JPH04162204A - 磁気カード記録再生装置と磁気カード対応自動販売機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は磁気カードを用いる磁気カード記録再生装置及
び磁気カード対応自動販売機に関するものである。

従来の技術 近年、キャッシュレス時代に対応して磁気カードを用い
て商品の販売を行うカード式自動販売機等に搭載する磁
気カード記録再生装置の需要がますます増加している。

このような磁気記録再生装置は通常管理者がいない環境
下で使用されるため、動作不良等を生じさせないように
、磁気ヘッド等の消磁や清掃などのメンテナンスが重要
である。

磁気カード記録再生装置の磁気ヘッドの消磁方式として
は、例えば特公昭５７−３８９６６号公報に示された方
式がある。この特長は、記録動作終了直後に毎回磁気ヘ
ッドの消磁を行なうというものである。

発明が解決しようとする！！題 しかしながら、上記のような装置においても、長期間磁
気カード記録再生装置を使用すると、少しずつ消磁後の
磁気ヘッドの帯磁量が増加したり、また、磁気ヘッドや
磁気ヘッドへの押圧ローラにゴミなどが付着する。この
ため、情報を誤って記録、再生したり、あるいは、カー
ドを傷つけたりするというｌ！題があった。

また、上記した磁気カード記録再生装置を搭載した磁気
カード対応自動販売機は、上記した磁気カード記録再生
装置の磁気ヘッドの汚れ等が原因の動作不良により商品
販売不具合を生じるという課題があった。

本発明は、上記！Ｉ題を解決するもので、データ照合手
段による照合結果の誤りの回数をカウントし、磁気ヘッ
ドや磁気ヘッドへの押圧ローラ等の消磁、清掃を行なう
時期であることを知らせることを可能とした磁気カード
記録再生装置を提供することを第１の目的とする。

また、本発明の第２の目的は、磁気カード記録再生装置
の磁気ヘッドや磁気ヘッドへの押圧ローラ等の消磁、清
掃を行なう時期であることを知らせると共に、販売中止
手段により商品販売を中止することにより、磁気カード
記録再生装置の磁気ヘッドの汚れ等が原因の動作不良に
よる商品販売不具合を解消できる磁気カード対応自動販
売機を提供することにある。

Ｉｔ＠を解決するための手段 上記第１の目的を達成するために、本発明の磁気カード
記録再生装置は、ライトデータを変調して磁気カードに
記録するための記録データを出力する記録手段と、磁気
カードに記録されている記録データを復調してリードデ
ータを出力する再生手段と、前記記録手段により記録し
た記録データを前記再生手段により再生して得られたリ
ードデータとライトデータとｔｌ−照合して記録データ
が正しいか誤りかの照合結果を出力するデータ照合手段
と、照合結果が誤りであった回数をカウントする計数手
段と、あらかじめある決まった回数を記憶させておく回
数記憶手段と、前記計数手段が計数した照合結果の誤り
の回数と前記回数記憶手段が記憶している回数とを比較
して比較結果を出力する回数比較手段と、前記比較結果
により前記計数手段が計数した照合結果の誤りの回数が
前記回数記憶手段が記憶している回数に達したことを告
知する告知手段とを備えたものである。

また、第２の目的を達成するために、本発明の磁気カー
ド対応自動販売機は、前記比較結果により前記計数手段
が計数した照合結果の誤りの回数が前記回数記憶手段が
記憶している回数になれば販売中止手段により商品の販
売を中止させるものである。

作用 本発明の磁気カード記録再生装置は、上記した構成によ
って、計数手段が照合結果の誤りの回数を積算してカウ
ントし、回数比較手段が上記した積算カウントの回数と
あらがじめ回数記憶手段に記憶させであるメンテナンス
必要回数とを比較して、メンテナンス必要回数になれば
、告知手段によりメンテナンスが必要であることを知ら
せることにより、消磁後の磁気ヘッドの帯磁量の増加、
また、磁気ヘッドや押圧ローラ等へのゴミの付着による
情報の誤記録、誤再生、あるいは、カードの損傷を防ぐ
ことが可能となる。

また、本発明の磁気カード対応自動販売機は、磁気カー
ド記録再生装置がメンテナンス必要時期になれば販売中
止手段により商品の販売を中止することにより、 磁気カード記録再生装置の磁気ヘッドの汚れ等が原因の
動作不良による商品販売不具合を解消することが可能と
なる。

実施例 以上本発明の一実施例の磁気カード記録再生装置につい
て、図面を参照しながら説明する。

第１図は、本発明の一実施例における磁気カード記録再
生装置のブロック図である。１は、リードヘッドであり
、磁気カードに記録されている記録データを読み取り、
再生波形を出力するものである。２は、第１アンプであ
り、前記再生波形を増幅するものである。３は、復調部
であり、前記増幅された再生波形をリードデータ及びリ
ードクロックに復調するものである。４は、再生手段で
あり、前記第１アンプ２と、前記復調部３とにより構成
されている。５は、変調部であり、後述するＲ／Ｗ処理
制御手段６よりライトデータを入力しＦ２Ｆ信号に変調
するものである。７は、第２アンプであり、前記Ｆ２Ｆ
信号を増幅するものである。８は、記録手段であり、前
記変調部５と、前記第２アンプ７とにより構成されてい
る。３０は、ライトヘッドであり、磁気カードに前記増
幅されたＦ２Ｆ信号を記録するものである。９は、磁気
ヘッドであり、前記リードヘッド１及び前記ライトヘッ
ド３０より構成されているものである。

１０．１１．１２は、それぞれ第１、第２、第３位置検
出手段であり、磁気カードの位置を検出して位置検出信
号を出力するものであり、例えば、フォトダイオード及
びフォトトランジスタにより構成されている。１３は、
モータ制御部であり、後述するＲ／Ｗ処理制御手段６よ
りモータ制御信号を入力しカード搬送用のモータ１４を
駆動するものである。６は、Ｒ／Ｗ処理制御手段であり
、前記位置検出信号を入力して、前記モータ１４の制御
及び磁気カードの再生、記録の制御を行なうものである
。１５は、ライトメモリであり、ライトデータを記憶し
ている。１６は、リードメモリであり、リードデータを
記憶している。１７は、データ比較手段であり、前記ラ
イトメモリ１５よりＲ／Ｗ処理制御手段６を通して前記
記録手段８に入力されたライトデータと、前記記録手段
８により前記ライトデータを変調して磁気カードに記録
した記録データを前記再生手Ｊ！１ｌ１４により再生し
て得られたリードデータとを照合して記録データが正し
いか誤りかの照合結果を出力する。１８は、データ照合
手段であり、前記ライトメモリ１５と前記リードメモリ
１６と前記データ比較手段１７とにより構成されている
。１９は、計数手段であり、前記データ照合手段１８か
らの照合結果の誤りの回数を積算してカウントするもの
である。２０は、回数記憶手段であり、あらかじめ前記
磁気ヘッド９等の消磁あるいは清掃が必要となる照合結
果の誤りの回数の積算回数であるメンテナンス必要回数
を記憶させておくものである。２１は、回数比較手段で
あり、前記計数手段１９がカウントした積算回数と前記
回数記憶手段２０に記憶させであるメンテナンス必要回
数とを比較して、前記計数手段１９のカウントした積算
回数が大きければ信号ＩＨＩ　を小さければ信号ＩＬ＋
　を出力するものである。２２は、告知手段であり、前
記回数比較手段２１からの信号により前記磁気ヘッド９
等の消磁あるいは清掃が必要であることを告知するもの
であり、例えば、ＬＥＤなとで構成されるものである。

２３は、解除手段であり、前記計数手段１９の積算カウ
ント回数をリセットするものである。また、２４は、稼
動状況告知部である。

次に、本発明の一実施例における磁気カード記録再生装
置の断面図である第２区により、前記計数手段１９の計
数方法について説明する。第２図において、９は磁気ヘ
ッド、１ｏ、　　１１．１２はそれぞれ第１、第２、第
３位置検出手段、１４はモータであり、第１区で説明し
たものと同一のものである、２５は、磁気カードである
。２６は、搬送ローラであり、前記モータ１４の駆動力
により回転するものである。２７は、押圧ローラであり
、前記磁気カード２５は前記搬送ローラ２６と前記押圧
ローラ２７によって搬送される。２８は、磁気ヘッド用
押圧ローラであり、前記磁気カード２５を前記磁気ヘッ
ド９に押し付けるものである。

２９は、挿入口である。前記磁気カード２５は、前記挿
入口２９より挿入されると、まず、前記第３位置検出手
段１２に検出されるまで順方向に搬送されて、記録デー
タの再生が行なわれる９次に、前記第１位置検出手段１
０に検出されるまで逆方向に搬送されて、データの記録
が行なわれる。次に、前記第３位置検出手Ｆ３１２に検
出されるまで順方向に搬送されて、記録データが正しい
ものであるか否かを照合し、照合結果が誤りならば、前
記計数手段１９により計数する。そして、照合結果が正
しければ、前記第１位置検出手段１０に検出されるまで
逆方向に搬送され、一連の再生、記録動作を終了する。

以上のように構成された磁気カード記録再生装置の前記
稼動試況告知部２４について、第３図のフローチャート
を用いて説明する。第３図において、まず、ステップ１
０１で前記回数記憶手段２０に前記磁気ヘッド９等の消
磁あるいは清掃が必要となる照合結果の誤りの回数の積
算回数であるメンテナンス必要回数Ｍを設定し、ステッ
プ１０２で前記解除手段２３により前記計数手段１９の
積算カウンタをＮ＝Ｏにリセットする０次に、ステップ
１０３で前記計数手段１９が前記データ照合手段１８の
照合結果の誤り信号を監視し前記照合結果の誤り信号が
Ｉｎ＋であれば、ステップ１０４で前記積算カウンタＮ
に１を加算する０次に、ステップ１０５で前記回数比較
手段２１により前記積算カウンタＮと前記メンテナンス
必要回数Ｍとを比較して、ステップ１０５でＮ＜Ｍなら
ば、ステップ１０３に戻り、Ｎ２Ｍならば、ステップ１
０６で前記告知手段２２により、前記磁気ヘッド９等の
消磁あるいは清掃が必要であることを告知して、一連の
動作を終了する。そして、前記磁気ヘッド９等の消磁あ
るいは清掃を行なった後、再びステップ　１０１あるい
は、ステップ１０２より一連の動作を繰り返す。

以上のように本実施例によれば、前記計数手段１９が照
合結果の誤りの回数を積算してカウントし、前記回数比
較手段２１が上記した積算カウントの回数とあらかじめ
前記回数記憶手段２０に記憶させであるメンテナンス必
要回数とを比較して、メンテナンス必要回数になれば、
前記告知手段２２が、メンテナンスが必要であることを
知らせることにより、定期的に前記磁気ヘッド９等の消
磁あるいは清掃を行なうことにより、消磁後の磁気ヘッ
ドの帯磁量の増加、また、磁気ヘッドや押圧ローラへの
ゴミの付着による情報の誤記録、誤再生、あるいは、カ
ードの損傷を防ぐことが可能となる。尚、磁気ヘッド等
の汚れがひどいほど、照合結果の誤りも多くなるため、
磁気ヘッド等が汚れやすい環境、使用状況の磁気記録再
生装置はどメンテナンス必要回数に達する時期も早くな
る。

このため、環境、使用状況等に応じたメンテナンス時期
を知らせることが可能となりその効果は大である。

次に、本発明の一実施例の磁気カード対応自動販売機に
ついて、図面を参照しながら説明する。

第４図は、本発明の一実施例における磁気カード対応自
動販売機のブロック図である。３１は、磁気記録再生装
置であり、上記したものと同様のものであり、後述する
自動販売機コントローラ３３との間で前記磁気カード２
５のリード／ライトデータの送受信を行なうことにより
、商品購入者は前記磁気カード２５による商品購入が可
能になる。３２は、商品選択部であり、商品購入者がス
イッチ等により選択した商品データを後述する自動販売
機コントローラ３３に入力する。３４は、搬出メカ部で
あり、後述する自動販売機コントローラ３３により商品
データを入力し、商品購入者により選択された商品を搬
出する。３５は、販売中止手段であり、前記磁気記録再
生装置３１の前記回数比較手段２１からの信号により前
記磁気記録−再生装置３１がメンテナンス必要時期にな
れば販売中止信号を後述する自動販売機コントローラ３
３に入力する。３３は、自動販売機コントローラであり
、前記磁気記録再生装置３１、前記商品選択部３２、前
記搬出メカ部３４を制御すると共に、販売中止手段３５
より販売中止信号が入力されると、商品販売を中止する
。

以上のように本実施例によれば、前記磁気カード記録再
生装置３１がメンテナンス必要時期になれば販売中止手
段３５により商品の販売を中止することにより、前記磁
気カード記録再生装置３１の磁気ヘッドの汚れ等が原因
の動作不良による商品販売不具合を解消することが可能
となる。

発明の効果 以上のように本発明の磁気カード記録再生装置は、ライ
トデータを変調して磁気カードに記録するための記録デ
ータを出力する記録手段と、磁気カードに記録されてい
る記録データを復調してり一ドデータを出力する再生手
段と、前記記録手段により記録した記録データを前記再
生手段により再生して得られたリードデータとライトデ
ータとを照合して記録データが正しいか誤りかの照合結
果を出力するデータ照合手段と、照合結果が誤りであっ
た回数をカウントする計数手段と、あらかじめある決ま
った回数を記憶させておく回数記憶手段と、前記計数手
段が計数した照合結果の誤りの回数と前記回数記憶手段
が記憶している回数とを比較して比較結果を出力する回
数比較手段と、前記比較結果により前記計数手段が計数
した照合結果の誤りの回数が前記回数記憶手段が記憶し
ている回数に達したことを告知する告知手段とを設ける
ことにより、計数手段が照合結果の誤りの回数を積算し
てカウントし、比較手段が上記した積算カウントの回数
とあらかじめ回数記憶手段に記憶させであるメンテナン
ス必要回数とを比較して、メンテナンス必要回数になれ
ば、告知手段によりメンテナンスが必要であることを知
らせることにより、消磁後の磁気ヘッドの帯磁量の増加
、また、磁気ヘッドや押圧ローラへのゴミの付着による
情報の誤記録、誤再生、あるいは、カードの損傷を防ぐ
ことが可能となる。

また、本発明の磁気カード対応自動販売機は、磁気カー
ド記録再生装置がメンテナンス必要時期になれば販売中
止手段により商品の販売を中止することにより、磁気カ
ード記録再生装置の磁気ヘッドの汚れ等が原因の動作不
良による商品販売不具合を解消することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における磁気カード記録再生
装置のブロック図、第２図は本発明の一実施例における
磁気カード記録再生装置の断面図、第３図は本発明の一
実施例における磁気カード記録再生装置の稼動状況告知
部の動作例を示すフローチャート、第４図は本発明の一
実施例における磁気カード対応自動販売機のブロック図
である。 ４・・・再生手段、８・・・記録手段、１８・・・デー
タ照合手段、１９・・・計数手段、２０・・・回数記憶
手段、２１・・・回数比較手段、２２・・・告知手段、
３１・・・磁気カード記録再生装置、３５・・・販売中
止手段。 代理人の氏名　弁理士　小鍛治　明　ばか２名第２図 第３図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）ライトデータを変調して磁気カードに記録するた
   めの記録データを出力する記録手段と、磁気カードに記
   録されている記録データを復調してリードデータを出力
   する再生手段と、前記記録手段により記録した記録デー
   タを前記再生手段により再生して得られたリードデータ
   とライトデータとを照合して記録データが正しいか誤り
   かの照合結果を出力するデータ照合手段と、照合結果が
   誤りであつた回数をカウントする計数手段と、あらかじ
   めある決まった回数を記憶させておく回数記憶手段と、
   前記計数手段が計数した照合結果の誤りの回数と前記回
   数記憶手段が記憶している回数とを比較して比較結果を
   出力する回数比較手段と、前記比較結果により前記計数
   手段が計数した照合結果の誤りの回数が前記回数記憶手
   段が記憶している回数に達したことを告知する告知手段
   とからなる磁気カード記録再生装置。
2. （２）ライトデータを変調して磁気カードに記録するた
   めの記録データを出力する記録手段と、磁気カードに記
   録されている記録データを復調してリードデータを出力
   する再生手段と、前記記録手段により記録した記録デー
   タを前記再生手段により再生して得られたリードデータ
   とライトデータとを照合して記録データが正しいか誤り
   かの照合結果を出力するデータ照合手段と、照合結果が
   誤りであった回数をカウントする計数手段と、あらかじ
   めある決まった回数を記憶させておく回数記憶手段と、
   前記計数手段が計数した照合結果の誤りの回数と前記回
   数記憶手段が記憶している回数とを比較して比較結果を
   出力する回数比較手段と、前記比較結果により前記計数
   手段が計数した照合結果の誤りの回数が前記回数記憶手
   段が記憶している回数に達したことを告知する告知手段
   と、前記比較結果により前記計数手段が計数した照合結
   果の誤りの回数が前記回数記憶手段が記憶している回数
   になれば商品の販売を中止させる販売中止手段を有する
   磁気カード対応自動販売機。