JPH04161260A

JPH04161260A - 車両用空気清浄システム

Info

Publication number: JPH04161260A
Application number: JP2288784A
Authority: JP
Inventors: Masutoshi Aoyama; 益敏青山
Original assignee: Kansei Corp
Current assignee: Marelli Corp
Priority date: 1990-10-26
Filing date: 1990-10-26
Publication date: 1992-06-04

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野コ本発明は、自動車のリアパーセルシェルフ上に取付は使
用する車両用空気清浄システムに関するものである。

［従来の技術］自動車のリアパーセルシェルフ上に取付けられて、車室
内の空気を清浄化するために使用される自動車用空気清
浄器としては各種構造のものが公知である。

一般的なこの種の自動車用空気清浄器としては、吸気口
と排気口を設けた空気清浄器のケーシング内に集塵フィ
ルタと、脱臭フィルタとからなる清浄化ユニットと、フ
ァンを内装し、そのファンの駆動力で前記吸気口より吸
引された空気を清浄化ユニットを通過せしめて空気を清
浄化し、この清浄化空気を排気口より吐出させて車室内
空気を清浄化しようとするものである。

［発明が解決しようとする課題］ところか、上記自動車用空気清浄器は、その犬ぎさと清
浄能力に限りがあるため、例えば車室内において多量の
喫煙かなされて車室内に多量の煙が源う状態では、その
自動車用空気清浄器で車室内空気の清浄化を完了するま
でに長時間が必要となり空気清浄化の迅速性に欠けるも
のがあった。

また上記自動車用空気清浄器にあっては、その清浄化ユ
ニットを大型化することが困難であるため、多量の汚染
空気を透過することにより短時間（短期間）のうちにそ
の清浄化ユニットの汚染と、清浄能力の衰退が生しるこ
とから、その清浄化ユニットの交換又は洗浄等を頻繁に
行なわなければならないという不具合があった。

［課題を解決するための手段コ本発明は、かかる従来の不具合に着目してなされたもの
で、車室内に多量の煙か漂うときは、車室内に設備した
煙センサからの信号で、自動車の外部に通しる排気口を
開口して、空気清浄器のファンの駆動で、その汚染エア
ーを清浄化ユニットを通すことなくダイレクトで車外へ
排出することができるようにした車両用空気清浄システ
ムを提供するものである。従ってこの車両用空気清浄シ
ステムの採用により車室内の極度の汚染空気を即座に車
外へ排出して車室内空気の入れ替を迅速化することがで
きると共に、清浄化ユニットの能力維持を長期化を計る
ことができる。

［実　施　例コ以下に本発明を図面に示す実施例に基いて詳細に説明す
る。

１は自動車のリアシートの背もたれ、２はこの背もたれ
の後部に設けられているリアパーセルシェルフ、３はリ
アウィンドガラスを示し、そのリアパーセルシェルフ２
には、リアウィンドガラスに接近配置される多数の通気
口４と、中央部の排気口５が穿設されている。これら通
気口４と排気口５は、車体のトランクルーム６内に配設
されかつ車外に通じる排気管７に連通されている。８は
後部バンパーを示す。９は上記リアパーセルシェルフ２
上に設備される空気清浄器であって、この空気清浄器９
は第３図に示す構造となっている。すなわち、１０は偏
平に形成されている空気清浄器ケーシングであって、こ
のケーシング１０の上面には、吸気口１１と吐出口１２
の夫々が形成されている。

１３はケーシング１０内に設けられている内枠であって
、この内枠１３内の前記吸気口１１近傍にはモータ１４
により回転されるファン１５が内装されている。さらに
内枠１３内の前記吐出口１２近傍には、集塵フィルタと
、脱臭フィルタとを含む清浄ユニット１６が取付けられ
ている。１７は内枠１３及びケーシング１０の底面に穿
設されている排気口であって、この排気口１７には、モ
ータ１８の動作で該排気口１７を開閉する弁１９が回動
可能に軸支されている。そしてこの弁１９による排気口
１７の開放時には、この弁１９によって前記ファン１５
と清浄ユニット１６との間に形成されている通気路２０
が閉塞されるように形成されている。第４図において２
１は車室内の適宜位置に取付けられている煙センサ、２
２は空気清浄器の作動スイッチ、２３はモータ１８の駆
動回路である。

以上が本実施例の構成であるが、次にその作用について
述べると、空気清浄器９の非動作時には、車室内の空気
は、自然対流作用により通気口４より排気され僅かなが
らも車室内空気が外気と入替っている。そこで上記空気
清浄器９をスイッチ２２を閉路して動作させると、その
空気清浄器９の吸気口１１から吸入された汚染エアは、
清浄ユニット１６を通過して清浄化され吐出口から導出
されることが連続してなされ、その結果車室内空気は次
第に清浄化される。この時弁１９は実線で示す位置にあ
って、排気口１７を閉している。そこで車室内て喫煙さ
れ、多量の煙が車室内に充満すると煙センサ２１からの
煙検知信号が出力され、その結果モータ駆動回路２３が
動作してモータ１８か駆動し、弁１９か第１図及び第３
図の鎖線で示す位置に回動し、排気口１７を開放する。

そのためファン１５て吸引された車室内の汚染空気は直
ちに排気口１７、及び排気管７を経て車外へ排出される
ものである。

従って車室内の汚染空気は、車外へ排出され、急速に外
気と入れ替る。そして車室内の煙が排気された後は煙セ
ンサ２１の出力がモータ１８が逆Ｌし、弁１９によって
排気口１７が閉蒸されるため、清浄ユニット１６による
空気の清浄作用が再び働ぎ、車室内の空気清浄が継続的
になされるものである。

［発明の効果］以上のように本発明は、ケーシング内にファン１５、清
浄化ユニット１６を内装し、上記ケーシングにおけるフ
ァン１５と清浄化ユニット１６との間に車室外排気路７
に通しる排気口１７を形成しさらにこの排気口１７を開
閉するための弁１９及びこの弁１９を動作させる駆動手
段１８を設けてなる空気清浄器９と、車室内空気の汚染
度を検圧する空気汚染度積土センサ２１とを有し、該セ
ンサ２１による空気イチ染度を検出したとき、前記駆動
手段１８によって弁１９を開放して車室内空気を排気路
７を経て車外へ排出する車両用空気清浄システムである
から、これによれば、車室内の極度のＱ”ｓ染空気を即
座に車外へ排出して車室内空気の入れ替を迅速化するこ
とかできると共に、清浄化ユニットの能力維持を長期化
を計ることができるという効果か得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明よりなる空気清浄システムを設備する
車体リア部の実施例を示した側面説明図、第２図はその
平面説明図、第３図は空気清浄器の構造説明図、第４図
は制御回路説明図である。１・・・背もたれ２・・・リアパーセルシェルフ３・・・リアウィンドカラス４・・・通気口　　　　　５・・・排気口６・・・トラ
ンクルーム７・・・ｔＪＦ　気管８・・・バンパー９・・・空気清
浄器１０・・・空気清浄器ケーシング１１・・・吸気口　　　　１２・・・吐出口１３・・・
内枠　　　　　１４・・・モータ１５・・・ファン　　
　　１６・・・清浄ユニット１７・・・排気口　　　　
１８・・・モータ１９・・・弁　　　　　　２０・・・
通気路２１・・・煙センサ２２・・・作動スイッチ２３・・・モータ駆動回路「コＨ−？ｊ

Claims

【特許請求の範囲】

１　ケーシング内にファン（１５）、清浄化ユニット（
１６）を内装し、上記ケーシングにおけるファン（１５
）と清浄化ユニット（１６）との間に車室外排気路（７
）に通じる排気口（１７）を形成しさらにこの排気口（
１７）を開閉するための弁（１９）及びこの弁（１９）
を動作させる駆動手段（１８）を設けてなる空気清浄器
（９）と、車室内空気の汚染度を検出する空気汚染度検
出センサ（２１）とを有し、該センサ（２１）による空
気汚染度を検出したとき、前記駆動手段（１８）によつ
て弁（１９）を開放して車室内空気を排気路（７）を経
て車外へ排出することを特徴とする車両用空気清浄シス
テム。