JPH0335173A - 高調波歪測定装置および方法 - Google Patents

高調波歪測定装置および方法

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JPH0335173A
JPH0335173A JP17021489A JP17021489A JPH0335173A JP H0335173 A JPH0335173 A JP H0335173A JP 17021489 A JP17021489 A JP 17021489A JP 17021489 A JP17021489 A JP 17021489A JP H0335173 A JPH0335173 A JP H0335173A
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JP
Japan
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waveform data
spectrum
response
impulse response
frequency
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Pending
Application number
JP17021489A
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English (en)
Inventor
Koichi Teika
弘一 定家
Yozo Takahashi
高橋 洋三
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Onkyo Corp
Original Assignee
Onkyo Corp
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Publication date
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は高調波歪測定、特にその測定時間の高速化に
関するものである。
[従来の技術] 従来、スピーカ等の高調波歪を測定する場合には、ヘテ
ロゲインアナライザ一方式が用いられてきた。この方式
による高調波歪の測定方法は、次のとおりである。
まず、測定しようとするスピーカに、ある周波数fの正
弦波を入力する。この時の出力をマイクロフォン等でひ
ろい、周波数fの高調波に同調するヘテロダインフィル
ターを通す。これにより、入力した周波数fに対する高
調波のレベルを知ることができる。
次に、入力する正弦波の周波数fをΔfだけ変化させ、
上記と同様の測定を行う。次には、さらにΔfだけ周波
数を変える。このようにして、必要な周波数領域の全て
について、高調波を測定する。
また、ヘテロダインフィルターの代りに、FFTアナラ
イザーを用いて、高調波のレベルを測定する装置もある
[発明が解決しようとする課題] 上記のような従来の方式においては、全ての周波数につ
いて、少なくとも1サイクルの正弦波を、実際にスピー
カに与えなければならない。したがって、測定に時間を
要するという問題点があった。
特に、周波数を変えて測定を行う過程において、周波数
の低い領域において要する時間が、極めて大きくなって
いた。
この発明は、上記のような問題点を解決して、迅速に高
調波歪を測定することのできる装置ならびに方法を提供
することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係る高調波歪測定装置の全体構成を第1図に
示す。この装置は、 信号を発生して被測定系4に与える信号発生手段2、 信号発生手段2の信号を与えた時の被測定系4の応答出
力に基づき、インパルス応答を演算するインパルス応答
演算手段6、 演算されたインパルス応答を記憶するインパルス応答記
憶手段8、 単一の周波数を有する波形データを発生する波形データ
発生手段10、 前記波形データと前記インパルス応答とのコンボリュー
ション演算を行って、前記波形データに対する被測定系
4の応答波形データを演算するコンボリューション演算
手段12、 コンボリューション演算手段12からの応答波形データ
をフーリエ変換し、スペクトルを求めるフーリエ変換手
段14、 求められたスペクトルから必要な高調波成分のみを抽出
するスペクトル抽出手段16、を備え、波形データ発生
手段10から発生させる波形データの周波数を順次変化
−させ、高調波スペクトルを得るようにしたことを特徴
としている。
[作用] 第1図の装置は、準備モードおよび演算モードの2つの
モードにより動作する。
準備モードにおいて、信号発生手段2は被測定系4に信
号を与える。この時の被測定系4の応答信号は、インパ
ルス応答演算手段6に与えられ、被測定系4のインパル
ス応答が演算される。演算されたインパルス応答は、イ
ンパルス応答記憶手段8に記憶される。このようにして
、準備モードが完了する。
次に、演算モードにおいてき波形データ発生手段IOは
、単一の周波数を有する波形データを発生する。この波
形データは、コンボリュ−ション演算手段12に与えら
れる。コンボリューション演算手段12は、波形データ
発生手段1Gからの波形データと、インパルス応答記憶
手段8のインパルス応答とのコンボリューション演算を
行う。すなわち、予め準備モードにおいて測定したイン
パルス応答に基づいて、ある周波数の信号を被測定系4
に与えた場合の応答波形を、演算により求める。
コンボリューション演算の結果、すなわち応答波形デー
タは、フーリエ変換手段14に与えられ、そのスペクト
ルが演算される。スペクトル抽出手段16は、そのスペ
クトルから必要な高調波成分のみを取り出す。このよう
にして、波形データ発生手段10で発生した波形データ
の周波数に対する高調波が求められる。
次に、波形データ発生手段lOは、波形データの周波数
を変え、上記と同様の演算を行う。これを繰り返し、高
調波スペクトルを得る。
[実施例] 第2図に、この発明の一実施例による高調波歪測定装置
のハードウェア構成を示す。パスライン30には、CP
U20、ROM22、RAM24、CRT32、プロッ
タ34、D/A変換器26、A/D変換器28が接続さ
れている。CPU20は、ROM22に格納されたプロ
グラムに従い、各部を制御する。
ROM22に格納されたプログラムを、第3図、第4図
に示す。第3図は準備モードであり、第4図は演算モー
ドである。
まず、準備モードから説明する。CPU20は、RAM
24から、ホワイトノイズ(平坦なスペクトルを有する
ノイズ)のデータを読み出し、D/A変換器26に出力
する(ステップS1)。これにより、被測定系であるス
ピーカ4に、アナログ信号のホワイトノイズが与えられ
る。スピーカ4の出力はマイクロフォン40でひろわれ
、A/D変換器28に与えられる。CPU20は、この
時A/D変換器28から出力される応答波形データを、
RAM24に記憶する(ステップS、)。なお、ホワイ
トノイズは、ハードウェアにより直接、アナログ信号と
して与えてもよい。
次に、CPU20は、RAM24に格納された応答波形
データを、フーリエ変換し、応答スペクトルを演算する
(ステップS1)。なお、フーリエ変換を計算機上で実
行するためには、変換の離散化が必要であるから、離散
フーリエ変換を用いる。この際、演算速度の速い高速フ
ーリエ変換FFTアルゴリズムを用いるのが一般的であ
る。
次に、CPU2Gは、求められた応答スペクトルに基づ
き、伝達関数を演算する(ステップS4)。
この実施例では、ホワイトノイズをスピーカに与えてい
るので、伝達関数の演算が容易である。なお、ホワイト
ノイズの代りに、既知のスペクトルを有する信号(例え
ば、楽音)をスピーカ4に与え、応答スペクトルと比較
することによって、伝達関数を求めるようにしてもよい
次に、CPU20は、求められた伝達関数に逆FFT演
算を施し、インパルス応答x(t)を求める(ステップ
S1)。そして、このインパルス応答X(1)をRAM
24に記憶する(ステップS6)。
上記のようにして、準備モードを終える。なお、インパ
ルス信号をスピーカ4に与え、直接インパルス応答x(
t)を求めるようにしてもよい。
次に、演算モードに入る(第4図)。まず最初に、CP
U20は演算開始周波数flを演算周波数fとして設定
する(ステップS1゜)。次に、演算周波数fに基づき
、正弦波形データy(t)を演算する(ステップS1)
y(t)= 5in2πf 次に、この正弦波形データy(t)とRAM24に記憶
されているインパルス応答データx(t)とのコンボリ
ューション演算を行う(ステップS、り。
z(t) = x(t)*y(t) すなわち、正弦波形データy(t)をスピーカ4に与え
た場合の応答波形z(t)を、CPU2Gの演算により
求める。
次に、CPO20は、この応答波形データz(t)をF
FTL、て、応答スペクトルを求める(ステップ511
1)。さらに、そのスペクトルから、n次高調波成分を
抽出し、RAM24に記憶する(ステップS14)。こ
のようにして、周波数fにおける、高調波が求められる
次に、ステップS1Sにおいて、演算周波数にΔfを加
える。すなわち、 f=fl+Δf とする。そして、ステップS1tに戻り、新たな演算周
波数fについての高調波が演算される。
これを繰り返し、演算周波数fが終了周波数f3に達す
れば、ステップS1?へ移る。ステップstyにおいて
は、RAM24に記憶されている高調波成分を、CRT
32にグラフ等で表示する。また、必要に応じ、プロッ
タ34に出力する。このようにして、高調波が求められ
る。
なお、演算速度の高速化を図るためには、FFTおよび
逆FFT演算は、別途DSP (ディジタル・シグナル
・プロセッサ)を用いることが好ましい。
また、上記実施例では、第1図の機能を実現するために
プログラムされたCPU20を用いている。
しかし、その機能の一部もしくは全部をハードウェアの
みによって構成してもよい。
[発明の効果] この発明に係る高調波歪測定装置および方法は、準備モ
ードにおいて被測定系のインパルス応答を測定した後、
演算モードにおいて被測定系からの応答信号を演算によ
り求めるようにしている。すなわち、被測定系に対して
、現実に正弦波等を与えることなく、演算により高調波
を測定することができる。したがって、高調波測定を極
めて迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る装置の全体構成を示す図、 第2図は一実施例による高調波歪測定装置のハードウェ
ア構成を示す図、 第3図はROM22に記憶されたプログラムのフローチ
ャート(準備モード)を示す図、第4図はROM22に
記憶されたプログラムのフローチャート(演算モード)
を示す図である。 2・・・信号発生手段 4・・・被測定系 6・・・インパルス応答演算手段 8・・・インパルス応答記憶手段 lO・・・波形データ発生手段 12・・・コンボリューション演算手段14・・・フー
リエ変換手段 16・・・スペクトル抽出手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被測定系の高調波歪を測定する装置であって、信
    号を発生して被測定系に与える信号発生手段、信号発生
    手段の信号を与えた時の被測定系の応答出力に基づき、
    インパルス応答を演算するインパルス応答演算手段、 演算されたインパルス応答を記憶するインパルス応答記
    憶手段、 単一の周波数を有する波形データを発生する波形データ
    発生手段、 前記波形データと前記インパルス応答とのコンボリュー
    ション演算を行って、前記波形データに対する被測定系
    の応答波形データを演算するコンボリューション演算手
    段、 コンボリューション演算手段からの応答波形データをフ
    ーリエ変換し、スペクトルを求めるフーリエ変換手段、 求められたスペクトルから必要な高調波成分のみを抽出
    するスペクトル抽出手段、 を備え、波形データ発生手段から発生させる波形データ
    の周波数を順次変化させ、高調波スペクトルを得るよう
    にしたことを特徴とする高調波歪測定装置。
  2. (2)被測定系の高調波歪を測定する方法であって、被
    測定系のインパルス応答を測定する準備ステップ、 単一の周波数を有する波形データをと前記インパルス応
    答とをコンボリューション演算して、前記波形データに
    対する被測定系の応答波形データを演算し、当該応答波
    形データをフーリエ変換して、スペクトルを求めるスペ
    クトル測定ステップ、求められたスペクトルから必要な
    高調波成分のみを抽出するスペクトル抽出ステップ、 を備え、スペクトル測定ステップにおいて発生させる波
    形データの周波数を順次変化させ、高調波スペクトルを
    得るようにしたことを特徴とする高調波歪測定方法。
JP17021489A 1989-06-30 1989-06-30 高調波歪測定装置および方法 Pending JPH0335173A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100548237B1 (ko) * 1998-12-31 2006-06-01 엘지전자 주식회사 실시간 임펄스 응답 측정장치 및 방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100548237B1 (ko) * 1998-12-31 2006-06-01 엘지전자 주식회사 실시간 임펄스 응답 측정장치 및 방법

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