JPH04164952A - シェルモールド用フェノール樹脂組成物 - Google Patents
シェルモールド用フェノール樹脂組成物Info
- Publication number
- JPH04164952A JPH04164952A JP29128690A JP29128690A JPH04164952A JP H04164952 A JPH04164952 A JP H04164952A JP 29128690 A JP29128690 A JP 29128690A JP 29128690 A JP29128690 A JP 29128690A JP H04164952 A JPH04164952 A JP H04164952A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- strength
- warm
- phenol resin
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000005011 phenolic resin Substances 0.000 title claims abstract description 36
- 239000000203 mixture Substances 0.000 title claims description 11
- 229920001568 phenolic resin Polymers 0.000 claims description 17
- KXGFMDJXCMQABM-UHFFFAOYSA-N 2-methoxy-6-methylphenol Chemical compound [CH]OC1=CC=CC([CH])=C1O KXGFMDJXCMQABM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 16
- 229920005989 resin Polymers 0.000 abstract description 34
- 239000011347 resin Substances 0.000 abstract description 34
- 238000002156 mixing Methods 0.000 abstract description 7
- 239000002253 acid Substances 0.000 abstract 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract 1
- WSFSSNUMVMOOMR-UHFFFAOYSA-N Formaldehyde Chemical compound O=C WSFSSNUMVMOOMR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 239000011342 resin composition Substances 0.000 description 6
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 5
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 3
- 229920003986 novolac Polymers 0.000 description 3
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 3
- VEXZGXHMUGYJMC-UHFFFAOYSA-N Hydrochloric acid Chemical compound Cl VEXZGXHMUGYJMC-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- ISWSIDIOOBJBQZ-UHFFFAOYSA-N Phenol Chemical compound OC1=CC=CC=C1 ISWSIDIOOBJBQZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- NBIIXXVUZAFLBC-UHFFFAOYSA-N Phosphoric acid Chemical compound OP(O)(O)=O NBIIXXVUZAFLBC-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- QAOWNCQODCNURD-UHFFFAOYSA-N Sulfuric acid Chemical compound OS(O)(=O)=O QAOWNCQODCNURD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000002378 acidificating effect Effects 0.000 description 2
- 150000001299 aldehydes Chemical class 0.000 description 2
- 239000003054 catalyst Substances 0.000 description 2
- 230000008094 contradictory effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 150000002989 phenols Chemical class 0.000 description 2
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 description 2
- 230000035484 reaction time Effects 0.000 description 2
- 238000010112 shell-mould casting Methods 0.000 description 2
- QTWJRLJHJPIABL-UHFFFAOYSA-N 2-methylphenol;3-methylphenol;4-methylphenol Chemical compound CC1=CC=C(O)C=C1.CC1=CC=CC(O)=C1.CC1=CC=CC=C1O QTWJRLJHJPIABL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 101150096822 Fuca1 gene Proteins 0.000 description 1
- 229930040373 Paraformaldehyde Natural products 0.000 description 1
- BTKXSYWWRGMQHR-UHFFFAOYSA-N [amino(diethoxy)silyl]oxyethane Chemical compound CCO[Si](N)(OCC)OCC BTKXSYWWRGMQHR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000003470 adrenal cortex hormone Substances 0.000 description 1
- 229910000147 aluminium phosphate Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 1
- CJZGTCYPCWQAJB-UHFFFAOYSA-L calcium stearate Chemical compound [Ca+2].CCCCCCCCCCCCCCCCCC([O-])=O.CCCCCCCCCCCCCCCCCC([O-])=O CJZGTCYPCWQAJB-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 1
- 235000013539 calcium stearate Nutrition 0.000 description 1
- 239000008116 calcium stearate Substances 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- RKHQGWMMUURILY-UHRZLXHJSA-N cortivazol Chemical compound C([C@H]1[C@@H]2C[C@H]([C@]([C@@]2(C)C[C@H](O)[C@@H]1[C@@]1(C)C2)(O)C(=O)COC(C)=O)C)=C(C)C1=CC1=C2C=NN1C1=CC=CC=C1 RKHQGWMMUURILY-UHRZLXHJSA-N 0.000 description 1
- 229930003836 cresol Natural products 0.000 description 1
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 235000010299 hexamethylene tetramine Nutrition 0.000 description 1
- 239000004312 hexamethylene tetramine Substances 0.000 description 1
- VKYKSIONXSXAKP-UHFFFAOYSA-N hexamethylenetetramine Chemical compound C1N(C2)CN3CN1CN2C3 VKYKSIONXSXAKP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000004898 kneading Methods 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- RKISUIUJZGSLEV-UHFFFAOYSA-N n-[2-(octadecanoylamino)ethyl]octadecanamide Chemical compound CCCCCCCCCCCCCCCCCC(=O)NCCNC(=O)CCCCCCCCCCCCCCCCC RKISUIUJZGSLEV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000010680 novolac-type phenolic resin Substances 0.000 description 1
- 150000007524 organic acids Chemical class 0.000 description 1
- 229920002866 paraformaldehyde Polymers 0.000 description 1
- 238000010992 reflux Methods 0.000 description 1
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 1
- 230000002194 synthesizing effect Effects 0.000 description 1
- 239000013638 trimer Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Mold Materials And Core Materials (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はシェルモールド用フェノール樹脂組成物に関す
る。
る。
[従来の技術]
シェルモールド鋳型を生産する際にレジンコーチイドサ
ンドが用いられる。レジンコーチイドサンドでは結合剤
として一般にノボラック型フェノール樹脂が用いられて
いる。このシェルモールド用フェノール樹脂として重量
平均分子量が360〜850のものを用いたものが知ら
れている(特開平2−70717号公報)。
ンドが用いられる。レジンコーチイドサンドでは結合剤
として一般にノボラック型フェノール樹脂が用いられて
いる。このシェルモールド用フェノール樹脂として重量
平均分子量が360〜850のものを用いたものが知ら
れている(特開平2−70717号公報)。
[発明が解決しようとする課題]
ところでシェルモールド鋳型では常温強度、温間強度の
双方に優れ、更に熱膨張率が低いことが好ましい。その
ためシェルモールド用フェノール樹脂組成物では種々の
改良が試みられている。
双方に優れ、更に熱膨張率が低いことが好ましい。その
ためシェルモールド用フェノール樹脂組成物では種々の
改良が試みられている。
本発明はこの実情に鑑み開発されたものであり、その課
題は、常温強度、温間強度の双方に優れ、更に熱膨張率
を低めにできるシェルモールド用フェノール樹脂組成物
を提供することにある。
題は、常温強度、温間強度の双方に優れ、更に熱膨張率
を低めにできるシェルモールド用フェノール樹脂組成物
を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
本発明者はシェルモールド用フェノール樹脂ではその重
量平均分子量にレジンコーチイドサンドの特性が大きく
左右されることに着目した。即ち、フェノール樹脂の重
量平均分子量が高い場合、温間強度、熱膨張率が良好に
なる反面、常温強度が低くなる傾向にある。またフェノ
ール樹脂の重量平均分子量が低い場合、常温強度が高く
なる反面、温間強度、熱膨張率が悪くなる部面にある。
量平均分子量にレジンコーチイドサンドの特性が大きく
左右されることに着目した。即ち、フェノール樹脂の重
量平均分子量が高い場合、温間強度、熱膨張率が良好に
なる反面、常温強度が低くなる傾向にある。またフェノ
ール樹脂の重量平均分子量が低い場合、常温強度が高く
なる反面、温間強度、熱膨張率が悪くなる部面にある。
本発明者は上記した知見に鑑み、重量平均分子量の高い
樹脂と低い樹脂とを混合すれば、良好な特性をもつシェ
ルモールド用フェノール樹脂が得られることを見出し、
本発明を完成させたものである。
樹脂と低い樹脂とを混合すれば、良好な特性をもつシェ
ルモールド用フェノール樹脂が得られることを見出し、
本発明を完成させたものである。
即ち、本発明のシェルモールド用フェノール樹脂組成物
は、重量平均分子量(’1)800以上で1400以下
の第1のフェノール樹脂成分と、重量平均分子量150
0以上で2500以下の第2のフェノール樹脂成分とか
らなり、重量比で(第2のフェノール樹脂成分/第1の
フェノール樹脂成分)=(1/9)〜(4/1 )の値
に設定されていることを特徴とするものである。
は、重量平均分子量(’1)800以上で1400以下
の第1のフェノール樹脂成分と、重量平均分子量150
0以上で2500以下の第2のフェノール樹脂成分とか
らなり、重量比で(第2のフェノール樹脂成分/第1の
フェノール樹脂成分)=(1/9)〜(4/1 )の値
に設定されていることを特徴とするものである。
第1のフェノール樹脂成分、第2のフェノール樹脂成分
は、フェノール類とアルデヒド類を酸性触媒の存在下で
合成して得られるノボラック型の樹脂である。フェノー
ル類としてはフェノール、クレゾール等、アルデヒド類
としてはホルマリン、パラホルムアルデヒド等を採用で
きる。酸性触媒としては塩酸、硫酸、リン酸等を採用で
きる。
は、フェノール類とアルデヒド類を酸性触媒の存在下で
合成して得られるノボラック型の樹脂である。フェノー
ル類としてはフェノール、クレゾール等、アルデヒド類
としてはホルマリン、パラホルムアルデヒド等を採用で
きる。酸性触媒としては塩酸、硫酸、リン酸等を採用で
きる。
第1のフェノール樹脂成分は重量平均分子量800以上
で1400以下のものであり、その平均分子量は例えば
1000〜1200とすることができる。第2のフェノ
ール樹脂成分は重量平均分子量1500以上で2500
以下のものであり、その平均分子量は例えば2200〜
2400とすることができる。
で1400以下のものであり、その平均分子量は例えば
1000〜1200とすることができる。第2のフェノ
ール樹脂成分は重量平均分子量1500以上で2500
以下のものであり、その平均分子量は例えば2200〜
2400とすることができる。
本発明では、(第2のフェノール樹脂成分/第1のフェ
ノール樹脂成分)=(1/9)〜(4/1)の値に設定
されている。上記範囲内において、第1のフェノール樹
脂成分と第2のフェノール樹脂成分との混合割合は、要
求されるシェルモールド鋳型の種類に応じて適宜選択で
きるが、なかでも(1/9)〜(1/1)の値が好まし
く、特に(1/7)〜(1/2>の値とすることができ
る。
ノール樹脂成分)=(1/9)〜(4/1)の値に設定
されている。上記範囲内において、第1のフェノール樹
脂成分と第2のフェノール樹脂成分との混合割合は、要
求されるシェルモールド鋳型の種類に応じて適宜選択で
きるが、なかでも(1/9)〜(1/1)の値が好まし
く、特に(1/7)〜(1/2>の値とすることができ
る。
[作用]
第2の樹脂成分に多く含まれている高分子量成分つまり
多量体が温間強度を向上させるとともに熱膨張率を低め
に維持し、また、第1の樹脂成分に多く含まれている2
量体、3量体等の低分子成分が常温強度を向上させると
推察される。
多量体が温間強度を向上させるとともに熱膨張率を低め
に維持し、また、第1の樹脂成分に多く含まれている2
量体、3量体等の低分子成分が常温強度を向上させると
推察される。
[実施例]
(実施例1)
攪拌装置、加熱装置および冷却管を備えた反応缶にフェ
ノール100重量部、37%ホルマリン47重量部およ
びシュウ115重量部を配合し、還流下で3時間反応を
行った。次に反応液を真空下で加熱脱水し、反応液が1
60℃に達した時にエチレンビスステアリン酸アマイド
2重量部およびアミノトリエトキシシラン1重量部を添
加混合し、冷却して常温で固型のノボラック型の樹脂A
(第1のフェノール樹脂)を得た。この樹脂Aの重量平
均分子量は1100であった。なお重量平均分子量はG
PC方法で測定した。
ノール100重量部、37%ホルマリン47重量部およ
びシュウ115重量部を配合し、還流下で3時間反応を
行った。次に反応液を真空下で加熱脱水し、反応液が1
60℃に達した時にエチレンビスステアリン酸アマイド
2重量部およびアミノトリエトキシシラン1重量部を添
加混合し、冷却して常温で固型のノボラック型の樹脂A
(第1のフェノール樹脂)を得た。この樹脂Aの重量平
均分子量は1100であった。なお重量平均分子量はG
PC方法で測定した。
また、37%ホルマリンを60重量部、反応時間を4時
間とした以外は樹脂Aを得た場合と同様な条件で、常温
で固型のノボラック型の樹脂B(第2のフェノール樹脂
)を得た。この樹脂Bの重量平均分子量は1500であ
った。
間とした以外は樹脂Aを得た場合と同様な条件で、常温
で固型のノボラック型の樹脂B(第2のフェノール樹脂
)を得た。この樹脂Bの重量平均分子量は1500であ
った。
また、37%ホルマリンを70重量部、反応時間を5時
間とした以外は樹脂Aを得た場合と同様な条件で、常温
で固型のノボラック型の樹脂C(第2のフェノール樹脂
)を得た。この樹脂Cの重量平均分子量は2400であ
った。
間とした以外は樹脂Aを得た場合と同様な条件で、常温
で固型のノボラック型の樹脂C(第2のフェノール樹脂
)を得た。この樹脂Cの重量平均分子量は2400であ
った。
そして、樹脂A70重量部、樹脂030重量部とを溶融
混合し、実施例1にかかる樹脂組成物を得た。従って実
施例1では混合割合は、(樹脂B/樹脂A)= (30
/70)= (1/2.3>である。実施例1にかかる
樹脂組成物は重量平均分子量1490であった。
混合し、実施例1にかかる樹脂組成物を得た。従って実
施例1では混合割合は、(樹脂B/樹脂A)= (30
/70)= (1/2.3>である。実施例1にかかる
樹脂組成物は重量平均分子量1490であった。
更に、160℃に加熱したフーカ砂8kgに実施例1に
かかる樹脂160C]、水120C1,ヘキサミン24
C1、ステアリン酸カルシウム8gをスピードミキサー
内で添加混合し、これにより実施例1にかかるレジンコ
ーテツドサンド(以下RC8という)を得た。このRC
8を用いて造型し、JIS K−6910に従い、シ
ェルモールド鋳型の常温強度、温間強度、熱膨張率を測
定した。
かかる樹脂160C]、水120C1,ヘキサミン24
C1、ステアリン酸カルシウム8gをスピードミキサー
内で添加混合し、これにより実施例1にかかるレジンコ
ーテツドサンド(以下RC8という)を得た。このRC
8を用いて造型し、JIS K−6910に従い、シ
ェルモールド鋳型の常温強度、温間強度、熱膨張率を測
定した。
測定結果を第1表に示す。第1表に示すように常温強度
は60.3kg10+i、温間強度は14.5k q/
crAと双方ともに高く、熱膨張率は1.23%は低
めと良好であった。
は60.3kg10+i、温間強度は14.5k q/
crAと双方ともに高く、熱膨張率は1.23%は低
めと良好であった。
(実施例2)
樹脂A50重量部と樹脂C50重量部とを溶融混合し、
実施例2にかかる樹脂組成物を得た。実施例2では混合
割合は、(樹脂C/樹脂A)=(50150)= (1
/1 )である。実施例2にかかる樹脂組成物は重量平
均分子量1750であった。そして、実施例1と同様に
、実施例2にがかるRC3を得、このRC8を用いて造
型し、RC8特性を調べた。第1表に示すように常温強
度は58.2kg/CIA、 @間強度は14.6kq
/−と双方ともに高く、熱膨張率は1.18%と低かっ
た。
実施例2にかかる樹脂組成物を得た。実施例2では混合
割合は、(樹脂C/樹脂A)=(50150)= (1
/1 )である。実施例2にかかる樹脂組成物は重量平
均分子量1750であった。そして、実施例1と同様に
、実施例2にがかるRC3を得、このRC8を用いて造
型し、RC8特性を調べた。第1表に示すように常温強
度は58.2kg/CIA、 @間強度は14.6kq
/−と双方ともに高く、熱膨張率は1.18%と低かっ
た。
(実施例3)
樹脂A30重量部と樹脂C70重量部とを溶融混合し、
実施例3にかかる樹脂組成物を得た。実施例3ではく樹
脂C/樹脂A>= (70/、30)= (2,3/1
)である。実施例3にかかる樹脂組成物は重量平均分
子量2010であった。そして、実施例1と同様にRC
3特性を調べた。第1表に示すように常温強度は45.
5kCI/cmであったか、温間強度は13.5kCI
/cmと高目であり、熱膨張率は1.15%と低く良好
であった。
実施例3にかかる樹脂組成物を得た。実施例3ではく樹
脂C/樹脂A>= (70/、30)= (2,3/1
)である。実施例3にかかる樹脂組成物は重量平均分
子量2010であった。そして、実施例1と同様にRC
3特性を調べた。第1表に示すように常温強度は45.
5kCI/cmであったか、温間強度は13.5kCI
/cmと高目であり、熱膨張率は1.15%と低く良好
であった。
(比較例1)
実施例1で得られた樹脂Aを用い実施例1と同様にRC
8特性を調べた。第1表に示すように常温強度は61.
2k(J/Cmと高いものの、温間強度は11.9kg
/iと最も低く、また熱膨張率は1.45%と最も悪か
った。
8特性を調べた。第1表に示すように常温強度は61.
2k(J/Cmと高いものの、温間強度は11.9kg
/iと最も低く、また熱膨張率は1.45%と最も悪か
った。
(比較例2)
実施例2で得られた樹脂Bを用い実施例1と同様にRC
3特性を調べた。第1表に示すように常温強度は55.
4kg/i、温間強度は13.3k Q / ciと低
くく、熱膨張率は1.27%であった。
3特性を調べた。第1表に示すように常温強度は55.
4kg/i、温間強度は13.3k Q / ciと低
くく、熱膨張率は1.27%であった。
(比較例3)
実施例3で得られた樹脂Cを用い実施例1と同様にRC
8特性を調べた。第1表に示すように熱膨張率は1.1
2%と低いものの、常温強度は39.1kO/cmと最
も低く、温間強度も12.1kch/−と低かった。
8特性を調べた。第1表に示すように熱膨張率は1.1
2%と低いものの、常温強度は39.1kO/cmと最
も低く、温間強度も12.1kch/−と低かった。
(評価)
実施例1〜3のフェノール樹脂組成物によれば、シェル
モールド鋳型の相反する常温強度、温間強度の双方をと
もに向上させることができ、また熱膨張率も良好な値に
できることがわかる。
モールド鋳型の相反する常温強度、温間強度の双方をと
もに向上させることができ、また熱膨張率も良好な値に
できることがわかる。
[発明の効果]
本発明のシェルモールド用フェノール樹脂組成物によれ
ば、相反する特性である常温強度、温間強度の双方をと
もに向上させることができる。そのためシェルモールド
用鋳型に適用すれば、強度を向上させ得るふん、シェル
モールド用鋳型の複雑化、薄肉化に対応することができ
る。
ば、相反する特性である常温強度、温間強度の双方をと
もに向上させることができる。そのためシェルモールド
用鋳型に適用すれば、強度を向上させ得るふん、シェル
モールド用鋳型の複雑化、薄肉化に対応することができ
る。
また本発明のシェルモールド用フェノール樹脂組成物に
よれば、前記したように温間強度を向上できるので、温
間強度を向上させるために一般に使用される有機酸を省
き得る効果も期待できる。
よれば、前記したように温間強度を向上できるので、温
間強度を向上させるために一般に使用される有機酸を省
き得る効果も期待できる。
また低分子量成分も含まれているので、高分子量樹脂を
混練する場合に発生し易いレジンダマを減少させるのに
も有利である。
混練する場合に発生し易いレジンダマを減少させるのに
も有利である。
特許出願人 アイシン化工株式会社
Claims (1)
- (1)重量平均分子量800以上で1400以下の第1
のフェノール樹脂成分と、重量平均分子量1500以上
で2500以下の第2のフェノール樹脂成分とからなり
、重量比で(第2のフェノール樹脂成分/第1のフェノ
ール樹脂成分)=(1/9)〜(4/1)の値に設定さ
れていることを特徴とするシェルモールド用フェノール
樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29128690A JPH08883B2 (ja) | 1990-10-29 | 1990-10-29 | シェルモールド用フェノール樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29128690A JPH08883B2 (ja) | 1990-10-29 | 1990-10-29 | シェルモールド用フェノール樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04164952A true JPH04164952A (ja) | 1992-06-10 |
JPH08883B2 JPH08883B2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=17766914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29128690A Expired - Fee Related JPH08883B2 (ja) | 1990-10-29 | 1990-10-29 | シェルモールド用フェノール樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08883B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1864728A4 (en) * | 2005-02-16 | 2008-10-15 | Asahi Organic Chem Ind | RESIN-COATED SAND FOR MULTI-LAYER MOLD |
-
1990
- 1990-10-29 JP JP29128690A patent/JPH08883B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1864728A4 (en) * | 2005-02-16 | 2008-10-15 | Asahi Organic Chem Ind | RESIN-COATED SAND FOR MULTI-LAYER MOLD |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08883B2 (ja) | 1996-01-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4424315A (en) | Naphthol novolak resin blend | |
JPH04164952A (ja) | シェルモールド用フェノール樹脂組成物 | |
JPH0445147A (ja) | フェノール樹脂組成物 | |
JPH0324490B2 (ja) | ||
US4870154A (en) | Method of producing a quick-curing novolac phenolic resin using ammonium halides | |
JPS61108445A (ja) | シエルモ−ルド用樹脂被覆砂粒の製造方法 | |
JPS5829971B2 (ja) | フェノ−ル樹脂成形材料の製造方法 | |
JPH01315411A (ja) | 速硬化性アンモニアフリー固形レゾール樹脂の製造方法 | |
JPS5814450B2 (ja) | ノボラック型フェノ−ル樹脂の製法 | |
JP4221632B2 (ja) | シェルモールド用粘結剤 | |
JP3062211B2 (ja) | 自硬化性フェノール樹脂の製造方法 | |
JPH1171497A (ja) | フェノール樹脂組成物 | |
JPH02113021A (ja) | エポキシ樹脂組成物 | |
JPH05171007A (ja) | フェノール樹脂組成物 | |
JPH06228256A (ja) | フェノール樹脂組成物及び成形材料 | |
JPS58189217A (ja) | 樹脂被覆砂粒用ノボラツク形フエノ−ル系樹脂 | |
JP3154436B2 (ja) | マレイミド樹脂組成物 | |
JPH06107757A (ja) | メラミン樹脂成形材料の製法 | |
JPH03103417A (ja) | 自硬化性フェノール樹脂の製造方法 | |
JP2001172471A (ja) | ブレーキピストン用成形材料 | |
JPS5964616A (ja) | 固形レゾ−ル樹脂の製造方法 | |
JPH0270352A (ja) | 鋳型用フェノール樹脂 | |
JPH04149221A (ja) | 自硬化性固形フェノール樹脂の製造法 | |
JPH08157692A (ja) | フェノール樹脂組成物及び成形材料 | |
JPS606302B2 (ja) | 耐火物用結合剤 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |