JPH04161040A - 小型モータにおけるコミテータ・タングと回転子巻線との接続方法 - Google Patents

小型モータにおけるコミテータ・タングと回転子巻線との接続方法

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JPH04161040A
JPH04161040A JP28459590A JP28459590A JPH04161040A JP H04161040 A JPH04161040 A JP H04161040A JP 28459590 A JP28459590 A JP 28459590A JP 28459590 A JP28459590 A JP 28459590A JP H04161040 A JPH04161040 A JP H04161040A
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JP
Japan
Prior art keywords
commutator
rotor winding
tongue
flange
projection
Prior art date
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Pending
Application number
JP28459590A
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English (en)
Inventor
Eiichi Sakuma
佐久間 栄一
Yoichi Koyano
小谷野 洋一
Katsumi Yamada
克己 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mabuchi Motor Co Ltd
Original Assignee
Mabuchi Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、小型モータにおいて、コミテータ・タングと
回転子巻線との接続部に環境による温度変化が与えられ
た際に起きる断線を防止することのできるようにした小
型モータにおけるコミテータ・タングと回転子巻線との
接続方法に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図(イ)および(ロ)は、従来例における小型モー
タのロータ説明図である。第3図(イ)および(ロ)に
おいて、ロータ12は、積層されたコア13が回転軸1
4により固定されている。
′iJ、3r;8(イ)図示のロータ12においては、
回転子巻線か省略されている。また、回転子巻線に電流
を供給する整流子部15の側面図か第3図(ロ)に示さ
れている。図において、コミモータ・タング5か見えて
いる。
次に、前記整流子部15におけるコミモータ・タング5
と回転子巻線7との接続方法について説明する。第4図
(イ)ないしくハ)は従来例におけるコミモータ・タン
グと回転子巻線との接続方法説明図である。
第4図(イ)において、整流子保持部lは、熱可塑性樹
脂部材から構成された円筒部1′からなり、その一端部
に大径の鍔部2か形成されている。
整流子片4は、上記円筒部1′に沿って配置できる形状
にすると共に、その一端部か上部に向かって曲げられて
いる。そして、この曲げられた部分は、コミモータ・タ
ング5てあり、当該コミモータ・タング5には、回転子
巻線7を接続するための湾曲部5′か形成されている。
このような整流子片4か複数個整流子保持部1の円筒部
1′と鍔部2とに沿って載置される。その後、ワッシャ
6が整流子片4の上から嵌合される。このようにし、て
、整流子片4は、整流子保持部1とワッシャ6との間に
固定される。
回転子巻線7は、コミモータ・タング5の湾曲部5′に
巻かれ、たとえば、抵抗溶接により両者は、電気的に接
続される。すなわち、図示されていない抵抗溶接機から
供給される電流は、抵抗溶接機用電極8、整流子片4、
コミモータ・タング5の湾曲部5′ (回転子巻線7)
および抵抗溶接機用電極9の順に電流経路lOを流れる
。また、コミモータ・タング5の湾曲部5′と回転子巻
線7とは、抵抗溶接機用電極9によって加圧される。
前記電流は、湾曲部5′と回転子巻線7との接触抵抗に
よりジュール熱を発生し、この熱により両者を軟化させ
ると同時に、前記抵抗溶接機用電極9の加圧により両者
は接続される。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、熱可塑性樹脂からなる整流子保持部1に形成さ
れた鍔部2は、前記抵抗溶接の際に発生するコミモータ
・タング5の熱と加圧とにより溶融する。そして、コミ
モータ・タング5は、第4図(ロ)図示の状態から第4
図()1)図示のごとく変形する。すなわち、抵抗溶接
機用電極9の加圧により一部溶融された上記鍔部2の樹
脂は、コミモータ・タング5の両側に盛り上かり、コミ
モータ・タング5を上記鍔部2の中に沈み込ませると共
に、回転子巻線7を包み込んで、第4図(ハ)図示のご
とく包み込み部+1が形成される。
このような状態になっている小型モータが使用されると
、可塑性樹脂からなる鍔部2と金属製整流子片4との熱
膨張率および吸水率に相違かあるため、当該接続部は、
環境の変化に伴い膨張と収縮とを繰り返す。すなわち、
回転子巻線7は、環境の変化に伴い折曲げ運動を繰り返
す。当該折曲げ運動が起きると、回転子巻線7は、疲労
して断線する。前約j蚤が’0.1..n→′A千泊場
会(二重C・易し\。
特に、モータの小型化が進み、回転子巻線に極細線を使
用する場合の信頼性に問題かあった。
本発祖は、以上のような問題を解決するためのもので、
コミモータ・タングと回転子巻線との接続において発生
した熱により溶融した樹脂か回転子巻線を包み込まない
ようにした小型モータにおけるコミモータ・タンクと回
転子巻線との接続方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、本発明の小型モータにおけ
るコミモータ・タングと回転子巻線との接続方法は、熱
可塑性絶縁部材からなる円筒状整流子保持部に突出部を
形成した鍔部を設け、上記円筒状整流子保持部と当該鍔
部とに沿って整流子片を配置すると共に、整流子片のコ
ミモータ・タングを前記突出部に載置した後、抵抗溶接
機用電極によって回転子巻線とコミモータ・タングとに
電流を供給すると共にコミモータ・タングを加圧し、当
該電流によって発生した熱と抵抗溶接機用電極の加圧に
より前記コミモータ・タングと回転子巻線とを溶着する
ようにする。
〔作  用〕
整流子保持部の鍔部に形成された突出部上に載置された
コミモータ・タンクの湾曲部には、抵抗溶接機用電極に
より電流か供給されると共に、下方向に押圧する力か働
く。この電流の供給による熱と押圧力とにより回転子巻
線と前記湾曲部とは溶接される。
上記突出部の大きさか、上記コミモータ・タングの湾曲
部より小さく形成されていれば、回転子巻線は、突出部
の溶融による樹脂によって包み込まれない。また、コミ
モータ・タングの湾曲部か鍔部2に沈むこともない。
したかって、環境の変化による回転子巻線を折曲げる運
動が起きないので、この部分からの断線はなくなり、信
頼性の高い小型モータにおけるコミモータ・タンクと回
転子巻線との接続方法が得られる。
〔実 施 例〕
第1図(イ)および(ロ)は本発明における小型モータ
の整流子細説明図、第2図(イ)および(ロ)は本発明
におけるコミモータ・タンクと回転子巻線との接続方法
説明図である。
第1図および第2図において、第4図図示の従来例と同
じ部分には同し符号か付けられており、その説明は省略
する。本発明と第4図図示の従来例との相違は、整流子
保持部1の一端に設・けられている鍔部2の上部に突出
部3か形成されている点にある。すなわち、第1図(イ
)および(ロ)図示のごとく、コミモータ・タング5は
、突出部3の上に載置されている。そして、当該突出部
3は、コミモータ・タング5の湾曲部5′より幅を狭ま
く形成される。
このような構成の整流子片4に、従来例と同様に図示さ
れていない抵抗溶接機から電流か供給され、第1図(イ
)図示の点線のごとき電流経路10を通って流れる。こ
れと同時に抵抗溶接機用電極9には、下方向に押圧する
ような力が働いて、コミモータ・タング5の湾曲部5′
は押圧される。
上記湾曲部5′と回転子巻線7とに上記電流が供給され
ると、当該電流によるジュール熱は、両者を軟化すると
共に、前記押圧力で両者が溶接される。
さらに、この溶接の際に発生する熱と押圧力とは、熱可
塑性樹脂からなる鍔部2に形成された突出部3を溶融す
ることが生じるが、当該溶融した部分は鍔部2の上部に
流出する。
突出部3が溶融して鍔部2に流出しても、当該流出した
突出部3の樹脂によって、回転子巻線7を包み込むこと
はない。
したがって、環境の変化による回転子巻線7を折曲げる
運動が起きないので、この部分からの断線はなくなり、
信頼性の高い小型モータにおけるコミモータ・タングと
回転子巻線との接続方法が得られる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、コミモータ・タンクの湾曲部を載置す
る鍔部に突出部を形成し、上記湾曲部と回転子巻線との
溶接時に発生する熱で上記突出部を溶融することか生じ
るが、当該溶融した樹脂か鍔部上に流出するので、回転
子巻線を包み込むことかない。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)および(ロ)は本発明における小型モータ
の整流子細説明図、第2図(イ)および(ロ)は本発明
におけるコミモータ・タングと回転子巻線との接続方法
説明図、第3図(イ)および(ロ)は従来例における小
型モータのロータ説明図、第4図(イ)ないしくハ)は
従来例におけるコミモータ・タンクと回転子巻線との接
続方法説明図である。 1・・・整流子保持部 1′ ・・円筒部 2・・・鍔部 3・・・突出部 4・・・整流子片 5・・・コミモータ・タンク 5′ ・・湾曲部 6・・・ワッシャ 7・・・回転子巻線 8・・・抵抗溶接機用電極 9・・・抵抗溶接機用電極 10・・・電流経路 特許出願人  マブチモーター株式会社代理人弁理士 
森 1) 寛 (外2名)オー先湾月hトけうコミラー
タ・タニグヒ日壕入無tq*和麩カシ九t8曖[カ苑2
図 (ロ) イ廷jし□□□11部けるzl!yモーグのD−タ説明
図第3図 小01列12お1するコミモータ・り)ゲi回転呪膨舌
梨ヒめ疼すヒ方法か月図第4図 手続補正書(方創 平成 3年 2月21日 2、発明の名称 小型モータにおけるコミモータ・タングと回転子巻線と
の接続方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 千葉県松戸市松飛台430番地 名称 マブチモーター株式会社 代表者 馬 渕 隆− 4、代理人 住所 東京都荒川区西日暮里4丁目17番1号発送日 
平成 3年 2月12日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 永久磁石界磁と整流子によって電流が供給される回転子
    巻線を備えた回転子とからなる小型モータにおけるコミ
    テータ・タングと回転子巻線との接続方法において、 熱可塑性絶縁部材からなる円筒状整流子保持部に突出部
    を形成した鍔部を設け、 上記円筒状整流子保持部と当該鍔部とに沿って整流子片
    を配置すると共に、整流子片のコミテータ・タングを前
    記突出部に載置した後、 抵抗溶接機用電極によって回転子巻線とコミテータ・タ
    ングとに電流を供給すると共にコミテータ・タングを加
    圧し、 当該電流によって発生した熱と抵抗溶接機用電極の加圧
    により前記コミテータ・タングと回転子巻線とを溶着し
    たことを特徴とする小型モータにおけるコミテータ・タ
    ングと回転子巻線との接続方法。
JP28459590A 1990-10-23 1990-10-23 小型モータにおけるコミテータ・タングと回転子巻線との接続方法 Pending JPH04161040A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994009550A1 (en) * 1992-10-08 1994-04-28 Mitsuba Electric Manufacturing Co., Ltd. Method for welding motor commutator

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994009550A1 (en) * 1992-10-08 1994-04-28 Mitsuba Electric Manufacturing Co., Ltd. Method for welding motor commutator
US5447268A (en) * 1992-10-08 1995-09-05 Mitsuba Electric Manufacturing Co., Ltd. Method of fusing commutator risers to armature coil in electric motor

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