JPH0416771A - メモリレコーダによる高調波測定方法 - Google Patents

メモリレコーダによる高調波測定方法

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JPH0416771A
JPH0416771A JP12181790A JP12181790A JPH0416771A JP H0416771 A JPH0416771 A JP H0416771A JP 12181790 A JP12181790 A JP 12181790A JP 12181790 A JP12181790 A JP 12181790A JP H0416771 A JPH0416771 A JP H0416771A
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Japan
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waveform
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JP12181790A
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English (en)
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Kazuhiro Seki
和洋 関
Yoshiki Hondo
本道 良樹
Yasuhiro Kodaira
小平 康浩
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Hioki EE Corp
Original Assignee
Hioki EE Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、メモリレコーダによる高調波測定方法に係
り、さらに詳しくは、−周期に合致していない波形の実
測データを一周期に合致させる補間処理を行なうことで
、周波数を正しく測定することができるほか、リケージ
誤差をなくすることもできるメモリレコーダによる高調
波測定方法に関する。
[従来の技術] 高調波測定は、第5図に示されているような一周期の波
形lをフーリエ変換により第6図に示すような周波数成
分を求めることにより行なわれる。そして、この場合の
フーリエ変換は、FFTアルゴリズムを用いると高速で
演算処理できることが知られている。但し、FFTアル
ゴリズムで効率よく演算することができる波形のサンブ
リングポイントの数(第5区における「N」)は、富に
2の累乗個に限られることになる。
したがって、測定する波形1の周期がちょうど2の累乗
個に相当するサンプリングポイント数(例えば、2’=
128.2’ =256.2”=512.  ・・・の
ポイントについてのデータ)であれば問題はない。
しかし、既存のメモリレコーダにおけるようにサンプリ
ング速度が固定されている場合には、サンプリングされ
た波形1の実測データを2の累乗個に一致させることが
ほとんどの場合困難となり、例えば第7図に示すように
2の累乗個≠N′となってしまう不都合があった。
一方、従来からある高調波測定器は、入力信号周波数を
2の累乗個を含む任意数に分周したクロックを得ること
ができ、したがって、サンプリング速度を決定するクロ
ック周波数の変更が可能となっているので、ちょうど−
周期に2の累乗個のデータのサンプリングとなるように
調整することができた。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上記高調波測定器によれば、サンプリング速
度を決定するクロック周波数の変更が可能となっている
ので、−周期を2の累乗個のサンプリングポイント数と
一致させることができ、FFT演算に馴染む。
しかし、上記高調波測定器とは異なり、メモリレコーダ
の場合には、クロック周波数が固定されているので、波
形に応じてサンプリング速度を可変とすることができな
い。
このため、FFT演算は、当該波形1の一周期に一致さ
せた演算ではなく、例えば第7図に示すように一周期か
らずれたサンプリングポイント数(N′)の波形1をN
′で除して得られるΔT′が1のサンプリングポイント
と次のサンプリングポイントとの間隔となってしまう。
その結果、第8図に示すように周波数分解能が十となっ
て実際の基本波周波数〒と異なってしまう結果、正しい
周波数の測定ができな(なってしまう不都合があった。
また、FFT演算は、Nポイントの波形が繰り返し続い
ていることを前提にして演算処理が行なわれるので、第
7図のようにNポイントが一周期からずれていると、繰
返し波形が不連続となってしまい、正しい演算ができず
、第8図に示されているようなりケージと称される誤差
2が生じてしまう不都合があった。
[課題を解決するための手段] この発明は、従来装置に見られた上記課題に鑑みてなさ
れたものであり、その構成上の特徴は、機器本体との間
で格納データの送受が可能に形成された外部記憶媒体を
備えてなるメモリレコーダであって、前記機器本体の側
に取り込まれた波形については、前記外部記憶媒体に格
納されているプログラムに従い、まず、その周期を求め
、しかる後、前記波形との関係でサンプリングされた複
数個の実測データからその関数を求めるとともに、想定
される一周期分の全補間データ個数で前記周期を除する
ことによりポイント間隔を定め、このポイント間隔によ
り規定される各サンプリングポイントに対応する補間デ
ータは、該当するサンプリングポイントの順位と前記周
波数分解能との積算値を前記関数に代入することで一周
期に合致するように順次作成した後、各補間データをそ
れぞれFFT演算し、次数別に高調波を得てこれを出力
可能とすることにある。
[イ乍 用] このため、従来タイプのメモリレコーダによっても、周
波数分解能を実際の基本波周波数に一致させることがで
きるので、正しい周波数の測定ができ、さらには、2の
累乗個のサンプリングポイントに対応して一周期ちょう
どの補間データを連続させてFFT演算することができ
、リケージ誤差をな(することができる。
[実施例] 以下、図面を参酌してこの発明の詳細な説明する。
第4図は、この発明の実施に供されるメモリレコーダの
概略構成を示すブロック図であり、機器本体11は、ア
ナログユニット15とロジックユニッ)15とからなる
入カニニット17を備え、入力デ−夕は、操作部19の
操作によりROM25に記憶されているプログラムによ
り作動するCPU12を介して演算制御され、プリンタ
やLCDデイスプレィなどからなる出力部18への測定
結果の出力表示が可能となっている。また、機器本体1
1には、RAMやICカードなどの外部記憶媒体20の
装着が可能となっており、この外部記憶媒体20に格納
されているデータの機器本体11側へのロードを可能に
して形成されている。
なお、同図中、符号13はクロックを、14は分周回路
を、21はインターフェースを、22はメモリコントロ
ーラを、23は内蔵されているRAMを、24はトリガ
部をそれぞれ示す。
第1図は、例えば第4図に示されるようなメモリレコー
ダを介して実施されるこの発明の一実施例としての処理
手順を示すツーチャートである。
同図によれば、ROM25に格納されている既存のソフ
トを用い、前記入カニニット17を介して機器本体11
に例えば第3図に各ポイント毎にχ、′χ2.・・・、
χ8′として示されている波形1の実測データが取り込
まれる。
このようにして波形11の実測データが取り込まれた後
は、予め前記外部記憶媒体20から機器本体11の側に
ロードされている高調波測定のためのプログラムの実行
処理が行なわれる。
すなわち、外部記憶媒体20から機器本体11の側への
高調波測定のためのプログラムのロード処理を終えた後
は、まず、サンプリングポイント数N個に対応する補間
データを作成するための「−周期N個のサンプリングデ
ータ作成」のための処理が行なわれる。
第2図は、この場合における「−周期N個のサンプリン
グデータ作成」のための処理手順の詳細を例示するもの
であり、まず、機器本体11に一旦取り込まれた波形1
の実測データ(χ、−χ、−・・・χ、′)については
、その周期Tを求める処理がトリガ部24を介してトリ
ガをかけるなどして行なわれる。
か(して、取り込まれている当該波形1の周期Tが求め
られた後は、サンプリングポイント数がN′個である実
測データ(χ3.χ21・・・、χ、′)に基づき、例
えば線形補間法やスプライン補間法などの所定の補間法
を用いることで、関数f (t)を求める処理が行なわ
る。
次いで、想定される一周期分の新たな全サンプリングポ
イント数Nで波形lの前記周期Tを除し、新たなサンプ
リングポイントのポイント間隔△Tを得るための処理が
行なわれる。
このようにして新たなサンプリングポイントのポイント
間隔ΔTを得た後は、全てのサンプリングポイントにつ
き、対応する補間データを得るため、順次、第3図に1
,2.・・・、Nとして示される各該当ポイントの順位
(i)と前記ポイント間隔ΔTとの積算値を前記関数f
 (t)に代入することで、補間データ(χ1.χ2.
・・・、χN)が−周期に合致させて順次作成される。
このようにして、−周期に合致させて新たに作成された
補間データχ8が得られるまで、同様の処理が繰り返し
行なわれ、第3図に太線で示されているN個からなる新
たな補間データ(χ1゜χ2.・・・、χN)を得るこ
とができる。
このようにして行なわれる一周期Nポイントに対応する
新たなサンプリングデータである補間データの作成処理
を終えた後は、Nポイントの補間データ(χ1.χ2.
・・・χN)についてのFFT演算処理が行なわれる。
このよりなFFT演算処理により次数別の高調波を得、
その結果は、出力部18であるデイスプレィに表示した
り、プリンタで印字したりして所要の出力処理が行なわ
れ、高調波の測定処理を終了する。
この発明は、上述したようにして構成されているので、
取り込まれた波形の実測データ(Xl’。
χ2二・・・χ8′)が仮に一周期のサンプリングポイ
ント数(第3図におけるN)に合致せず、これを越えた
サンプリングポイント数(第3図におけるN′)となる
ことがあっても、これをN個の補間データ(χ1.χ2
.・・・χN)に変換することができる。
このため、既存タイプのメモリレコーダによっても、機
器本体11に取り込まれた波形1の周波数分解能を実際
の基本波周波数に一致させることができるので、正しい
周波数の測定ができ、さらには、2の累乗個のサンプリ
ングポイントに対応して一周期ちょうどの補間データな
FFT演算することができ、したがって、第8図にみら
れるようなりケージ誤差2をなくすることができる。
[発明の効果] 以上述べたようにこの発明によれば、従来タイプのメモ
リレコーダによっても、周波数分解能を実際の基本波周
波数に一致させることができるので、正しい周波数の測
定ができ、さらには、2の累乗個のサンプリングポイン
トに対応して一周期ちょうどの補間データを連続させて
FFT演算することができ、リケージ誤差をなくするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例としての処理手順を示す
フローチャート、第2図は、外部記憶媒体を介して供給
される一周期に対応させた補間データを得るための処理
手順の一例を示すフローチャート、第3図は、実測デー
タとこの発明により得られる補間データとの間の対応関
係を示す説明図、第4図は、この発明の実施に供される
機器本体の概要を示すブロック図、第5図と第6図とは
、従来から行なわれている高調波測定手順を示す説明図
であり、このうち、第5図は、一周期分の時間波形を、
第6図は、フーリエ変換により求めた周波数成分をそれ
ぞれ示し、第7図は、従来のメモリレコーダにより取り
込まれる波形を例示する説明図、第8図は、その結果、
発生するりケージ誤差の状況を示す説明図である。 11・・・機器本体、  17・・・入カニニット、1
8・・・出力部、   20・・・外部記憶媒体第1図 第2図 第 図 第 図 第 図 各次高調波 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)機器本体との間で格納データの送受が可能に形成
    された外部記憶媒体を備えてなるメモリレコーダにおい
    て、 前記機器本体の側に取り込まれた波形については、前記
    外部記憶媒体に格納されているプログラムに従い、まず
    、その周期を求め、しかる後、前記波形との関係でサン
    プリングされた複数個の実測データからその関数を求め
    るとともに、想定される一周期分の全補間データ個数で
    前記周期を除することによりポイント間隔を定め、この
    ポイント間隔により規定される各サンプリングポイント
    に対応する補間データは、該当するサンプリングポイン
    トの順位と前記周波数分解能との積算値を前記関数に代
    入することで一周期に合致するように順次作成した後、
    各補間データをそれぞれFFT演算し、次数別に高調波
    を得てこれを出力可能とすることを特徴とするメモリレ
    コーダによる高調波測定方 法。
JP12181790A 1990-05-11 1990-05-11 メモリレコーダによる高調波測定方法 Pending JPH0416771A (ja)

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