JPS62157453A - 集合住宅のインタ−ホン搬送装置 - Google Patents

集合住宅のインタ−ホン搬送装置

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JPS62157453A
JPS62157453A JP29823885A JP29823885A JPS62157453A JP S62157453 A JPS62157453 A JP S62157453A JP 29823885 A JP29823885 A JP 29823885A JP 29823885 A JP29823885 A JP 29823885A JP S62157453 A JPS62157453 A JP S62157453A
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JP
Japan
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intercom
modulation
demodulation
signal
center
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Pending
Application number
JP29823885A
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English (en)
Inventor
Masatoshi Hori
正敏 堀
Michihiko Nakazato
中里 道彦
Tadaaki Fujikawa
藤川 忠昭
Keiichi Hamada
濱田 敬一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hochiki Corp
Original Assignee
Hochiki Corp
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Publication date
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  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、住戸毎に設置されたインターホン装置と玄関
等に設置されたセンタ側インターホン装置との間で周波
数分割多重による信号搬送で通話連絡を行なうようにし
た集合住宅のインターホン搬送装置に関する。
(従来技術) 近年、マンション等の集合住宅にあっては、部外者が来
訪する場合には、玄関入口等に設けたインターホンによ
り行き先きの住戸に連絡をとり、許可を得てから玄関に
入るようにした管理システムが採用されており、このよ
うな管理システムに使用されるインターホン設備として
は例えば第6図のものが知られている。
第6図において、1はCATVシステムの同軸ケーブル
線路であり、V HFアンテナ2及びUHFアンテナ3
で受信したテレビ信号をブースタ4で増幅し、フィルタ
5を介して各住戸5a、5b。
・・・6nに供給している。
インターホン設備は、このCATVシステムの同軸ケー
ブル線路1を信号線路に利用して設置され、住戸6aに
代表して示すように、各住戸6a〜6nには住戸伝送ユ
ニット7を介して住戸側インターホン装置8及びモニタ
テレビ9が接続され、一方、玄関人口11にはセンタ側
伝送ユニット10を介してセンタ側インターホン装置1
2が図示しないテレビカメラと共に接続される。尚、住
戸6aのインターホン装置8a及びモニタテレビ9aは
増設分である。
このようなインターホン設備にあっては、玄関人口11
のセンタ側インターホン装置12で来訪者が尋ねようと
する住戸の呼出し操作を行なうと、センタ側伝送ユニッ
ト10から呼出用のデータが各住戸6a〜6nの住戸側
ユニット7に伝送され、例えば住戸6aの呼出を行なっ
たとすると、端末側伝送ユニット7が端末側インターホ
ン装置8の、呼出動作を行ない、インターホンの受話器
を取ることで玄関人口11のセンタ側インターホン装置
12との間で通話連絡を(〒なうことができ、同時にモ
ニタテレビ9に玄関入口11の状況が写し出されるよう
になる。
第7図は第6図における端末側伝送ユニット7の一例を
示したブロック図であり、更に第8図にセンタ側伝送ユ
ニット10の一例を示す。
まず第7図の住戸側伝送ユニットにあっては、呼出応答
制御のデータ伝送に用いられるデータ復調部13とデー
タ変調部14が設けられ、l1015a、15b及びC
PU16でなる伝送制御部により住戸側インターホン装
置8の呼出応答制御及びモニタテレビ9の受信制御を行
なうようにしている。住戸側インターホン装置8につい
ては音声復調部17及び音声変調部18が設けられ、更
にモニタテレビ9についてはビデオ復調部19が設けら
れる。
一方、第8図の玄関側に設置されるセンタ側伝送ユニッ
ト10にあっては、l1025a、25b及びCPU2
6でなる伝送制御部についてデータ復調部23及びデー
タ変調部24が設けられ、CPU26の制御のもとにセ
ンタ側インターホン装置12の住戸側との間での呼出応
答制御を行ない、またセンタ側インターホン装置12に
ついては音声復調部27と音声変調部28が設けられ、
更にビデオカメラ20についてはビデオ変調部29が設
けられる。
ここで住戸からセンタへの伝送信号を上り信号、センタ
から住戸への伝送信号を下り信号と定義すると、第6図
のシステム構成にあっては、データ下り信号fl、l−
データ上号f2.音声下り信号f3.音声上り信号f4
.ビデオ下り信号f5の5種類の信号伝送する搬送チャ
ンネルが必要であり、この信号f1〜f5の搬送は、各
信号毎に搬送周波数帯域を割り当てた周波数分割多重に
よる搬送方式をとるようになり、その結果、第7゜8図
に示したように、信号の周波数帯域毎に独立した変調部
及び変調部を設けるようになる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来のインターホン装置にお
っては、玄関入口が1ケ所になることを前提に、テレビ
カメラを含む単一のセンタ側インターホン装置と住戸側
インターホン装置との通話連絡を行なうものであり、玄
関のインターホンの他に管理人室インターホン、サービ
スカウンタのインターホンのようにセンタ側インターホ
ン装置が複数台設置されるような場合には、5種類の信
号f1〜f5でなる1回線分の搬送チャンネルしか準備
されていないため、複数台のセンタ側インターホン装置
のそれぞれにより異なる住戸との間で同時に通話連絡を
取ることができない。
そこで複数のセンタ側インターホン装置から同時に通話
連絡できるようにするためには、センタ側のインターホ
ン装置の設置数に応じた数の搬送チャンネルを準備すれ
ばよいが、各搬送チャンネルは5種類の信号f1〜f5
を有し、各チャンネル毎に異なった周波数帯域を割り当
てるようになるため、搬送チャンネル数をN個とすると
、データ伝送(上り下りの2信号〉は共通に行なえると
しても、音声及びビデオ伝送のため住戸側及びセンタ側
の伝送ユニットには少なくとも(3XN)種類の搬送周
波数に対応した変復調部を設けなければならず、搬送チ
ャンネルの増加に伴なって伝送ユニットに設ける変復調
部の数が大幅に増1ノ0シ、設備コストの点で搬送チャ
ンネルを増すことが困難でおり、通常は、複数のセンタ
側インターホン装置の同時使用を禁止する時間区分によ
るHil制御処理で対処するようにしている。
(@照点を解決するための手段) 本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、搬送チャンネルの増加に対し住戸側及びセンタ側
の伝送ユニットに設ける変調部及び復調部を増加させる
ことなく多重搬送チャンネルによるインターホン通話が
できるようにした経済性の高い集合住宅のインターホン
搬送装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するため本発明にあっては、センタ側イ
ンターホン装置の設置数に応じて複数の搬送チャンネル
(少なくとも上り及び下り信号の各周波数帯域をもつ)
を設定し、住戸及びセンタ側には各搬送チャンネルにつ
いて共通に使用される単一の変調部及び復調部を設け、
センタ側からの呼出制御で指定される複数の搬送チャン
ネルの内のいずれか1つに対応する復調用の局部発掘周
波数及び変調用の局部発振周波数の設定をPLL発娠回
路等でなる発振周波数切換制御手段によって切換制御す
るようにしたものである。
(実施例) 第3図は本発明のシステム構成を示した説明図であり、
CATVシステムの同軸ケーブル線路1をインターホン
設備の信号線路として利用しており、2箇所の玄関人口
11a、11bのそれぞれにセンタ側伝送ユニット10
及びセンタ側インターホン装置12を設けている以外は
第6図の従来システムと同じ装置構成をもつ。
即ち、CATVシステムの同軸ケーブル線路1には、V
HFアンテナ2及びUHFアンテナ3で受信したテレビ
信号がブースタ4で増幅され、フィルタ5を介して各住
戸6a〜6nに送られており、各住戸6a〜6nには住
戸伝送ユニット7、住戸インターホン8及びモニタテレ
ビ9が設けられ、住戸インターホン8には住戸の玄関入
口等に設置されるインターホン子機8Cが接続され、更
に、この実施例にあっては増設分として住戸インターホ
ン8a及びモニタテレビ9aを接続している。
第1図は第3図のシステム構成に於ける住戸6a〜6n
に設けられた住戸伝送ユニット7の一実施例を示したブ
ロック図である。
まず構成を説明すると、住戸伝送ユニット7はデータ復
調部30、データ変調部40.l1015a、15b及
びCPU16で成る呼出応答制御部、音声復調部50、
音声変調部60、更にビデオ復調部70で構成される。
これらのデータ、音声及びビデオ用の変復調部30〜7
0は、3台の混合器200により取りまとめられ、同軸
ケーブル線路のVHF及びUl−IFの一般放送チヤン
ネルのテレビ信号を遮断するフィルタ300を介して同
軸ケーブル線路に接続される。
次に、各変復調部を説明すると、まずデータ復調部30
は、例えば70M)(zのセンタ側からの下りデータ信
号をフィルタ31で取出し、混合器32で局部発振器3
3からの局部発振周波数59゜3M)−12と混合して
10.7M)−12の中間周波数信号に変換し、バッフ
ァ増幅器34を介して検波器35でセンタ側からの呼出
し制御に用いるデータを検波し、l1015aを介して
CPU16に与えている。
次に、データ変調部40は、l1015aを介してCP
U16から与えられる応答制御用のデータ信号を混合器
42で局部発振器44からの発振周波数38MHzで変
調し、高周波増幅器46で増幅した後、フィルタ48を
介して上りデータ信号として同軸ケーブル線路に送出し
ている。
音声復調部50はセンタ側から送られる2種類の音声下
り信号(音声1.音声2)の搬送周波数゛信号、例えば
72Mt−1zまたは73MH1をフィルタ41で抽出
し、混合器42に於いて局部発振器43からの局部発振
周波数42.3MH2で29.7MHzまたは30.7
MHzの中間周波数信号に変換し、バッフ1増幅器44
を介して混合器45で後の説明で明らかにするPLL発
振回路400の発振周波数信号に基づいて10.7MH
zの音声中間周波数信号に変換し、IF増幅器46で増
幅した後、検波器47で音声信号を検波し、オーディオ
増幅器48で増幅した後、端末側インターホン装置8の
スピーカ側に供給している。
一方、音声変調部50は端末側インターホン装置8から
のマイクロホンの音声信号をオーディオ増幅器51で増
幅した後、変調器52で局部発振器53からの局部発振
周波数23M1−(Zで変調し、バッファ増幅器54を
介して混合器55に与え、更に後の説明で明らかにする
PLL発振回路400からの発振周波数信号19M1−
IZまたは20MH2で変調し742M1−1zまたは
43MHzの搬送周波数信号に変換して高周波増幅器5
6で増幅した後、フィルタ58を介してセンタ側に送出
している。
更に、ビデオ復調部70は、センタ側から送られた2種
類の映像信号(映像1または映像2)の搬送中心周波数
473MH2または479MH2をフィルタ71を介し
て混合器72に与え、混合器72で局部発振器73から
の局部発振周波数300.25MH2により172.7
5または178.75MHzの中間周波数信号に変換し
、バッファ増幅器74を介して混合器75で後の説明で
明らかにするPLL発振回路400からの発振周波数信
号に基づいて58.75MH2の映像中間周波数信号に
変換し、IF増幅器76で増幅した後に検波器77で映
像検波を行ない、ビデオ増幅器78より4.5M)−I
Z帯となるテレビジョン信号をモニタテレビ9に供給す
るようにしている。
このように第1図の端末側伝送ユニットは、第3図に示
したように2台のセンタ側伝送ユニット10との間で呼
出し応答制御用のデータ信号、通話用の音声信号及びモ
ニタテレビ用の映像信号の変復調処理を行なうため、デ
ータ、音声、映像について2搬送チヤンネルに対応した
信号数の周波数帯域の割り当てが行なわれており、具体
的には上りデータが38MHz、下りデータが70MH
z1上り音声1が42MH2、下り音声1が72MH2
、上り音声2が43MHz 、下り音声2が73MH2
、下り映像1の中心周波数が473、下り映像2の中心
周波数が479となる2搬送チヤンネル分の周波数割り
当てが行なわれている。
更に、第1図の住戸側伝送ユニットにあっては、センタ
側に2台のセンタ側伝送ユニット10が設けられること
で2種類の上り及び下り音声信号、更に下り映像信号を
変復調するものであるが、2種類の音声及び映像信号に
つき個別に変復調部を設けておらず、2種類の音声及び
映像信号につき共通した音声復調部50、音声変調部6
0及びビデオ復調部70を設けており、これらの変復調
部に於ける復調及び変調用の発振周波数の設定をPLL
発撮発掘400による発振周波数の切換制御で可変でき
るようにしている。
即ち、PLL発娠回路400に対しては、CPU16に
よるセンタ装置から指定された搬送チャンネルに基づく
発振周波数設定信号が与えられており、例えば上り音声
1が42MH2,下り音声1が72MHz、及び下り映
像1が473MH2で通報する搬送チャンネルAが指定
されたとき、PLL発撮発掘400は音声復調部50の
混合器45、及び音声変調部60の混合器55に19M
H2の発振周波数信号を供給し、更に19MH2の発振
信号を逓倍器500で6倍に逓倍してビデオ復調部70
の混合器72に114MHzの発振周波数信号を供給す
るようになる。一方、上り音声2が43MHz 、下り
音声2が73MHz、下り映像2が479MH2で成る
搬送チャンネルBが指定されたときには、PLL発娠回
路400は発振周波数をそれまでの19MH2から20
MHzに切換えて混合器45及び55に供給すると共に
、逓倍器500で6倍の120MH2に逓倍してビデオ
復調部70の混合器75に供給するようになる。
このような第1図に示した住戸伝送ユニットに於ける搬
送周波数(幹線周波数)、局部発振周波数、PLL発1
辰周波数、更に局発及びPLLで変復調した後の混合出
力を整理すると、第4図に示すようになる。尚、第4図
に於いて映像1,2は6MH2の周波数帯域を持つ映像
信号の中心周波数を示している。
第2図は第3図に於けるセンタ伝送ユニット10の一実
施例を示したブロック図であり、このセンタ側伝送ユニ
ット10はデータ復調部80、データ変調部90.l1
025a 、25b及びCPU20で成る伝送制御部、
音声復調部100、音声変調部110及びビデオ変調部
120で構成され、各変復調部は3台の混合器200で
取りまとめられ、VHF及びUHFの一般放送チヤンネ
ルのテレビ信号を遮断するフィルタ300を介してCA
TVシステムの同軸ケーブル線路に接続される。
第2図について各変復調部を説明すると、まずデータ復
調部80は住戸側からの上りデータ信号38MHzをフ
ィルタ81で取出して混合器82に与え、局部発掘器8
3からの局部発振周波数27.3MH2により10.7
MH2の中間周波数信号に変換し、バッファ増幅器84
を介して検波器85でデータを検出し、■/○25aを
介してCPU26に与えている。また、データ復調部9
0はl1025aを介して得られたCPU26からのデ
ータを混合器92に於いて局部発掘器94からの局部発
振周波数70MH2で変調し、高周波増幅器96で増幅
した後、フィルタ98を介して下りデータ70MH2を
住戸側に送出している。
次に、音声復調部100は住戸側からの音声上り信号(
音声1.音声2〉の搬送周波数42MHzまたは43M
Hzをフィルタ101で取出して混合器102に与え、
局部発振器103からの局部発振周波数12.3MHz
で29.7MH2または30.7MH2の中間周波数信
号に変換し、バッファ増幅器104で増幅した後、混合
器105で後の説明で明らかにするPLL発撮発掘60
0からの発振周波数19MH2または20MH2により
10.7MH2の中間周波数信号に変換し、IF増幅器
106を介して検波器107に与えて音声信号を検波し
、オーディオ増幅器108で増幅した後センタ側インタ
ーホン装置12のスピーカに音声信号を供給する。一方
、音声変調部110はセンタ側インターホン装置12の
マイクから出力された音声信号をオーディオ増幅器11
1で増幅した後、変調器112で局部発振器113から
の局部発振周波数53MHzで変調し、バッファ増幅器
114を介して混合器115で後の説明で明らかにする
PLL発振回路600からの発振周波数19MH2また
は20M1−12で変調して72MH2の下り音声1ま
たは73MH2の下り音声2に変換した復、高周波増幅
器116で増幅し、フィルタ117を介して住戸側に送
出している。
更に、ビデオ変調部120は、ビデオカメラ2Qからの
ビデオ信号をビデオ増幅器121を介して変調器122
に与え、変調器122で局部発振器123からの局部発
振周波数359MHzで変調し、バッファ増幅器124
を介して混合器125で更に後の説明で明らかにするP
LL発振回路600の発振出力に基づいた変調で473
MH2の下り映像1または479MHzの下り映像2に
変換し、バッファ増幅器126及びフィルタ127を介
して住戸側に送出している。
発振周波数切換制御手段としてのPLL発振回路600
は、混合器105,115及び125に対する発振周波
数を設定制御し、ビデオ変調部120゛の混合器125
に対しては逓倍器700でPLL発振周波数を6倍に逓
倍して与えている。このPLL発振回路600による発
振周波数の切換は、72MHzの下り音声1.42MH
7の上り音声1、更に473MH2の下り映像1で成る
搬送チャンネルAが選択された場合には、PLL発振発
振周波数19M合2混合器105及び115に与えると
共に、逓倍器700で6倍した発振周波数114MH2
を混合器125に供給する。また、43MH2の上り音
声2.73M1−12の下り音声2、更に479M)−
12の下り映像2で成る搬送チャンネルBが選択された
場合には、PLL発振回路600はPLL発振周波数2
0MHzを混合器’105及び混合器115に供給する
と共に、逓倍器700で6倍した発振周波数120M1
−12を混合器125に供給するようになる。
この第2図に示したセンタ側伝送ユニットに於けるデー
タ、音声及び映像の搬送周波数(幹線周波数)及び変復
調のための発振周波数PLL発振周波数、更に変復調の
ための混合出力の各周波数を取りまとめると第5図に示
すようになる。勿論、映像1,2については4.5MH
2の帯域幅を持つ映像信号の中心周波数を示している。
次に、上記の実施例の動作を説明する。
いま玄関入口118.11bに設けられたセンタ側イン
ターホン装置12のそれぞれで略同時に異なった住戸6
a〜6nのいずれかの呼出操作を行なったとすると、例
えば最初に呼出操作を行なっだ玄関人口11aのCPU
26が2つの搬送チャンネルのいずれも空いていること
から、例えば上り音声1、下り音声1、下り映像1で成
る搬送チャンネルAを選択し、住戸側伝送ユニット7に
70MH2のデータ下り信号を使用して呼出制御及び搬
送チャンネルの選択指令を与える。このセンタ側からの
呼出及びチャンネル選択指令を受けた住戸側伝送ユニッ
ト7は第1図に示すようにCPU16の制御出力をPL
L発振回路400に与えて、その発振周波数を搬送チャ
ンネルAに対応した発振周波数19MHzにセットし、
混合器50.55にPLL発振発振周波数19M合2給
すると共に、逓倍器500で6倍に逓倍した114MH
2の発振周波数を混合器75に供給し、音声復調部50
によるセンタからの下り音声1、音声変調部60による
センタへの上り音声1、更にビデオ復調部70によるセ
ンタからの映像1の復調ができるような変復調発振周波
数の設定状態を作り出す。
同時に搬送チャンネルAを選択した第2図に示すセンタ
側伝送装置にあっては、CPU26の制御出力でPLL
発振回路600が混合器105,115にPLL発撮発
掘数19MHzを供給すると共に、逓倍器700で6倍
した発振周波数114MH2を混合器125に供給し、
音声復調部100による住戸側からの上り音声1の復調
、住戸に対する下り音声1の変調、更にビデオカメラ2
0から出力された下り映像1を住戸側に送るための変調
の各動作状態を作り出し、この結果、搬送チャンネルA
を選択した玄関人口11aのセンタ側インターホン装置
12と呼出しを受けた住戸側インターホン装置8との間
で、通話連絡及び住戸側でのモニタテレビ9の映像表示
ができる。
一方、玄関人口11aのセンタ側インターホン装置12
に続いて呼出し操作が行なわれた玄関入口11bのセン
タ側インターホン装置12にあっては、呼出し操作を行
なった時に既に搬送チャンネルAが使用状態にあること
から、上り音声2、下り音声2、下り映像2で成る搬送
チャンネルBを選択して住戸側に呼出し及び搬送チャン
ネルの選択を指令するようになる。
この搬送チャンネルBの選択指令を受けた住戸側伝送ユ
ニット8にあっては、第1図に示したように、PLL発
振回路400の発振周波数が20MH2に切換えられ、
20 M HzのPLL発振周波数が混合器45.55
に供給されると共に逓倍器500で6倍の120MHz
に変換されて混合器75に与えられ、音声復調部50に
よるセンタ装置からの下り音声への復調、音声変調部6
0によるセンタ装置への上り音声2の変調、更にセンタ
からの下り映@2の復調の各動作状態を作り出す。同時
に搬送チャンネルBを選択したセンタ側インターホン装
置12にあっては、第2図に示すようにCPU26から
の搬送チャンネルBの選択出力を受けてPLL発振回路
600の発振周波数が20MH2に設定され、混合器1
05,115に対しPLL発振周波数20MHzを供給
すると共に、逓倍器700で6倍した1 20MHzを
混合器125に供給し、音声復調部100による住戸か
らの上り音声2の復調、音声変調部110による住戸へ
の下り音声2の変調、更にビデオカメラ20から得られ
た映像信号をビデオ変調部120で下り映像2に変調す
る各動作状態を作り出し、この結果、上り音声2、下り
音声2、下り映像2の各周波数帯域での搬送による搬送
チャンネルBによる通話を他の伝送チャンネルAによる
通話と同時に行なうことができる。
尚、本発明は第4,5図に示した住戸側及びセンタ側の
各周波数に限定されず、適宜に定めるこができ、この周
波数割り当てに際しては、インターホン信号線路として
利用するCATVシステムに於けるtJHF、VHF、
更には自主放送のテレビ信号帯域と重複しない周波数帯
域にインターホン搬送用のチャンネル周波数帯域を割り
当て、特にインターホン変復調に用いる局部発振周波数
のスプリアスがCATVシステムで使用されているテレ
ビ信号の信号帯域に落ちないようにインターホンの搬送
周波数帯域を設定する必要がある。
また、上記の実施例は、2台のセンタ側インターホン装
置を例にとるものであったが、本発明はこれに限定され
ず、PLL発振回路による切換え段数を増やすことで、
センタ側インターホン装置の数を任意に増やすことがで
き、センタ側インターホン装置の数が増えても住戸側の
変復調装置は第1,2図に示したものをそのまま使用す
ることができる。
(発明の効果) 以上説明してきたように本発明によれば、センタ側イン
ターホン装置の設置数に応じて複数の搬送チャンネル(
少なくとも上り及び下り信号の各周波数帯域を持つ)を
設定し、住戸及びセンタ側に各搬送チャンネルについて
共通に使用される単一の変調部及び復調部を設け、セン
タ側からの呼出し制御で指定される複数の搬送チャンネ
ルのうちのいずれか一つに対応する復調用の局部発掘周
波数及び変調用の局部発掘周波数の設定をPLL発振回
路等で成る発掘周波数切換制御手段によって切換制御す
るようにしたため、玄関入口等に設置されるセンタ側イ
ンターホン装置を複数台設けることにより搬送チャンネ
ルが増加しても、住戸側の変調部及び復調部は全搬送チ
ャンネルについて共通に使用される単一の変調部及び復
調部のみで済み、住戸側の変調部及び復調部の数を増や
すことなく簡単な構成で複数のセンタ側インターホン装
置による同時通話が可能となり、経済性の高いインター
ホン設備を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における住戸側伝送ユニットの一実施例
を示したブロック図、第2図は本発明におけるセンタ側
伝送ユニットの一実施例を示したブロック図、第3図は
本発明のシステム構成の一例を示した説明図、第4図は
第1図の住戸側伝送ユニットの信号と周波数の関係を示
した説明図、第5図は第2図のセンタ側伝送ユニットの
信号と周波数の関係を示した説明図、第6図は従来のシ
ステム構成の説明図、第7図は従来の住戸側伝送ユニッ
トの一例を示した°ブロック図、第8図は従来のセンタ
側伝送ユニットの一例を示したブロック図である。 1:同軸ケーブル線路 2:VHFアンテナ 3:UHFアンテナ 4:ブースタ 5:フィルタ 6a〜6n:住戸 7:住戸側伝送ユニット 8.8a :住戸側インターホン装置 8C:インターホン子機 9.9a :モニタテレビ 10:センタ側伝送ユニット 11a、11b :玄関入口 12:センタ側テンターホン装置 15a 、’15b 、25a 、25b : I/、
016.26:CPU 20:テレビカメラ 30.80:データ復調部 40.90:データ変調部 50.100:音声復調部 60.110:音声変調部 70:ビデオ復調部 120:ビデオ変調部 21.4B、41,71,81,98,101,117
,127.200,300:フィルタ 32、42.55.75.82.105.115.12
5 :混合器−34,44,54,74,84,104
,114,124:バッファ増幅器33、44.43.
53.73.83.94.103.113.123 :
局部発振器35、47.77.85,107:検波器4
6、56.96.116 :高周波増幅器48、51,
108,111 :オーディオ増幅器58.121:ビ
デオ増幅器 400、600 : P L L発振回路500、70
0 :逓倍器

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 複数の住戸毎に設置された住戸側インターホン装置と玄
    関等に設置された複数のセンタ側インターホン装置とを
    信号線接続し、センタ側インターホン装置からの呼出制
    御により任意の住戸側インターホン装置との間で周波数
    分割による信号の搬送により通話連絡を行なう集合住宅
    のインターホン搬送装置に於いて、 前記センタ側インターホン装置の設置数に応じ複数の相
    異なる搬送周波数帯域の搬送チャンネルを設定し、前記
    住戸側インターホン装置のそれぞれに各搬送チャンネル
    共通の下り信号復調部及び上り信号変調部を設けると共
    に、前記センタ側インターホン設備のそれぞれに各搬送
    チャンネル共通の下り信号変調部及び上り信号復調部を
    設け、更に、前記住戸側インターホン装置のそれぞれに
    センタ側からの呼出制御で指定された搬送チャンネルに
    対応する変調用局部発振周波数及び復調用局部発振周波
    数を同一の発振回路により設定する発振周波数切換制御
    手段を設けると共に、前記センタ側インターホン装置に
    住戸側に指定した前記搬送チャンネルに対応する変調用
    局部発振周波数及び復調用局部発振周波数を同一の発振
    回路により設定する発振周波数切換制御手段を設けたこ
    とを特徴とする集合住宅のインターホン搬送装置。
JP29823885A 1985-12-28 1985-12-28 集合住宅のインタ−ホン搬送装置 Pending JPS62157453A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0448782U (ja) * 1990-08-28 1992-04-24
JPH04223649A (ja) * 1990-12-25 1992-08-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 集合住宅用インターホン・システム
JP2016189526A (ja) * 2015-03-30 2016-11-04 株式会社コロナ インターホンシステム、リモコン、及び給湯器システム

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