JPH04163271A - 映像分配システム - Google Patents

映像分配システム

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JPH04163271A
JPH04163271A JP2288145A JP28814590A JPH04163271A JP H04163271 A JPH04163271 A JP H04163271A JP 2288145 A JP2288145 A JP 2288145A JP 28814590 A JP28814590 A JP 28814590A JP H04163271 A JPH04163271 A JP H04163271A
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文久 佐藤
Kenichi Kato
健一 加藤
Takehiko Arai
新居 健彦
Torao Aozuka
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数のモニタ受像機を接続する場合に好適な
映像分配システムに関し、特に電車等の移動体に搭載さ
れるモニタ受像機に適用して好適な映像分配システムに
関する。
(発明の概要〕 本発明は、複数のモニタ受像機を接続する場合に好適な
映像分配システムにおいて、供給されるベースバンドの
映像信号をほぼ整数倍に増幅した後、この整数で分配す
る分配器を用いてシステム、を構成するようにしたこと
により、複数のモニタ受像機に映像信号の分配が良好に
できるようにしたものである。
(従来の技術〕 近年、電車等の移動体に、テレビジョン受像機を取付け
、VTR等から再生した映像を受像させて乗客にサービ
スすることが行われている。
ところで、電車等の車両にテレビジョン受像機を取付け
る場合、この車両内の各乗客が同時に表示映像を視□聴
できるようにするためには、車内に多くのテレビジョン
受像機を取付ける必要がある。
例えば、1両の車内に20台以上のテレビジョン受像機
を取付けることがある。この場合、VTR等の映像送出
機器から所定のチャンネルにRF変調された映像信号を
送出し、この送出される映像信号を分岐器や分配器を介
して各テレビジョン受像機に供給する。そして、各テレ
ビジョン受像機が備えるチューナでこのRF変調された
映像信号を復調してベースバンドの映像信号を得、この
ベースバンドの映像信号を処理して表示させている。
このようにRF変調して映像信号を伝送するようにする
と、映像信号を比較的多く分配することが可能で、多く
のテレビジョン受像機に映像信号を伝送する場合に好適
である。
(発明が解決しようとする課題〕 ところが、RF変調して映像信号を伝送するようにする
と、VTR等の映像送出機器側で映像信号のRF変調を
行う必要があると共に、各テレビジョン受像機側でこの
搬送周波数からの復調をする必要があり、各テレビジョ
ン受像機で得られるベースバンドの映像信号は、伝送の
ための変調と復調の処理が行われて、それだけ信号が劣
化されたものになってしまう不都合があった。また、各
テレビジョン受像機がテレビジョンチューナを必要とし
、それだけシステム構成が複雑化してしまう不都合があ
った。
本発明の目的は、映像信号の複数の受像機への伝送が簡
単な構成で良好にできるようにすることにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、例えば第1図に示すように、映像信号送出機
器(40)を複数のモニタ受像機(101) 、 (1
02) 。
(103)・・・・(124)に接続し、映像信号送出
機器(40)から出力されるベースバンドの映像信号を
モニタ受像機(101) 、 (102) 、 (10
3) ・・・・(124)にて表示させる映像分配シス
テムにおいて、供給されるベースバンドの映像信号をほ
ぼ整数倍に増幅した後、この整数で分配する分配器(6
1)、 (71)〜(93)を用いて、映像信号送出機
器(40)と複数のモニタ受像機(101) 、 (1
02) 、 (103)・・・・(12,りとを接続す
るようにしたものである。
〔作用] このようにしたことで、各分配器では入力映像信号のゲ
インと分配された出力映像信号のゲインとがほぼ等しく
なり、例えばこの分配器を順次接続することで複数の受
像機への分配を行っても、各受像機に供給される映像信
号のゲインはほぼ等しくなり、複数台の受像機にベース
バンドの映像信号を劣化なく良好に伝送できる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を、第1図〜第5図を参照して
説明する。
本例においては、電車に搭載したテレビジョン受像機に
文字放送を表示させる受信システムに適用したもので、
まずこの受信システムの全体構成を説明する。
第1図及び第2図において、(1)は電車の車体を示し
、この車体(1)の側面には片側6箇所の扉(出入口)
(11)、 (12)、 (1,3)・・・・(16)
及び(17)’、 (18)。
(19)・・・・(22)が設けてあり、車内のそれぞ
れの扉(11)〜(22)の左右の戸袋部の上部に、テ
レビジョン受像機(101) 、 (102) 、 (
103)・・・・(124)が設置しである。例えば第
2図に示すように、扉(19)の左右の戸袋部の上部に
、テレビジョン受像1(117)と(118)とが取付
けである。この場合、それぞれのテレビジョン受像機(
101) 、 (102) 、 (103) ・・・・
(124)は、液晶パネル等を使用した薄型のものとし
てアリ、ベースバンドのコンポジット映像信号の入力端
子を備え、この入力端子に得られるベースバンドのコン
ポジット映像信号の受像を行うもので、テレビジョンチ
ューナがないいわゆるモニタ受像機として構成しである
そして、この各テレビジョン受像機(101) 、 (
102) 。
(103)・・・・(124)に文字放送を表示させる
のであるが、この文字放送を受信するための4個のアン
テナ(30a) 、 (30b) 、 (30c) 、
 (30d)を、車体(1)の屋上(2)のベンチレー
タ(3)及び(4)の周囲に取付けである。
この場合、それぞれのアンテナ(30a) 、 (30
b) 、 (30c) 。
(30d)は、第3図に示すように、一端部が近接した
2木の導体棒(31)、 (32)と、この導体棒(3
1) 。
(32)と所定間隔あけて配置された反射器(33)と
よりなるダイポールアンテナで構成され、2本の導41
4g”(31)、 (32)の間のギャップ部を、バル
ーン(マツチングトランス)を介して同軸ケーブル(3
5) (第3図参照)に接続し、この同軸ケーブル(3
5)を後述する床下ユニッ) (40)内の切換器(4
1)に接続する。2本の導体棒(31)、 (32)の
長さは受信チャンネルの周波数に応じて選定してあり、
反射器(33)はこの2本の導体棒(31)、 (32
)を合わせた長さよりも長くしである。
そして、4個のアンテナ(30a) 、 (30b) 
、 (30c) 。
(30d)は、水平方向に90°ずつ取付は角をずらし
てあり、アンテナ(30a) 、 (30b)はベンチ
レータ(3)の前後(レールと平行する方向)に取付け
てあり、アンテナ(30c) 、 (30d)はベンチ
レータ(3)の隣のベンチレータ(4)の左右(レール
と直交する方向)に取付けである。
ここで、ベンチレータへのアンテナの取付は状態を詳し
く説明すると、この車体(1)の屋根(2)には複数の
ベンチレータ(3L (4)、 (5)・・・・が取付
けてあり、このベンチレータ(3)、 (4)、 (5
)・・・・は走行時に外部の空気を車内に押し込む換気
装置として機能するいわゆる押し込み型のベンチレータ
と称されるもので、各ベンチレータ(3)、 (4)、
 (5)・・・・は四隅の脚部(3a)、 (4a)、
  (5a)・・・・が゛ボルト(23)により屋上(
2)に固定しである。この場合、各ベンチレータ(3)
、 (4)、 (5)・・・・は、車体(1)と絶縁し
た状態で取付けである。
そして、ベンチレータ(3)の四隅の脚部(3a)を固
定しているポル) (23)を利用して、2個のアンテ
ナ(30a) 、 (30b)を取付ける。また、ベン
チレータ(3)の隣のベンチレータ(4)の四隅の脚部
(4a)を固定しているボルト(23)を利用して、2
個のアンテナ(30c) 、 (30d)を取付ける。
第3図及び第4図にこのアンテナ(30c) 、 (3
0d)のベンチレータ(4)への取付は状態を拡大して
示すと、ベンチレータ(4)のまわりには、コの字型の
カバー(24)がボルト(23)で取付けである。この
場合、カバー(24)がベンチレータ(4)の通気部(
4b)を塞がないようにしである。そして、このカバー
(24)の上部に、アンテナ(30c)及び(30d)
を構成する連結部材(34)の一端を固定し、このそれ
ぞれの連結部材(34)のほぼ中央部に反射器(33)
を固定すると共に、他端部に導体棒(31)、 (32
)を固定する。ここで、2木の導体棒(31)と(32
)とは、所定のギャップを設けて連結部材(34)に固
定する。また、連結部U’(34)は絶縁)Aとする。
また本例においては、導体棒(31)、 (32)と反
射器(33)とを、断面がL字型のアングル材で構成し
、容易に取付けができるようにしである。
ここで、各ベンチレータの上部と反射器(33)の下端
との間の高さ方向の間隔Hを、少なくとも15mmとし
、各ベンチレータと反射器(33)との水平方向の幅I
、を、少なくとも幅20mmとし、さらに反射器(33
)の高さBを、70mm以上とする。この場合、ベンチ
レータとの高さH2幅り及び反射器(33)自身の高さ
Bの値は、大きい方がアンテナの特性上好ましいが、実
際には屋上(2)に搭載できる機器の大きさが車両限界
等の規格で決められており、あまり大きなアンテナを取
付けることは出来ず、」−連した値或いはこの値より若
干大きな値に制限される。
このようにして4個のアンテナ(30a) 、 (30
b) 。
(30c) 、 (30d)を取付けであることで、そ
れぞれのアンテナ(30a) 、 (30b) 、 (
30c) 、 (30d)は導体棒(31)。
(32)が設置された方向の電波だけを受信し、反対側
(ベンチレータ側)から導体棒(31)、 (32)に
向かう電波は、反射器(33)により遮蔽され、反射電
波による定在波の発生を抑えることができる。従って、
90°ずつ設置位置が異なる4個のアンテナ(30a)
 、 (30b) 、 (30c) 、 (30d)で
、はぼ360°全での方向から来る電波を受信すること
ができる。
そして、このように構成される4個のアンテナ(30a
) 、 (30b) 、 (30c) 、 (30d)
を、車体(1)の床下に吊り下げられた床下ユニット(
40)内の切換器(41)に同軸ケーブル(35)で接
続する。この床下ユニット(40)内には、文字放送受
信のための機器が収納され、切換器(旧)は後述する判
別回路(44)の制御で、何れかのアンテナから供給さ
れる受信信月を選択的に出力する。そして、この切換器
(41)が出力する受信信号を、ブースタ(42)を介
して、ゴーストリダクションチューナ(43)に供給し
、このゴーストリダクションチューナ(43)で予めセ
ットされた所定のチャンネルのテレビジョン放送信号を
受信する。この場合、庁−ストリダクションチューナ(
43)は、垂直帰線期間内に挿入されたGCR信号等を
用いて、受信放送信号のゴーストリダクションを行うも
ので、選局部、中間周波増幅/復調部と共tこ、ゴース
)・除去フィルタ、OCR信号抽出回路、比較回路、制
御回路等を備えており、電波の乱反射等により歪みが生
じたOCR信号と基準信号とを比較して、反射波信号を
抑圧するようになされている。
ここで本例においては、ごのゴーストリダクションチュ
ーナ(43)で得た所定チャンネルのテレビジョン放送
信号を判別回路(44)に供給し、この判別回路(44
)で受信したテレビジョン放送信号に含まれる同期信号
のレヘルを判定し、切換器(旧)でのアンテナ線の選択
を、最も良好なレヘルの同期信号が得られるものにして
、いわゆるダイパーシティアンテナを構成する。この場
合、この判別回路(44)にはタイマ回路(45)が接
続してあり、タイマ回路(45)による制御で、上述し
たレベル判定を1秒毎に行うようにしである。即ち、タ
イマ回路(45)は、1秒に相当する時間をカウントす
る毎に判定回路(44)に判断制御信号を供給し、判別
回路(44)ではこの判断制御信号が供給される毎にレ
ベル判定を行うようにしである。従って、切換器(41
)でのアンテナ線の切換は、電波状態が最も悪いときで
も1秒間隔で行われ、切換えられた何れかのアンテナで
の受信状態が良好であるときには、1秒毎に行われるレ
ベル判定で一定しヘル以」二の同期信号が検出され、1
秒以上継続して同じアンテナからの信号を受信する。
そして、ゴーストリダクションチューナ(43)で得た
テレビジョン放送信号を、文字放送デコーダ(46)に
供給し、この文字放送デコーダ(46)で放送信号の垂
直帰線消去期間に多重された文字2図形等の文字放送信
号を得る。この場合、1チヤンネルのテレビジョン放送
信号で複数の文字放送番組が送出されており、予めセッ
トされた所定の文字放送番組の少なくとも1画面分のデ
ータを得たとき、文字放送デコーダ(4G)に接続され
たメモリ(47)にこのデータを記憶させる。即ち、文
字放送デコーダ(4G)は、受信して得たそれぞれの文
字放送両面が、完全なものであるか否かを判断する回路
を有し、この回路で1画面でも完全な画面のデータが得
られたと判断したときには、このデータが必要とする文
字放送番組であるとき、メモリ(47)に記憶させる。
この場合、文字放送番組の1画面分のデータの送信は、
通常0.5秒〜1秒程度で行われる。従って、少なくと
も0.5秒〜1秒程度継続して良好な受信ができるとき
、1画面分の文字放送データの受信ができ、さらに良好
な受信状態が続くとき、複数の画面(即ち1つの文字放
送番組の全ページや複数の文字放送番組)の受信ができ
る。
そして、このようにしてメモリ(47)に記憶された所
定の文字放送番組のデータを文字放送デコーダ(46)
に順次読み出して、データで示される文字。
図形等を画像表示させる映像信号とし、この映像信号を
同軸ケーブルにより床下ユニッ) (40)から出力さ
せる。この場合、この出力映像信号は、ベースバンドの
映像信号(即ちRF変調されていないコンポジット映像
信号)とする。また本例においては、床下ユニット(4
0)内に電源回路(48)を備え、この電源回路(4B
)から直流低圧の電源を出力させる。
そして、この床下ユニッ) (40)から映像信号を出
力される同軸ケーブルを、車体(1)に取付けられた3
分配器(6I)に接続し、出力映像信号を供給する。ま
た、電源回路(48)から出力される電源も、3分配器
(61)に供給する。この3分配器(61)は、増幅器
が内蔵されたもので、供給されるベースバンドの映像信
号を3倍に増幅すると共に、3分配を行うようにしたも
ので、このような構成としであることで、入力映像信号
のゲインと分配された出力映像信号のゲインとが等しく
なる。この場合、電源回路(48)から出力される電源
により増幅を行う。
そして、この3分配器(61)からの第1.第2゜第3
の分配出力の内、第1の分配出力を第1の2分配器(7
1)に供給し、第2の分配出力を車体(1)の第1エン
ド(一端)側の連結面に設けられた接続端子(62)に
供給し、第3の分配出力を車体(1)の第2エンド(他
端)側の連結面に設けられた接続端子(63)に供給す
る。また、3分配器(61)に供給される電源も、第1
の2分配器(71)に供給する。
この第1の2分配器(71)は、増幅器が内蔵されたも
ので、供給されるベースバンドの映像信号を2倍に増幅
すると共に、2分配を行うようにしたもので、このよう
な構成としであることで、上述した3分配器(61)と
同様に、入力映像信号のゲインと分配された出力映像信
号のゲインとが等しくなる。この場合、電源回路(48
)から3分配器(61)を介して供給される電源により
増幅を行う。
ここで、この第1の2分配器(71)の回路構成を第5
図に示すと、3分配器(61)側からベースバンドの映
像信号が供給される入力端子(71a)を、コンデンサ
C1を介して抵抗器R0及びR2の一端と演算増幅器(
2)の非反転側入力端子−1−とに接続する。そして、
抵抗器R2の他端を接地する。また、3分配器(61)
側から電源電圧VD11が供給される電源端子(71b
)を、抵抗器R1の他端とコンデンサC2及びC3の一
端に接続し、このコンデンサC2及びC3の他端を接地
する。この場合、電源電圧■DDとしては、例えば直流
7■とする。そして、一端が接地された抵抗器R3の他
端を、演算増幅器(2)の反転側入力端子−に接続し、
この反転側入力端子−と演算増幅器(2)の出力端子と
を、抵抗器R4を介して接続する。そして、この演算増
幅器(2)の出力端子を、抵抗器R5を介して第1の分
配出力が得られる第1の出力端子(71c)に接続する
この場合、演算増幅器(2)の出力端子と抵抗器R6と
の接続中点を、抵抗器R5を介して接地する。
また、入力端子(71a)を、コンデンサC4を介して
抵抗器R7及びR8の一端と演算増幅器(3)の非反転
側入力端子子とに接続する。そして、抵抗器R[lの他
端を接地する。また、電源端子(71b)を、抵抗器R
7の他端に接続する。そして、一端が接地された抵抗器
R1の他端を、演算増幅器(3)の反転側入力端子−に
接続し、この反転側入力端子−と演算増幅器(3)の出
力端子とを、抵抗器Rt。
を介して接続する。そして、この演算増幅器(3)の出
力端子を、抵抗器R11を介して第1の分配出力が得ら
れる第1の出力端子(71d)に接続する。この場合、
演算増幅器(3)の出力端子と抵抗器R1□との接続中
点を、抵抗器R1□を介して接地する。
このように構成したことで、電源端子(71b)に供給
される電源電圧■I1.により、3分配器(61)側か
ら入力端子(71a)に供給されるベースバンドの映像
信号が2倍に増幅されると共に2分配され、入力映像信
号のゲインと各分配出力のゲインとが等しくなる。
そして、第1の2分配器(71)で分配された第1の分
配出力を後段に接続された第2の2分配器(72)に供
給し、第2の分配出力を後段に接続された第13の2分
配器(83)に供給する。この場合、3分配器(61)
側から供給される電源を、第2及び第13の2分配器(
72)及び(83)に供給する。
この第2の2分配器(72)は、第1の2分配器(71
)と同様に構成され、供給されるベースバンドの映像信
号を2倍に増幅すると共に、2分配を行うようにしたも
ので、第1の分配出力を車内に取付けられたテレビジョ
ン受像機(101)に供給し、第2の分配出力を後段に
接続された第3の2分配器(73)に供給する。
以下、同様にして後段に接続された2分配器(73)、
 (74)、 (75)・・・・(82)で、供給され
るベースバンドの映像信号を2倍に増幅すると共に、2
分配を行い、第1の分配出力を車内に取付けられた対応
するテレビジョン受像機(103) 、 (104) 
、 (105)・・・・(111)に供給し、第2の分
配出力を後段に接続された2分配器(74)、 (75
)、 (76)・・・・(82)に供給する。但し、最
後に接続された第12の2分配器(82)の第2の分配
出力は、テレビジョン受像機(112)に供給する。
この場合にも、各2分配器から接続されたテレビジョン
受像機及び後段の2分配器に、前段の2分配器側から供
給される電源を供給する。
また、第1の2分配器(71)の第2の分配出力側と接
続された第13の2分配器(83)の第1の分配出力を
車内に取付けられたテレビジョン受像!(113)に供
給し、第2の分配出力を後段に接続された第14の2分
配器(84)に供給する。
以下、同様にして後段に接続された2分配器(85)、
 (86)、 (87)・・・・(93)で、供給され
るヘースハンドの映像信号を2倍に増幅すると共に、2
分配を行い、第1の分配出力を車内に取付けられた対応
するテレビジョン受像機(114) 、 (115) 
、 (116)・・・・(123)に供給し、第2の分
配出力を後段に接続された2分配器(86)、 (87
)、 (88)・・・・(93)に供給する。但し、最
後に接続された第23の2分配器(93)の第2の分配
出力は、テレビジョン受像機(124)に供給する。
この場合にも、各2分配器から接続されたテレビジョン
受像機及び後段の2分配器に、前段の2分配器側から供
給される電源を供給する。
なお、連結面に設けられた接続端子(62)及び(63
)は、チューナ等を備えていない他の車両を前後に連結
した場合に、この連結した車両(図示セず)の映像信号
入力端子と接続するもので、前後の車両へも受信した文
字放送等の映像信号を供給できるようにしである。この
場合、前後の車両の映像用分配器及びテレビジョン受像
機が必要とする電源は、それぞれの車両内の電源回路か
ら供給する。
次に、このようにして接続されるテレビジョン受像機(
101) 、 (102) 、 (103)・・・・(
124)に文字放送の画像を表示させる場合の動作につ
いて説明する。
まず、文字放送を受信して文字放送デコーダ(46)に
接続されたメモリ(47)に、必要とする文字放送番組
のデータを記憶させる作業を行う。この場合、テレビジ
ョン放送信号の受信状態が良好であれば、僅かな時間で
メモリ(47)への記憶作業が終了するが、実際には車
両(1)が走行しているときにサービスを行うものであ
るので、−時的に受信状態が良好になって、文字放送デ
コーダ(46)で必要とする文字放送番組の少なくとも
1画面分のデータが得られたとき、この得られた画面の
データをメモリ(47)に記憶させ、以前に記憶された
同じヘージのデータを新しく受信したものに更新させる
この場合、車両(1)から見た送信所の方向は走行によ
り変化するが、90°ずつ方向が異なる4個のアンテナ
(30a) 、 (30b) 、 (30c) 、 (
30d)の何れで良好な受信が可能か判断するダイパー
シティアンテナが構成してあり、このそれぞれのアンテ
ナ(30a) 。
(30b) 、 (30c) 、 (30d)を切換器
(41)で順番にチューナ(43)側に接続して、ゴー
ストリダクションチューナ(43)での受信状態を判断
回路(44)で順次判断し、最も良好な放送信号が得ら
れるアンテナに接続させる。
なお、−時的に受信状態が良好になって、文字放送デコ
ーダ(46)で必要とする文字放送番組の画面が得られ
るのは、受信状態が非常に良い場合に限られるので、大
部分が駅等に停車しているときである。即ち、例えば都
心を各駅停車で走行する電車の場合、2〜3分走行する
毎に、数十秒〜1分程度駅に停車し、この停車中に文字
放送番組の受信が1画面分以上可能になる可能性が高く
、比較的高い頻度で文字放送の受信ができる。
そして、このようにして文字放送デコーダ(46)に接
続されたメモリ(47)に文字放送データの取り込みが
できると、所定間隔で表示させる文字放送番組のデータ
を読み出して文字放送を表示させる映像信号を作成し、
この映像信号を各分配器(61)。
(71)〜(93)を介してテレビジョン受像機(10
1)〜(124)に伝送し、この車内に設置されたテレ
ビジョン受像機(101)〜(124)に文字放送番組
を表示させる。この場合、例えば複数種類の文字放送を
、数分から数十分のサイクルで順次表示させる。
ここで本例においては、各分配器(61)、 (71)
〜(93)として、入力映像信号のゲインを2倍又は3
倍の整数倍にすると共に、この増幅した整数と同じ値に
分配(2分配又は3分配)するようにしであるので、各
テレビジョン受像機(101)〜(124)に供給され
るヘースバンドの映像信号は、床下ユニット(40)内
の文字放送デコーダ(46)から送出されたときと殆ど
ゲインが変わりなく、受像させるのに適した良好なゲイ
ンの映像信号が各テレビジョン受像機(101)〜(1
24)で得られる。そして、文字放送デコーダ(46)
からの伝送のためにRF変調を行っていないので、各テ
レビジョン受像機(101)〜(124)に供給される
映像信月は、このRF変調及び復調が行われてない信号
劣化の少ないものになり、借料劣化の少ない良好な映像
が表示される。さらに、各テレビジョン受像m(1o+
)〜(124)は、RF変調波からの復調を行うテレビ
ジョンチューナが必要なく、このチューナがなく簡単な
構成のいわゆるモニタ受像機とすることができ、システ
ム構成を簡単にすることができる。
なお、上述実施例においては、主として2分配器を使用
して各テレビジョン受像1(101)〜(124)への
映像信号の分配を行うようにしたが、より分配数の大き
な分配器を使用して、分配器の数を少なくするようにし
ても良い。即ち、例えば第6図に示すように、3分配器
(61)の第1の分配出力を、次段に接続された3分配
器(131)に供給し、以下各3分配器(131) 、
 (132)・・・・(140)の第1の分配出力を、
次段に接続された3分配器(132) 、 (133)
・・・・(141)に供給する。そして、最後に接続さ
れた3分配器(141)の第1の分配出力を、2分配器
(142)に供給する。この場合、各3分配器(131
L(132)・・・・(141)は、3分配器(61)
と同様に、入力映像信号のゲインを3倍にすると共に3
分配するようにしたもので、2分配器(142) も入
力映像信号のゲインを2倍にすると共に2分配するよう
にしたものである。
そして、各3分配器(131) 、 (132) ・・
・・(140)の第2の分配出力を、それぞれ対応した
テレビジョン受像機(101)、 (102) ・・・
・(111)に供給し、各3分配器(131) 、 (
132) ・・・・(140)の第3の分配出力を、そ
れぞれ対応したテレビジョン受像機(113)。
(114)・・・・(123)に供給する。そして、最
後に接続された2分配器(142)の第1の分配出力を
テレビジョン受像機(112)に供給し、第2の分配出
力をテレビジョン受像機(124)に供給する。なお、
図示はしないが、電源も各分配器を介して順次供給させ
る。
その他の部分は、上述実施例と同様に構成する。
このようにすることで、第1図例と同様にへ一部3 スパントの映像信ぢがほぼ同じゲインで各テレビジョン
受像機(101) 、 (102)・・・・(124)
に供給され、RF変調を必要としない簡単な構成で信号
劣化の少ない良好な映像信号の伝送ができる。この場合
、本例においては各分配器での分配数が多いので、少な
い分配器でのより簡単な構成で分配システムを構成でき
る。
また、上述実施例においては、文字放送受信設備だけを
設置したが、VTR等の映像再生機器を設け、文字放送
番組と交互に再生映像を表示させるようにしても良い。
また、受信アンテナは、4個のアンテナ(30a) 。
(30b) 、 (30c) 、 (30d)でダイパ
ーシティアンテナを構成したが、より多くのアンテナで
ダイパーシティアンテナを構成しても良い。
また、上述実施例においては、電車に受信システムを設
置したものとしたが、他の移動体(自動車、船舶等)に
も適用できる。
さらにまた、本発明は」二連実施例に限らず、その他種
々の構成が取り得ることは勿論である。
〔発明の効果〕
本発明によると、各分配器では入力映像信号のゲインと
分配された出力映像信号のゲインとがほぼ等しくなり、
例えばこの分配器を順次接続することで複数の受像機へ
の分配を行っても、各受像機に供給される映像信号のゲ
インはほぼ等しくなり、複数台の受像機にヘースハンド
の映像信号を劣化なく良好に伝送でき、RF変調を必要
としない簡単な構成で良好な映像信号の伝送ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図は一実
施例のシステムの車体への取付は状態を示す一部破断斜
視図、第3図は一実施例の要部を示す斜視図、第4図は
一実施例の要部を示す側面図、第5図は一実施例の分配
器を示す回路図、第6図は本発明の他の実施例を示す構
成図である。 (1)は車体、(3)、 (4)・・・・(8)はベン
チレータ、(30a) 。 (30b) 、 (30c) 、 (30d)はアンテ
ナ、(40)は床下ユニット、(41)は切換器、(4
3)はゴーストリダクションチューナ、(46)は文字
放送デコーダ、(47)はメモリ、(48)は電源回路
、(61)は3分配器、(62) 。 (63)は接続端子、(71)、 (72)・・・・(
93)は2分配器、(lot) 、 (102)  ・
・・・(124)ばテレビジづン受像機である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 映像信号送出機器を複数のモニタ受像機に接続し、上記
    映像信号送出機器から出力されるベースバンドの映像信
    号を上記モニタ受像機にて表示させる映像分配システム
    において、供給されるベースバンドの映像信号をほぼ整
    数倍に増幅した後、上記整数で分配する分配器を用いて
    、上記映像信号送出機器と上記複数のモニタ受像機とを
    接続するようにした映像分配システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200466646Y1 (ko) * 2011-10-10 2013-04-29 김정일 차량용 후방카메라 영상 분배기

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