダーに送り込まれた長尺物に直ちに曲げ加工が施され
るとともに搬送用クレーンが不要となるため、切断装置
、クレーン、縦型ベンダーを担当する少なくとも3人の
作業員の共同作業で行なわれていた連続曲げ加工が、1
人の作業員の単独作業で行なえる。
そして、カッターで切断された長尺物が縦型ベンダーに
直接送り込まれるため、縦型ベンダーの搬入サイドのス
トッカーが省略され、従来から作業員にきられれていた
スト−7カーからの長尺物の送り出し作業が不要となり
、作業員が疲労、危険から解放される。
また、切断と曲げとの間でのクレーンによる長尺物の搬
送がなくなるため、切断、曲げの連続加工が可能となり
、効率的な曲げ加工が行なえる。
この発明の加工方法によれば、切断の直後に曲げが行な
えるため、効率的な曲げ加工が可能となる。
このように、この発明によれば、小型化、簡略化した連
続曲げ加工装置が得られる。そして、クレーンの省略も
含めて全体的に十分小型化されるため、据付はスペース
が少なくて足り、据付は可能な範囲が拡大される。
左右に離反した一組のストッパーを並設したり、1つの
ストッパをスライド可能とすれば、クランプが不要とな
り構成的に簡単化される。また、長尺物を戻すことなく
、連続的な送り工程のみで長尺物の切断、送りが行なえ
るため、曲げ加工の準備工程(前工程)が迅速に行なえ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、フープ筋の成形におけるこの発明の連続加工
方法を示す概略図である。 10:長尺物の連続曲げ加工装置、12:カッター、1
2a:可動ブレード、12b:固定ブレード、14=縦
型ベンダー、18:送り部、16a=ストツカー、18
b:送りローラ、18;長尺物(被加工物) 、20(
20−1,20−2,2O−3):ベンダーユニット、
22:センターローラ、24:曲げローラ(送りローラ
)、28:ストッパ、28:クランプ、30:駆動ロー
ラ。 第1区 (C) 猛 (D) /″ )O○  ○  ○  ○ O○  ○  ○  ○  ○ ! I)7 第1図 00り− 第 1

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)送り部からカッターを経由して長尺物を縦型ベン
    ダーに送り込み、 縦型ベンダーの曲げローラを回動させて長尺物を前進さ
    せ、長尺物先端を縦型ベンダー上のストッパに当接させ
    た後、長尺物をカッターで切断可能な位置まで後退させ
    てカッターで長尺物を切断し、 所定位置まで長尺物を前進させてから、縦型ベンダーの
    曲げローラをセンターローラの回りで上方に回動させて
    所望の曲げ加工を行なう長尺物の切断、曲げの連続加工
    方法。
  2. (2)送り部からカッターを経由して長尺物を縦型ベン
    ダーに送り込み、 縦型ベンダーの曲げローラを送りローラとして長尺物を
    搬送し、長尺物先端を縦型ベンダーのストッパに当接さ
    せ、 クランプで長尺物を把持し、クランプをスライドさせて
    カッターで切断可能な位置まで長尺物を戻し、 カッターで長尺物を切断し、 クランプをスライドさせて長尺物を所定位置に送り、 縦型ベンダーの曲げローラをセンターローラの回りで上
    方に回動させて所望の曲げ加工を行なう長尺物の切断、
    曲げの連続加工方法。
  3. (3)長尺物を切断するカッターを挟んで左右に配設さ
    れた縦型ベンダー、送り部を具備し、縦型ベンダーが、 送り部から送り込まれた長尺物の先端の当接されるスト
    ッパと、 垂直面内に配設されて軸線方向に進退可能なセンターロ
    ーラと、センターローラの回りを上方に回動して長尺物
    を上方に曲げる曲げローラとをそれぞれ備えて並設され
    、少なくとも1つの曲げローラが自転して長尺物をスト
    ッパに当接するまで送り込む少なくとも3組のベンダー
    ユニットと、長尺物を把持して縦型ベンダーの軸線方向
    にスライド可能なクランプとを備えている長尺物の連続
    曲げ加工装置。
  4. (4)送り部からカッターを経由して長尺物を縦型ベン
    ダーに送り込み、 縦型ベンダーの曲げローラを回動させて長尺物を前進さ
    せ、長尺物先端を縦型ベンダー上のストッパに当接させ
    てカッターで長尺物を切断し、縦型ベンダーの曲げロー
    ラをさらに回動させて長尺物を前進させ、切断時と異な
    る位置で長尺物先端を縦型ベンダー上のストッパに当接
    させてから、縦型ベンダーの曲げローラをセンターロー
    ラの回りで上方に回動させて所望の曲げ加工を行なう長
    尺物の切断、曲げの連続加工方法。
  5. (5)長尺物を切断するカッターを挟んで左右に配設さ
    れた縦型ベンダー、送り部を具備し、縦型ベンダーが、 送り部から送り込まれた長尺物の先端の当接可能で長尺
    物の送り方向に離反した一対のストッパと、 垂直面内に配設されて軸線方向に進退可能なセンターロ
    ーラと、センターローラの回りを上方に回動して長尺物
    を上方に曲げる曲げローラとをそれぞれ備えて並設され
    、少なくとも1つの曲げローラが自転して長尺物をスト
    ッパに当接するまで送り込む少なくとも3組のベンダー
    ユニットと、を備え、 ストッパのうち、カッターサイドのストッパは、他のカ
    ッター方向への長尺物の送りを妨げないように進退自在
    に設けられている長尺物の連続曲げ加工装置。
  6. (6)長尺物を切断するカッターを挟んで左右に配設さ
    れた縦型ベンダー、送り部を具備し、縦型ベンダーが、 送り部から送り込まれた長尺物の先端の当接可能で長尺
    物の送り方向にスライド可能なストッパと、 垂直面内に配設されて軸線方向に進退可能なセンターロ
    ーラと、センターローラの回りを上方に回動して長尺物
    を上方に曲げる曲げローラとをそれぞれ備えて並設され
    、少なくとも1つの曲げローラが自転して長尺物をスト
    ッパに当接するまで送り込む少なくとも3組のベンダー
    ユニットと、を備えている長尺物の連続曲げ加工装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0683112U (ja) * 1993-04-30 1994-11-29 石原機械工業株式会社 長尺物の連続曲げ加工装置
CN109731991A (zh) * 2019-03-20 2019-05-10 佛山市顺德区宣美机械设备有限公司 一种切断折弯设备
JP2019093394A (ja) * 2017-11-20 2019-06-20 東陽建設工機株式会社 鉄筋曲げ加工装置
JP2019217567A (ja) * 2018-06-15 2019-12-26 工機ホールディングス株式会社 作業機

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