JPH04166385A - 転写箔の製造方法 - Google Patents

転写箔の製造方法

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JPH04166385A
JPH04166385A JP2293036A JP29303690A JPH04166385A JP H04166385 A JPH04166385 A JP H04166385A JP 2293036 A JP2293036 A JP 2293036A JP 29303690 A JP29303690 A JP 29303690A JP H04166385 A JPH04166385 A JP H04166385A
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JP
Japan
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water
pattern
washing
thin film
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JP2293036A
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English (en)
Inventor
Michiko Fujihira
藤平 美智子
Katsuhiko Taki
瀧 克彦
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は部分金属薄膜模様を有する転写箔の製造方法に
関する。
〔従来の技術〕
転写層に部分金属薄膜模様を有する転写箔を製造する方
法として、■イソシアネート系硬化剤を含む硬化性樹脂
により耐熱性蒸着アンカー層を設け、次いで金属蒸着層
除去部分にパターン状に水溶性樹脂層を設けた後、その
上から金属蒸着を施し、しかる後、水洗して水溶性樹脂
層と該水溶性樹脂層上に設けられた金属蒸着層とを除去
して水溶性樹脂層の非形成部分の金属蒸着層を残存せし
めることにより部分金属薄膜模様を形成する方法(特開
昭55−105574号等)、■アミノ変性アクリル系
樹脂とシラン系化合物とを主成分とする耐熱性蒸着アン
カー層を設けた後に、金属蒸着層除去部分に水溶性イン
キによりパターン状に水溶性樹脂層を設けた後、その上
から金属蒸着を施し、しかる後、水洗して水溶性樹脂層
と該水溶性樹脂層上に設けられた金属蒸着層とを除去し
て水溶性樹脂層の非形成部分の金属蒸着層を残存せしめ
ることにより部分金属薄膜模様を形成する方法等が知ら
れている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら上記■の方法では蒸着アンカー層中のイソ
シアネート系硬化剤によって水溶性樹脂層との反応が進
行して該水溶性樹脂層の水溶性が低下し、金属蒸着層の
水洗除去が良好に行い難くなる欠点があった。また■の
方法ではもともと水溶性樹脂層の水溶性が不充分であり
、上記■の場合と同様の問題があり、従来の方法ではい
ずれも良好な部分金属薄膜模様を形成することは困難で
あった。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、優れた部
分金属薄膜模様を形成し得る転写箔の製造方法を提供す
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
即ち本発明は、転写層に部分金属薄膜模様を有する転写
箔の製造方法において、転写層の部分金属薄膜模様を形
成すべき部分以外の部分に、溶剤中の水分量が3〜10
0%である溶剤を含む水溶性インキにより水洗パターン
層を設けた後、その上面に少なくとも金属薄膜層を設け
、次いで水洗して水洗パターン層と該水洗パターン層の
上に位置する少なくとも金属薄膜層とを除去して部分金
属薄膜模様を形成することを特徴とする転写箔の製造方
法を要旨とする。本発明において水洗パターン層は耐熱
性層を設けた後にこの耐熱性層上に設けることが好まし
い。この場合、耐熱性層は疎水性樹脂より形成すること
が好ましい。このような耐熱性樹脂としては官能基を有
するシラン系化合物で架橋されたアクリル系樹脂が好ま
しい。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基き説明する。
第1図は第2図に示す転写箔1を製造する一工程を示す
。第2図に示す転写箔1は、基材2に離型層3を設けて
なる剥離性シート4の離型層3を設けた側に、例えば剥
離層5、絵柄層6、耐熱性層7、部分金属薄膜模様8及
び接着剤層9からなる転写層10を設けた構成を有して
いる。上記の如き構成の転写箔1を製造するに当たって
、まず第1図に示すように剥離性シート4の離型層3表
面に、転写層10を構成する層として、剥離層5、絵柄
層6及び耐熱性層7を順次設けた後、部分金属薄膜模様
8を形成すべき部分以外の部分に水洗パターン層11を
設け、更にこの上に蒸着、スパッタリング等の方法によ
り金属薄膜層12を設ける。
上記剥離性シート4の基材2としては、例えば紙、合成
紙、合成樹脂、金属箔やこれらの複合体よりなるものが
用いられるが、転写箔1の製造時や、製造された転写箔
1を用いて転写を行う際の熱によって伸縮したり表面が
粗面化したりしない耐熱性の良好な素材よりなるものが
好ましい。基材2の具体例としては、ポリエチレンテレ
フタレート、ナイロン、ポリカーボネート等が好適であ
り、これらに他の熱可塑性樹脂、例えばポリプロピレン
、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル等のフ
ィルムを積層したものも基材2として好適なものである
。基材2の厚みは10〜10On程度が好ましい。基材
2の離型性が剥離性に乏しい場合には必要により基材2
の転写層10が設けられる側の表面に離型層3を設ける
。離型層3は、転写時に基材2とともに剥離される層で
あり、この離型層3を構成する材質としては熱硬化型ア
クリル・メラミンの混合樹脂等が挙げられる。
アクリル樹脂としては自己架橋タイプ、非架橋タイプの
いずれでも良いが、架橋後の剥離層との剥離強度安定性
の点から自己架橋タイプのものが好ましい。メラミン樹
脂としてはブチル化メラミン、エチル化メラミン、ブチ
ロール化メラミン、エチロール化メラミン、メチロール
化メラミン及び上記官能基を合わせ持つメラミン等が挙
げられる。
アクリル樹脂とメラミン樹脂との混合比は、アクリル樹
脂:メラミン樹脂=50:1〜1:5o、特に10:1
〜1:10が好ましい。
転写層10における剥離層5は、剥離性シート4から転
写層10を剥離し易くするとともに、転写後の転写層の
最表面側に位置して転写層の保護層としての機能をなす
層である。転写層IOの剥離性が良好な場合には剥離層
5は必ずしも設けなくとも良いが、転写された転写層に
おける部分金属薄膜層模様8の腐食や汚れを防止する上
で設けた方が好ましい。剥離層5の材質としては、アク
リル系、ウレタン系、メラミン系、エポキシ系、ビニル
系、ブチラール系、繊維素系樹脂等や、紫外線若しくは
電子線の照射によって硬化するウレタンアクリレート、
ポリエーテルアクリレート、ポリエステルアクリレート
或いはエポキシアクリレート等の樹脂が挙げられる。剥
離層5の厚みは1〜51程度が好ましい。
絵柄層6は後述する部分金属薄膜模様8により得られる
金属調外観に変化を持たせるためのものであり、写真、
絵柄、模様もしくは文字等の任意の絵柄である。絵柄層
6を設けるかどうかは任意であり、後述する部分金属薄
膜模様8を設けるだけの場合もある。絵柄層6は通常、
印刷により設けられるので、その材質は印刷インキが固
化したものである。印刷が1色であるか多色であるかに
より、単一の層であったり、複数の層であったりする。
絵柄層6を構成するインキは、通常のグラビア印刷用イ
ンキ、シルクスクリーン印刷用インキ、もしくはオフセ
ット印刷用インキ等である。
これら印刷用インキの成分である樹脂としては、アクリ
ル樹脂、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体、繊維素系樹
脂、アルキッド樹脂、ウレタン樹脂、ブチラール樹脂、
ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂、もしくはポリエステル
樹脂等が挙げられる。
耐熱性層7は転写加工の際の熱から金属薄膜層を保護す
る意味で設けた方が好ましく、該耐熱性層7を設けてい
ない転写箔を転写加工すると、金属薄膜層に割れや微細
な割れによる曇りを生じることがある。耐熱性層7は、
疎水性樹脂により構成すると、後述する水洗パターン層
11の水洗除去を更に容易とすることができ好ましい、
特に耐熱性層7は官能基を有するシラン系化合物で架橋
したアクリル系樹脂で構成することが好ましい。
上記官能基を有するシラン化合物と反応し得るアクリル
樹脂としては、アクリル酸エステルもしくはメタクリル
酸エステルなどのアクリル樹脂に官能基を導入したもの
、もしくはこれらを重合させて得られる変性アクリル系
樹脂がある。いずれのものにおいても、官能基としては
、水酸基、エステル基、ビニル基、アリル基、エポキシ
基、アミノ基、アミド基、カルボキシル基、ハロゲン基
、シラノール基、メルカプト基、イソシアネート基もし
くはニトリル基等が適している。これらの官能基のうち
でも、アミノ基、水酸基、メルカプト基、カルボキシル
基が好ましい。これら官能基は、架橋密度の点で、樹脂
中にアミン化10以上、好ましくは20以上60以下、
水酸基価10以上、好ましくは20以上60以下程度の
割合で存在することが好ましい。
前記変性アクリル系樹脂の官能基と反応し得る官能基を
有するシラン系化合物としては、アルコキシシラン、ア
ミノシラン、メルカプトシラン、エポキシシラン、もし
くはビニルシラン等のシラン系カップリング剤、又はア
セトキシシラン、アルコキシシラン、ケトキシムシラン
、アミノキシシラン、シラザン、アミドシラン等のシラ
ン化合物が挙げられる。これらシラン系化合物と前記変
性アクリル系樹脂とは互いに反応する官能基のモル数が
同等になるよう、あるいは架橋を完全に行わせる意味で
シラン系化合物を過剰に添加して使用する。シラン系化
合物と変性アクリル系樹脂との架橋反応を促進するため
に、水分、ジブチル錫ジアセテート、ジブチル錫ジラウ
レート、ナフテン酸銀、オクトエ酸銀、アルキルチタネ
ート等を添加しても良い。
上記シラン系化合物と変性アクリル系樹脂との架橋物中
には、他の樹脂を添加することができる。
例えば耐熱性層7にフレキシビリティ−を与えるために
クロロブタジェンゴム、シリコーンゴム等を添加したり
、また耐熱性層7に擬像的な耐熱性を与えるために、ニ
トロモルロース、エチルセルロース、エチルセルロース
等の繊維素系m脂t−を加することができる。
水洗パターン層11は水洗によって除去され易い必要が
あるため、該水洗パターン層11を構成するために用い
るインキとしては水溶性インキが用いられる。この水溶
性インキを構成する樹脂とては、ポリビニルピロリドン
、ポリビニルエーテル等の水溶性樹脂が水溶性が良好で
、しかも他の樹脂との反応性に乏しいために好ましいが
、メチルセルロース、ポリビニルアルコール、水溶性ポ
リエステル、可溶性澱粉等も使用できる。本発明方法に
おいては、上記水洗パターン層11を構成するための水
溶性インキとして、該水溶性インキ中の溶剤が、水分量
3〜100%のものを用いる。
溶剤中の水分量は特に11.〜100%が好ましい。上
記溶剤が水量外の溶剤を含む場合、この溶剤としては隣
接する耐熱性層7との反応が生じに難いか、或いは該耐
熱性層7との相溶性に乏しい溶剤であればどのようなも
のでも良いが、通常、メタノール、エタノール、ブタノ
ール等のアルコールが用いられる。
金属薄膜層12はアルミニウム、金、銀、銅、クロム等
の金属により形成されるが、特にアルミニウムが好まし
い。金属薄膜層12の厚みは金属光沢を有し、しかも水
洗によって水洗パターン層11とともに除去され易い厚
みであれば特に限定されないが、通常、100〜100
0人程度が好ましい。金属薄膜層12は真空蒸着法、ス
パンタリング法等や金属箔を積層する等の方法によって
形成されるが、通常は真空蒸着法が好ましい。
上記のようにして水洗パターン層11を形成し、その上
に金属薄膜層12を形成した後、水洗することにより、
水洗パターン層11及び金属薄膜層12の水洗パターン
層11の上に位置する部分を除去して部分金属薄膜模様
8を形成することができる。部分金属薄膜模様8を形成
した後、接着剤を塗布して接着剤層9を形成することに
より、第2図に示す如き転写箔が得られる。
上記接着9は転写層10を被転写体に接着させるための
ものであり、転写時に被転写体の表面か、転写箔の最外
層に接着剤を塗布すれば転写が可能であるから、必ずし
も接着剤層9を設ける必要はないが、接着剤層9を予め
設けた転写箔の方が使用上便利である。接着剤層9は通
常、感熱接着剤により形成するが、他のタイプの接着剤
により形成しても良い。感熱接着剤の例としては、アク
リル樹脂、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体、塩素化ポ
リオレフィン、ポリウレタン、エポキシ樹脂、ポリスチ
レン、ゴム、ポリアミド、エチレン/酢酸ビニル共重合
体等が挙げられる。接着剤層9の厚みは0.5〜25.
n程度が好ましい。
本発明においては、第3図に示すように水洗パターン層
11を設けた後に金属薄膜層12を形成し、更にその上
にインキ層13を形成した後に水洗して水洗パターン層
11と該水洗パターン層11の上側に位置する金属薄膜
層12及びインキ層13を除去して、第2図に示すよう
に水洗パターン層11の設けられていなかった部分に部
分金属薄膜模様8と部分インキ層14とからなるパター
ンが形成されるようにすることもできる。この場合、イ
ンキ層13は金属薄膜層12を形成する前に設けても良
く、またインキ層13は全面的に設ける場合のみに限ら
ず、模様状等に部分的に形成することもできる。更に、
このインキ層13は1層のみならず、複数層設けること
もでき、例えば水洗パターン層11を設けた後にまず第
1のインキ層を設け、この上に金属薄膜層を形成した後
、更にこの金属薄膜層の上から第2のインキ層を設ける
等の方法も採用できる。
以下、具体的実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明す
る。
実施例1 厚み50nのポリエチレンテレフタレートフィルムに、
アクリルメラミン樹脂の塗料を塗布して硬化させ、厚み
0.1nの離型層を形成したものを剥離性シートとして
用いた。
次にこの剥離性シートの離型層上にポリエチレンワック
スを含有するアクリル樹脂の塗料を塗布し、加熱硬化さ
せて厚み1nの剥離層(転写後には転写層の保護層とな
る層)を形成し、更にこの剥離層上に塩化ビニル/酢酸
ビニル共重合体及びアクリル樹脂よりなるグラビアイン
キを用いてグラビア印刷して絵柄層を形成した。
この絵柄層上に、下記組成の耐熱性層形成用インキを全
面塗布し、乾燥して厚みIIIMの耐熱性層を形成した
軌  l  インキ ・アミノ変性アクリル樹脂    60重量部・ブチル
化セルロース      40重1部・アルコキシシラ
ン カップリング剤  40重量部 ・メチルエチルケトン      30重量部・トルエ
ン           30重量部次いで上記耐熱性
層の上に、エタノール40重量部、イソプロパツール5
0重量部、水20重量部の混合溶剤(水分含有量18重
量%)と、ポリビニルピロリドン50重量部、マイクロ
シリカ10重量部とからなる水溶性インキを用い、部分
金属薄膜模様を形成しない部分に水洗パターン層を形成
した。水性パターン層を形成後、水分存在下で40°C
にて3日間養生して耐熱性層の架橋反応を促進せしめた
。この後、水洗パターン層を設けた側にアルミニウムを
真空蒸着法して厚さ400人の金属薄膜層を形成し、次
いで、水中に浸漬して水洗パターン層及び該水洗パター
ン層の上に位置する金属薄膜層を水洗除去した。この際
、水洗パターン層及び該水洗パターン層上に位置する金
属薄膜層は良好に水洗除去され、所望するパターン通り
の部分金属薄膜模様が形成された。
部分金属薄膜模様を形成した後、部分金属薄膜模様形成
面側にポリウレタンとセルロース系樹脂とからなる接着
用アンカー層を形成し、次いでアクリル樹脂からなる接
着剤層を形成して転写箔とした。この転写箔を射出成型
用金型中に置き、アクリル樹脂を射出成形し、成形後に
転写箔のポリエチレンテレフタレートフィルムを離型層
とともに剥離したところ、成形品の表面に輪郭が非常に
明瞭な金属光沢模様を転写されていた。
実施例2 水溶性インキとして水20重量部(溶剤は水100%)
、ポリビニルアルコール100重量部とからなるものを
用いた他は実施例1と同様にして部分金属光沢模様を有
する転写箔を得た。この転写箔を射出成型用金型中に置
き、アクリル樹脂を射出成形し、成形後に転写箔のポリ
エチレンテレフタレートフィルムを離型層とともに剥離
したところ、成形品の表面に輪郭が非常に明瞭な金属光
沢模様を転写されていた。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の転写箔の製造方法によれば
、所望するパターン通りの部分金属薄膜模様を有する転
写箔を得ることができ、本発明により得られる転写箔に
よれば被転写品に輪郭が非常に明瞭な金属光沢模様の転
写することができる。
また水洗パターン層を耐熱性層上に設けると、転写加工
を行う際に金属薄膜層に割れや曇りを生じる戊がなく、
美麗な金属光沢模様を有する成形品を得ることができる
。この場合、耐熱性層を疎水性樹脂より構成することに
より水洗パターン層の水洗除去を更に容易に行うことが
でき、特に耐熱性層を官能基を有するシラン系化合物で
架橋されたアクリル系樹脂により構成した場合、このア
クリル系樹脂は水溶性樹脂に対する高い反応性の基を有
さないために隣接する水洗パターン層の樹脂と反応する
虞がなく、水洗パターン層の水洗除去を更に容易に行う
ことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は本発明方法の
一工程の縦断面図、第2図は本発明方法により得られる
転写箔の一例を示す縦断面図、第3図は本発明方法の異
なる態様における一工程の縦断面図、第4図は本発明方
法により得られる転写箔の異なる態様の縦断面図である
。 1・・・転写箔 7・・・耐熱性N 8・・・部分金属
薄膜模様 10・・・転写層 11・・・水洗パターン
層12・・・金属薄膜層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)転写層に部分金属薄膜模様を有する転写箔の製造
    方法において、転写層の部分金属薄膜模様を形成すべき
    部分以外の部分に、溶剤中の水分量が3〜100%であ
    る溶剤を含む水溶性インキにより水洗パターン層を設け
    た後、その上面に少なくとも金属薄膜層を設け、次いで
    水洗して水洗パターン層と該水洗パターン層の上に位置
    する少なくとも金属薄膜層とを除去して部分金属薄膜模
    様を形成することを特徴とする転写箔の製造方法。
  2. (2)耐熱性層を設けた後、該耐熱性層上に水洗パター
    ン層を設ける特許請求の範囲第1項記載の転写箔の製造
    方法。
  3. (3)耐熱性層が疎水性樹脂よりなる請求項2記載の転
    写箔の製造方法。
  4. (4)耐熱性層が官能基を有するシラン系化合物で架橋
    されたアクリル系樹脂よりなる請求項3記載の転写箔の
    製造方法。
JP2293036A 1990-10-30 1990-10-30 転写箔の製造方法 Pending JPH04166385A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015199329A (ja) * 2014-03-31 2015-11-12 東レ株式会社 積層フィルムおよびその製造方法

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