JPH0416507A - 層状ケイ酸塩の水熱合成法 - Google Patents

層状ケイ酸塩の水熱合成法

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JPH0416507A
JPH0416507A JP2118472A JP11847290A JPH0416507A JP H0416507 A JPH0416507 A JP H0416507A JP 2118472 A JP2118472 A JP 2118472A JP 11847290 A JP11847290 A JP 11847290A JP H0416507 A JPH0416507 A JP H0416507A
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kenyaite
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amorphous silica
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Katsunori Kosuge
勝典 小菅
Gun Tsunashima
綱島 群
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B33/00Silicon; Compounds thereof
    • C01B33/20Silicates
    • C01B33/36Silicates having base-exchange properties but not having molecular sieve properties
    • C01B33/38Layered base-exchange silicates, e.g. clays, micas or alkali metal silicates of kenyaite or magadiite type

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Silicates, Zeolites, And Molecular Sieves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ケニヤアイト型層状ケイ酸塩の水熱合成法に
関する。
〔従来の技術及びその問題点〕
一ジョンによる眉間修飾では新現な触媒や多孔材料を始
めとした複合材料開発へ発展している分野である。
現在、その対象となる層状ケイ酸塩には天然のスメクタ
イト系粘土鉱物や溶融法で合成されたフッ素マイカ等が
ある。しかし、これらの層状ケイ酸塩を活用した機能性
材料の開発は、より精製された原料を出発原料とした。
より効率的な合成プロセスが求められている。
従来、純粋なケニヤアイトあるいはケニヤアイトのNa
原子をに原子に置き換えたケニヤアイト型層状ケイ酸塩
の合成では、100℃付近では数ケ月という長時間を要
する上に、生成物中には非晶質I =fト型層状ケイ酸塩を単一相として得ることは回遊で
あることが知られている。また、高温ではこれらの化合
物の結晶化が進み易くなることが指摘されており1例え
ば、 200℃、3時間以上でケニヤアイトが単一相と
して生成することが確かめられている。しかし、このよ
うな高い反応温度では水熱条件下における圧力が10k
g/a#を越えてしまうという問題があり、より反応温
度の低い条件で単一相として合成し得る方法が求められ
ている。
〔発明の課題〕
本発明は、水熱反応進行時の圧力がLOkg/aJを越
えないような低温でケニヤアイト型層状ケイ酸塩単一相
を短時間で生成可能とする新規な水熱合成法を提供する
ことをその課題とする。
ダ自体を出発原料として合成されたアモルファスシリカ
も可能である。
アモルファスシリカの粒度はあまり限定する必要はない
が、大きすぎると、加熱溶解させて反応させるのに長時
間を要するので、100メツシユ以下、好ましくは20
0メツシユ以下が適当である。
ナトリウム化合物としては、水酸化ナトリウム力と、ナ
トリウム化合物と、カリウム化合物と水とからなる混合
物を100〜180℃の水熱条件下で反応させることを
特徴とするケニヤアイト型層状ケイ酸塩の水熱合成法が
提供される。
本発明において出発原料成分として用いるアモルファス
シリカは、湿式法で合成することができ、この場合、そ
の履歴は限定されない。例えば、珪酸ソーダやアルコキ
シドを原料としたシリカ源やケイ酸塩鉱石を鉱酸処理し
て得られるアモルファスシリカを用いることができる。
また、珪酸ソー反応条件としては、組み合わせるナトリ
ウム化合物とカリウム化合物の種類によって、その混合
比及びアルカリ度を適宜選定する。例えば、ケニヤアイ
ト型層状ケイ酸塩の合成において、水酸化ナトリウムと
炭酸カリウムを用いた場合、H2O15102モ)Li
比が15−20、NaOH/5i02モ)Li比が0.
20−0.26、K2Co、 /5in2モ/L/比が
0.10−0.25となるように各原料成分を混合し1
反応温度170℃の水熱条件下で10〜24時間処理す
ると、生成する同相として、ケニヤアイト型肩状ケイ酸
塩単一相を得ることができる。−船釣には、H□O/ 
S x O2モル比は、15〜20、好ましくは16〜
18.ナトリウム化合物/5i02モル比は、0,18
〜0.30、好ましくは0.20〜0.25、カリウム
化合物/SiO□モル比は、 0.06〜0.30、好
ましくは0.14−0.18である。また、ナトリウム
化合物/カリウム化合物モル比は、1.0〜1.6、好
ましくは1゜2〜1.5である。反応温度は、100〜
200℃、好ましくする傾向があるので、前記のように
、150−170℃程度にするのが好ましい。反応混合
物は、これを撹拌して系全体の均一性を保持する。
上記の条件によって合成された固体物質は、常法によっ
て母液と分離し、ついで10−3〜10−”+*ol/
1程度の水酸化カリウム溶液で洗浄し、さらに水洗後、
乾燥し回収する。
〔発明の作用〕
本発明による合成方法においては、マガディアイトの生
成が進行する温度領域で、ナトリウム原子の一部をカリ
ウム原子に置き換え、固溶体としての層状ケイ酸塩を生
成させることによって、これまでより低温、短時間でケ
ニヤアイト型層状ケイ酸塩の生成が可能となったものと
考えられる。
すなわち、カリウムを含まずナトリウムのみを含むアル
カリ条件では、 150−170℃程度の水熱反応温度
、数十時間でマガディアイトが単一相として得られ、ケ
ニヤアイトを単一相として得ることは難しい。この場合
には、185℃では両者が共存し、200℃でケニヤア
イト単一相となる。また、ナトリウム原子は含まずカリ
ウム原子のみを含むアルカリ条件下では、150〜18
0℃では底面回折線がケニヤアイト型に類似した生成物
が得られるが、X線回折パターンからは中間相と位置ず
けられるもので、185℃で始めて単一相となる。
従って、本発明では、マガディアイトの生成が推進され
る反応条件下でカリウム原子を共存させることで、ケニ
ヤアイト型層状ケイ酸塩がより低温で選択的に合成可能
となるものと考えられる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
実施例1 原料とするアモルファスシリカ、本機化ナトリウム及び
炭酸カリウムは全て市販品を用いた。これらの原料成分
を、H,O/SiO,モル比が18、Na01(/Si
O□モル比が0.23.に2CO,/5i02モル比が
0.16となるように混合し、オートクレーブ中におい
て反応温度170℃の水熱条件下で20時間処理した。
次に、反応処理終了後、濾過して液相を分離し、得られ
た固相をto−’mol/lの水酸化ナトリウム溶液で
洗浄した。この回収固体を40℃で乾燥後、X線回折法
で測定したところケニヤアイトとほぼ同一のX線回折パ
ターンを示す生成物であることが分かった。なお、固体
を水洗してもX線回折パターンの変化は認められず、こ
れは以下の実施例においても同様であった。
実施例2 実施例1において、アモルファスシリカとして、蛇紋岩
の酸処理によって得られたアモルファスシリカを用いた
以外は、実施例1と同様にして実験を行った。
反応温度170℃の水熱条件下で16時間処理すると、
ケニヤアイト型層状ケイ酸塩からなる固体がが単一相と
して得られた。
〔発明の効果〕
本発明によるケニヤアイト型層状ケイ酸塩は、マガディ
アイトと同様その特有の層状構造に基づくミクロポアを
有することから、それ自体化学工業、窯業、医学等多く
の分野での用途が期待できる。例えば、触媒担体、充填
剤、吸着剤、脱臭剤、酵素センサー、微生物分離等に適
用可能と考えられる。また、インターカレーション反応
により有機あるいは無機物質で眉間修飾可能なことから
、種々の複合材料、酵素センサー、微生物分離剤。
薬理活性物質、あるいは眉間におけるピラー形状によっ
て新たな触媒や多孔材料等を製造する際の層状化合物と
して有用なものと期待できる。
また、これを酸処理して得られる結晶性層状ポリケイ酸
はシリカ分のみから成り、アモルファスシリカが利用さ
れてきた用途、例えば触媒、触媒担体、充填剤、吸着剤
、脱臭剤等に対し、高い性能を賦与できる可能性があり
、更に前述と同様特殊構造を活用したインターカレーシ
ョン反応により、複合材料を始めとした種々の機能性材
料創製のための層状化合物として有用なものと期待でき
る。
特許出願人 工業技術院長 杉 浦   賢指定代理人
 工業技術院公害資源研究所i可I−1・ 高多 −啄

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アモルファスシリカと、ナトリウム化合物と、カ
    リウム化合物と水とからなる混合物を100〜180℃
    の水熱条件下で反応させることを特徴とするケニヤアイ
    ト型層状ケイ酸塩の水熱合成法。
JP2118472A 1990-05-08 1990-05-08 層状ケイ酸塩の水熱合成法 Expired - Lifetime JPH0669889B2 (ja)

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JP2118472A JPH0669889B2 (ja) 1990-05-08 1990-05-08 層状ケイ酸塩の水熱合成法
US07/669,093 US5160718A (en) 1990-05-08 1991-03-13 Method of producing kenyaite-type phyllosilicate
DE4107955A DE4107955C2 (de) 1990-05-08 1991-03-13 Verfahren zum Herstellen von Phyllosilikat vom Kenyait-Typ

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