JPS6020824A - 親ねじ軸付タツプホルダ - Google Patents

親ねじ軸付タツプホルダ

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JPS6020824A
JPS6020824A JP13003483A JP13003483A JPS6020824A JP S6020824 A JPS6020824 A JP S6020824A JP 13003483 A JP13003483 A JP 13003483A JP 13003483 A JP13003483 A JP 13003483A JP S6020824 A JPS6020824 A JP S6020824A
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JP
Japan
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tap
holder
rotation
main
main shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP13003483A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsutoshi Haga
芳賀 勝利
Tadashi Kurumiya
久留宮 正
Kunio Kondo
近藤 国夫
Minoru Haga
芳賀 実
Yasuo Kato
加藤 泰男
Shinobu Kaneko
忍 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Fuji Bellows Co Ltd
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Fuji Bellows Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp, Fuji Bellows Co Ltd filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP13003483A priority Critical patent/JPS6020824A/ja
Publication of JPS6020824A publication Critical patent/JPS6020824A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23GTHREAD CUTTING; WORKING OF SCREWS, BOLT HEADS, OR NUTS, IN CONJUNCTION THEREWITH
    • B23G1/00Thread cutting; Automatic machines specially designed therefor
    • B23G1/44Equipment or accessories specially designed for machines or devices for thread cutting
    • B23G1/46Equipment or accessories specially designed for machines or devices for thread cutting for holding the threading tools

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、タップを保持して工作機械の主軸に取り付&
Jられ、主軸の回転に伴って雌ねし加工を行うタップホ
ルダに関するものである。
従来、マシニングセンタにおいてねし立てを行う場合、
主軸回転と送りとは同期さゼられていないのが普通であ
るため、ホルダ本体とタップとの間にスプリングを介在
させ、このスプリングの伸縮によって加工される雌ねじ
のピンチとタップの送りとの差を吸収させつつねし立て
を行っていた。
そのため、各部ねし穴ごとにスプリングの伸縮量が異な
ってねし立て深さにばらつきが生し易い欠点があった。
一方、専用機においては、機械側に親ねしを設けて主軸
回転と送りとを同期させることが行われいたが、それに
よって機械のコストが高くなるごとを避は得なかった。
また、マシニングセンタの場合も専用機の場合もねし立
て深さを検知する機構が設けられていないのが普通であ
り、ねじ立て深さを精度良く制御することができない欠
点があった。さらに、タップ折損時にタップの送りを自
動停止させる機構も設けられないのが普通であったため
に、タップの折損が更に重大な装置の破損につながる恐
れがあった。
本願の第一発明は上記のような従来技術の欠点を解消す
るために、タップホルダ自体が親ねし軸を備えてタップ
に回転と同期した送りを与えることができ、工作機械側
に送り機構を必要としないタップホルダを提供すること
を目的として為されたものである。
この目的を達成するために、第一発明に係るタップボル
ダは、fal前記主軸に固定されるホルダ本体と、(b
)そのホルダ本体に相対回転可能かつ軸方向に相対移動
不能に取り付けられ、中心に雌ねし穴を有する雌ねじ部
材と、(C)その雌ねじ部材と係合する一方、ホルダ本
体が主軸に固定された状態では主軸の周辺に設けられて
いる非回転部材と係合し、雌ねじ部材の回転を阻止する
回転阻止装置と、(d)雄ねし部において雌ねじ部材と
蝮合さ−Uられるとともに、ホルダ本体と相対回転不能
かつ軸方向の相対移動可能に係合させられ、かつ、ホル
ダ本体から突出した先端部にタップを同心的に保持する
タップ保持部を備えた親ねし軸とを含むように構成され
る。
このように構成されたタップボルダを使用すれば、ホル
ダ本体が工作機械の主軸によって回転させられるのみで
、そのホルダに保持されたタップには親ねじ軸のピッチ
によって定まる送りが与えられることとなり、したがっ
て、この親ねし軸にピッチが同じであるタップを取り付
けておけば、タップはホルダ本体の回転に伴い強制的に
軸方向に送られて雌ねし加工を行うこととなって、深さ
の正確なねじ立て作業が可能となる。しかも、工作機械
は主軸の回転と同期した送り機構を備える必要がないた
め構造が簡単となり、安(■iに装作ずることが可能と
なる。
また、本願の第二発明の目的とするところは、1月が送
り機構を備えるとともにねし立て深さの確認が可能なり
ツブボルダを提供することにあり、そのために第三発明
に係るタップホルダにおいては前述のホルダ本体、雌ね
じ部月2回転阻止装置および親ねじ軸に加えて、親ねじ
軸の雌ねし部材に対する予め定められた軸方向相対移動
範囲の両01′)1において電気信号を発するストロー
クエンド検出装置が親ねし軸と1liftねし部材とに
関連して設けられる。
したがって、この電気信号の確認によって所定深さのね
じ立て作業が行われたことを容易に確認することができ
るのであり、また、この電気信号に基づいて主軸の回転
を停止させればタップを所定のストロークだり正確に移
動させることができ、確実に所望深さのねじ立てを行う
ことができるのである。
また、本願の第三発明の目的とするところは、被加工物
に下穴加工が行われていなかった場合やタップが41?
 tNした場合のような異常時において、タップホルダ
、被加工物および工作機械等に過負荷がかかってこれら
か破損することを自動的に回避し得るタップホルダを提
供するごとにあり、そのために第三発明に係るタップホ
ルダにおいては前述のホルダ本体、 1ltiiねし部
月1回転[91止装置および親ねじ軸に加えて、親ねし
軸のタップ保持部に対する反力が予め定められた大きざ
を超えたとき、タップ保持部の停止にもかかわらずホル
ダ本体の回転を許容する状態となる過負荷防止装置かホ
ルダ本体からタップ保持部までの間に設りられる。
この過負荷防止装置はねじ立て加工が正常に行われてい
る間は主軸の回転に同IU]シた送りをタップ保持部に
与えるのであるが、異常スj■態が発生してタップ保持
部の前進が強力に阻止された場合には、ホルダ本体の回
転とタップ保持部の送りの連動関係を自動的に解消する
ため、工作機械、タップボルダおよび被加工物の破損を
回避することができるのである。
以下、本発明をマシニングセンタ用のタップホルダに適
用した場合の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
第1図において10はホルダ本体であり、工作11M械
の主軸に形成されたテーパ穴にしまり嵌合されるべきテ
ーバシャンク12とボI・ルグリソプ部14とを備えて
いる。ホルダ本体10は中心に貫通孔を備えており、こ
の貫通孔のシャンク側端部はプルスタンド15を螺合す
るための雌ねし穴部16とされている。また、N通孔の
他端91iは大径穴部1Bとされており、この大径穴部
18に円筒状のヘアリングハウジング20が嵌合され、
ポル1−22によって固定されている。このヘアリング
ハウジング20は組付は後はホルダ本体10の一部とし
て機能する。
上記ヘアリングハウジング20は、ラジアルヘアリング
24およびスラストへフランジ26,28を介して雌ね
し部月30を回転可能かつ軸方向に移動不能に保持して
いる。雌ねし部4A30は円筒状の部材であって、内周
面に加工対象である雌ねじ穴のピンチと同ピンチの雌ね
じが形成されている。この雌ねじ部材30にはカイト筒
32が固定されている。ガイド筒32は雌ねじ部利30
の外側に嵌合され、キー34によって相対回転を防止さ
れるとともに、雌ねし部材30のフランジ36と前記ス
ラストヘアリング2Bとによって軸方向の移動を阻止さ
れているのである。ガイド筒32には、キー38とC形
止め輪40とによって11、−1−42が固定されてい
る。プレート42の一端はガイド筒32の半径方向に延
び出しており、その先端部に位置決めビン44を保持し
ている。
位置決めビン44はボルダ本体10と平行に配設されて
おり、プレート42の先端部に固定されたケース4Gに
軸方向に摺りJ可能に嵌合されている。
位置決めビン44ばスプリング48によって常にはケー
ス46から一定量突出した状態に保たれており、その突
出側端部からキー50がボルダ本体10に、向かって延
び出さ−ヒられている。キー50の基端部はケース46
に形成された軸方向の溝51に嵌入して位置決めビン4
4の回転を防止するとともに、先端部はホルダ本体10
のボトルグリップ部14に形成されたキー溝52に嵌入
してホルダ本体10とプレーI・42との相対回転を阻
止している。位置決めビン44はボルダ本体10が主軸
に固定された状態では、その主軸の周辺に設けられた非
回転部材としてのフランジカバー54に固定の位置決め
ブロック56と係合するようにされている。すなわち、
ホルダ本体10が主軸内に引き込まれるとき、まず、位
置決めビン44の端面が位置決めブロック56に第2図
に示すように形成されている係合溝58の底面に当接し
、ホルダ本体10がさらに深く引き込まれたとき、位置
決めビン44がスプリング48の付勢力に抗してケース
46内に押し込まれ、キー50がキー溝52から離脱し
てホルダ本体10とプレート42との相対回転を許容す
る一方、プレート42を非回転部材たるフランジカバー
54に係止して雌ねじ部材30の回転を阻止するように
されているのであり、本実施例においては位置決めビン
44゜ケース46.スプリング48.プレート42およ
びガイド筒32等によって雌ねし部材30の回転阻止装
置60が構成されているのである。
上記部ねし部材30には親ねし軸62が雄ねし部64に
おいてリヤ合されている。親ねし軸62は雄ねじ部64
から後方へ突出した軸部65を備えており、この軸部6
5がボルダ本体10に回転可能に嵌合されるとともに、
ボルダ本体10に設げられた過負荷防止装置66を介し
てホルダ本体10により回転駆動されるようにされてい
る。過負荷防止装置66はホルダ本体10のテーパシャ
ンク12に半径方向に形成された貫通孔に移動可能に嵌
合されたボール68を備えており、このボール68はス
プリング70とセントスクリュー72とによりホルダ本
体10の貫通孔内周面から更に内方へ突出するようにイ
」勢されている。一方、親ねじ軸62の軸部65には弓
形断面の満74が軸方向に平行に形成されており、この
’/;+”i 74にボール68が嵌入することによっ
て親ねじ軸62はボルダ本体10に対して相対回転不能
かつ軸方向に相対移動可能に係合させられている。ただ
し、親ねじ軸62がホルダ本体IOに対して相対回転不
能であるのは、両者間に作用する回転トルクが予め定め
られた一定値以下の場合であって、このトルクが設定値
を超えた場合にはボール68がスプリング70の付勢力
に抗して溝74から離脱させられ、親ねじ軸62とホル
ダ本体10とが相対回転可能な状態となる。
親ねし軸62の雄ねじ部64に関して軸部65とは反対
側の軸部76は前述のガイド筒32を貫通して延びてお
り、回転および軸方向の移動を許容するヘアリング78
を介してガイド筒32にガイドされている。そして、そ
のガイド筒32からの突出端部にタップ保持部80が設
げられており、この部分にアダプタ82を介してタップ
84が同心的に取り付けられるようになっている。アダ
プタ82はバヨネット継手を利用した迅速に脱着可能な
ものであるが、公知のものであるので詳細な説明は省略
する。
上記親ねじ軸62のベアリング78によって支承されて
いる部分は他の部分よりやや大径とされており、その大
径部の両端に形成された肩面86゜88がそれぞれクッ
ション90および92を介してカバー94と雌ねし部材
30とに当接することによって、親ねし軸62の軸方向
の移動範囲が正確に規制されるようになっている。クッ
ション90および92は親ねし軸の停止時におり)る衝
撃を緩和する作用を為し、さらに、クッション90ばタ
ップ84と加工された雌ねじ穴との食い伺きを防止する
作用をも為すものである。
親ねじ軸62がストロークエンドに達したとき、電気信
号を発して主軸の回転を停止さ・lるためにストローク
エンド検出装置96が設りられている。
この装置96は、親ねじ軸62の中間部に形成されたド
グ面9Bおよび100と係合してストロークエンドを検
出する検出ピン102を(r:;jえ°ζいる。
検出ビン102は前記プレート42に親ねじ軸62の軸
心に直角な方向に形成された嵌合穴に嵌合されており、
この検出ピン102の軸方向の移動が中継ビン104の
斜面10Gとボール108との作用によって90度方向
変換され、作用ピン110に伝達される。作用ピン11
0は前述の位置決めピン44の軸心上に形成された貫通
孔に挿通されており、常にはスプリング112によって
後退位置、すなわち、第1図における右方位置に付勢さ
れ、ボール108と斜面106との作用によって検出ビ
ン102をガイド筒32の内周面から突出させているが
、検出ピン102がドグ面98若しくは100によって
押し戻された際には、スプリング112のイ」勢力に抗
して移動し、位置決めピン44の先端面から突出して前
記位置決めブロック56の係合a58の底部に埋設され
たタッチスイッチ114に接触し、このスイッチに電気
信号を発生させるように構成されている。
次に、本タップホルダの使用方法ならびに作動を説明す
る。
本タップボルダは取り付は前においては第1図に示すよ
うに親ねし軸62が後退位置にあり、肩面88がクッシ
ョン92に当接するとともに検出ピン102がドグ面9
8によって押し戻された状態にある。また、位置決めピ
ン44はスプリング48によって突出位置に保持されて
おり、その位置決めピン44から延び出さセられたキー
50はボルダ本体10のキーを笥52に係合してプレー
ト42とボルダ本体10との相対回転を防止している。
なお、この状態においては作用ビン110は位置決めピ
ン44の先端面から突出していない。
この状態でマソニングセンタの工具交換アームによって
ボトルグリップ部]4がグリップされ、テーバシャンク
12が主軸の中心穴に挿入され、さらにプルスタッド1
5がドローバ−によって引かれることにより、テーバシ
ャンク12の外周う一−パ面が主軸の内周テーバ面にし
まり1!χ合さ−Uられる。この過程において位置決め
ピン44か19置決めブロック56の係合溝58に嵌入
してプレート42等を介して雌、1つじ部側30の回転
を1([I止する状態となり、さらに、位置決めピン4
4の先端面が保合溝58の底面に当接する。その結果、
位置決めピン44はスプリング48のイ」勢力に抗して
押し戻され、キー50がキーt;11j 52から!’
il[脱してプレート42とボルダ本体10との相対回
転を許容する状態となる。それと同時に作用ビン110
が位置決めピン44の先端面から突出してタッチスイッ
チ114に作用し、これに電気信号を発せしめる。
この電気信号に基づいて主軸が前進させられ、もしくは
被加工物Wが前進させられてタップ84と被加工物Wが
接近させられる。この接近過程においては主軸は未だ回
転させられていないが、タップ84と被加工物Wが所定
の位置まで接近して停止した後、主軸が回転を開始させ
られる。その結果、ホルダ本体10の回転が過負荷防止
装置66を介して親ねじ軸62に伝達され、親ねし軸6
2ば回転しつつ雌ねじ部側30のねしピッチに対応して
前進させられ、被加工物Wに雌ねじ加工を行う。
雌ねし加工が正常に行われる場合には親ねし軸62が予
め定められた距離だけ前進し、肩面86がクッション9
0に当接して前進を阻止されると同時にドグ面100が
検出ピン102に作用し、作用ピン110をタッチスイ
ッチ114に作用させる。その結果、タッチスイッチ1
14から電気信号が発せられ、この電気信号に基づいて
主軸の回転方向が逆にされ、親ねし軸62およびタップ
84が逆回転しつつ後退さ・Uられる。タップ84が被
加工物Wから一定距FW団1iれたとき主軸の逆回転が
停止させられ、さらに主軸または被加工物Wが後退させ
られることにより、タップ84と被加工物Wとが十分離
間させられて1サイクルのねし立て作業が終了する。
しかし、被加工物Wに下穴が形成されていないとか、タ
ップ84が折損するとかの界雷事態によって親ねし軸6
2の前進が阻止された場合には、親ねし軸62とホルダ
本体10との相対回転I〜シルク急増し、その結果、過
負荷防止装置66が作用する。ずなわぢ、ホール68が
スプリング70の付勢力に抗して溝74から離脱さゼら
れ、ホルダ本体10が回転しているにもかかわらず親2
Ωし軸62は回転しない状態となる。主軸の駆動制御回
路中にはタイマが設りられており、主軸が回転を開始し
て以降の時間経過が設定時間を超えてもなおタッチスイ
ッチ114から信号が発せられない場合には、異常事態
が発生したものとして異常検知信号を発するようにされ
ている。したがって、主軸は異常事態発生の一定短時間
後に自動的に回転を停止させられることとなる。
以上の説明から明らかなように、本実施例装置において
はタップ84は雌ねじ部材3oと親ねじ軸62との相対
回転によって強制的に軸方向に送られるため、主軸の回
転と同期した送り装置を備えないマシニングセンタによ
って、正確な深さのねじ立てを行うことができる。すな
わち、この意味において本実施例は本願第一発明の実施
例なのである。
また、親ねじ軸62がストロークエンドに達した際には
、ストロークエンド検出装置96によって電気信号が発
せられるため、この電気信号を利用して所定の深さのね
じ立て作業が行われたことを自動的に確認することがで
きる。すなわち、この意味において本実施例は本願第二
発明の実施例でもあるのである。
さらに、タップ破損等の異常事態が生した際には、過負
荷防止装置66によってホルダ本体10と親ねじ軸62
との相対回転が許容されるようになっているため、マシ
ニングセンタ、タップボルダおよびワークの破損を防止
できるのであり、この意味において本実施例は本願第三
発明の実施例でもある。
第3図に本発明の別の実施例を示す。
本実施例は上記実施例と同様な部分を多く含んでいるた
め、対応する構成要素には上記実施例と同一の符号を付
して詳細な説明を省略し、実質的に異なる部分のみを以
下に説明する。
本実施例と上記実施例との最も顕著な相違点は過負荷防
止装置にある。すなわち、過負荷防止のために親ねじ軸
120が第一部材122と第二部材124とに分割され
、両部材間に通當は第一部+A’ 122の回転および
軸方向の移動を第二部祠124に伝達するが、第二部材
124の負荷が異常に大きくなった場合には第一部+A
’ I 22の第二部材124に対する相対移動を許容
する相対移動許容装置126が設げられるとともに、ホ
ルダ本体10の回転を親ねじ軸120の第一部材122
に伝達する回転伝達装置128に工夫が加えられて、こ
れら両装置が共同して過負荷防止装置の役割を果たすよ
うにされているのである。以下、それぞれについて説明
する。
親ねじ軸120の第一部材122は雄ねじ部において雌
ねじ部材3oに螺合されているが、その雌ねじ部+A’
30から突出した一端部に大径部130を備えており、
この大径部130が第二部材124に形成された嵌合穴
132に嵌合されている。
大径部130には第4図に示すように直径方向の貫通孔
134が形成されており、これにスプリング136を間
に挟んで2個のボール138が嵌合されている。一方、
嵌合穴132の内周面には断面形状が台形で環状の係合
溝140が形成されており、ボール138はスプリング
136の付勢力によってこの保合i@140に係合させ
られている。
また、第一部材122の端面と嵌合穴132の底面との
間にはスラストベアリング142を介してスプリング1
44が配設されており、第一部JA122と第二部材1
24とを互いに離間する方向へ付勢している。
以上のように構成されているため、通常の状態において
はボール138が係合溝140の嵌合穴に132の開口
に近い側の側壁と係合した状態にあり、第一部月122
の回転はボール138を介して、また軸方向の移動はス
ラストヘアリング142およびスプリング144を介し
て第二部+A’ 124に伝達される。すなわち、第一
部材122と第二部材124とは常にはあたかも一体の
部月であるかのような挙動を示すのである。しかし、タ
ップ折損等の異常事態の発生により被加工物Wから第二
部材124に加えられる反力が異常に大きくなった場合
には、第一部JfA’ 122がスプリング144を圧
縮して前進し、ボール138がスプリング136の付勢
力に抗して貫通孔134内に押し込まれ、係合溝140
から離脱する。その結果、第二部材124が停止したま
まで第一部材122が回転しつつ前進することとなる。
なお、スラストヘアリング142はスプリング144の
ねしれを防止するために設りられでいるものである。
次に、回転伝達装置128について説明する。
この装置128は、ホルダ本体10に形成された半径方
向の貰通孔内に配設された係合ピン146゜スプリング
148および2個のセy l−スクリュ150および1
52と、第一部材122の軸部65に形成された係合凹
部154とによって構成されている。係合凹部154は
第5図に示すように軸方向に沿った縦溝156と、その
両端に連なって形成された円周方向嵩158および16
0とから成っている。両回周方向溝158および160
は縦溝156から互いに反対向きに延び出させられてい
るが、第6図から明らかなように、縦溝156から遠ざ
かるに従って浅くなるように形成されている。したがっ
て、係合ピン146が縦溝156に係合している間はボ
ルダ本体10の正逆両方向の回転が第一部+4’ l 
22に伝達されるが、係合ピン146が円周方向溝15
8および160と係合する状態においては、それぞれホ
ルダ本体10の正回転および逆回転が第一・部材122
に伝達されないこととなる。すなわち、1iii述のよ
うに親′Aつじ軸120の第二部材124に対する反力
が異常に大きくなって相対移動許容装置i’;: 12
6が作動し、第二部月124が停止した状態で第一部材
122のめが一定距離前進さ・lられた場合には、保合
ビン146が円周方向溝158に係合する状態となり、
以後はホルダ本体10の正回転を第一部+A122に伝
達しないこととなるのであり、また、タップ84が一1
ftねし穴に食いイχ]くなどして主軸の逆回転にもか
かわらずタップ84が逆回転しくUない状態となった場
合には、円周方向溝160か同様の役割を果たすことと
なるのである。
以」二の相違点の他、本実施例装置は親ねじ軸120の
ストロークエン1−′を規定するためにスラストへアリ
ング162が用いられている点、l11i1にピン10
4が省略されて検出ピン102が直接ボール108に作
用するようにされ−Cいる点、および親ねじ軸120が
ガイド筒32の先’illに固定されたヘアリングハウ
ジング166およびヘアリングメタル168によって回
転および軸方向の移動が可能であるように支持されてい
る点等において異なっており、さらにその他にも幾つか
の相違点はあるのであるが、これらは図を一見して明ら
かであるため説明を省略する。
以上、本発明の代表的な2実施例を説明したが、本発明
はこれら以外の態様でも実施し得る。
例えば、親ねし軸として抵抗の小さいボールねしを採用
することも可能であり、また、ホルダ本体の回転を親ね
し軸に伝達する回転伝達装置についても、従来から用い
られている深さ制限イ」きクラツチを使用することが可
能である。
また、雌ねじ部材の回転阻止装置、ストロークエンド検
出装置、過負荷防止装置等についても従来知られている
各種のものを採用することが可能であり、さらに、前記
2実施例はいずれもマシニングセンタ用のタップホルダ
に本発明を適用したものであったが、専用機用のタップ
ホルダに本発明を適用することも可能であり、この場合
には一台の専用機でピンチ、径等の異なる雌ねし加工を
行うことが可能となる。
その他、いちいち例示することはしないが、当業者の知
識に、!にづいて種々の変形、改良を施した態様で本発
明を実施し得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるマシニングセンタ用タ
ップボルダの正面断面図であり、第2図は上記タップボ
ルダと組み合わ〜ヒて使用される位置決めブロフクの正
面図である。第3図は本発明の別の実施例であるマシニ
ングセンタ用タップボルダの正面断面図であり、第4図
乃至第6図iJそれぞれ第3図における■−■断面IZ
I、■矢視図およびVl−Vl断面図である。 10:ボルダ本体 20:ヘアリングハウジング24ニ
ラシアルヘアリング 26.28,162ニスラストヘアリング30 :[ね
し部材 32ニガイド筒 42:、プレート 44:位置決めビン50:キー 5
6:位置決めプロ、り 60;回転阻止装置 62.120:親ねし輔64: 
jlP、ねし部 66:過負荷防止装置68,138,
164:ボール 70.136,148ニスプリング 74:溝 80:タンプ保持部 82:アダプタ 84:タノプ 86.88:肩面 90,92:クソション96:スト
ロークエンド検出装置 98、 1oo:ドグ面 102:検出ピン110:作
用ピン 114:クソチスイソチ122:第一部材 1
24:第二部材 126:相対移動許容装置 128:回転伝達装置 140:係合l+3ン146:
係合ピン 154:係合凹部 156:縦溝 158,160:円周方向溝168:へ
アリングメタル 出願人 富士ネn工株式会社 同 トヨタ自動車株式会社

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) タップを保持して工作機械の主軸に取り伺けら
    れ、該主軸の回転に伴って雌ねし加工を行うタップホル
    ダであって、 前記主軸に固定されるホルダ本体と、 該ホルダ本体に相対回転可能かつ軸方向に相対移動不能
    に取り(=Jげられ、中心に1llipねし穴を有する
    雌ねし部材と、 核部ねし部材と保合する一方、前記ホルダ本体が前記主
    軸に固定された状態では該主軸の周辺に設LJられてい
    る非回転部材と係合し、核部ねし部材の回転を阻止する
    回転阻止装置と、 雄ねし部において前記雌ねし部材と螺合させられるとと
    もに、前記ホルダ本体と相対回転不能かつ軸方向の相対
    移動可能に係合させられ、かつ、該ホルダ本体から突出
    した先6:A1部にタップを同心的に保持するタップ保
    持部を備えた親ねし軸とを含むことを特徴とする親ねし
    Φ+l汀Jクノプボルダ。
  2. (2)タップを保持して工作機械の主軸に取り旬りられ
    、該主軸の回転に伴って雌ねし加工をマ1うタップホル
    ダであって、 前記主軸に固定されるホルダ本体と、 該ホルダ本体に相対回転可能かつ軸方向に相対移動不能
    に取り付げられ、中心に雌ねし穴を有する雌ねし部材と
    、 該d+(lねじ部材と係合する一方、前記ホルダ本体が
    前記主軸に固定された状態では該主軸の周辺に設りられ
    ている非回転部制と係合し、核部ねじEl(月の回転を
    阻止する回転1訂止装置と、椎ねし部において前記雌ね
    じ部材と蝮合さ一已られるとともに、前記ホルダ本体と
    相対回転不能かつ軸方向の相対移動可能に係合さ・けら
    れ〜かつ、該ホルダ本体から突出した先端部にタップを
    同心的に保持するタップ保持部を備えた親ねし軸と、該
    親ねし軸と前記雌ねし部上Aとに関連して設りられ、前
    者の後者に対する予め定められたIi+l+方向相対移
    動範囲の両端において電気信号を発するストローフエン
    ド検出装置と を含むことを特徴とする親ねじ軸付タップホルダ。
  3. (3)タップを保持して工作機械の主軸に取り付けられ
    、該主軸の回転に伴って雌ねし加工を行うタップホルダ
    であって、 前記主軸に固定されるホルダ本体と、 該ホルダ本体に相対回転可能かつ軸方向に相対移動不能
    に取り付けられ、中心に雌ねじ穴を有する雌ねじ部材と
    、 核部ねじ部材と係合する一方、前記ホルダ本体が前記主
    軸に固定された状態では該主軸の周辺に設けられている
    非回転部材と係合し、核部ねじ部材の回転を阻止する回
    転阻止装置と、 雄ねじ部において前記雌ねじ部材と螺合させられるとと
    もに、前記ホルダ本体と相対回転不能かつ軸方向の相対
    移動可能に係合させられ〜かつ、該ホルダ本体から突出
    した先端部にタップを同心的に保持するタップ保持部を
    備えた親ねし軸と、前記ホルダ本体から前記タップ保持
    部までの間に設けられ、該タップ保持部に対する反力が
    予め定められた大きさを超えたとき、該タップ保持部の
    停止にもかかわらず前記ホルダ本体の回転を許容する状
    態となる過負荷防止装置と を含むことを特徴とする親ねし軸側りソプポルダ。
JP13003483A 1983-07-16 1983-07-16 親ねじ軸付タツプホルダ Pending JPS6020824A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61178114A (ja) * 1985-02-04 1986-08-09 タツプマチツク・コ−ポレ−シヨン ねじ立てアタツチメントと割出装置
JPS63161620U (ja) * 1987-04-08 1988-10-21
JPS6416315A (en) * 1987-07-11 1989-01-19 Shigeru Ikemoto Unit for tapping

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JPS61178114A (ja) * 1985-02-04 1986-08-09 タツプマチツク・コ−ポレ−シヨン ねじ立てアタツチメントと割出装置
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