JPH0416762Y2 - - Google Patents

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JPH0416762Y2
JPH0416762Y2 JP1985171090U JP17109085U JPH0416762Y2 JP H0416762 Y2 JPH0416762 Y2 JP H0416762Y2 JP 1985171090 U JP1985171090 U JP 1985171090U JP 17109085 U JP17109085 U JP 17109085U JP H0416762 Y2 JPH0416762 Y2 JP H0416762Y2
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JP
Japan
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bracket
reinforcement
front cabin
rear body
seat belt
Prior art date
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JP1985171090U
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JPS6278554U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、ピツクアツプ型車体形式のトラツ
クにあつてフロントキヤビンとリヤボデイとが分
離された構造のいわゆる分離型荷箱車におけるシ
ートベルトアンカレツジの補強構造に関するもの
である。
(従来技術とその問題点) 本来、ピツクアツプトラツクにあつては、フロ
ントキヤビンとリヤボデイは一体となつているの
を標準構造とするが、例えば、フロントキヤビン
は共通仕様に設定して、リヤボデイだけを用途に
応じて種々のタイプに設定できるような構造を考
える場合、フロントキヤビンとリヤボデイとを分
離させた構造が採用され、一般にこのような構造
の車を分離型荷箱車と称している。
ところで、上述のような分離型荷箱車における
従来のシートベルトアンカレツジ構造は、第3図
に示すように、構成されていた。すなわち、フロ
ントキヤビン1側のシートライザリヤメンバ2に
シートベルトアンカ3が取付けられており、シー
トライザリヤメンバ2は、その一方端2aをプロ
テクタ4に、他方端2bがフロントキヤビン1の
バツクパネル5に接合されている。そしてこれら
シートライザリヤメンバ2,プロテクタ4および
バツクパネル5により、フロントキヤビン1の下
部後端側に車幅方向の閉断面部が形成され、この
閉断面部のシートライザリヤメンバ2とプロテク
タ4との間に架け渡してこれらを補強するリイン
ホース6が設けられている。リインホース6の一
端6aはシートベルトアンカ3と共にシートライ
ザリヤメンバ2に締結され、他端6bはプロテク
タ4と前記バツクパネル5との間に挟み付けられ
てボトル等の締結手段7によつて固定されてい
る。尚、この締結手段7には、フロントキヤビン
1とリヤボデイ8との間に設けられるレインガイ
ド9も固定されている。
ところで、この分離型荷箱車では、図示するよ
うに、フロントキヤビン1とリヤボデイ8とが分
離しており、シートベルトアンカ3に衝撃力が加
わつた場合、その力はフロントキヤビン1の構成
のみによつて支えられなければならない。それに
比して、標準構造のピツクアツプトラツクでは、
フロントキヤビンとリヤボデイとが一体的に構成
されているため、シートベルトアンカに作用する
衝撃力はリヤボデイ側でも分担して支えることが
できる。この比較において分離型荷箱車でも、シ
ートベルトアンカ3に作用する衝撃力をリヤボデ
イ8側に分担して支えられる構造にすることは、
従来にも増して強度の優れた分離型荷箱車を得る
ことができる。
(考案の目的) この考案は、上記要望に鑑み創案されたもの
で、シートベルトアンカに作用する衝撃力をフロ
ントキヤビン側とリヤボデイ側とでそれぞれ分担
して支えることができて、一層の安全性を図れる
分離型荷箱車におけるシートベルトアンカレツジ
補強構造を提供することを目的とする。
(目的を達成するための手段) 上述の目的を達成するための技術的手段は、フ
ロントキヤビンの下部後端側に、シートライザリ
ヤメンバとプロテクタとバツクパネルとで車幅方
向の閉断面部が形成され、シートベルトアンカと
共にシートライザリヤメンバに連結されたリイン
ホースが前記閉断面部内に配設されてなる分離型
荷箱車におけるシートベルトアンカレツジ補強構
造において、フロントキヤビン側パネルとリヤボ
デイ側パネルとが下部側で互いにブラケツトによ
り連結され、該ブラケツトのフロントキヤビン側
パネルに対する固定部に前記リインホースが固定
されると共に、リインホースが後方に延設状とさ
れてリヤボデイ近くで前記ブラケツトに固定され
てなる点にある。
(実施例) この考案の一実施例を第1図および第2図を用
いて説明する。
第1図は本考案に係るシートベルトアンカレツ
ジの補強構造を示す概略構成図であり、従来技術
を示す第3図に相当する。したがつて、第3図と
同様の構成には同一符号を付すことによつて重複
する説明を省略する。
図示するように、フロントキヤビン1側とリヤ
ボデイ8側との下部間に断面L字形状のブラケツ
ト10が掛け渡されて双方に固定されている。ブ
ラケツト10の一方端10aは、フロントキヤビ
ン1のプロテクタ4、リインホース6、バツクパ
ネル5と下から順に積層された上に重ねられてボ
ルト等の締結手段7によつて固定され、他方端1
0bはリヤボデイ8のリヤフロアパネル15に接
続されて立上り部を形成するレール16とヘツダ
パネル11とに重ね合わされてやはりボルト等の
締結手段12によつて固定されている。リインホ
ース6は、締結手段7に固定された箇所からさら
に後方へ伸び、途中で溝13を形成すべく下方へ
突出するように折り曲げられ、さらに後方へ延び
てその終端部17がリヤボデイ8近くでブラケツ
ト10のほぼ中央部に締付手段14によつて締付
固定されている。
上述のように構成されたシートベルトアンカレ
ツジの構造では、シートベルトアンカ3に作用す
る衝撃力がフロントキヤビン1側では勿論、リイ
ンホース6およびブラケツト10を介してリヤボ
デイ8側でも分担して支えられるので、十分な強
度が得られる。またリインホース6自体をリヤボ
デイ8近くまで延設状としているため、シートベ
ルトアンカレツジの剛性が向上できる。さらにブ
ラケツト10とフロントキヤビン1側との固定部
にリインホース6が締付固定されると共に、リイ
ンホース6の後端部がリヤボデイ8近くまで延設
されてブラケツト10に締付固定されているた
め、フロントキヤビン1側構造とリヤボデイ8側
構造とを連結する連結部分がリインホース6とブ
ラケツト10とのいわゆる2重構造となり、連結
部分の剛性が著しく向上でき、リヤボデイ8側で
の衝撃力分担がより有効に発揮できる。
尚、ブラケツト10は従来技術におけるレイン
ガイドの機能を兼ねることができる。
第2図は分離型荷箱車においてブラケツト10
が取付けられた状態を示す斜視図である。
(考案の効果) 以上のように、この考案によれば、分離型荷箱
車において、フロントキヤビン側構造とリヤボデ
イ側構造とをブラケツトで連結したので、力学的
に一体構造となり、シートベルトアンカに作用す
る衝撃力をフロントキヤビン側だけでなく、ブラ
ケツトを介してリヤボデイ側でも分担して支える
ことができる。またリインホース自体をリヤボデ
イ近くまで延設状としているため、シートベルト
アンカレツジの剛性向上も図れる。さらにブラケ
ツトとフロントキヤビン側との固定部にリインホ
ースが固定されると共に、リインホースが後方に
延設状とされてリヤボデイ近くでブラケツトに固
定されているため、フロントキヤビン側構造とリ
ヤボデイ側構造とを連結する連結部分がリインホ
ースとブラケツトとのいわゆる2重構造となり、
連結部分の剛性が著しく向上でき、リヤボデイ側
での衝撃力の分担機能がより有効に発揮でき、こ
こにシートベルトアンカレツジ構造として十分な
強度を得られて、安全性を一層向上できるという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例であるシートベル
トアンカレツジの補強構造を示す概略構成図、第
2図は分離型荷箱車にブラケツトが取付けられた
状態を示す斜視図、第3図は従来のシートベルト
アンカレツジ構造を示す概略構成図である。 1……フロントキヤビン、2……シートライザ
リヤメンバ、3……シートベルトアンカ、4……
プロテクタ、5……バツクパネル、6……リイン
ホース、8……リヤボデイ、10……ブラケツ
ト、11……ヘツダパネル、15……リヤフロア
パネル、16……レール。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) フロントキヤビンの下部後側に、シートライ
    ザリヤメンバとプロテクタとバツクパネルとで
    車幅方向の閉断面部が形成され、シートベルト
    アンカと共にシートライザリヤメンバに連結さ
    れたリインホースが前記閉断面部内に配設され
    てなる分離型荷箱車におけるシートベルトアン
    カレツジ補強構造において、 フロントキヤビン側パネルとリヤボデイ側パ
    ネルとが下部側で互いにブラケツトにより連結
    され、該ブラケツトのフロントキヤビン側パネ
    ルに対する固定部に前記リインホースが固定さ
    れると共に、リインホースが後方に延設状とさ
    れてリヤボデイ近くで前記ブラケツトに固定さ
    れてなることを特徴とする分離型荷箱車におけ
    るシートベルトアンカレツジ補強構造。 (2) 前記ブラケツトは、その横断面形状がL字形
    状をなしてレインガイドを兼ねる実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の分離型荷箱車における
    シートベルトアンカレツジ補強構造。
JP1985171090U 1985-11-06 1985-11-06 Expired JPH0416762Y2 (ja)

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JPS6278554U JPS6278554U (ja) 1987-05-20
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59116250A (ja) * 1982-12-24 1984-07-05 Hiroyuki Nohira 光学活性α―p―トリルエチルアミンの製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5268519U (ja) * 1975-11-14 1977-05-21

Patent Citations (1)

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JPS59116250A (ja) * 1982-12-24 1984-07-05 Hiroyuki Nohira 光学活性α―p―トリルエチルアミンの製造方法

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