JPH04164542A - ワーク搬送装置 - Google Patents

ワーク搬送装置

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JPH04164542A
JPH04164542A JP28968890A JP28968890A JPH04164542A JP H04164542 A JPH04164542 A JP H04164542A JP 28968890 A JP28968890 A JP 28968890A JP 28968890 A JP28968890 A JP 28968890A JP H04164542 A JPH04164542 A JP H04164542A
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JP
Japan
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pallet
stocker
workpiece
horizontal movement
loader
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JP28968890A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Kobayashi
光生 小林
Kazuhiko Kato
和彦 河東
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BEATSUKU KK
Brother Industries Ltd
Original Assignee
BEATSUKU KK
Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は加工機にワークを供給し加工済のワークを収納
するワーク搬送装置に関する。
〔従来の技術〕
加工機を無人運転させるためには加工機にワークを供給
し加工済のワークを収納するワーク搬送装置が必要であ
る。従来のワーク搬送装置は汎用のロボットを利用した
り、パレットチェンジャーを利用するものであった。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の装置は加工機の前面からワー
クの供給、取出しを行うため、作業者が加工機に接近す
るのが困難になり、加工機の操作性、保守性が悪くなる
という問題点があった。また、ロボット等が加工機の前
面を専有するため広い面積の設置スペースが必要になる
という問題点もあった。さらに、装置によってはワーク
の供給、取出しの動作にかなりの時間を要し、小物部品
の加工では切削加工の時間に比べてワーク交換時間の割
合が高くなってしまうという問題点があった。
本発明は、上記の問題点に鑑みなされたものであり、そ
の目的とするところは、加工機の前面を専有することな
く、小さな面積で設置でき、かつ、ワーク交換時間が短
く小物部品の加工に適したワーク搬送装置を提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明では、加工機にワー
クを供給し加工済のワークを収納するワーク搬送装置に
おいて、左右2台の加工機の間に設置され、複数個のワ
ークが載置されたパレットを前後に水平移動させるパレ
ット水平移動機構と、前記パレット水平移動機構の一端
に設置され、前記パレットを上下に多段に保持すると共
に、最下段のパレットを前記パレット水平移動機構上に
載置することが可能な供給ストッカーと、前記パレット
水平移動機構の他端に設置され、前記パレットを上下に
多段に保持すると共に、前記パレット水平移動機構の前
記他端に位置するパレットを持ち上げ保持することが可
能な収納ストッカーと、前記パレット水平移動機構の略
中央に設置され、左右に移動する可動板とその可動板に
設けられた把持爪とを有し、前記パレット上のワークと
前記加工機上のワークとを交換することが可能なローダ
と、を備えることを特徴とするワーク搬送装置が提供さ
れる。
〔作用〕
上記のように構成されたワーク搬送装置では、ワーク搬
送装置が左右2台の加工機の間に設置されるので加工機
の前面を専有しない。また、多数個のワークが載置され
たパレットを供給ストッカーと収納ストッカーとに上下
に多段に保持するので、ワークの数に比べて専有面積が
極めて小さくなる。さらに、左右2台の加工機の間に設
置されパレットの移動方向と直交する方向に移動するロ
ーダにより左右2台の加工機に交互にワークを供給し加
工済のワークを収納するから、加工機の前面から2台の
加工機にワークを供給する場合に比ベローダの移動距離
が小さくなり、ワーク交換時間が短くなる。
〔実施例〕
本発明の実施例について図面を参照し説明する。
第1図はワーク搬送装置を示す正面図、第2図は平面図
、第3図は側面図である。このワーク搬送装置1は左右
2台の加工機2.3の間に設置された基台4と、その基
台4の後端付近に立設された供給ストッカー5と、基台
4の前端付近に立設された収納ストッカー6と、基台4
の中央部に左右に突出可能に設けられたローダ7と、基
台4上面に設けられた搬送チェーン11からなるパレッ
ト水平移動機構8とを主な要素としている。搬送される
ワーク10は例えばステップモータのエンドプレートの
如き円板状のものであり、長方形のパレット9上に横4
列、縦7列の28個のワークlOが載置される。
(パレット水平移動機構) パレット水平移動機構8は基台4の上面を走行する2条
の搬送チェーン11からなる。2条の搬送チェーン11
は基台4の前端部と後端部に設けられたスプロケット軸
12.13に架設され、後端部のスプロケット軸13が
第1のモータ14に連結され回転駆動される。第1のモ
ータエ4の回転により基台4上面の2条の搬送チェーン
11が前方に移動するようにされている。パレット9は
基台4上面の2条の搬送チェーン11の上に載置される
ことにより前方に搬送される。
(供給ストッカー) 供給ストッカー5は上下に走行するチェーン21に固定
された左右のアングル形状の保持部材22によりパレッ
ト9の端部を保持するものである。
フレームに水平方向に回転自在に支承された上下左右4
本の回転軸230両端にスプロケット24が設けられ、
上下のスプロケット241mに合計4条のローラチェー
ン21が架設されている。そのローラチェーン21にア
ングル形状の保持部材22が多数固定されている。下方
の2本の回転軸23は図示しないギア系列により第2の
モータ25に連結され回転駆動される。第2のモータ2
5の回転により保持部材22に保持されたパレットが下
降するようにされている。供給ストッカー5には11枚
のパレット9が格納可能である。
(収納ストッカー) 収納ストッカー6は供給ストッカー5とほぼ同じ構造を
有するものであり、スプロケット34を有する上下左右
4本の回転軸33と、上下のスプロケット34間に架設
された4条のローラチェーン3】と、ローラチェーン3
1に固定された多数の保持部材32と、下方の2本の回
転軸33を回転駆動する第3のモータ35とを備え、第
3のモータ35の回転により保持部材32に保持された
パレット9が上昇するようにされている。収納ストッカ
ー6には11枚のパレット9が格納可能である。
(ローダ) 第4図はローダ7を示す側面図、第5図はローダ7の一
部を示す正面図である。基台4に立設されたブラケット
41に基台4の幅よりやや長く略板形状をしたテーブル
42が固定されている。テーブル42の前面にはリニア
ガイド43が設けられ、そのリニアガイド43に案内さ
れて幅狭の第1の可動板44が左右に摺動自在に取り付
けられている。さらに、第1の可動板44の前面に、リ
ニアガイド45を介して第2の可動板46が左右に摺動
自在に取り付けられている。第2の可動板46の長さは
テーブル42の長さと略等しい。その第2の可動板46
の前面にさらにガイド47が設けられ、そのガイド47
に案内されてハンドベース板48が左右に摺動自在に取
り付けられている。
第1の可動板44はテーブル42に固定された第1のコ
ツドレスエアシリンダ81により駆動すれ、第2の可動
板46は第1の可動板44に出力部が取り付けられ本体
が第2の可動板46自体に固定された第2のロッドレス
エアシリンダ82により駆動されるようになっている。
また、第2の可動板46の右端には位置検出器49を備
えたサーボモータ50が出力軸51を下にして固定され
、左端にはプーリ53が回転自在に設けられている。そ
して、サーボモータ50の出力軸51に設けられたプー
リ52と前記プーリ53との間に歯付ベルト54が巻装
され、その歯付ベルト54の一箇所にハンドベース板4
8が固定されている。従って、ハンドベース板48の第
2の可動板46上の左右位置はサーボモータ50の回転
位置により制御されるようになっている。
ハンドベース板の前面には上下方向にフィンガー上下ガ
イド55が設けられ、そのフィンガー上下ガイド55に
案内されてフィンガー板56が上下に摺動可能に取り付
けられている。フィンガー板56はハンドベース板48
に固定された第3のエアシリンダ83により上下に移動
されるようになっている。
フィンガー板56の前面には上方に旋回軸57が設けら
れ、その旋回軸57に2枚の略三角形をした板からなる
フィンガー旋回板58が揺動可能に支承されている。フ
ィンガー旋回板58は、フィンガー板56に本体後端部
を軸支されフィンガー旋回板58にピストンロッド先端
部を軸支された第4のエアシリンダ84により、45°
の角度範囲で旋回されるようになっている。
フィンガー旋回板58には、ワークIOを把持する2組
の把持爪59.60が設けられている。
各把持爪59.60は平行エアチャックからなり、それ
ぞれ第5及び第6のエアシリンダ85.86により開閉
駆動されるようになっている。
ローダ7は、第1の可動板44がテーブル42の左端に
位置し、第2の可動板46が右方にいっばいに移動して
テーブル42と重なった位置が待機位置である。この位
置ではローダ7は左右の加工機2.3から離れ、ハンド
ベース板48の左右の移動により把持爪59.60をパ
レット9上の4列のワーク10のいずれかの上に位置さ
せることができる。待機位置から第2の可動板46を左
方にいっばいに移動すると、第2図に示す様に、把持爪
59.60を左の加工機2の加工テーブル61上に位置
させることができる。一方、待機位置から第1の可動板
44を右方にいっばいに移動すると、第2図に想像線で
示す様に、把持爪59.60を右の加工機3の加工テー
ブル66上に位置させることができる。
(加工機) 左右の加工機2.3はマシニングセンタあるいはタッピ
ングセンタのような標準的なNC機であり、それぞれ左
右方向(X方向)に移動する加工テーブル61.66を
有し、加工テーブル61゜66上にワーク10を固定す
る三つ爪のエアーチャック(第7及び第8のエアシリン
ダ)87.88を備えた加工治具62.67が設けられ
ている。
加工機2.3の周囲は加工液等が飛散しないようにカバ
ー63.68で囲われ、カバー63.68の側方にロー
ダ7が出入りするための側面ドア64.69が設けられ
、その側面ドア64.69を上下に開閉する第9及び!
10のエアシリンダ89.90がそれぞれ設けられてい
る。
(制御機器) 第3図に示す様に、供給ストッカー5の直下の基台4上
には、パレット9がパレット水平移動機8である2条の
チェーン11上に載置されたことを検出する第1のリミ
ットスイッチ(LS−A)71が設けられている。ロー
ダ7の下の基台4上にはパレット9がローダ7の直下に
存在することを検出する第2のリミットスイッチ(LS
−B)72が設けられている。また、把持爪59.60
の直下の基台4上にはパレット9のピッチ毎の位置を検
出する近接センサー(PX−1)75が設けられている
ここでピッチ毎の位置とはパレット9上に載置された縦
7列のワーク10の1列毎の位置をいい、パレット】O
の裏面の各列の位置に締着されたボルトの頭を近接セン
サー75により検出することによりピッチ毎の位置を検
出する。また、収納ストッカー6の直下の基台4上には
パレット9が収納ストッカー6の位置に搬送されたこと
を検出する第3のリミットスイッチ(LS−C)73が
設けられている。さらに、収納ストッカー6の上部には
収納ストッカー6に格納されたパレット9が最上段に到
着したことを検出する第4のリミットスイッチ(LS−
D)74が設けられている。
第6図は各機器の接続を示す接続図である。上記のリミ
ットスイッチ等71〜75はシーケンサ】0】に接続さ
れ信号が入力される。また、シーケンサ101には各種
モータ14.25.35.50及びサーボモータ50の
位置検出器であるロータリエンコーダ49が接続され、
第1乃至第10のエアシリンダ81〜90をそれぞれ駆
動する電磁弁91〜100が接続されている。そして、
シーケンサ101にはワーク搬送装置の動作を指示した
り教示したりする操作パネル102及びティーチングパ
ネル103が接続されている。さらに、左右の加工機2
.3のNC装置105.106とも接続され、加工完了
等の信号の授受を行う。
シーケンサ101では各種の入力信号に従って予め教示
されたシーケンスを実行し各種モータ14.25.35
.50及び電磁弁91〜100を駆動する。
(ストッカー及びパレット移動機構の作動)供給ストッ
カー5の作動については、シーケンサ101は、第1の
リミットスイッチ(、L S −A)71及び第2のリ
ミットスイッチ(LS−B)72の両者がオフのときに
第2のモータ25の回転駆動を開始し、第1のリミット
スイッチ(LS−A)71がオンされたときに第2のモ
ータ25を停止させてパレット9を1段ずつ搬送チェー
ン11上に下降させる。
パレット水平移動機構8をなす2条の搬送チェーン1】
の作動については、シーケンサ101は、パレット9上
の4個の横1列のワークlOの加工が完了する毎に、第
1のモータ14の回転駆動を開始し、近接センサー(P
X−1)75が次のボルトの頭を検出したときに停止し
てパレット9を1ピツチ毎に前進させる。7列目の最後
の列の加工が完了した後は、次のパレット9の最初の列
のボルトの頭を検出するまで第1のモータ14を回転し
搬送チェーン11を走行させることになる。
収納ストッカー6の作動については、シーケンサ101
は、第3のリミットスイッチ(LS−C)73がオンさ
れると第3のモータ35の回転駆動を開始し、第3のリ
ミットスイッチ(LS−C)73がオフされパレット9
が1段だけ持ち上げられると回転を停止する。そして、
最上段の第4のリミットスイッチ(LS−D)74がオ
ンされると全てのパレット9上のワーク10の加工が終
了したと判断し、システム全体を終了させる。
(ローダの作動) 最初に、ローダ7の待機位置即ち、第1の可動板44が
テーブル42の左端に位置し、第2の可動板46が右方
にいっばいに移動してテーブル42と重なった位置での
動作から説明する。まず、搬送チェーン1】によるパレ
ット9のピッチ送りが完了し近接センサー(PX−1)
75がオンになるのを待つ。次に、サーボモータ50を
駆動してハンドベース板48を所定のワーク10の上に
位置決めをすると共に、第4のエアシリンダ84を制御
する電磁弁94を駆動してフィンガー旋回板58を旋回
させて左把持爪59を垂直な姿勢にする。この時、左把
持爪59は開いた状態にある。
ハンドベース板48の前記所定位置は予めティーチング
操作により記憶させてお(。
次に、第3のエアシリンダ83を制御する電磁弁93を
駆動してフィンガー板56を下降させ、左把持爪59を
パレット9上のワーク10の位置に下降させる。そして
、第5のエアシリンダ85を制御する電磁弁95を駆動
して平行エアチャックを閉じ左把持爪59を閉じてワー
クlOを把持する。次に、再び第3のエアシリンダ83
を制御する電磁弁93を駆動してフィンガー板56を上
昇させ、上昇端の位置で左把持爪59が未加工のワーク
10を保持したまま、左右の加工機2.3のいずれかが
加工完了になるまで待機する。
左の第1の加工機2のNC装置105から加工完了の信
号がシーケンサ101に入力したとする。
シーケンサ101は直ちに第9のエアシリンダ89を制
御する電磁弁99を駆動して第1の加工機2の側面ドア
64を開くと共に、第4のエアシリンダ84を制御する
電磁弁94を駆動してフィンガー旋回板58を旋回させ
て空の右把持爪6oが垂直な姿勢にする。この時、右把
持爪60は開いた状態にある。次に、第2のエアシリン
ダ82を制御する電磁弁92を駆動して第2の可動板4
6を左方向に移動し開かれた側面ドア64から第2図に
示す様に第1の加工機2の中に侵入させる。
第1の可動板44は最初の待機位置からテーブル42の
左端に位置している。同時に、サーボモータ50を駆動
してハンドベース板48を加工テーブル61上のワーク
10の上に位置決めをする。
この位置は予めティーチング操作により記憶させである
次に、加工済のワーク10を取り出す動作が行われる。
まず、第3のエアシリンダ83を制御する電磁弁93を
駆動してフィンガー板56を下降させ空の右把持爪60
を加工テーブル61上のワーク10の位置に移動させる
。そして、第6のエアシリンダ86を制御する電磁弁9
6を駆動して平行エアチャックを閉じ右把持爪60を閉
じて加工テーブル61上のワーク10を把持する。次に
、第7のエアシリンダ87を制御する電磁弁97を駆動
して三つ爪のエアーチャックを開きワーク10を加工治
具62から開放する。そして、第3のエアシリンダ83
を制御する電磁弁93を駆動してフィンガー板56を上
昇させる。
次に、未加工のワーク10を加工治具62に装着する動
作が行われる。まず、第4のエアシリンダ84を制御す
る電磁弁94を駆動してフィンガー旋回板58を旋回さ
せて未加工のワークIOを把持した左把持爪59を垂直
な姿勢にする。この時、右把持爪60は加工済のワーク
10を把持している。次に、第3のエアシリンダ83を
制御する電磁弁93を駆動してフィンガー板56を下降
させ未加工のワークIOを加工テーブル61上の三つ爪
のエアーチャックの位置に移動させる。そして、第5の
エアシリンダ85を制御する電磁弁95を駆動して左把
持爪59を開き、第7のエアシリンダ87を制御する電
磁弁97を駆動して三つ爪のエアーチャックを閉じてワ
ーク10を加工治具62にクランプする。次いで左把持
爪59を開いたまま、第3のエアシリンダ83を制御す
る電磁弁93を駆動してフィンガー板56を上昇させる
。このとき左把持爪59は空になる。
次に、ローダ7の待機位置への退避が行われる。
まず、第2のエアシリンダ82を制御する電磁弁92を
駆動して第2の可動板46を右方向に移動し開かれた側
面ドア64から待機位置に退避する。
そして、第4のエアシリンダ84を制御する電磁弁94
を駆動してフィンガー旋回板58を旋回させ加工済のワ
ーク10を把持している右把持爪60を垂直な姿勢にす
る。同時に、サーボモータ50を駆動してハンドベース
板48をパレット9上の前回ワーク10を取り出した位
置に位置決めをする。前回ワーク10を取り出した位置
は予め記憶されている。一方、可動板44.46の退避
が終了すると直ちに第9のエアシリンダ89を制御する
電磁弁99を駆動して第1の加工機2の側面ドア64を
閉じる。そして、第1の加工機2のNC装置】05に加
工開始信号を送り、切削加工を開始させる。
次に、ローダ7の待機位置でのワーク10の交換が行わ
れる。まず、第3のエアシリンダ83を制御する電磁弁
93を駆動してフィンガー板56を下降させ加工済のワ
ーク10をパレット9上に移動し、第6のエアシリンダ
86を制御する電磁弁96を駆動して右把持爪60を開
き、加工済のワーク10をパレット9上に載置する。次
いで、第3のエアシリンダ83を制御する電磁弁93を
駆動してフィンガー板56を上昇させ、第4のエアシリ
ンダ84を制御する電磁弁94を駆動してフィンガー旋
回板58を旋回させて左把持爪59を垂直な姿勢にする
。この時、左右の把持爪59.60は共に空で開いた状
態にある。そして、サーボモータ50を駆動してハンド
ベース板48を次のワーク10の上に位置決めをし、第
3のエアシリンダ83を制御する電磁弁93を駆動して
フィンガー板56を下降させ、左把持爪59をパレット
9上のワーク10の位置に下降させる。そして、第5の
エアシリンダ85を制御する電磁弁95を駆動して左把
持爪59を閉じて未加工のワークlOを把持する。次に
、第3のエアシリンダ83を制御する電磁弁93を駆動
してフィンガー板56を上昇させ、上昇端の位置で左把
持爪59が未加工のワーク10を保持したまま、右の加
工機3が加工完了になるまで待機する。
右の第2の加工機3のNG装置106から加工完了の信
号がシーケンサ101に入力すると、シーケンサ101
は直ちに第10のエアシリンダ90を制御する電磁弁1
00を駆動して第2の加工機3の側面ドア69を開き、
以下前述の動作と同様の動作が実行される。異なる点は
、第2の可動板46の代わりに第1の可動板44が右方
に移動されることである。
以下は次々に同じ動作が繰り返され、11枚のパレット
9上のワーク10の加工が全て終わり、収納ストッカ−
6最上段の第4のリミットスイッチ(LS−D)74が
オンされるまで連続無人加工が行われる。
(利点) 以上説明したように、本実施例はパレット9の搬送方向
とローダ7の移動方向を直交させ、かつ、供給及び収納
ストッカー5.6を多段化したので、ワーク搬送装置1
の専有スペースが極めて小さくなっている。また、ロー
ダ7の移動機構をエアシリンダ81.82で駆動される
2つの可動板44.46とサーボモータ50で駆動され
るハンドベース板48とに多段化したため、同時動作を
させて移動時間の短縮を図ることができると共に、ワー
ク加工中はローダ7を左右の加工機2.3間の狭いスペ
ースに退避させておくことができる。さらに、フィンガ
旋回板58に2組の把持爪59.60を取り付け、フィ
ンガ旋回板58の旋回により作動させる把持爪59.6
0を選択するようにしたので、ローダ7をパレット9の
位置に戻すことなく加工テーブル61.66上のワーク
10の交換ができ、ワーク交換時間を短縮することがで
きる。
〔発明の効果〕
以上詳述したことから明らかなように、本発明は、上記
の構成を有するものであるから、加工機の前面を専有す
ることがなく、小さな面積でワーり搬送装置を設置でき
、かつ、ワーク交換時間が短いという優れた効果がある
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図はワーク搬送装置
を示す正面図、第2図は平面図、第3図は側面図、第4
図はローダを示す側面図、第5図はローダの一部を示す
正面図、第6図は各機器の接続を示す接続図である。 11.ワーク搬送装置、 2.31.加工機、59.供
給ストッカー、  6゜、収納ストッカー、  70.
ローダ、  80.パレット水平移動機構、  90.
パレット、  101.ワーク、111.搬送チェーン
、 44.469.可動板、59.6012把持爪。 特許出願人  ブラザー工業株式会社 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 加工機にワークを供給し加工済のワークを収納するワー
    ク搬送装置において、 左右2台の加工機の間に設置され、複数個のワークが載
    置されたパレットを前後に水平移動させるパレット水平
    移動機構と、 前記パレット水平移動機構の一端に設置され、前記パレ
    ットを上下に多段に保持すると共に、最下段のパレット
    を前記パレット水平移動機構上に載置することが可能な
    供給ストッカーと、 前記パレット水平移動機構の他端に設置され、前記パレ
    ットを上下に多段に保持すると共に、前記パレット水平
    移動機構の前記他端に位置するパレットを持ち上げ保持
    することが可能な収納ストッカーと、 前記パレット水平移動機構の略中央に設置され、左右に
    移動する可動板とその可動板に設けられた把持爪とを有
    し、前記パレット上のワークと前記加工機上のワークと
    を交換することが可能なローダと、 を備えることを特徴とするワーク搬送装置。
JP28968890A 1990-10-25 1990-10-25 ワーク搬送装置 Pending JPH04164542A (ja)

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JP28968890A JPH04164542A (ja) 1990-10-25 1990-10-25 ワーク搬送装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7076865B2 (en) * 2002-05-10 2006-07-18 Electrovac, Fabrikation Elektrotechnischer Spezialartikel Gesellschaft M.B.H. Manufacturing system and method

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7076865B2 (en) * 2002-05-10 2006-07-18 Electrovac, Fabrikation Elektrotechnischer Spezialartikel Gesellschaft M.B.H. Manufacturing system and method

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