JP3146062B2 - 診断装置 - Google Patents

診断装置

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JP3146062B2
JP3146062B2 JP11576592A JP11576592A JP3146062B2 JP 3146062 B2 JP3146062 B2 JP 3146062B2 JP 11576592 A JP11576592 A JP 11576592A JP 11576592 A JP11576592 A JP 11576592A JP 3146062 B2 JP3146062 B2 JP 3146062B2
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  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラントの異常発生を
監視、診断する診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、プラントのプロセス信号には
ゆらぎ成分があり、このプロセス信号を特定の周波数領
域にて変換すると、そのゆらぎ成分には特有のパターン
があることがわかる。この周波数スペクトルパターンを
正常時と比較することでプラントの正常/異常の判定を
行うことができる。このような解析のことを周波数解析
または雑音解析と呼んでいる。
【0003】上記のように周波数解析によりプラントの
異常を監視する場合、プラントからのプロセス信号の時
系列データより周波数領域に変換する手法として高速フ
ーリェ変換(FFT:Fast Fourier Transform)が広く
利用されている。
【0004】図2は、従来のFFTを利用した周波数解
析による診断装置の構成を示したもので、診断装置1は
演算制御装置2、記憶装置3、会話入力装置4、表示装
置5とからなり、プロセス入力制御装置6を介してプラ
ント7に接続されている。前記周波数解析は演算制御装
置2のソフトウエア等により実現される。演算制御装置
2はプロセス信号(以下、生データと称す。)の入力処
理を行うサンプリング処理部8と、FFT演算を行い周
波数スペクトルパターン(以下、解析データと称す。)
を出力する解析処理部9と、今回の解析データと前回ま
での解析データとの平均処理を行い精度よい最新の解析
データを得るための逐次更新処理部10と、逐次更新処
理部10によって逐次更新された最新解析データをプラ
ント正常時の解析データ(基準データ)と比較し、正常
/異常の判定を行う判定処理部11と、解析データを記
憶装置2に対して保存および取り出しを行う解析データ
入出力処理部12と、サンプリング周期、判定周期等の
周期管理を行う周期管理部13と、会話により解析デー
タの表示処理を行い表示装置に表示する表示処理部14
と、会話入力装置により入力された情報を処理する会話
処理部15とから構成される。
【0005】上記構成において、会話入力装置4より解
析要求がなされると、会話処理部15を介し周期管理部
13よりサンプリング処理部8が起動される。サンプリ
ング処理部8ではプラント7からプロセス入力制御装置
6を介して1回のFFT計算に必要な生データN点分
(X1 、X2 、…XN)をサンプリング周期△t おきに時
系列データとして取り込みサンプリング完了するとその
時系列データをFFT計算するための解析処理部9へ渡
す。
【0006】解析処理部9では時系列データを高速フー
リェ変換する。この変換は一般に下記式により実行され
る。
【0007】
【数1】
【数2】 ただし、 k=1、2、…、N/2 SR:cos 変換定数 SI:sin 変換定数 (数1)、(数2)の式によりN/2 個ずつのフーリェ係
数 SR(k)、SI(k) が求められ、このフーリェ係数から、
周波数スペクトル(PSD)が次式により求められる。
【0008】
【数3】 ただし、 k=1、2、…、N/2-1
【数4】 以上の解析処理を行い、結果を今回解析データとして逐
次更新処理部10へ渡す。
【0009】逐次更新処理部10では、精度ある解析デ
ータを常に参照できるようにm回前までの解析データと
今回解析データとの移動平均を求めている。式で表すと
次のようになる。
【0010】
【数5】 ただし、PSD′t はPSDの移動平均値 PSD′t-1 は移動平均値の前回値 PSDt は今回PSD値 mは移動平均の項数である。
【0011】上記式では、m回分のPSDを記憶してお
かなければならないが、データ量として多くなるため、
前回PSDと今回PSDとに時定数Tm をもたせた重み
計算による逐次更新を考えることができる。式で表すと
次のようになる。
【0012】
【数6】 ただし,mは重み係数である また両式のmの値は、逐次更新回数により1、2、…と
更新し、平均回数M(平均範囲を示す最大値)あるいは
時定数相当(M=時定数(Tm)/ 逐次更新周期)に達すれ
ば、その値で以降継続させることにより応答性がよくな
る。このようにして求められた移動平均後の解析データ
は、現在の最新データとして、解析データ入出力処理部
12を介して記憶装置3内にある最新データ保存エリア
3aへ記憶される。この最新データは、次の解析データ
との移動平均時に前回解析データとして使用され、逐次
更新して記憶装置3に保存される。また、逐次更新処理
が完了すると次の解析のためのサンプリング処理部8を
起動する。
【0013】このようにしてサンプリング処理・解析処
理・逐次更新処理を連続的に繰り返すことにより、記憶
装置3内の最新データ保存エリア3aには、現プラント
の最新の解析データが常時保存されていることになる。
【0014】一方、周期管理部13による判定タイミン
グまたは会話入力装置4による判定要求時期になると、
周期管理部13より判定処理部11が起動される。判定
処理部11では、記憶装置3の基準データ保存エリア3
bに記憶されているプラント正常時に前述と同様に解析
されたスペクトルデータ(基準データ)群より、現在の
最新データのプラント条件と一致したものを選択し、解
析入出力処理部12を介して基準データを取り出す。そ
して、その選択された基準データのスペクトルパターン
と現在の最新データのスペクトルパターンとの大小・形
状比較が行われる。双方のパターンが制限値以上異なれ
ば異常と判断している。その判定結果が異常であれば、
現在の最新データを解析データ入出力処理部12を介し
て記憶装置内3へ異常データ3cとして保存している。
また判定処理部11では、定期的な解析結果を得るた
め、定期保存タイミング時には、判定結果の正常/異常
に関係なく現在の最新データを解析データ入出力処理部
12を介して記憶装置3に定期データ3dとして保存す
る。
【0015】解析データの表示出力は、オペレータの要
求により会話入力装置4から行うことができ、その表示
要求は演算制御装置2内の会話処理部15に渡される。
会話処理部15は、表示処理部14を起動し、表示処理
部14により解析データ入出力処理部12を介して各解
析データを取り出し、表示装置5に表示出力する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ようなオンラインによる連続解析を目的にした従来技術
においては、診断判定の結果、異常となった場合には、
判定した時の現在周波数スペクトルデータと、判定に使
用した基準周波数スペクトルデータとの差異から、オペ
レータが特徴を判断することにより評価作業を行ってい
る。これは、周波数スペクトルからの判断であり、十分
な専門的知識が必要である。そのため、評価作業にも時
間がかかり、周波数スペクトルだけでは判断しにくい点
も多々あるという問題があった。
【0017】本発明は、かかる点に対処してなされたも
ので、診断判定結果の評価作業時に周波数スペクトルと
併せて解析に使用した生データも評価情報として参照で
きるようにして、異常検知時の評価作業を軽減するとと
もに、評価判断を容易にする診断装置を提供することを
目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、プラ
ントからプロセス信号を入力するプロセス入力制御装置
と、このプロセス入力制御装置を介して得られたプロセ
ス信号に対して周波数解析を行いプラントの正常/異常
の診断判定処理をする演算制御装置と、この演算制御装
置により解析された解析データを保存する記憶装置と、
この記憶装置に保存されている解析データを表示する表
示装置と、オペレータからの要求を入力するための会話
入力装置とを備えた診断装置において、演算制御装置
が、プロセス入力制御装置を介してプラントからプロセ
ス信号を入力し時系列データとしてサンプリングするサ
ンプリング処理手段と、このサンプリング処理手段によ
ってサンプリングされたプロセス信号の時系列データを
周波数解析処理して周波数スペクトルパターンからなる
解析データを出力する解析処理手段と、この解析処理手
段から時系列データおよび解析データを受け取り、周波
数スペクトル的に特異な影響のあるプロセス信号を検出
する特徴検出処理手段と、この特徴検出処理手段によっ
て検出されたプロセス信号を含む解析経過情報を保存す
る解析経過情報保存手段と、解析処理手段によって解析
された今回の解析データと記憶装置に保存されている前
回までの解析データとの平均処理を行い、最新の解析デ
ータとして記憶装置に保存する逐次更新処理手段と、こ
の逐次更新処理手段によって逐次更新された最新解析デ
ータを記憶装置に保存されているプラント正常時の解析
データと比較して正常/異常の判定を行い、異常と判定
したとき解析経過情報保存手段から対応する解析経過情
報を取り出し、その異常解析データと対にして記憶装置
に保存する判定処理手段とを具備することを特徴とす
る。
【0019】
【作用】上記構成において、サンプリング処理手段は、
プラントからプロセス入力制御装置を介して1回の周波
数解析の処理計算に必要なプロセス信号をサンプリング
周期で時系列データとして取り込み、サンプリング完了
するとその時系列データを解析処理手段へ渡す。解析処
理手段は、高速フーリェ変換を利用して時系列データを
解析処理し、解析データとして周波数スペクトルパター
ンを出力する。特徴検出処理手段は、解析処理手段より
解析に用いた時系列データとその解析データを受け取
り、それらのデータについて予め決められた判断値に基
づいて特徴部分を検出し、該当する生データを解析経過
情報として解析経過情報保存手段にて保存する。逐次更
新処理手段は、特徴検出処理手段を経由して解析処理手
段によって解析された解析データを特徴検出処理手段を
経由して受け取り、記憶装置に保存されている前回まで
の解析データを用いてそれらの移動平均値を求め、得ら
れた移動平均後の解析データを最新の解析データとして
記憶装置に保存する。判定処理手段は、逐次更新処理手
段によって逐次更新された解析データを、記憶装置に保
存されているプラント正常時の解析データと比較し、正
常/異常の判定を行う。判定の結果、異常の場合には、
解析経過情報保存手段より現在の解析経過情報を取り出
し、異常データとしての解析データと対にして記憶装置
に保存する。
【0020】このように、本発明の診断装置において
は、周波数解析に使用した時系列データの内、周波数ス
ペクトル的に影響のある生データを解析経過情報として
有効に記憶し、この生データと解析データを対にして管
理するよう構成することにより、解析データの評価作業
時に生データを含む豊富な評価情報を提供可能とする。
【0021】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説
明する。なお、従来例と共通する部分には同一符号を付
し、その詳細な説明は省略する。
【0022】図1は、本発明の診断装置21の一実施例
を示すもので、演算制御装置22、記憶装置3、会話入
力装置4、表示装置5とからなり、プロセス入力制御装
置6を介して、プラント7と接続されている。演算制御
装置22は、従来例に示した演算制御装置2に新しく特
徴検出処理部23と解析経過情報保存部24を付加して
構成されている。特徴検出処理部23は解析処理部9と
逐次更新処理部10の間に設けられ、解析処理部9から
受け取った時系列データから解析経過情報保存部24に
保存すべき生データを抽出する。特徴検出処理部23に
より解析経過情報保存部24に保存された生データは、
判定処理部11により所定の保存タイミング時に取り出
され、その解析データと対にして記憶装置3に保存され
る。
【0023】次に、上記構成の診断装置の作用を説明す
る。従来と同様に演算制御装置22内のサンプリング処
理部8に取り込まれたプロセス信号は、解析処理部9へ
送られる。解析処理部9では、サンプリングされたプロ
セス信号の時系列データ(X1 、X2 、…、XN )に対
して、前述の式(数1)、(数2)によりFFT計算を
行いフーリェ係数 SR(k)、SI(k) を求め、同様に式(数
3)、(数4)により周波数スペクトル(PSD)を求
めている。そして、今回計算に使用された時系列データ
(X1 、X2 、…、XN )とその解析データ(PSD)
は対にして、特徴検出処理部23へ渡される。
【0024】特徴検出処理部23は、解析処理部9から
受け取った時系列データと解析データより、時系列デー
タについて周波数スペクトル的に影響を与えているかど
うかを判断し、周波数スペクトル的に影響のある有効な
情報について解析経過情報保存部24へ記憶する。この
とき単順に解析データと時系列データを対にして移動平
均期間分の情報を記憶することも考えられるが、それで
は記憶容量的にも膨大となるため、ここでは、周波数ス
ペクトル的に影響のある有効データのみを抽出し、解析
経過情報保存部24へ記憶する機能を具備している。そ
の有効データの判断例を下記に示す。
【0025】(1)時系列データ(X1 、X2 、…、X
N )からの判断例 突発的またはステップ的な変化があると、周波数スペク
トル的に大きく変化する。そのため、時系列データの変
化量(変化率、P-P(Peak to Peak)値等)を判断するこ
とにより記憶するかしないかを決定する。
【0026】(時系列データ内の最大変化率)>(今ま
での最大値またはしきい値) (時系列データ内の P-P値)>(今までの最大値または
しきい値) の、その時刻/判定値/生データ等を記憶する。
【0027】(2)解析データ(PSD)からの判断例 解析データについては、周波数スペクトルパターンの特
徴を抽出するため、周波数帯域別の大小関係により判断
し記憶するかしないかを決定する。
【0028】
【数7】 の時、その時刻/判定値/生データ等を記憶する。また
これは、周波数帯域を細分化することにより、スペクト
ルパターン的な判断となる。
【0029】このようにして判断された情報は、解析の
経過情報として解析経過情報保存部24へ記憶される。
この記憶は、解析データの移動平均期間を考慮し、平均
期間から影響なくなった時点で順次消去することによ
り、記憶容量を制限することも可能である。これら処理
が完了すると、特徴検出処理部23は逐次更新処理部1
0を起動する。
【0030】逐次更新処理部10では、特徴検出処理部
23を経由し渡された今回PSDデータに対して、前述
した式(数5)または(数6)により解析データの移動
平均処理を行い、今回PSDの移動平均値PSD′t
求める。また、この時使用される前回のPSDの移動平
均値PSD′t-1 は、解析データ入出力処理部12を介
して、記憶装置3にある最新データ保存エリア3aから
取り出され、移動平均後の今回PSD′t が再び記憶装
置3の最新データ保存エリア3aへ戻される。その後、
次の解析を行うため、サンプリング処理部8を起動す
る。
【0031】これら連続して処理が行われる中で、周期
管理部13による判定タイミングまたは会話入力装置4
による判定要求がなされると、判定処理部11が起動さ
れる。判定処理部11では、解析データ入出力処理部1
2を介して最新データとそのプラント条件と一致した基
準データを取り出し、従来と同様に双方のスペクトルパ
ターンを比較して正常/異常の判定を行う。判定結果、
異常となった場合には、判定処理部11は、解析経過情
報保存部24から現在の解析経過情報を取り出し、解析
された異常データと対にし、解析データ入出力処理部1
2を介して記憶装置3内の異常データ保存エリア3c′
へ保存する。この処理は、判定処理部11が行う基準デ
ータの保存および定期データの保存タイミングにも行わ
れる。記憶装置3内のそれぞれの保存エリア3b′、3
c′、3d′には、解析データ(基準データ/異常デー
タ/定期データ)とその時点での解析経過情報が対にな
って管理され保存されている。また、逐次更新処理部1
0が更新する最新データは、現在の解析経過情報を記憶
している解析経過情報保存部24と対にして管理されて
いる。
【0032】このようにして処理された解析データおよ
び解析経過情報は、オペレータが必要に応じて会話入力
装置4を介して、会話処理部15及び表示処理部14に
より表示装置5へ出力することが可能である。
【0033】これによりオペレータは、診断装置21に
より異常を検知した場合でも、周波数スペクトルデータ
以外にその周波数スペクトルデータに至るまでの特徴あ
る生データを得ることができ、解析データを評価する上
で有効な情報源となる。
【0034】さらに、本発明の応用例として、特徴検出
処理部23で判断している処理を利用し、特徴ある生デ
ータまたは解析データを検出する頻度を監視できるよう
に構成することにより、頻度の増加から異常徴候を判断
することができ、オペレータへの迅速な対応が可能とな
る。
【0035】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、周波数
解析による診断装置において、周波数スペクトルデータ
に影響する特徴ある時系列データをその解析データの経
過情報として管理することにより、解析データの評価作
業時に生データを含む豊富な評価情報を提供することが
可能となり、異常検知時の評価作業を軽減するととも
に、評価判断を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の診断装置を示すブロック図
である。
【図2】診断装置の従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1、21…診断装置 2、22…演算制御装置 3…………記憶装置 4…………会話入力装置 5…………表示装置 6…………プロセス入力制御装置 7…………プラント 8…………サンプリング処理部 9…………解析処理部 10…………逐次更新処理部 11…………判定処理部 12…………解析データ入出力処理部 13…………周期管理部 14…………表示処理部 15…………会話処理部 23…………特徴検出処理部 24…………解析経過情報保存部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01D 21/00 G06F 17/60 G05B 23/02 302

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントからプロセス信号を入力するプ
    ロセス入力制御装置と、このプロセス入力制御装置を介
    して得られたプロセス信号に対して周波数解析を行いプ
    ラントの正常/異常の診断判定処理をする演算制御装置
    と、この演算制御装置により解析された解析データを保
    存する記憶装置と、この記憶装置に保存されている解析
    データを表示する表示装置と、オペレータからの要求を
    入力するための会話入力装置とを備えた診断装置におい
    て、前記演算制御装置が、 前記プロセス入力制御装置を介してプラントからプロセ
    ス信号を入力し時系列データとしてサンプリングするサ
    ンプリング処理手段と、 このサンプリング処理手段によってサンプリングされた
    プロセス信号の時系列データを周波数解析処理して周波
    数スペクトルパターンからなる解析データを出力する解
    析処理手段と、 この解析処理手段から時系列データおよび解析データを
    受け取り、周波数スペクトル的に特異な影響のあるプロ
    セス信号を検出する特徴検出処理手段と、 この特徴検出処理手段によって検出されたプロセス信号
    を含む解析経過情報を保存する解析経過情報保存手段
    と、 前記解析処理手段によって解析された今回の解析データ
    と前記記憶装置に保存されている前回までの解析データ
    との平均処理を行い、最新の解析データとして前記記憶
    装置に保存する逐次更新処理手段と、 この逐次更新処理手段によって逐次更新された最新解析
    データを前記記憶装置に保存されているプラント正常時
    の解析データと比較して正常/異常の判定を行い、異常
    と判定したとき前記解析経過情報保存手段から対応する
    解析経過情報を取り出し、その異常解析データと対にし
    て前記記憶装置に保存する判定処理手段とを具備するこ
    とを特徴とする診断装置。
JP11576592A 1992-05-08 1992-05-08 診断装置 Expired - Lifetime JP3146062B2 (ja)

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