JPH0416459Y2 - - Google Patents

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JPH0416459Y2
JPH0416459Y2 JP1986005058U JP505886U JPH0416459Y2 JP H0416459 Y2 JPH0416459 Y2 JP H0416459Y2 JP 1986005058 U JP1986005058 U JP 1986005058U JP 505886 U JP505886 U JP 505886U JP H0416459 Y2 JPH0416459 Y2 JP H0416459Y2
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electrode
optical semiconductor
soldering
semiconductor element
jig
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、光半導体素子の電極半田付け治具に
関するものである。
(従来の技術) 光半導体結合器の構成は、第4図に示されるよ
うに、光半導体素子1、光フアイバ2、モニタ光
側で光半導体素子1の出力を抑制するPINフオト
ダイオード3、モニタ光を集光するためのモニタ
レンズ4、固定されている第1の電極5、第2の
電極6及びPINフオトダイオード3を取り付ける
ホルダ7などから成り立つている。
ここで、光半導体素子の構造について説明す
る。この光半導体素子1は、第5図に示されるよ
うに、ネジ部8、カソード電極5、アノード電極
6、キヤン封止部9、キヤン封止部内の光半導体
10、及びモニタレンズの接着に使用する接着剤
注入穴11などから成り立つている。
従来、このアノード電極6の固定は光半導体素
子1のネジ部8に接着剤を塗布した後、ホルダを
締め込んで固定していた。しかし、接着剤の劣化
により瞬断が起こつたため、電極6の固定は、強
度と信頼性の面から半田付けによつて固定される
ようになつてきている。この半田付けによる固定
方法は、第6図に示されるように、光半導体素子
1に電極6をセツトし、次に、リング半田12を
電極6の上にセツトし、これを加熱体13の上に
キヤン封止部9をのせて、リング半田12を加熱
溶融し、アノード電極6の固定を行うようにして
いた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、従来の半田付け方法では、モニ
タレンズ接着剤注入穴11へ半田が流れ込み、光
半導体10と加熱体13との距離が近いため光半
導体10の温度が上昇し、また、半田接続部への
熱の伝導が悪く半田付け時間が長くなるため、光
半導体10への熱の影響が大きく特性が変化する
などの問題があつた。
本考案は、上記問題点を除去し、半田接続部へ
の熱伝導がよく、接続を迅速、かつ、的確に遂行
し、しかも光半導体への熱的影響を低減でき、更
に、モニタレンズ接着剤注入穴への半田の流れ込
みを防止できる光半導体素子の電極半田付け治具
を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記問題点を解決するために、半導
体素子のアノード電極を半田付けによつて固定す
る場合において、上部治具、下部治具を用いて、
加熱側をキヤン封止部からネジ部の側に変え、熱
伝導を良くし、加熱時間の短縮により、光半導体
への熱的影響を低減し、かつ、モニタレンズ接着
剤注入穴への半田の流れ込みを防止するようにし
たものである。
(作用) 本考案によれば、半導体素子のアノード電極を
半田付けによつて固定する場合において、上部治
具14、下部治具15を用いて、加熱側をキヤン
封止部9からネジ部8の側に変えるようにしてい
るので、半田接続部への熱伝導がよく、半田付け
を短時間に行うことができ、光半導体10への熱
的影響を低減できる。また、モニタレンズ接着剤
注入穴11への半田の流れ込みを防止するこどが
できる。
(実施例) 以下、本考案の実施例について図面を参照しな
がら詳細に説明する。
第1図は本考案の実施例を示す分解斜視図、第
2図は本考案の治具の構成図である。
本考案に係る治具は上部治具14と下部治具1
5から成つており、上部治具14には、アノード
電極6の外径寸法に合わせた内径及びカソード電
極5とアノード電極6の位置合わせのための案内
溝14a、切り込み14b及び電極部収納穴14
cが加工されている。また、上部治具14の切り
込み14bは放熱性を良くするためのもので治具
外径の2/3程度切り込まれている。ここで、切り
込みが有る場合と無い場合の光半導体素子1の温
度の上昇の状態をみると、第3図に示される通り
であり、切り込み14bが無い場合は第3図aの
ように、加熱体温度、電極接続部温度及び光半導
体温度は略等しいのに対して、切り込み14bを
設けると第3図bのように、加熱体温度及び電極
接続部温度に比べて、光半導体温度を低減するこ
とができる。
一方、下部治具15は、光半導体素子1のネジ
部8と同径のメネジ15aが加工されていて上部
治具14を下方向から締め込み上部治具14の固
定とモニタレンズの接着剤注入穴への半田の流れ
込みを防止している。
そこで、第1図に示されるように、光半導体素
子1にリング半田12とアノード電極6をセツト
した後、これらを覆うように上部治具14をセツ
トし、下部治具15を光半導体素子1のネジ部8
に締め込んだ後、加熱体13に下部治具15をの
せ半田溶融させてアノード電極6を半田付け固定
する。
なお、本考案は上記実施例に限定されるもので
はなく、本考案の趣旨に基づいて種々の変形が可
能であり、これらを本考案の範囲から排除するも
のではない。
(考案の効果) 以上、詳細に説明したように、本考案によれ
ば、光軸に垂直方向に延設された第1の電極と、
該第1の電極に平行に半田付けによつて第2の電
極が設けられる光半導体素子の前面側を加熱体よ
り遠い側に載置し、前記第1と第2の電極を案内
する溝を設け、第2の電極を後面側から挟んで半
田付けを行うようにしたので、 (1) 光半導体素子の第2の電極の半田付けにあた
つては、半田付け時間の短縮及び光半導体への
熱影響を最小限に抑えることができる。
(2) 半田付けによつて固定される第2の電極と第
1の電極との位置ズレを容易に防止することが
できる。
(3) モニタレンズ接着剤注入穴への半田の流れ込
みを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す分解斜視図、第
2図は本考案の実施例を示す治具の構成図、第3
図は電極接続部の温度特性図、第4図は光半導体
結合器の装着状態を示す断面図、第5図は半導体
素子の構成図、第6図は従来例を示す分解斜視図
である。 1……光半導体素子、2……光フアイバ、3…
…PINフオトダイオード、4……モニタレンズ、
5……カソード電極(第1の電極)、6……アノ
ード電極(第2の電極)、7……ホルダ、8……
ネジ部、9……キヤン封止部、10……光半導
体、11……接着剤注入穴、12……リング半
田、13……加熱体、14,15……治具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 光軸に垂直方向に延設された第1の電極と、該
    第1の電極に平行に半田付けによつて第2の電極
    が設けられる光半導体素子の前面側を加熱体より
    遠い側に載置し、前記第1と第2の電極を案内す
    る溝を有し、第2の電極を後面側から挟んで半田
    付けを行うようにしたことを特徴とする光半導体
    素子の電極半田付け治具。
JP1986005058U 1986-01-20 1986-01-20 Expired JPH0416459Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986005058U JPH0416459Y2 (ja) 1986-01-20 1986-01-20

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JP1986005058U JPH0416459Y2 (ja) 1986-01-20 1986-01-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62124868U JPS62124868U (ja) 1987-08-08
JPH0416459Y2 true JPH0416459Y2 (ja) 1992-04-13

Family

ID=30786289

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JPS62124868U (ja) 1987-08-08

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