JPH0993565A - 乗降客の安全監視装置 - Google Patents
乗降客の安全監視装置Info
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- JPH0993565A JPH0993565A JP7242199A JP24219995A JPH0993565A JP H0993565 A JPH0993565 A JP H0993565A JP 7242199 A JP7242199 A JP 7242199A JP 24219995 A JP24219995 A JP 24219995A JP H0993565 A JPH0993565 A JP H0993565A
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- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の画面を1台のモニタにマルチ画面で表
示するとともに、確認画像を車掌室内でモニタする。 【解決手段】 テレビカメラ15が供給した画像信号を
デジタルデータに変換するA/D変換部1と、画像合成
部2と、画像データを圧縮する圧縮処理部3と、以上の
各部でなる画像データ処理部20と、情報変調部4と、
スペクトラム分布を広帯域化する拡散変調部5と、周波
数変換部6と、増幅部7と、以上の各部でなる送信処理
部21と、低雑音増幅部8と、IF帯の信号へ変換する
周波数変換部9と、圧縮された画像データを復調する復
調処理部10と、以上の各部でなる受信処理部22と、
伸長処理部11と、アナログ信号に変換するD/A変換
部12と、映像信号を生成する映像信号処理部13と、
以上の各部でなる再生処理部23と、確認画像を表示す
るモニタ部14とでなる。
示するとともに、確認画像を車掌室内でモニタする。 【解決手段】 テレビカメラ15が供給した画像信号を
デジタルデータに変換するA/D変換部1と、画像合成
部2と、画像データを圧縮する圧縮処理部3と、以上の
各部でなる画像データ処理部20と、情報変調部4と、
スペクトラム分布を広帯域化する拡散変調部5と、周波
数変換部6と、増幅部7と、以上の各部でなる送信処理
部21と、低雑音増幅部8と、IF帯の信号へ変換する
周波数変換部9と、圧縮された画像データを復調する復
調処理部10と、以上の各部でなる受信処理部22と、
伸長処理部11と、アナログ信号に変換するD/A変換
部12と、映像信号を生成する映像信号処理部13と、
以上の各部でなる再生処理部23と、確認画像を表示す
るモニタ部14とでなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は撮影された乗降客の画像
を見て安全確認を行うITV(industrial-television
)システムを利用した乗降客の安全監視装置に関す
る。
を見て安全確認を行うITV(industrial-television
)システムを利用した乗降客の安全監視装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、列車の車掌は発車の際、全ての利
用客が乗り降りを完了しているかどうか或いは、列車付
近のプラットフォーム上に異常が無いかなどを確認する
ために、テレビカメラで撮影した列車の乗降扉側の外部
及び、その付近のプラットフォームの情景を伝送し、モ
ニタ受像機に画像で表示する、所謂、ITVシステムを
利用していた。このシステムでは、モニタ受像機をプラ
ットフォームの所定位置に設置し、列車毎に車掌が前記
モニタ受像機の画像を見て安全確認を行った後、乗降扉
を閉めるなどの発車手続きを遂行していた。
用客が乗り降りを完了しているかどうか或いは、列車付
近のプラットフォーム上に異常が無いかなどを確認する
ために、テレビカメラで撮影した列車の乗降扉側の外部
及び、その付近のプラットフォームの情景を伝送し、モ
ニタ受像機に画像で表示する、所謂、ITVシステムを
利用していた。このシステムでは、モニタ受像機をプラ
ットフォームの所定位置に設置し、列車毎に車掌が前記
モニタ受像機の画像を見て安全確認を行った後、乗降扉
を閉めるなどの発車手続きを遂行していた。
【0003】図3は従来の乗降客の安全監視装置の設置
状況を示すイメージ図である。30はプラットフォーム
34の所定の位置に停車している列車である。31はプ
ラットフォーム34の屋根を支える柱等の高所に設置
し、前記列車30の乗降扉側の外部及び、その付近のプ
ラットフォーム34を所要の画角で撮影するテレビカメ
ラである。32は、前記列車の最後部に設けられた車掌
室である。33は、前記テレビカメラ31が撮影した情
景を表示するためのモニタ受像機である。
状況を示すイメージ図である。30はプラットフォーム
34の所定の位置に停車している列車である。31はプ
ラットフォーム34の屋根を支える柱等の高所に設置
し、前記列車30の乗降扉側の外部及び、その付近のプ
ラットフォーム34を所要の画角で撮影するテレビカメ
ラである。32は、前記列車の最後部に設けられた車掌
室である。33は、前記テレビカメラ31が撮影した情
景を表示するためのモニタ受像機である。
【0004】図4は従来の乗降客の安全監視装置の、例
えば、2台のテレビカメラによる実施例で、プラットフ
ォーム等の情景を表示している2台のモニタ受像機のイ
メージ図である。ところで、発車に際し、列車の車掌は
車掌室32から降り、プラットフォーム34の後方の列
車の最後部が停止する付近などに設置されたモニタ受像
機33の所へ行き、図4に示したような、テレビカメラ
31が撮影した列車30及び、付近のプラットフォーム
34の情景を表示している2台のモニタ受像機の画像を
見ることにより、乗降客の安全に異常がないことを確認
して発車の手続きを遂行していた。
えば、2台のテレビカメラによる実施例で、プラットフ
ォーム等の情景を表示している2台のモニタ受像機のイ
メージ図である。ところで、発車に際し、列車の車掌は
車掌室32から降り、プラットフォーム34の後方の列
車の最後部が停止する付近などに設置されたモニタ受像
機33の所へ行き、図4に示したような、テレビカメラ
31が撮影した列車30及び、付近のプラットフォーム
34の情景を表示している2台のモニタ受像機の画像を
見ることにより、乗降客の安全に異常がないことを確認
して発車の手続きを遂行していた。
【0005】しかし、従来はテレビカメラ31とモニタ
受像機33との関係は、カメラの画像を専用のモニタに
表示するような、一対一の関係であり、例えば、2台の
カメラの場合は、モニタも2台必要である。従って、列
車の編成が大きい場合、安全を確認するためには多数の
カメラが必要となる上、その画像を表示するための同数
のモニタが必要になり、設置場所の面積等の増大や、コ
ストアップの問題があった。また、モニタ受像機33は
プラットフォーム34の後方の所定位置に設置されてい
て、各駅毎に安全確認のため、車掌が列車の最後部に設
けられた車掌室32と、モニタ受像機33の設置された
場所との間を歩いて往復する必要があり、確認業務遂行
上煩わしい問題があった。
受像機33との関係は、カメラの画像を専用のモニタに
表示するような、一対一の関係であり、例えば、2台の
カメラの場合は、モニタも2台必要である。従って、列
車の編成が大きい場合、安全を確認するためには多数の
カメラが必要となる上、その画像を表示するための同数
のモニタが必要になり、設置場所の面積等の増大や、コ
ストアップの問題があった。また、モニタ受像機33は
プラットフォーム34の後方の所定位置に設置されてい
て、各駅毎に安全確認のため、車掌が列車の最後部に設
けられた車掌室32と、モニタ受像機33の設置された
場所との間を歩いて往復する必要があり、確認業務遂行
上煩わしい問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みなされたもので、複数の画面を1台のモニタにマル
チ画面で表示するとともに、確認画像を車掌室内でモニ
タできる乗降客の安全監視装置を提供することを目的と
する。
鑑みなされたもので、複数の画面を1台のモニタにマル
チ画面で表示するとともに、確認画像を車掌室内でモニ
タできる乗降客の安全監視装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、対象を撮影するカメラと、前記カメラからの画像信
号をデジタルデータに変換して所要のデータ処理を行う
画像データ処理部と、前記画像データ処理部が供給した
画像データを変調し増幅して信号送信を行う送信処理部
と、前記送信処理部から送信された信号を受信し増幅し
復調して元の画像データを生成する受信処理部と、復調
した画像データから映像信号を再生する再生処理部と、
前記再生された映像信号に基づき画像を表示するモニタ
部とで構成した乗降客の安全監視装置において、前記画
像データ処理部が複数のカメラより供給された複数の画
像を1つの画像に合成する画像合成を行う。
に、対象を撮影するカメラと、前記カメラからの画像信
号をデジタルデータに変換して所要のデータ処理を行う
画像データ処理部と、前記画像データ処理部が供給した
画像データを変調し増幅して信号送信を行う送信処理部
と、前記送信処理部から送信された信号を受信し増幅し
復調して元の画像データを生成する受信処理部と、復調
した画像データから映像信号を再生する再生処理部と、
前記再生された映像信号に基づき画像を表示するモニタ
部とで構成した乗降客の安全監視装置において、前記画
像データ処理部が複数のカメラより供給された複数の画
像を1つの画像に合成する画像合成を行う。
【0008】また、上記カメラと、画像データ処理部
と、送信処理部とをプラットフォーム側に設置し、上記
受信処理部と、再生処理部と、モニタ部とを列車側に設
置し、デジタル無線伝送によりデータを送信し受信する
ように構成した。
と、送信処理部とをプラットフォーム側に設置し、上記
受信処理部と、再生処理部と、モニタ部とを列車側に設
置し、デジタル無線伝送によりデータを送信し受信する
ように構成した。
【0009】
【作用】以上のように構成したので、プラットフォーム
側では、各カメラが供給した画像をマルチ画面構成の確
認画像に生成し、所要の処理を行って無線送信し、列車
側では、受信して復調、復号して映像信号を再生し、例
えば、車掌室に設置した1台のモニタ上に、前記マルチ
画面構成の確認画像を表示する。
側では、各カメラが供給した画像をマルチ画面構成の確
認画像に生成し、所要の処理を行って無線送信し、列車
側では、受信して復調、復号して映像信号を再生し、例
えば、車掌室に設置した1台のモニタ上に、前記マルチ
画面構成の確認画像を表示する。
【0010】
【実施例】以下、本発明による乗降客の安全監視装置に
ついて、図を用いて詳細に説明する。図1は本発明によ
る乗降客の安全監視装置の実施例ブロック図である。1
はテレビカメラ15が供給した撮影画像信号をデジタル
データに変換するA/D変換部である。2は、例えば、
n系統等の前記A/D変換部1が供給したn種類の画像
を1つの画像に合成する画像合成部である。3は、前記
画像合成部2が供給した画像データを、例えば、MPE
G(Moving Picture Experts Group)、JPEG(Join
t Photographic Experts Group)或いは、H261など
の符号化方式で圧縮する圧縮処理部である。以上の各部
で画像データ処理部20を構成する。
ついて、図を用いて詳細に説明する。図1は本発明によ
る乗降客の安全監視装置の実施例ブロック図である。1
はテレビカメラ15が供給した撮影画像信号をデジタル
データに変換するA/D変換部である。2は、例えば、
n系統等の前記A/D変換部1が供給したn種類の画像
を1つの画像に合成する画像合成部である。3は、前記
画像合成部2が供給した画像データを、例えば、MPE
G(Moving Picture Experts Group)、JPEG(Join
t Photographic Experts Group)或いは、H261など
の符号化方式で圧縮する圧縮処理部である。以上の各部
で画像データ処理部20を構成する。
【0011】4は、例えば、QPSK(Quadrature Pha
se Shift Keying :4相差動位相変調)変調方式等によ
る情報変調部である。5は、例えば、疑似ランダム符号
を乗算する直接拡散などによりスペクトラム分布を10
乃至1000倍程度に広帯域化する拡散変調部である。
6は無線周波数帯、例えば、2.4GHz帯の周波数に
変換する周波数変換部である。7は所要の送信電界強度
を得るための増幅部である。以上の各部で送信処理部2
1を構成する。15は対象を撮影するテレビカメラであ
る。以上がプラットフォーム側に設置する送信装置の構
成である。
se Shift Keying :4相差動位相変調)変調方式等によ
る情報変調部である。5は、例えば、疑似ランダム符号
を乗算する直接拡散などによりスペクトラム分布を10
乃至1000倍程度に広帯域化する拡散変調部である。
6は無線周波数帯、例えば、2.4GHz帯の周波数に
変換する周波数変換部である。7は所要の送信電界強度
を得るための増幅部である。以上の各部で送信処理部2
1を構成する。15は対象を撮影するテレビカメラであ
る。以上がプラットフォーム側に設置する送信装置の構
成である。
【0012】8は送信された電波を受信し所要の大きさ
の信号に低雑音で増幅する低雑音増幅部である。9は、
前記無線周波数帯の信号からIF(中間周波数)帯の信
号へ変換する或いは、ベースバンドのアナログデータを
得るための周波数変換部である。10は、前記送信装置
の拡散変調部5と、情報変調部4が行ったスペクトラム
拡散変調と、情報変調とに対応して復調処理し、圧縮さ
れた画像データを生成する復調処理部である。以上の各
部で受信処理部22を構成する。11は、前記圧縮され
た画像データを伸長し、元の画像データを生成する伸長
処理部である。12はデジタルデータをアナログ信号に
変換するD/A変換部である。13は次段に接続するモ
ニタ部14に必要な映像信号、例えば、所要の信号レベ
ルに生成するとともに、同期信号を付加したコンポジッ
ト信号などを生成する映像信号処理部である。以上の各
部で再生処理部23を構成する。14は確認画像を表示
するモニタ部である。以上が列車側に設置される受信装
置の構成である。
の信号に低雑音で増幅する低雑音増幅部である。9は、
前記無線周波数帯の信号からIF(中間周波数)帯の信
号へ変換する或いは、ベースバンドのアナログデータを
得るための周波数変換部である。10は、前記送信装置
の拡散変調部5と、情報変調部4が行ったスペクトラム
拡散変調と、情報変調とに対応して復調処理し、圧縮さ
れた画像データを生成する復調処理部である。以上の各
部で受信処理部22を構成する。11は、前記圧縮され
た画像データを伸長し、元の画像データを生成する伸長
処理部である。12はデジタルデータをアナログ信号に
変換するD/A変換部である。13は次段に接続するモ
ニタ部14に必要な映像信号、例えば、所要の信号レベ
ルに生成するとともに、同期信号を付加したコンポジッ
ト信号などを生成する映像信号処理部である。以上の各
部で再生処理部23を構成する。14は確認画像を表示
するモニタ部である。以上が列車側に設置される受信装
置の構成である。
【0013】図2は本発明による乗降客の安全監視装置
の、例えば、4台のテレビカメラによる実施例で、プラ
ットフォーム等の情景を画像1から画像4でなるマルチ
画面表示するモニタ受像機の画面のイメージ図である。
画像1は、プラットフォームの所要の位置に設置されて
いる第一のテレビカメラが撮影した画像に相当し、画像
2は第二のテレビカメラの撮影画像に相当し、画像3は
第三のテレビカメラの撮影画像に相当し、画像4は第四
のテレビカメラの撮影画像に相当する。前記画像1から
画像4は、本発明による乗降客の安全監視装置により、
フレーム毎にマルチ画面に構成されリアルタイムで動画
表示される。
の、例えば、4台のテレビカメラによる実施例で、プラ
ットフォーム等の情景を画像1から画像4でなるマルチ
画面表示するモニタ受像機の画面のイメージ図である。
画像1は、プラットフォームの所要の位置に設置されて
いる第一のテレビカメラが撮影した画像に相当し、画像
2は第二のテレビカメラの撮影画像に相当し、画像3は
第三のテレビカメラの撮影画像に相当し、画像4は第四
のテレビカメラの撮影画像に相当する。前記画像1から
画像4は、本発明による乗降客の安全監視装置により、
フレーム毎にマルチ画面に構成されリアルタイムで動画
表示される。
【0014】本発明による乗降客の安全監視装置の動作
を図1、図2に従い説明する。プラットフォームに設置
された送信装置は、複数系統、例えば、4台等のテレビ
カメラ15毎に撮影した画像信号をそれぞれ次段に接続
しているA/D変換部1でデジタルデータに変換し、更
に、次段の画像合成部2で、図4に示したように、フレ
ーム毎に4種の画像で構成したマルチ画面画像信号を生
成する。圧縮処理部3では、前記マルチ画面画像信号
を、例えば、MPEG等の符号化方式で圧縮し、情報変
調部4で、例えば、QPSK変調方式等による変調を行
う。続いて、拡散変調部5で、例えば、疑似ランダム符
号を乗算する直接拡散などによりスペクトラム分布を広
帯域化し、周波数変換部6で無線周波数帯、例えば、
2.4GHz帯の周波数に変換し、次段の増幅部7で所
要の送信電界強度を得るように増幅して、デジタル無線
伝送によりデータを無指向性にて送信する。
を図1、図2に従い説明する。プラットフォームに設置
された送信装置は、複数系統、例えば、4台等のテレビ
カメラ15毎に撮影した画像信号をそれぞれ次段に接続
しているA/D変換部1でデジタルデータに変換し、更
に、次段の画像合成部2で、図4に示したように、フレ
ーム毎に4種の画像で構成したマルチ画面画像信号を生
成する。圧縮処理部3では、前記マルチ画面画像信号
を、例えば、MPEG等の符号化方式で圧縮し、情報変
調部4で、例えば、QPSK変調方式等による変調を行
う。続いて、拡散変調部5で、例えば、疑似ランダム符
号を乗算する直接拡散などによりスペクトラム分布を広
帯域化し、周波数変換部6で無線周波数帯、例えば、
2.4GHz帯の周波数に変換し、次段の増幅部7で所
要の送信電界強度を得るように増幅して、デジタル無線
伝送によりデータを無指向性にて送信する。
【0015】一方、列車に設置された受信装置は、デジ
タル無線伝送で送信された電波を受信し、増幅部8が所
要の大きさの信号に低雑音で増幅し、周波数変換部9は
無線周波数帯の信号から、例えば、復調処理に適したI
F周波数を得、復調処理部10は、前記送信装置の拡散
変調部5と、情報変調部4が行ったスペクトラム拡散変
調と、情報変調とに対応して復調し、圧縮された画像デ
ータを生成する。
タル無線伝送で送信された電波を受信し、増幅部8が所
要の大きさの信号に低雑音で増幅し、周波数変換部9は
無線周波数帯の信号から、例えば、復調処理に適したI
F周波数を得、復調処理部10は、前記送信装置の拡散
変調部5と、情報変調部4が行ったスペクトラム拡散変
調と、情報変調とに対応して復調し、圧縮された画像デ
ータを生成する。
【0016】次段の伸長処理部11は、前記圧縮された
画像データを伸長して元の画像データを生成し、D/A
変換部12はデジタルデータ(元の画像データ)をアナ
ログ信号に変換する。信号処理部13は、次段に接続す
るモニタ部14に必要な映像信号、例えば、所要の信号
レベルに生成するとともに、同期信号を付加したコンポ
ジット信号などを生成し、軽量で薄型のPDP(Plasma
Display Panel)等で構成したモニタ部14は、前記図
2に示したようなマルチ画像を表示する。
画像データを伸長して元の画像データを生成し、D/A
変換部12はデジタルデータ(元の画像データ)をアナ
ログ信号に変換する。信号処理部13は、次段に接続す
るモニタ部14に必要な映像信号、例えば、所要の信号
レベルに生成するとともに、同期信号を付加したコンポ
ジット信号などを生成し、軽量で薄型のPDP(Plasma
Display Panel)等で構成したモニタ部14は、前記図
2に示したようなマルチ画像を表示する。
【0017】尚、各カメラ15と、上記画像データ処理
部20のA/D変換部1との間は、通常数十メートルか
ら二百メートル程度の距離の同軸ケーブルを敷設し、所
要の小電力によるアナログ信号を有線伝送するようにし
て、各カメラからの信号の相互の干渉や、隣のプラット
フォームの信号との干渉を避ける。また、上述したよう
に、例えば、2.4GHz帯の周波数にて、所要の極小
電力で無指向性にて送信を行うので、プラットフォーム
側に設置した小型の送信アンテナと、列車側に設置した
小型の受信アンテナの位置関係が比較的自由である。
部20のA/D変換部1との間は、通常数十メートルか
ら二百メートル程度の距離の同軸ケーブルを敷設し、所
要の小電力によるアナログ信号を有線伝送するようにし
て、各カメラからの信号の相互の干渉や、隣のプラット
フォームの信号との干渉を避ける。また、上述したよう
に、例えば、2.4GHz帯の周波数にて、所要の極小
電力で無指向性にて送信を行うので、プラットフォーム
側に設置した小型の送信アンテナと、列車側に設置した
小型の受信アンテナの位置関係が比較的自由である。
【0018】また、隣接のプラットフォームと異なる疑
似ランダム符号を乗算するスペクトラム直接拡散によ
り、異なるチャンネルを使用して伝送を行うので、隣の
列車とのクロストークや、相互妨害も完全に防止でき
る。また、本発明の乗降客の安全監視装置では、モニタ
部14は車掌室の壁等に省スペースで設置される上、地
磁気の影響がなく、しかもある程度大きい画面で見る必
要性から、例えば、PDP等の平面表示装置が適してい
る。
似ランダム符号を乗算するスペクトラム直接拡散によ
り、異なるチャンネルを使用して伝送を行うので、隣の
列車とのクロストークや、相互妨害も完全に防止でき
る。また、本発明の乗降客の安全監視装置では、モニタ
部14は車掌室の壁等に省スペースで設置される上、地
磁気の影響がなく、しかもある程度大きい画面で見る必
要性から、例えば、PDP等の平面表示装置が適してい
る。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は複数の画
面(監視画像)を1台のモニタにマルチ画面で表示する
とともに、同画面を車掌室内でモニタできるようにした
乗降客の安全監視装置を提供する。従って、複数のモニ
タを必要せず設置場所の省スペース化及び、コストダウ
ンが計れる上、車掌業務の軽減等のメリットがある。ま
た、例えば、2.4GHz帯の高い周波数で無指向性か
つ、極小電力で送信し、異なる疑似ランダム符号を使用
しでペクトラム拡散を行うので、隣接の列車と異なるチ
ャンネルを使用し、クロストークや、相互妨害も完全に
防止できる。さらに、見易いPDPを採用することで、
安全確認の向上が可能である。
面(監視画像)を1台のモニタにマルチ画面で表示する
とともに、同画面を車掌室内でモニタできるようにした
乗降客の安全監視装置を提供する。従って、複数のモニ
タを必要せず設置場所の省スペース化及び、コストダウ
ンが計れる上、車掌業務の軽減等のメリットがある。ま
た、例えば、2.4GHz帯の高い周波数で無指向性か
つ、極小電力で送信し、異なる疑似ランダム符号を使用
しでペクトラム拡散を行うので、隣接の列車と異なるチ
ャンネルを使用し、クロストークや、相互妨害も完全に
防止できる。さらに、見易いPDPを採用することで、
安全確認の向上が可能である。
【図1】本発明による乗降客の安全監視装置の実施例ブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】本発明による乗降客の安全監視装置の、例え
ば、4台のテレビカメラによる実施例で、プラットフォ
ーム等の情景を画像1から画像4でなるマルチ画面表示
するモニタ受像機の画面のイメージ図である。
ば、4台のテレビカメラによる実施例で、プラットフォ
ーム等の情景を画像1から画像4でなるマルチ画面表示
するモニタ受像機の画面のイメージ図である。
【図3】従来の乗降客の安全監視装置の設置状況を示す
イメージ図である。
イメージ図である。
【図4】従来の乗降客の安全監視装置の、例えば、2台
のテレビカメラによる実施例で、プラットフォーム等の
情景を表示している2台のモニタ受像機のイメージ図で
ある。
のテレビカメラによる実施例で、プラットフォーム等の
情景を表示している2台のモニタ受像機のイメージ図で
ある。
1 A/D変換部 2 画像合成部 3 圧縮処理部 4 情報変調部 5 拡散変調部 6 周波数変換部 7 増幅部 8 低雑音増幅部 9 周波数変換部 10 復調処理部 11 伸長処理部 12 D/A変換部 13 映像信号処理部 14 モニタ部 15 テレビカメラ 20 画像データ処理部 21 送信処理部 22 受信処理部 23 再生処理部 30 列車 31 テレビカメラ 32 車掌室 33 モニタ受像機 34 プラットフォーム
Claims (7)
- 【請求項1】 対象を撮影するカメラと、前記カメラか
らの画像信号をデジタルデータに変換して所要のデータ
処理を行う画像データ処理部と、前記画像データ処理部
が供給した画像データを変調し増幅して信号送信を行う
送信処理部と、前記送信処理部から送信された信号を受
信し増幅し復調して元の画像データを生成する受信処理
部と、復調した画像データから映像信号を再生する再生
処理部と、前記再生された映像信号に基づき画像を表示
するモニタ部とで構成した乗降客の安全監視装置におい
て、 前記画像データ処理部が複数のカメラより供給された複
数の画像を1つの画像に合成する画像合成を行うことを
特徴とする乗降客の安全監視装置。 - 【請求項2】 上記画像データ処理部にデータ圧縮部を
設けるとともに、上記再生処理部に、前記データ圧縮部
に対応するデータ伸長部を設けた請求項1記載の乗降客
の安全監視装置。 - 【請求項3】 上記送信処理部にて変調した画像データ
の周波数を高い周波数帯に変換するアップコンバータを
設けるとともに、受信処理部にて増幅後の受信信号を元
の周波数に戻すダウンコンバータを設けた請求項1記載
の乗降客の安全監視装置。 - 【請求項4】 上記カメラと、画像データ処理部と、送
信処理部とをプラットフォーム側に設置し、上記受信処
理部と、再生処理部と、モニタ部とを列車側に設置し、
デジタル無線伝送によりデータを送信し受信するように
構成した請求項1記載の乗降客の安全監視装置。 - 【請求項5】 上記送信処理部での変調方式をスペクト
ラム拡散とする請求項4記載の乗降客の安全監視装置。 - 【請求項6】 上記送信処理部が無指向性でデータ送信
する請求項4記載の乗降客の安全監視装置。 - 【請求項7】 上記カメラと、上記画像データ処理部と
の間を同軸ケーブルで接続した請求項1記載の乗降客の
安全監視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7242199A JPH0993565A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | 乗降客の安全監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7242199A JPH0993565A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | 乗降客の安全監視装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0993565A true JPH0993565A (ja) | 1997-04-04 |
Family
ID=17085751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7242199A Pending JPH0993565A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | 乗降客の安全監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0993565A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100314047B1 (ko) * | 1999-03-26 | 2001-11-15 | 그린텔레콤(주) | Ccd 카메라용 송신시스템과 그의 제어 방법 |
JP2004058737A (ja) * | 2002-07-25 | 2004-02-26 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 駅ホームにおける安全監視装置 |
KR100567576B1 (ko) * | 1998-12-31 | 2006-06-16 | 삼성테크윈 주식회사 | 디지탈 씨씨디 카메라의 무선 영상 신호 송신 장치 |
JP2011057056A (ja) * | 2009-09-09 | 2011-03-24 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 列車無線装置、および、それを用いた列車運行システム |
JP2012001191A (ja) * | 2010-06-21 | 2012-01-05 | Hitachi Ltd | 鉄道車両の状況監視装置 |
-
1995
- 1995-09-20 JP JP7242199A patent/JPH0993565A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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