JPH04164051A - アントラセン誘導体の製造法 - Google Patents

アントラセン誘導体の製造法

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JPH04164051A
JPH04164051A JP2291028A JP29102890A JPH04164051A JP H04164051 A JPH04164051 A JP H04164051A JP 2291028 A JP2291028 A JP 2291028A JP 29102890 A JP29102890 A JP 29102890A JP H04164051 A JPH04164051 A JP H04164051A
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Japan
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formyl
diformylanthracene
anthracene
olefin
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Shuzo Akiyama
秋山 修三
Shinichi Nakatsuji
慎一 中辻
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Yamamoto Chemicals Inc
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
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    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の分野) 本発明は、9−ホルミル−10−(p−ニトロスチリル
)アントラセンの製造法に関する。
(従来技術) オレフィン化合物を製造する方法の1つとして、カルボ
ニル化合物をアルカリ金属塩基の存在下にアルキルトリ
フェニルホスホニウムハライドで処理する方法は“Wi
ttig反応“とじて良く知られている0例えば、9.
10−ジホルミルアントラセンと2当量のベンジルトリ
フェニルホスホニウムクロリドをジメチルホルムアミド
中メトキシリチウムの存在下に反応すると9.10−ジ
スチリルアントラセンが得られる。
しかしながら、9.10−ジホルミルアントラセンの片
方のホルミル基のみをWittig反応により選択的に
オレフィンに変換することはできない。
即ち、9,10−ジホルミルアントラセンとベンジルト
リフェニルホスホニウムクロリドを反応する場合におい
て、ベンジルトリフェニルホスホニウムクロリドを1当
量以下の量を用いても、9゜10−ジスチリルアントラ
センのみが低収率で生成し、9−ホルミル−10−ス鴫
チリルアントラセンを得ることはできない。
(発明の目的) 本発明は、9.10−ジホルミルアントラセンの片方の
ホルミル基のみをWittig反応により選択的にオレ
フィンに変換することである。
(発明の構成) 本発明の目的は、9.10−ジホルミルアントラセンと
p−二トロペンジルトリフェニルホスホニウムハライド
を極性溶媒中アルカリ金属塩基の存在下に反応すること
により達成された。
本発明は、ホスホニウム塩として、p−ニトロベンジル
トリフェニルホスホニウムハライドを用いることが特徴
である。p−ニトロベンジルトリフェニルホスホニウム
ハライドを用いることにより、その使用量には関係なく
、9,10−ジホルミルアントラセンの片方のホルミル
基のみを選択的にオレフィンに変換できるものであり、
他のホスホニウム塩を用いた場合には、その使用量に関
係なく、片方のホルミル基のみを選択的にオレフィンに
変換することはできない。
本発明に用いられる極性溶媒は、Witt!g反応に用
いられるすべての溶媒が使用できるが、特にも特に制限
はなく、メトキシナトリウム、メトキシカリウム、メト
キシリチウム、エトキシナトリウム、エトキシカリウム
、L−ブトキシカリウム、L−ブチルリチウムなどが好
ましく用いられる。
更に、ホスホニウム塩の対陰イオンとなるハロゲンは塩
素原子および臭素原子がいずれも好ましく用いられる。
本発明の製造法により得られる9−ホルミル−10−(
p−ニトロスチリル)アントラセンは、該ポルミル基が
他の置taまたは未置換のベンジルトリフェニルホスホ
ニウムハライドとのWittig反応によりオレフィン
に変換できるものであり、9−(1換または未置換スチ
リル)−10−(p−二トロスチリル)アントラセン製
造の原料として有用である。更に、9−(置換または未
置換スチリル)−10−(p−二トロスチリル)アント
ラセンは、該ニトロ基を公知の種々の方法で他の置換基
に変換できるものであり、9−位と10−位に非対称な
スチリル基を持つアントラセン誘導体の製造原料として
有用である。
(9考例) 寥考例1 9.10−ジホルミルアントラセンの製造 窒素置換下、室温で25.00g(90,911111
01)の9.10−ビス(クロロメチル)アントラセン
を500uLのジメチルスルホキシドに加え、水冷下こ
れに300−Lのエタノールに5.OOy(217mm
ol)の金属ナトリウムを溶解し、30 、 OOg(
337I1mo l )の2−二トロプロパンを加えた
溶液を1時間を要して滴下し、更に4時開撹拌した。析
出物を沢去し、r液を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、
溶媒を留去し、残留物をジクロロメタン、ヘキサンで再
結晶して、15 、soy (74%収率)の9.10
−ジホルミルアントラセンをmp240−244℃の橙
色結晶として得た。
づ考例2 p−ニトロベンジルトリフェニルホスホニウ
ムプロミドの製造 12、OOg(55,58m5+ol)のp−ニトロベ
ンジルプロミドと21.842(83,36nnol)
のトリフェニルホスフィンをキシレジ中35時間撹拌還
流した。冷却後、析出物をP取し、キシレンで洗浄して
、26.40g(99%収率〉のp−ニトロベンジルト
リフェニルホスホニウムプロミドをmp272 274
℃の無色結晶として得た。
(実施例) 以下に実施例を示すが、本発明はこの実施例に限定され
るものではない。
実施例1 つ−ホルミル−10−(p−ニトロスチリル
)アントラセンの製造 5.31y(11,1鎗1自of)のp−ニトロベンジ
ルトリフェニルホスホニウムプロミドを20mLのメタ
ノールに溶解し、これに111 mL (22,2mm
ol)の0,2Hのメトキシリチウムを添加後、室温で
撹拌下に、2.0Oy(8,6m+*ol)の9.10
−ジホルミルアントラセンを230uLのジメチルホル
ムアミドに溶解した溶液を添加して、30分撹拌した9
次いで、氷水上に1時間靜1後、析出した結晶を枦取し
、ヘキサンで洗浄した。これをシリカゲルカラムクφ ロマトで精製し、更にクロロメタンから再結晶しチー 
1.45g<48f収率)の9−ホルミル−10−(p
−ニトロスチリル)アントラセンを+5p272−27
3℃の橙色結晶として得た。下記の分析結果より目的の
化合物であることをN認した。
M S (m/z):358 (M″″)I  R(N
ujol):1 6 8 0ce+−’(C=O)’H
NMR(CD(J3):δ=11.54(l H,CH
O)元素分析:       CIN 測定値      78.17 4.45 3.93計
算値(CzJIsNO*)  78.18 4.28 
3.96実施例29−ホルミル−ro−(p−ニトロス
チリル)アントラセンの製造 12.26g(25,61amol)のp−ニトロベン
ジルトリフェニルホスホニウムプロミドを50mLのメ
タノールに溶解し、これに200 mL (40,0+
*mol)の0.2Hのメトキシリチウムを添加後、室
温で撹拌下に、2、QOg<8.611mof>の9.
10−ジホルミルアントラセンを230mLのジメチル
ホルムアミドに溶解した溶液を添加して、3時間撹拌し
た9次いで、氷水上に1時間放置後、析出した結晶をP
取し、ヘキサンで洗浄した。これをシリカゲルカラムク
ロマトで精製し、更にジクロロメタンがら再結晶して、
1.06g(35$収率)+7)9−ホルミル−10−
(p−ニトロスチリル)アントラセンを#G)272−
273’Cの橙色結晶として得た。
(発明の効果) 本発明の製造法は、W i L t i g反応におけ
るホスホニウム塩としてp−ニトロベンジルトリフェニ
ルホスホニウムハライドを用いることにより、9.10
−ジホルミルアントラセンの片方のホルミル基のみを選
択的にオレフィンに変換することを可能にするものであ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 9,10−ジホルミルアントラセンとp−ニトロベンジ
    ルトリフェニルホスホニウムハライドを極性溶媒中アル
    カリ金属塩基の存在下に反応することを特徴とする9−
    ホルミル−10−(p−ニトロスチリル)アントラセン
    の製造法。
JP2291028A 1990-10-29 1990-10-29 アントラセン誘導体の製造法 Expired - Lifetime JP2948896B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100497023B1 (ko) * 2002-08-06 2005-06-23 주식회사 이엘엠 포스포늄 할라이드 화합물을 사용하는 청색발광재료9,10-비스[4-(2,2-디페닐비닐)페닐]안트라센(dpva)의제조방법

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KR100497023B1 (ko) * 2002-08-06 2005-06-23 주식회사 이엘엠 포스포늄 할라이드 화합물을 사용하는 청색발광재료9,10-비스[4-(2,2-디페닐비닐)페닐]안트라센(dpva)의제조방법

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