JPH04166474A - 操舵力制御装置 - Google Patents

操舵力制御装置

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JPH04166474A
JPH04166474A JP2291319A JP29131990A JPH04166474A JP H04166474 A JPH04166474 A JP H04166474A JP 2291319 A JP2291319 A JP 2291319A JP 29131990 A JP29131990 A JP 29131990A JP H04166474 A JPH04166474 A JP H04166474A
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JP
Japan
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steering force
steering
characteristic
vehicle speed
darkness
Prior art date
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Application number
JP2291319A
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English (en)
Inventor
Hideo Obara
英郎 小原
Masayuki Kaneda
雅之 金田
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両の走行条件に応じてステアリングホイー
ルの操舵力を制御する操舵力制御装置に関する。
(従来の技術) 従来の操舵力制御装置としては、例えば特開平2−19
9769号公報に開示されるものが提案されている。第
6図はこのような操舵力制御i!置の構成を示すブロッ
ク図である。
この操舵力制御装置は、油圧によってステアリングホイ
ールの操舵力を助勢する助勢手段としてのパワーステア
リングユニット101と、供給通路102を介して前記
パワーステアリングユニット101に作動油を供給する
油圧供給源103と、前記供給通路102における作動
油の流量を変化させる流量可変手段104と、車速セン
サ105から入力された車速の値に応じて前記流量手段
104を作動させるコントローラ106とから構成され
ている。該コントローラ106は車速か高い時はど前記
供給通路102における作動油の流量が減少するように
前記11!可変手段104を作動させるため、前記油圧
供給源103からパワーステアリングユニット101に
供給される作動油の量も車速が^い時はど少なくなり、
ステアリングホイールの操舵に対する助勢力も車速が高
いはど小さくなる。逆に、車速が低いほどステアリング
ホイールの操舵に対する助勢力は大きくなる。
従って、この様な操舵力制御装置においては、高速走行
時には低速走行時に比してステアリングホイールの操舵
に対する助勢力が小さく、ステアリングホイールの操舵
に必要な力が大きいため、ステアリングホイールの操舵
に必要な力が軽微なことに起因する舵の切りすぎを防い
で安全性を向上させることが出来る。一方、低速走行時
には高速走行時に比してステアリングホイールの操舵に
対する助勢力が大きいため、所謂据え切りなどを行なう
際もステアリングホイールを軽快に操作することが出来
る。
また、操舵力制御装置としては、上述したように車速に
応じて操舵力を制御するものの他にも、操舵角、操舵角
速度、横加速度等に応じて操舵力を制御するものもある
(発明が解決しようとする課題) 一般に、夜間の走行時には運転者の視認範囲は前照灯の
照射範囲が中心であり、昼間に比べて狭くなるが、上述
した従来の操舵力制御装置は車速と操舵力との間の特性
が昼夜共に一義的に決定されるものであり、以下に述べ
る問題点がある。
すなわち、夜間の走行時に運転者が昼間と同じ操舵角の
操舵を行なった場合について考えると、該操舵に対し車
両は昼間と同じ挙動量を示すが、運転者にとって夜間に
おける視認範囲は昼間に比べて狭くなるため、視認範囲
に対する車両の挙動量の割合は昼間に比して大きくなり
、運転者があたかも過度の操舵を行なったかのように感
じることがある。また、運転者がこのような感覚を受け
ることを防ぐためには、運転者は小舵角の操舵を意識し
て行なう必要があり、心理的な疲労の原因となるおそれ
がある。
本発明においては、夜間の走行時においても運転者があ
たかも過度の操舵を行なったかのように感じることがな
く、また、運転者がこのような感覚を受けることを防ぐ
ために小舵角の操舵を意識して行なうことに起因する心
理的疲労を生じさせない操舵力制御装置を提供すること
を課題とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決する為に、本発明においては、ステアリ
ングホイールの操舵力を車両の走行条件に応じてi制御
する操舵力i1制御装置において、車両の外部環境の暗
さを検知する外部暗さ検知手段と、ステアリングホイー
ルの操舵力を変更する操舵力可変手段とを設け、前記外
部暗さ検知手段によって外部環境が暗いと検知された時
には非検知時に比して前記操舵力可変手段により前記操
舵力を増大させることを特徴としている。
(作用) 外部暗さ検知手段により外部環境が暗いと検知された時
には、操舵力可変手段は非検知時に比してステアリング
ホイールの操舵力を増大させるので、運転者がある一定
角度の操舵を非検知時と同じ操舵力で行なった際の車両
の挙動量は小さくなる。これにより、外部環境が暗いと
検知された時には、非検知時に比して視認範囲に対する
車両の挙動量の割合も小さくなる。
(実施例) 以下、図面に基づいて本発明の実施例について説明する
まず、本発明の第1実施例について第1図ないし第3図
を参照して説明する。本実施例では、従来技術の如く車
速に応じて操舵力を制御する操舵力制御装置において、
本発明を適用したものである。従って、従来技術と同一
の構成については同一の符号を付して説明を簡略化する
第1図は本実施例における操舵力制御m装置の構成を示
すブロック図である。1は車速を検出する車速センサで
ある。2は車両の外部環境の暗さを検知する外部暗さ検
知手段であり、ヘッドライトやスモールライト等の前照
灯の点灯状態から外部環境の暗さを検知するものである
。具体的には、前照灯の非点灯時には昼間であると判断
し、スモールライトの点灯時には夕方または明は方であ
ると判断し、ヘッドライトの点灯時には夜間であると判
断する。ここで、前照灯は、運転者が操作するスイッチ
によって点灯および消灯されるものだけではなく、車両
の外部環境の暗さに応じて自動的に点灯および消灯され
るものであってもよい。
3は時刻を示す時計である。
4は操舵力特性設定回路であり、車速センサ1から入力
される車速と、外部暗さ検知手段2から入力される外部
環境の暗さと、時計3から入力される時刻とに応じて、
第2図に示すような3つの操舵力の特性から1つの特性
を選択するものである。5はドライバ回路であり、操舵
力が操舵力特性設定回路4において選択された特性とな
るように流量可変手段104を制御するものである。そ
して、操舵力特性設定回路4とドライバ回路5とからコ
ントローラ6が構成されており、コントローラ6と流量
可変手段104とから操舵力可変手段7が構成されてい
る。
第2図に示す操舵力の特性は、昼間における特性を八と
すると、夕方あるいは明は方における特性Bは、例えば
特性Aにおいて車速を実車速の1.5倍したものに読み
替えることによって設定され、夜間における特性Cは、
例えば特性Aにおいて車速を実車速の2倍したものに読
み替えることによって設定されている。
コントローラ6は第3図に示すフローチャートに基づい
て作動される。
ステップS11では車速センサ1から車速Vを読み込む
ステップ812では時計3から時刻tを読み込む。
ステップ313では時刻tが16:00から5:00の
間であるか否かを判断し、時刻tが16:00から5:
00の間である時にはステップ314に進み、時刻tが
16:00から5°00の間ではない時にはステップ8
18に進む。
ステップS14ではヘッドライトが点灯しているか否か
を判断し、ヘッドライトが点灯している時にはステップ
816に進み、ヘッドライトのスイッチが点灯していな
い時にはステップ815に進む。
ステップ315ではスモールライトが点灯しているか否
かを判断し、スモールライトが点灯している時にはステ
ップS17に進み、スモールライトのスイッチが点灯し
ていない時にはステップ818に進む。
ステップ316では操舵力の特性をCと設定し、ステッ
プ319に進む。
ステップS17では操舵力の特性を8と設定し、ステッ
プ819に進む。
ステップ818では操舵力の特性をAと設定し、ステッ
プ819に進む。
ステップ819では設定した特性に基づき流量可変手段
104を作動させ、ステップS 1lIP1戻る。
次に作用について説明する。
(a)時刻が5゛01から15:59の間である時コン
トローラ6においてステップS11.312゜S 13
. S 18.、 S 19が実行される。これにより
、操舵力特性設定回路4は操舵力の特性をAに設定し、
ドライバ回路5は操舵力の特性がAとなるように流量可
変手段104を作動させ、油圧供給源103からパワー
ステアリングユニット101に供給される作動油の流量
を制御する。なお、この時間帯においては、トンネル等
を通過する際に前照灯が点灯しても操舵力の特性は常に
Aとなり、昼間の特性が維持される。
(b)時刻が16:00から5・00の間である時■ 
ヘッドライトおよびスモールライトが共に点灯していな
い時 外部暗さ検知手段2によって昼間であることが検知され
、コントローラ6においてステップS11゜812、8
13.814.815.818.319が実行される。
従って、前記(a)と同様に、操舵力特性設定回路4は
操舵力の特性をAに設定し、ドライバ回路5は操舵力の
特性がAとなるようにi%El可変手段104を作動さ
せ、油圧供給源103からパワーステアリングユニット
101に供給される作動油の流量を制御する。
■ スモールライトが点灯している時 外部暗さ検知手段2によって夕方あるいは明は方である
ことが検知され、コントローラ6においてステップS1
1.512.813.814.815.817゜819
が実行される。従って、操舵力特性設定回路4は操舵力
の特性を8に設定し、ドライバ回路5は操舵力の特性が
8となるように流量可変手段104を作動させ、油圧供
給源103がらパヮーステアリングユニット101に供
給される作動油のIIを制御する。これにより、ステア
リングホイールの操舵力は昼間に比して増大し、運転者
が昼間と同一角度の操舵を昼間と同一の操舵力で行なっ
た際には、車両の挙動量は昼間に比して小さくなるため
、?!4認範囲に対する車両の挙!1Jfflの割合も
昼間に比して小さくなる。
■ ヘッドライトが点灯している時 外部暗さ検知手段2にょって夜間であることが検知され
、コントローラ6においてステップs11゜812、8
13.814.816.819が実行される。従って、
操舵力特性設定回路4は操舵力の特性をCに設定し、ド
ライバ回路5は操舵力の特性がCとなるようにII可変
手段104を作動させ、油圧供給源103からパワース
テアリングユニット101に供給される作動油の流量を
制御する。これにより、ステアリングホイールの操舵力
は夕方や明は方に比して更に増大し、運転者が昼間と同
一角度の操舵を昼間と同一の操舵力で行なった際には、
車両の挙動量は夕方や明は方に比して更に小さくなるた
め、視認範囲に対する車両の挙動量の割合も夕方や明け
hに比して更に小さくなる。
この様に、本実施例においては、時刻が16:00から
5:00の間であって外部暗さ検知手段2により夕方あ
るいは明は方であることが検知された場合には、ステア
リングホイールの操舵力を昼間に比して増大させるよう
に制御し、また、時刻が16:00から5;00の闇で
あって外部暗さ検知手段2により夜間であることが検知
された場合には、ステアリングホイールの操舵力を夕方
や明は方に比して更に増大させるように制御したもので
ある。
これにより、夕方や明は方、および夜間の走行時におい
て、運転者が昼間と同一角度の操舵を昼間と同一の操舵
力で行なった際には、車両の挙動量が昼間に比して小さ
くなり、視認範囲に対する車両の挙動量の割合も昼間に
比して小さくなるため、運転者があたかも適度の操舵を
行なったかのように感じることがなく、また、運転者が
このような感覚を受けることを防ぐために小舵角の操舵
を意識して行なうことによって生じる心理的疲労を軽減
させ得る操舵力側i[l装置を提供することができる。
また、時刻が501から15:59の間では常に昼間の
操舵力の特性が維持されるので、トンネル等の走行時に
前照灯を点灯させた際にも操舵力の特性が変更されるこ
とはなく、運転者が違和感を覚えることを防ぐことがで
きる。
なお、本実施例において、時計3のかわりにタイマーを
設け、所定時間以上の門外部暗さ検知手段2によって外
部環境が暗いと検知された時に、操舵力の特性を夕方や
明は方、および夜間に相当する特性に変更するものとし
てもよい。これにより、特に前照灯の点灯を外部環境の
暗さに応じて自動的に行う車両においては、トンネル等
の走行に際し前照灯が点灯した場合に操舵力の特性を夕
方や明は方、あるいは夜間に対応する特性に変更するこ
とができ、トンネル等の走行時においても夕方や明は方
、あるいは夜間の走行時と同様の効果を得ることができ
ると共に、跨道楢の下方を通過する際など一瞬の間だけ
前照灯が点灯した場合には操舵力の特性は変更されない
ため、運転者が違和感を覚えることを防ぐことができる
次に本発明の第2実施例について第4図および第5図を
参照して説明する。なお、本実施例において、第1実施
例と同一の構成については同一の符号を付して説明を簡
略化する。
第4図は本実施例における操舵力制御装置の構成を示す
ブロック図である。本実施例では時計3が設けられてお
らず、代わりにステアリングホイールの操舵角を検出す
る操舵角センサ8が設けられている。そして、コントロ
ーラ6の操舵力特性設定回路4は、車速と外部環境の暗
さとに応じて第2図に示すような3つの操舵力の特性か
ら1つの特性を選択し、ドライバ回路5は操舵力が操舵
力特性設定回路4で選択された特性となるように流量可
変手段104を制御する。その他の構成は第1実施例と
同様である。
コントローラ6は第5図に示すフローチャートに基づい
て作動される。
ステップS21では車速センサ1がら車速Vを読み込む
ステップ322では操舵角センサ7からの操舵角δを読
み込む。
ステップ823では操舵角δの絶対値がδS (ここで
δSは微小舵角)を以下であるか否h1を事1断じ、操
舵角δの絶対値が6S以下である時に&まステップ32
4に進み、操舵角δの絶対値がδSを超える時にはステ
ップS26に進む。
ステップ324ではヘッドライトが点灯して(\るか否
かを判断し、ヘッドライトが点灯してl/Xる時にはス
テップ327に進み、ヘッドライトのスイッチが点灯し
ていない時にはステップ325に進む。
ステップS25ではスモールライトが点灯して0るか否
かを判断し、スモールライトが点灯している時にはステ
ップ328に進み、スモールライトのスイッチが点灯し
ていない時にはステップ329に進む。
ステップ326では操舵力の特性を前回の特性として変
更せず、ステップ830に進む。
ステップS27では操舵力の特性をCと設定し、ステッ
プS30に進む。
ステップ328では操舵力の特性を8と設定し、ステッ
プS30に道む。
ステップ329では操舵力の特性を八と設定し、ステッ
プ330に進む。
ステップ330では設定した特性に基づき流量可変手段
104を作動させ、ステップS21に戻る。
次に作用について説明する。
(C)操舵角すの絶対値がδSを超える時コントローラ
6においてはステップ821.822゜823、826
.830が実行される。従って、操舵力特性設定回路4
は操舵力の特性を前回の特性から変更せず、ドライバ回
路5は操舵力が前回の特性となるように流量可変手段1
04を作動させ、油圧供給源103からパワーステアリ
ングユニット101に供給される作動油の流量を制御す
る。
(d)操舵角δの絶対値が6S以下である時■ ヘッド
ライトおよびスモールライトのスイッチが共に点灯して
いない時 外部暗さ検知手段2によって昼間であることが検知され
、コントローラ6においてステップS21゜822、 
S23.824.825.829.830が実行される
。従って、操舵力特性設定回路4は操舵力の特性をAに
設定し、ドライバ回路5は操舵力の特性が八となるよう
に流量可変手段104を作動させ、油圧供給源103か
らパワーステアリングユニット101に供給される作動
油の流量を制御する。
■ スモールライトが点灯している時 外部昭さ検知手段2によって夕方あるいは明は方である
ことが検知され、コントローラ6においてステップS2
1.822. S23.824.825.828゜83
0が実行される。従って、操舵力特性設定回路4は操舵
力の特性をBに設定し、ドライバ回路5は操舵力の特性
がBとなるように流量可変手段104を作動させ、油圧
供給源103からパワーステアリングユニット101に
供給される作動油の流量を制御する。これにより、ステ
アリングホイールの操舵力は昼間に比して増大し、運転
者が昼間と同一角度の操舵を昼間と同一の操舵力で行な
った際には、車両の挙動量は昼間に比して小さくなるた
め、視認範囲に対する車両の挙動量の割合も昼間に比し
て小さくなる。
■ ヘッドライトが点灯している時 外部暗さ検知手段2によって夜間であることが検知され
、コントローラ6においてステップS21゜322、 
S23.824.827.830が実行される。従って
、操舵力特性設定回路4は操舵力の特性をCに設定し、
ドライバ回路5は操舵力の特性がCとなるように流量可
変手段104を作動させ、油圧供給源103からパワー
ステアリングユニット101に供給される作動油の流量
を制御する。これにより、ステアリングホイールの操舵
力は夕方や明は方に比して更に増大し、運転者が昼間と
同一角度の操舵を昼間と同一の操舵力で行なった際には
、車両の挙動量は夕方や明は方に比して更に小さくなる
ため、視認範囲に対する車両の挙動量の割合も夕方や明
は方に比して更に小さくなる。
この様に、本実施例においては、操舵角δの絶対値がδ
S以下であって外部暗さ検知手段2によって夕方あるい
は明は方であることが検知された場合には、ステアリン
グホイールの操舵力を昼間に比して増大させるように!
Ii制御し、また、操舵角δの絶対値がδS以下であっ
て外部暗さ検知手段2B、:より夜間であることが検知
された場合には、ステアリングホイールの操舵力を夕方
や明は方に比して更に増大させるように制御したもので
ある。
これにより、夕方や明は方、および夜間の走行時におい
て、運転者が昼間と同一角度の操舵を昼間と同一の操舵
力で行なった際には、車両の挙動量が昼間に比して小さ
くなり、視認範囲に対する車両の挙動量の割合もU間に
比して小さくなるため、運転者があたかも過度の操舵を
行なったかのように感じることがなく、また、運転者が
このような感覚を受けることを防ぐために小舵角の操舵
を意識して行なうことによって生じる心理的疲労を軽減
させ得る操舵力制御1置を提供することができる。
また、本実施例における制御は、操舵角δの絶対値が6
S以下である時、すなわち運転者がステアリングホイー
ルを操舵していない場合にのみ行なわれるものである。
従って、操舵角δの絶対値が63以上である時、すなわ
ち運転者がステアリングホイールを操舵している時にお
いては、操舵力の特性が変更して運転者&、:違和感を
生じさせるおそれがない。
また、本実施例では、すべての時間帯において、前照灯
のスイッチが点灯した場合に、操舵力の特性を夕方や明
は方、あるいは夜間に対応する特性に変更するものであ
る。これにより、トンネル等の走行時においても夕方や
明は方、あるいは夜間の走行時と同様の効果を得ること
ができる。
なお、上記第1.第2実施例において、第2図に示すよ
うに極低速時における操舵力特性B、 Cは、昼間にお
ける操舵力特性Aとほとんど差がないため、夕方や明は
方、あるいは夜間における車庫入れ等の際に操舵力が増
大することはほとんどなく、運転者は昼間と同様の操舵
力でステアリングホイールを操舵することができる。
また、上記第1.第2実施例においては、外部暗さ検知
手段では前照灯が点灯しているが否かによって外部環境
の暗さを検知したが、これによらず光センサによって外
部環境の暗さを検知するものとしてもよい。更に、前記
光センサによって検知された外部環境の暗さに応じて、
操舵力の特性を無段階に制御するもの波してもよい。
また、上記第1.第2実施例においては、油圧式パワー
ステアリングに本発明を適用した例を示したが、これに
限らず電動式パワーステアリングに本発明を適用した場
合においても、上記第1゜第2実施例における効果と同
様の効果を得ることができる。
また、上記第1.第2実施例においては、車速に応じて
操舵力を制御するパワーステアリングに本発明を適用し
たが、これに限らず操舵角や操舵角速度、あるいは横加
速度等に応じて操舵力を制御パワーステアリングに本発
明を適用した場合においても、上記第1.第2実施例に
おける効果と同様の効果を得ることができる。
また、上記第1.第2実施例においては、パワーステア
リングに本発明を適用したが、マニュアルステアリング
において、該マニュアルステアリングの入力軸等の回動
部材に操舵力可変手段としてのバンドブレーキ等の摺動
抵抗付与部材を設け、コントローラ等の制御手段によっ
て前記摺動抵抗付与部材の摺動抵抗力をを制御すること
により操舵力を制御するものとしてもよい。
(効果) 以上に述べたように、本発明においては、ステアリング
ホイールの操舵力を車両の走行条件に応じて制御する操
舵力制御装置において、車両の外部環境の暗さを検知す
る外部暗さ検知手段と、ステアリングホイールの操舵力
を変更する操舵力可変手段とを設け、前記外部暗さ検知
手段によって外部環境が暗いと検知された時には非検知
時に比して前記操舵力可変手段により前記操舵力を増大
させることを特徴としている。これにより、夜間の走行
時においても運転者はあたかも過度の操舵を行なったか
のように感じることがなく、安心して操舵を行なうこと
ができるという効果を奏する。
また、運転者があたがも過度の操舵を行なったがのよう
な感覚を受けることを防ぐため小舵角の操舵をj!識し
て行なうことによって生じる6即的疲労を軽減させ得る
という効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例における操舵力制御装置の
構成を示すブロック図、 第2図は操舵力の特性図、 第3図はコントローラの上動を示すフローチャート、 第4図は本発明の第2実施例における操舵力制御装置の
構成を示すブロック図、 第5図はコントローラの作動を示すフローチャート、 第6図は従来の操舵力制御装置の構成を示す全体図であ
る。 2・・・外部暗さ検知手段、7・・・操舵力可変手段。 特許出願人    日産自動車株式会社第1図 6°ロツトローラ 7 漕詑力可変浮オ史 第2図 0                        
      単連■WM 3 図 第4図 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ステアリングホィールの操舵力を車両の走行条件に応じ
    て制御する操舵力制御装置において、車両の外部環境の
    暗さを検知する外部暗さ検知手段と、 ステアリングホィールの操舵力を変更する操舵力可変手
    段とを設け、 前記外部暗さ検知手段によって外部環境が暗いと検知さ
    れた時には、非検知時に比して前記操舵力可変手段によ
    り前記操舵力を増大させることを特徴とする操舵力制御
    装置。
JP2291319A 1990-10-29 1990-10-29 操舵力制御装置 Pending JPH04166474A (ja)

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JP2291319A JPH04166474A (ja) 1990-10-29 1990-10-29 操舵力制御装置

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JP (1) JPH04166474A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8357864B2 (en) 2009-04-28 2013-01-22 Honda Motor Co., Ltd. Handlebar switch assembly

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8357864B2 (en) 2009-04-28 2013-01-22 Honda Motor Co., Ltd. Handlebar switch assembly

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