JPH04164501A - 旋盤のガイドブッシュ装置 - Google Patents
旋盤のガイドブッシュ装置Info
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- JPH04164501A JPH04164501A JP28796890A JP28796890A JPH04164501A JP H04164501 A JPH04164501 A JP H04164501A JP 28796890 A JP28796890 A JP 28796890A JP 28796890 A JP28796890 A JP 28796890A JP H04164501 A JPH04164501 A JP H04164501A
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
材(以下棒材という)を案内するガイドブツシュ装置に
関する。
能に案内するガイドブツシュ装置を設け、切削等の加工
が行われる棒材に生しる振れを防止するように構成した
旋盤が知られている。このガイドブツシュ装置には、棒
材を案内するガイドブツシュが停止しているタイプと回
転するタイプの2通りがある。
、先端部の内周面に加工すべき棒材を案内する案内面を
有し、先端部の外周面に内径調整用のテーパ面を有する
ガイドブツシュと、そのガイドブツシュを軸方向に移動
可能に保持し、且つ前記テーパ面に接触するテーパ面を
備えたコレットスリーブと、前記ガイドブツシュの後端
部の外周面に形成された外ねじに噛み合うように装着さ
れ且つコレントスリーブに回転自在に保持された調整ナ
ツトを有しており、この調整ナツトを回すことによって
、ガイドブツシュをコレットスリーブに対して軸線方向
に移動させ、ガイドブツシュ及びコレットスリーブのテ
ーパ面によってガイドブ。
整するようになっていた(例えば、実公昭62−283
21号、特公昭62−42722号公報参照)。
ブツシュの内径調整のためには、ガイドブツシュ装置の
後ろ側に配置されている調整ナツトを操作しなければな
らず、ガイドブツシュ装置と主軸との間の極めて狭い場
所に手を差し込む等の面倒な作業が必要となり9作業性
が極めて悪いという問題があった。
、ガイドブツシュを保持したコレットスリーブを中空の
主軸先端に保持させることを考えたが、この場合従来の
ガイドブツシュ装置では調整ナツトの操作を行うことが
できないという問題が生じた。
ブツシュの案内面内径の調整を容易に行うことの可能な
ガイドブツシュ装置を提供することを目的とする。
周面に加工すべき棒材を案内する案内面を有し。
ブツシュと、そのガイドブツシュを軸線方向に移動可能
に保持し、且つ前記テーパ面に接触するテーパ面を備え
たコレットスリーブと、該コレットスリーブに回転自在
に保持された調整ナツトであって、内周面に前記ガイド
ブツシュ外周面に形成された外ねじに噛み合う内ねじを
備え、外周面にギアを備えた調整ナツトと、前記コレッ
トスリーブに、前記ガイドブツシュの軸線とほぼ平行に
回転自在に保持され、前記調整ナツト外周面のギアに噛
み合うギアを保持した調整軸とを有し、該調整軸をコレ
ットスリーブ前面から操作可能としたことを特徴とする
旋盤のガイドブツシュ装置を要旨とする。
前面から調整軸を回転させると、その回転が調整軸のギ
アから調整ナツトのギアに伝達されて調整ナツトが回転
し、その内ねじとガイドブツシュの外ねじとの噛み合い
により、ガイドブツシュがコレットスリーブに対して軸
方向に移動し、ガイドブツシュとコレットスリーブのテ
ーパ面によってガイドブツシュの案内面内径が変化する
。かくして、単にガイドブツシュ装置の前面からの操作
のみで、ガイドブツシュ案内面の内径調整ができる。
の要部を示す概略断面図であり、1は主軸台、2はその
主軸台1に回転可能に保持された中空の主軸。
対向して主軸台1に固定された固定子であり、これらの
回転子3A、固定子3Bは主軸2を回転駆動するビルト
インモータを構成する。4は主軸2内に、主軸2と一体
に回転するが軸線方向には摺動可能に設けられたタイル
主軸、5はそのタイル主軸4の先端に取付けられ、棒材
6を把持するチャック装置、7はチャック装置5を開閉
させる操作スリーブである。タイル主軸4には、そのタ
イル主軸4を軸線方向に移動させるための駆動装置(図
示せず)が連結されており、これによって保持した棒材
6を軸線方向に移動させることができる。
が取付けられ、タイル主軸4によって保持された棒材6
を案内するようになっている。第1図はこのガイドブツ
シュ装置IOを拡大して示すものであり、11はガイド
ブツシュである。ガイドブツシュ11はその先端部の内
周面に加工すべき棒材を案内する案内面13を有し、且
つ先端部の外周面に内径調整用のテーパ面14を有して
いる0通常、案内面13は耐摩耗性材料の内張りによっ
て形成される。ガイドブツシュ11の先端部には複数の
スリット(図示せず)が形成され、案内面13の内径を
変更可能としている。ガイドブツシュ11の後端には外
ねじ15が形成されており。
る。17はガイドブツシュ11を軸方向に移動可能に保
持したコレットスリーブであり、ガイドブツシュ11の
テーパ面14に対向する位置にそのテーパ面14と同し
傾斜のテーパ面18を有している。従って。
線方向に移動させることにより、案内面13の内径を調
整することができる。
調整す一層 )であり、内周面にガイドブツシュ11の
外ねじ15と噛み合う内ねし21を備え、外周面にギア
22を備えている。24はこのギア22に噛み合うギア
、25はギア24を保持した調整軸である。11整軸2
5はコレットスリーブ17にその軸線方向に平行に形成
された貫通孔26内に回転自在に保持され。
まで延びている。調整軸25先端は、第2図に示すよう
に、六角形に形成されており、その部分に六角孔を備え
たスリーブ28が嵌合されている。スリーブ28は調整
軸25先端の六角形部分よりも長くなっており、このた
め、そのスリーブ2日の先端に六角レンチを挿入して調
整軸25を回すことができる。更に、tii整軸25を
取付けた貫通孔26の先端には回転止め用ねじ29がね
じ込まれ、スリーブ28先端に押付けられ、tJR整軸
25の回転を阻止している。この構成により2回転止め
用ねじ29を外すと、コレットスリーブ17の前面から
六角レンチによってスリーブ28を介して調整軸25を
回転させることができる。なお、スリーブ28を用いる
代わりに、ll整軸25先端に直接六角孔を形成しても
よい、また、スリーブ28を用いることなく、適当な工
具で調整軸25先端をつかんで回転させてもよい。
軸2の先端部に嵌合しうる形状をなしており1かつ主軸
先端に形成されているテーパ面31に係合するテーパ面
32を備えている。これらのテーパ面31゜32の保合
により、コレットスリーブ17の主軸2に対する挿入位
置が規制される。更にコレットスリーブ17には、その
コレットスリーブ17を主軸2に固定するためのロック
機構34が設けられている。このロック機構34は、コ
レットスリーブ17の外周面に形成された穴35と、そ
の穴35内に保持された鋼球36と、鋼球36を穴35
の外方向に押し出すロックねし37等を有しており、こ
のロックねし37をねじ込むことによって鋼球36を穴
35の外方に押し出し。
スリーブ17を主軸2に固定できる。ロックねし37は
図示のように、コレットスリーブ17の前面側から操作
できるように取付けられている。ロック機構34は1通
常3組が使用される。このようなロック機構34を用い
ることにより、ガイドブツシュ装置10の主軸2に対す
る取付が極めて容易となる。すなわち。
組み立てた後、鋼球36を穴35内に引っ込めた状態で
、ガイドブッシュ装置10全体を主軸2の先端から挿入
し1次いでガイドブツシュ装置10前面からロックねじ
37をねじ込むことにより、鋼球36をロックねし37
先端で穴35から押し出し主軸2の内面に押付け、ガイ
ドブツシュ装置F10を固定できる。
保持され、先端をガイドブツシュ11のキー溝16に挿
入させた回転止めビンである。また、第3図において、
40は棒材6に対して切削等の加工を行う刃物である。
のチャック装置5によって把持されており、ガイドブツ
シュ装置10のガイドブツシュ11によって案内されて
いる。この状態において主軸2が回転し、刃物40によ
って棒材6に対する加工が行われる。この加工中、材料
送りのためタイル主軸4が軸線方向に移動するが、棒材
6は常に刃物40の近傍に位置するガイドブツシュ装置
10で案内されるため、振れが生じることがなく、高精
度での加工が行われる。特に、ガイドブツシュ装置10
がタイル主軸4を保持した主軸2に保持されているため
、ガイドブツシュ装置tIOの軸線とタイル主軸4の軸
線が高精度で整合されており。
転止め用ねし29を取り外す0次いで、六角レンチをス
リーブ28に挿入してそのスリーブ28及びそれに連結
された調整軸25を回す。この調整軸25の回転により
ギア24.22を介して調整ナツト20が回転し、その
調整ナツト20にねし係合したガイドブツシュ11が軸
線方向に移動する。このため、コレ2トスリーブ17に
対してガイドブツシュ11が軸線方向に移動し、テーパ
面14.18の接触位置が変化することにより、ガイド
ブツシュ11の案内面13が半径方向に移動してその内
径が変化する。このようにして。
とにより、案内面12の内径を調整できる。調整終了後
は、再び回転止め用ねじ29をねじ込み、調整軸25が
回転しないようにする。
装着した場合のものを示したが1本発明はこの場合に限
らず、従来と同様に主軸の前方に配置された保持プロ7
りにガイドブツシュ装置を取付ける場合にも適用可能で
ある。また、その場合、ガイドブツシュ装置10のコレ
ットスリーブ17を回転自在に保持させた回転型であっ
ても、或いは、コレットスリーブ17を回転不能に取付
けた固定型であってもよい。
、コレントスリーブに前面から操作できる調整軸を設け
、その調整軸に取付けたギアで調整ナツトを回転させる
構成としているので、コレットスリーブ前面から調整軸
を回転させることによって、UR整ナンドを回転させ、
ガイドブツシュをコレットスリーブに対して軸線方向に
移動させてガイドブツシュの案内面内径を調整すること
ができ、ガイドブツシュ調整作業を極めて容易に行うこ
とができる。また、従来のようにガイドブツシュ装置の
後ろ側に手を入れる必要がないので1図示実施例で示し
たように、主軸先端に取付けることが可能となり、その
構成を採用した場合には極めて高精度で棒材を案内する
ことができる。
旋盤の主軸先端に装着した状態を示す概略断面図。 第2図はそのガイドブツシュ装置に用いる調整軸、スリ
ーブ、回転止め用ねじの概略斜視図、第3図は上記ガイ
ドブツシュ装置を用いた旋盤の要部の概略断面図である
。 1− 主軸台、 2− 主軸、3A−・−回転子、
3B−・−・固定子、4−タイル主軸、5−・チャック
装置、 6− 棒材。 10−−−−ガイドブツシュ装置、11− ガイドブツ
シュ。 1g−案内面、14−・・−テーバ面、15− 外ねじ
、17−コレットスリーブ、18・−テーバ面、20−
調整ナツト、21− 内ねし、22−・−ギア、2
4− ギア、25−・−調整軸、26− 貫通穴、
28−・・スリーブ、29−回転止め用ねし。 代理人 弁理士 乗 松 恭 三 牙1図 牙2図
Claims (1)
- 先端部の内周面に加工すべき棒材を案内する案内面を有
し、先端部の外周面に内径調整用のテーパ面を有するガ
イドブッシュと、そのガイドブッシュを軸線方向に移動
可能に保持し、且つ前記テーパ面に接触するテーパ面を
備えたコレットスリーブと、該コレットスリーブに回転
自在に保持された調整ナットであって、内周面に前記ガ
イドブッシュ外周面に形成された外ねじに噛み合う内ね
じを備え、外周面にギアを備えた調整ナットと、前記コ
レットスリーブに、前記ガイドブッシュの軸線とほぼ平
行に回転自在に保持され、前記調整ナット外周面のギア
に噛み合うギアを保持した調整軸とを有し、該調整軸を
コレットスリーブ前面から操作可能としたことを特徴と
する旋盤のガイドブッシュ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2287968A JP2992569B2 (ja) | 1990-10-25 | 1990-10-25 | 旋盤のガイドブッシュ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2287968A JP2992569B2 (ja) | 1990-10-25 | 1990-10-25 | 旋盤のガイドブッシュ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04164501A true JPH04164501A (ja) | 1992-06-10 |
JP2992569B2 JP2992569B2 (ja) | 1999-12-20 |
Family
ID=17724086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2287968A Expired - Fee Related JP2992569B2 (ja) | 1990-10-25 | 1990-10-25 | 旋盤のガイドブッシュ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2992569B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5615590A (en) * | 1995-07-05 | 1997-04-01 | Speckhahn; Henry D. | Guide collet adaptor for radial jaw chuck lathes |
WO2005095033A1 (ja) | 2004-03-31 | 2005-10-13 | Citizen Watch Co., Ltd. | 素材ガイド装置及び自動旋盤 |
EP2823918A4 (en) * | 2012-03-08 | 2015-11-04 | Citizen Holdings Co Ltd | GUIDE SOCKET ADJUSTING DEVICE |
CN116038309A (zh) * | 2022-12-31 | 2023-05-02 | 驰逸自动化科技(苏州)有限公司 | 一种车削机导向定位合金部件的整形装置及其使用方法 |
-
1990
- 1990-10-25 JP JP2287968A patent/JP2992569B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP4613161B2 (ja) * | 2004-03-31 | 2011-01-12 | シチズンホールディングス株式会社 | 素材ガイド装置及び自動旋盤 |
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CN116038309B (zh) * | 2022-12-31 | 2023-11-24 | 驰逸自动化科技(苏州)有限公司 | 一种车削机导向定位合金部件的整形装置及其使用方法 |
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---|---|
JP2992569B2 (ja) | 1999-12-20 |
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