JPH0416499Y2 - - Google Patents

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JPH0416499Y2
JPH0416499Y2 JP1983106958U JP10695883U JPH0416499Y2 JP H0416499 Y2 JPH0416499 Y2 JP H0416499Y2 JP 1983106958 U JP1983106958 U JP 1983106958U JP 10695883 U JP10695883 U JP 10695883U JP H0416499 Y2 JPH0416499 Y2 JP H0416499Y2
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JP
Japan
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shaft
tuning
rotating body
mounting device
engaging
Prior art date
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JP1983106958U
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JPS6014526U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はラジオ受信機のチユーニング摘子、チ
ユーニングシヤフト等の回転体の取付装置に関す
るものである。
(ロ) 従来技術 ラジオ受信機のチユーニング摘子、チユーニン
グシヤフト等の回転体の取付装置として、従来か
ら第1図に示すものが知られている。
第1図に於いて、1は円盤状のチユーニング摘
子、2はチユーニングシヤフト、3はチユーニン
グシヤフト2を軸套する真鍮製の軸套部材、4は
断面器Ω状の軸受部材で、シヤーシ5に適宜螺子
6,6にて固定されている。
しかしながら第1図の回転体の取付装置に於い
ては、高価な真鍮製軸套部材や、軸受部材、螺子
等が必要でコストアツプとなり、組立て工数もか
かるという欠点があつた。
また、実開昭56−114121号公報には、シヤーシ
から膨出した取付ボスに、回転体の軸を取り付け
るようにした簡単化された回転体の取付構造が開
示されている。しかしながら、この構造では回転
体の軸の一方のみを支持しているので、回転体に
対して、軸に垂直方向に強い力が加えられた際
に、ガタつくという問題がある。
(ハ) 考案の目的 本考案は斯る点に鑑み、部品点数が少なくて済
み、取付作業も極めて容易で、且つガタつくこと
なく取付られる回転体の取付装置を得ることを目
的とする。
(ニ) 考案の実施例 第2図〜第6図はラジオ受信機に用いた本考案
回転体の取付装置の一実施例を示す図である。
7はポリスチロール等の合成樹脂製シヤーシ、
8はシヤーシ7に一体に形成された筐体状保持
部、9は保持部8の上面10に設けた角状切欠部
(第1の係合部)、11は保持部8の下面12に設
けた幅狭の略U字状切欠部(第2の係合部)、1
3はシヤーシ7の保持部8の上面10側付け根部
中央に設けた係合孔である。
14は合成樹脂製の板状支持部材で、左右両端
部に溝部15,15、後端部に係合脚片16が一
体に形成されている。17は係合脚片16の先端
に設けた鈎状係合部、18は支持部材14の略中
央部に穿設された挿通孔である。
19は回転シヤフト例えばチユーニングシヤフ
トで、ロープ巻付部20と軸部21とを備えてい
る。22は軸部21に設けた回り止め用切削部、
23は軸部21の細径部24の先端に設けた円環
状のEリング取付溝である。25は合成樹脂製の
摘子例えば円盤状のチユーニング摘子で、中心部
にはチユーニングシヤフト19の軸部21が嵌合
する嵌合孔26が設けられている。
27は抜け止め用Eリング(ワツシヤ)、28
は前面パネル、29は前面パネル28に設けた摘
子挿通孔である。
次に本考案の摘子装置の組立手順について説明
する。
先ずチユーニングシヤフト19を支持部材14
の挿通孔18に通し、更にチユーニング摘子25
の嵌合孔26に圧入して軸部21を嵌合孔26に
嵌合させ、軸部21の細径部24のリング取付溝
23にEリング27を嵌着し、チユーニングシヤ
フト19がチユーニング摘子25から外れるのを
防止している。
次いでシヤーシ7の保持部8の角状切欠部9に
支持部材14の溝部15,15をスライドさせな
がら挿入する。このとき係合脚片16の先端の鈎
状係合部17がシヤーシ7の係合孔13に係合し
てロツクされ、支持部材14がシヤーシ7に固定
される。同時にチユーニングシヤフト19の先端
が保持部8のU字状切欠部11に係合し、チユー
ニングシヤフト19及びチユーニング摘子25が
回転自在となる。
次に指針(図示せず)の駆動用ダイヤルロープ
30をチユーニングシヤフト19のロープ巻付部
20に巻付ける。このときダイヤルロープ30
は、チユーニングシヤフト19の両側で夫々αの
角度をなすように配置されているので、チユーニ
ングシヤフト19は前面パネル28側に引張られ
る。従つてチユーニングシヤフト19の軸部21
の細径部24の端部が、保持部8のU字状切欠部
11の後部端面31に密着する。このため前面パ
ネル28の外方からチユーニング摘子25を回転
操作したとき、チユーニング摘子25とチユーニ
ングシヤフト19はガタなく一体的に回転する。
第7図は本考案の他の実施例を示す要部斜視図
で、シヤーシに一体に形成した筐体状保持部8′
の下面12′に、U字状切欠部ではなく丸孔1
1′を設けている点が第2図〜第6図の実施例と
異なつている。その他の構成は第2図〜第6図の
実施例と同じである。
尚、第7図の実施例の場合には、チユーニング
シヤフトを支持部材、チユーニング摘子、保持部
8′の丸孔11′に挿通した後、チユーニングシヤ
フトの軸部の取付溝にEリングを取付ける。
尚、金型構造から考慮すれば、第7図の場合丸
孔11′を部分的に設けることはシヤーシの金型
をスライドコア等の特殊な構造とする必要があ
り、筐体状保持部8′の位置も限られる。又金型
もコストアツプとなる。これに対して第2図〜第
6図の実施例の場合、端部が開口したU字状切欠
部11を設けているので、保持部8の位置も任意
に選ぶことが出来る。又、金型構造を単純化出来
るので、金型費用と安くすることが出来る。
更に第2図〜第6図の実施例、及び第7図の実
施例では、ラジオ受信機のチユーニング摘子とチ
ユーニングシヤフトの取付装置の例について説明
したが、本考案は斯る実施例に限らず、プーリー
等他の回転体の取付けにも応用出来ることは謂う
迄もない。
(ホ) 考案の効果 以上の様に本考案によれば、回転体シヤーシー
の一部に一体的に形成された筐体状保持部に、回
転体の軸の一方を支持する支持部材を第1の係合
部に取り付けると同時に軸の他方を第2の係合部
と係合させて、回転自在に取り付けるようにした
ので、回転体の軸を上下にて支持することとな
り、軸に垂直な方向から力が加わつてもガタつく
ことがなく、また、高価な真鍮製軸套部材や軸受
部材、螺子等の部品を削減することができ、コス
トの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の回転体の取付装置を示す正面
図、第2図〜第6図は本考案の回転体の取付装置
の一実施例を示す図で、第2図は分解斜視図、第
3図は縦断面図、第4図は平面図、第5図は前面
パネルを取外した状態での正面図、第6図はチユ
ーニングシヤフトの斜視図、第7図は本考案の他
の実施例を示す要部斜視図である。 7……シヤーシ、8……筐体状保持部、9……
角状切欠部(第1の係合部)、11……U字状切
欠部(第2の係合部)、14……支持部材、19
……チユーニングシヤフト、25……チユーニン
グ摘子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 側方が開口し、且つ上面に該開口に連接する
    第1の係合部9が設けられると共に下面に第2
    の係合部11が設けられ、シヤーシ7に一体に
    形成された筐体状保持部8と、 中心から両側に延出する軸19を有する円板
    状の回転体19,25と、 該回転体19,25を前記軸19の一方にて
    支持すると共に前記筐体状保持部8の第1の係
    合部9に取り付けられる支持部材14とを備
    え、 該支持部材14を前記筐体状保持部8に取り
    付けた際に、前記回転体19,25の軸19の
    他方24が前記第2の係合部11と係合し、前
    記回転体19,25が前記筐体状保持部8内に
    回転自在に取り付けられることを特徴とする回
    転体の取付装置。 (2) 回転体19,25は、チユーニング摘子25
    と、該チユーニング摘子25の嵌合孔26に嵌
    合され前記チユーニング摘子25と一体的に回
    転するチユーニングシヤフト19とからなるこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の回転体の取付装置。 (3) 第2の係合部11は前記開口に連接するU字
    状切欠部11であることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項または第2項記載の回転
    体の取付装置。
JP10695883U 1983-07-08 1983-07-08 回転体の取付装置 Granted JPS6014526U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10695883U JPS6014526U (ja) 1983-07-08 1983-07-08 回転体の取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10695883U JPS6014526U (ja) 1983-07-08 1983-07-08 回転体の取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6014526U JPS6014526U (ja) 1985-01-31
JPH0416499Y2 true JPH0416499Y2 (ja) 1992-04-14

Family

ID=30250088

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10695883U Granted JPS6014526U (ja) 1983-07-08 1983-07-08 回転体の取付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6014526U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6233376Y2 (ja) * 1980-01-31 1987-08-26

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6014526U (ja) 1985-01-31

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