JPH04165902A - 高温超電導体を用いた物品搬送装置 - Google Patents

高温超電導体を用いた物品搬送装置

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JPH04165902A
JPH04165902A JP2288536A JP28853690A JPH04165902A JP H04165902 A JPH04165902 A JP H04165902A JP 2288536 A JP2288536 A JP 2288536A JP 28853690 A JP28853690 A JP 28853690A JP H04165902 A JPH04165902 A JP H04165902A
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荻原 正弘
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勝蔵 相原
Keiji Arai
新井 啓治
Yukinori Sato
佐藤 征規
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  • Superconductor Devices And Manufacturing Methods Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は超電導体を浮上走行させる超電導磁気浮上装置
の構造に関する。
〔従来の技術〕
非接触型の搬送装置は、走行面における摩擦が無いため
に高速化や無塵搬送が可能である。非接触搬送装置の一
つとして、磁気浮上人のリニアモータがある。その中で
一般に良く知られている磁気反発型の磁気浮上式鉄道は
旅客の高速輸送を主眼に開発されたもので、車体の自重
や乗客を支持するために高磁界が要求され、超電導マク
ネソhが用いられている。一方で、病院や半導体工業な
ど粉塵を嫌う場所では無塵搬送を主目的にした磁気反発
型あるいは磁気吸引型の磁気浮上式リニアモータが用い
られている。無塵搬送用では重量物の搬送は特に要求さ
れないのて常電導磁石が用いられている。以上述へたよ
うに、磁気浮上式のリニアモータは用途に合わせて種々
のものがある。
しかしながら、いずれの場合も浮上支持のための磁界コ
ントロールが難かしく、搬送装置としては高価なものに
なる。
ところで、液体窒素温度以上の臨界温度を有する高温超
電導体の発見で、超電導体の反磁性を利用した磁気浮上
走行は磁石と超電導体の組合せて実現でき、上記した従
来の磁気74上式リニアモータを用いた搬送装置とは全
く異なる、安価な無塵用の非接触搬送を可能にする。
高温超電導体を用いた反磁性型の磁気浮上装置の例を以
下に示す。第1例は昭和62年11月25日発行の日刊
工業新聞に記載されている様に、高温超電導体を傾斜に
沿って敷いたレールとし、磁石を浮上体として用いて、
重力を推進力にして水平方向に動かすもの。
第2例は平成元年3月28日発行の読売新聞に記載され
ており、第1例における高温超電導体と磁石の配置を反
転させたタイプで、超電導体を浮上律にしたものであり
、第1例と同様、傾斜を利=4− 用して推進力を得るものである。
第3例は昭和63年9月30日に第12回日本応用磁気
学会学術講演概要集p、]8記載されている様に、磁石
上に浮上させた超電導体を、機械的に動かした地上側の
磁石に追従させて水平方向に移動させるものである。
第4例は昭和62年度秋季低温工学会予稿集に記載され
ているように地上側の分割されたスI−ライブ状超電導
体の上に浮上させた磁石を、個々の超電導体の超電導状
態を制御することで水平方向に移動させるものである。
すなわち、超電導−常電導転移を推進力に利用している
第5例は特願平1−70634号で提案した方法で、走
行方向に対して均一な磁場が得られる軌道を浮上用磁石
で構成して、その上に浮上した超電導体を推進用磁石の
変動する磁場により水平方向に移動させるものであった
〔発明か解決しようとする課題〕
上記の従来技術は第1及び第2例では、傾斜によって移
動の速さと方向が決定してしまい、浮」ニ体の水平方向
の移動に対する制御方法について配慮されておらす、ま
た、第3例では、磁石を機械的に移動させることが必要
であり、磁石と浮上している超電導体の相対的位置は変
化していない。
いずれの場合も、’t’!−1という立場においては走
行方法について解決されていない。第4例では、超電導
−常電導転移におい転移速度、すなわち浮」1体の走行
速度の制御が難しく、また大きな推進力が得られない問
題があった。第5例においても、超電導体から成る浮上
体の推進方法について十分なPI[!慮がされておらす
、推進効率の良い、推進用磁石の配置、形状、励磁方法
について詳述されていなかった。例えば、」−記従来技
術の実施例で述へられている推進用磁石の配置は、Il
上用磁石脇の側面にあり、磁石の中心軸と超電導体の浮
上面は直交しておらす、超電導体との磁気的結合は弱い
。また、推進用磁石の励磁方法では直流電源を用いてパ
ルス励磁して、浮上用磁石の走行方向に均一な磁場にお
いて磁場勾配を生しさせて、磁場ポテンシャルの低い方
へ浮り体を移動させると記述されている。しかしながら
、この励磁方法では大きな推進力は得られない。さらに
パルス法では浮上体の動きに同期して磁石を励磁する必
要がある、そのタイミングの取り方が難しく推進の制御
性に問題があった。
また、第5例で提案した従来技術は厚」1川磁石の形状
について、あまり考慮されていなかった。
すなわち、浮上用磁石を複数個の磁石片から構成すると
、磁石片連結部の継目で磁場の均一性が乱れるので、浮
上用磁石全体として均一な磁場が得にくかった。
その他、第5例は超電導体が浮」1川磁石の軌道上を浮
上走行する時の横方向に対する安定性、すなわち案内力
を浮」1川磁石から印加された磁界によって超電導体に
侵入して補足される磁束力でまかなっており、十分な案
内力が得られなかった。
このために、浮上走行時の超電導体は不安定であり、横
振れしたり軌道から逸脱する問題があった。
本発明は、浮上体を効率良く、しかも制御性良く推進さ
せて、大きな推進力を生じせしめると゛ともに、走行方
向に均一・て、横方向に案内力の働く浮上用磁場を得て
、浮上体を安定に浮上走行させる超電導磁気浮上装置を
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、軌道を構成する浮上用磁石
と高温超電導体から成る浮」1体及びこの超電導性を保
持するための冷却装置を備えた超電導磁気浮上装置にお
いて、浮上体を走行させるための磁場印加を行う推進用
の電磁石として、複数個のコイルを71土用磁石の上に
設けた。前記コイルとして偏平形状の空芯コイルを用い
、これを多層の交流で励磁した。なお、多層交流のうち
3相交流は商用として手軽に利用できるので、後述する
実施例では全て3相交流を用いた。
また、前記浮上用磁石には浮上体の走行方向に均一磁場
を得やすくするために、走行方向に長尺形状の磁石を用
いた。ここて長尺形状の磁石とは長尺形状に限定するも
のではなく、軌道の形状に合わせて、平行四辺形や円弧
状などに成形されたものを用いても良い。
安定な浮上走行のために、浮上用磁石を幅方向すなわち
、浮」1体の走行方向と直交する方向に2列以上配列し
て並べ、幅方向に急峻な磁場勾配を生じさせた。この時
、幅方向に軸べる浮上用磁石の長さ及び幅は第9図及び
第11図のように異なってもかまわない。また、幅方向
に隣り合う磁極は同極あるいは異極てもかまわないが、
隣り合う磁石を密着させる場合には異極配置とする。以
」二述入た幅方向の磁石は2列配列でも良いが3列配列
の方がより安定となる。
〔作用〕
超電導体の表面には浮上用磁石からの磁束を排斥するよ
うに、シールド電流が流れる。そして超電導体は、その
安定i!j[!置として浮上用磁石と対向するように浮
上する。従って、浮上用磁石の」二に並へられたコイル
は、その上方に浮」ニジている超電導体と対向するので
、コイルを浮上用磁石線に配置した場合に比べて超電導
体との磁気的結合が強くなる。また、浮上用磁石と超電
導体との間隙に位置する前記コイルは偏平状であるので
、その間隙を大きく失うことはない。さらに、空芯構造
であるので、走行方向に均一である浮上用磁石からの磁
場を乱すことなく、コイルを励磁した時のみ該均−なバ
イアス磁場は、」1記コイルすなわち推進用磁石を多相
交流で励磁して得られる進行波である。浮上体である高
温超電導体は粒子の集合体であり、全体としては前述し
たようにシールド電流が流れて反磁性体の挙動を示すが
、粒子間のいわゆる粒界は弱磁場が印加されただけて容
易に超電導状態か失われる弱結果となっている。従って
、浮上体内部は完全に磁場が零とはなっておらす、その
ために変動磁場を与えると、E=dφ/dtで示される
起電力により渦電流が流れる。これによって超電導体は
、誘導型モータの回転子と同様に、進行波に対しである
遅れをもって(すべりを生して)追従する。この時、超
電導体には推進用磁石の励磁電圧の2乗に比例した1〜
ルクが得られる。また、超電導体の走行速度は推進用磁
石の周波数によって容易に制御できる。なお、粉末法の
ような従来法で作製した高温超電導体では」−記のすへ
りは大きいが、溶融法で作成した高温超電導体では磁束
のピン止め力が強いのですへりを小さくすることができ
る。
また、走行方向に長尺形状の磁石で74上用磁石を構成
したので、連結部分か少なくなり、その結果、磁場の均
一性が向」−シた。
浮上用磁石を幅方向に2列以上配列した時の作用につい
て、走行安定性が顕著に得られる3列配置を例にして説
明する。
第9図、第11図、第13図のように浮上用磁石を並べ
た場合、各々第1. o If”I +第12図、第1
4図の磁場分布が得られる。これらの磁場分布は超電導
体が浮上している位置における鉛直成分、すなわち、7
ワ」二方向の磁場成分を磁石幅方向について示したもの
である。なお、比較のために浮上用磁石が」列の場合を
第15図に、その時の磁場分布を第16図に示す。磁場
分布の図かられかるように、浮上用磁石を3列にした場
合には、第16図の1例の場合に比べて、磁石幅方向の
磁場勾配が急峻になる。この急峻な磁場勾配は、超電導
体が浮上走行する軌道に沿って連続的に存在して、超電
導体に対して磁場の壁となり、走行時の案内力として作
用する。この案内力により、超電導体は軌道から逸脱す
ることなく安定に浮上走行できる。なお、第13図のよ
うに幅方向に同極が並ぶよりも第9図、第11図のよう
に異極面が並ぶ配置の方が磁場勾配は急で、このうち第
9図のように幅方向の磁石を密着させて異極とした場合
には特に急峻な磁場勾配が得られろ。また、磁石の厚み
及び着磁方向を変えた磁石を第17図のように配置して
も第9図の場合と同様に、急峻な磁場勾配が得られる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について説明する。
(実施例1) 第1図により、実施例1を説明する。長尺状のSm(サ
マリウム)−Co(コバル1−)永久磁石]を浮上用に
用いた。寸法は走行方向の長さが5011IIll、横
方向の1備が1−.5 n++11.浮上方向の厚さが
5111Inであり、厚さ方向に着磁されている。この
浮上用磁石の複数個を磁極をそろえて走行方向に並べて
、その上に厚さO、]、 mn+の鉄製シート(図示せ
ず)を配置して軌道とした。軌道の」二に、直径Q 、
 2 mn+のエナメル銅線を100ターン巻回した厚
さ1胴の偏平状の空芯コイル2を図に示す如く、瞬り合
うコイルとラップする様に配置した。コイルどうし重な
り合う部分は軌道の外側になるようにしである。
この軌道」二に、液体窒素で冷却した直径]、 5 n
unのTfl系高温超電専体(図示せず)を浮上させ、
推進用のコイル2を図の如く、3相交流で励磁したとこ
ろ、浮」ニした超電導体は円滑に走行した。
本実施例では、連結した長尺状磁石の」二に薄肉の鉄製
シートを配置することにより、磁石連結部の磁場均一性
をより向上させることができた。
(実施例2) 第2図により、実施例2を説明する。長さ50mm X
幅15+++mX厚さ5圃1のNd (ネオジム)−F
e(鉄)永久磁石1a及び長さ5011IIIIX幅5
mm×厚さ7111111のS m −Co永久磁石1
bを図のように配置して軌道を構成した。中央部の77
上用磁石1a上のr14:に、厚さ2皿の推進用コイル
2を図のように配置した。コイル2は直径Q 、 2 
nun のエナメル銅線を1.50タ一ン巻回したもの
である。
実施例上と同様に、コイル2を3相交流て励磁すること
により、軌道」二を走行する超電導体は円滑に走行した
第3図は長尺磁石として下行四辺形状のものを用いるこ
とで、図のような分岐軌道を構成した。
コイルの励磁は走行軌道に沿って行えば良いが、未使用
コイルのうち分岐部分にあるものを直流電流でパルス励
磁することにより、効果的に分岐できる。例えは、図に
おいて超電導体が直進する場合には、超電導体か分岐点
にさしかかる時、コイル2bをパルス励磁して磁場の壁
を発生させ、分岐点て曲がる場合にはコイル2aをパル
ス励磁する。
本発明によれば、分岐軌道が構成でき、?7.J、: 
している超電導体を2吹元的に1)Jかすことかできる
(実施例3) 第4図により、実施例3を説明する。第1の実施例で用
いたのと同じ浮上相磁石を磁極を交互に3列にして(磁
極は図示せず)、走行方向に磁極をそろえて並へた。ま
た、コーナ部には前述の磁石と同し幅と厚みて、同程度
の長さを有する円弧状磁石]の上に、実施例1と同様に
配置した。底部に直径Q 、 5 mmの穴が複数個あ
いた冷却装置4を軌道上に設けた。この冷却装置に液体
窒素を充填して、液滴を落下させた。浮上磁石]の」二
に幅15IIIm×長さ30 mm X厚さ2 nun
の長方形状の超電導体3を浮」ニさせ、推進用コイル2
を120ヘルツで励磁して走行させた。
本実施例によれば、軌道横方向に磁場の急勾配が存在し
、実施例1に比べて浮上体の走行安定性が高められる。
(実施例4) 第S図により、実施例4を説明する。実施例3と同様の
軌道を平行に2つ設け、長さ1.0mの搬送路とした。
厚」二用磁石1は厚さ1. 、5 mm の鉄板に吸引
させ、その吸引力により連結している。各軌道上の超電
導体3には厚さO、l nlnの伝熱板6が密着させら
れ、断熱材7を介して連イJ1棒8で連結されている。
また、伝熱板6の」二には綿を冷媒吸収剤9として貼付
する。液体窒素5を充填した冷却装置4は搬送路1.2
 m間隔て配置した。
以」−の様にして、連結棒8の−「、に載せた搬送物」
Oを地−Lとは非接触で「役送することができた。
本実施例によれば、冷媒吸収材9と伝熱板6により、超
電導体3の熱的安定性が向ゴーする。なお、本実施例で
は冷媒吸収材として綿を用いたか、材質はこれに限るも
のではなく紙や布などを用いても同様の効果がある。
(実施例15) 第6図により、実施例5を説明する。実施例4と同し軌
道と浮」1体を真空断熱月1−2で囲んだ。
真空断熱材」2には冷凍機]3か取り伺けられている。
また、真空断熱材12には冷凍機13が取り付けられて
いる。また、真空断熱材12は軌道の基板である鉄板]
1に対して断熱材7′及び真空シール材14を介してシ
ールされている。
=16− 以上のようにし、実施例4同様、搬送物10を非接触で
搬送することができた。
本実施例によれば、搬送路が真空断熱月12により連続
的に覆れ、冷凍機13により高温超電導体3の臨界温度
より低い温度に保持されているため、浮」1体を搬送路
中の任意の位置で連続的に停止させておくことができる
。また、実施例4ては得られなかった超低続度での搬送
も可能である。
(実施例6) 第7図により、実施例6を説明する。浮」1体3に溶融
法で作製した高温超電導体を用いた。この超電導体を液
体窒素5て冷却して超電心状態に転移させた後に、浮上
相磁石1に十分近づけて浮−1−用磁石1の磁束を侵入
させた、。
以」二の手順により浮上体3を、浮上用磁石1及び推進
用コイル2から成る軌道の下に吊り下げるように77上
させ、推進させた。
本実施例によれば、浮」1体を磁石の下方向に浮」ニさ
せることができ、軌道下にプールした液体窒素で浸漬冷
却して浮上時間を長くすることがてきる。また、溶融法
で作製した浮上体は磁束ピン止め力が強く、推進コイル
の進行磁場への追従性が良く、すヘリが小さくなる。な
お本実施例では浮上体を磁石の下方向に浮」ニさせたが
、前記した実施例1から5と同様に磁石の上に浮上させ
ることも可能であることは言うまでもない。
(実施例7) 以上の実施例では高温超電導体を浮上体にした例につい
て述べたが、ここでは実施例7として高温超電導体を軌
道、磁石を浮上体にした場合によって、第8図を用いて
説明する。
高温超電導体3を銅バイブ15にハンダ1Gで含浸して
、軌道を構成した。、ハンタ材には低融点であり、かつ
高温超電導体と反応しにくいインジウムを用いた。推進
コイル2は軌道の下側に配置した。銅パイプ15に液体
窒素を流して高温超電導体3を超電導状態に転移させて
、磁石1′を軌道の上に浮上させた。しかる後に、推進
コイル2を3相交流で励磁して進行磁場を発生させ、軌
道上に浮上している磁石1′を走行させた。
本実施例によれば、推進コイル2を高温超電導体3の下
側に配置しているので、磁石1′の浮上ギヤツプすなわ
ちクリアランスを損なうことはない。このような配置に
おいても、推進コイル2から発生する磁束は高温超電導
体の粒界等の弱結合部分を通り抜けるので、磁石1′と
磁気的に作用させることができる。なお、本実施例では
、磁石1′の走行速度は進行磁場に対しての遅れがなく
、同期速度となっている。
本実施例では、クリアランスを損なわないように推進コ
イル2を高温超電導体3の下側に配置したが、当然のこ
とながら、高温超電導体3の]二側に配置しても磁石1
′を走行させることはできる。
また、高温超電導3の冷却用に液体窒素を銅パイプ15
に流したが、冷却用はこれに限定されるものではなく、
例えば冷却されたヘリウムガス、窒素ガス等、臨界温度
以下のものであれば良い。
〔発明の効果〕
本発明によれば、推進用コイルの配置、形状。
励磁方法の最適化により、浮上体のクリアランス(浮−
に体と浮上用磁石の間隙)を保ったまま、浮」1体を効
率良く走行させることができ、推進力や走行速度の制御
性を高めることができた。
また、浮上用磁石による走行方向の磁場の均一性が向」
ニジたため、ll−に体をより滑らかに走行させること
ができる。さらに、走行方向に対して直角、すなわち浮
上用磁石の幅方向の磁場勾配を急峻にしたので、浮上体
の走行安定性を高めることかできた。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1のコイル配置を示す平面図、第2図は
実施例2を示す斜視図、第3図は実施例2の変形例で分
岐軌道の平面図、第4図は実施例3を示す斜視図、第5
図は本発明の超電魂磁気浮−J二装置を搬送に用いた実
施例4の正面図、第6図は実施例4の変形例で、冷却装
置が異なる実施例5を示す正面図、第7図は溶融法で作
製した高温超電導体を用いて、磁石の下に厚」ニさせた
実施例6を示す側面図、第8図は磁石を浮上体にした実
施例7を示す正面図、第9図、第11図、第13図、第
15図は浮上用磁石の配置を示す斜視図、第10図、第
]2図、第]4図、第16図は各々の磁場分布を示す図
、第17図は第9図から第13図の変形例で厚さ及び着
磁方向の異なる7ワ」−用磁石を組合わせた斜視図であ
る。 1、、la、lb  浮上用磁石、1′ 浮上律磁石、
2.2a、2b  推進用コイル、3・高温超電導体、
4・冷却装置、5・・・液体窒素、6・・伝熱板、7.
7′ 断熱材、8 連結棒、9 冷媒吸収利、10 搬
送物、11・鉄板、12・・真空断熱容器、13・冷凍
機、14 真空シール材、]5 銅パ第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第7図 第8図 第9図    第11図 第10図    第12図 第13図   第15図 第17図 3?り / 第14図    第16図 17一

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、高温超電導体から成る浮上体と、該浮上体を浮上さ
    せるための磁場印加を行う浮上用磁石と、該浮上体を冷
    却する装置を備えた超電導磁気浮上装置において、前記
    浮上用磁石と近接して前記浮上体を走行させるための複
    数個の推進用コイルを設けたことを特徴とする超電導磁
    気浮上装置。 2、請求項1記載の超電導磁気浮上装置において、前記
    推進用コイルを偏平形状の空芯コイルとしたことを特徴
    とする超電導磁気浮上装置。 3、請求項1から2記載の超電導磁気浮上装置において
    、前記複数個の推進コイルの幅を浮上用磁石の幅よりも
    大きくし、かつ前記推進コイルを互いにラップさせて配
    置したことを特徴とする超電導磁気浮上装置。 4、請求項3記載の超電導磁気浮上装置において、前記
    ラップさせた推進コイルの互いに重り合う部分を浮上用
    磁石の外側又は内側とし、浮上用磁石からはみ出した部
    分を下側に曲げたことを特徴とする超電導磁気浮上装置
    。 5、請求項1から2記載の超電導磁気浮上装置において
    、前記推進コイルを多相交流で励磁したことを特徴とす
    る超電導磁気浮上装置。 6、請求項1から2記載の超電導磁気浮上装置において
    、前記浮上用磁石として、浮上体の走行方向に長尺形状
    である磁石を用いたことを特徴とする超電導磁気浮上装
    置。 7、請求項6記載の超電導磁気浮上装置において、前記
    浮上用磁石と推進用コイルの間に強磁性体から成る薄肉
    状シートを挿入したことを特徴とする超電導磁気浮上装
    置。 8、請求項6記載の超電導磁気浮上装置において、前記
    浮上用磁石を少なくとも3列以上の配置とし、かつ中央
    部に位置する磁石の厚みを他のものより薄くして溝部を
    設けて、該溝部に推進用コイルを設置したことを特徴と
    する超電導磁気浮上装置。 9、請求項6記載の超電導磁気浮上装置において、前記
    長尺形状の浮上用磁石のうち少なくとも1個以上に浮上
    体との対向面が台形又は平行四辺形の磁石を用い、浮上
    体の走行軌道を少なくても2つ以上の分岐構造とし、走
    行する軌道上の推進コイルを多相交流で励磁すると共に
    、分岐点の走行しない軌道上の推進コイルの少なくとも
    一つをパルス状の直流で浮上用磁石と同じ向きの磁束が
    発生するように励磁して浮上体を分岐させることを特徴
    とする超電導磁気浮上装置。 10、請求項1記載の超電導磁気浮上装置において、前
    記超電導体として溶融法で作成した高温超電導体を用い
    ることを特徴とする超電導磁気浮上装置。 11、請求項1から2記載の超電導磁気浮上装置におい
    て、浮上用磁石による印加磁場が浮上用磁石の幅方向で
    急峻な磁場勾配となるように浮上用磁石を少なくとも2
    列以上に配列して並べたことを特徴とする超電導磁気浮
    上装置。 12、請求項1から11記載の超電導磁気浮上装置を用
    いたことを特徴とする搬送装置。
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