JPH04166935A - 自動現像機の補充液補充装置 - Google Patents

自動現像機の補充液補充装置

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JPH04166935A
JPH04166935A JP29504590A JP29504590A JPH04166935A JP H04166935 A JPH04166935 A JP H04166935A JP 29504590 A JP29504590 A JP 29504590A JP 29504590 A JP29504590 A JP 29504590A JP H04166935 A JPH04166935 A JP H04166935A
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Fuji Kiki Kogyo KK
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Fuji Kiki Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、感光材料を処理する処理槽へ補充液を補充す
るための自動現像機の補充液補充装置に関する。
〔従来技術〕
従来自動現像機において、処理槽、例えば現像槽に貯留
される現像液は、感光材料の処理量に応じて劣化するた
め、この感光材料の処理量に応じて補充液を補充する必
要がある。この補充液の補充量を定める手段として、感
光材料の処理面積に応じて補充液の補充することが行わ
れている(特開昭55−126242号、特開昭58−
86544号公報参照)。
感光材料の面積を得るために、自動現像機の人口付近に
感光材料の幅方向に沿って、感光材料の有無を検出する
複数のセンサを均等配置している。
このため、感光材料の幅寸法に応じて感光材料有りを検
出するセンサの数が異なり、この感光材料有りを検出し
たセンサの数に基づいて感光材料の幅寸法を演算するこ
とができる。なお、感光材料の搬送方向長さは、前記セ
ンサによる感光材料の検出速度とから得ることができる
ここで、感光材料の長さと幅寸法とを乗算することによ
り面積を得ることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記複数のセンサの数に基づいて感光材
枠の幅寸法を演算する場合、感光材料の幅寸法が多少異
なっていても、同一の幅寸法として演算してしまい、セ
ンサの間隔寸法分の誤差が生じる。このため、長時間処
理すると、この誤差が加算され、補充液の補充量が適正
な範囲からはずれることがあり、感光材料の処理に支障
を招くことになる。これを解消するためには、センサの
数を増加し、間隔寸法を狭めることが考えられる。
ところで、現在、特定の自動現像機によって処理される
感光材料の処理方向の長さと幅寸法との比率がほぼ同一
に定められているものがある。このような感光材料を処
理する自動現像機に、上記センサを増加させて間隔寸法
を狭めるような構造を用いても、部品点数が増加して構
造が複雑となり、組付作業性が低下するのみで、上記自
動現像機に要求される仕様に適合せず、過剰品質となる
本発明は上記事実を考慮し、構造が簡単で適用される自
動現像機に要求される仕様に適合すると共に感光材料の
幅寸法を精度良く算出することができ、最適な補充液の
補充量を得ることができる自動現像機の補充液補充装置
を得ることが目的である。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る自動現像機の補充液補充装置は、感光材料
を処理槽へ順次搬送して、少なくとも現像、定着、水洗
の各処理を行う自動現像機に用いられ、前記感光材料の
処理面積に応じて前記処理槽へ補充液を補充するための
自動現像機の補充液補充装置であって、前記感光材料の
処理方向の長さと幅寸法との比率を予め設定する比率設
定手段と、前記比率設定手段で設定された前記比率を記
憶する記憶手段と、前記感光材料の有無を検出するセン
サと、前記センサの検出結果に基づいて前記感光材料の
搬送方向長さを演算する搬送長演算手段と、前記搬送長
演算手段で演算された搬送方向長さと前記記憶手段から
読み出された前記比率とにより前記−光材料の幅寸法を
演算する幅寸法演算手段と、前記搬送長演算手段で演算
された搬送方向長さと前記幅寸法演算手段で演算された
幅寸法とにより前記感光材料の面積を求めこの面積に基
づいて前記補充液の補充量を演算する補充量演算手段と
、前記補充量演算手段で演算された補充量に基づいて前
記補充液を前記処理槽へ補充する補充手段と、を有して
いる。
〔作用〕
本発明によれば、感光材料の処理方向の長さと幅寸法と
の比率が予め比率設定手段により設定され、この設定さ
れた比率は記憶手段に記憶される。
次に、センサにより感光材料の有無が検出される。
このセンサの検出結果に基づいて搬送長演算手段では、
感光材料の搬送方向長さを演算する。例えば、センサで
感光材料有りを検出している時間を測り、この時間と感
光材料の搬送速度とを乗算することにより、搬送方向長
さを得ることができる。
幅寸法演算手段では、予め設定され記憶されている感光
材料の処理方向の長さと幅寸法との比率と前記搬送長演
算手段で演算された搬送長とによって感光材料の幅寸法
を演算する。この幅寸法と前記搬送方向長さとを乗算す
ることにより、感光材料の面積を得ることができ、補充
演算手段ではこの面積に応じた補充液の補充量を演算す
る。この演算結果に基づいて各処理槽へ補充手段により
補充液を補充することにより、感光材料の処理面積に応
じた補充液量を精度良く補充することができる。
〔第1実施例〕 第1図及び第2図には、本実施例に係る自動現像機10
が示されている。
自動現像機10は、そのケーシング12の第2図左側面
に感光材料14を挿入する挿入口16が設けられている
。挿入口16の外方には感光材料14を挿入する挿入台
17が設けられている。挿入口16の内方には一対のロ
ーラ18が設けられており、制御装置62に接続された
モータ19の駆動力で回転されるようになっている。こ
のため、挿入口16から挿入された感光材料14は、こ
の一対のローラ18間に挟持されることにより、搬送力
が伺与される。
また、この一対のローラ18の上流側には、感光材料1
4の有無を検出するセンサ64が取付けられている。こ
のセンサ64は、反射型光電センサで構成されており、
感光材料14の有無の信号を制御装置62へ供給するよ
うになっている。なお、このセンサ64は単一であり、
感光材料14の幅方向の何れの位置にあってもよいが、
感光材料14はその幅寸法が異なる複数の種類があるた
必、前記挿入台17に感光材料14を配置する際の基準
側の幅方向一端部に対応して設置することが好ましい。
一対のローラ18の駆動力によって搬送される感光材料
14は、自動現像@10の内部に設置されている処理部
20へと案内される。
処理部20には、処理槽22が配設されている。
処理槽22は、2枚の仕切壁24.26によって第2図
横方向へ3槽に仕切られ、それぞれ第2図左から現像槽
28、定着槽30、水洗槽32とされている。これらの
槽28.30.32には、それぞれ現像液、定着液、水
洗水が蓄えられており、さらに多槽28.30.32に
はラック34が配置されている。ラック34には、それ
ぞれ複数のローラ36及びガイド板37が感光材料14
の搬送経路に沿って設けられている。仕切壁24.26
の第2図上方には、それぞれガイド板40142が設け
られ、感光材料14を隣接する処理槽へ案内するように
なっている。上記ローラ36は、前記モータ19の駆動
力で一定速度で回転駆動されている。
前記挿入口16から挿入され、一対のローラ18によっ
て搬送される感光材料14は、まず現像槽28のラック
34に設けられたローラ36に挟持されることによって
現像槽28内の現像液へ浸漬される。また、定着槽30
のラック34に設けられたローラ36に挟持されること
によって、定名槽30内の定着液へと浸漬され、さらに
、水洗不曹32内のう・ンク36(こ設けられたローラ
36(こ挟持されることにより、水洗槽32内の水洗水
へ浸漬されることになる。各槽内では、感光材料14は
、複数のローラ36によって略U字状に搬送され所定の
処理時間を確保している。また、各槽間の移動は、ガイ
ド板40.42によって、隣接する槽へと円滑に案内さ
れる。
この処理部20の上方のケーシング12は、開口されて
おり、蓋66が設けられている。この蓋66は開閉可能
とされている。
処理部20の現像槽28及び定着槽30には、それぞれ
補充液を補充するためのバイブロ8.70の一端が配設
されている。バイブロ8.70の他端は補充液が貯留さ
れた補充タンク72.74へそれぞれ接続されている。
このバイブロ8.70の中間部には、それぞれ制御装置
62によって制御されるポンプ76.78が介在されて
おり、このポンプ76.78の作動により、補充タンク
72.74内の補充液を現像槽28、定着槽30へそれ
ぞれ供給することができる。
また、現像槽28、定着槽30には、現像槽28内及び
定着槽30内の処理液を排出するためのパイプ80.8
2の一端が取付けられている。このパイプ80.82の
他端は、廃液タンク84.86へそれぞれ接続されてお
り、前記補充液の補充では回復しない程度に劣化した処
理液を排出することができるようになっている。
処理部20の第2図右側には、乾燥部44が設けられて
いる。これにより、水洗槽32での水洗処理が終了した
感光材料14は、乾燥部44へと案内される。この乾燥
部44の上方のケーシング12も開口されており、前記
蓋66に並んで蓋88が設けられている。この蓋88も
開閉可能とされている。
乾燥部44は、その上下に各々チャンバ52が設けられ
ており、ダクト90によって温風発生部92と連通され
る孔94から温風が送風されている。温風発生部92に
は、ファン96及びヒータ98が内蔵されており、それ
ぞれ制御装置62によって制御されるようになっている
(第3図参照)。
上下のチャンバ52の間には、複数のローラ対54が第
2図横方向に感光材料14を搬送すべく配列されている
。乾燥部44へ・と至った感光材料14は、このローラ
対54に挟持されて、第2図水平方向に搬送される。
ローラ対54の下流側近傍には、ローラ対54の軸方向
に沿ってチャンバ52に複数のスリット孔56が設けら
れ、チャンバ52内の温風を感光材料14の搬送経路へ
吹き付けるようになっている。従って、乾燥部44内の
ローラ対54に挟持されて搬送される間に感光材料14
は、温風によって乾燥され、乾燥部44の排出口58へ
と至ることになる。排出口58の外方向には受箱60が
設けられており、乾燥が終了した感光材料14はこの受
箱60へ排出される。
第3図に示される如く、制御装置62は、マイクロコン
ピュータ100を含んで構成されており、マイクロコン
ピュータ100は、CPU102、RAM104、RO
M106、入出カポ−)108及びこれらを接続するデ
ータバスやコントロールバス等のバス109によって構
成されている。
人出力ボート108には、前記センサ64が接続されて
いる。また、ドライバ75.77を介してポンプ76.
78、ドライバ79を介してモータ19が接続されてい
る。さらに、温風発生部92のヒータ98とファン96
とが接続されている。
また、この入出力ポート108には、ケーシング12の
外壁に設置される操作パネル110からの信号線も接続
されている。この操作パネル110には、メイン電源ス
ィッチ112、処理スタートスイッチ114、アップキ
ー130、ダウンキー132及び項目選択キー134が
設けられている。項目選択キー134を繰り返し操作す
ることにより、時間、温度、補充率、手動補充(以上現
像側)、温度、補充率、手動補充(以上定着側)及びタ
イマを示すLED 136が順次点灯され、何れの項目
を選択したかを確認することができるようになっている
。また、処理される感光材料14の処理方向の長さlと
、幅寸法Wとの化率[n(−W/β)や乾燥温度も同様
にLED136が点灯されることにより、これらの項目
の内、いずれの項目を選択したかを確認することができ
るようになっている。さらに、この操作パネル110に
は、実行手−118が設置されている。実行手−118
は、前記アップキー130又はダウンキー132によっ
て数値変更された値を確定するためのキーである。
また、表示パネル110には、現像時間表示部138、
現像温度表示部140と共に比率表示部119が設置さ
れており、この比率表示部142には、比率mの数値が
表示される。なお、アップキー130及びダウンキー1
32によって設定できる比率は0〜200%の範囲で1
%毎に変更可能である。
ところで、本実施例の自動現像機10では、前日に設定
された比率mが次の日の稼動開始時に自動的に設定され
るされるようになっている。この比率mと前記感光材料
14の搬送方向長さβとにより、感光材料14の幅寸法
Wは以下の(1)式によって容易に得ることができる w=IXm・・・ (1) RAM104には、予め感光材料14の線速度V1感光
材料14の単位面積当たりの補充液の補充量が記憶され
ている。
以下に本実施例の作用を説明する。
挿入口16から略水平状態で感光材料14が挿入される
と、ローラ18に挟持される。このローラ18の駆動に
より、感光材料14が搬送され、現像槽28方向へ搬送
される。感光材料14の先端部が現像槽28に配置され
たラック34の上方のローラ36まで至ると、このロー
ラ36により感光材料14は挟持され現像槽28の底部
方向へ搬送され、さらに反転して現像槽28の上方へ搬
送され、現像槽28の現像液面から排出される。
現像槽28から排出された感光材料14は、ガイド板4
0によって案内搬送され、定着槽30方向へ搬送される
定着槽30では、前記現像槽28と同様にラック34に
設けられたローラ36によって定着槽30内を略U字状
に搬送され、次いで水洗槽32においても同様に搬送さ
れて乾燥部44へと至る。
乾燥部44には、そのチャンバ52内に温風がが吹き込
まれており、スリット孔56から温風が吹き出している
。これにより、ローラ対54に挟持され略水平状態で搬
送される感光材料14は、均一に温風が吹き付けられ、
乾燥処理がなされる。
乾燥処理がなされた感光材料14は排出口58から排出
され、乾燥部44に隣接された受箱60へ排出される。
以上により、感光材料の処理は終了する。
ここで、感光材料14が処理されるにつれて、8槽の処
理液は処理量に応じて劣化する。このため、感光材料の
処理量に応じて補充液を補充し、適正な液感度を保つよ
うにしている。以下に現像槽28への補充液の補充を例
にどり、第4図(A)及び第4図(B)のフローチャー
トに従い説明する。なお、定着槽30への補充液の補充
制御も同一であるので、説明は省略する。
まず、ステップ200において、電源が投入されると、
ステップ300へ移行してモードが運転モードか設定モ
ードかが判断され、運転モードの場合は、ステップ20
2へ移行して立ち上げ処理がなされる。
ステップ300において、設定モードと判断された場合
は、ステップ302へ移行して項目別に希望値を設定す
る。すなわち、選択キー134により設定したい項目を
選択しく選択された項目はLEDI 36が点灯する。
)、アップキー130、ダウンキー132によって数値
を変更し、実行キー118によって決定する。数値の設
定が終了すると、ステップ304へ移行して比率mの設
定があったか否かが判断され、肯定判定された場合は、
ステップ306へ移行してフラグFをセット(1)し、
ステップ300へ移行する。また、否定判定の場合はス
テップ306は飛び越してステップ300へ移行する。
ステップ202による立ち上げ処理は、現像液や定着液
等の処理液の温度を所定の温度にするための処理であり
、この立ち上げ処理が終了すると、ステップ204へ移
行して比率表示部119に比率mの数値表示がなされる
。この比率mの表示は、設定された比率が表示されるが
、設定に変更がない場合は、前日の設定値(例えば75
%)が表示される。
次のステップステップ210では、処理スタートスイッ
チ114が操作されたか否かが判断され、否定判定の場
合はステップ204へ移行し、上記行程を繰り返す。ま
た、ステップ210で肯定判定された場合は、ステップ
212へ移行して、フラグFの状態を判別する。フラグ
Fがリセット(0)されている場合は、前日の設定値を
適用すべく、ステップ216へ移行して前日の比率mを
RAM104へ取り込んで、ステップ220へ移行する
。また、フラグFがセットされている場合は、ステップ
214でフラグFをリセットした後、ステップ218へ
移行して、ステップ302で設定された比率mをRAM
104へ取り込んで、ステップ220へ移行する。
ステップ220では、センサ64により感光材料14の
有を検出したか否かが判断され、有を検出した時点、す
なわち感光材料14の先端部を検出した時点でステップ
222へ移行してタイマをスタートさせ、ステップ22
4へ移行する。ステップ224ではさらに感光材料14
の有を検出したか否かが判断され、無を検出した時点、
すなわち感光材料14の後端部を過ぎた時点でステップ
226へ移行する。ステップ226では、タイマがスト
ップされ、次のステップ228でこのタイマ値Tが読み
取られると共にリセットされる。
次のステップ230では、単位時間当たりの感光材料1
4の線速度Vが読み出され、ステップ232において、
以下の(2)により感光材料14の長さβが演算される
β−VXT・・・ (2) 次のステップ234では、比率mが読み出され、ステッ
プ236で前述の(1)式によって感光材料14の幅寸
法Wが演算される(w=βxm)。
次いでステップ238では、(1)、(2)式の演算結
果から感光材料14の面積Sが以下の(3)式によって
演算される。
S−β×W・・・ (3) CPU I Q 2では、この(3)式によって得られ
る感光材料14の処理面積Sに基づいて、予めRAM1
04に記録されている単位面積当たりの補充液の補充量
から処理面積Sに応じた補充量Rを読出しくステップ2
40)、次いでステップ242でポンプ76を作動して
この補充量2分補充液をを補充する。これにより、処理
面積Sに応じた適正な量の補充液を補充することができ
る。
なお、感光材料14のサイズが大金(20X24インチ
)の場合、補充される補充液の補充量は例えば、現像槽
28では75ml1、定着槽30では120m Rであ
る。
次のステップ244では、処理を継続するか否かが判断
され、肯定判定の場合はステップ204へ移行して上記
行程を繰り返す。また、否定判定の場合は、処理は終了
する。
〔第2実施例〕 次の本発明の第2実施例について第5図に従い説明する
。なお、前記第1実施例と同一構成部分については同一
の符号を付して、その構成の説明を省略する。
第5図に示される如く、本第2実施例におけるモータ1
9には、ロークリエンコーダ120が取付けられている
。このロークリエンコーダ120からは、モータ19の
回転に応じたパルス信号が出力されることになる。ロー
クリエンコーダ120は、その信号線122が制御装置
62の人出力ポート108へ接続されている。制御装置
62のRAM104には、予め前記ロークリエンコーダ
120から人力されるパルス信号の単位パルス当たりの
感光材料14の搬送長さV”が記憶されている。このた
め、センサ64によって感光材料14の有りが検出され
ている間のパルス数に前記搬送長さV″を乗算すること
により、感光材料14の搬送方向長さβを容易に演算す
ることができる。
以下に本第2実施例の作用を第6図(A)及び第6 (
B)のフローチャートに従い説明する。なお、前記第1
の実施例と同一処理ステップについては、同一の番号の
末尾に符号11 A +1を付して、その処理内容の説
明を省略する。
ステップ220Aにおいて感光材料14の有を検出する
と、ステップ250でロークリエンコーダ120のパル
ス数のカウントを開始する。次いでステップ224Aで
感光材料14の無を検出すると、ステップ252へ移行
してカウント値Cを読込むと共にこのカウント値Cをリ
セットしてステップ254へ移行する。ステップ254
では、単位パルス当たりの感光材料14の搬送長さV′
が読み出され、次いでステップ256で前記カウント値
Cと搬送長さV′とから感光材料14の長さβを以下の
(4)式によって演算し、ステップ234Aへ移行する
β−V’  xC・・・ (4) すなわち、本第2実施例ではロークリエンコーダ120
により得られるパルス数のカウント値Cで感光材料14
の長さ!を演算するので、搬送速度が変動しても適正な
値を得ることができる。
このように、本実施例(第1、第2実施例)の自動現像
機10では、処理される感光材料14の大きさは異なる
がそれぞれ相似形であることに着目し、感光材料14の
幅寸法Wを感光材料14の搬送方向長さβと、処理方向
の長さと幅寸法との比率mとによって演算したので、正
確な幅寸法Wを得ることができる。このため、処理面積
Sに応じた補充液の補充量Rを過不足なく補充すること
ができる。
また、処理方向の長さと幅寸法との比率がある程度定め
られている感光材料14を処理する自動現像機10に複
雑な構造の幅寸法を得るための装置を設ける必要がなく
、要求される仕様に適合させることができ、無駄な部品
、例えば感光材料14の幅方向に多数配列されたセンサ
やこのセンサから制御装置62へ配線された信号線等を
省くことができる。
なお、本実施例ではセンサ64に反射型光電センサを用
いたが、透過型など他の方式のセンサであってもよい。
また、本実施例では現像槽28への補充液の補充を例に
とり説明したが、本発明はこれに限定されず、他の処理
槽への補充液の補充にも適用可能である。
また、本実施例では新たに比率mを設定しなかった場合
、前日に設定されていた比率mをそのまま継続して採用
するようにしたが、感光材料14の最も多用される比率
を前E1の設定値に関わらず、稼動開始時に採用するよ
うにしてもよい。さらに、本実施例では操作パネル11
0にアップキー130及びダウンキー132を設けて1
%毎変更するようにしたが、操作パネル110にテンキ
ーを設置し、所望の比率mを人力するようにしてもよい
〔発明の効果〕
以上説明した如く本発明に係る自動現像機の補充液補充
装置は、構造が簡単で適用される自動現像機に要求され
る仕様に適合すると共に感光材料の幅寸法を精度良く算
出することができ、最適な補充液の補充量を得ることが
できるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例に係る自動現像機の外観を示す斜視図
、第2図は第1実施例に係る自動現像機の内部構造を示
す概略図、第3図は制御ブロック図、第4図(A)及び
第4図(B)は第1実施例に係る制御フローチャート、
第5図は第2実施例に係る自動現像機の内部構造を示す
概略図、第6図(A>及び第6図(B)は第2実施例に
係る制御フローチャートである。 10・・・自動現像機、 ■4・・・感光材料、 22・・・処理槽、 62・・・制御装置、 64・・・センサ、 76.78・・・ポンプ、 118・・・実行キー、 130・・・アップキー、 132・・・ダウンキー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)感光材料を処理槽へ順次搬送して、少なくとも現
    像、定着、水洗の各処理を行う自動現像機に用いられ、
    前記感光材料の処理面積に応じて前記処理槽へ補充液を
    補充するための自動現像機の補充液補充装置であって、
    前記感光材料の処理方向の長さと幅寸法との比率を予め
    設定する比率設定手段と、前記比率設定手段で設定され
    た前記比率を記憶する記憶手段と、前記感光材料の有無
    を検出するセンサと、前記センサの検出結果に基づいて
    前記感光材料の搬送方向長さを演算する搬送長演算手段
    と、前記搬送長演算手段で演算された搬送方向長さと前
    記記憶手段から読み出された前記比率とにより前記感光
    材料の幅寸法を演算する幅寸法演算手段と、前記搬送長
    演算手段で演算された搬送方向長さと前記幅寸法演算手
    段で演算された幅寸法とにより前記感光材料の面積を求
    めこの面積に基づいて前記補充液の補充量を演算する補
    充量演算手段と、前記補充量演算手段で演算された補充
    量に基づいて前記補充液を前記処理槽へ補充する補充手
    段と、を有する自動現像機の補充液補充装置。
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