JPH01248977A - 浮上体の回転運動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明の浮上体の運動装置に係り、特に、超電１体の回
転運動を引き起こす装置に関する。

〔従来の技術〕

一般に、支柱によって回転運動自在に支えられた装置に
おいて、第３図に示すように、浮上体１を浮上させるた
めに磁石２を回転持具３０に納めた回転運動体−β−に
は支柱４の回りに回転運動を引き起こすために、回転運
動体−β−の外周に回転突起物５が設けられ、回転運動
体は支柱を支えるガイド６の動きに伴って矢印７の方向
に進む。そして。

移動方向に設けられた外部突起物８に、回転運動体主の
回転突起物５が当たれば１回転運動体−β−は。

支柱４の回りで矢印９の方向に回転運動を始める。

ところで、この方式では、回転運動体−ｐ−の外周面に
回転突起物５を取り付けているために、この突起物が、
回転に対して空気抵抗を受けて回転運動を止める方向に
力を受けるため、回転運動が長つづきしない。特に、液
体窒素や液体ヘリウムのような冷却媒体中で回す場合に
は、制動力が大きく、回転運動は、すぐ、止んでしまう
。

第４図に示すように、回転運動体主には回転突起物５を
設けず、該運動体重は矢印の方向に進み破線で示す位置
まで来ると、移動方向に設けられた外部突起物８と外周
面が接触するようになっており、この接触時の摩擦によ
り矢印９方向の回転運動を行なうものが考えられる。

なお、上記２回転運動体は、冷媒４０で満たされた冷媒
容器４１の中に入っており、浮上体は。

該冷媒により冷却される。

尚、酸化物超電導体を敷いた上に永久磁石を備えた磁気
浮上車が、昭和６２年１１月２５日発行の日刊工業新聞
に掲載されている。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術は、回転持具に取り付けた突起物が回転す
ることに伴い発生するエネルギー損失や、摩擦によって
回転運動を引き起こす時に生ずるエネルギー損失につい
ての配慮が十分にはなされておらず、回転運動が長く続
かない欠点があった。

また、接触して回転運動させる場合には、接触により接
触面が摩耗ししだいに回転がしずらくなる怖れがあった
。

本発明の目的は、突起物を無くして回転運動のエネルギ
ー損失を極力小さくし、また、接触面の摩耗等が無いよ
うに、酸化物超電導体を非接触で回転運動させることで
ある。

〔課題を解決するための手段〕

上記の目的は、浮上体である酸化物超電導体を浮上させ
るために回転持具に収められた磁石と、回転運動を引き
起こさせるために回転運動体とは適当な距離、はなして
設けられた磁石との間で。

吸引力又は反発力を生ぜしめることにより、達成される
。

〔作用〕

浮上体である酸化物超電導体を浮上させ、がっ、磁石を
納めた回転持具との相対位置を保持するために、該超電
導体に鎖交する磁束の量が帰所的に変わるように、磁石
を配列する。そして、この磁気的な不均一さを利用して
、回転運動体とは適当な距離を隔てて配置した外部磁石
と、回転持具内の磁石との間で力を作用させ、外部磁石
と回転持具内の磁石との間の相対運動により、回転運動
体に回転運動を引き起こすようにした。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図により説明する。図で
は回転原理を明確に示すために浮上体や、冷媒を入れた
冷媒容器等を取り除いて示している。

図において１回転運動体−β−の磁石２は、上方より見
ると、Ｎ極とＳ極が周方向に交互に並んでいる。

回転運動体−つ−の移動方向には、該運動体と距離を隔
てて外部磁石１１が置かれており、回転運動体の回転持
具３０内に納められた磁石との間に吸引力が作用するよ
うにしである。第１ａ図は、外部磁石１１に回転運動体
−β−が近づきつつある時を示しており、丸印を太く描
いたＳ極１２と外部磁石１１のＮｖｉが引き合う、第１
ｂ図は、回転運動棒立が移動して、外部磁石１１が該運
動体の進向方向に対し真横の位置に来た時を示しており
、この時、丸印を太く描いたＳ極１２は外部磁石１１に
引かれて、外部磁石と真向かう位置に来る。第１ａ図の
状態から第１ｂ図の状態に移るのに伴い、第１ｂ図に矢
印１３で示すような回転が生ずる。

第１ｃ図は外部磁石１１が、該運動体点から離れつつあ
る状態を示しており、この場合にも、丸印を太く描いた
Ｓ極１２と外部磁石１１のＮ極が引き合う。しかし、該
運動体は、長い矢印１５で示す方向に移動しているので
、外部磁石１１と運動体点の距離は急速に増して行くの
で働く力は急激に弱まる。これにより、第１ｃ図に矢印
１４で示すような回転が持続する。

第２図は他の実施例を示すものであり、外部に設置した
磁石を回転運動棒立の進行方向に対し、上側と下側、交
互に設けた点が第１図と異なる点である。この実施例で
は、外部磁石がａの位置にある時は、第１図の場合と同
様であり、回転運動体ユは矢印１６の方向、すなわち、
紙面に対し時計回りの回転運動をする。外部磁石がｂの
位置にある場合には、外部磁石１１と回転持具内のＮｉ
磁石１７（太い丸印で示す）が引き合うので、矢印１８
で示す方向、すなわち、紙面に対し、反時計回りに回転
運動をする。外部磁石１１が、Ｃの位置にある場合には
、ａの位置の場合と同様であり、時計回りの回転をする
。

以上の様に、本実施例によれば、回転運動体の回転方向
を変えることができ、時計回り方向と、反時計回り方向
に交互に回転させることができる効果がある。

〔発明の効果〕

本発明によれば、浮上体である酸化物超電導′体を浮上
かつ、保持するための磁石と、外部に設置して磁石との
間で、非接触に、力を作用させることができるので、回
転に伴う回転運動エネルギーの損失が少なく、かつ、接
触面が無いので、接触に伴う摩擦が生ずることなく回転
運動させる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の動作原理を示す図、第２図は他の実
施例を示す図、第３図及び第４図は従来技術を示す図で
ある。 １・・・浮上体、２・・・磁石、３　・・・回転運動体
、４・・・支柱、５・・・回転突起物、８・・・外部突
起物、１１・・・外部１図 ／／−ＪＦ″ｌ ｌｌ／Ｆ′ｌ 第２図 （α）　　　　　　　　　　　　　　　　（ト〕　　　
　　　　　　　　　　　　（Ｃ）第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、磁石を配置した回転可能な支持体と浮上用の超電導
   体および冷媒容器より成る装置において、前記支持体の
   周辺に回転駆動用の磁石を設けたことを特徴とする浮上
   体の回転運動装置。