JPH041649A - 感光性印刷版の製造方法 - Google Patents

感光性印刷版の製造方法

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JPH041649A
JPH041649A JP10156390A JP10156390A JPH041649A JP H041649 A JPH041649 A JP H041649A JP 10156390 A JP10156390 A JP 10156390A JP 10156390 A JP10156390 A JP 10156390A JP H041649 A JPH041649 A JP H041649A
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photosensitive
acid
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成瀬 康人
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は感光性印刷版の製造方法に関する、特にマント
化された感光層を有する感光性印刷版の製造方法に関す
るものである。
〔従来の技術〕
感光性印刷版の表面をマット化する方法、あるいはマッ
ト化した感光性印刷版を製造する方法については、種々
の方法が知られている。
例えば、゛特公昭57−6582号公報には、支持体に
感光層を塗布後、グラビアローラにて種々の粉体を分散
した溶液を感光層上に塗布して凹凸を作成する方法が、
特公昭61−48994号公報には感光層の上に種々の
水系溶液を静電塗工方法で塗布し表面を凹凸にする方法
が、又特開昭55−12974号公報には感光層の上に
粉体を熱融着させる方法が示されている。更に又、英国
特許第174588号明細書では、感光層の表面に感光
層と同じ組成の液をスプレー塗布して、不連続な層を作
り、表面を凹凸にする方法が示されている。
又、特開昭54−12905号公報には種々の粉体を感
光液中に分散し、それを凹凸を有するローラで塗布し、
感光層を設ける方法が記載され示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のように種々の方法が感光性印刷版の表面をマット
化する方法として示されているが、特公昭57−658
2号、特公昭61−48994号。
特開昭55−129774号各公報及び英国特許第17
4588号明細書に示される感光層にマット層を設ける
方法では工程が一工程増加することとと、或いは方法に
よってはマット層が脱落しやすい問題点があった。
又、感光液中に粉体を分散させる特開昭54−1290
5号公報に示す方法では粉体が凝集して故障を起こす等
の欠点があった。
本発明の目的は従来技術の問題点、すなわち、工程が増
加すること、塗布面に形成されたマット剤が後の製造工
程で生じる剥離、粉体の凝集による画像のつぶれ等を防
止できるマット化方法を提供することにある。
(11題を解決するための手段および作用)本発明の上
記目的は、 感光性印刷版の支持体上に霧化状態で且つ帯電した感光
層塗布液の粒子を静電付着させて、その表面に凹凸の存
在する感光性塗膜を形成させることを特徴とする感光性
印刷版の製造方法。
によって達成される。
本発明の感光層塗布液は、回転ベル、スプレーノズル、
超音波霧化装置等の種々の霧化装置により、霧化状態の
塗布液の粒子にすることが出来る。
霧化状態で且つ帯電した感光層塗布液の粒子は、塗布液
の霧化と同時に帯電させて得てもよく、塗布液を予め霧
化してから帯電させて得ても良い。
本発明の好適な実施msを図面により説明する。
第1図は、感光層塗布液を予め霧化してから帯電させて
、霧化状態でかつ帯電した感光層塗布液の粒子を得て、
該感光層塗布液の粒子を静電付着させて塗膜層を形成す
る工程の概略断面図である。
感光層塗布液は超音波霧化機1回転ベル、またはスプレ
ーノズル等の霧化装[11により霧化室12内で霧化さ
れて、霧化状態の感光層塗布液の粒子になる。感光層塗
布液の粒子は、キャリア気体10により運ばれて、霧化
室から輸送管5を通り開口部たる吹出口4に達する。感
光層塗布液の粒子のうちで径が大きいものは、吹出口4
に達するまでに霧化室12及び輸送管5の壁面に衝突し
て除かれる。
吹出口に至るまでの該粒子中の溶媒の蒸発により該粒子
の粘度は上昇する。吹出口4に達した感光層塗布液の粒
子を電極7によって帯電させ、支持体1に静電付着させ
ることにより、支持体lの表面に凹凸を持つ感光層塗膜
層を形成させることができる。支持体lはバスローラ2
,3及び8により案内されて走行している。
第2図は第1図の吹出口4付近の斜視図である。
電極7を有する吹出口は矩形上であるが、霧化状態の感
光層塗布液の粒子は電極7により電荷を付与されて帯電
し、層流状態で支持体1に静電付着て塗膜層が形成され
る。吹出口の形状には細かな制約は無い。
表面の凹凸の状態は霧化方式の条件、例えば回転ベル方
式の場合にはベル形状、ベル回転数、スプレ一方式の場
合にはズブレーノズル径等で変化し更に塗布液の霧化粒
子径、塗布液の溶剤組成、粘度等多くの要因によって変
化する。
また、第3図には吹出口2個を支持体の進行方向に並べ
て設けている例を示してあり、設ける吹出口の数に制約
はない。
霧化粒子径は150μm以下、より好ましくは80μm
以下が好ましい。
第3図のように吹出口を多段に設けることにより、−個
目の吹出口と2個目の吹出口で放出する感光性塗布液の
霧化粒子径を変え、適切な凹凸のパターンを得ることも
できる0通常は一個目の吹出口による塗膜が未載の状態
で次の吹出口によりの塗布を行う方が途中の乾燥を省略
出来好ましいが、−個目の吹出口による塗膜が乾燥後に
次の吹出口による塗布を行っても良い。
例えば、−個目の吹出口で粒子径の大なる、例えば約2
00μmの液滴で付着させたのち、2個目の吹出口で約
100μの液滴を付けることもできるし、その逆の方法
をとることも可能である。
上記種々の塗膜形成方法により、凹凸のある塗膜を形成
し、しかる後乾燥ゾーン9で乾燥させることにより、凹
凸のある塗膜を形成することができる。
表面の凹凸は約20μm位のものまで作成することがで
きる。
本発明における感光性印刷版としては、平版印刷版、凸
版印刷版、凹版印刷版等の印刷版の作成に使用される支
持体が含まれる。
上記支持体は、寸度的に安定な板状物として従来印刷物
の支持体として使用されるものが含まれ、それらは本発
明に好適に使用することができる。
かかる支持体としては、紙、プラスチックス(例えばポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン等)がラミ
ネートされた紙、アルミニウム(アルミニウム合金も含
む)、亜鉛、鉄、銅、等のような金属の板、二酢酸セル
ロース、三酢酸セルロース、プロピオン酸セルロース、
醋酸セルロース、酪酸酢酸セルロース、硝酸セルロース
、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリス
チレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリビニ
ルアセタールなどのようなプラスチックのフィルム、上
記の如き金属がラミネートもしくは蒸着された紙もしく
はプラスチックフィルムなどが含まれる。これらの支持
体から、印刷版の型式により、適当なものが選択される
0例えば、感光性平版印刷版の場合にはアルミニウム板
、特公昭48−18327号公報に記載されているポリ
エチレンテレフタレートフィルム上にアルミニウムシー
トが結合された複合体シートなどが好ましい、また、感
光性凸版印刷版の場合には、ポリエチレンテレフタレー
トフィルム、アルミニウム板、鉄板等が好ましい。
支持体は、必要に応じて表面処理される。例えば感光性
平版印刷版の場合には、支持体の表面の親水化処理が施
される。かかる親水化処理には種々のものがある。例え
ばプラスチックの表面を有する支持体の場合には、化学
的処理、放電処理、火炎処理、紫外線処理、高周波処理
、グロー放電処理、活性プラズマ処理、レーザー処理等
の所謂表面処理方法(例えば米国特許第2,764,5
20号、同第3,497,407号、同3,145,2
42号、同3,376.208号、同3,072.48
3号、同3,475.193号、3.360448号、
英国特許第788,365号各明細書等)と−旦これら
の表面処理後、該プラスチックに下塗層を塗布する方法
とがある。
また金属、特にアルミニウムの表面を有する支持体の場
合には、砂目立て処理、珪酸ソーダ、弗化ジルコニウム
酸カリウム、燐酸塩等の水溶液への浸漬処理、あるいは
陽極酸化処理などの表面処理がなされていることが好ま
しい、また、米国特許第2,714,066号明細書に
記載されている如く、砂目立てしたのちに珪酸ナトリウ
ム水溶液に浸漬処理したアルミニウム板、米国特許第3
,181,461号明細書に記載されているようにアル
ミニウム板を陽極酸化処理したのちに、アルカリ金属珪
酸塩の水溶液に浸漬処理したものも好適に使用される。
上記陽極酸化処理は、例えば、燐酸、クロム酸、硫酸、
硼酸等の無機酸、若しくはシュウ酸、スルファミン酸等
の有機酸、またはこれらの塩の水溶液または非水溶液の
単独または2種以上を組み合わせた電解液中でアルミニ
ウム板を陽極として電流を流すことにより実施される。
また、米国特許第3.658,662号明細書に記載さ
れているようなシリケート電着も有効である。
これらの親水化処理は、支持体の表面を親水性とするた
めに施される以外に、その上に設けられる感光性組成物
との有害な反応を防ぐ為や、感光層との密着性の向上の
ために施されるものである。
支持体上に設けられる感光性物質は、露光の前後で現像
液に対する溶解性又は膨潤性が変化するものならば使用
出来る0例えば、 (1)  ジアゾ ″)゛なる p−ジアゾジフェニルアミンとバラホルムアルデヒドと
の縮合物に代表されるジアゾ樹脂は、水溶性のものでも
、水不溶性のものでも良いが、好ましくは、水不溶性且
つ通常の有機溶媒に可溶性のものが使用される。特に好
ましいジアゾ化合物としては、P−ジアゾフェニルアミ
ンとホルムアルデヒド又はアセトアルデヒドとの縮合物
の塩、例えばフェノール塩、フルオロカプリン酸塩、及
びトリイゾブロビルナフタレンスルホン酸、44−ビフ
ェニルジスルホン酸、5−ニトロオルト−トルエンスル
ホン酸、5−スルホサリチル酸、2.5−ジメチルベン
ゼンスルホン酸、2−二トロベンゼンスルホン酸、3−
クロロベンゼンスルホン酸、3−ブロモベンゼンスルホ
ン酸、2−クロロ−5−二トロベンゼンスルホン酸、2
−フルオロカプリルナフタレンスルホン酸、1−ナフト
ール−5−スルホン酸、2−メトキシ−4−ヒドロオキ
シ−5−ベンゾイル−ベンゼンスルホン酸及びパラトル
エンスルホン酸などのスルホン酸の塩などのように一分
子中に2個以上のジアゾ基を有する化合物である。その
他望ましいジアゾ樹脂としては上記の塩を含む2.5−
ジメトキシ−4−p−)リルメルカブトンベンゼンジア
ゾニウムとホルムアルデヒドの縮合物、2,5−ジメト
キシ−4−モノホリノベンゼンジアゾニウムとホルムア
ルデヒドまたはアセトアルデヒドとの縮合物が含まれる
また、英国特許筒1,312,925号明細書に記載さ
れているジアゾ樹脂も好ましい。
ジアゾ樹脂は、単独でレジストの作成に使用される感光
物となり得るが、好ましくはバインダーと共に使用され
る。
かかるバインダーとしては、種々の高分子化合物が使用
され得るが、ヒドロキシアミノ、カルボン酸アミド、ス
ルホンアミド、活性メチレン、チオアルコール、エポキ
シなどの基を含むものが好ましい、このような好ましい
バインダーには、英国特許1,350,521号明細書
に記載されているジュラ・2り、英国特許筒1,460
.978号及び米国特許第4.123,276号の各明
細書に記載されているようなヒドロキシエチルアクリレ
ート単位またはヒドロキシエチルメタクリレート単位を
主なる繰り返し単位として含むポリマー、米国特許第3
,751,257号明細書に記載されているポリアミド
樹脂、英国特許筒1,074,392号明細書に記載さ
れているフェノール樹脂および例えばポリビニルフォル
マール樹脂、ポリビニルブチラー樹脂のようなポリビニ
ルアセタール樹脂、米国特許第3,660,097号明
細書に記載されている線状ポリウレタン樹脂、ポリビニ
ルアルコールのフタレート花樹MLビスフェノールAと
エピクロルヒドリンから縮合されたエポキシ樹脂、ポリ
アミノスチレンやポリアルキルアミノ(メタ)アクリレ
ートのようなアミノ基を含むポリマー、酢酸セルロース
、セルロースアルキルエーテル、セルロースアセテート
フタレートなどのセルロース類等が包含される。
バインダーの含有量は、感光性レジスト形成性組成物中
に40〜95重量X含まれているのが適当である。バイ
ンダーの量が多くなれば(即ち、ジアゾ樹脂の量が少な
くなれば)感光性は当然大になるが、経時安定性が低下
する。最適のバインダーの量は約70〜90重量%であ
る。
ジアゾ樹脂からなる組成物には、更に、米国特許3,2
36,646.号明細書に記載されている燐酸、染料や
顔料などの添加剤を加えることができる。
(2)o−キノンジアジ  人  °なる特に好ましい
0−キノンジアジド化合物は0−ナフトキンジアジド化
合物であり、例えば米国特許第2766、118号、同
第2,767.092号、同第2,772゜972号、
同第2.859.112号、同第2.907.665号
、同第3,046,110号、同第3.046,111
号、同第3,046.115号、同第3,046,11
8号、同第3,046,119号、同第3,046.1
20号、同第3,046.121号、同第3,046.
122号、同第3,046,123号、同第3,061
,430号、同第3,102.809号、同第3,10
6,465号、同第3,635、709号、同第3.6
47,443号の各明細書をはしめ、多数の刊行物に記
されており、けれらは好適に使用することができる。こ
れらの内でも、特に芳香酸ヒドロキシ化合物の0−ナフ
トキノンジアジドスルホン酸エステルまたは0−ナフト
キノンジアジドカルボン酸エステル、および芳香族アミ
ノ化合物の0−ナフトキノンジアジドスルホン酸アミド
または0−ナフトキノンジアジドカルボン酸アミドが好
ましく、特に米国特許3,635.709号明細書に記
されているピロガロールとアセトンとの縮合物に0−ナ
フトキノンジアジドスルホン酸をエステル反応させたも
の、米国特許第4.028,111号明細書に記されて
いる末端にヒドロキシ基を有するポリエステルにO−ナ
フトキノンジアジドスルホン酸、または0−ナフトキノ
ンジアジドカルボン酸をエステル反応させたもの、英国
特許筒1,494,043号明細書に記されているよう
なp−ヒドロキシスチレンのホモポリマーまたはこれと
他の共重合し得る七ツマ−との共重合体に0−ナフトキ
ノンジアジドカルボン酸または0−ナフトキノンジアジ
ドカルボン酸をエステル反応させたものは非常にすぐれ
ている。
これらの0〜キノンジアジド化合物は、単独で使用して
用いることができるが、アルカリ可溶性樹脂と混合して
用いた方が好ましい。好適なアルカリ可溶性樹脂には、
ノボラック型フェノール樹脂が含まれ、具体的には、フ
ェノールホルムアルデヒドml、O−クレゾールホルム
アルデヒド樹脂、トクレゾールホルムアルデヒド樹脂な
どが含まれる。更に米国特許第4,123,279号明
細書に記されている欅に上記のようなフェノール樹脂と
共に、t−ブチルフェノールホルムアルデヒドFMBM
のような炭素数3〜8のアルキル基で置換されたフェノ
ールまたはクレゾールとホルムアルデヒドとの化合物と
を併用するとより一層好ましい。更に特開昭62−27
9327号公報に示されているようなフェノール性OH
基を持つビニル化合物か、特開平2−866に示される
ようなスルホンアミド基を有する高分子化合物等も用い
られる。アルカリ可溶性樹脂は、感光性レジスト形成性
組成物の全重量を基準として中に約50〜85重量%、
より好ましくは60〜80重量%、含有させられる。
0−キノンジジアド化合物からなる感光性組成物には、
必要に応じて更に顔料や染料、可塑側、塗布助剤として
の界面活性剤などを含有させることができる。
(3)     アジド ム か゛なる適当な感光性ア
ジド化合物としてはアジド基が直接又はカルボニル基又
はスルホニル基を介して芳香環に結合している芳香族ア
ジド化合物である。
これらは光によりアジド基が分解して、ナイトレンを生
じ、ナイトレンが種々の反応をおこして不溶化するもの
である。好ましい芳香族アジド化合物としては、アジド
フェニル、アジドスチリル、アジドベンザル、アジドベ
ンゾイル及アジドシンナモイルの如き基を1個またはそ
れ以上含む化合物で、たとえば4.4”−ジアジドカル
コン、4アジド−4’−(4−アジドベンゾイルエトキ
シ)カルコン、N、N−ビス−p−アジドベンザルニル
−フェニレンジアミン、1,2.6−)す(4”−アジ
ドベンゾキシ)ヘキサン、2−アジド−3−クロロ−ベ
ンゾキノン、2.4−ジアジド−4″−エトキシアゾベ
ンゼン、2,6−ジ(4°−アジドベンザル)−4−メ
チルシクロヘキサノン、4.4′−ジアジドベンゾフェ
ノン、2.5−ジアジド−3,6−シクロロペンゾキノ
ン、25−ビス(4−シジドスチリル)−1゜3.4−
オキサジアゾール、2−(4−アジドシンナモイル)チ
オフェン、2.5−ジ(4″−アジドベンザル)シクロ
ヘキサノン、4,4−ジアジドジフェニルメタン、1−
(4−アジドフェニル)−5−フリル−2−ペンター2
.4−ジエン−1−オン、1−(4−アジドフェニル)
−5−(4−メトキシフェニル)−ペンタ−1,4−ジ
エン−3−オン、1−(4−アジドフェニル)−3−(
1−ナフチル)プロペン−1−オン、1−(4−アジド
フェニル)−3−(4−ジメチルアミノフェニル)−プ
ロパン−1−オン、1−(4−アジドフェニル)−5−
フェニル−1,4ペンタジェン−3−オン、1−(4−
アジドフェニル)−3−(4−ニトロフェニル)−2−
プロペン−1−オン、1−(4−アジドフェニル)−3
−(2−フリル)−2−プロペン−1−オン、1.2.
6−トリ(4″−アジドベンゾキシ)ヘキサン、2,6
−ビス−(4−アジドベンジリジン−p−t−ブチル)
シクロヘキサノン、4.4゛ジアジドジベンゼルアセト
ン、4,4゛−ジアジドスチルベン−2,2”−ジスル
ホン酸、4゜アジドベンザルアセトフェノン−2−スル
ホン酸、4,4′−ジアジドスチルベン−α〜カルボン
酸、ジー(4−アジド−2゛−ヒドロキシベンザル)ア
セトン−2−スルホン酸、4−アジドベンザルアセトフ
ェノン−2−スルホン酸、2−アジド−1,4−ジベン
ゼンスルホニルアミノナフタレン、4,4−ジアジド−
スチルベン−2゜2“ −ジスルホン酸アニリド等をあ
げることが出来る。
またこれらの低分子量芳香族アジド化合物以外にも特公
昭44−9047号、同44−31837号、同45−
9613号、同45−249I5号、同45−2571
3号、特開昭50−5102号、同50−84302号
、同50−84303号、同53−12984号の各公
報に記載のアジド基含有ポリマーも適当である。
これらの感光性アジド化合物は、好ましくはバインダー
としての高分子化合物と共に使用される。
好ましいバインダーとしてはアルカリ可溶性樹脂があり
、例えばシェラツク、ロジンなどの天然樹脂、例えばフ
ェノールホルムアルデヒド’M脂、m−クレゾールホル
ムアルデヒド樹脂などのノボラック型フェノール樹脂、
例えばポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、メタクリル
酸−スチレン共重合体、メタクリル酸−アクリル酸メチ
ル共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体などの
不飽和カルボン酸の単独重合体またはこれと他の共重合
し得るモノマーとの共重合体、ポリ酢酸ビニルの部分ま
たは完全けん化物を例えばアセトアルデヒド、ベンズア
ルデヒド、ヒドロキシベンズアルデヒド、カルボキシベ
ンズアルデヒドなどのアルデヒドで部分アセタール化し
た樹脂、ポリヒドロキシスチレンなどが含まれる。更に
、例えばセルロースメチルエーテル、セルロースエチル
エーテルなどのセルロースアルキルエーテル類をはじめ
とする有機溶媒可溶性樹脂をバインダーとして使用でき
る。
バインダーは、感光性アジド化合物からなる組成物の全
重量に対して約10重量%から約90重量%の範囲で含
有させることが好ましい。
感光性アジド化合物からなる組成物には、更に染料や顔
料、例えばフタル酸エステル、燐酸エステル、脂肪酸カ
ルボン酸エステル、グリコール類、スルフォンアミド類
などの可塑剤、例えばミヒラーケトン、9−フルオレノ
ン、1−ニトロピレン、1.8−ジニトロピレン、2−
クロロ−1,2−ベンズアントラキノン、2−ブロモ−
1,2−ベンズアントラキノン、ピレン−1,6−キノ
ン、2−クロロ−1,8−フタロイルナフタレン、シア
ノアクリジンなどの増感剤などの添加剤を加えることが
できる。
(4)    ム  の     は   に−CH−
CH−C重合体主鎖又はamに感光性基として −CH−CH−C−を含むポリエステル類、ポリアミド
類、ポリカーボネート類のような感光性重合体を主成分
とするもの(例えば米国特許第3,030.208号、
同第3,707,373号及び同第3,453,237
号の各明細書に記載されているような化合物);シンナ
ミリデンマロン酸等の(2−プロベリデン)マロン酸化
合物及び二官能性グリコール類から誘導される感光性ポ
リエステル類を主成分としたもの(例えば米国特許朶2
,956,878号及び同第3.173゜787号の各
明細書に記載されているような感光性重合体);ポリビ
ニールアルコール、澱粉、セルロース及びそのIll初
物ような水酸基含有重合体のケイ皮酸エステル類(例え
ば米国特許第2,690.966号、同第2.752,
372号、同第2,732,301号等の各明細書に記
載されているような感光性重合体)等が含有される。こ
れらの組成物中には他に増感剤、安定化剤、可塑剤、顔
料や染料等を含ませることができる。
〔実 施 例〕
実施例−1 厚さ0.2−の23アルミニウム板を80゛cに保った
第3リン酸ナトリウムの10%&水溶液に3分間浸漬し
て脱脂し、ナイロンブラシと400メツシユのバミスト
ーンー水懸濁液を用いて砂目室てした後、このアルミニ
ウム板を20%硫酸中で陽極酸化を行い水洗、乾燥して
支持体としてのアルミニウム板を作製した。
このアルミニウム板に下記組成の液を第1図に示す方法
にて前述のように霧化した粒子を静電荷を与えて支持体
1の表面に凹凸を形成する形で塗布し、乾燥し、凹凸が
平均1.5μ−で平均重量2.5g/ポの感光層を設け
た。
塗布液組成: ナフトキノン−(1,2)−ジアジド −(2)−5−スルホン酸クロリドと ポリ−p−ヒドロキシエチレンの エステル化合物           7重量部ノボラ
ック型フェノール樹脂    20メチルエチルケトン
        32.4〃メチルセルソルブアセテー
ト    75.6#以上のようにして作製した試料に
ついて、フィルム原板(550鵬/600閣)と重ねて
真空密着プリンターによる真空密着時間を調べた。
更に、ゴム製のニップローラ間を5回及び10回通過さ
せた後、同様に真空密着時間及びローラに対するマット
剤の付着を調べた。ローラはウレタン製のゴムローラで
硬度70″のものを用いた。
その結果を第1表に示した。
第   1   表 以上の結果より、 本発明方式による製造方法により従
来方式でみられたマット剤の脱落がなく、真空密着時間
も二7ブローラを数多く通過した後も大きく変化しない
ことがわかる。
実施例−2 厚さ0.2園の23アルミニウム板を80℃に保った第
3リン酸ナトリウムの10%水溶液に3分間浸漬して脱
脂し、ナイロンブラシと400メツシユのバミストーン
ー水懸濁液を用いて砂目立てした後、このアルミニウム
板を20%硫酸中で陽極酸化を行い水洗、乾燥して支持
体としてのアルミニウム板を作製した。
このアルミニウム板に下記組成の液を第3図に示す方法
にて先ず第1の吹出口4aにて約70%の重量の塗布を
施し、その後筒2の吹出口4bよりも20%大なる液滴
で残りの量を霧化し、それぞれの粒子を電極7a、7b
で静電荷を与えて塗布し、表面に凹凸のある塗布面を作
製し、その後乾燥し、凹凸が平均2.1μmで平均重量
が2.4g/ボの感光層を設けた。
塗布液組成: ナフトキノン−(1,2)−ジアジド −(2)−5−スルホン酸クロリドと ポリ−p−ヒドロキシエチレンのエス テル化合物            7 重量部ノボラ
ック型フェノール樹脂   20  #メチルエチルケ
トン       32.4#メチルセルソルブアセテ
ート   75.6〃以上のようにして、作製した試料
について、フィルム原板(550園/600閣)と重合
わせて真空密着プリンターによる真空密着時間を調べた
。更に、ゴム製ニップローラ間を5回および10回通過
させた後、同様に真空密着時間及びローラに対するマッ
ト剤の付着を調べた。ローラはウレタン製のゴムローラ
で硬度70″′のものを用いた。
その結果を第2表で示した。
第   2   表 以上の結果より本発明方式による製造方法により、従来
方式で見られたマット剤の脱落も無く、真空密着時間も
ニップローラを数多く通過した後も大きく変化しないこ
とがわかる。
〔発明の効果〕 本発明による感光性印刷版の製造方法により、感光液の
塗布とマット剤の塗布が同時に施行出来、設備が簡単化
し、且つマット剤の脱落防止が出来るようになり、品質
の向上とコストの低減に寄与した。
【図面の簡単な説明】
第1.3.4図は本発明の感光性印刷版の製造方法の一
実施例の概略断面図、第2図は本発明の吹出口近辺の斜
視図である。 1・・支持体 2.3.8・・バスローラ 4.4.4′ ・・吹出口  5・・輸送管6・・電極
ケーブル 7.7a、7b・・電極 9・・乾燥ゾーン 11・・霧化装置 13・・超音波霧化機 10・・輸送気体 12・・霧化室

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 感光性印刷版の支持体上に霧化状態で且つ帯電した感光
    層塗布液の粒子を静電付着させて、その表面に凹凸の存
    在する感光性塗膜を形成させることを特徴とする感光性
    印刷版の製造方法
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